JPH0685668A - A/d変換回路 - Google Patents

A/d変換回路

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JPH0685668A
JPH0685668A JP23322292A JP23322292A JPH0685668A JP H0685668 A JPH0685668 A JP H0685668A JP 23322292 A JP23322292 A JP 23322292A JP 23322292 A JP23322292 A JP 23322292A JP H0685668 A JPH0685668 A JP H0685668A
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arithmetic
converter
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JP23322292A
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Yoichi Akashi
洋一 明石
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ノイズに強く、変換精度が高く、且つ再現性
に優れたA/D変換回路を実現する。 【構成】 アナログ入力端子51より入力されるアナロ
グ入力電圧は、A/D変換器1により8ビットのディジ
タル・コードに変換され、記憶回路2に入力される。記
憶回路2は、制御回路3により記憶回路2に含まれる8
ビットの記憶素子21、22、23、………に順次個別
に格納される。格納された変換データは、演算回路4に
送られて平均化され、8ビットのデータとして出力端子
52に出力される。n個の記憶素子21、22、23、
………の内の何れか一つの記憶素子が書換えられる度ご
とに、演算回路4において演算が行われ、過去n回書込
まれたデータの平均化されたデータが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はA/D変換回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のA/D変換回路は、高速度の用途
に対しては、2n (nは正整数)個の比較回路を同時に
動作させて、それぞれの比較回路に対応する2n 通りの
基準電圧とアナログ入力電圧とを比較して、最も近い基
準電圧に対応するディジタル・コードを出力するフラッ
シュ型A/D変換回路や、nビットのディジタル・コー
ドに対応する2n 通りの基準電圧とアナログ入力電圧と
を、一つの比較回路により比較して、nビットのディジ
タル・コードを出力する逐次比較型A/D変換回路、お
よびアナログ入力電圧を、一定時間積分回路により容量
に蓄積された電荷を定電流により放電し、積分開始以前
の値となった時系列データを、ディジタル・コードとし
て出力する積分型A/D変換回路等が実用されている。
【0003】しかしながら、これらのA/D変換回路に
おいては、1回の変換に要する期間においては、アナロ
グ入力電圧が変化しないという条件により、その電気的
特性が規定されており、仮にアナログ入力電圧が何らか
の原因により変動した場合には、当該アナログ入力電圧
は正しくディジタル・コードに変換されない。従って、
1回の変換に要する期間において、アナログ入力信号が
変化しないように安定化させる、サンプル・アンド・ホ
ールド回路と呼ばれる回路が必要となる。
【0004】図4に示されるのは、従来のA/D変換回
路と、前記サンプル・アンド・ホールド回路の一例を示
す図である。図4において、アナログ入力電圧は、サン
プル・アンド・ホールド回路6の入力端子54を介して
演算増幅器61の逆相入力端子に入力され、また演算増
幅器61の正相入力端子には、演算増幅器62の出力が
入力される。演算増幅器61の出力は、スイッチ64を
介して演算増幅器62の逆相入力端子に入力される。演
算増幅器62の出力は、前述のように演算増幅器61の
正相入力端子に帰還されるとともに、コンデンタ63を
経由して演算増幅器62の逆相入力端子に帰還入力され
る。なお、演算増幅器62の正相入力端子は接地されて
いる。この演算増幅器62の出力は、当該サンプル・ア
ンド・ホールド回路6の出力として外部に出力され、A
/D変換器1のアナログ入力端子58に入力される。こ
のA/D変換器1には、この入力端子58以外に、所定
の変換開始信号が入力される入力端子56、電源端子5
7、接地端子59、および8ビットのディジタル・コー
ドの出力端子D0 〜D7 が備えられている。
【0005】また、電源端子57と接地点との間には、
高周波信号バイパス用のコンデンサ7および8が接続さ
れており、サンプル・アンド・ホールド回路6の出力端
子とAD変換器1の入力端子58とを接続する配線は、
接地電位の配線(ガード)により囲まれている。サンプ
ル・アンド・ホールド回路6に含まれるスイッチ64
は、制御端子55より“H”レベルが入力された時には
「閉」となり、また制御端子55より“L”レベルが入
力された時には「開」となる。従って、前記制御端子の
入力レベルが“H”レベルから“L”レベルに立下がる
瞬間におけるアナログ入力端子54における電圧レベル
は、サンプル・アンド・ホールド回路6の出力端におい
て保持されて、A/D変換器1に入力される。
【0006】このように、制御端子55が“L”レベル
で、アナログ入力端子54における電圧レベルが保持さ
れる期間において、A/D変換器1の入力端子56より
変換開始信号が入力されると、この変換開始信号を介し
てサンプル・アンド・ホールド回路6の出力電圧が変換
されて、ディジタル・コードが出力端子D0 〜D7 より
出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のA/D
変換回路においては、アナログ入力電圧を対応するディ
ジタル・コードに変換する精度として規定されるのは、
少なくとも1回の変換期間中に、アナログ入力電圧が変
化しないという条件による静的な精度である。従って、
実際に使用する場合の精度としては、電源に重畳された
雑音、他回路からの雑音等により影響されて、電気的特
性として保証されている精度よりも劣る精度しか得られ
ないという事態となる。そして、更に高精度化および低
動作電圧化が進むに伴ない、最小単位電圧(LSBと云
う)のレベルが更に微小電圧となり、雑音によりA/D
変換結果の再現性が著しく劣化するという問題がある。
この対策としては、電源雑音を吸収するためのバイパス
・コンデンサを設ける方法、およびアナログ入力端子に
おける配線の布設をガードし、またはシールドすること
により雑音を排除する方法等の対策がとられているが、
これらは全て消極的な対策に過ぎず、従来のA/D変換
回路においては、依然として、電気的特性として保証さ
れる精度よりも劣化した精度しか得られないという欠点
がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のA/D変換回路
は、アナログ入力電圧を入力し、A/D変換して出力す
るA/D変換器と、前記A/D変換器より出力される複
数のA/D変換値を一時的に格納する記憶回路と、前記
記憶回路より読出される複数のA/D変換値を入力し、
当該A/D変換値に対して所定の演算処理を行い、前記
アナログ入力電圧に対応するA/D変換値として出力す
る演算回路と、前記記憶回路および演算回路に対する制
御作用を行う制御回路とを少なくとも備えて構成され
る。
【0009】なお、前記演算回路においては、n回の
A/D変換結果の平均値を求める演算処理、n回のA
/D変換結果の内、当該A/D変換結果の最大値と最小
値とを除いた(n−2)回の平均値を求める演算処理、
n回のA/D変換結果の多数決を求める演算処理、
n回のA/D変換結果の内で、最も変換出力数の多いA
/D変換結果を抽出する演算処理、およびn回のA/
D変換結果の平均値を求め、且つn回のA/D変換の過
程において出現するパルス数を計数し、その上位ビット
を抽出してディジタル・コードとする演算処理等を含む
何れの演算処理が行われてもよく、更に、当該演算回路
を、同一の半導体集積回路の基板上に集積されている1
チップ・マイクロコンピュータのプログラムROMに格
納されている命令により制御するように構成してもよ
い。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の基本構成を示すブロック図
である。図1に示されるように、本発明のA/D変換回
路は、アナログ入力端子51および出力端子52に対応
して、A/D変換器1と、n個の記憶素子21、22、
23、……を含む記憶回路2と、制御回路3と、演算回
路4とを備えて構成される。
【0012】図1において、A/D変換器1は、従来よ
り一般に使用されているA/D変換器であり、アナログ
入力端子51より入力されるアナログ入力電圧は、この
A/D変換器1により8ビットのディジタル・コードに
変換されて出力され、記憶回路2に入力されて、制御回
路3による制御作用を介して、当該記憶回路2に含まれ
る8ビットの記憶素子21、22、23、………に対し
て、順次個別に格納されてゆく。これらのn個の記憶素
子21、22、23、………に格納された変換データ
は、演算回路4に入力されて所定の演算処理が行われ、
8ビットのデータとして出力端子52に出力される。こ
の場合、n個の記憶素子21、22、23、………の内
の何れか一つの記憶素子が書換えられる度ごとに、演算
回路4においては上記の演算処理が行われて、過去n回
に亘り書込まれたデータに対する演算処理結果が、求め
るA/D変換されたデータとして出力される。また、制
御回路3の構成を変えることにより、n回のA/D変換
に対応して、1度だけ演算を行う場合には、A/D変換
器1の前段にサンプル・アンド・ホールド回路(図示せ
ず)を設け、A/D変換前にアナログ入力電圧をサンプ
ルすることにより、アナログ入力電圧の高周波成分を平
均化することなく、雑音による変換結果を吸収し、除去
することが可能となる。
【0013】また、A/D変換器1の変換範囲を変え
て、n回のA/D変換の内、第1回目のA/D変換にお
いて求められた8ビットのディジタル・コードの内、桁
上がりを考慮して、24 を差引いた値から、24 を加え
た値までを、n回のA/D変換が行われるように、制御
回路3を構成することが可能である。このようにするこ
とにより、A/D変換の周期が短縮され、且つ雑音によ
る誤変換を吸収することができる。
【0014】なお、演算回路における演算処理の内容と
しては、前述のように、n回のA/D変換結果の平均
値を求める演算処理、n回のA/D変換結果の内、当
該A/D変換結果の最大値と最小値とを除いた(n−
2)回の平均値を求める演算処理、n回のA/D変換
結果の多数決を求める演算処理、n回のA/D変換結
果の内で、最も変換出力数の多いA/D変換結果を抽出
する演算処理、およびn回のA/D変換結果の平均値
を求め、且つn回のA/D変換の過程において出現する
パルス数を計数し、その上位ビットを抽出してディジタ
ル・コードとする演算処理等を含む何れの演算処理が行
われてもよい。
【0015】図2は、本発明の具体的な構成例を示す第
1の実施例のブロック図である。
【0016】図2に示されるように、本実施例は、アナ
ログ入力端子51、端子D0 〜D7を含む出力端子52
および基準電圧入力端子53に対応して、スイッチ1
1、抵抗12、演算増幅器13、15、コンデンサ14
およびカウンタ16を含むA/D変換器1と、記憶回路
ならびに演算回路として機能するカウンタ5と、制御回
路3とを備えて構成される。
【0017】アナログ入力端子51より入力されるアナ
ログ入力電圧は、先ずスイッチ11に入力される。スイ
ッチ11において接点aの側が「閉」となり、接点bの
側が「開」となる状態においては、当該アナログ入力電
圧は、抵抗12、演算増幅器13およびコンデンサ14
より成る積分回路により、カウンタ16における計数値
が所定の一定値に到達するまでの定められた期間の間、
積分が行われる。次に、カウンタ16における計数値が
所定の一定値に到達すると、カウンタ16より入力され
る制御信号により、スイッチ11において接点aの側が
「開」となり、接点bの側が「閉」となって、基準電圧
入力端子53より入力される、入力アナログ電圧とは逆
極性の基準電圧Vref を介して、コンデンサ14に蓄積
されていた電荷が放電される。前記積分回路の出力は、
正相入力端子が接地電位に接続され、比較回路として機
能する演算増幅器15の逆相入力端子に入力されて、接
地電位と比較照合され、コンデンサ14の電荷が0Vと
なった時点において、その出力は“H”レベルがら
“L”レベルに反転して出力される。これにより、カウ
ンタ16の動作は停止されて、A/D変換器1として
は、従来の積分型A/D変換器としての機能を有する状
態となる。ここにおいて、従来のA/D変換器と異なる
点は、このA/D変換器1より出力されるのは、ディジ
タル・コードを出力するのではなく、コンデンサ14の
放電期間中、カウンタ16のクロック信号を外部に出力
するということである。
【0018】AD変換器1に含まれるカウンタ16より
出力されるクロック信号は、カウンタ5に入力される
が、このカウンタ5は、記憶回路としての機能と、平均
化する演算回路としての機能を併有する8+i(2i
n)ビットのカウンタであり、このカウンタ5における
上位8ビットのデータは制御回路3に入力され、これを
受けて、制御回路3よりは、n回の各A/D変換動作ご
とに、8ビットのディジタル・コードが出力端子52を
介して出力される。本実施例の場合には、ロジック部分
の回路を、従来の逐次比較型A/D変換器における逐次
比較レジスタおよび制御回路と同程度のチップ面積で、
雑音に対する誤変換を吸収するA/D変換回路として、
半導体集積回路の基板上に集積することが可能となり、
コスト・メリットが高いA/D変換回路が実現される。
なお、本発明は、内部に包含される従来型のA/D変換
器1として、上述のように積分型A/D変換器に限定さ
れるものではなく、他の型のA/D変換器を用いること
によっても、本発明が有効に機能することは云うまでも
ない。例えば、従来のA/D変換器1としては、逐次比
較型A/D変換器を用いてもよく、この場合には、当該
逐次比較型A/D変換器において、内蔵されるD/A変
換器の出力を0からカウント・アップする過程におい
て、カウント・アップするクロック信号を、後段のカウ
ンタ5に対するクロック信号として使用することも可能
であり、この場合においても、ロジック部分の回路の占
有面積を小さく設定した同一の半導体基板上に集積さ
れ、雑音による誤動作を吸収することのできるA/D変
換回路を実現することができる。
【0019】図3は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。図3に示されるように、本実施例は、ア
ナログ入力端子51に対応して、比較回路を形成する演
算増幅器17、逐次比較レジスタ18およびD/A変換
器19を含み、従来の逐次比較型A/D変換器を形成す
るA/D変換器1と、記憶回路2と、プログラムROM
31およびインストラクション・デコーダ32を含む制
御回路3と、演算回路4とを備えて構成される。
【0020】A/D変換器1より出力されるA/D変換
出力は、半導体集積回路内部のデータ・バス101を経
由して、記憶回路(RAM)2に転送され、制御回路3
の制御作用を介して所定の番地に書込まれる。このよう
にして、複数回に亘るA/D変換出力は、記憶回路2よ
り読出されて演算回路4に送られて演算処理される。こ
の演算回路4における演算処理内容は、制御回路3に含
まれるプログラムROM31に格納されているプログラ
ムにより処理手順が決められており、プログラムRAM
31より読出された出力は、インストラクション・デコ
ーダ32により処理手順が解釈されて、当該プログラム
による演算処理が実行される。本実施例の特徴とすると
ころは、A/D変換器1の変換結果を同一半導体集積回
路の基板上に集積された1チップ・マイクロコンピュー
タにより処理することができる点である。
【0021】なお、上記のプログラムとしては、下記の
ような例が考えられる。 (1) n回の変換結果を加算して、nにより除することに
より当該変換結果の平均値を求める。特にnが2i の時
には、16ビット加算したデータをiビットシフトする
ことにより、8ビットのデジタル・コードを求めること
ができる。 (2) n回の変換結果の最大値および最小値を除いた(n
−2)回の変換結果の平均値を求める。これにより、突
発的なノイズがn回の内1回発生した場合に、当該ノイ
ズを完全に除去することができる。 (3) 変換回数nの値を奇数値に設定して、多数決をと
る。これにより、n回の変換の内、突発的なノイズが1
回(n=3の時)または2回(n=5の時)生じた場合
に、当該ノイズを完全に除去することができる。 (4) ディジタル・コードの分布において、最も出力回数
の高いディジタル・コードを採用する。これにより、下
位ビットが分散した場合において、最も「確からしい」
データを求めることができる。特に、突発的なノイズが
大い場合に有効である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数回
に亘るA/D変換結果を記憶回路に一旦格納し、当該記
憶回路に格納された複数のA/D変換結果を演算処理す
ることにより、実使用時におけるA/D変換精度を向上
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】本実施例の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来例およびサンプル・アンド・ホールド回路
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 記憶回路 3 制御回路 4 演算回路 5 カウンタ 6 サンプル・アンド・ホールド回路 7、8、14、63 コンデンサ 11、64 スイッチ 12 抵抗 13、15、17、61、62 演算増幅器 16 カウンタ 18 逐次比較型レジスタ 19 D/A変換器 21、22、23 記憶素子 31 プログラムROM 32 インストラクション・デコーダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力電圧を入力し、A/D変換
    して出力するA/D変換器と、 前記A/D変換器より出力される複数のA/D変換値を
    一時的に格納する記憶回路と、 前記記憶回路より読出される複数のA/D変換値を入力
    し、当該A/D変換値に対して所定の演算処理を行い、
    前記アナログ入力電圧に対応するA/D変換値として出
    力する演算回路と、 前記記憶回路および演算回路に対する制御作用を行う制
    御回路と、 を少なくとも備えることを特徴とするA/D変換回路。
  2. 【請求項2】 前記演算回路において、n(正整数)回
    のA/D変換結果の平均値を求める演算処理を行う請求
    項1記載のA/D変換回路。
  3. 【請求項3】 前記演算回路において、n回のA/D変
    換結果の内、当該A/D変換結果の最大値と最小値とを
    除いた(n−2)回の平均値を求める演算処理を行う請
    求項1記載のA/D変換回路。
  4. 【請求項4】 前記演算回路において、n回のA/D変
    換結果の多数決を求める演算処理を行う請求項1記載の
    A/D変換回路。
  5. 【請求項5】 前記演算回路において、n回のA/D変
    換結果の内で、最も変換出力数の多いA/D変換結果を
    抽出する演算処理を行う請求項1記載のA/D変換回
    路。
  6. 【請求項6】 前記演算回路において、n回のA/D変
    換の過程において出現するパルス数を計数し、その上位
    ビットを抽出してディジタル・コードとする演算処理を
    行う請求項1および2記載のA/D変換回路。
  7. 【請求項7】 前記演算回路が、同一の半導体集積回路
    の基板上に集積されている1チップ・マイクロコンピュ
    ータのプログラムROMに格納されている命令により制
    御されることを特徴とする請求項1および5記載のA/
    D変換回路。
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