JP3019805U - 犬の首輪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 犬のストレスを軽減して犬の健康維持を図る
ことができる、犬に優しい斬新な首輪を提供する。 【構成】 犬の首の周囲に巻き付けるベルト１の長手方
向の複数箇所にそれぞれ磁石２を取付けたことを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は犬の首輪に関する。

【０００２】

【従来の技術】

飼犬の多くは朝や夕方に散歩に連れていってもらえるだけで、その他の時間は 殆ど繋がれているので、運動不足になってストレスが溜まりやすい。更に、殆ど の飼犬は首輪を付けられているが、従来の首輪は首を締め付けるだけであり、犬 にとって歓迎せざるものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、犬のストレスを軽減して犬の健康維持を図ることができる、 犬に優しい斬新な首輪の提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の犬の首輪は、上記目的を達成するために案出したものであって、犬の 首の周囲に巻き付けるベルト１の長手方向の複数箇所にそれぞれ磁石２を取付け たことを特徴とする構成を採るものである。

【０００５】

【作用】

本考案の首輪を装着すると、ベルト１に取付けた磁石２によって発生した磁場 の環境下に首が常に置かれるので、磁力線が首の内部に透入して、血液の循環を 促進し又は新陳代謝を増進させる等の生理的な好影響を与える。

【０００６】

【実施例】

図は本考案の一実施例を示したものである。この首輪は、ゴム製のベルト１の 内面側における長手方向の複数箇所に断面が円形の取付穴３を設けて、それら取 付穴３にそれぞれ円柱状の磁石２を嵌め込んだ構造となっている。

【０００７】 なお、取付穴３の奥には内径が入口よりも少し大きい内径拡大部３ａを設け、 又、磁石２の内側の端面にはその磁石２よりも外径が大きい金属製の円板４を接 着して、その円板４を取付穴３の奥の内径拡大部３ａに圧入することにより、取 付穴３からの磁石２の脱落を防いでいる。

【０００８】 ベルト１は上記のゴム製に限定するものではなく、材料は任意に選択可能であ り、例えば革製や布製などにすることもできる。

【０００９】 使用する磁石２は、フェライト磁石、稀土類コバルト磁石、アルニコ磁石など から適度なガウスのものを任意に選択可能である。

【００１０】 ベルト１に対する磁石２の取付手段も、上記のようにベルト１に取付穴３を設 けてその取付穴３に磁石２を嵌め込むという方法に限定するものではない。例え ば、ベルト１に対し直に磁石２を接着することも可能であり、ベルト１の内部に 磁石２を包み込むように保持させることも可能である。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は上記のとおりであり、犬の首の周囲に装着することによって、犬の首 を常に磁場の環境下に置いて血液の循環を促進させ又は新陳代謝を増進させる等 の生理的な好影響を与えるので、運動不足などを原因とする犬のストレスを軽減 して犬の健康維持に大いに寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図である。

【図２】長手方向の一部の断面図である。

【図３】使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ ベルト ２ 磁石 ３ 取付穴 ３ａ 内径拡大部 ４ 円板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 犬の首の周囲に巻き付けるベルト１の長
   手方向の複数箇所にそれぞれ磁石２を取付けたことを特
   徴とする犬の首輪。