JPH0685355U - 棒状ワークの高周波移動熱処理装置 - Google Patents

棒状ワークの高周波移動熱処理装置

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JPH0685355U
JPH0685355U JP031905U JP3190593U JPH0685355U JP H0685355 U JPH0685355 U JP H0685355U JP 031905 U JP031905 U JP 031905U JP 3190593 U JP3190593 U JP 3190593U JP H0685355 U JPH0685355 U JP H0685355U
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square
square screw
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立美 中村
昇 塚本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多数の棒状ワークの両端部分を同時に機械的
に且つ連続的に高周波移動熱処理する。 【構成】 同一なネジ山11、21を有し、同径で平行、且
つ水平に配設された角ネジ10、20と、角ネジ10の反角ネ
ジ20側に設けた加熱コイル2 、ジャケット3 、および焼
戻しコイル4 と、角ネジ20の反角ネジ10側に設けた加熱
コイル7 、ジャケット8 、および焼戻しコイル9 と、角
ネジ20の反角ネジ10側に設けられ、少なくとも加熱コイ
ル7 と焼戻しコイル9 とに対応する部分は耐熱、絶縁性
である直線状のワーク当接部材31Aと、角ネジ10、20を
それぞれ長手方向を軸として同方向に同期して回転させ
る手段(歯車14、24、共通歯車15、モータ16)とを具備
し、角ネジ10、20は、同方向に回転されたときに、一端
部分1aの近辺および他端部分1bの近辺が載置されたワー
ク1 を、ワーク当接部材31Aの方向に移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の同形状の棒状ワークの両端部分に対して同時に移動焼入等の 熱処理をすることができる棒状ワークの高周波移動熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、並設された多数の同じ形状の棒状ワークの両端部分を同時に移動熱処理 することができる装置は無かった。従って、例えば、多数の棒状ワークの両端部 分を焼入したい場合には、まず、多数の棒状ワークを適当な装置を用いて並設し てから、これら棒状ワークの一端部分を移動焼入し、次いで、他端部分を移動焼 入していた。
【0003】 以下、前記のように多数の同一形状の棒状ワークの一端部分、或いは他端部分 のみを焼入および焼戻しすることができる棒状ワークの従来の高周波焼入焼戻し 装置を例にとって従来の技術を説明する。図4および図5はこのような装置を説 明するための図面であって、図4(a)は平面説明図、図4(b)は図4(a) のD−D線矢視断面図、図5(a)は高周波加熱コイル(以下高周波加熱コイル を単に加熱コイルともいう)の模式的斜視図、図5(b)は高周波焼戻しコイル (以下高周波焼戻しコイルを単に焼戻しコイルともいう)の模式的斜視図、図5 (c)は図4(a)のE−E線矢視断面図である。
【0004】 棒状ワークの従来の高周波焼入焼戻し装置は、断面が円形で、同形状の多数の 棒状ワーク1 (以下棒状ワーク1 を単にワーク1 ともいう)の一端部分1aを機械 的に且つ連続的に移動焼入焼戻しすることができる高周波焼入焼戻し装置である 。共通台35上には、同形のネジ山11、21が形成され、径が等しい1対の角ネジ10 および20が平行且つ水平に配設されている。
【0005】 角ネジ10は、一端、および他端近辺において、それぞれ軸受け12および13によ って回転自在に支持されており、また、角ネジ20は、一端、および他端近辺にお いて、それぞれ軸受22および23によって回転自在に支持されている。角ネジ10お よび20の他端にはそれぞれ歯車14および24が結合されている。これら歯車14、24 は角ネジ駆動用のモータ16の出力軸に取り付けられた共通歯車15に噛み合ってい る。
【0006】 角ネジ10の角ネジ20と反対側やや上方には、角ネジ10の長手方向(矢印Fの方 向)に、順次、図示しない支持部材によって支持された加熱コイル2 、焼入液噴 射用のジャケット3 、および焼戻しコイル4 が配設されている。
【0007】 加熱コイル2 は、図5(a)に示すように、平行に配設された直線状で等長な 1対の加熱導体2aを備えている。これら加熱導体2aの一端同士は接続されており 、他端間に高周波電源5 が接続されている。また、図5(b)に示すように、焼 戻しコイル4 も加熱コイル2 と類似の構造であって、一端同士が接続され、他端 間に高周波電源6 が接続された直線状で平行、等長な1対の加熱導体4aを備えて いる。
【0008】 図5(c)に示すように、ジャケット3 の下面には焼入液Lを噴射する多数の 噴射孔3aが開設されており、また、ジャケット3 の下部から断面L字型の焼入液 溜3bが、ジャケット3 の下方に延設されている。そして、加熱コイル2 の加熱導 体2a、焼戻しコイル4 の加熱導体4a、およびジャケット3 のそれぞれの長手方向 は、角ネジ10および20の長手方向と平行であるように、加熱コイル2 、焼戻しコ イル4 、およびジャケット3 が配置されている。
【0009】 角ネジ20の角ネジ10と反対側には、共通台35から立設さた平板状のワーク当接 部材31が角ネジ20と平行に配設されている。そして、このワーク当接部材31の角 ネジ20の側の側面と、加熱コイル2 の加熱導体2aおよび焼戻しコイル4 の加熱導 体4aのそれぞれの角ネジ20と反対側の面との距離d が、ワーク1 の長さにほぼ等 しくなるように、ワーク当接部材31、加熱コイル2 、および焼戻しコイル4 の位 置が選定されている。ジャケット3 は、噴射孔3aの下方にワーク1 の一端部分1a がくるように配設されている。ワーク当接部材31の終端部分の軸受13側には、焼 戻しされたワーク1 を、順次、次のステーションへ自然落下させるシュート33が 取り付けられている。
【0010】 なお、角ネジ10の表面上の特定点(例えば、ネジ山の最高点)と、この特定点 に対応する角ネジ20の特定点とが、角ネジ10、20の長手方向と直交する1つの平 面上にあるように、角ネジ10、20が歯車14、24に取り付けられている。また、ネ ジ山11、21は、角ネジ10、20を長手方向を軸として図4(b)に示す矢印Jの方 向に回転させたとき、角ネジ10、20の平面視において、ネジ山11、21が加熱コイ ル2 から焼戻しコイル4 の方向(矢印Fの方向)に進むように見えるように形成 しておくものとする。
【0011】 次に、棒状ワークの従来の高周波焼入焼戻し装置の動作を説明する。加熱コイ ル2 および焼戻しコイル4 にそれぞれ高周波電源5 および6 から高周波電流を連 続的に通電する。また、ジャケット3 からは焼入液Lを連続的に下方に噴射する 。モータ16を起動すると、角ネジ10、20は、図4(b)に示すように同方向(矢 印Jの方向)に同期して回転する。
【0012】 この状態で、図示しない例えば適宜のシュート上を降下してきたワーク1 を、 その長手方向を角ネジ10、20の長手方向と直角方向且つ水平とし、被焼入焼戻し 部分である一端部分1aを加熱コイル2 側に、他端部分1bをワーク当接部材31側に した状態で、角ネジ10、20上に落下させると、ワーク1 の一端部分1aの近辺は、 角ネジ10の隣り合うネジ山11と11の間にあって角ネジ10によって支持され、また 、ワーク1 の他端部分1bの近辺は、角ネジ20の隣り合うネジ山21と21の間にあっ て角ネジ20によって支持される。
【0013】 そして、角ネジ10、20の矢印Jの方向の回転によって、ワーク1 は、図4(b )上で左方、即ちワーク当接部材31の方へ移動されてワーク1 の他端部分1bの先 端は常にワーク当接部材31に当接している。また、ネジ山11、21のワーク1 に接 触している部分同士は、矢印Fの方向に同速度で移動するから、ワーク1 も角ネ ジ10、20の長手方向と直交した状態のままで、矢印Fの方向に移動する。
【0014】 更に、このとき、ワーク1 はワーク1 の長手方向を軸として矢印Hの方向に自 転している。この回転は、角ネジ10、20の回転しているネジ山11、21がワーク1 に回転力を与えるようにワーク1 の周面に接触することによっ生じるのであって 、ワーク1 が加熱コイル2 を通過する間に例えば1〜2回転する程度の回転であ る。
【0015】 このように回転しているワーク1 の一端部分1aは、まず、加熱コイル2 の加熱 導体2a間を通過して均一に加熱された後、ジャケット3 の下方を通過してジャケ ット3 から噴射された焼入液Lによって冷却されて焼入が終わる。次いで、ワー ク1 の一端部分1aは、焼戻しコイル4 の加熱導体4a間を通過して均一に加熱され て焼戻しが行われる。この後、ワーク1 は、更に矢印Fの方向に移動し、ワーク 1 の他端部分1bの先端がワーク当接部材31の無い位置にくると、角ネジ10、20は なおも矢印Jの方向に回転しているので、矢印Gの方向に移動してシュート33上 に落下し、次のステーションに至る。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】
上記した棒状ワークの高周波移動焼入焼戻し装置では、棒状ワーク1 の一端部 分1aのみの焼入焼戻しを行うことができるが、一端部分1aの焼入焼戻しと同時に 他端部分1bの焼入焼戻しをも行うことはできない。
【0017】 従って、他端部分1bの焼入焼戻しをも行いたい場合には、一端部分1aの焼入焼 戻しの後で、(1)棒状ワーク1 を、再び高周波焼入焼戻し装置のワーク受入れ 側まで移動させてから他端部分1bを高周波焼入焼戻し装置によって焼入焼戻しす るか、或いは、(2)高周波焼入焼戻し装置の次のステーションとして他端部分 1bを焼入焼戻しする別の高周波焼入焼戻し装置を設け、この別の高周波焼入焼戻 し装置によって棒状ワーク1 の他端部分1bを焼入焼戻しなければならない。
【0018】 (1)の場合には、一端部分1aの焼入焼戻しが終了した棒状ワーク1 を高周波 焼入焼戻し装置のワーク受入れ側まで移動させるのに手間がかかる。或いは、こ の移動を機械で行うには、その機械の分だけ高周波焼入焼戻し装置のコストが高 くなる。(2)の場合には、高周波焼入焼戻し装置が2セット必要になるので、 高周波焼入焼戻し装置のコストが高くなる。
【0019】 本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであって、多数の棒状ワークの両端 部分を同時に機械的に且つ連続的に高周波移動熱処理することができる棒状ワー クの高周波移動熱処理装置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、請求項1記載の考案は、同形状、断面円形で複数 並設された棒状ワークの両端部分を同時に移動熱処理する棒状ワークの高周波移 動熱処理装置であって、同一なネジ山を有し、同径で平行、且つ水平に配設され た第1および第2の角ネジと、第1角ネジの反第2角ネジ側に設けられた第1高 周波加熱コイルと、第2角ネジの反第1角ネジ側に設けられた第2高周波加熱コ イルと、第2角ネジの反第1角ネジ側に第2角ネジと平行に設けられ、少なくと も第2高周波加熱コイルに対応する部分は耐熱、絶縁性である直線状のワーク当 接部材と、両角ネジをそれぞれの角ネジの長手方向を軸として同方向に同期して 回転させる手段とを具備し、両角ネジは、前記同方向に回転されたときに、第1 および第2角ネジの隣り合うネジ山間にそれぞれ一端部分の近辺および他端部分 の近辺が載置された棒状ワークを、ワーク当接部材の方向に移動させ、且つ両角 ネジの一端から他端に向かって移動させるように形成されていると共に、予め、 第1角ネジの特定点と、この特定点に対応する第2角ネジの特定点とが、両角ネ ジの長手方向と直交する1つの平面上にあるように配設されており、且つ、第1 高周波加熱コイルは、両角ネジ上に前記のように載置されたワークの一端部分の 上方、下方に第1角ネジの長手方向に配設された直線状の加熱導体を備え、第2 高周波加熱コイルは、両角ネジ上に前記のように載置されたワークの他端部分の 上方、下方に第2角ネジの長手方向に配設された直線状の加熱導体を備えている 。
【0021】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の棒状ワークの高周波移動熱処理装置に おいて、両角ネジ上に前記のように載置されたワークの一端部分の上方で第1高 周波加熱コイルから第1角ネジの他端寄りに焼入液噴射用の第1ジャケットを設 け、また、両角ネジ上に前記のように載置されたワークの他端部分の上方で第2 高周波加熱コイルから第2角ネジの他端寄りに焼入液噴射用の第2ジャケットを 設けている。
【0022】 請求項3記載の考案は、請求項2記載の棒状ワークの高周波移動熱処理装置に おいて、両角ネジ上に前記のように載置されたワークの一端部分の上方、下方に 第1角ネジの長手方向に配設された直線状の加熱導体を有する第1高周波焼戻し コイルを第1ジャケットの反第1高周波加熱コイル側に設け、また、両角ネジ上 に前記のように載置されたワークの他端部分の上方、下方に第2角ネジの長手方 向に配設された直線状の加熱導体を有する第2高周波焼戻しコイルを第2ジャケ ットの反第2高周波加熱コイル側に設けると共に、ワーク当接部材の少なくとも 第2高周波加熱コイルおよび第2高周波焼戻しコイルに対応する部分は耐熱、且 つ絶縁性としている。
【0023】 請求項4記載の考案は、請求項1、2、或いは3記載の考案において、ワーク 当接部材を角ネジの長手方向において複数個に分割、隣接させ、隣接させたワー ク当接部材間に、角ネジの一端側から順次棒状ワークから遠ざかる方向に段差を 設けている。
【0024】 請求項5記載の考案は、請求項1、2、或いは3記載の考案において、ワーク 当接部材を角ネジの長手方向において複数個に分割、隣接させ、分割された各ワ ーク当接部材の棒状ワークが当接する面の角ネジの一端側の端部に棒状ワークの 径より小さい幅で上下方向に形成された凹所を有する。
【0025】
【実施例】
以下、図面を参照し、棒状ワークの両端部分を同時に焼入焼戻しできる高周波 焼入焼戻し装置を、本考案の一実施例として説明する。図1〜図3は本実施例を 説明するための図面であって、図1(a)は平面説明図、図1(b)は図1(a )のA−A線矢視断面図、図2(a)は加熱コイルの模式的斜視図、図2(b) は焼戻しコイルの模式的斜視図、図2(c)は図1(a)のB−B線矢視断面図 、図2(d)は図1(a)のC−C線矢視断面図、図2(e)は図1(a)のK −K線矢視断面図、図3(a)および(b)は変形例のワーク当接部材の平面説 明図である。なお、ワークとしては、図4で説明した多数の棒状ワーク1 (以下 、本実施例でも棒状ワーク1 を単にワーク1 ともいう)を採り上げる。
【0026】 図1(a)に示すように、本実施例の高周波焼入焼戻し装置は、従来の高周波 焼入焼戻し装置に設けられている既に説明済の加熱コイル2 (第1高周波加熱コ イル)、ジャケット3 (第1ジャケット)、焼戻しコイル4 (第1高周波焼戻し コイル)、角ネジ10(第1角ネジ)、20(第2角ネジ)、軸受12、13、22、23、 歯車14、24、共通歯車15、モータ16、およびシュート33を備えている他に、角ネ ジ20の角ネジ10と反対側に、加熱コイル2 、ジャケット3 、および焼戻しコイル 4 に、それぞれ、ほぼ対向するように配置された加熱コイル7 (第2高周波加熱 コイル)、ジャケット8 (第2ジャケット)、および焼戻しコイル9 (第1高周 波焼戻しコイル)が設けられている。
【0027】 図2(a)に示すように、加熱コイル7 は加熱コイル2 と類似の構造であって 、一端同士が接続導体7cによって接続され、他端間に1対のリード導体7dを介し て高周波電源5Aが接続された直線状で平行、等長な1対の加熱導体7aを備えてい る。加熱導体7aはワーク1 の他端部分1bの加熱に用いられる。また、図2(b) に示すように、焼戻しコイル9 も焼戻しコイル4 と類似の構造であって、一端同 士が接続され、他端間に高周波電源6Aが接続された直線状で平行、等長な1対の 加熱導体9aを備えている。加熱導体9aはワーク1 の他端部分1bの焼戻しに用いら れる。
【0028】 本実施例の高周波焼入焼戻し装置には、また、従来の高周波焼入焼戻し装置の ワーク当接部材31に相当するワーク当接部材31Aが設けられている。このワーク 当接部材31Aは、平板状で断面形状が上下方向に長い矩形である4個のワーク当 接部材31a 〜31d を、順次、角ネジ20の長手方向に、且つこの長手方向に各ワー ク当接部材31a 〜31d の長手方向が一致するように継ぎ合わせたものである。
【0029】 図2(c)に示すように、共通台35上に立設されたワーク当接部材31a の角ネ ジ20側の面と加熱導体2aの角ネジ20と反対側の面との距離d が、ワーク1 の長さ にほぼ等しくなるように位置が選定されている。但し、図1(a)に示すように 、ワーク当接部材31a は、角ネジ10、20上に載置されたワーク1 が加熱コイル2 、7 に至る少し手前までの部分に取り付けられている。
【0030】 図1(a)、(b)と図2(d)に示すように、ワーク当接部材31b は、共通 台35上に立設され、ワーク当接部材31a の端部と加熱コイル7 のリード導体7dを ジャケット8 寄りに少し越えた部分との間に取り付けられている。そして、ワー ク当接部材31b は、加熱コイル7 の接続導体7cおよびリード導体7dによって貫通 されており、また、加熱導体7aによって加熱されて高温となるワーク1 の他端部 分1bの先端に接触しているので、耐熱、且つ、絶縁性の例えばセラミック製とし てある。また、ワーク当接部材31b および31d を共通台35上に設置するのではな く、直接、それぞれ、加熱コイル7 および焼戻しコイル9 に取り付ける場合もあ る。
【0031】 図2(e)に示すように、ジャケット8 は、従来の高周波焼入焼戻し装置のジ ャケット3 と類似の構造であって、焼入液Lを噴射する噴射孔8aと、焼入液溜8b とを有し、噴射孔8aの下方にワーク1 の他端部分1bがくるように配設されている が、ジャケット3 と異なっているのは、ジャケット8 の噴射孔8aが開設されてい る面と焼入液溜8bとの間に、ワーク当接部材31c が取り付けられている点である 。焼戻しコイル9 には、加熱コイル7 に取り付けられたワーク当接部材31b と類 似のワーク当接部材31d が取り付けられている。なお、ワーク当接部材31a 〜31 d を全て例えばセラミック製とすることもできるがワーク当接部材31Aが高価と なるので、前記のように高温となる部分のみに使用している。
【0032】 次に、本実施例の動作を説明する。多数のワーク1 の一端部分1aの焼入焼戻し は、従来の高周波焼入焼戻し装置と同様に行われるので、従来の高周波焼入焼戻 し装置に加わった動作を主として説明する。まず、加熱コイル7 、焼戻しコイル 9 にもそれぞれ高周波電源5A、6Aから高周波電流を連続的に通電すると共に、ジ ャケット8 からは焼入液Lを連続的に下方に噴射する。
【0033】 モータ16の起動後、角ネジ10、20上に載置されたワーク1 は、矢印Fの方向に 移動するが、その際、角ネジ10、20の矢印Jの方向の回転によって、ワーク1 の 他端部分1bの先端が、順次、ワーク当接部材31a 〜31d に当接しながら矢印Fの 方向に移動する。ワーク当接部材31a を通過したワーク1 の他端部分1bは、まず 、加熱コイル7 の加熱導体7a間を通過して均一に加熱される。
【0034】 この際、ワーク当接部材31b は加熱コイル7 とワーク1 の加熱された他端部分 1bとからの熱伝達によって高温となるが、前記のようにワーク当接部材31b は例 えばセラミック製であって耐熱、且つ絶縁性であるので、損傷を受けることはな い。次いで、ワーク1 の他端部分1bはジャケット8 の下方を通過してジャケット 8 から噴射された焼入液Lによって冷却されて焼入が終わる。
【0035】 この後、ワーク1 の他端部分1bは焼戻しコイル9 の加熱導体9a間を通過して均 一に加熱されて焼戻しが行われる。以後は、従来の高周波焼入焼戻し装置におけ ると同様に、ワーク1 はシュート33上に落下し、次のステーションに送られる。 以上述べたように、本実施例の高周波焼入焼戻し装置では、ワーク1 の一端部分 1aおよび他端部分1bの焼入焼戻しが同時に機械的に且つ連続的に行われる。
【0036】 本実施例では、ワーク1 の一端部分1aと他端部分1bとの焼入焼戻しをする場合 を説明したが、加熱コイル2 、7 のみを設けてワーク1 の両端部分1a、1bの加熱 のみを行うようにしたり、或いは、焼戻しコイル4 、9 を設けないで、両端部分 1a、1bの焼入のみを行うようにすることができる。更に、両端部分1a、1bの例え ば焼なましのみを行うようにすることもできる。
【0037】 なお、上記実施例では、図1(a)に示すように、ワーク当接部材31a 〜31d の角ネジ20側の面は、平面視において一直線上にあるように、ワーク当接部材31 a 〜31d の寸法、配置が選定されている。しかし、ワーク1 の両端部分1a、1bに は、製造時に取り去ることのできなかったバリ等が残っていることがあり、この バリ等がワーク当接部材31a 〜31d 同士の継ぎ目の僅かな空隙に入りこんで、ワ ーク1 の角ネジ10、20上での円滑な移動が行われないことがある。
【0038】 このような不都合を無くするために、図3(a)に示すように、ワーク当接部 材31b をワーク当接部材31a より、ワーク1 から遠ざかる方向に少し後退させて ワーク当接部材31a 、31b 間に段差31X を設ける。同様に、ワーク当接部材31b とワーク当接部材31c との間、およびワーク当接部材31c とワーク当接部材31d との間にも同様の段差31X を設ける。この場合、加熱コイル7 、ジャケット8 、 および焼戻しコイル9 は、それぞれ、ワーク当接部材31b 〜31d と共にワーク1 に対して後退するので、この後退した距離に対応して加熱コイル2 、ジャケット 3 、および焼戻しコイル4 を、それぞれ、ワーク1 の方向へ前進させておく。
【0039】 また、別の方法として、図3(b)に示すように、ワーク当接部材31b の角ネ ジ20側の面の内、ワーク当接部材31a 側の端部に、平面視において例えば三角形 状であり、角ネジ20の長手方向における幅がワーク1 の径より小さく、上下方向 に穿設された凹所31y を形成する。ワーク当接部材31c 、31d にも同様の凹所31 y を形成しておく。前記のような段差31x 或いは凹所31y を設けると、ワーク1 の他端部分1bのバリ等が、ワーク当接部材間の僅かの空隙に入り込むことを防止 できる。
【0040】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1記載の高周波熱処理装置は、1対の平行で同方 向に同期して回転している角ネジのネジ山間に、角ネジの長手方向と直交するよ うに載置されて角ネジの長手方向に移動する棒状ワークの両端部分を、これら角 ネジの両外側に配設された1対の加熱コイルによって移動加熱する。従って、請 求項1記載の高周波熱処理装置によれば、棒状ワークの両端部分を、同時に機械 的に且つ連続して加熱することができる。
【0041】 請求項2記載の高周波熱処理装置は、請求項1記載の高周波熱処理装置におい て、加熱コイルに加えて、焼入液噴射用のジャケットが、角ネジ両外側に設けら れているので、棒状ワークの両端部分を、同時に機械的に且つ連続して焼入する ことができる。
【0042】 請求項3記載の高周波熱処理装置は、請求項2記載の高周波熱処理装置におい て、加熱コイルとジャケットに加えて、焼戻しコイルが、角ネジの両外側に設け られているので、棒状ワークの両端部分を、同時に機械的に且つ連続して焼入、 焼戻しすることができる。
【0043】 そして、請求項1、2記載の高周波熱処理装置においては、ワーク当接部材の 少なくとも第2加熱コイルに対応する部分を、また、請求項3記載の高周波熱処 理装置においては、ワーク当接部材の少なくとも第2加熱コイルと第2焼戻しコ イルとに対応する部分を、それぞれ、耐熱、絶縁性としてあるので、ワーク当接 部材が加熱コイル、焼戻しコイル、および加熱された棒状ワークの他端部分から 熱伝達を受けて高温になっても損傷を受けることがない。
【0044】 請求項4記載の高周波熱処理装置においては、角ネジの長手方向において複数 個に分割、隣接させたワーク当接部材間に、角ネジの一端側から順次棒状ワーク から遠ざかる方向に段差を設けているので、請求項1、2、或いは3記載の高周 波熱処理装置の利点に加えて、棒状ワークの他端部分に残っているバリ等によっ て棒状ワークの角ネジ上での円滑な移動が妨げられることがない利点を享受でき る。
【0045】 請求項5記載の高周波熱処理装置においては、角ネジの長手方向において複数 個に分割、隣接させた各ワーク当接部材の棒状ワークが当接する面の内、角ネジ の一端側の端部に棒状ワークの径より小さい幅で上下方向に形成された凹所を設 けているので、請求項1、2、或いは3記載の高周波移動熱処理装置の利点に加 えて、棒状ワークの他端部分に残っているバリ等によって棒状ワークの角ネジ上 での円滑な移動が妨げられることがない利点を享受できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の(a)は平面説明図、
(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。
【図2】図1に示す高周波焼入焼戻し装置の(a)は加
熱コイルの模式的斜視図、(b)は焼戻しコイルの模式
的斜視図であり、(c)は図1(a)のB−B線矢視断
面図、(d)は図1(a)のC−C線矢視断面図、
(e)は図1(a)のK−K線矢視断面図である。
【図3】(a)および(b)は変形例のワーク当接部材
の平面説明図である。
【図4】(a)は棒状ワークの従来の高周波焼入焼戻し
装置の平面説明図、(b)は(a)のD−D線矢視断面
図である。
【図5】図4に示す高周波焼入焼戻し装置の(a)は加
熱コイルの模式的斜視図、(b)は焼戻しコイルの模式
的斜視図であり、(c)は図4(a)のE−E線矢視断
面図である。
【符号の説明】
1 棒状ワーク 1a 一端部分 1b 他端部分 2 、7 加熱コイル 3 、8 ジャケット 4 、9 焼戻しコイル 10、20 角ネジ 11、21 ネジ山 14、24 歯車 15 共通歯車 16 モータ 31A、31a 〜31d ワーク当接部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同形状、断面円形で複数並設された棒状
    ワークの両端部分を同時に移動熱処理する棒状ワークの
    高周波移動熱処理装置であって、 同一なネジ山を有し、同径で平行、且つ水平に配設され
    た第1および第2の角ネジと、 第1角ネジの反第2角ネジ側に設けられた第1高周波加
    熱コイルと、 第2角ネジの反第1角ネジ側に設けられた第2高周波加
    熱コイルと、 第2角ネジの反第1角ネジ側に第2角ネジと平行に設け
    られ、少なくとも第2高周波加熱コイルに対応する部分
    は耐熱、絶縁性である直線状のワーク当接部材と、 両角ネジをそれぞれの角ネジの長手方向を軸として同方
    向に同期して回転させる手段とを具備し、 両角ネジは、前記同方向に回転されたときに、第1およ
    び第2角ネジの隣り合うネジ山間にそれぞれ一端部分の
    近辺および他端部分の近辺が載置された棒状ワークを、
    ワーク当接部材の方向に移動させ、且つ両角ネジの一端
    から他端に向かって移動させるように形成されていると
    共に、予め、第1角ネジの特定点と、この特定点に対応
    する第2角ネジの特定点とが、両角ネジの長手方向と直
    交する1つの平面上にあるように配設されており、且
    つ、 第1高周波加熱コイルは、両角ネジ上に前記のように載
    置されたワークの一端部分の上方、下方に第1角ネジの
    長手方向に配設された直線状の加熱導体を備え、第2高
    周波加熱コイルは、両角ネジ上に前記のように載置され
    たワークの他端部分の上方、下方に第2角ネジの長手方
    向に配設された直線状の加熱導体を備えたことを特徴と
    する棒状ワークの高周波移動熱処理装置。
  2. 【請求項2】 両角ネジ上に前記のように載置されたワ
    ークの一端部分の上方で第1高周波加熱コイルから第1
    角ネジの他端寄りに焼入液噴射用の第1ジャケットを設
    け、また、両角ネジ上に前記のように載置されたワーク
    の他端部分の上方で第2高周波加熱コイルから第2角ネ
    ジの他端寄りに焼入液噴射用の第2ジャケットを設けた
    請求項1記載の棒状ワークの高周波移動熱処理装置。
  3. 【請求項3】 両角ネジ上に前記のように載置されたワ
    ークの一端部分の上方、下方に第1角ネジの長手方向に
    配設された直線状の加熱導体を有する第1高周波焼戻し
    コイルを第1ジャケットの反第1高周波加熱コイル側に
    設け、また、両角ネジ上に前記のように載置されたワー
    クの他端部分の上方、下方に第2角ネジの長手方向に配
    設された直線状の加熱導体を有する第2高周波焼戻しコ
    イルを第2ジャケットの反第2高周波加熱コイル側に設
    けると共に、ワーク当接部材の少なくとも第2高周波加
    熱コイルおよび第2高周波焼戻しコイルに対応する部分
    は耐熱、且つ絶縁性である請求項2記載の棒状ワークの
    高周波移動熱処理装置。
  4. 【請求項4】 ワーク当接部材を角ネジの長手方向にお
    いて複数個に分割、隣接させ、隣接させたワーク当接部
    材間に、角ネジの一端側から順次棒状ワークから遠ざか
    る方向に段差を設けた請求項1、2、或いは3記載の棒
    状ワークの高周波移動熱処理装置。
  5. 【請求項5】 ワーク当接部材を角ネジの長手方向にお
    いて複数個に分割、隣接させ、分割された各ワーク当接
    部材の棒状ワークが当接する面の角ネジの一端側の端部
    に棒状ワークの径より小さい幅で上下方向に形成された
    凹所を有する請求項1、2、或いは3記載の棒状ワーク
    の高周波移動熱処理装置。
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