JPH0685507U - 携帯無線機用内蔵アンテナ - Google Patents

携帯無線機用内蔵アンテナ

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JPH0685507U
JPH0685507U JP2420793U JP2420793U JPH0685507U JP H0685507 U JPH0685507 U JP H0685507U JP 2420793 U JP2420793 U JP 2420793U JP 2420793 U JP2420793 U JP 2420793U JP H0685507 U JPH0685507 U JP H0685507U
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JP
Japan
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antenna
housing
built
radio
conductor
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JP2420793U
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Inventor
良次 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯用無線機の筺体に内蔵される型の、周波
数特性、幅射特性に優れたアンテナを提供すること。 【構成】 可橈性アンテナ2を、筺体1の内部に固定し
て、電子回路と接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯無線機用のアンテナに関し、特に極超短波、あるいはそれ以上 の周波数帯に対応する内蔵アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯無線器用のアンテナには、図3に示すような構造があった。図にお いて、(a)に示されるアンテナ201は、ホイップ・アンテナと呼ばれるものであり 、基本的には棒状の導体から成っている。この棒状の導体は、携帯無線機の筺体 101の内部に収納できるように設計されているものが多かった。そこで、無線機 を使用しないときにはアンテナ201を筺体101の内部に収納しておき、使用時にの み外部に引き出すという使い方になることが多かった。
【0003】 また、同図において、(b)に示されるアンテナ202は、パッチ・アンテナと呼ば れるものであり、基本的には薄い板状の導体から成っている。この板状の導体は 、携帯無線機の筺体101の表面あるいは内部に貼付される。このパッチ・アンテ ナでは、板状の導体は全く移動しない構造であり、使用時にも特別の操作を必要 とすることはない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、携帯無線機には、待ち受け受信という機能が不可欠である。この待 ち受け受信機能は、無線機の機能の一部を停止させて電力消費を抑制しながら、 自分に対して送信されてきた電波信号を検出して、その後所定の回路を動作させ て、処理を行うものである。携帯電話機を例にとれば、電波を受信し、その中に 組み込まれた電話番号を判別して、自局に該当する番号であった場合に、呼び出 し音を鳴らす処理が、これに相当する。 この待ち受け受信機能を実現するにあたっては、待ち受け受信時の消費電力の 抑制が至上命題である。特に、公衆回線の一部を形成する携帯電話機においては 、通話時を除けば、一日24時間の待ち受け受信状態を余義なくされる。これを容 量の限られた内臓電源で実現するためには、待ち受け受信時の消費電力の抑制は 、一層その重要度を増す。 消費電力の抑制のためには、待ち受け受信時に用いられるアンテナの利得を向 上させることが必要になる。
【0005】 この利得向上の点で、先に述べた2種のアンテナは、それぞれ次に述べる短所 を抱えている。 まず、図3(a)のホイップ・アンテナは、既に述べた通りマヒ受け受信時には携 帯の便宜やアンテナ破損の防止の目的で、アンテナを筺体内部に収納するものが 大半である。ところがアンテナを筺体内部に収納すると、アンテナの受信利得が 低下してしまう。そこで、アンテナを収納した状態でも待ち受け受信機能を安定 して動作させ、利便性を向上させようとすると、この受信利得の低過分を補償す るために、信号増幅回路の増幅利得を大きくとる、あるいは相対的に大きくなる 雑音を遮断するために、雑音対策の回路を強化するなどの工夫が必要になり、待 ち受け受信時の消費電力の抑制に対して、障害となる。また、アンテナを収納す る作業は、多くの場合人手によるマニュアル操作に依るものであり、筺体自身が コンパクトになっても依然片手では操作しにくく、不適切な操作によりアンテナ を曲げたりすることも考えられる。 また、この種のホイップ・アンテナとしては、コイル状の導体をゴムなどの弾 性体の内部に埋め込む形で一体成型した構造のものも多く用いられているが、こ の種のアンテナの多くは、アンテナ本体を筺体内部に収納する機構を持たず、携 帯時にアンテナを周囲の突起物に引っ掛けるなど、理想的な構造とは言えない。 アンテナを収納できる構造にすれば利得の低下を招くことは、先に述べたケース と同様である。 また、図3(b)のパッチ・アンテナでも、やはり利得の低下を生じる。さらに この形式では、アンテナの性能が筺体の大きさによって制約されるため、筺体の コンパクト化とアンテナの性能向上とが、二律背反の命題になりかねない。この ことから、データ通信や弱電界地域での通信などへの適用には、信号再生の信頼 性に多くの技術的課題を解決する必要がある。 また、(a)(b)の両形式のアンテナを併用する形式も、一部で採用されているが 、この場合でも、やはり利得の低下を生じる。この利得低下は、(b)単独の場合 に比べて1/2強になるが、それでも消費電力の抑制に対して障害となる。その 他、両形式の持つ短所を併せて受け継ぐおそれも、ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、以上に述べた課題を解決するために、可橈性の導体を、無 線機の筺体内部の周縁部1aに沿わせて装着し、この導体をアンテナとして用いる べく、無線機の回路に接続したものである。
【0007】
【作用】
筺体の周縁部1aに沿わせて装着された導体が、誘導起電力を発生し、受信回路 に対して電気信号を送る。また送信時には、供給される起電力に応じて周囲に電 界を発生させる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図面を適宜引用しつつ説明する。 図1は、本考案に係る携帯無線機の筺体内部の構造を、アンテナ並びにその周 辺について示す断面図である。図において、1は筺体、2はアンテナ、3は整合器 、4はフィーダ、5はアースである。
【0009】 筺体1の内部には、周縁部1aと所定の距離をおいて円筒形のポスト1bが設けら れており、アンテナ2を筺体1に固定している。このアンテナ2が固定される位置 は、無線機を手で握る部分から可能なかぎり離しておくことが望ましい。たとえ ば、無線機が携帯電話機であって、図に示す1cのような筺体1の下部に押釦が設 けられている場合には、図のようにアンテナ2を筺体1の上部に設けるようにすれ ばよい。これは、人体、特に筺体1を保持する掌によって、アンテナ2の輻射特性 が劣化するのを、可能な限り防止するためである。
【0010】 アンテナ2は導体2aと絶縁被覆2bとで、一体成型されている。導体2aと絶縁被 覆2bの材質に求められる特性としては、いずれも可橈性に富んでおり、絶縁被覆 2bは弾性を有することが挙げられる。このような特性を与える材質の例としては 、導体2aとしては銅撚り線、絶縁被覆2bとしてはネオプレン・ゴムなどがある。 また、アンテナ2の望ましい長さは、よく知られているように、通信に使用さ れる電波の波長によって決まる。波長をλとすれば、λ/4、あるいは3λ/8など が、その一例である。たとえば、800MHz帯であれば、λ/4は約9.4cm、3λ/8は約 10.0cmとなる。この程度の長さであれば、携帯用の小型の無線機にも、上記の形 態で用意にアンテナ2を内蔵できる。
【0011】 さらに、アンテナ2は整合器3に接続されている。この整合器3は周知のLC回路 によって構成されており、アンテナ2の周波数特性を通信に使われる電波の周波 数に合わせて幅射効率を改善すると共に、人体が容量成分としてアンテナ2の周 波数特性に影響する、いわゆるボディ・エフェクトを低減するはたらきを持つ。 この整合器3からは、フィーダ4が図示しない電子回路に接続されていると共に 、アース5が筺体1の導体部に接続されている。筺体1の導体部については特に図 示していないが、筺体1の一部に薄板状の導体を貼り付ける方法、あるいは筺体1 を成型する際に、導電性の物質を混入させておき、筺体1自身にある程度の導電 性を持たせる、などの方法がある。
【0012】 筺体1の構造については、必ずしも図1に示されたような構造に限定されるわけ ではない。他の実施例を、図2に示す。 図において、1dは、筺体1と一体になって密閉された空間を形成する蓋である 。1eは、蓋1dと一体に形成されたアンテナガイドである。 矢印によって図示する向きに、蓋1dを筺体1の内部へはめ込む。このとき、ア ンテナガイド1eが、アンテナ2を押圧して周縁部1aに圧着させる。このようにす れば、図1に示した構造に比べて、組み立てが一層容易になる。
【0013】
【考案の効果】
以上のような構成により、本考案によれば、携帯用無線機の本体に内蔵される 型の、高性能のアンテナを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の筺体構造を示す説明図であ
る。
【図2】本考案の他の実施例の筺体構造を示す説明図で
ある。
【図3】従来の携帯用無線機のアンテナの構造を示す説
明図である。
【符号の説明】
1・・・筺体 2・・・アンテナ 3・・・整合器 4・・・フィーダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可橈性の導体を、無線機の筺体内部に、
    該筺体の周縁部に沿わせて装着して成ることを特徴とす
    る、携帯無線機用内蔵アンテナ。
JP2420793U 1993-05-11 1993-05-11 携帯無線機用内蔵アンテナ Pending JPH0685507U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2420793U JPH0685507U (ja) 1993-05-11 1993-05-11 携帯無線機用内蔵アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2420793U JPH0685507U (ja) 1993-05-11 1993-05-11 携帯無線機用内蔵アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0685507U true JPH0685507U (ja) 1994-12-06

Family

ID=12131866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2420793U Pending JPH0685507U (ja) 1993-05-11 1993-05-11 携帯無線機用内蔵アンテナ

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JP (1) JPH0685507U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011205443A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Kyocera Corp 携帯無線装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011205443A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Kyocera Corp 携帯無線装置

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