JPH0685656B2 - 扱深さ検出装置 - Google Patents
扱深さ検出装置Info
- Publication number
- JPH0685656B2 JPH0685656B2 JP60080864A JP8086485A JPH0685656B2 JP H0685656 B2 JPH0685656 B2 JP H0685656B2 JP 60080864 A JP60080864 A JP 60080864A JP 8086485 A JP8086485 A JP 8086485A JP H0685656 B2 JPH0685656 B2 JP H0685656B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handling
- handle
- load
- sensor
- tooth
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)発明の分野 この発明は、脱穀装置における扱深さ検出装置に関す
る。
る。
(ロ)発明の背景 従来、コンバインに搭載された脱穀装置の扱深さの検出
は脱穀装置に搬送される穀稈の穂先位置を検出して扱深
さを判定していたが、湿材での穂先の折れや搬送乱れに
よって正確な扱深さが検出できず、また穂先の検出はセ
ンサを直接接触させるので、搬送乱れを発生させ、脱穀
に悪影響を与える等の問題点を有していた。
は脱穀装置に搬送される穀稈の穂先位置を検出して扱深
さを判定していたが、湿材での穂先の折れや搬送乱れに
よって正確な扱深さが検出できず、また穂先の検出はセ
ンサを直接接触させるので、搬送乱れを発生させ、脱穀
に悪影響を与える等の問題点を有していた。
(ハ)発明の目的 この発明は、扱歯に受ける脱穀負荷を検出することで、
正確な扱深さを検出することができる扱深さ検出装置の
提供を目的とする。
正確な扱深さを検出することができる扱深さ検出装置の
提供を目的とする。
(ニ)発明の要約 この発明は、扱胴に植設された扱歯に装着され、扱歯に
加わる脱穀負荷に対応した信号を出力する負荷センサ
と、この負荷センサの扱胴軸に近接して設けられ、負荷
センサーの扱胴軸に対する回転角度を検出するセンサを
設け、負荷センサーが出力する最大負荷位置の角度を検
出する検出回路とを備えたことを特徴とする。
加わる脱穀負荷に対応した信号を出力する負荷センサ
と、この負荷センサの扱胴軸に近接して設けられ、負荷
センサーの扱胴軸に対する回転角度を検出するセンサを
設け、負荷センサーが出力する最大負荷位置の角度を検
出する検出回路とを備えたことを特徴とする。
(ホ)発明の効果 この発明によれば、検出回路が出力する負荷センサ出力
の最大負荷位置の角度が、実際に脱穀されている扱深さ
の位置であるため、直接的に扱深さを検出することにな
り正確な扱深さを検出することができる。
の最大負荷位置の角度が、実際に脱穀されている扱深さ
の位置であるため、直接的に扱深さを検出することにな
り正確な扱深さを検出することができる。
さらに扱歯に加わる脱穀負荷に基づいて扱深さを検出し
ているので、穀稈の搬送には何ら影響を与えないので、
適性な脱穀条件を維持することができる。
ているので、穀稈の搬送には何ら影響を与えないので、
適性な脱穀条件を維持することができる。
(ヘ)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は扱深さ検出装置を示めし、第1図、第2図におい
て、扱胴(1)はたとえば、コンバインに搭載される脱
穀装置に内蔵されている。
て、扱胴(1)はたとえば、コンバインに搭載される脱
穀装置に内蔵されている。
上述の扱胴(1)の周面には扱歯(2)…が植設されて
いるが、穀稈の挿入側に対応する整流歯の直後位置の扱
歯(2a)には負荷センサ(3)が装着されている。
いるが、穀稈の挿入側に対応する整流歯の直後位置の扱
歯(2a)には負荷センサ(3)が装着されている。
すなわち、上述の扱歯(2a)は負荷の変動がもっとも良
く現われ、該扱歯(2a)の回転方向(X)側の脚部
(4)がナット(5)により扱胴(1)胴面に固定さ
れ、回転方向(X)の後方側の脚部(4)もナット
(5)で同様に固定されるが、この固定において、鍔部
(6)と扱胴(1)胴面との間に圧力素子で構成された
負荷センサ(3)が装着され、この負荷センサ(3)は
扱歯(2a)に脱穀時の負荷が作用することで、その負荷
に対応した信号(電圧)を出力する。
く現われ、該扱歯(2a)の回転方向(X)側の脚部
(4)がナット(5)により扱胴(1)胴面に固定さ
れ、回転方向(X)の後方側の脚部(4)もナット
(5)で同様に固定されるが、この固定において、鍔部
(6)と扱胴(1)胴面との間に圧力素子で構成された
負荷センサ(3)が装着され、この負荷センサ(3)は
扱歯(2a)に脱穀時の負荷が作用することで、その負荷
に対応した信号(電圧)を出力する。
前述の扱胴(1)の回転軸(7)には2個の回転体
(8)(9)が固定され、これら回転体(8)(9)に
は角度検出センサ(10)および位置検出センサ(11)が
対設されている。
(8)(9)が固定され、これら回転体(8)(9)に
は角度検出センサ(10)および位置検出センサ(11)が
対設されている。
上述の角度検出センサ(10)は設定された回転角度量ご
とに信号を出力し、位置検出センサ(11)は負荷センサ
(3)の位置と対応して設けられ、負荷センサ(3)が
回転円周上の最上位置にあるとき、検出信号を出力す
る。したがって位置検出センサ(11)が信号を出力して
から角度検出センサ(10)の回転角度量を示す信号を計
数することで、負荷センサ(3)の回転位置を検出する
ことができる。
とに信号を出力し、位置検出センサ(11)は負荷センサ
(3)の位置と対応して設けられ、負荷センサ(3)が
回転円周上の最上位置にあるとき、検出信号を出力す
る。したがって位置検出センサ(11)が信号を出力して
から角度検出センサ(10)の回転角度量を示す信号を計
数することで、負荷センサ(3)の回転位置を検出する
ことができる。
このように、位置検出センサ(11)と回転角度検出セン
サ(10)によって、負荷センサ(3)の扱胴軸に対する
回転角度を検出するセンサを構成する。
サ(10)によって、負荷センサ(3)の扱胴軸に対する
回転角度を検出するセンサを構成する。
なお、負荷センサ(3)の配線は扱胴(1)の回転軸
(7)にブラシを摺接することで行なわれる。
(7)にブラシを摺接することで行なわれる。
第3図は穀稈の扱深さを調節するための制御回路を示
し、CPU(12)はROM(13)に格納されたプログラムに沿
って制御動作を実行し、RAM(14)はデータの記憶や読
出しを行なう。
し、CPU(12)はROM(13)に格納されたプログラムに沿
って制御動作を実行し、RAM(14)はデータの記憶や読
出しを行なう。
扱深さ調節装置(15)は扱胴(1)に対する穀稈の扱深
さを調節する装置であって、第4図に示すように扱胴
(1)の扱口前面に張設されるフィードチェーン(16)
に対する穀稈の挾持位置を調節することで扱深さを調節
し、フィードチェーンの前段に設けられる穀稈縦搬送の
傾斜角を調節する。
さを調節する装置であって、第4図に示すように扱胴
(1)の扱口前面に張設されるフィードチェーン(16)
に対する穀稈の挾持位置を調節することで扱深さを調節
し、フィードチェーンの前段に設けられる穀稈縦搬送の
傾斜角を調節する。
このように構成した扱深さ検出装置は次のように動作さ
れる。
れる。
すなわち、第4図に示すように、脱穀の適性範囲は範囲
(X)であって、これより角度の小さい範囲(α)は浅
扱ぎであり、また角度の大きい範囲(β)は深扱ぎであ
る。
(X)であって、これより角度の小さい範囲(α)は浅
扱ぎであり、また角度の大きい範囲(β)は深扱ぎであ
る。
穀稈が扱胴(1)に供給されると、扱歯(2)すなわち
整流歯の直後の扱歯(2a)部分でその多くが脱穀され、
脱穀時に受ける圧力が負荷センサ(3)に作用して、そ
の圧力に対応した信号が出力される。
整流歯の直後の扱歯(2a)部分でその多くが脱穀され、
脱穀時に受ける圧力が負荷センサ(3)に作用して、そ
の圧力に対応した信号が出力される。
第5図に示すように、負荷センサ(3)の出力信号を微
分回路で微分することによって、扱歯(2a)が受けた圧
力の最大時点を取出すことができ、この最大負荷を出力
した扱歯(2a)の位置を、角度検出センサ(10)と、位
置検出センサ(11)とによって検出することができる。
分回路で微分することによって、扱歯(2a)が受けた圧
力の最大時点を取出すことができ、この最大負荷を出力
した扱歯(2a)の位置を、角度検出センサ(10)と、位
置検出センサ(11)とによって検出することができる。
第6図の第1ステップ(21)で、CPU(12)は各センサ
(3)(10)(11)の出力信号を読出し、第2ステップ
(22)で負荷センサ(3)が出力した最大負荷時の角度
値θを、角度検出センサ(10)と位置検出センサ(11)
の出力に基づいて演算する。
(3)(10)(11)の出力信号を読出し、第2ステップ
(22)で負荷センサ(3)が出力した最大負荷時の角度
値θを、角度検出センサ(10)と位置検出センサ(11)
の出力に基づいて演算する。
第3ステップ(23)で、適性範囲(X)に対応する角度
値がRAM(14)から読出される。
値がRAM(14)から読出される。
すなわち、RAM(14)には予め適性範囲(X)の上限と
下限および中間の基準位置に対応する角度値が設定さ
れ、これらがCPU(12)に読出される。
下限および中間の基準位置に対応する角度値が設定さ
れ、これらがCPU(12)に読出される。
第4ステップ(24)で、既に演算された最大負荷位置の
角度値θと、上述の適性範囲(X)とが比較され、現在
の扱深さが浅扱ぎか、適性か、または深扱ぎかが判定さ
れる。浅扱ぎ範囲(α)であると判定された場合は、第
5ステップ(25)で、適性範囲(X)の基準位置の角度
からどの程度のずれかが角度値としてCPU(12)は演算
し、この演算結果を補正角度値として、これに対応する
補正信号が扱深さ調節装置(15)に出力される。
角度値θと、上述の適性範囲(X)とが比較され、現在
の扱深さが浅扱ぎか、適性か、または深扱ぎかが判定さ
れる。浅扱ぎ範囲(α)であると判定された場合は、第
5ステップ(25)で、適性範囲(X)の基準位置の角度
からどの程度のずれかが角度値としてCPU(12)は演算
し、この演算結果を補正角度値として、これに対応する
補正信号が扱深さ調節装置(15)に出力される。
第6ステップ(26)で、上述の扱深さ調節装置(15)は
補正信号に基づいて、フィードチェーン(16)に対する
穀稈の供給位置を深扱ぎ側に調節して適性範囲(X)内
に扱ぎ位置が入るように調節する。
補正信号に基づいて、フィードチェーン(16)に対する
穀稈の供給位置を深扱ぎ側に調節して適性範囲(X)内
に扱ぎ位置が入るように調節する。
また、第4ステップ(24)で、深扱ぎ範囲(β)である
と判定された場合は、第7、8ステップ(27)(28)
で、前述の第5、6ステップ(25)(26)の浅扱ぎ処理
とは逆の制御を実行して深扱ぎ側に調節して、適性範囲
(X)内に扱ぎ位置が入るように調節する。
と判定された場合は、第7、8ステップ(27)(28)
で、前述の第5、6ステップ(25)(26)の浅扱ぎ処理
とは逆の制御を実行して深扱ぎ側に調節して、適性範囲
(X)内に扱ぎ位置が入るように調節する。
このような調節を行なうことによって、扱深さは適性範
囲(X)に置かれる。
囲(X)に置かれる。
上述の実施例では、整流歯直後の扱歯(2a)に負荷セン
サ(3)を設けたが、他の扱歯、たとえば整流歯、補強
歯および並歯等に設けることもでき、さらに扱歯とは別
に独立して扱胴(1)の胴面に負荷センサを設けること
も可能である。
サ(3)を設けたが、他の扱歯、たとえば整流歯、補強
歯および並歯等に設けることもでき、さらに扱歯とは別
に独立して扱胴(1)の胴面に負荷センサを設けること
も可能である。
また、負荷センサ(3)は複数個を設けることも可能で
あって、この場合これらの負荷センサはそれぞれ位置検
出センサ(11)で回転位置を検出することで、最大負荷
位置を検出することができる。
あって、この場合これらの負荷センサはそれぞれ位置検
出センサ(11)で回転位置を検出することで、最大負荷
位置を検出することができる。
さらに負荷センサ(3)は圧力素子が構成したが、他の
スイッチやセンサで構成するとができる。
スイッチやセンサで構成するとができる。
この発明の検出回路は実施例のCPU(12)の第2ステッ
プ(22)の処理に対応し、その他は実施例の同一部品名
に対応するも、この発明は実施例のみに限定されるもの
ではない。
プ(22)の処理に対応し、その他は実施例の同一部品名
に対応するも、この発明は実施例のみに限定されるもの
ではない。
図面は発明の一実施例を示し、第1図は扱胴の正面図、
第2図は扱歯の側面図、第3図は制御回路ブロック図、
第4図は扱深さを示す説明図、第5図は負荷センサの特
性図、第6図はフローチャートである。 (1)…扱胴、(2a)…扱歯 (3)…負荷センサ、(10)…角度検出センサ (11)…位置検出センサ、(12)…CPU
第2図は扱歯の側面図、第3図は制御回路ブロック図、
第4図は扱深さを示す説明図、第5図は負荷センサの特
性図、第6図はフローチャートである。 (1)…扱胴、(2a)…扱歯 (3)…負荷センサ、(10)…角度検出センサ (11)…位置検出センサ、(12)…CPU
Claims (1)
- 【請求項1】扱胴に植設された扱歯に装着され、扱歯に
加わる脱穀負荷に対応した信号を出力する負荷センサ
と、 この負荷センサの扱胴軸に近接して設けられ、負荷セン
サーの扱胴軸に対する回転角度を検出するセンサと、 この負荷センサが出力する最大負荷位置の角度を検出す
る検出回路とを備えた扱深さ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60080864A JPH0685656B2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 扱深さ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60080864A JPH0685656B2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 扱深さ検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61239816A JPS61239816A (ja) | 1986-10-25 |
JPH0685656B2 true JPH0685656B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=13730206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60080864A Expired - Lifetime JPH0685656B2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 扱深さ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685656B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020099362A (ja) * | 2020-03-31 | 2020-07-02 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | 苗移植機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849132A (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-23 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP60080864A patent/JPH0685656B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61239816A (ja) | 1986-10-25 |
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