JPH0686050A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0686050A
JPH0686050A JP4235496A JP23549692A JPH0686050A JP H0686050 A JPH0686050 A JP H0686050A JP 4235496 A JP4235496 A JP 4235496A JP 23549692 A JP23549692 A JP 23549692A JP H0686050 A JPH0686050 A JP H0686050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
size
byte
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4235496A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyoshi Hattori
晴義 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4235496A priority Critical patent/JPH0686050A/ja
Publication of JPH0686050A publication Critical patent/JPH0686050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写倍率を自動的に設定すると共に、必要に
応じて画像を回転する。 【構成】 原稿サイズ情報と、用紙サイズ及び給紙状態
情報が形成され、これらの情報に基づいて複写倍率が自
動的に設定され、画素データで表わされ画像回転が必要
か否かの判断がなされる。もし画像の回転が必要と判断
された場合には、ページメモリ91の第1メモリ領域9
1aに格納されている画素データが、アドレス変換によ
り画像回転された状態で第2メモリ領域91bに格納さ
れ、該画素データが読出されてコピー用紙に画像として
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置、例えばデ
ジタル複写機、ページプリンタ等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えば、デジタル複写装
置では、一般的に原稿画像をCCDイメージセンサによ
り読み取り、読み取られた画像をA/D変換して画素デ
ータを形成し、そして、該画素データに各種補正を施し
てメモリに記憶している。そして必要に応じてメモリ内
に記憶されている画素データを順次読出して記録部へ供
給し、複写画像を出力している。
【0003】従来の複写装置の一構成例を図26を参照
して説明する。画像入力部140は図示せぬもCCDセ
ンサ、A/D変換部等を含む構成とされており、原稿画
像を画像データに変換し、該画像データをメモリ141
に記憶させる。
【0004】画像処理部142は、画像入力部140に
より入力された画像データを所望の画像データに変換処
理し、該所望の画像データを圧縮した状態でメモリ14
1に保持させる。画像出力部143は、圧縮状態でメモ
リ141に記憶されている画像データを復元してレーザ
等から構成された電子写真プロセス装置144へ出力す
る。
【0005】電子写真プロセス装置144は、コピー用
紙が収納されているコピー用紙供給部145からコピー
用紙を取り入れて画像データを転写し、画像データが転
写されたコピー用紙を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなデジタ
ル複写機の或る種のものでは、画像をコピー用紙上に形
成して出力する際にコピー用紙上での画像記録方向が指
定された場合は、特開昭64−77546号公報に開示
されるように、メモリの画像データが通常とは異なる順
序で読出されて指定された記録方向に画像が形成されて
出力される。
【0007】この場合のメモリからの読出しを、例え
ば、図27〜図31を用いて説明する。図27はオリジ
ナルの原稿画像であり、図31はメモリに保持されてい
る全体画像データの状態を表わしたものであり、この全
体画像データはメモリ内にラインの順序で記憶され文字
を表示するための要素画像データから構成されているも
のである。そして、図28はメモリ内で要素画像データ
を右方向へ90度回転させた状態である。図29は、メ
モリ内で要素画像データを180度上下反転させた状態
であり、図30はメモリ内で要素画像データを左方向へ
90度回転させた状態である。
【0008】図27に示される要素画素データを、例え
ば、図28に示されるように時計方向へ90度回転させ
る場合、図31に示されるメモリのa,b,……,eラ
インのそれぞれから<<な、た、さ、か、あ、に、ち、
し、き、い、……>>の順序で要素画像データが読出され
記録部へ供給される。
【0009】図27に示される要素画素データを、例え
ば、図29に示されるように上下に180度回転させる
場合、図30に示されるように反時計方向に90度回転
させる場合には、図31に示されるメモリのa,b,…
…,eラインのそれぞれから所定の順序で画像データが
読出され記録部へ供給される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
複写装置において、ユーザが必要に応じて画像の回転な
どの指示をするような仕様では、操作作業の繁雑さから
操作ミスを起す可能性があり、複写作業能率の低下につ
ながるという問題点があった。また画像記録枚数が複数
枚(N)設定されている場合は、この読出し制御動作を
N回繰り返さなければならないという問題点があった。
このように画像データを読出す場合の制御が毎回必要で
あり、制御部の動作が複雑になるという問題点があっ
た。
【0011】一方、最近の複写機では、原稿画像をユー
ザ所望の大きさの用紙にコピーする変倍機能を備えてい
るものがある。複写装置に設けられている用紙搬送装置
では、一般的にA3及びB4の用紙が横長の状態で搬送
され、A4及びB5の用紙が縦長の状態で搬送される。
従って、A3・B4サイズの原稿をA4・B5の用紙に
縮小コピーする場合には、A4・B5の用紙を複写機の
給紙装置に横長の状態にセットしなければならないこと
になる。
【0012】しかし通常はA4・B5の用紙は給紙カセ
ットに縦長の状態でセットされている。そのためにA3
・B4サイズの原稿をA4・B5の用紙に縮小コピーす
るような場合には、A4・B5のコピー用紙が横長にセ
ットされているカセットをユーザ自身が給紙装置に装着
し直さなければならないという問題点があった。これは
操作性が悪くなるばかりでなく、カセットが増えること
となり収容スペースまで必要になるという問題点があっ
た。また場合によっては原稿のセット方向を縦横変更し
なければならないことも生ずるという問題点があった。
【0013】そこで特開昭56−59245号公報に
は、ユーザがカセットの抜き差しを行わなくても給紙方
向を変更できる技術が提案されている。上記公報によれ
ば、用紙収容部を等倍・変倍に応じて搬送方向を90度
自動的に変更できる構成が開示されている。しかしこの
場合も搬送方向変更手段の機構が必要となり装置の大型
化ならびにコストアップにつながるという問題点があっ
た。
【0014】本発明は、前記問題点を解消すべくなされ
たものであって、本発明の課題は、原稿サイズ情報と、
用紙のサイズ及び給紙状態情報等に基づいて、複写倍率
を設定すると共に、必要に応じてメモリに保持されてい
る画像データで構成される画像を回転し得る画像形成装
置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、原稿の画像を、画像支持体上に形成する画像
形成装置において、原稿の画像を画素データに変換する
手段と、原稿のサイズを検出し原稿サイズ情報を形成す
る手段と、画像支持体上のサイズ及び給紙方向を検出し
画像支持体サイズ及び給紙状態情報を形成する手段と、
原稿サイズ情報と、画像支持体サイズ及び給紙状態情報
に基づいて、複写倍率を設定する手段と、画素データを
格納する領域が複数設定されてなる記憶手段と、原稿サ
イズ情報と、画像支持体サイズ及び給紙状態情報に基づ
いて、記憶手段の一の領域に保持されている画素データ
のアドレスを変換する手段とからなる構成としている。
【0016】
【作用】原稿のサイズが検出され原稿サイズ情報が形成
される。これと共に、画像支持体のサイズ及び給紙状態
情報が形成される。上述の原稿サイズ情報と、画像支持
体のサイズ及び給紙状態情報に基づいて、画像支持体上
に形成する画像を、原稿の画像に対して所定の角度回転
させることが必要か否か判断される。
【0017】一方、原稿の画像が画素データに変換さ
れ、記憶手段の第1の領域に書込まれる。この後、画像
支持体上に形成する画像を、原稿の画像に対して所定の
角度回転させることが必要であると判断されている場合
には、記憶手段の第1の領域の画素データが、変換され
て第2の領域における対応するアドレスに書込まれる。
これによって、画素データのアドレスの変換が実行さ
れ、画像データによって構成される画像の回転がなされ
る。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図1〜
図25を参照して説明する。尚、図1〜図20には第1
実施例が示され、図21〜図25には第2実施例が示さ
れている。また、この実施例では、画像形成装置とし
て、ディジタル複写機を例に説明している。
【0019】図1は本発明に係る画像形成装置の一例と
してのディジタル複写機の全体構成を示す断面図であ
る。図1の構成に於いて、ディジタル複写機30は、ス
キャナ部31と、レーザープリンタ部32と、多段給紙
ユニット33及びソータ34から構成されている。
【0020】スキャナ部31は、透明ガラスから成る原
稿載置台35と、両面対応自動原稿送り装置(以下、R
DFと称する)36及びスキャナユニット40から構成
されている。レーザプリンタ部32は手差し原稿トレイ
45と、レーザ書き込みユニット46及び画像を形成す
るための電子写真プロセス部47から構成されている。
【0021】多段給紙ユニット33は、第1カセット5
1と、第2カセット52と、第3カセット53、選択に
より追加可能な第4カセット55とを有している。多段
給紙ユニット33では、各段のカセットに収容されてい
る用紙が選択されて1枚ずつ送り出され、レーザプリン
タ部32へ向けて搬送される。また、多段給紙ユニット
33は共通搬送路56、搬送路59を含んでおり、共通
搬送路56は第1カセット51、第2カセット52、第
3カセット53からの用紙を電子写真プロセス部47に
向かって搬送するように構成されている。共通搬送路5
6は電子写真プロセス部47に向かう途中で第4カセッ
ト55からの搬送路59と合流して搬送路60に通じて
いる。
【0022】スキャナ部31のRDF36は、複数枚の
原稿を一度にセットしておき、自動的に原稿を1枚ずつ
スキャナユニット40へ供給して、オペレータの選択に
応じて原稿の片面又は両面をスキャナユニット40に読
み取らせるように構成されている。
【0023】スキャナ部31のスキャナユニット40は
原稿を露光するランプリフレクタアセンブリ41と、原
稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)42に導く
ための複数の反射ミラー43と、原稿からの反射光像を
CCD42に結像させるためのレンズ44からなる。
【0024】レーザプリンタ部32のレーザ書き込みユ
ニット46は、上述の画像処理部のメモリからの画像デ
ータに応じたレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ
光を等角速度偏向させポリゴンミラー、等角速度偏向さ
れたレーザ光が電子写真プロセス部47の感光体ドラム
48上で等速度偏向されるように補正するf−θレンズ
などからなる。
【0025】レーザプリンタ部32の電子写真プロセス
部47は、周知の態様に従い、感光体ドラム48と、該
感光体ドラム48の周囲に設けられている帯電器、現像
器、転写器、剥離器、クリーニング器、除電器及び、定
着器49等から構成されている。
【0026】定着器49より画像が形成されるべき用紙
の搬送方向下流側には搬送路50が設けられており、該
搬送路50はソータ34へ通じている搬送路57と多段
給紙ユニット33へ通じている搬送路58とに分岐せし
められている。
【0027】搬送路58は多段給紙ユニット33におい
て分岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路50
a及び両面/合成搬送路50bが設けられている。反転
搬送路50aは原稿の両面を複写する両面複写モードに
おいて、用紙の裏表を反転するための搬送路である。両
面/合成搬送路50bは、両面複写モードにおいて反転
搬送路50aから感光体ドラム48の画像形成位置まで
用紙を搬送したり、片面合成複写モードにおいて用紙を
反転することなく感光体ドラム48の画像形成位置まで
搬送するための搬送路である。尚、片面合成複写モード
は、用紙の片面に異なる原稿の画像や異なる色のトナー
で画像を形成する合成複写を行うモードである。
【0028】搬送路60は両面/合成搬送路50b及び
手差し原稿トレイ45からの搬送路61と合流点62で
合流して電子写真プロセス部47の感光体ドラム48と
転写器との間の画像形成位置へ通じるように構成されて
おり、これら3つの搬送路の合流点62は画像形成位置
に近い位置に設けられている。
【0029】次いで、ディジタル複写機の全体的な動作
について説明する。スキャナ部31では、原稿載置台3
5に載置された原稿を走査する場合、原稿載置台35の
下面に沿ってスキャナユニット40が移動することによ
り原稿画像の読取りがなされ、RDF36を使用する場
合、RDF36の下方の所定位置にスキャナユニット4
0を停止させた状態で原稿を搬送することにより原稿画
像の読取りがなされる。
【0030】原稿画像をスキャナユニット40で読取る
ことにより得られた画像データは、後述する画像処理部
へ送られ各種処理が施された後、画像処理部のメモリに
一旦記憶された後、出力指示に応じてメモリから読出さ
れる。
【0031】レーザ書き込みユニット46では、上述の
メモリから読出された画像データに基づいて、レーザ光
線を走査させることにより感光体ドラム48の表面上に
静電潜像が形成され、トナーにより可視像化されたトナ
ー像が多段給紙ユニット33から搬送された用紙上に静
電転写され定着される。このようにして画像が形成され
た用紙は定着器49から搬送路50及び57を介してソ
ータ34へ送られたり、搬送路50、58を介して反転
搬送路50aへ搬送される。
【0032】次いで、図2を参照して、ディジタル複写
機30に設けられている制御部65について説明する。
制御部65は、CPU66と、RAM67と、ROM6
8と、I/O69等から構成されており、CPU66
は、RAM67、ROM68、I/O69等とバスによ
り接続されている。また、後述する用紙サイズ及び給紙
方向検出装置、原稿サイズ検出装置、プリントスイッチ
等から供給される信号がI/O69を介してCPU66
に供給される。
【0033】次いで、図3〜図7を参照して原稿サイズ
検出装置について説明する。原稿サイズを検出する手段
としては、図4及び図5に示すように、複写装置1上に
設けられている原稿載置面2の一方側にフォトダイオー
ド3〜6、原稿載置面2の他方側に発光ダイオード7〜
10をそれぞれ対向配置して4つの検知機構11−14
が構成されている。
【0034】検知機構11〜14は、B5版、A4版、
B4版、A3版といった原稿サイズに対応する位置に配
備されている。原稿載置面2上に載置された原稿24に
より、検知機構の発光ダイオード7〜10からフォトダ
イオード3〜6に出力される光が遮断され、これによっ
て各検知機構11〜14の出力状態が決定される。
【0035】検知機構11〜14の出力状態により原稿
24の有無が検知され原稿サイズが認識される。例えば
図7に示されるフォトダイオード3〜6の出力状態の組
合わせにより原稿サイズを認識することができる。尚、
図7中“ON”とは光が入射された状態を示し、“OF
F”とは光が原稿にて遮断された状態を示す。
【0036】また、フォトダイオード3〜6とは別に外
部光、特に外乱光を測定するためのセンサ15が、フォ
トダイオード3〜6と同様の条件となるように同位置に
配置される。このセンサ15は、例えば、原稿24にて
遮光されない位置に配置されている。このセンサ15と
しては、フォトダイオード3〜6と同様の条件で光を受
光するように配置すれば好ましいが、複写機を配置する
位置での外部光等の光量を測光できる位置(複写機の適
所)に配置してもよい。つまり、複写機の設置されてい
る位置の照度が高ければ、それだけ外乱光による影響を
受けやすいことから、配置位置での光量を測光すること
でも良い。
【0037】センサ15による外乱光の測光出力は、検
知機構11〜14の各発光ダイオード7〜10を駆動す
る制御回路に供給される。この制御回路は、センサ15
の測光出力に応じて、発光ダイオード7〜10の発光ダ
イオードの発光量を制御すべく、発光ダイオード7〜1
0に流す電流量を制御する。
【0038】以上のことを図3を参照して説明する。図
3には、1組の検知機構11のみが示されているが、同
様の回路構成のものが検知機構12,13,14に対応
して設けられている。
【0039】発光ダイオード7は、アノード端子がIC
ドライバ16及び抵抗R1,R2,R3,R4を介して
電源(+24V)に接続され、カソード端子がスイッチ
ングトランジスタ17を介して接地されている。ICド
ライバ16は、アナログスイッチ18と共に作動するも
ので、選択された抵抗R1〜R4の内1つを発光ダイオ
ード7のアノード端子に接続する。アナログスイッチ1
8は複写装置の複写制御を行うメインCPU19からの
ディジタル信号をデコードし抵抗R1〜R4の一つを選
択し、ICドライバ16を介して抵抗の一つを発光ダイ
オード7に接続する。抵抗R1〜R4は、R1>R2>
R3>R4の大小関係を満たすように設定されている。
【0040】CPU19は、発光ダイオード7を適宜の
タイミングで発光駆動させるために、駆動信号をスイッ
チングトランジスタ17のベース端子に供給する。また
CPU19は、発光ダイオード7〜10と対をなすフォ
トダイオード3〜6からの出力信号を入力することで、
原稿の有無を認識する。即ち、図7に示されるように、
フォトダイオード3〜6の出力信号の組合わせによっ
て、原稿の有無を認識すると共に、原稿サイズを判別す
る。
【0041】フォトダイオード3は、アノード端子が出
力抵抗R5を介して接地され、カソード端子が電源(+
5V)に接続されている。出力抵抗R5に生ずる電圧
は、微分回路20を介して増幅器21に供給され、更に
増幅器21の出力がCPU19に供給される。
【0042】つまり、発光ダイオード7が駆動され、こ
の発光ダイオード7からの光がフォトダイオードに受光
されると、抵抗R5を流れる電流が多くなり、抵抗R5
両端間の電圧が高くなる。これによって、その電圧が増
幅器21を介してCPU19にON信号として供給され
る。これにより、原稿にて発光ダイオード7からの光が
遮光されなかったものとして、原稿の「無」を検知す
る。原稿の「有」の場合には、上述と逆の作用となる。
【0043】一方、外乱光の測光用のセンサ15、例え
ばフォトダイオードは、アノードが出力抵抗R6を介し
て接地され、カソードが電源(+5V)に接続されてい
る。出力抵抗R6からの出力電圧は、増幅器22を介し
て、信号VA/D としてCPU19に供給される。
【0044】よって、CPU19は、増幅器22からの
出力電圧VA/D に応じて、発光ダイオード7に流れる電
流量を制御するための信号を、アナログスイッチ18に
供給する。特にCPU19は、上記出力VA/D の値と予
め設定された基準電圧V1,V2,V3,(V1<V2
<V3)との比較を行い、抵抗R1〜R4の一つを選択
するための信号を、アナログスイッチ18に出力する。
【0045】図6は外乱光の測光量に応じて発光ダイオ
ード7の電流量制御を行うための制御フローを示すもの
である。制御フローを実行するに先立ち、原稿載置台2
に載置された原稿の有無状態を検知すべく、まず外乱光
による光量検出が行われる。つまり、外乱光による光量
はセンサ15により測光され、出力電圧VA/D としてC
PU19に供給される。
【0046】ステップS1では、出力電圧VA/D と基準
電圧V1との比較が行なわれ、VA/D が小さければ(外
乱光が少ない場合)、ステップS2にて抵抗R1を選択
するための信号がアナログスイッチ18に出力され、ま
た、VA/D の基準電圧V1より大きければ(外乱光が多
い場合)、ステップS3にて基準電圧V2との比較がな
される。
【0047】ステップS3で出力電圧VA/D と基準電圧
V2の比較が行なわれ、VA/D がV2より小さければス
テップS4にて抵抗R2が選択され、また、VA/D がV
2より大きければ、ステップS5にて基準電圧V3との
比較が行われる。ステップS5における比較の結果が、
VA/D <V3であれば、ステップS6にて抵抗R3が選
択され、VA/D >V3であれば、ステップS7にて抵抗
R4が選択される。
【0048】抵抗R1〜R4は、R1>R2>R3>R
4の関係にあるため、外乱光の光量に応じて発光ダイオ
ード7の発光量が制御される。即ち、外乱光が多けれ
ば、発光ダイオード7の発光量を上げるべく、抵抗R1
〜R4の内、小さい値の抵抗が選択され、外乱光が少な
ければ発光ダイオード7の発光量を小さくすべく、抵抗
R1〜R4の内、大きい値の抵抗が選択されることにな
る。
【0049】上述の様にして、抵抗R1〜R4の一つが
選択されると、そのための選択信号がCPU19より出
力され、ICドライバ16は選択された1つの抵抗を発
光ダイオード7に接続する。そして、原稿の有無を検知
するために、CPU19が発光ダイオード7を発光させ
るタイミング信号をトランジスタ17に出力する。
【0050】つまり、原稿のサイズ検知を行うため指令
に従って、CPU19よりトランジスタ17をONする
ための信号が出力される。よって、発光ダイオード7
は、接続された抵抗の値に応じて電流量が制御され、発
光量が制御される。
【0051】ここで、発光ダイオード7を発光せさるタ
イミング(原稿検知のタイミング)は、図4において、
原稿カバー25が閉じられる途中、つまり複写動作開始
前に行うようにする。一例として、原稿載置後に、原稿
カバー25が閉じられる途中、例えば開放角が30°に
傾倒した位置で発光させるようにすればよい。
【0052】そのため、原稿検知のための開始スイッチ
26を設け、このスイッチ26を作動させるように原稿
カバー25のヒンジ部付近に作動片27を設ける。従っ
て、原稿カバー25が約30°に傾倒する時、この開始
スイッチ26の出力をCPU19に入力することで、こ
れに応答して発光ダイオード7を発光させるための信号
をトランジスタ17に出力する。
【0053】次いで、用紙サイズ及び給紙状態検出装置
について説明する。この一実施例の用紙サイズ及び給紙
状態検出装置は、第1〜第3カセット51〜53の側面
に形成されている爪の数及び位置の組合わせによって、
用紙サイズ及び給紙状態を検出するものである。
【0054】すなわち、図1に示される第1〜第3カセ
ット51〜53には、所定サイズのコピー用紙が所定の
給紙状態に夫々、セットされており、この所定サイズ、
所定の給紙状態が、カセットの側面に形成されている爪
の数、位置の組合わせによって表わされる。この爪の数
及び位置は、ディジタル複写機30側に設けられている
検出手段で検出されると共に、デコードされてCPU6
6に供給される。
【0055】CPU66では、デコードの結果に基づい
て、用紙サイズ及び給紙状態に関する情報を保持する。
【0056】次いで、図8〜図13を参照して、コピー
スイッチ装置について説明する。図8に、ディジタル複
写機30の操作パネル75の外観を示す。この操作パネ
ル75の略中央には、透明タッチパネルを備えたコマン
ド、データ等の入力機能を有する表示部76と、複写動
作の開始を指示するコピーボタン77a、ディジタル複
写機30を標準状態に戻すクリアキー77b、連続コピ
ーの途中で別の原稿を割込みコピーするための割込みキ
ー77cとから構成される。
【0057】図9は、表示部76の拡大図であり、通常
電源オン時などの基本画面が表示されている状態であ
る。表示部76の上部分には左から(倍率)・(用紙サ
イズ)・(コピー濃度)・(コピー枚数)の表示エリア
78a〜78dが設定されている。倍率キー78aを押
すと図10の画面、用紙サイズキー78bを押すと図1
1の画面、コピー濃度キー78cを押すと図12の画
面、コピー枚数キー78dを押すと図13の画面にそれ
ぞれ切り換わる。
【0058】図10において、縮小キー79aもしくは
拡大キー79bが押されると固定倍率が選択され、表示
部76の倍率表示エリア78eに選択された固定倍率が
表示される。ズームアップキー79c、ズームダウンキ
ー79dを押すことによって複写倍率を1パーセントき
ざみで任意に設定でき、100%キー79eを押すこと
によって等倍に戻すことができる。そして、倍率自動選
択キー79fを押すことによって原稿の大きさと用紙の
大きさとから複写倍率を自動的に設定できる。
【0059】図11において、表示部76にはディジタ
ル複写機30の第1〜第4カセット51〜53,55に
収納されている用紙のサイズが表示されていて、所望の
サイズの表示キー80a〜80fを押すことによって第
1〜第4カセット51〜53,55のいずれかが選択さ
れ、用紙サイズ等表示エリア78fに選択されているカ
セット、用紙のサイズ、原稿のサイズ、給紙状態等が表
示される。
【0060】図12において、コピーの濃度を任意に調
整するための(うすく)・(こく)の選択キー81a、
81bと、原稿の濃度を判別して適切な濃度を自動的に
設定するモードを選択するための自動濃度モード選択キ
ー81cと、写真などのハーフトーン画像強調用のモー
ドを選択するためのハーフトーン強調モード選択キー8
1dが表示される。図13において、コピー枚数のため
の数字キー82a〜82lが表示され、所望の複写枚数
を入力すると、コピー枚数表示部78hに入力設定され
た複写枚数が表示される。
【0061】次に、ディジタル複写機30にて行なわれ
る画像処理について図14を参照して説明する。画像入
力部85は、CCD部85a、ヒストグラム部85b、
誤差拡散部85cにより構成されている。この画像入力
部85では、原稿データを2値化してヒストグラムを作
成し、メモリに記憶させる。尚、この画像入力部85で
は、画像データ量削減のため2値化しているが、画像デ
ータの劣化を考慮して4値の画像データとしてもよい。
【0062】CCD部85aは、図示せぬもCCD(電
荷結合素子)、A/D変換器及び補正回路等により構成
されている。CCDにて形成されたアナログ信号がA/
D変換された後補正回路にてMTF補正、白黒補正及び
ガンマ補正が施されて、256階調(8ビット)のディ
ジタル画像データとしてヒストグラム部85bに供給さ
れる。
【0063】ヒストグラム部85bでは、CCD部85
aから供給されるディジタル画像データが256階調の
画素濃度別に加算されて濃度情報(ヒストグラム)が形
成される。そして、該ヒストグラムのデータが誤差拡散
部85cに、また必要に応じてCPU(中央処理装置)
に供給される。
【0064】誤差拡散部85cは、CCD部85aから
出力された256階調(8ビット)のディジタル画像デ
ータを2値(1ビット)に変換するものであり、疑似中
間処理の一種である。つまり、2値化の誤差を隣接画素
の2値化判定に反映させて、原画の局所領域濃度を忠実
に再現するために、再配分演算を行うものである。
【0065】画像処理部86は、多値化部86a、86
b、合成処理部86c、濃度変換部86d、変倍部86
e、画像データ処理部86f、誤差拡散部86g、圧縮
部86hにより構成されている。この画像処理部86で
は、入力された画像データを所望の画像データに変換す
る処理部分であり、メモリ上に所望の画像データが最終
出力画像データとして形成されるまでループが形成され
る。
【0066】画像処理部86を構成する各ブロックは、
必要に応じて機能するものであり、場合によってはブロ
ックが機能せず、該ブロックに入力された画像データが
処理されることなくそのまま次段のブロックに出力され
ることもある。また、この画像処理部86では、2値化
した画像データを扱っているが、画像入力部85と同
様、4値の画像データとしても良い。
【0067】多値化部86a、86bは、上記誤差拡散
部85cで2値化されたデータを再度256階調(8ビ
ット)のディジタル画像データに変換するものである。
【0068】合成処理部86cは、画素ごとの論理演算
を行う部分であり、OR、AND、EXORが選択でき
る。演算対象となるデータとしては、メモリ87に記憶
されている画素データ並びにパターンジェネレータ
(P.G.)(図示省略)からのビットデータが有る。
【0069】濃度変換部86dは、256階調(8ビッ
ト)のディジタル画像データに対して所定の階調変換テ
ーブルにより入力濃度に対する出力濃度の関係を、任意
に設定するものである。
【0070】変倍部86eは、指示された変倍率に応じ
て入力される既知の画像データにより補間処理を行い、
変倍後の対象画素に対する画素データ(濃度値)を求め
るものであり、副走査を変倍した後に、主走査を変倍処
理する。
【0071】画像データ処理部86fは、入力される画
像データに対して、多様な例えば、特徴抽出のような画
像データ処理を行なうブロックである。誤差拡散部86
gは、上述の誤差拡散部85cと同様に動作するので説
明を省略する。圧縮部86hは、ランレングス符号化に
よって2値データを圧縮する。
【0072】画像出力部88は、復元部88a、多値化
部88b、誤差拡散部88c、レーザ部88dにより構
成されている。この画像出力部88は、圧縮されてメモ
リ87に格納されている画像データを圧縮前の状態に復
元して再度、256階調のディジタル画像データに変換
し、よりなめらかな中間調表現の可能な4値の誤差拡散
を行なった後、表示するものである。
【0073】復元部88aは、圧縮部86hにより圧縮
された画像データを完全に復元するものである。多値化
部88bは、上述の多値化部86a、86bと同様の構
成、作用であるので、詳細な説明を省略する。誤差拡散
部88cは、上述の誤差拡散部85cと同様の構成、作
用であるので説明を省略する。
【0074】レーザ部88dは、図示せぬシーケンスコ
ントローラから供給される制御信号に基づいて、画素デ
ータをレーザのオン/オフ信号に変換し、該レーザのオ
ン/オフ制御を行なうブロックである。
【0075】以下、画素データ方向変換部90について
説明する。画素データ方向変換部90は、ページメモリ
91と、イメージバス92と、方向変換ブロック93と
からなり、ページメモリ91に格納されている画像デー
タで表わされる原稿画像を所定角度、回転させた状態
で、ページメモリ91に再度、格納すると共に、外部に
出力するようになされている。
【0076】ページメモリ91は、図15に示されてい
るように、第1メモリ領域91aと、第2メモリ領域9
1bとから構成されており、イメージバス92を介して
供給される画像データを所定のアドレス順序に従って書
込み、また、所定のアドレス順序に従って読出した画像
データをイメージバス92を介して外部に出力するもの
である。
【0077】ページメモリ91の第1メモリ領域91a
のアドレスの構成が図16に示され、第2メモリ領域9
1bのアドレスの構成が図17に示されている。図16
及び図17に示されるように、第1及び第2メモリ領域
91a、91bは、BT(1,1)〜BT(1,n),
BT(2,1)〜BT(2,n),……,BT(m,
1)〜BT(m,n)によって構成されており、各バイ
トBT(i,j)は、8ビットのデータD0〜D7によ
り構成されている。
【0078】方向変換ブロック93は、図18に示され
ているように、ダイレクトメモリアクセス(以下、DM
Aと称する)95、96と、レシーバ97と、ラインメ
モリ98a〜98hと、セレクタ99と、シリアル‐パ
ラレル変換回路(以下、S/P回路と称する)100
と、ドライバ101とから構成されている。尚、前述の
ラインメモリ98a〜98hによってバッファメモリが
構成されている。
【0079】DMA95は、ページメモリ91からデー
タを読出してラインメモリ98a〜98hに転送する際
に用いられるものである。DMA95からは、アドレス
データの供給ラインがイメージバス92、ラインメモリ
98a〜98hに接続されている。
【0080】ラインメモリ98a〜98hとしてはSR
AMが用いられている。このラインメモリ98a〜98
hでは、入力端子から1ビット毎に供給されるデータが
所定のタイミングで各ラインメモリ内を移動し出力端子
から1バイト単位で順次出力される。
【0081】データセレクタ99では、ラインメモリ9
8a〜98hから1バイト単位で供給される8入力デー
タの内の一つが所定のタイミングで順次選択される。す
なわち、入力側の端子Q0〜Q7と出力側の端子の接続
状態が所定のタイミングで順次、切替えられる。そし
て、入力側の端子Q0〜Q7に供給される8入力のデー
タの内の一つが順次選択されてS/P回路100に供給
される。これによって、ページメモリ91から出力され
た画像データをラインメモリ98a〜98hで構成され
るバッファメモリの単位で画像回転させる事が可能とな
る。S/P回路100では、データセレクタ99から供
給されるシリアルデータがパラレルデータDZ0〜DZ
7に変換され、該パラレルデータDZ0〜DZ7がドラ
イバ101を介してイメージバス92に供給される。
【0082】DMA96は、ドライバ101を介してイ
メージバス92に出力されたデータをページメモリ91
に書込む際に用いられるものである。このDMA96か
らは、アドレスデータの供給ラインがイメージバス9
2、ラインメモリ98a〜98hに接続されている。
【0083】以下、ディジタル複写機30の倍率自動決
定モードにおける動作を図20を参照して説明する。ス
テップS1では、原稿サイズの検出がなされる。すなわ
ち、前述の原稿サイズ検出装置によって、原稿のサイズ
が検出され、原稿サイズ情報が形成される。該原稿サイ
ズ情報は、図2に示されるI/O69を介してCPU6
6に供給される。
【0084】ステップS2では、コピー用紙のサイズ及
び給紙状態の確認がなされる。すなわち、前述の用紙サ
イズ及び給紙状態検出装置によって、収納されているコ
ピー用紙のサイズ及び給紙状態が検出され、用紙サイズ
及び給紙状態情報が形成される。該用紙サイズ及び給紙
状態情報は、図2に示されるI/O69を介してCPU
66に供給される。
【0085】ステップS3では、上述の原稿サイズ情報
と、用紙サイズ及び給紙状態情報と、ユーザによって指
定された用紙情報に基づいて、複写倍率が設定される。
すなわち、図10に示されている表示部76の“倍率自
動選択”キー79fが操作された場合、原稿の画像を、
収納されているコピー用紙に複写し得るように複写倍率
が設定される。
【0086】ステップS4では各種モード設定、コピー
濃度設定、コピー枚数設定等がなされる。ステップS5
では、コピーボタン77aが押されたか否かについての
判断がなされる。もし、押されていない場合には、ステ
ップS1に戻り、押された場合にはステップS6に進
む。
【0087】ステップS6では、図1に示されるスキャ
ナユニット40によって原稿に対する露光走査がなさ
れ、原稿からの反射光像がCCD42に結像せしめられ
て光電変換される。すなわち、図14に示されるよう
に、画像入力部85にて形成された原稿画像データがメ
モリ87に格納される。
【0088】ステップS7では、図14に示される画像
処理部86において、メモリ87に保持されている画像
データが、オペレータによって設定された所望の画像デ
ータに変換するような処理がなされる。
【0089】ステップS8では、画像データの回転を行
なうか否かの判断がなされる。すなわち、原稿サイズ
と、用紙サイズ及び給紙状態情報と、収納されている用
紙であってユーザによって指定された用紙サイズ(以
下、指定された用紙サイズと称する)とを比較して画像
データの回転を行なう必要があるか否かについて判断が
なされる。例えば、原稿のサイズ及び配置状態と、指定
された用紙のサイズ及び給紙状態が一致する場合には、
画像データの回転は不要であり、ステップS10に進
む。また、原稿のサイズ及び配置状態と、指定された用
紙のサイズ及び給紙状態が一致しない場合には必要に応
じて画像データの回転を行なうためステップS9に進
む。
【0090】ステップS9では、画像データの回転処理
がなされる。この回転処理について、図16〜図19を
参照して説明する。
【0091】まず、方向変換ブロック93のDMA95
から供給される読出しアドレスデータに基づいて、ペー
ジメモリ91の第1メモリ領域91aから画素データが
読出される。図16中、矢示D1R1で示されバイトB
T(m,1)を始点としバイトBT(1,1)を終点と
するD1R1の方向に順次、画素データが1バイト毎に
読出される。バイトBT(1,1)に至ると、読出しの
開始点が図中、破線で示されるようにバイトBT(m,
2)に移動する。同様に矢示D1R2、D1R3で示さ
れる方向に画素データが読出される。尚、この第1実施
例では、1ビットのデータが1ピクセルのデータとされ
ている。また、図16及び図17に示されるように、1
バイトのデータD7〜D0中、データD7が最上位ビッ
トとされ、データD0が最下位ビットとされる。
【0092】このようにして、バイトBT(m,1)か
らバイトBT(1,n)に至る迄、すなわち、第1メモ
リ領域91aに格納されている全画素データが、1バイ
ト単位で読出される。読出された1バイト単位の画素デ
ータは、イメージバス92、方向変換ブロック93のレ
シーバ97を介して1ビット毎にラインメモリ98a〜
98hに供給される。この結果、最上位ビットのデータ
D7は、ラインメモリ98aに供給され、一つ下位の桁
のビットのテータD6は、ラインメモリ98bに供給さ
れる。以下、同様に各桁のビットのデータは対応するラ
インメモリに供給され、最下位ビットのデータD0はラ
インメモリ98hに供給される。
【0093】ラインメモリ98a〜98hでは、DMA
95から供給されるアドレスデータに基づいて、上述の
画素データが1ビット毎に取込まれる。書込み時のタイ
ミング関係が図19に示されている。図19中の時点t
1〜t2の間、ラインメモリ98a〜98hに対して画
素データが供給され、該画素データが取込まれる。
【0094】ラインメモリ98a〜98hからは、DM
A96から供給されるアドレスデータに基づいて、画素
データが1バイト単位で読出されセレクタ99に供給さ
れる。セレクタ99では、ラインメモリ98a〜98h
から供給される画素データが、1バイト単位で順次選択
されてシリアルデータとされ、このシリアルデータがS
/P回路100に供給される。
【0095】読出し時のタイミング関係が図19に示さ
れている。図19中の時点t2〜t2aの間はラインメ
モリ98aから1バイト単位で出力される画素データが
選択されてS/P回路100に供給される。
【0096】図示のように時点t2a〜t2bの間はラ
インメモリ98b、時点t2b〜t2c間はラインメモ
リ98c、時点t2c〜t2dの間はラインメモリ98
d、時点t2d〜t2eの間はラインメモリ98e、時
点t2e〜t2fの間はラインメモリ98f、時点t2
f〜t2gの間はラインメモリ98g、時点t2h〜t
3の間はラインメモリ98hから夫々1バイト単位で出
力される画素データが順次選択されてS/P回路100
に供給される。
【0097】S/P回路100は、図示せぬも8個のフ
リップフロップが継続接続されてなるものである。上述
のセレクタ99から供給されるシリアルデータがフリッ
プフロップに順次取込まれることによって、データが矢
印U方向に移動し、セレクタ99から供給されるシリア
ルデータがパラレルデータDZ0〜DZ7に変換され
る。従って、上述のラインメモリ98aからは、第1メ
モリ領域91aよりバイト単位で読出された画素データ
の最上位ビットのデータD7のみか1バイト分まとめて
読出されてパラレルデータDZ0〜DZ7とされる。こ
の処理が繰返されて最上位ビットのデータD7の読出し
が終了すると、該データD7と同様に、下位の桁ビット
のデータD6が読出されてパラレルデータDZ0〜DZ
7とされる。この処理が順次繰返されることによって、
最下位ビットのデータD0の読出しがなされてパラレル
データDZ0〜DZ7が形成される。このパラレルデー
タDZ0〜DZ7はドライバ101、イメージバス92
を経て、ページメモリ91に供給される。また、これと
共に、DMA96からは書込みのためのアドレスデータ
がページメモリ91に供給される。
【0098】ページメモリ91では、DMA96から供
給される書込みのためのアドレスデータに基づいて、第
2メモリ領域91bに上述のパラレルデータDZ0〜D
Z7が書込まれる。書込みは、図17中、矢示D1W1
で示されバイトBT(1,1)を始点としバイトBT
(1,n)を終点とする方向に、1バイト単位で行なわ
れる。バイトBT(1,1)〜BT(1,m)に書き込
まれるデータは、前述したように第1メモリ領域91a
よりバイト単位で読出しされた画素データの内の最上位
ビットのデータDである。
【0099】バイトBT(1,n)に至ると図中、破線
で示されるようにバイトBT(2,1)に戻る。同様に
矢示D1W2、D1W3で示される方向に1バイト単位
で画素データが書込まれる。この場合、上述したように
第1メモリ領域91aよりバイト単位で読出された画素
データの内、各桁のビットのデータは、夫々、矢示D1
W2〜D1W7の方向にバイト単位で書込まれる。従っ
て、矢示D1W7に示されるバイトBT(7,1)〜B
T(7,n)には、画素データの内、最下位ビットのデ
ータのみがバイト単位で書込まれる。このようにして、
バイトBT(1,1)からバイトBT(m,n)に至る
迄、すなわち、第2メモリ領域91bの全体に画素デー
タが1バイト単位で書込まれる。
【0100】このようにして、第1メモリ領域91aに
格納されている画素データのアドレスが変換されて第2
メモリ領域91bに書込まれる。この結果、図15に示
されるように、第1メモリ領域91aに格納されている
画素データで表わされてなる画像が、90°回転せしめ
られた状態で第2メモリ領域91bに格納される。
【0101】ステップS10では、ページメモリ91の
第2メモリ領域91bから画素データが順次、読出され
て画像出力部88に供給される。画像出力部88では、
図14に示されるように、復元、多値化、誤差拡散等の
処理が施された後、レーザ部88dにてコピー用紙に印
字されて出力される。
【0102】ステップS11では、ユーザオペレータに
よって設定されたコピー枚数分の出力がなされたか否か
について判断される。若し、枚数分、出力されていない
場合にはステップS10に戻り、枚数分出力されている
場合には、フローが終了する。
【0103】このように、第一実施例では、原稿サイズ
検出装置によって原稿のサイズが検出されて原稿サイズ
情報が形成され、用紙サイズ及び給紙状態検出装置によ
って収納されているコピー用紙サイズ及び給紙状態が検
出されて用紙サイズ及び給紙状態情報が形成され、上記
原稿サイズ情報と、上記用紙サイズ及び給紙状態情報、
そして必要に応じて、ユーザにより指定された用紙情報
に基づいて、複写倍率が自動的に設定され、そして、画
素データで表わされている画像の回転が必要であるか否
かの判断がなされる。もし画像データの回転が必要と判
断された場合には、ページメモリ91の第1メモリ領域
91aに格納されている画素データが、アドレス変換に
より画像回転された状態で第2メモリ領域91bに格納
される。そして、この第2メモリ領域91bに格納され
ている画素データが読出されてコピー用紙に画像として
形成される。
【0104】従って、ユーザによる画像回転等の指示に
よらず自動的に画像回転の処理を行なうことができ、操
作ミスを防止できて複写作業効率の低下を防止できる。
また、複写倍率に応じて用紙が望ましい状態にセットさ
れているカセットを選択できると共に、画素データをメ
モリ上で並び替えることができ、用紙搬送方向変換手段
としての機構が不要となって装置の大型化、コストアッ
プを防止できる。
【0105】次いで、図21〜図25を参照して第2実
施例について説明する。この第2実施例が、前述の第1
実施例と異なる点は、図21に示されるように、方向変
換ブロック93にバッファ部105が設けられているこ
とである。この方向変換ブロック93は、8×8のバッ
ファユニットBU00〜BU07で構成されたバッファ
を持ち、書込みと読出しの方向を変えることにより、画
像データの方向変換を行う事ができる。尚、方向変換ブ
ロック93のバッファ部105以外の構成は、前述の一
実施例と同様であるので重複する説明は省略する。
【0106】バッファ部105の詳細な構成が図22に
示されている。バッファ部105は、1ビットのデータ
を選択、保持するバッファユニットBU00〜BU77
から構成されている。バッファユニットBU00〜BU
07の夫々はフリップフロップFF00〜FF07でな
り、バッファユニットBU10〜BU77は、夫々セレ
クタと、該セレクタの出力側に接続されているフリップ
フロップとからなる。
【0107】図22に示されるように、直列接続されて
いるフリップフロップFF07〜FF00(バッファユ
ニットBU07〜BU00)によりデータDD0をシフ
トする第1チャンネルCH1が構成され、直列接続され
ているバッファユニットBU17〜BU10によりデー
タDD1をシフトする第2チャンネルCH2が構成され
ている。以下、同様にしてデータDD2〜DD7をシフ
トする第3〜第8チャンネルCH3〜CH8が構成され
ている。
【0108】セレクタSEL10〜SEL77は、セレ
クト信号SLTにより動作が制御されるものである。フ
リップフロップFF00〜FF07、FF10〜FF7
7にデータを書込む時は、端子A側の入力信号が選択さ
れ、またデータを読み出す時は端子B側の入力信号が選
択されて出力される。フリップフロップFF00〜FF
07、FF10〜FF77は、入力端子に供給される信
号のレベルをクロック信号CLKの立上りエッジのタイ
ミングで取込み出力するものである。
【0109】以下、図25を参照して、第2実施例の動
作を説明する。方向変換ブロック93のDMA95から
供給される読出しアドレスデータに基づいて、ページメ
モリ91の第1メモリ領域91aから画素データが読出
される。図23中、矢示D2R1で示されバイトBT
(1,1)を始点としバイト(8,1)を終点とする方
向に順次、画素データが1バイト毎に読出される。バイ
トBT(8,1)に至ると、読出しの開始点が図中、破
線で示されるようにバイトBT(1,2)に移動する。
同様に、矢示D2R2,D2R3,……,D2R20に
示される順序で読出され、次いで矢示D2R21,D2
R22,……,D2R40,……,D2R381,D2
R382,……,D2R400の順序で読出される。
尚、この第2実施例では、1ビットのデータが1ピクセ
ルのデータとされている。また、図23及び図24に示
されるように、1バイトのデータDD7〜DD0中、デ
ータDD7が最上位ビットとされ、データDD0が最下
位ビットとされる。
【0110】このようにして、バイトBT(1,1)か
らバイトBT(m,n)に至る迄、すなわち、第1メモ
リ領域91aに格納されている全画素データが1バイト
単位で読出される。読出された1バイト単位の画素デー
タ、つまりパラレルデータのDD0〜DD7は、イメー
ジバス92、方向変換ブロック93のレシーバ97を介
して、バッファ部105の入力端子D0〜D7に供給さ
れる。
【0111】バッファ部105では、クロック信号CL
KのタイミングでパラレルのデータDD0〜DD7が各
チャンネルCH1〜CH8内で左側から右側にかけてシ
フトされる。この時のタイミング関係が図25に示され
ている。
【0112】図25Bに示されるように、バイトBT
(i,j)の8ビットのデータDD7〜DD0がバッフ
ァユニットBU07,BU17,BU27,BU37,
……BU67,BU77に供給される。図25Dに示さ
れるように、時点t1a〜t2aの間では、セレクト信
号SLTがローレベルとされているため、セレクタ77
〜10にて端子Aに供給されるデータが選択されて同一
チャンネルにおける次段のフリップフロップに供給され
る。
【0113】従って、時点t1a〜t1bの間では、バ
イトBT(1,1)のデータDD7がセレクタ77を介
してフリップフロップFF77の入力端子に供給され、
データDD6がセレクタ67を介してフリップフロップ
67の入力端子に供給される。以下同様にして、データ
DD5〜DD1がセレクタ57〜17を介してフリップ
フロップ57〜17の入力端子に供給され、また、デー
タDD0がフリップフロップ07の入力端子に供給され
る。そして、図25Aに示されるクロック信号CLKの
立上りのタイミングで上述のデータDD7〜DD0がフ
リップフロップに取込まれる。
【0114】同様に、時点t1b〜t1cの間ではバイ
トBT(2,1)、時点t1c〜t1dの間ではバイト
BT(3,1)、時点t1d〜t1eの間ではバイトB
T(4,1)、時点t1e〜t1fの間ではバイトBT
(5,1)、時点t1f〜t1gの間ではバイトBT
(6,1)、時点t1g〜t1hの間ではバイトBT
(7,1)、時点t1h〜t2aの間ではバイトBT
(8,1)のデータがフリップフロップFF00〜FF
77に取込まれる。従って、図25Eに示されるように
時点1a〜2aの間では(8×8)バイトBT(1,
1),バイトBT(2,1)〜バイトBT(8,1)の
データがバッファ部105に取込まれる。
【0115】この結果、バイトBT(1,1)のデータ
がフリップフロップFF00,FF10,……,FF6
0,FF70に保持され、バイトBT(2,1)のデー
タがフリップフロップFF01,FF11,……,FF
61,FF71に保持される。同様に、バイトBT
(3,1)のデータがフリップフロップFF02,〜,
FF72に、バイトBT(4,1)のデータがフリップ
フロップFF03,〜,FF73に保持される。また、
バイトBT(5,1)のデータがフリップフロップFF
04,〜,FF74に、バイトBT(6,1)のデータ
がフリップフロップFF05,〜,FF75に、バイト
BT(7,1)のデータがフリップフロップFF06,
〜,FF76に、更に、バイトBT(8,1)のデータ
がフリップフロップFF07,〜,FF77に保持され
る。従って、チャンネルCH8には各バイトBT(1,
1)〜BT(8,1)中の最上位ビットのデータDD7
が保持され、チャンネルCH7には各バイトBT(1,
1)〜BT(8,1)中の1つ下位の桁のビットのデー
タDD6が保持されている。以下、同様にして保持さ
れ、チャンネル1には各バイトBT(1,1)〜BT
(8,1)中の最下位ビットのデータDD0が保持され
ている。
【0116】この時、第8チャンネルCH8のフリップ
フロップFF77,FF76,……,70の出力側の端
子Q7〜Q0からは、バイトBT(1,1)〜BT
(8,1)の第8番目のデータDD7、即ち、最上位ビ
ットのデータのみが出力される。
【0117】上述のように、バッファ部105の全ての
フリップフロップFF00〜FF77に8バイトのデー
タが取込まれた状態に至ると、バッファ部105から8
バイトのデータが出力される。この書込み時のタイミン
グ関係が図25に示されている。
【0118】図25Dに示されるように、時点t2aに
てセレクト信号SLTがハイレベルに迄上るとバッファ
部105のセレクタSEL77〜SEL10の接続状態
が切換えられ、端子Bのデータが選択されて出力され
る。また、図25C,Dに示されるように、時点t2a
〜t2bの間に第1バイトのデータ、即ち、最上位ビッ
トのデータが読出されドライバ99、イメージバス92
を介してページメモリ91に供給される。以下、同様に
して、データの転送が行なわれる。この結果、時点t2
a〜t3aの間で8バイトのデータがページメモリ91
に転送される。これと共に、DMA96からは、書込み
のためのアドレスデータがページメモリ91に供給され
る。このように、バッファ部105では、常に8バイト
単位でデータの入出力がなされる。
【0119】ページメモリ91では、DMA96から供
給される書込みのためのアドレスデータに基づいて、画
像データが第2メモリ領域91bに書込まれる。図24
中、矢示D2W1で示されバイトBT(1,n)を始点
としバイト(8,n)を終点とする8バイトの画素デー
タが1バイト毎に書込まれる。書込みがバイトBT
(m,n)までに至ると、書込みの開始点が図中、破線
で示されるようにバイトBT(1,n−1)に移動す
る。同様に、矢示D2W21,D2W22,……,D2
W40に示される順序で書込まれる。この結果、各バイ
トの各ビットのデータは90゜回転せしめた位置に書込
まれることになる。
【0120】このようにして、バイトBT(1,n)か
らバイトBT(m,1)に至る迄、すなわち、第1メモ
リ領域91aに格納されている全画素データが1バイト
単位で、第2メモリ領域91bに書込まれる。この結
果、図15に示されるように、第1メモリ領域91aに
格納されている画素データで表わされてなる画像が、9
0°回転せしめられた状態で第2メモリ領域91bに格
納される。その他の内容については、前述の第1実施例
と同様であり、重複する説明を省略する。
【0121】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザによる画像回転
等の指示によらず自動的に画像回転の処理を行なうこと
ができるという効果があり、操作ミスを防止できて複写
作業効率の低下を防止できるという効果がある。また、
複写倍率に応じて用紙が望ましい状態にセットされてい
るカセットを選択できると共に、画素データをメモリ上
で並べ替えることができるという効果があり、用紙搬送
方向変換手段としての機構が不要となって装置の大型
化、コストアップを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るディジタル複写機の一実
施例の要部説明図である。
【図2】図2は、ディジタル複写機に設けられている制
御部の構成を示す図である。
【図3】図3は、原稿サイズ検出装置の回路図である。
【図4】図4は、原稿サイズ検出装置の検知機構を示す
図である。
【図5】図5は、原稿サイズ検出装置の検知機構を示す
図である。
【図6】図6は、原稿サイズの検出手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】図7は、受光素子の出力レベルの組合わせと原
稿サイズの対応関係を示す図である。
【図8】図8は、操作パネルを示す図である。
【図9】図9は、操作パネルにおける表示部の基本表示
を説明する図である。
【図10】図10は、表示部における倍率設定モードの
表示を説明する図である。
【図11】図11は、表示部における用紙選択モードの
表示を説明する図である。
【図12】図12は、表示部におけるコピー濃度設定モ
ードの表示を説明する図である。
【図13】図13は、表示部におけるコピー枚数設定モ
ードの表示を説明する図である。
【図14】図14は、画像処理を説明するブロック図で
ある。
【図15】図15は、画像回転を行なうブロックを説明
する図である。
【図16】図16は、ページメモリにおける画素データ
の読出しを説明する図である。
【図17】図17は、ページメモリにおける画素データ
の書込みを説明する図である。
【図18】図18は、方向変換ブロックの詳細を示すブ
ロック図である。
【図19】図19は、ページメモリにおける画素データ
の書込み、読出しのタイミングを説明する図である。
【図20】図20は、ディジタル複写機の動作を説明す
るフローチャートである。
【図21】図21は、第2実施例における画像回転を行
なうブロックを説明する図である。
【図22】図22は、方向変換ブロックの詳細を示すブ
ロック図である。
【図23】図23は、ページメモリにおける画素データ
の読出しを説明する図である。
【図24】図24は、ページメモリにおける画素データ
の書込みを説明する図である。
【図25】図25は、ページメモリにおける画素データ
の書込み、読出しのタイミングを説明する図である。
【図26】図26は、従来技術を示すブロック図であ
る。
【図27】図27は、従来技術を示す説明図である。
【図28】図28は、従来技術を示す説明図である。
【図29】図29は、従来技術を示す説明図である。
【図30】図30は、従来技術を示す説明図である。
【図31】図31は、従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
11,12,13,14 検知機構 19,66 CPU 85 画像入力部 91 ページメモリ 91a 第1メモリ領域 91b 第2メモリ領域 92 イメージバス 93 方向変換ブロック 98a〜98h ラインメモリ 105 バッファ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 302 G06F 15/66 345 8420−5L H04N 1/00 E 7046−5C 1/04 C 7251−5C 1/23 Z 9186−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を、画像支持体上に形成する
    画像形成装置において、 上記原稿の画像を画素データに変換する手段と、 上記原稿のサイズを検出し原稿サイズ情報を形成する手
    段と、 上記画像支持体上のサイズ及び給紙状態を検出し画像支
    持体サイズ及び給紙状態情報を形成する手段と、 上記原稿サイズ情報と、画像支持体サイズ及び給紙状態
    情報に基づいて、複写倍率を設定する手段と、 上記画素データを格納する領域が複数設定されてなる記
    憶手段と、 上記原稿サイズ情報と、画像支持体サイズ及び給紙状態
    情報に基づいて、上記記憶手段の一の領域に保持されて
    いる画素データのアドレスを変換する手段とからなるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP4235496A 1992-09-03 1992-09-03 画像形成装置 Pending JPH0686050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4235496A JPH0686050A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4235496A JPH0686050A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0686050A true JPH0686050A (ja) 1994-03-25

Family

ID=16986897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4235496A Pending JPH0686050A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0686050A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365525C (zh) * 2004-12-20 2008-01-30 北京北大方正电子有限公司 一种打印作业的页面旋转方法
US8705087B2 (en) 2009-01-29 2014-04-22 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and image forming method for rotating image data
WO2022176152A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 株式会社Fuji 印刷作業機、作業システム、および印刷方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365525C (zh) * 2004-12-20 2008-01-30 北京北大方正电子有限公司 一种打印作业的页面旋转方法
US8705087B2 (en) 2009-01-29 2014-04-22 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and image forming method for rotating image data
WO2022176152A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 株式会社Fuji 印刷作業機、作業システム、および印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3426079B2 (ja) 画像形成システム
JPH04337962A (ja) 画像形成装置
JPH10224529A (ja) 画像読取り装置
US5719685A (en) Digital copying machine
JP2001036734A (ja) 画像処理装置
US5913093A (en) Sheet outputting apparatus of image forming apparatus
JPH0686050A (ja) 画像形成装置
JPS59189781A (ja) 画像処理装置
JPH05244327A (ja) ファクシミリ機能付き複写機
JPH0568151A (ja) 画像形成装置
JP2752018B2 (ja) 画像形成装置
JPH0969935A (ja) 画像形成装置
JP3347550B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2719473B2 (ja) 画像形成装置
JP3697085B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JPH09294176A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3625158B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2922736B2 (ja) ディジタル複写機
JPH0654144A (ja) デジタル複写機
JPH0622140A (ja) 電子写真式複写機
JP2000341452A (ja) 画像形成装置、ファイル共有方法及び記憶媒体
JPH09245157A (ja) 画像形成装置
JPH06141166A (ja) ディジタル複写機
JPS62179967A (ja) カラ−記録装置
JPH06164845A (ja) 画像読み取り装置