JPH0685941B2 - 折曲げ機械 - Google Patents

折曲げ機械

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JPH0685941B2
JPH0685941B2 JP61201834A JP20183486A JPH0685941B2 JP H0685941 B2 JPH0685941 B2 JP H0685941B2 JP 61201834 A JP61201834 A JP 61201834A JP 20183486 A JP20183486 A JP 20183486A JP H0685941 B2 JPH0685941 B2 JP H0685941B2
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arm
die
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勝巳 小山
哲成 藤井
純一 小山
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Amada Co Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は、上型と下側の協働により板状のワークの端部
付近をクランプした後に、このワークの端部に対して正
曲げ金型により上方向へ正曲げ加工を行ったり、下曲げ
金型により下方向へ逆曲げ加工を行ったりする折曲げ機
械に関する。
(従来の技術) 板状のワークの端部に対して、正曲げ加工又は逆曲げ加
工を行う折曲げ機械として、例えば特開昭61−103625号
公報に示すものがあり、この折曲げ機械について以下簡
単に説明する。
本体フレームの前側下部には下部フレームが一体的に設
けてあり、この下部フレームの上側には下型が一体的に
設けてある。本体フレームの前側上部には上部フレーム
が揺動軸を介して上下方向へ揺動可能に設けてあり、こ
の上部フレームの下側には下型と協働してワークの端部
付近をクランプする上型が設けてある。
上記本体フレームの後部には偏心部を備えた一対のクラ
ンク軸が設けてあり、一方のクランク軸の偏心部には正
曲げ金型を備えた正曲げアームが上下方向へ揺動可能に
設けてあると共に、他方のクランク軸の偏心部には逆曲
げ金型を備えた逆曲げアームが上下方向へ揺動可能に設
けてある。そして、正曲げアームと逆曲げアームは適宜
の連結リンクにより連結してあり、逆曲げアームを曲げ
シリンダの作動により上下方向へ揺動させることによ
り、正曲げアームを上下方向へ揺動させることができ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前述のごとき従来の折曲げ機械は、揺動軸、一
対のクランク軸を備えており、しかもこれらの軸はそれ
ぞれ上部フレーム、正曲げアーム、逆曲げアームの重量
に対応して大型であり、折曲げ機械自体が大型化すると
いう問題があった。また、これらの軸の数に対応して折
曲げ機械自体の構成が複雑になり、折曲げ機械の製作も
容易でないという問題があった。
更に、正曲げ金型用の曲げアームと逆曲げ金型用の曲げ
アームが個別に設けてあるため、上記折曲げ機械がより
一層大型化すると共に、折曲げ機械の構成がより一層複
雑化するものである。
そこで、本発明は、上記の問題点を解決することができ
ると共に、オーバベンドを容易に行ってワークの端部を
精密に折曲げることができる折曲げ機械を提供すること
を目的とする。
(発明の構成) (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題点を解決するため、本発明にお
いては、上型と下型により板状のワークの端部付近をク
ランプした後に、このワークの端部を正曲げ金型により
上方向へ正曲げ加工を行ったり、下曲げ金型により下方
向へ逆曲げ加工を行ったりする折曲げ機械において、 上記下型を上側に備えた下部フレームを設け、この下部
フレームに偏心部を備えたクランク軸を回転可能に設
け、このクランク軸に上記上型を下側に備えた上部フレ
ームを上下方向へ揺動可能に設け、上記クランク軸の偏
心部に上下方向へ揺動可能な曲げアームを設け、この曲
げアームの先端部に上下に離隔した正曲げ金型と逆曲げ
金型を一体的に設け、この曲げアームを上記偏心部の軸
心を中心として上下方向へ揺動させる曲げシリンダを設
け、ワークの端部に対してオーバベントを行うため、上
記クランク軸に曲げ補正用アームを一体的に設けると共
に、この曲げ補正用アームを上下方向へ揺動させる曲げ
補正シリンダを設けてなることを特徴とする。
(作用) 前記の構成において、下型にワークの端部付近を支持せ
しめた後に、上部フレームをクランク軸の軸心を中心と
して下方向へ揺動させることにより、上型を下方向へ揺
動させて、上型と下型の協働によりワークの端部付近を
クランプすることができる。
ワークの端部付近をクランプした後に、曲げシリンダの
作動により曲げアームを偏心軸の軸心を中心として上方
向へ揺動させることにより、曲げ金型を上方向へ揺動さ
せ、正曲げ金型によりワークの端部を上方向へ正曲げ加
工することができる。そして、曲げ補正シリンダの作動
により曲げ補正アームを上方向へ揺動させてクランク軸
を上方向へ回動させることにより、正曲げ金型を更に上
方向へ揺動させて、スプリングバックを考慮して上方向
へオーバベンドを行う。これによって、ワークの端部に
対して上方向へ精密に正曲げ加工を行うことができる。
又は、曲げシリンダの作動により曲げアームを偏心軸の
軸心を中心として下方向へ揺動させることにより、曲げ
金型を下方向へ揺動させて、逆曲げ金型によりワークの
端部を下方向へ逆曲げ加工することができる。そして、
曲げ補正シリンダの作動により曲げ補正アームを下方向
へ揺動させてクランク軸を下方向へ回動させることによ
り、逆曲げ金型を更に下方向へ揺動させて、スプリング
バックを考慮して下方向へオーバベンドを行う。これに
よって、ワークの端部に対して下方向へ精密に逆曲げ加
工を行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図,第2図および第3図を参照するに、スイング型
式の折曲げ機械1の下部フレーム3上には、下型ホルダ
5を介して下型7が第1図において左右方向に着脱自在
に延在して設けてある。
下部フレーム3の上方には、揺動自在なワーク押えラム
9が設けてある。このワーク押えラム9における下部に
は、上型ホルダ11を介して上型13が前記下型7に対応す
べく第1図において左右方向に延在して設けてある。
而して、下型7上に例えば板状のワークWを載置して、
揺動自在なワーク押えラム9により、上型13を下降せし
め下型7に押圧してワークWをクランプせしめるのであ
る。
前記ワーク押えラム9の後方側には、ワーク押えラム9
を支承する複数の支持プレート15が一体的に設けてあ
り、しかもこの各支持プレート15は後部側で第2図にお
いて左右方向に延在した取付プレート17に一体化されて
いる。上記ワーク押えラム9,支持プレート15,取付プレ
ート17により上部フレームが構成される。下部フレーム
3の後部適宜位置には、ワーク押えラム9を上下方向へ
揺動自在とするためのクランク軸19が第4図および第5
図に示す如く複数のクランク軸押え21および23により支
承されて設けてある。より詳細には、第4図および第5
図に示さているように、下部フレーム3の上部に複数の
取付けプレート25を介して複数のクランク軸押え21が取
付けてある。
一方、ワーク押えラム9の支持部材15の下部には、取付
けプレート27を介して複数のクランク軸押え23が取付け
てある。複数のクランク軸押え21,23がクランク軸19を
支えているのである。
上記クランク軸19の軸心の高さ位置は第1図、第10図に
示すように下型7の上面の高さ位置とほぼ同じである。
ワーク押えラム9の後側に一体化された複数の支持部材
15の後部第3図において右部に取付けられている取付プ
レート17に複数のブラケット29が第2図に示す如く設け
てある。この複数のブラケット29には、それぞれピン31
により、1個のメインクランプシリンダ33と複数のサブ
クランプシリンダ35が取付けてある。
各メインクランプシリンダ33,サブクランプシリンダ35
の下部には、第3図に示す如く、ロッド37が取付けてあ
り、このロッド37の下部には、取付け部材39が設けてあ
る。一方、下部フレーム3の後端側上には、ブラケット
41が取付けてあり、前記ロッド37の下部に取付けられた
取付け部材39とブラケット41とはピン43により軸支して
あり、ピン43を支点として取付け部材39が第3図におい
て、矢印の如く右方向へ回動し得るようになっている。
上記構成により、メインクランプシリンダ33および複数
のサブクランプシリンダ35を作動させると、ロッド37が
上方に移動する。ロッド37が上方に移動すると共に、第
3図において左方向にピン43を支点として回動される。
而して、ワーク押えラム9が2点鎖線の位置からクラン
ク軸19の軸心を中心として揺動し、第3図に示した実線
の位置に揺動されて、下型7上に載置されワークWをワ
ーク押えラム9の下部に設けられた上型13でクランプし
保持されることになる。
そのため、ワーク押えラム9はクランク軸19を中心にし
て揺動自在に揺動される。
第3図〜第5図に示されているように、前記クランク軸
19は偏心した偏心部45を複数備えてあり、各偏心部45に
は上下方向へ揺動可能な曲げアーム47が設けてあり、複
数の曲げアーム47の先端部には左右方向へ延伸した曲げ
ラム49が設けてある。曲げラム49の先端には、第3図に
示す如くワークWを正曲げ又は逆曲げさせるための正曲
げ金型51A,逆曲げ金型51Bが着脱自在かつ上下に離隔し
て取付けてある。正曲げ金型51AでワークWを正曲げ
に、逆曲げ金型51BでワークWを逆曲げに折曲げる。
上記構成により、ワーク押えラム9を備えた上部フレー
ムと複数の曲げアーム47を共通の軸(複数の偏心部45を
備えたクランク軸15)に揺動可能に設けたことにより、
折曲げ機械1の構成が簡単になり、折曲げ機械1の製作
が容易になると共に折曲げ機械1のコンパクト化を図る
こともできる。
第1図〜第3図に示されているように、偏心部45の軸心
の高さ位置を調節自在とした駆動調節装置としての曲げ
セレクトシリンダ装置53が下部フレーム3の一側例えば
第1図において右側のほぼ中央上部に設けてある。
曲げセレクトシリンダ装置53により曲げラム49を揺動さ
せる偏心部45の軸心の高さ位置を上方又は下方に調節自
在とするため、クランク軸19の回転を検出するための回
転検出装置であるエンコーダ55がブラケット57を介し
て、下部フレーム3の一側に設けてある。すなわち、第
1図,第2図,第4図および第5図の左側において、下
部フレーム3上に取付プレート25を介して取付けられて
いるクランク押え21の左側にブラケット57が取付けてあ
る。このブラケット57にエンコーダ55がクランク軸19の
軸心に対応して取付けてあって、クランク軸19の回転を
検出している。このクランク軸19の回転を検出すること
により、正曲げ又は逆曲げする際の曲げラム49が揺動す
る偏心部45の軸心の高さ位置が調節自在となる。
上記構成によって、正曲げ又は逆曲げを選択すると共
に、曲げラム49が揺動する偏心部45の軸心の高さ位置を
調節自在とした駆動調節装置としての曲げセレクトシリ
ンダ装置53を下部フレーム3の一側に設けたことによっ
て、ワークWの折曲げ部(先端部)が正確に直角に確実
に折曲げられると共に、ワークWの厚さ変化に対して曲
げラム49の前後の位置調整ができる。
また、第2図および第3図に示されているように、下部
フレーム3の後部中央から右側寄りにおける下方部に
は、ブラケット59を介して詳細を後述する曲げ加工装置
としての曲げシリンダ61の一端部が取付けてある。この
曲げシリンダ61の他端部が曲げ調整アーム63に取付けら
れ、曲げ調整用アーム63は第4図および第5図に示す如
く、前記クランク軸19に揺動自在に支持され、さらに曲
げ調整アーム63の先端部は曲げラム49に取付けてある。
第2図および第3図に示されているように、前記各曲げ
アーム47には、それぞれ詳細を後述する曲げ加工装置と
しての曲げ加圧シリンダ65の一端部が取付けてあり、一
方それぞれの曲げ加圧シリンダ65の他端部が下部フレー
ム3の後部における下方部にブラケット67を介して取付
けてある。
さらに、ワークWに正曲げ又は逆曲げの加工を施した後
にオーバベンドするためにクランク軸19に上下方向へ揺
動可能な曲げ補正用アーム71が一体的に取付けてあり、
下部フレーム3には曲げ補正用アーム71を上下方向へ揺
動させる曲げ補正シリンダ69が設けてある。
上記構成とすることによって、ワークWの先端部を正曲
げ又は逆曲げに曲げると共に、さらにスプリングバック
を考慮して上方向又は下方向へオーバベンドすることに
よって、ワークWの折曲がり部が正確にかつ容易に形成
されることになる。
第1図に示されているように、下部フレーム3に下部ホ
ルダ5を介して設けられた下型7に対して、ワーク押え
ラム9の下部に上部ホルダ11を介して設けられた上型13
がワーク押えラム9の揺動により下降し、下型7上に載
置したワークWをクランプする。下型7上に載置したワ
ークWを上型13でクランプする際の下型7に対する上型
13の基準位置を出すために、第1図において、下型7の
両側における下部フレーム3の上部にそれぞれ下部スト
ッパ73が設けてある。
一方、第1図において上型13の両側における上型ホルダ
13の下部にそれぞれ上部ストッパ75が、前記下部ストッ
パ73に対応すべく設けてある。而して、ワーク押えラム
9の下降により上部ストッパ75が下部ストッパ73に当接
し正曲げ又は逆曲げする際の基準合せが行なわれること
になる。
下型7上にワークWを載置し、ワーク押えム9の揺動に
より上型13を下降させてワークWをクランプすると、ワ
ークWの板厚が基準の厚さより厚い場合には、上型13の
下面の一端側(第3図、第10図において左端側)とワー
クWとの間に隙間が生じてほぼ完全にワークWがクラン
プされないことがある。この不完全なクランプ状態を回
避するために、ワークWの板厚変化に応じて下型7の高
さ位置を調節自在とした高さ位置調整装置77が第1図,
第2図および第3図に示す如く、下部フレーム3におけ
る上方部の前側に設けてある。
上記構成とすることにより、下型7をワークWの厚さ変
化に応じて高さ位置を調節自在とした高さ位置調整装置
77を下部フレーム3の前側に設けたことにより、下型7
の高さ位置をワークWの厚さ変化に応じて容易に調整出
来、正確な折曲げが出来ることになる。
本実施例における加工順序を取りあえず簡単に説明すれ
ば、下部フレーム3の上部に設けられた下型7上にワー
クWを載置する。この状態で下部フレーム3の例えば第
1図において右側に設けられた曲げセレクトシリンダ装
置53により、正曲げの場合には、クランク軸19を第3
図、第10図において時計方向回り(上方向)に回動させ
ることにより、偏心部45の軸心の高さ位置は下型7の上
面の高さ位置よりも高い所定の高さ位置に位置せしめる
ことができる。逆曲げの場合には、クランク軸19を第3
図、第10図において反時計方向回り(下方向)に回動さ
せることにより、偏心部45の軸心の高さ位置よりも低い
所定の高さ位置に位置せしめることができる。
次いでワーク押えラム9の後部に設けられた支持部材15
を介して、下型フレーム3上に設けられたメインクラン
プシリンダ33と複数のサブクランプシリンダ35を作動さ
せることによりクランク軸19を軸心を中心としてワーク
押えラム9を揺動して下降させてワークWを下型7と上
型13によりクランプする。正曲げの場合には、下部フレ
ーム3の後部下方部に設けた曲げシリンダ61を作動させ
て偏心部45の軸心を中心として曲げアーム47を介して曲
げラム49を上方向へ揺動させる。逆曲げの場合には、前
記曲げシリンダ61を作動させて偏心部45の軸心を中心と
して曲げアーム47を介して曲げラム49を下方向に揺動さ
せる。
なお、下部フレーム3における後部の下方部に設けられ
た複数の曲げ加圧シリンダ65を前記曲げシリンダ61と共
に同調させて作動し、曲げシリンダ61によって曲げラム
49の先端部に着脱自在に設けられた正曲げ金型51A,逆曲
げ金型51BでワークWを正曲げ又は逆曲げの折曲げを行
う。さらに曲げ加圧シリンダ65でワークWを加圧してほ
ぼ完全に折曲げる。
さらに、ワークWを均一にほぼ完全に直角の折曲がり部
となるように下部フレーム3の後方に設けた曲げ補正シ
リンダ69を作動させてワークWにスプリングバックを考
慮して上方向又は下方向へオーバベンドを施す。その結
果、ワークWに均一な折曲がり部を形成した正曲げ又は
逆曲げの加工が施されたことになる。
なお、折曲げ加工を行なうに先だって、ワークWの例え
ば板材の板厚変化に応じて、下部フレーム3における前
側に設けた高さ位置調整装置77で下型の高さ位置を予め
調整しておくことは勿論である。
前述した曲げセレクトシリンダ装置53は、下部フレーム
3の一側例えば第1図において右側に設けてある。より
詳細には、第6図および第7図に示されているように、
下部フレーム3の側部上にギヤボックス79が載置してあ
る。ギヤボックス79の下方部には、傾斜した支持部材81
が複数のボルト83などで固定してある。支持部材81の傾
斜上下には、ラック85を内蔵したラックホルダ87,89が
支持部材81の長手方向に複数のボルト91などで固定して
ある。
前記ラック85に噛合したピニオン93がギヤボックス79内
で回転自在に複数のピン95で支承されている。ピニオン
93は、前記クランク軸19に一体的に取付けてあり、クラ
ンク軸15はピニオン93の回転と共に同方向に回転される
ようになっている。
ラックホルダ87の一端側内第6図において下方側内には
ラック85に連結されたロッド96が設けられ、ロッド97の
後端部はラックホルダ87を後端へ向けて突出している。
そのロッド97の一部にはロッド97を軸方向に移動するた
めのエアシリンダ99が設けてあり、このエアシリンダ99
は曲げセレクトシリンダ装置53の要部を構成するもので
ある。
前記ラックホルダ89の他端側内には、ラック85に連結さ
れたロッド101が設けられ、ロッド101の先端部は前記ラ
ックホルダ89内を先端へ向けて突出している。
ラック85に連結されたロッド97,101の後端部,前端部に
はそれぞれほぼ同じ形状であるストッパ部材103A,103B
が取付けてある。そのストッパ部材103A,103Bの内側寄
りの近傍のロッド97,101には、ストッパ部材103A,103B
が当接した際にショックを吸収するためのほぼ同じ形状
である吸収装置105A,105Bが設けてある。
吸収装置105A,105Bには、ピストン107A,107Bが設けてあ
り、その吸収装置105A,105Bには、例えば圧油を供給し
たり、圧油を抜くための油通路109A,109Bが設けてあ
り、ピストン107A,107Bのピストン室に連通してある。
上記構成により、正曲げ加工を行うときには、エアシリ
ンダ99を作動させてラック85を第6図においてA方向に
移動せしめることによりピニオン93が第6図において反
時計方向回り(上方向)に回動して、第10図に示すよう
に偏心部45の軸心の高さ位置が下型7の上面とほぼ同じ
高さ位置45Sから、この高さ位置45Sよりも高い所定の高
さ位置45Aに変化する。
逆曲げ加工を行うときにはエアシリンダ99を作動させて
ラック85を第6図においてB方向に移動せしめることに
よりピニオン93が第6図において時計方向回り(下方
向)に回動して、第10図に示すように、偏心部45の軸心
の高さ位置が下型7の上面とほぼ同じ高さ位置45Sか
ら、この高さ位置45Sよりも低い高さ位置45Bに変化す
る。
ラック85がA方向,B方向に移動した際、ラック85に連結
されたロッド97,101がそれぞれA方向,B方向に移動し、
ストッパ部材103A,103Bが吸収装置105A,105Bに当接す
る。吸収装置105A,105Bには、予め油通路109A,109Bに油
圧が供給されていてピストン107A,107Bをそれぞれスト
ッパ部材103A,103B側に移動してある。ストッパ部材103
A,103Bが吸収装置105A,105Bに当接した場合に、吸収装
置105A,105Bのピストン107A,107Bがストッパ部材103A,1
03Bの反対側に移動してストッパ部材103A,103Bの衝撃力
が吸収されることになる。
前述した下部フレーム3の後部中央には、ブラケット59
を介して曲げ加工装置としての曲げシリンダ61の一端部
が取付けてある。より詳細には、第8図に示されている
ように、下部フレーム3の後部中央には、複数のねじ11
1などでブラケット59が固定してある。
ブラケット59には、ピン113で取付部材115が取付けてあ
る。取付部材115の上端には、ロッド117の一端が取付け
てあり、ロッド117の他端は曲げシリンダ61例えば3位
置のエアシリンダの一端に取付けてある。曲げシリンダ
61の他端には、ロッド119の一端が取付けてある。ロッ
ド119の他端は取付部材121の下部に取付けてある。
曲げシリンダ61の後方側第8図において右側には、曲げ
シリンダ61の長手方向第8図において上下方向に延在し
た案内バー123の上下端が、前記取付部材115,121の後部
突出部に挿嵌されている。しかも案内バー123のほぼ真
中の位置では、押え部材125により曲げシリンダ61を押
えている。
前記取付部材121の上端には、第8図において左右方向
へ延在した曲げ調整アーム63の一端がピン127で軸支し
てある。曲げ調整アーム63の他端は、曲げアーム47の本
体の一端に複数のねじ129で固定してある。なお、曲げ
調整アーム63は曲げアーム47の一部を構成するものであ
る。
曲げアーム47の他端は、複数のボルト131などで曲げラ
ム49に固定してある。曲げラム49の前面には、前述した
曲げ金型51A,51Bが着脱自在に装着してある。
しかも、前述した曲げセレクトシリンダ装置53により、
正曲げの場合には、偏心部45の軸心の高さ位置が所定の
上方の高さ位置45Aに、逆曲げの場合には、偏心部45の
軸心の高さ位置が所定の下方の高さ位置45Bに選択され
て位置している。
上記構成により、曲げシリンダ61を作動させて、曲げア
ーム47が高さ位置45Aに位置した偏心部45の軸心を中心
にして第8図において時計方向回り(上方向)にわずか
に揺動し、曲げラム49の前方に装着された正曲げ金型51
Aが上方向へわずかに揺動して、ワークWに正曲げの折
曲げが行なわることになる。
一方、曲げシリンダ61を作動させて、曲げアーム47が高
さ位置45Bに位置した偏心部45の軸心を中心にして第8
図において反時計方向回り(下方向)にわずかに揺動
し、曲げラム49の前方に装着された逆曲げ金型51Bが下
方向へにわずか揺動して、ワークWに逆曲げの折曲げが
行なわれることになる。
なお、正曲げ又は逆曲げの折曲げの加圧は後述する曲げ
加圧シリンダ65で行なわれるものである。
前述した曲げ加工装置としての曲げ加圧シリンダ65はブ
ラケット67を介して下部フレーム3における後部に設け
てある。より詳細には、第9図に示されているように、
曲げ加圧シリンダ65の一端が、下部フレーム3における
後部に取付けられたブラケット67の上端部にピン133で
固定してある。曲げ加工シリンダ65の他端には、ロッド
135が軸方向へ伸縮自在に取付けてある。ロッド135の先
端部は、取付け部材137の一端に装着されボルト139など
で固定してある。
取付部材137の他端と、前記曲げアーム47の下方部へ延
在した後端部47Aとに、ピン141が挿着され、セットスク
リュー143などで固定してある。曲げアーム47内には、
クランク軸19の偏心部45が軸支してある。曲げアーム47
の先端部第9図において左側には、第8図で説明した如
く複数のボルト131などで曲げラム49が取付けてある。
曲げラム49の先端部第9図において左側には曲げ金型51
A,51Bが着脱自在に設けてある。
上記構成により、曲げ加圧シリンダ65を作動させ、ロッ
ド135を第9図において左上方に押し上げることによ
り、曲げアーム47が高さ位置45A(第8図参照)に位置
した偏心部45の軸心を中心にして第9図において時計方
向回り(上方向)に回動する。その結果、曲げラム49の
前方に装着された正曲げ金型51Aも上方向に揺動してワ
ークWを正曲げに折曲げて加圧されることになる。
一方、曲げ加圧シリンダ65を作動させ、ロッド135を第
9図において右下方に押し下げることにより、曲げアー
ム47が高さ位置45B(第8図参照)に位置した偏心部45
の軸心を中心にして第9図において反時計方向回り(下
方向)に回動する。その結果、曲げラム49の前方に装着
された逆曲げ金型51Bも下方向に揺動したワークWを逆
曲げに折曲げて加圧されることになる。
第10図を参照するに、ワークWに正曲げ又は逆曲げの加
工を施した後にオーバベンドするため、下部フレーム3
の適宜位置には曲げ補正シリンダ69が設けてあり、この
曲げ補正シリンダ69のロッド145が、前記クランク軸19
に一体的に設けた曲げ補正用アーム71に連結してある。
より詳細には、曲げ補正シリンダ69のロッド145は取付
部材147にセットスクリュー149などで取付けてある。取
付部材147はピン151で曲げ補正用アーム71に固定してあ
る。一方、曲げ補正シリンダ69のロッド145の右端に
は、ストッパ部材153が設けてある。ロッド145のストッ
パ部材153の内側近傍寄りには、ストッパ部材153が当接
した際に、ショックを吸収するための吸収装置155が設
けてある。
吸収装置155には、ピストン157が設けてあり、その吸収
装置155内には、ピストン157に連通した油通路159が設
けてある。ピストン157が設けてあるピストン室にはス
プリングが介設してある。
曲げ補正シリンダ69の先端部は、ピン161を介してブラ
ケット163が取付けてあり、ブラケット163の下部は、複
数のボルトなどで下部フレーム3に取付けてある。
上記構成により、曲げ補正シリンダ69を作動させ、ロッ
ド145が第10図において左方向へ移動すると、曲げ補正
アーム71を介してクランク軸19が上下方向へ回動し、曲
げラム49が上下方向へ揺動する。曲げラム49が上方向に
揺動すると、曲げラム49の前方に装着された曲げ正曲げ
金型51Aが上方向に揺動してワークWに押し付けられ、
ワークWに前述した曲げ加圧シリンダ65で折曲げた折曲
がり部をスプリングバックを考慮して上方向へオーバベ
ンドさせて折曲り部を均一に直角に形成させるのであ
る。
また、曲げラム49が下方向へ揺動すると、逆曲げ金型51
Bが下方向へ揺動してワークWに押し付けられ、ワーク
Wの折曲げ部を下方向へオーバベンドさせることができ
る。
なお、曲げ補正シリンダ69が作動する際には、偏心部45
の軸心の位置が正曲げする場合位置45Aに、逆曲げする
場合位置45Bにあり、それぞれ位置45A又は45Bから曲げ
補正シリンダ69の作動によりクランク軸が上下方向へ回
動して位置45C又は45Dに位置するようにオーバベンドさ
れることになる。
さらに、ロッド145が第10図において左方向へ移動した
際、ストッパ部材153も左方向へ移動して吸収装置155に
当接するが、吸収装置155には、予め油通路159に油圧を
供給しピストン157をストッパ部材153側に押圧してある
ため、ピストン157がわずか左方に移動してストッパ部
材155のショックを和らげていることになる。
下型7上にワークWを載置し、ワーク押えラム9の揺動
により上型13を下降させてワークWをクランプする際、
不完全なクランプを回避するために、ワークWの板厚変
化に応じて下型7の高さ位置を調節自在とした高さ位置
調整装置77が下部フレーム3における前側に設けてあ
る。より詳細には、第1図,第2図,第3図,第11およ
び第12図に示されているように、下部フレーム3におけ
る前側に高さ位置調整装置77の駆動部165が複数例えば
3個設けてある。各駆動部165は第1図および第2図に
示す如く、連結部材167で連結してある。
下部フレーム3における上方部の前側中央部に設けた駆
動部165の第1図において左側寄りには、連結部材167に
プーリ169が嵌着してあり、プーリ169にはベルト171が
掛回してある。前記前側中央部に設けた駆動部165の下
方部における下部フレーム3には、駆動モータ173が設
けてある。
駆動モータ173の第1図において左側には、駆動モータ1
73の出力軸を介してプーリ175が装着してある。このプ
ーリ175には前記ベルト171が掛回してある。而して、駆
動モータ173を駆動させると、プーリ175,ベルト171およ
びプーリ169を介して中央部の駆動部165が駆動し、さら
に連結部材167を介して、他の2個の駆動部165も駆動さ
れて下型7を上下に高さ位置が調整されることになる。
駆動部165の具体的な構造を説明すれば、第12図におい
て、下部フレーム3に下型7が複数のボルト175で固定
してある。下部フレーム3の上方部の前後方向第12に図
において左右方向に孔177が穿設してある。この孔177に
は、シャフト179が第12図において左右方向に回転自在
に装着してある。前記孔177の後方第12図において右側
方の下部フレーム3内には、右上方へ向けて徐々に開口
した開口部181が形成されている。この開口部181には、
前記シャフト179の後方部第12図において右方部の雄ね
じ部に、雌ねじ部で螺合した楔部材183が装着してあ
る。
前記シャフト179の前方第12図において左方には、ベア
リング185を介して支持部材187が設けてある。また、支
持部材187の第12図において左側には、駆動部165のボデ
ィ189が複数のボルト191などで固定してある。
前記ボディ189の内部には、シャフト179に、ギヤ193が
嵌合してある。このギヤ193には、ギヤ195が噛合してあ
り、かつギヤ195は前記プーリ169の軸と同軸に取付けて
ある。
上記構成により、前記プーリ169の回転によりギヤ195が
回転されると、ギヤ193を介してシャフト179が回転され
る。シャフト179が例えば時計方向回りに回転すると、
シャフト179の後方部の雄ねじ部に雌ねじ部で螺合した
楔部材183が、第11図において右方へ移動する。楔部材1
83が第11図において右方へ移動すると、下部フレーム3
の上部側のフレーム3Aが楔部材183のテーパ面に沿って
下方へ下降する。また、上記の作動を逆に行なえば、下
部フレーム3の上部側のフレーム3Aが楔部材183のテー
パ面に沿って上方へ上昇されることになる。したがっ
て、ワークWの板厚変化に応じて下部フレーム3が上下
動する。すなわち、下型7の高さ位置がワークWの板厚
変化に応じて調整されることになる。
なお、第12図に示す如く、下部フレーム3の両側に設け
た駆動部165の両外側は、上部側フレーム3Aと下部側フ
レーム3Bの間に、楔部材183を介してピン197が設けてあ
り、このピン197にはスプリング199が介設してある。而
して、楔部材183の移動により、スプリング199の付勢力
に抗して上部側フレーム3Aが下降し、またスプリング19
9の付勢力で上部側フレーム3Aが上昇されることにな
る。
前述した下型7と上型13の基準合せの下部ストッパ73に
対して、上部ストッパ75の下部は第14図に示す如く、球
面座75Aを呈していて、基準合せを前後左右容易にして
いる。
本実施例における動作を第14図に示したフローチャート
を基にして説明する。
第14図において、第段で曲げ補正シリンダ69を後退さ
せておく。第段で正曲げかどうかを判断する。正曲げ
であれば第段で曲げセレクトシリンダ53が正曲げ用に
ONとなる。逆曲げであれば第段で曲げセレクトシリン
ダ装置53が逆曲げ用にONとなる。第段に進み、ワーク
押えラム9をメインクランプシリンダ33で下降させ、第
段で複数のサブクランプシリンダ35を作動させワーク
押えラム9を加圧し、下型7上に載置されたワークWを
上型13でクランプする。
第段で正曲げかどうか判断し、正曲げ加工であれば第
段で曲げシリンダ61をONにして曲げラム49を上昇せし
め、次いで第段で曲げ加圧シリンダ65をONにして上昇
して正曲げが行なわれる。
第段で逆曲げ加工であると判断されると、第段に進
み曲げシリンダ61をONにして曲げラム49を下降せしめ、
次いで第段で曲げ加圧シリンダ65をONにして下降して
逆曲げが行なわれる。
第段で曲げ補正シリンダ69および曲げセレクトシリン
ダ53を一旦OFFにする。
次に、第段で曲げ補正シリンダ69をONにし作動させて
オーバベンドを行なう。オーバベンドが終了すると、第
段で正曲げであったかどうかを判断し、正曲げ加工で
あった場合には、第段で曲げ加工シリンダ65をOFF
に、第段で曲げシリンダ61をONにして曲げラム49を下
降する。逆曲げ加工であった場合には、第段で曲げ加
圧シリンダ65をOFFに、第段で曲げシリンダ61をONに
して曲げラム49を上昇させる。
第でサブクランプシリンダ35をOFFにし、第段でメ
インクランプシリンダ33を作動させてワーク押えラム9
を上昇させる。第21段で次の曲げ工程が有るかどうか判
断し、次の曲げ工程が有れば第段の手前にフィードバ
ックされる。次の曲げ工程が無ければ、終了する。
上述した動作の順序を間違って作動させると、機械の干
渉が出たり、あるいはうまく製品を作り出すことが出来
なくなるのである。
なお、本発明は前述した実施例に限定されることなく、
適宜変更を行なうことにより、その他の態様で実施し得
るものである。
(発明の効果) 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、本
発明によれば、上部フレーム及び曲げアームを共通のク
ランク軸(曲げアームにあってはクランク軸における偏
心部)にそれぞれ上下方向へ揺動可能に設けたことによ
り、折曲げ機械自体の構成が簡単になり、折曲げ機械の
製作が容易になると共に、折曲げ機械のコンパクト化を
図ることも可能になる。
また、正曲げ金型と逆曲げ金型を共通の曲げアームに設
けてあるため、折曲げ機械の構成がより一層簡単になる
と共に、折曲げ機械のより一層のコンパクト化を図るこ
とができる。更に、正曲げ金型の上下方向の揺動及び逆
曲げ金型の上下方向の揺動を共通の曲げシリンダの作動
により行うことができ、折曲げ機械のコストの低下を図
ることができる。
更に、正曲げ金型と逆曲げ金型を共通の曲げアームに設
け、クランク軸に曲げ補正用アームを一体的に設けたこ
とにより、共通の曲げ補正シリンダの作動によって正曲
げ金型による上方向のオーバベンド又は逆曲げ金型によ
る下方向のオーバベンドを行うことができ、オーバベン
ド機構の構成が簡単になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した一実施例のスイング型式にお
ける折曲げ機械の正面図、第2図は第1図の平面図およ
び第3図は第1図の右側面図である。 第4図は第3図におけるIV−IV線に沿った断面図および
第5図は第4図の平面図である。 第6図は第3図におけるVI矢視部分における拡大図、第
7図は第6図におけるVII矢視図である。 第8図は第3図におけるVIII矢視部分の拡大図、第9図
は第3図におけるIX矢視部分の拡大図、第10図は第3図
におけるX矢視部分の拡大図である。 第11図は第1図におけるXII−XII線に沿った拡大断面
図、第12図は第1図におけるXIII−XIII線に沿った拡大
断面図および第13図は第1図におけるXIV−XIV線に沿っ
た拡大断面図である。 第14図は本実施例の動作を説明するフローチャート図で
ある。 [図面の主要部分を表わす符号の説明] 1……スイング型式の折曲げ機械 7……下型、9……ワーク押えラム 13……上型、19……クランク軸 33……メインクランプシリンダ 35……サブクランプシリンダ 45……偏心軸、49……曲げラム 51A,51B……曲げ金型 53……曲げセレクトシリンダ装置 61……曲げシリンダ 65……曲げ加圧シリンダ 69……曲げ補正シリンダ 77……高さ位置調整装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平1−17770(JP,B2) 特公 平1−6848(JP,B2) 特公 昭60−31570(JP,B2) 特公 平5−55207(JP,B2) 実公 昭56−6180(JP,Y2) 実公 平2−17695(JP,Y2) 実公 平2−48087(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上型と下型により板状のワークの端部付近
    をクランプした後に、このワークの端部を正曲げ金型に
    より上方向へ正曲げ加工を行ったり、下曲げ金型により
    下方向へ逆曲げ加工を行ったりする折曲げ機械におい
    て、 上記下型を上側に備えた下部フレームを設け、この下部
    フレームに偏心部を備えたクランク軸を回転可能に設
    け、このクランク軸に上記上型を下側に備えた上部フレ
    ームを上下方向へ揺動可能に設け、上記クランク軸の偏
    心部に上下方向へ揺動可能な曲げアームを設け、この曲
    げアームの先端部に上下に離隔した正曲げ金型と逆曲げ
    金型を一体的に設け、この曲げアームを上記偏心部の軸
    心を中心として上下方向へ揺動させる曲げシリンダを設
    け、ワークの端部に対してオーバベントを行うため、上
    記クランク軸に曲げ補正用アームを一体的に設けると共
    に、この曲げ補正用アームを上下方向へ揺動させる曲げ
    補正シリンダを設けてなることを特徴とする折曲げ機
    械。
JP61201834A 1986-08-29 1986-08-29 折曲げ機械 Expired - Lifetime JPH0685941B2 (ja)

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JPS6360024A JPS6360024A (ja) 1988-03-16
JPH0685941B2 true JPH0685941B2 (ja) 1994-11-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004047975A1 (de) * 2004-10-01 2006-04-13 Knorr-Bremse Ag Verfahren und Vorrichtung zum Steigern eines Drehmoments einer Hubkolben-Verbrennungsmaschine, insbesondere eines Motors in Dieselausführung

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JPS566180U (ja) * 1979-06-26 1981-01-20
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