JPH0685782B2 - 接触レーザー式外科用一体メス - Google Patents
接触レーザー式外科用一体メスInfo
- Publication number
- JPH0685782B2 JPH0685782B2 JP3138656A JP13865691A JPH0685782B2 JP H0685782 B2 JPH0685782 B2 JP H0685782B2 JP 3138656 A JP3138656 A JP 3138656A JP 13865691 A JP13865691 A JP 13865691A JP H0685782 B2 JPH0685782 B2 JP H0685782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser energy
- support member
- laser
- scalpel
- tapered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/18—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves
- A61B18/20—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves using laser
- A61B18/22—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves using laser the beam being directed along or through a flexible conduit, e.g. an optical fibre; Couplings or hand-pieces therefor
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触レーザー外科用メ
スに関し、特に、可撓性の光ファイバ装置と連携して、
又はその一体部材として使用するための接触レーザー式
外科用一体メスに関する。
スに関し、特に、可撓性の光ファイバ装置と連携して、
又はその一体部材として使用するための接触レーザー式
外科用一体メスに関する。
【0002】
【従来の技術】可撓性の光ファイバ装置は、例えば、N
d:Yagレーザー又はレーザーエネルギーを光ファイ
バ媒体を通して能率的に移送するのに適する波長のレー
ザーに一般的に使用されている。本発明が対象とするメ
スは、特に整形外科手術に、例えば膝から損傷した関節
間軟骨(半月)を除去するのに使用される。そのような
手術の局部は、普通、水で囲うのが好ましいが、そのよ
うな水の存在が、従来設計の接触レーザーメスにとって
重大な問題を惹起する。
d:Yagレーザー又はレーザーエネルギーを光ファイ
バ媒体を通して能率的に移送するのに適する波長のレー
ザーに一般的に使用されている。本発明が対象とするメ
スは、特に整形外科手術に、例えば膝から損傷した関節
間軟骨(半月)を除去するのに使用される。そのような
手術の局部は、普通、水で囲うのが好ましいが、そのよ
うな水の存在が、従来設計の接触レーザーメスにとって
重大な問題を惹起する。
【0003】詳述すれば、接触レーザーメス(以下、単
に「接触メス」又は「メス」とも称する)の先端部分
は、切除手術の合間の時間が長いと、必然的に熱くな
る。なぜなら、メスを水で囲まれた局部から引き出され
ると熱くなるからである。そのように熱くなったメスの
先端部を再度動作局部(即ち手術局部)の周りの冷たい
冷却液(水)に浸漬させると、先端部が急激に冷却され
る。そのような冷却は慣用のメスの素材であるサファイ
ア又はその他の結晶性材を弱めたり破断せることが知ら
れている。
に「接触メス」又は「メス」とも称する)の先端部分
は、切除手術の合間の時間が長いと、必然的に熱くな
る。なぜなら、メスを水で囲まれた局部から引き出され
ると熱くなるからである。そのように熱くなったメスの
先端部を再度動作局部(即ち手術局部)の周りの冷たい
冷却液(水)に浸漬させると、先端部が急激に冷却され
る。そのような冷却は慣用のメスの素材であるサファイ
ア又はその他の結晶性材を弱めたり破断せることが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この問題並
びに、従来の非一体的メスに随伴する他の周知の問題点
を解決することを課題とする。
びに、従来の非一体的メスに随伴する他の周知の問題点
を解決することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】特に上記破断の問題につ
いては、本発明は、この種のメスの素材として慣用され
ているサファイア又はそれに類似した光学的に透明な接
触部材を、少くとも極端な温度サイクル(変動)という
過酷な条件に露呈させるような構成では使用しないこと
によってこの問題を克服する。即ち、本発明によれば、
光ファイバーのような光学的活動部材(即ち、レーザー
エネルギー導体)の少くとも一部分を好ましくはアルミ
ナのような不透明な(従ってレーザー光線に対して不透
過性の)セラミック材(即ち、耐火材)で形成した嵌め
輪(即ち、支持部材)内に包被し、防護する。換言すれ
ば、支持部材の動作先端(レーザーエネルギー導体のレ
ーザーエネルギー放射口を包被する部分)の少なくとも
一部分を不透明な耐火材で形成する。アルミナのような
セラミック材は、以下に述べるように特に水環境に対し
て多くの有利な特性を有する。
いては、本発明は、この種のメスの素材として慣用され
ているサファイア又はそれに類似した光学的に透明な接
触部材を、少くとも極端な温度サイクル(変動)という
過酷な条件に露呈させるような構成では使用しないこと
によってこの問題を克服する。即ち、本発明によれば、
光ファイバーのような光学的活動部材(即ち、レーザー
エネルギー導体)の少くとも一部分を好ましくはアルミ
ナのような不透明な(従ってレーザー光線に対して不透
過性の)セラミック材(即ち、耐火材)で形成した嵌め
輪(即ち、支持部材)内に包被し、防護する。換言すれ
ば、支持部材の動作先端(レーザーエネルギー導体のレ
ーザーエネルギー放射口を包被する部分)の少なくとも
一部分を不透明な耐火材で形成する。アルミナのような
セラミック材は、以下に述べるように特に水環境に対し
て多くの有利な特性を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】第1に、アルミナの熱伝導係数
は、非常に低い。その結果として、メス又はプローブの
先端部分に生じた熱が、メス本体及びハンドル(握り)
を通して伝播されず、従って、通常はメスの非活動部分
を加熱することがない。又、本発明の後述する細径光フ
ァイバの実施例の場合、そのような熱は、光ファイバ
(以下、単に「ファイバ」とも称する)が挿設されてい
る嵌め輪の中心部までは伝えられない。
は、非常に低い。その結果として、メス又はプローブの
先端部分に生じた熱が、メス本体及びハンドル(握り)
を通して伝播されず、従って、通常はメスの非活動部分
を加熱することがない。又、本発明の後述する細径光フ
ァイバの実施例の場合、そのような熱は、光ファイバ
(以下、単に「ファイバ」とも称する)が挿設されてい
る嵌め輪の中心部までは伝えられない。
【0007】更に、メスの非活動部分への熱エネルギー
の伝導を制限することによって、メスの適正な動作を比
較的低いレーザー作動電力で維持することができる。更
に、レーザー作動電力は、後述するようにファイバ/メ
スインタフェース(ファイバとメスとの間の界面)をな
くすことによって一層低減することができる。
の伝導を制限することによって、メスの適正な動作を比
較的低いレーザー作動電力で維持することができる。更
に、レーザー作動電力は、後述するようにファイバ/メ
スインタフェース(ファイバとメスとの間の界面)をな
くすことによって一層低減することができる。
【0008】アルミナのもう1つの非常に重要な特性
は、熱衝撃破断に対する抵抗性が高いことである。熱衝
撃による破断の問題は、先にも触れたように、メスを例
えば関節間軟骨のような局部からそれを囲む液体環境を
通して引抜かねばならないような整形外科手術の場合に
特に顕著である。
は、熱衝撃破断に対する抵抗性が高いことである。熱衝
撃による破断の問題は、先にも触れたように、メスを例
えば関節間軟骨のような局部からそれを囲む液体環境を
通して引抜かねばならないような整形外科手術の場合に
特に顕著である。
【0009】アルミナの更に別の利点は、その固有の強
度である。アルミナは、メスが切除手術の際に必ず受け
る側方剪断荷重に対する耐性が大きいことが認められ
た。
度である。アルミナは、メスが切除手術の際に必ず受け
る側方剪断荷重に対する耐性が大きいことが認められ
た。
【0010】アルミナ製の嵌め輪即ち支持部材は、光学
的な意味ではメスの活動部材ではない。実際、アルミナ
及び大抵のそれに類するセラミック材は、本発明が対象
とするレーザー波長に対して不透過性即ち不透明であ
る。本発明の細径ファイバの実施例においては、メスの
先端部分へのレーザーエネルギーの焦点合わせは、細い
光ファイバを嵌め輪内に該嵌め輪の中心軸線に沿って位
置づけすることによって達成される。この光ファイバ
は、直径が一定であり、その光ファイバの全部又は一部
を、レーザー供給装置の光ファイバ、即ちレーザーエネ
ルギーをレーザー源から動作局部(手術局部)へ搬送す
るための光ファイバの延長として形成することが好まし
い。
的な意味ではメスの活動部材ではない。実際、アルミナ
及び大抵のそれに類するセラミック材は、本発明が対象
とするレーザー波長に対して不透過性即ち不透明であ
る。本発明の細径ファイバの実施例においては、メスの
先端部分へのレーザーエネルギーの焦点合わせは、細い
光ファイバを嵌め輪内に該嵌め輪の中心軸線に沿って位
置づけすることによって達成される。この光ファイバ
は、直径が一定であり、その光ファイバの全部又は一部
を、レーザー供給装置の光ファイバ、即ちレーザーエネ
ルギーをレーザー源から動作局部(手術局部)へ搬送す
るための光ファイバの延長として形成することが好まし
い。
【0011】別の実施例では、太径のファイバを使用
し、ファイバとセラミック製嵌め輪の組合せ体を研削又
はその他の手段によって機械加工し、テーパ付円錐形状
とする。この構成では、ファイバは、補強のためのセラ
ミック製嵌め輪の前方へ突出させることができる。
し、ファイバとセラミック製嵌め輪の組合せ体を研削又
はその他の手段によって機械加工し、テーパ付円錐形状
とする。この構成では、ファイバは、補強のためのセラ
ミック製嵌め輪の前方へ突出させることができる。
【0012】本発明のメスは、セラミック製嵌め輪自体
に付随する上述の各利点に加えて、ファイバとメスの接
触部材との間のインタフェースの排除を可能にするとい
う利点をもたらす。この利点は、本発明の細径ファイバ
の実施例においても、あるいは太径テーパ付ファイバの
実施例においても得られる。このインタフェースは、接
触レーザープローブ及びメスにおいて長年の問題の1つ
である。メスを光ファイバ装置に連結するためにねじ付
コネクタを使用する場合、そのようなコネクタは、光フ
ァイバ装置とメスとの適正な整列即ち心合を補償するた
めには、正確な設計及び構造を必要とされ、コネクタの
ねじの位置も正確でなければならない。しかも、金属製
のカップリング(コネクタ即ち連結器)は、高価である
ばかりでなく、カップリングを保持するためにその素材
であるサファイアに溝又はその他の窪みを形成しなけれ
ばならないので、応力破断の原因となる。
に付随する上述の各利点に加えて、ファイバとメスの接
触部材との間のインタフェースの排除を可能にするとい
う利点をもたらす。この利点は、本発明の細径ファイバ
の実施例においても、あるいは太径テーパ付ファイバの
実施例においても得られる。このインタフェースは、接
触レーザープローブ及びメスにおいて長年の問題の1つ
である。メスを光ファイバ装置に連結するためにねじ付
コネクタを使用する場合、そのようなコネクタは、光フ
ァイバ装置とメスとの適正な整列即ち心合を補償するた
めには、正確な設計及び構造を必要とされ、コネクタの
ねじの位置も正確でなければならない。しかも、金属製
のカップリング(コネクタ即ち連結器)は、高価である
ばかりでなく、カップリングを保持するためにその素材
であるサファイアに溝又はその他の窪みを形成しなけれ
ばならないので、応力破断の原因となる。
【0013】最も重要なのは、1つの媒体から他の媒体
へレーザーエネルギーを結合することに随伴す固有の結
合(カップリング)損失である。そのような結合損失
は、結合インタフェースにおいて直接熱に転換される。
特に比較的高い作動電力レベルでメスの使用を続けるに
は、インタフェースに発生した熱をインタフェースから
導出しなければならない。
へレーザーエネルギーを結合することに随伴す固有の結
合(カップリング)損失である。そのような結合損失
は、結合インタフェースにおいて直接熱に転換される。
特に比較的高い作動電力レベルでメスの使用を続けるに
は、インタフェースに発生した熱をインタフェースから
導出しなければならない。
【0014】従って、レーザーエネルギー供給装置(光
ファイバ装置)とメスとの間のインタフェースを排除す
るか、少くとも手術局部から離隔させて配置することが
できるというのは、本発明のメスの1つの重要な利点で
ある。
ファイバ装置)とメスとの間のインタフェースを排除す
るか、少くとも手術局部から離隔させて配置することが
できるというのは、本発明のメスの1つの重要な利点で
ある。
【0015】しかしながら、裸の、焦点合わせされてい
ない光ファイバの端部からのレーザー光線放射分散角
(以下、単に「分散角」とも称する)は、一般に狭く
(例えば、約10°以上)、従って、多くの外科手術に
とって不適であることは周知である。参考までにいえ
ば、慣用のサファイア製接触レーザープローブの分散角
は、ほぼ25〜35°である。
ない光ファイバの端部からのレーザー光線放射分散角
(以下、単に「分散角」とも称する)は、一般に狭く
(例えば、約10°以上)、従って、多くの外科手術に
とって不適であることは周知である。参考までにいえ
ば、慣用のサファイア製接触レーザープローブの分散角
は、ほぼ25〜35°である。
【0016】本発明のメスの細径ファイバ型実施例は、
セラミック製嵌め輪即ち支持部材の先端部分の直径を好
ましくはファイバの直径(ファイバーのレーザーエネル
ギー放射口の直径)の2倍以下に制限することによって
上記の分散角の問題を克服する。更に、ファイバをセラ
ミック製嵌め輪の先端と同一平面をなすように延長さ
せ、それによってファイバの先端を部分的に液化、及
び、又は再結晶させ、その結果として光エネルギーのよ
り広い分散を可能にする。
セラミック製嵌め輪即ち支持部材の先端部分の直径を好
ましくはファイバの直径(ファイバーのレーザーエネル
ギー放射口の直径)の2倍以下に制限することによって
上記の分散角の問題を克服する。更に、ファイバをセラ
ミック製嵌め輪の先端と同一平面をなすように延長さ
せ、それによってファイバの先端を部分的に液化、及
び、又は再結晶させ、その結果として光エネルギーのよ
り広い分散を可能にする。
【0017】このように、本発明のセラミック嵌め輪
は、可撓性の高いファイバを支持すること、並びに、可
撓性のファイバの先端部分が実際のメス操作の際に高い
温度にさらされたときファイバの先端部分の保全性(損
傷することなく完全性を保つこと)を維持することのみ
ならず、上述した幾つかの追加の利点をも有する。
は、可撓性の高いファイバを支持すること、並びに、可
撓性のファイバの先端部分が実際のメス操作の際に高い
温度にさらされたときファイバの先端部分の保全性(損
傷することなく完全性を保つこと)を維持することのみ
ならず、上述した幾つかの追加の利点をも有する。
【0018】本発明のメスの太径ファイバ型実施例の場
合は、ファイバ自体がセラミック嵌め輪から突出したテ
ーパした円錐形延長体を構成し、レーザーエネルギーを
封じ込める、又はそのテーパしたファイバの先端に焦点
わせする働きをする。
合は、ファイバ自体がセラミック嵌め輪から突出したテ
ーパした円錐形延長体を構成し、レーザーエネルギーを
封じ込める、又はそのテーパしたファイバの先端に焦点
わせする働きをする。
【0019】本発明の更に他の実施例においては、光学
的に透明な(光透過性の)エナメルを通常メスの先端部
から後方へ1〜2mmに亙ってメスの表面に塗布する。
このエナメルコーチングは、赤外線吸収材を含めること
が有利であるが、赤外線吸収材は本発明の実施にとって
必ずしも必要ではない。かくして、上述した幾つかの構
造的特徴が、それだけで、あるいはエナメルコーチング
と組み合わさって、本発明のファイバ延長型セラミック
製メスのレーザー分散特性を向上させ、従ってメスの側
方切断特性(動作局部において側方へ切込む性能)を向
上させる。
的に透明な(光透過性の)エナメルを通常メスの先端部
から後方へ1〜2mmに亙ってメスの表面に塗布する。
このエナメルコーチングは、赤外線吸収材を含めること
が有利であるが、赤外線吸収材は本発明の実施にとって
必ずしも必要ではない。かくして、上述した幾つかの構
造的特徴が、それだけで、あるいはエナメルコーチング
と組み合わさって、本発明のファイバ延長型セラミック
製メスのレーザー分散特性を向上させ、従ってメスの側
方切断特性(動作局部において側方へ切込む性能)を向
上させる。
【0020】
【実施例】第1図を参照すると、本発明の細径ファイバ
型接触レーザー式セラミック製メス10が外科用手持ち
器具12の先端に取付けられた状態で示される。手持ち
器具(手で持って操作する器具)12は、大径の本体部
分又はハンドル14を有する慣用設計のものであり、そ
の前端から筒状部材又は支持アーム16が延長してい
る。
型接触レーザー式セラミック製メス10が外科用手持ち
器具12の先端に取付けられた状態で示される。手持ち
器具(手で持って操作する器具)12は、大径の本体部
分又はハンドル14を有する慣用設計のものであり、そ
の前端から筒状部材又は支持アーム16が延長してい
る。
【0021】手持ち器具12は、チャンネル又は開口1
8(第2図)を有しており、それを貫通して光ファイバ
装置20が挿通されている。光ファイバ装置20も、周
知の設計のものであり、レーザーエネルギーを通すため
の光ファイバ即ち光ファイバ22(好ましくは溶融シリ
カから成る)と、光ファイバを同心的に包被した防護鞘
24から成る。
8(第2図)を有しており、それを貫通して光ファイバ
装置20が挿通されている。光ファイバ装置20も、周
知の設計のものであり、レーザーエネルギーを通すため
の光ファイバ即ち光ファイバ22(好ましくは溶融シリ
カから成る)と、光ファイバを同心的に包被した防護鞘
24から成る。
【0022】従来周知の接触レーザー式プローブ又はメ
スにはいろいろな直径の光ファイバが使用されている
が、本発明のファイバ延長型セラミック製メスには比較
的細い直径、例えば200ミクロンのファイバを使用す
るのが好ましい。これは、本発明においては、レーザー
エネルギーを供給するための光ファイバ装置のファイバ
をメス自体を貫通して延長させ、その延長ファイバによ
ってメスの全光路を画定させるからである。
スにはいろいろな直径の光ファイバが使用されている
が、本発明のファイバ延長型セラミック製メスには比較
的細い直径、例えば200ミクロンのファイバを使用す
るのが好ましい。これは、本発明においては、レーザー
エネルギーを供給するための光ファイバ装置のファイバ
をメス自体を貫通して延長させ、その延長ファイバによ
ってメスの全光路を画定させるからである。
【0023】本発明のメス10は、剪断強度が高く、熱
伝導率の低いセラミック材から製造されたテーパした、
又は円錐形の嵌め輪26を含む。剛性の支持部材即ち嵌
め輪26を製造するためのセラミック材としては、アル
ミナが、その熱伝導率が極めて低く(0.07cal/
cm・sec・℃)、かつ通常の外科手術の条件下にお
ける機械的破断抵抗が高いことから好ましいことが認め
れた。
伝導率の低いセラミック材から製造されたテーパした、
又は円錐形の嵌め輪26を含む。剛性の支持部材即ち嵌
め輪26を製造するためのセラミック材としては、アル
ミナが、その熱伝導率が極めて低く(0.07cal/
cm・sec・℃)、かつ通常の外科手術の条件下にお
ける機械的破断抵抗が高いことから好ましいことが認め
れた。
【0024】先に述べたように、本発明のセラミック製
メス10は、手持ち器具12のアーム16の先端に配置
し取付ける。詳述すれば、嵌め輪26の後端部分即ち入
力部分28を筒状部材即ちアーム16の内径にほぼ等し
い直径に機械加工は成型によって形成し、嵌め輪をアー
ム16内にぴったり嵌合させる。嵌め輪の円筒形本体部
分30の直径は、アーム16の外径と同じにするのが好
ましく、それによって手持ち器具12からメスへ平滑に
遷移するようにする。
メス10は、手持ち器具12のアーム16の先端に配置
し取付ける。詳述すれば、嵌め輪26の後端部分即ち入
力部分28を筒状部材即ちアーム16の内径にほぼ等し
い直径に機械加工は成型によって形成し、嵌め輪をアー
ム16内にぴったり嵌合させる。嵌め輪の円筒形本体部
分30の直径は、アーム16の外径と同じにするのが好
ましく、それによって手持ち器具12からメスへ平滑に
遷移するようにする。
【0025】嵌め輪26によって画定されるメスの前端
部分32は、円錐形であり、1つの好ましい実施例では
そのテーパ角をほぼ8°とする。このテーパは、先に述
べたように筒状部材16の直径にほぼ等しい拡径部分即
ち嵌め輪の本体部分30からメスの小径先端34(好ま
しくは光ファイバのレーザーエネルギー放射口44の直
径の2倍程度、図示の実施例では直径400ミクロン)
にまで延長させる。嵌め輪の本体部分30、先端部分3
4及び光ファイバの放射口44の直径は、第3図の拡大
端面図にそれぞれ36、38、40で示されている。
部分32は、円錐形であり、1つの好ましい実施例では
そのテーパ角をほぼ8°とする。このテーパは、先に述
べたように筒状部材16の直径にほぼ等しい拡径部分即
ち嵌め輪の本体部分30からメスの小径先端34(好ま
しくは光ファイバのレーザーエネルギー放射口44の直
径の2倍程度、図示の実施例では直径400ミクロン)
にまで延長させる。嵌め輪の本体部分30、先端部分3
4及び光ファイバの放射口44の直径は、第3図の拡大
端面図にそれぞれ36、38、40で示されている。
【0026】上記以外のテーパ角及び先端直径を用いる
こともできるが、先端直径を増大させると、メスの適正
な切断作用を損なうことがある。従って、先端直径を光
ファイバの直径の3ないし4倍を越える大きさとするの
は適当ではない。
こともできるが、先端直径を増大させると、メスの適正
な切断作用を損なうことがある。従って、先端直径を光
ファイバの直径の3ないし4倍を越える大きさとするの
は適当ではない。
【0027】嵌め輪26は、光ファイバ22の延長部分
を通すための、メスの長手軸線に沿って貫通した開口又
は通路42を有している。この開口42は、ファイバ2
2をぴったり受容するのに適した直径とするが、嵌め輪
即ちメス内へのファイバの保持は、例えば、第2図に符
号46で示されるようにエポキシによってファイバをメ
スの後端部分28に固着することによって確実にするこ
とができる。ファイバの先端44は、メスの先端34と
同一平面をなすように位置づけ、又は固着させる。
を通すための、メスの長手軸線に沿って貫通した開口又
は通路42を有している。この開口42は、ファイバ2
2をぴったり受容するのに適した直径とするが、嵌め輪
即ちメス内へのファイバの保持は、例えば、第2図に符
号46で示されるようにエポキシによってファイバをメ
スの後端部分28に固着することによって確実にするこ
とができる。ファイバの先端44は、メスの先端34と
同一平面をなすように位置づけ、又は固着させる。
【0028】本発明の嵌め輪26の製造には、機械加
工、金型成形、圧伸成形又は押出成形等のいろいろな製
造法を用いることができるが、好ましい製造法は、軸線
方向の通路42を形成するためのピン部材をダイ内に挿
入して嵌め輪を圧伸又は押出成形する方法である。
工、金型成形、圧伸成形又は押出成形等のいろいろな製
造法を用いることができるが、好ましい製造法は、軸線
方向の通路42を形成するためのピン部材をダイ内に挿
入して嵌め輪を圧伸又は押出成形する方法である。
【0029】本発明のファイバ延長型メスは、レーザー
源(図示せず)から動作局部(手術局部)の筋肉組織へ
の接触点(即ち、メスの先端34)にまで従来に接触レ
ーザー式メスに通常みられるファイバ/メスインタフェ
ース(ファイバとメスとの間の界面)の存在しない単一
の連続したファイバ路に沿って伝送することを可能にす
る。ファイバ/メスインタフェースが存在すると、必然
的に、いわゆる結合(カップリング)損失をを生じるの
で、望ましくない熱の集中を抑制するには冷却操作を必
要とするか、あるいは操作条件を制限しなければならな
い。
源(図示せず)から動作局部(手術局部)の筋肉組織へ
の接触点(即ち、メスの先端34)にまで従来に接触レ
ーザー式メスに通常みられるファイバ/メスインタフェ
ース(ファイバとメスとの間の界面)の存在しない単一
の連続したファイバ路に沿って伝送することを可能にす
る。ファイバ/メスインタフェースが存在すると、必然
的に、いわゆる結合(カップリング)損失をを生じるの
で、望ましくない熱の集中を抑制するには冷却操作を必
要とするか、あるいは操作条件を制限しなければならな
い。
【0030】従って、本発明のメスは、外科手術におけ
る慣用の切断作用を整形外科の特徴である、液体で満た
された困難な環境内出実施することができ、しかも、高
い強度及び破断抵抗を有し、メスを冷却する必要がほと
んどあるいは全くない。
る慣用の切断作用を整形外科の特徴である、液体で満た
された困難な環境内出実施することができ、しかも、高
い強度及び破断抵抗を有し、メスを冷却する必要がほと
んどあるいは全くない。
【0031】別法として、メス10及び、又は手持ち器
具12を光ファイバ装置20から取り外し自在とするた
めにコネクタを設けることができる。ただし、そのよう
なコネクタは、メスから離隔した位置に設ける。従っ
て、その場合、光ファイバとメスとのインタフエースを
動作局部に近接した位置に置く必要なしに、光ファイバ
及びメスを必要に応じて交換することができる。
具12を光ファイバ装置20から取り外し自在とするた
めにコネクタを設けることができる。ただし、そのよう
なコネクタは、メスから離隔した位置に設ける。従っ
て、その場合、光ファイバとメスとのインタフエースを
動作局部に近接した位置に置く必要なしに、光ファイバ
及びメスを必要に応じて交換することができる。
【0032】本発明の接触レーザー式メスに使用される
慣用設計の裸の光ファイバ、例えば200ミクロン径の
ファイバ22は、通常は、外科手術のためには狭すぎる
のレーザー光線放射分散角(通常約8°程度)を有す
る。最良のメス操作を行うには裸の光ファイバの分散角
の2〜3倍又はそれ以上の分散角が標準であると考えら
れている。しかしながら、本発明のメス構造は、慣用の
光ファイバの狭い分散特性を示さないのである。なぜな
ら、熱伝導率の低い嵌め輪を使用することと、嵌め輪の
線端部分の断面積を比較的小さくすることと、メスの先
端34に光ファイバを部分的に露出させることとが相俟
って、より広いレーザー分散角を有するメスを構成す
る。
慣用設計の裸の光ファイバ、例えば200ミクロン径の
ファイバ22は、通常は、外科手術のためには狭すぎる
のレーザー光線放射分散角(通常約8°程度)を有す
る。最良のメス操作を行うには裸の光ファイバの分散角
の2〜3倍又はそれ以上の分散角が標準であると考えら
れている。しかしながら、本発明のメス構造は、慣用の
光ファイバの狭い分散特性を示さないのである。なぜな
ら、熱伝導率の低い嵌め輪を使用することと、嵌め輪の
線端部分の断面積を比較的小さくすることと、メスの先
端34に光ファイバを部分的に露出させることとが相俟
って、より広いレーザー分散角を有するメスを構成す
る。
【0033】メスの先端34のセラミック材は、先に述
べたように断面積が小さいことと、熱伝導率が低いこと
により局部的に熱くなる。この熱が、ファイバの先端自
体が露出していることと相俟って、ファイバの先端の僅
かな結晶構造の再配列即ち泡立ちを惹起し、その結果と
してレーザー光線の分散角を増大させる。
べたように断面積が小さいことと、熱伝導率が低いこと
により局部的に熱くなる。この熱が、ファイバの先端自
体が露出していることと相俟って、ファイバの先端の僅
かな結晶構造の再配列即ち泡立ちを惹起し、その結果と
してレーザー光線の分散角を増大させる。
【0034】従って、セラミック製嵌め輪は、幾つかの
重要な機能を果たす。即ち、嵌め輪は、嵌め輪とファイ
バとの上述した相互作用(即ち、分散角を増大するこ
と)の他に、可撓性のファイバに所要の強度及び剛性を
与え、更に重要なことに、ファイバを望ましくない熱劣
化から防護する。この後者の機能に関連して、露出ファ
イバは、患者の筋肉組織に長時間直接せしめられている
と、溶融したり、その他の物理的破壊を受け易いことが
知られている。この点、本発明のセラミック嵌め輪の細
い先端は、光ファイバに所要の強度及び防護を与えると
ともに、ファイバの限られた部位(先端)だけの結晶構
造の再配列を惹起する働きをし、それによってレーザー
光線の分散角を増大させる。
重要な機能を果たす。即ち、嵌め輪は、嵌め輪とファイ
バとの上述した相互作用(即ち、分散角を増大するこ
と)の他に、可撓性のファイバに所要の強度及び剛性を
与え、更に重要なことに、ファイバを望ましくない熱劣
化から防護する。この後者の機能に関連して、露出ファ
イバは、患者の筋肉組織に長時間直接せしめられている
と、溶融したり、その他の物理的破壊を受け易いことが
知られている。この点、本発明のセラミック嵌め輪の細
い先端は、光ファイバに所要の強度及び防護を与えると
ともに、ファイバの限られた部位(先端)だけの結晶構
造の再配列を惹起する働きをし、それによってレーザー
光線の分散角を増大させる。
【0035】第4図は、レーザー光線の分散角の一層の
増大を可能にするための本発明の別の実施例を示す。こ
の実施例では、上述した(第1〜3図)のメスの先端を
エナメル浴に浸漬させて線端部分にエナメルコーチング
48を塗布する。エナメルコーチング48は、レーザー
光線の分散角を増大させることにより、そしてエナメル
コーチングを通して熱エネルギーを伝導しメスの先端部
分の側面を局部的に加熱することによりメスの作用を一
層向上させる。
増大を可能にするための本発明の別の実施例を示す。こ
の実施例では、上述した(第1〜3図)のメスの先端を
エナメル浴に浸漬させて線端部分にエナメルコーチング
48を塗布する。エナメルコーチング48は、レーザー
光線の分散角を増大させることにより、そしてエナメル
コーチングを通して熱エネルギーを伝導しメスの先端部
分の側面を局部的に加熱することによりメスの作用を一
層向上させる。
【0036】エナメルコーチング48は、メス即ち嵌め
輪の先端部分を通常長さ約1mmに亙って被覆するが、
メスの側方切断特性をいろいろに変えるために嵌め輪の
先端部分の被覆長さを増減することができる。
輪の先端部分を通常長さ約1mmに亙って被覆するが、
メスの側方切断特性をいろいろに変えるために嵌め輪の
先端部分の被覆長さを増減することができる。
【0037】第5〜8図は、太径光ファイバ、例えば1
000Å径の光ファイバ50を用いた本発明のメスの別
の実施例を示す。この実施例の場合も、先の実施例と同
様に、レーザーエネルギーのインタフェースを回避する
ためにレーザーエネルギー源を動作局部に接続する連続
したファイバを使用することが好ましい。先の実施例の
場合と同様に、セラミック製嵌め輪52は、テーパした
円錐形の輪郭54を画定する。ただし、太径(1000
Å)の光ファイバを用いているので、嵌め輪の先端は、
余り細くすることができない。従って、以下に詳述する
ように、セラミック嵌め輪52と光ファイバ50とを一
緒に機械加工し、光ファイバの先端56自体をテーパさ
せて嵌め輪から前方へ突出させて外科手術のための切断
面を画定するように嵌め輪52と光ファイバ50全体を
テーパした円錐形とする。
000Å径の光ファイバ50を用いた本発明のメスの別
の実施例を示す。この実施例の場合も、先の実施例と同
様に、レーザーエネルギーのインタフェースを回避する
ためにレーザーエネルギー源を動作局部に接続する連続
したファイバを使用することが好ましい。先の実施例の
場合と同様に、セラミック製嵌め輪52は、テーパした
円錐形の輪郭54を画定する。ただし、太径(1000
Å)の光ファイバを用いているので、嵌め輪の先端は、
余り細くすることができない。従って、以下に詳述する
ように、セラミック嵌め輪52と光ファイバ50とを一
緒に機械加工し、光ファイバの先端56自体をテーパさ
せて嵌め輪から前方へ突出させて外科手術のための切断
面を画定するように嵌め輪52と光ファイバ50全体を
テーパした円錐形とする。
【0038】第6図は、組立ててテーパ形に機械加工す
る前のセラミック製の嵌め輪ブランク58を示す。嵌め
輪ブランク58は、支持アーム62(第5、8図)の直
径とほぼ等しい外径60を有する円筒形本体部分と、支
持アーム即ち筒状部材62に挿入するための小径部分6
4を有する。1つの好ましい実施例においては、未加工
時のブランク58の長さはほぼ7.781mm(0.3
1in)とする。
る前のセラミック製の嵌め輪ブランク58を示す。嵌め
輪ブランク58は、支持アーム62(第5、8図)の直
径とほぼ等しい外径60を有する円筒形本体部分と、支
持アーム即ち筒状部材62に挿入するための小径部分6
4を有する。1つの好ましい実施例においては、未加工
時のブランク58の長さはほぼ7.781mm(0.3
1in)とする。
【0039】この嵌め輪ブランク58に、その長手軸線
に沿って光ファイバ50を通すための孔66を穿設す
る。次いで、光ファイバ50のクラッド(鞘)をほぼ
2.918mm(3/8in)の長さに亙って除去した
後、第7図に示されるようにセラミック製の嵌め輪ブラ
ンク58をその裸にされた光ファイバに滑り嵌合させ、
エポキシ(例えば、エポキシNo.353)によって所
定位置に固着する。次いで、筒状部材62を第8図に示
されるように光ファイバ50に滑り嵌合させ、やはりエ
ポキシによって所定位置に固着する。
に沿って光ファイバ50を通すための孔66を穿設す
る。次いで、光ファイバ50のクラッド(鞘)をほぼ
2.918mm(3/8in)の長さに亙って除去した
後、第7図に示されるようにセラミック製の嵌め輪ブラ
ンク58をその裸にされた光ファイバに滑り嵌合させ、
エポキシ(例えば、エポキシNo.353)によって所
定位置に固着する。次いで、筒状部材62を第8図に示
されるように光ファイバ50に滑り嵌合させ、やはりエ
ポキシによって所定位置に固着する。
【0040】筒状部材62には、蝶形部材68を固着す
る。蝶形部材68は、筒状部材62をプラスチック製ハ
ウジング又はハンドル70に挿入したとき、ハンドル内
に位置し筒状部材がハンドルに対して回転しないように
する回り止めの役割を果たす。このような回り止めは、
第1図に示される筒状部材16のように、筒状部材を屈
曲させて使用する場合、特に重要である。
る。蝶形部材68は、筒状部材62をプラスチック製ハ
ウジング又はハンドル70に挿入したとき、ハンドル内
に位置し筒状部材がハンドルに対して回転しないように
する回り止めの役割を果たす。このような回り止めは、
第1図に示される筒状部材16のように、筒状部材を屈
曲させて使用する場合、特に重要である。
【0041】次に、筒状部材62と嵌め輪58と光ファ
イバ50の組立体(第8図)を例えば旋回治具に取付け
て旋回させ、ダイアモンド砥石車でメス即ち組み合わさ
れた嵌め輪と光ファイバの先端をテーパ状に研削し、嵌
め輪と光ファイバの先端の外周面を第5図に示されるよ
うなテーパした円錐径輪郭54、56とする。更に、光
ファイバのテーパ付外周面は、それに赤外線吸収性コー
チング材の接合を容易にするためにグリットブラスト仕
上げ等により粗面にすることができる。
イバ50の組立体(第8図)を例えば旋回治具に取付け
て旋回させ、ダイアモンド砥石車でメス即ち組み合わさ
れた嵌め輪と光ファイバの先端をテーパ状に研削し、嵌
め輪と光ファイバの先端の外周面を第5図に示されるよ
うなテーパした円錐径輪郭54、56とする。更に、光
ファイバのテーパ付外周面は、それに赤外線吸収性コー
チング材の接合を容易にするためにグリットブラスト仕
上げ等により粗面にすることができる。
【0042】第5〜8図の太径ファイバ型メスも、その
太径(1000Å)ファイバの固有の強度と、本発明の
セラミック製嵌め輪即ち支持部材との組合せにより、強
固な、実質的に不可撓性の外科用器具を構成する。
太径(1000Å)ファイバの固有の強度と、本発明の
セラミック製嵌め輪即ち支持部材との組合せにより、強
固な、実質的に不可撓性の外科用器具を構成する。
【図1】第1図は、本発明の細径ファイバ型接触レーザ
ー式セラミック製メスの立面図である。
ー式セラミック製メスの立面図である。
【図2】第2図は、第1図のセラミック製メスの線2−
2に沿ってみた断面図である。
2に沿ってみた断面図である。
【図3】第3図は、第1図のセラミック製メスの先端か
らみた端面図である。
らみた端面図である。
【図4】第4図は、第1図のセラミック製メスの先端部
分の拡大部分立面である。
分の拡大部分立面である。
【図5】第5図は、本発明の太径ファイバ型接触レーザ
ー式セラミック製メスの立面図である。
ー式セラミック製メスの立面図である。
【図6】第6図は、第5図のセラミック製メスに使用さ
れる加工前の嵌め輪ブランクの立面図である。
れる加工前の嵌め輪ブランクの立面図である。
【図7】第7図は、第6図の嵌め輪ブランクを光ファイ
バに組合せたところを示す立面図である。
バに組合せたところを示す立面図である。
【図8】第8図は、第7図の嵌め輪ブランク及び光ファ
イバに更に筒状支持部材を組合せたところを示す立面図
である。
イバに更に筒状支持部材を組合せたところを示す立面図
である。
10:細径ファイバ型接触レーザー式セラミック製メス 20:光ファイバ装置 22:光ファイバ(レーザーエネルギー導体) 26:テーパした又は円錐形のセラミック製嵌め輪(剛
性の支持部材) 28:後端部分 30:本体部分 32:前端部分 34:動作先端 42:開口又は通路 44:先端(レーザーエネルギー放射口、接触面) 48:エナメルコーチング 50:太径ファイバ 52:セラミック製嵌め輪(剛性の支持部材) 56:先端(レーザーエネルギー放射口、接触面) 66:孔(開口)
性の支持部材) 28:後端部分 30:本体部分 32:前端部分 34:動作先端 42:開口又は通路 44:先端(レーザーエネルギー放射口、接触面) 48:エナメルコーチング 50:太径ファイバ 52:セラミック製嵌め輪(剛性の支持部材) 56:先端(レーザーエネルギー放射口、接触面) 66:孔(開口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・アール・トビアス 米国ケンタッキー州フロレンス、アプラン ド・コート6777 (72)発明者 ジョン・シー・バンデン・ヘーク 米国ミネソタ州エルク・リバー、ワン・ハ ンドレッド・アンド・ナインティナイン ス・アベニュー11473ノースウェスト (56)参考文献 特開 昭61−25545(JP,A) 特開 昭61−25544(JP,A) 特開 昭63−115552(JP,A)
Claims (11)
- 【請求項1】整形外科及びその他の外科用接触レーザー
式メスであって、後端から動作先端(34)まで貫通し
た開口(42)を有する剛性の支持部材(26)と、レ
ーザーエネルギー入力端と、被手術体に直接係合するた
めの接触面(44)を画定するレーザーエネルギー放射
口(44)とを有する細長いレーザーエネルギー導体
(22)と、から成り、該レーザーエネルギー導体(2
2)は、そのレーザーエネルギー放射口(44)が前記
支持部材(26)の動作先端(34)と実質的に同一平
面をなすようにして該支持部材の前記開口(42)内に
配置されており、該レーザーエネルギー導体は、該支持
部材の開口(42)より長く、該支持部材から外法へ突
出してその前記レーザーエネルギー入力端が支持部材の
後端から離隔されており、それによってレーザーエネル
ギー導体(22)の前記接触面(44)に近接したとこ
ろにレーザーエネルギーのインタフェース及びコネクタ
が存在せず、レーザーエネルギー導体のレーザーエネル
ギー入力端のインタフェースが前記支持部材から変位さ
れ、それによって結合損失を回避し、該支持部材に近接
したところで該メスを冷却する必要性を排除したことを
特徴とする接触レーザー式メス。 - 【請求項2】整形外科及びその他の外科用接触レーザー
式メスであって、後端から動作先端(34)まで貫通し
た開口(42)を有する剛性の支持部材(26)と、レ
ーザーエネルギー源に接続するためのレーザーエネルギ
ー入力端と、被手術体に直接係合するための接触面(4
4)を画定するレーザーエネルギー放射口(44)とを
有し、レーザーエネルギー源から動作局部へレーザーエ
ネルギーを導くための細長い光ファイバ(22)と、か
ら成り、該光ファイバ(22)は、そのレーザーエネル
ギー放射口(44)が前記支持部材(26)の動作先端
(34)と実質的に同一平面をなすようにして該支持部
材の前記開口(42)内に配置されており、該光ファイ
バのレーザーエネルギー入力端は、該支持部材の後端か
ら突出していて該レーザーエネルギー入力端を該支持部
材から離隔した位置で前記レーザーエネルギー源に結合
することができるようになされており、それによって光
ファイバの前記接触面(44)に近接したところにレー
ザーエネルギーのインタフェース及びコネクタが存在せ
ず、結合損失を回避し、該支持部材に近接したところで
該メスを冷却する必要性を排除したことを特徴とする接
触レーザー式メス。 - 【請求項3】整形外科及びその他の外科用接触レーザー
式メスであって、後端から動作先端(34)まで貫通し
た開口(42)を有する剛性のセラミック製支持部材
(26)と、レーザーエネルギー入力端と、レーザーエ
ネルギー放射口(44)とを有するほぼ均一な断面積の
細長いレーザーエネルギー導体(22)と、から成り、
該レーザーエネルギー導体(22)は、そのレーザーエ
ネルギー放射口(44)が前記支持部材(26)の動作
先端(34)と実質的に同一平面をなすようにして該支
持部材の前記開口(42)内に配置されており、該メス
のレーザー光線放射分散角を増大して側方切断作用を向
上させるために該支持部材(26)及びレーザーエネル
ギー導体(22)の先端の外周面にエナメルシリカコー
チング()48が被覆されていることを特徴とする接触
レーザー式メス。 - 【請求項4】整形外科及びその他の外科用接触レーザー
式メスであって、後端から先端まで貫通した開口(6
6)を有する剛性の支持部材(52)と、レーザーエネ
ルギー入力端と、レーザーエネルギー放射口(56)と
を有する細長いレーザーエネルギー導体(50)と、か
ら成り、該レーザーエネルギー導体(50)は、前記支
持部材(52)の前記開口(66)内に配置されて前方
へ突出しており、該レーザーエネルギー導体の放射口
(56)及び該支持部材(52)にテーパが付されてお
り、該支持部材(52)のテーパした外周面(54)
と、レーザーエネルギー導体(50)のテーパした放射
口(56)とは、同軸同円錐角の円錐形輪郭を画定し、
該テーパした支持部材(52)は該テーパした放射口
(56)に隣接して配置されており、それによって、該
レーザーエネルギー導体の放射口(56)が被手術体に
係合するための接触面を画定し、該テーパした支持部材
(52)がレーザーエネルギー導体(50)及びその放
射口(56)を構造的に補強し防護するようになされて
いることを特徴とする接触レーザー式メス。 - 【請求項5】整形外科及びその他の外科用接触レーザー
式メスであって、貫通開口(66)を有する剛性の支持
部材(52)と、レーザーエネルギー入力端と、レーザ
ーエネルギー放射口(56)とを有するほぼ均一な直径
の細長いレーザーエネルギー導体(50)と、から成
り、該レーザーエネルギー導体(50)は、前記支持部
材の前記開口(66)内に配置され該開口を貫通して延
長しており、該レーザーエネルギー導体の放射口(5
6)及び該支持部材(52)にテーパが付されており、
該支持部材(52)のテーパした外周面(54)と、レ
ーザーエネルギー導体(50)のテーパした放射口(5
6)とは、同軸同円錐角の円錐形輪郭を画定し、該テー
パした支持部材(52)は該テーパした放射口(56)
に隣接して配置されており、該支持部材から前方に突出
したレーザーエネルギー導体(50)の放射口(56)
は、レーザーエネルギー導体本体の直径より小径であっ
て被手術体に係合するための接触面を画定し、該テーパ
した支持部材(52)がレーザーエネルギー導体(5
0)及びその放射口(56)を構造的に補強し防護する
ようになされていることを特徴とする接触レーザー式メ
ス。 - 【請求項6】前記支持部材(26)の前記動作先端(3
4)を含む少なくとも一部分は、不透明な耐火材で形成
されていることを特徴とする請求項1に記載の整形外科
及びその他の外科用接触レーザー式メス。 - 【請求項7】前記支持部材(26)の前記動作先端(3
4)を含む少なくとも一部分は、不透明な耐火材で形成
されていることを特徴とする請求項2に記載の整形外科
及びその他の外科用接触レーザー式メス。 - 【請求項8】前記支持部材の前記動作先端の直径は、前
記レーザーエネルギー放射口(44)直径のほぼ2倍で
あることを特徴とする請求項1に記載の整形外科及びそ
の他の外科用接触レーザー式メス。 - 【請求項9】前記支持部材の前記動作先端の直径は、前
記レーザーエネルギー放射口(44)の直径のほぼ2倍
であることを特徴とする請求項2に記載の整形外科及び
その他の外科用接触レーザー式メス。 - 【請求項10】前記支持部材(26)の前記動作先端
(34)の少なくとも一部分は、不透明な耐火材で形成
されていることを特徴とする請求項4に記載の整形外科
及びその他の外科用接触レーザー式メス。 - 【請求項11】前記支持部材(26)の、前記レーザー
エネルギー導体(50)のテーパした放射口(56)に
隣接した少なくとも一部分は、不透明な耐火材で形成さ
れていることを特徴とする請求項5に記載の整形外科及
びその他の外科用接触レーザー式メス。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US52388490A | 1990-05-15 | 1990-05-15 | |
US07/678,170 US5154708A (en) | 1990-05-15 | 1991-03-29 | Unitary scalpel for contact laser surgery |
US523884 | 1991-03-29 | ||
US678170 | 2003-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04231038A JPH04231038A (ja) | 1992-08-19 |
JPH0685782B2 true JPH0685782B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=27061298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3138656A Expired - Lifetime JPH0685782B2 (ja) | 1990-05-15 | 1991-05-15 | 接触レーザー式外科用一体メス |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5154708A (ja) |
EP (1) | EP0458506B1 (ja) |
JP (1) | JPH0685782B2 (ja) |
AT (1) | ATE129878T1 (ja) |
CA (1) | CA2042308A1 (ja) |
DE (1) | DE69114358D1 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5495541A (en) * | 1994-04-19 | 1996-02-27 | Murray; Steven C. | Optical delivery device with high numerical aperture curved waveguide |
JP3217642B2 (ja) * | 1995-06-06 | 2001-10-09 | 日本碍子株式会社 | 棒状セラミック体の製造方法 |
US6004315A (en) * | 1996-09-16 | 1999-12-21 | Focal, Inc. | Optical fiber diffuser and method of making |
US6383179B1 (en) * | 1999-08-11 | 2002-05-07 | Ceramoptec Industries Inc. | Diode laser scalpel |
AU1654201A (en) | 1999-10-19 | 2001-04-30 | Wolfgang Illich | Method and system for laser surgery |
JP2002174749A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-06-21 | Kyoei Senzai Kk | 光ファイバ接続用コネクタの複合フェルール及びこのフェルールの製造方法並びにこのフェルールを用いた光ファイバ接続用コネクタ |
US9440046B2 (en) | 2002-04-04 | 2016-09-13 | Angiodynamics, Inc. | Venous insufficiency treatment method |
WO2008124790A2 (en) | 2002-07-10 | 2008-10-16 | Angiodynamics, Inc. | Device and method for endovascular treatment for causing closure of a blood vessel |
ES2527051T3 (es) * | 2002-07-10 | 2015-01-20 | Angiodynamics, Inc. | Dispositivo de tratamiento endovascular que tiene un separador o espaciador de punta de fibra |
DE10245140B4 (de) * | 2002-09-27 | 2005-10-20 | Dornier Medtech Laser Gmbh | Intelligente Therapiefaser |
US20050288655A1 (en) * | 2004-06-29 | 2005-12-29 | Howard Root | Laser fiber for endovenous therapy having a shielded distal tip |
US20070179486A1 (en) * | 2004-06-29 | 2007-08-02 | Jeff Welch | Laser fiber for endovenous therapy having a shielded distal tip |
DE102005017798A1 (de) * | 2005-04-18 | 2006-11-09 | Dornier Medtech Laser Gmbh | Lichtleitfaser |
US20070260231A1 (en) * | 2005-04-21 | 2007-11-08 | Ondine International, Ltd. | Optical probe for delivery of light |
EP1803454A1 (en) * | 2005-12-30 | 2007-07-04 | Dornier MedTech Laser GmbH | Treatment of cancer by a combination of non-ionizing radiation and androgen deprivation |
EP1914576B1 (de) * | 2006-10-17 | 2019-01-16 | Dornier MedTech Laser GmbH | Laserapplikator mit einem einen photorefraktiven Bereich mit Volumenhologramm umfassenden Lichtleiter. |
WO2009130049A1 (en) | 2008-04-25 | 2009-10-29 | Curalux Gbr | Light-based method for the endovascular treatment of pathologically altered blood vessels |
WO2012114334A1 (en) | 2011-02-24 | 2012-08-30 | Ilan Ben Oren | Hybrid catheter for endoluminal intervention |
US8992513B2 (en) | 2011-06-30 | 2015-03-31 | Angiodynamics, Inc | Endovascular plasma treatment device and method of use |
CN109414292A (zh) | 2016-05-05 | 2019-03-01 | 爱克斯莫医疗有限公司 | 用于切除和/或消融不需要的组织的装置和方法 |
US11154380B2 (en) | 2017-10-26 | 2021-10-26 | King Abdulaziz University | Dental restoration scalpel |
US11369398B2 (en) | 2020-08-19 | 2022-06-28 | Tag Dream Medical Ltd. | Hybrid laser cutter |
CN113069203B (zh) * | 2021-03-23 | 2022-11-04 | 江西麦帝施科技有限公司 | 一种激光手术系统手术刀头阶梯温度工作系统及方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3467098A (en) * | 1967-03-24 | 1969-09-16 | Becton Dickinson Co | Flexible conduit for laser surgery |
US3834391A (en) * | 1973-01-19 | 1974-09-10 | Block Carol Ltd | Method and apparatus for photoepilation |
US4249533A (en) * | 1977-05-16 | 1981-02-10 | Olympus Optical Co., Ltd. | Laser knife |
US4170997A (en) * | 1977-08-26 | 1979-10-16 | Hughes Aircraft Company | Medical laser instrument for transmitting infrared laser energy to a selected part of the body |
DE2826383A1 (de) * | 1978-06-16 | 1979-12-20 | Eichler Juergen | Sonde fuer die laser-chirurgie |
US4576177A (en) * | 1983-02-18 | 1986-03-18 | Webster Wilton W Jr | Catheter for removing arteriosclerotic plaque |
GB2154761A (en) * | 1984-02-21 | 1985-09-11 | Quentron Optics Pty Ltd | Diffusive optical fibre termination |
US4693244A (en) * | 1984-05-22 | 1987-09-15 | Surgical Laser Technologies, Inc. | Medical and surgical laser probe I |
US4592353A (en) * | 1984-05-22 | 1986-06-03 | Surgical Laser Technologies Ohio, Inc. | Medical and surgical laser probe |
JPS6125544A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-04 | アロカ株式会社 | レ−ザ内視鏡用光フアイバアプリケ−タ |
JPS6125545A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-04 | アロカ株式会社 | レ−ザ医療用光フアイバアプリケ−タ |
US4736743A (en) * | 1986-05-12 | 1988-04-12 | Surgical Laser Technology, Inc. | Vaporization contact laser probe |
JPS63115552A (ja) * | 1986-11-04 | 1988-05-20 | 星野 雅彦 | レ−ザメス |
US4940411A (en) * | 1988-08-25 | 1990-07-10 | American Dental Laser, Inc. | Dental laser method |
-
1991
- 1991-03-29 US US07/678,170 patent/US5154708A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-10 CA CA002042308A patent/CA2042308A1/en not_active Abandoned
- 1991-05-14 DE DE69114358T patent/DE69114358D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-14 EP EP91304300A patent/EP0458506B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-14 AT AT91304300T patent/ATE129878T1/de active
- 1991-05-15 JP JP3138656A patent/JPH0685782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE129878T1 (de) | 1995-11-15 |
JPH04231038A (ja) | 1992-08-19 |
EP0458506A1 (en) | 1991-11-27 |
CA2042308A1 (en) | 1991-11-16 |
EP0458506B1 (en) | 1995-11-08 |
US5154708A (en) | 1992-10-13 |
DE69114358D1 (de) | 1995-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0685782B2 (ja) | 接触レーザー式外科用一体メス | |
CA1263450A (en) | Delivery system for high-energy pulsed ultraviolet laser light | |
US4641912A (en) | Excimer laser delivery system, angioscope and angioplasty system incorporating the delivery system and angioscope | |
US5349590A (en) | Medical laser apparatus for delivering high power infrared light | |
US4830462A (en) | Optical-fiber type power transmission device | |
US5476461A (en) | Endoscopic light delivery system | |
US7204645B2 (en) | Apparatus and method for coupling laser energy into small core fibers | |
US4799754A (en) | Delivery system for high-energy pulsed ultraviolet laser light | |
US4830460A (en) | Guidance system and method for delivery system for high-energy pulsed ultraviolet laser light | |
US5163935A (en) | Surgical laser endoscopic focusing guide with an optical fiber link | |
US7492987B2 (en) | Fiber optic laser energy delivery devices | |
US5496309A (en) | Catheter device utilizing a laser beam laterally directed by a high index prism in a liquid medium | |
US5300067A (en) | Laser treatment device | |
US5707368A (en) | Contact tip for laser surgery | |
JP2002511951A (ja) | 赤外レーザのためのファイバによる光給送装置 | |
EP0187744A1 (en) | Medical and surgical laser probe ii | |
US8419293B2 (en) | Methods and apparatus related to a launch connector portion of a ureteroscope laser-energy-delivery device | |
EP0637942A1 (en) | Medical device | |
US4583526A (en) | Flexible endoscope structure | |
US8849081B2 (en) | Side fire laser assembly | |
US5549600A (en) | Surgical laser probe with thermal cutting | |
EP2544617A2 (en) | Minimally invasive surgical laser system | |
EP0622051B1 (en) | Laser light irradiation apparatus | |
JP2810686B2 (ja) | レーザ内視鏡 | |
JP3794894B2 (ja) | 光ファイバー支持具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950418 |