JPH0684840U - ペット用ブラシ - Google Patents

ペット用ブラシ

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JPH0684840U
JPH0684840U JP033184U JP3318493U JPH0684840U JP H0684840 U JPH0684840 U JP H0684840U JP 033184 U JP033184 U JP 033184U JP 3318493 U JP3318493 U JP 3318493U JP H0684840 U JPH0684840 U JP H0684840U
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    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K13/00Devices for grooming or caring of animals, e.g. curry-combs; Fetlock rings; Tail-holders; Devices for preventing crib-biting; Washing devices; Protection against weather conditions or insects
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシを把手1の軸線1Cと同じ方向に移動
させた場合のブラッシング可能幅を、ブラッシング箇所
の変化に対応して変動させ、ブラッシング箇所にかかわ
らず優れたブラッシング性を得るとともに、ブラッシン
グ効率を高めるようにする。 【構成】 上体部30の上面に形成された8つの凹部3
0F,30F……と、連結部4と刷毛保持盤3の両者が
相対回転を可能に互いに連結される前に、予め連結部4
の盲貫孔43に挿入したコイルスプリング9Aおよびこ
のコイルスプリング9Aによって常時下方向に押圧付勢
されるボール9Bによって係合機構8を構成し、把手1
を握って、把手1の縦軸1C方向にブラシを引張って移
動させた場合のブラッシング可能幅W1,W2,W3
を、係合機構8による連結部4と刷毛保持盤3の両者の
係合可能位置の中から選択した位置によって決定できる
ようにしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえばブラッシング箇所に応じてブラシの移動方向に対する刷毛 の幅方向寸法を変化させ、ブラッシング性およびブラッシング効率を向上させる のに好適なペット用ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、犬に付着しているほこりやフケを落とすことによって得られる清潔 保持効果や、皮膚をマッサージして血液の循環を促進したり、脱毛による無駄毛 あるいは外部寄生虫などを強制除去することによって得られる健康増進効果など を期待する目的での使用、あるいはトリミング時の道具として使用されるペット 用ブラシは種々知られている。
【0003】 この種従来のペット用ブラシは、一般に、図17および図18に示すように、 把手100の先端に設けた刷毛植設部101に、多数の樹脂毛や獣毛もしくは多 数の金属細線によってなる刷毛102を、図17に示す長方形や図18に示す長 円形などの植設パターンで、その長手方向を把手100の軸線100C方向に指 向させて下向きに植設するとともに、把手100と刷毛植設部101の相対回転 を不能に一体に結合した構造になっている。したがって、ブラシを把手100の 軸線100Cと同じ方向Xに移動させた場合、刷毛102の幅方向寸法W1は不 変である。
【0004】 一方、たとえば犬には、ブラッシング面積が大きく、かつ比較的おおまかなブ ラシの移動が可能な箇所と、ブラッシング面積が小さく、かつ比較的丁寧なブラ シの移動を要求される箇所が存在する。具体的には、犬の頭部、首、胴および四 肢などのようにブラッシング面積が大きく、しかも、ブラッシングによって損傷 を被る器官のようなブラッシング回避部分が存在しないために、比較的おおまか なブラシの移動が可能な箇所と、目のまわりや口のまわりのように、ブラッシン グによって損傷を被る器官が近くに存在したり、脇のつけ根、股間部、尾のつけ 根部、耳の入口などの狭隘部分のようにブラッシング面積が小さく、かつ比較的 丁寧なブラシの移動を要求されるな箇所が存在する。
【0005】 したがって、ブラッシング面積が大きく、かつ比較的おおまかなブラシの移動 が可能な箇所では、ブラシの移動方向Xに対する刷毛102の幅方向寸法を大き く確保することによって、ブラッシング性およびブラッシング効率の向上が期待 でき、ブラッシング面積が小さく、かつ比較的丁寧なブラシの移動を要求される 箇所では、ブラシの移動方向に対する刷毛102の幅方向寸法を小さくすること によって、ブラッシング性の向上を期待できる。
【0006】 しかし、従来のペット用ブラシは、把手100と刷毛植設部101の両者の相 対回転を不能に一体に結合した構造になっているので、ブラシの移動方向Xに対 して刷毛102の幅方向寸法W1は変化しない。つまり、ブラシをX方向に移動 した場合のブラッシング可能幅W1が長手方向寸法L1よりも小さい寸法にのみ 制約される。したがって、比較的丁寧なブラシの移動を要求される箇所のブラッ シングには適しているものの、比較的おおまかなブラシの移動が可能な箇所のブ ラッシングには適していない。
【0007】 一方、図19に示すように、長方形の植設パターンで、その長手方向寸法L1 を把手100の軸線100Cに直交する方向に指向させて下向きに植設するとと もに、把手100と刷毛植設部101の相対回転を不能に一体に結合した構造の ペット用ブラシも存在する。この種のペット用ブラシでは、ブラシをX方向に移 動した場合のブラッシング可能幅が幅方向寸法W1よりも大きい長手方向寸法L 1にのみ制約される。したがって、比較的おおまかなブラシの移動が可能な箇所 のブラッシングには適しているものの、比較的丁寧なブラシの移動を要求される 箇所のブラッシングには適していない。
【0008】 勿論、図17および図18において、ブラシを把手100の軸線100Cに直 交する方向Yに移動させることで、幅方向寸法W1よりも大きい長手方向寸法L 1をブラッシング可能幅として機能させ、比較的おおまかなブラシの移動が可能 な箇所のブラッシングに対応させたり、図19において、ブラシをY方向に移動 することで、長手方向寸法L1よりも小さい幅方向寸法W1をブラッシング可能 幅として機能させ、比較的丁寧なブラシの移動を要求される箇所のブラッシング に対応させることは可能である。ところが、ブラシをY方向に移動させるブラッ シング方法では、使い勝手が悪く作業性に劣る欠点を有している。そのために、 ブラシの移動方向Xに対するブラッシング可能幅をブラッシング箇所に応じて適 宜変化させることのできるペット用ブラシの開発が望まれている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、ブラシを把手の軸線と同じ方向に移動させた場合 、この移動方向に対するブラッシング可能幅が不変であるため、ブラッシング性 およびブラッシング効率がブラッシング箇所によって変動する。そのために、ブ ラッシング箇所の変化にかかわらず優れたブラッシング性と高いブラッシング効 率を確保することができない点である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、把手と、多数の毛もしくは多数の金属細線によってなる刷毛を下向 きに保持する刷毛保持盤と、を備えたペット用ブラシにおいて、前記把手の先端 に連結部が設けられ、この連結部と前記刷毛保持盤の両者が縦方向の連結機構に より縦軸まわりの相対回転を可能に互いに連結されているとともに、連結部と刷 毛保持盤の両者に分割して複数の係合位置に係脱可能に係止できる係合機構が設 けられ、前記両者が前記縦軸まわりの相対回転によって前記複数の係合位置の中 から選択した任意の位置で前記係合機構により位置決めできるように構成されて いることを特徴とし、ブラシを把手の軸線と同じ方向に移動させた場合のブラッ シング可能幅を、ブラッシング箇所の変化に対応して変動させ、優れたブラッシ ング性と高いブラッシング効率を確保する目的を達成した。
【0011】
【作用】
本考案によれば、把手を握って、把手の縦軸方向にブラシを引張って移動させ た場合のブラッシング可能幅は、係合機構による連結部と刷毛保持盤の両者の係 合可能位置の中から選択した位置によって決定される。このブラッシング可能幅 は、連結部と刷毛保持盤の両者を連結機構の縦軸まわりの正方向もしくは逆方向 に90゜相対回転させることにより、段階的に拡大または縮小され、この位置か ら原位置へ復帰する方向に90゜相対回転させるか、あるいはさらに前記正方向 もしくは逆方向に90゜相対回転させることにより、段階的に縮小または拡大さ れる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は正面図、図2は平 面図、図3は左側面図であり、これらの図において、ペット用ブラシは、合成樹 脂製の把手1と、多数の金属細線によってなる刷毛2を下向きに保持した合成樹 脂製の刷毛保持盤3とを備え、把手1の先端に合成樹脂製の連結部4が設けられ 、この連結部4と刷毛保持盤3の両者が後述する縦方向の連結機構により縦軸C まわりの相対回転を可能に互いに連結されている。
【0013】 把手1は中空状に成形され、その先端部に連結部4が分解可能に一体に結合さ れている。
【0014】 刷毛2はく字状に折曲した金属細線群によって構成され、その植設パターンの 投影平面形状は長方形に設定され、刷毛保持盤3の投影平面形状も刷毛2の植設 パターンに対応して長方形に設定されている。
【0015】 刷毛保持盤3は、上体部30と、この上体部30下側に位置し、たとえば高周 波溶着により一体に結合された下体部31によって構成されている。
【0016】 上体部30は、図4および図5に示すように、前記中心Pを通って垂直に立上 がる縦軸C5を中心軸線とした上向きのボス部30Aが突設され、このボス部3 0Aと同心の段付き透孔30Bが貫通され、この段付き透孔30Bの内周に下向 きの段部30bが形成されている。また、上体部30における外周部の下面に環 状の第1合せ面30Cが形成され、この第1合せ面30Cの内周かつ上位に環状 の第2合せ面30Dが形成されているとともに、第2合せ面30Dの内周側に環 状の押え部30Eが形成されている。さらに、上面における段付き透孔30Bの 同心円上に円周方向等間隔で8つの凹部30F,30F……(図2参照)が形成 されている。
【0017】 下体部31は、図6および図7に示すように、長方形の開口31Aを設けた枠 状のもので、外周部の上面に前記環状の第1合せ面30Cに当接する環状の第1 合せ面31Bが形成され、この第1合せ面31Bの内周かつ上位に前記環状の第 2合せ面30Dに当接する環状の第2合せ面31Cが形成されているとともに、 第2合せ面31Cの内周側に複数の保持ピン31D,31D……が上向きに突設 されている。
【0018】 一方、図1および図3に示す多数の刷毛2は、図8に示すゴム製の植設布5を 貫通して下向きに植設される。植設布5は、図9に示すように、下体部31(図 7参照)における開口31Aよりも大きく、環状の第2合せ面31Cの内周より も僅かに小さい大きさに形成され、外周縁部に複数の保持ピン31D,31D… …(図7参照)を挿通する複数の小孔5A,5A……が形成されている。したが って、図10に示すように、下体部31の上側から植設布5の小孔5A,5A… …に保持ピン31D,31D……を挿通することで、下体部31によって植設布 5が垂下状態で保持されることになる。
【0019】 植設布5を垂下保持した下体部31は、図11のように、第1合せ面31Bを 上体部30の第1合せ面30Cに当接させ、かつ第2合せ面31Cを上体部30 の第2合せ面30Dに当接させた状態で、高周波溶着により第1合せ面31Bと 30Cおよび第2合せ面31Cと30Dをそれぞれ溶着することによって、上体 部30と下体部31を一体に結合した刷毛保持盤3が形成される。
【0020】 連結部4は、図12および図13に示すように、下端面が正円形の隆起部40 と、正円形下端面の中心Pを通る長手方向の直線C13に沿って斜め上方にのび る連結筒部41を備えている。連結筒部41の外周に雄ねじ41Aが形成され、 この雄ねじ41Aに把手1の先端部に形成した雌ねじ1Aを螺合することによっ て、把手1の先端部に連結部4が分解可能に一体に結合されている。
【0021】 連結部4における隆起部40には、前記中心Pを通って垂直に立上がる縦軸C 12を中心軸線とした段付き透孔42が形成されている。この段付き透孔42は 、その内周上側に形成した上向きの段部42Aと、内周下側に形成した下向きの 段部42Bを備えている。そして、段付き透孔42と連結筒部41の間に下向き に開口する盲貫孔43が垂直に形成されている。前記中心Pから盲貫孔43の中 心までの寸法は、図2に示す8つの凹部30F,30F……が形成されている段 付き透孔30Bと同心円の半径Rと等しい大きさに設定されている。
【0022】 図14に示すように、連結部4と刷毛保持盤3の両者は、縦方向の連結機構7 により縦軸Cまわりの相対回転を可能に互いに連結される。すなわち、連結機構 7は、図15に示すように、合成樹脂によって成形されたリベット状のもので、 頭部70と縦方向に分割されたフオーク状の脚部71,71を備え、フオーク状 の脚部71,71の外周下端部に半径方向外側に張出す上向きの係止段部71A ,71Aが形成されている。
【0023】 したがって、図14のように、刷毛保持盤3におけるボス部30Aを連結部4 の段付き透孔42に下側から挿入して、ボス部30Aの上端面を下向きの段部4 2B(図12参照)に当接させたのち、連結機構7を段付き透孔42の上側から 段付き透孔42および段付き透孔30B(図4参照)に挿通することによって、 頭部70の下面が段付き透孔42における上向きの段部42Aに当接し、フオー ク状の脚部71,71の外周下端部に形成した上向きの係止段部71A,71A が段付き透孔30Bに形成した下向きの段部30bに係合して、連結部4と刷毛 保持盤3の両者が連結機構7により縦軸Cまわりの相対回転を可能に互いに連結 された組立状態を得ることができる。
【0024】 連結部4と刷毛保持盤3の両者が連結機構7により縦軸Cまわりの相対回転を 可能に互いに連結されることによって、係合機構8が構成される。係合機構8は 、上体部30の上面に形成された8つの凹部30F,30F……と、連結部4と 刷毛保持盤3の両者が相対回転を可能に互いに連結される前に、予め盲貫孔43 に挿入したコイルスプリング9Aおよびこのコイルスプリング9Aによって常時 下方向に押圧付勢されるボール9Bによって構成されている。
【0025】 このような構成であれば、図16(A)の把手1を握って、把手1の縦軸1C と同じX方向にブラシを引張って移動させた場合のブラッシング可能幅は、係合 機構8により位置決めされている連結部4と刷毛保持盤3の両者の係合可能位置 の中から選択した位置によって決定される。そして、このブラッシング可能幅は 、連結部4と刷毛保持盤3の両者を連結機構7(図14参照)の縦軸Cまわりの 正方向もしくは逆方向に90゜相対回転させることにより、段階的に拡大または 縮小され、この位置から原位置へ復帰する方向に90゜相対回転させるか、ある いはさらに前記正方向もしくは逆方向に90゜相対回転させることによって、段 階的に縮小または拡大される。
【0026】 すなわち、把手1をX方向に移動させることで、刷毛2の幅方向寸法W1をブ ラッシング可能幅として機能させ、比較的おおまかなブラシの移動が可能な箇所 のブラッシングに対応させることができ、この状態から、連結部4と刷毛保持盤 3の両者を連結機構7の縦軸Cまわりの正方向もしくは逆方向に45゜相対回転 させ、この位置で図16(B)のように、係合機構8により位置決めして把手1 をX方向に移動させることで、刷毛2の最も大きい幅方向寸法W2をブラッシン グ可能幅として機能させ、おおまかなブラシの移動が可能な箇所のブラッシング に対応させることができる。
【0027】 連結部4と刷毛保持盤3を図16(A)から図16(B)に向けて相対回転さ せた場合、まず、コイルスプリング9Aの押圧付勢に抗してボール9Bが押上げ られて、図16(A)の位置で係合していた凹部30Fから離脱し、隣の凹部3 0Fがボール9Bの下側に到達した時点で、この凹部30Fに対してコイルスプ リング9Aの押圧付勢によりボール9Bが係合することによって、図16(B) の状態に位置決めされる。
【0028】 図16(B)の状態から、さらに連結部4と刷毛保持盤3の両者を連結機構7 の縦軸Cまわりの正方向もしくは逆方向に45゜相対回転させて図16(C)の 状態を得、この位置で係合機構8により位置決めして把手1をX方向に移動させ ることで、刷毛2の最小幅方向寸法W3をブラッシング可能幅として機能させ、 比較的丁寧なブラシの移動を要求される箇所のブラッシングに対応させることが できる。つまり、ブラシを把手1の軸線1Cと同じX方向に移動させた場合のブ ラッシング可能幅を、ブラッシング箇所の変化に対応して変動させることができ るので、ブラッシング箇所にかかわらずブラッシング性およびブラッシング効率 を向上させることができる。
【0029】 なお、図16(A)において、ブラシを把手1の軸線1Cと同じX方向に移動 させた場合、刷毛2の折曲方向が移動方向Xと同じになるので、皮膚の付着物に 対するカキ取り効果およびマッサージ効果が最も大きく、この状態から正逆方向 に180゜回転させることによって、刷毛2の折曲方向が移動方向Xの逆になる ので、皮膚の付着物に対するカキ取り効果およびマッサージ効果が最も小さくな る。つまり、皮膚の付着物に対するカキ取り効果およびマッサージ効果は、最も 大きい図16(A)の状態から、正逆方向に180゜回転させた状態(図示省略 )にかけて漸次小さくなる。しかし、これらの効果が小さくなるのに比例して、 体毛に対する引っ掛かり度が小さくなるので、体毛の多い季節のブラッシングや 、体毛の多い種類のペットのブラッシングなどに好適である。
【0030】 前記実施例では、刷毛2をく字状に折曲した多数の金属細線によって構成して 説明しているが、刷毛2の形状および材質は前記実施例にのみ限定されるもので はない。すなわち、直線状の金属細線もしくは樹脂毛や獣毛から選択した任意の もので構成してもよい。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、ブラシの移動方向に対するブラッシング可能 幅をブラッシング箇所に応じて適宜変化させることができるので、ブラッシング 箇所にかかわらず優れたブラッシング性と高いブラッシング効率を確保すること ができる。
【提出日】平成5年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえばブラッシング箇所に応じてブラシの移動方向に対する刷毛 の幅方向寸法を変化させ、ブラッシング性およびブラッシング効率を向上させる のに好適なペット用ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、犬に付着しているほこりやフケを落とすことによって得られる清潔 保持効果や、皮膚をマッサージして血液の循環を促進したり、脱毛による無駄毛 あるいは外部寄生虫などを強制除去することによって得られる健康増進効果など を期待する目的での使用、あるいはトリミング時の道具として使用されるペット 用ブラシは種々知られている。
【0003】 この種従来のペット用ブラシは、一般に、図19およ び図20に示すように、把手100の先端に設けた刷毛植設部101に、多数の 樹脂毛や獣毛もしくは多数の金属細線によってなる刷毛102を、図19に示す 長方形や図20に示す長円形などの植設パターンで、その長手方向を把手100 の軸線100C方向に指向させて下向きに植設するとともに、把手100と刷毛 植設部101の相対回転を不能に一体に結合した構造になっている。したがって 、ブラシを把手100の軸線100Cと同じ方向Xに移動させた場合、刷毛10 2の幅方向寸法W1は不変である。
【0004】 一方、たとえば犬には、ブラッシング面積が大きく、 かつ比較的おおまかなブラシの移動が可能な箇所と、ブラッシング面積が小さく 、かつ比較的丁寧なブラシの移動を要求される箇所が存在する。具体的には、犬 の頭部、首、胴および四肢などのようにブラッシング面積が大きく、しかも、ブ ラッシングによって損傷を被る器官のようなブラッシング回避部分が存在しない ために、比較的おおまかなブラシの移動が可能な箇所と、目のまわりや口のまわ りのように、ブラッシングによって損傷を被る器官が近くに存在したり、脇のつ け根、股間部、尾のつけ根部、耳の入口などの狭隘部分のようにブラッシング面 積が小さく、かつ比較的丁寧なブラシの移動を要求されるな箇所が存在する。
【0005】 したがって、ブラッシング面積が大きく、かつ比較的 おおまかなブラシの移動が可能な箇所では、ブラシの移動方向Xに対する刷毛1 02の幅方向寸法を大きく確保することによって、ブラッシング性およびブラッ シング効率の向上が期待でき、ブラッシング面積が小さく、かつ比較的丁寧なブ ラシの移動を要求される箇所では、ブラシの移動方向に対する刷毛102の幅方 向寸法を小さくすることによって、ブラッシング性の向上を期待できる。
【0006】 しかし、従来のペット用ブラシは、把手100と刷毛 植設部101の両者の相対回転を不能に一体に結合した構造になっているので、 ブラシの移動方向Xに対して刷毛102の幅方向寸法W1は変化しない。つまり 、ブラシをX方向に移動した場合のブラッシング可能幅W1が長手方向寸法L1 よりも小さい寸法にのみ制約される。したがって、比較的丁寧なブラシの移動を 要求される箇所のブラッシングには適しているものの、比較的おおまかなブラシ の移動が可能な箇所のブラッシングには適していない。
【0007】 一方、図21に示すように、長方形の植設パターンで 、その長手方向寸法L1を把手100の軸線100Cに直交する方向に指向させ て下向きに植設するとともに、把手100と刷毛植設部101の相対回転を不能 に一体に結合した構造のペット用ブラシも存在する。この種のペット用ブラシで は、ブラシをX方向に移動した場合のブラッシング可能輻が幅方向寸法W1より も大きい長手方向寸法L1にのみ制約される。したがって、比較的おおまかなブ ラシの移動が可能な箇所のブラッシングには適しているものの、比較的丁寧なブ ラシの移動を要求される箇所のブラッシングには適していない。
【0008】 勿論、図19および図20において、ブラシを把手1 00の軸線100Cに直交する方向Yに移動させることで、幅方向寸法W1より も大きい長手方向寸法L1をブラッシング可能幅として機能させ、比較的おおま かなブラシの移動が可能な箇所のブラッシングに対応させたり、図21において 、ブラシをY方向に移動することで、長手方向寸法L1よりも小さい幅方向寸法 W1をブラッシング可能幅として機能させ、比較的丁寧なブラシの移動を要求さ れる箇所のブラッシングに対応させることは可能である。ところが、ブラシをY 方向に移動させるブラッシング方法では、使い勝手が悪く作業性に劣る欠点を有 している。そのために、ブラシの移動方向Xに対するブラッシング可能幅をブラ ッシング箇所に応じて適宜変化させることのできるペット用ブラシの開発が望ま れている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、ブラシを把手の軸線と同じ方向に移動させた場合 、この移動方向に対するブラッシング可能幅が不変であるため、ブラッシング性 およびブラッシング効率がブラッシング箇所によって変動する。そのために、ブ ラッシング箇所の変化にかかわらず優れたブラッシング性と高いブラッシング効 率を確保することができない点である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、把手と、多数の毛もしくは多数の金属細線によってなる刷毛を下向 きに保持する刷毛保持盤と、を備えたペット用ブラシにおいて、前記把手の先端 に連結部が設けられ、この連結部と前記刷毛保持盤の両者が縦方向の連結機構に より縦軸まわりの相対回転を可能に互いに連結されているとともに、連結部と刷 毛保持盤の両者に分割して複数の係合位置に係脱可能に係止できる係合機構が設 けられ、前記両者が前記縦軸まわりの相対回転によって前記複数の係合位置の中 から選択した任意の位置で前記係合機構により位置決めできるように構成されて いることを特徴とし、ブラシを把手の軸線と同じ方向に移動させた場合のブラッ シング可能幅を、ブラッシング箇所の変化に対応して変動させ、優れたブラッシ ング性と高いブラッシング効率を確保する目的を達成した。
【0011】
【作用】
本考案によれば、把手を握って、把手の縦軸方向にブラシを引張って移動させ た場合のブラッシング可能幅は、係合機構による連結部と刷毛保持盤の両者の係 合可能位置の中から選択した位置によって決定される。このブラッシング可能幅 は、連結部と刷毛保持盤の両者を連結機構の縦軸まわりの正方向もしくは逆方向 に90°相対回転させることにより、段階的に拡大または縮小され、この位置か ら原位置へ復帰する方向に90°相対回転させるか、あるいはさらに前記正方向 もしくは逆方向に90°相対回転させることにより、段階的に縮小または拡大さ れる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は正面図、図2は平 面図、図3は左側面図であり、これらの図において、ペット用ブラシは、合成樹 脂製の把手1と、多数の金属細線によってなる刷毛2を下向きに保持した合成樹 脂製の刷毛保持盤3とを備え、把手1の先端に合成樹脂製の連結部4が設けられ 、この連結部4と刷毛保持盤3の両者が後述する縦方向の連結機構により縦軸C まわりの相対回転を可能に互いに連結されている。
【0013】 把手1は中空状に成形され、その先端部に連結部4が 分解可能に一体に結合されている。
【0014】 刷毛2はく字状に折曲した金属細線群によって構成さ れ、その植設パターンの投影平面形状は長方形に設定され、刷毛保持盤3の投影 平面形状も刷毛2の植設パターンに対応して長方形に設定されている。
【0015】 刷毛保持盤3は、上体部30と、この上体部30下側 に位置し、たとえば高周波溶着により一体に結合された下体部31によって構成 されている。
【0016】 上体部30は、図4および図5に示すように、前記中 心Pを通って垂直に立上がる縦軸C5を中心軸線とした上向きのボス部30Aが 突設され、このボス部30Aと同心の段付き透孔30Bが貫通され、この段付き 透孔30Bの内周に下向きの段部30bが形成されている。また、上体部30に おける外周部の下面に環状の第1合せ面30Cが形成され、この第1合せ面30 Cの内周かつ上位に環状の第2合せ面30Dが形成されているとともに、第2合 せ面30Dの内周側に環状の押え部30Eが形成されている。さらに、上面にお ける段付き透孔30Bの同心円上に円周方向等間隔で8つの凹部30F,30F ……(図2参照)が形成されている。
【0017】 下体部31は、図6および図7に示すように、長方形 の開口31Aを設けた枠状のもので、外周部の上面に前記環状の第1合せ面30 Cに当接する環状の第1合せ面31Bが形成され、この第1合せ面31Bの内周 かつ上位に前記環状の第2合せ面30Dに当接する環状の第2合せ面31Cが形 成されているとともに、第2合せ面31Cの内周側に複数の保持ピン31D,3 1D……が上向きに突設されている。
【0018】 一方、図1および図3に示す多数の刷毛2は、図8に 示すゴム製の植設布5を貫通して下向きに植設される。植設布5は、図9に示す ように、下体部31(図7参照)における開口31Aよりも大きく、環状の第2 合せ面31Cの内周よりも僅かに小さい大きさに形成され、外周縁部に複数の保 持ピン31D,31D……(図7参照)を挿通する複数の小孔5A,5A……が 形成されている。したがって、図10に示すように、下体部31の上側から植設 布5の小孔5A,5A……に保持ピン31D,31D……を挿通することで、下 体部31によって植設布5が垂下状態で保持されることになる。
【0019】 植設布5を垂下保持した下体部31は、図11のよう に、第1合せ面31Bを上体部30の第1合せ面30Cに当接させ、かつ第2合 せ面31Cを上体部30の第2合せ面30Dに当接させた状態で、高周波溶着に より第1合せ面31Bと30Cおよび第2合せ面31Cと30Dをそれぞれ溶着 することによって、上体部30と下体部31を一体に結合した刷毛保持盤3が形 成される。
【0020】 連結部4は、図12および図13に示すように、下端 面が正円形の隆起部40と、正円形下端面の中心Pを通る長手方向の直線C13 に沿って斜め上方にのびる連結筒部41を備えている。連結筒部41の外周に雄 ねじ41Aが形成され、この雄ねじ41Aに把手1の先端部に形成した雌ねじ1 Aを螺合することによって、把手1の先端部に連結部4が分解可能に一体に結合 されている。
【0021】 連結部4における隆起部40には、前記中心Pを通っ て垂直に立上がる縦軸C12を中心軸線とした段付き透孔42が形成されている 。この段付き透孔42は、その内周上側に形成した上向きの段部42Aと、内周 下側に形成した下向きの段部42Bを備えている。そして、段付き透孔42と連 結筒部41の間に下向きに開口する盲貫孔43が垂直に形成されている。前記中 心Pから盲貫孔43の中心までの寸法は、図2に示す8つの凹部30F,30F ……が形成されている段付き透孔30Bと同心円の半径Rと等しい大きさに設定 されている。
【0022】 図14に示すように、連結部4と刷毛保持盤3の両者 は、縦方向の連結機構7により縦軸Cまわりの相対回転を可能に互いに連結され る。すなわち、連結機構7は、図15に示すように、合成樹脂によって成形され たリベット状のもので、頭部70と縦方向に分割されたフオーク状の脚部71, 71を備え、フオーク状の脚部71,71の外周下端部に半径方向外側に張出す 上向きの係止段部71A,71Aが形成されている。
【0023】 したがって、図14のように、刷毛保持盤3における ボス部30Aを連結部4の段付き透孔42に下側から挿入して、ボス部30Aの 上端面を下向きの段部42B(図12参照)に当接させたのち、連結機構7を段 付き透孔42の上側から段付き透孔42および段付き透孔30B(図4参照)に 挿通することによって、頭部70の下面が段付き透孔42における上向きの段部 42Aに当接し、フオーク状の脚部71,71の外周下端部に形成した上向きの 係止段部71A,71Aが段付き透孔30Bに形成した下向きの段部30bに係 合して、連結部4と刷毛保持盤3の両者が連結機構7により縦軸Cまわりの相対 回転を可能に互いに連結された組立状態を得ることができる。
【0024】 連結部4と刷毛保持盤3の両者が連結機構7により縦 軸Cまわりの相対回転を可能に互いに連結されることによって、係合機構8が構 成される。係合機構8は、上体部30の上面に形成された8つの凹部30F,3 0F……と、連結部4と刷毛保持盤3の両者が相対回転を可能に互いに連結され る前に、予め盲貫孔43に挿入したコイルスプリング9Aおよびこのコイルスプ リング9Aによって常時下方向に押圧付勢されるボール9Bによって構成されて いる。
【0025】 このような構成であれば、図16の把手1を握って、 把手1の縦軸1Cと同じX方向にブラシを引張って移動させた場合のブラッシン グ可能幅は、係合機構8により位置決めされている連結部4と刷毛保持盤3の両 者の係合可能位置の中から選択した位置によって決定される。そして、このブラ ッシング可能幅は、連結部4と刷毛保持盤3の両者を連結機構7(図14参照) の縦軸Cまわりの正方向もしくは逆方向に90°相対回転させることにより、段 階的に拡大または縮小され、この位置から原位置へ復帰する方向に90°相対回 転させるか、あるいはさらに前記正方向もしくは逆方向に90°相対回転させる ことによって、段階的に縮小または拡大される。
【0026】 すなわち、把手1をX方向に移動させることで、刷毛 2の幅方向寸法W1をブラッシング可能幅として機能させ、比較的おおまかなブ ラシの移動が可能な箇所のブラッシングに対応させることができ、この状態から 、連結部4と刷毛保持盤3の両者を連結機構7の縦軸Cまわりの正方向もしくは 逆方向に45°相対回転させ、この位置で図17のように、係合機構8により位 置決めして把手1をX方向に移動させることで、刷毛2の最も大きい幅方向寸法 W2をブラッシング可能幅として機能させ、おおまかなブラシの移動が可能な箇 所のブラッシングに対応させることができる。
【0027】 連結部4と刷毛保持盤3を図16から図17に向けて 相対回転させた場合、まず、コイルスプリング9Aの押圧付勢に抗してボール9 Bが押上げられて、図16の位置で係合していた凹部30Fから離脱し、隣の凹 部30Fがボール9Bの下側に到達した時点で、この凹部30Fに対してコイル スプリング9Aの押圧付勢によりボール9Bが係合することによって、図17の 状態に位置決めされる。
【0028】 図17の状態から、さらに連結部4と刷毛保持盤3の 両者を連結機構7の縦軸Cまわりの正方向もしくは逆方向に45°相対回転させ て図18の状態を得、この位置で係合機構8により位置決めして把手1をX方向 に移動させることで、刷毛2の最小幅方向寸法W3をブラッシング可能幅として 機能させ、比較的丁寧なブラシの移動を要求される箇所のブラッシングに対応さ せることができる。つまり、ブラシを把手1の軸線1Cと同じX方向に移動させ た場合のブラッシング可能幅を、ブラッシング箇所の変化に対応して変動させる ことができるので、ブラッシング箇所にかかわらずブラッシング性およびブラッ シング効率を向上させることができる。
【0029】 なお、図16において、ブラシを把手1の軸線1Cと 同じX方向に移動させた場合、刷毛2の折曲方向が移動方向Xと同じになるので 、皮膚の付着物に対するカキ取り効果およびマッサージ効果が最も大きく、この 状態から正逆方向に180°回転させることによって、刷毛2の折曲方向が移動 方向Xの逆になるので、皮膚の付着物に対するカキ取り効果およびマッサージ効 果が最も小さくなる。つまり、皮膚の付着物に対するカキ取り効果およびマッサ ージ効果は、最も大きい図16の状態から、正逆方向に180°回転させた状態 (図示省略)にかけて漸次小さくなる。しかし、これらの効果が小さくなるのに 比例して、体毛に対する引っ掛かり度が小さくなるので、体毛の多い季節のブラ ッシングや、体毛の多い種類のペットのブラッシングなどに好適である。
【0030】 前記実施例では、刷毛2をく字状に折曲した多数の金 属細線によって構成して説明しているが、刷毛2の形状および材質は前記実施例 にのみ限定されるものではない。すなわち、直線状の金属細線もしくは樹脂毛や 獣毛から選択した任意のもので構成してもよい。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、ブラシの移動方向に対するブラッシング可能 幅をブラッシング箇所に応じて適宜変化させることができるので、ブラッシング 箇所にかかわらず優れたブラッシング性と高いブラッシング効率を確保すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】刷毛保持盤における上体部の左半部を断面にし
て示す正面図である。
【図5】図4の底面図である。
【図6】刷毛保持盤における下体部の右半部を断面にし
て示す正面図である。
【図7】図6の底面図である。
【図8】植設布の左側面図である。
【図9】下体部による植設布の垂下保持状態を示す縦断
面側面図である。
【図10】下体部による植設布の垂下保持上体を示す縦
断正面図である。
【図11】上体部と下体部の結合状態を示す縦断側面図
である。
【図12】連結部の縦断側面図である。
【図13】図12の底面図である。
【図14】組立状態の縦断側面図である。
【図15】連結機構の一例を示す斜視図である。
【図16】(A)ないし(C)は刷毛の機能幅の変化を
示す平面図である。
【図17】従来例の底面図である。
【図18】他の従来例の底面図である。
【図19】さらに異なる従来例の底面図である。
【符号の説明】
1 把手 2 刷毛 3 刷毛保持盤 4 連結部 7 連結機構 8 係合機構 30E 凹部(複数の係合位置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ペット用ブラシ
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1の左側面図である。
【図4】 刷毛保持盤における上体部の左半部を断面に
して示す正面図である。
【図5】 図4の底面図である。
【図6】 刷毛保持盤における下体部の右半部を断面に
して示す正面図である。
【図7】 図6の底面図である。
【図8】 植設布の左側面図である。
【図9】 下体部による植設布の垂下保持状態を示す縦
断面側面図である。
【図10】 下体部による植設布の垂下保持上体を示す
縦断正面図である。
【図11】 上体部と下体部の結合状態を示す縦断側面
図である。
【図12】 連結部の縦断側面図である。
【図13】 図12の底面図である。
【図14】 組立状態の縦断側面図である。
【図15】 連結機構の一例を示す斜視図である。
【図16】 刷毛の機能幅の変化を示す平面図である。
【図17】 刷毛の機能幅の変化を示す平面図である。
【図18】 刷毛の機能幅の変化を示す平面図である。
【図19】 従来例の底面図である。
【図20】 他の従来例の底面図である。
【図21】 さらに異なる従来例の底面図である。
【符号の説明】 1 把手 2 刷毛 3 刷毛保持盤 4 連結部 7 連結機構 8 係合機構 30E 凹部(複数の係合位置)
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手と、多数の毛もしくは多数の金属細
    線によってなる刷毛を下向きに保持する刷毛保持盤と、
    を備えたペット用ブラシにおいて、前記把手の先端に連
    結部が設けられ、この連結部と前記刷毛保持盤の両者が
    縦方向の連結機構により縦軸まわりの相対回転を可能に
    互いに連結されているとともに、連結部と刷毛保持盤の
    両者に分割して複数の係合位置に係脱可能に係止できる
    係合機構が設けられ、前記両者が前記縦軸まわりの相対
    回転によって前記複数の係合位置の中から選択した任意
    の位置で前記係合機構により位置決めできるように構成
    されていることを特徴とするペット用ブラシ。
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