JP3079949U - 樹脂製飼育動物用ノミ及びダニ取り器具 - Google Patents

樹脂製飼育動物用ノミ及びダニ取り器具

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JP3079949U
JP3079949U JP2001000289U JP2001000289U JP3079949U JP 3079949 U JP3079949 U JP 3079949U JP 2001000289 U JP2001000289 U JP 2001000289U JP 2001000289 U JP2001000289 U JP 2001000289U JP 3079949 U JP3079949 U JP 3079949U
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resin
flea
fleas
mites
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勝夫 佐々木
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Kunimine Industries Co Ltd
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Kunimine Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノミ及びダニの両方を捕獲する機能を備え、
安価で携帯に便利で且つ使用しやすく、捕獲したダニも
容易に潰すことができるノミ及びダニ取り器具を提供す
る。 【解決手段】 ノミを取る櫛型形状部1とダニを取るス
プーン型形状部2を一体に設けた樹脂製ノミ、ダニ取り
器具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、犬、猫等の飼育動物の外部に寄生するノミやダニを容易に除去する ことができる器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飼育動物の手入れをする櫛には櫛歯の太さ、長さ及び粗密などで区別さ れ、整毛用、光沢用、ノミ等の駆除用など目的に応じて使い分けられている。ま た、ノミ、ダニ等を取る器具として、電気掃除機に取りつけるアタッチメント形 式のものが知られている。さらに、ノミ等の駆除用としてノミ、ダニを除去する 場合には、寄生する虫の大きさがまったく異なるため、ノミ取り用あるいはダニ 取り用と単一の機能しか持たないため2種の器具を使い分けなければ効果が無い ので2種類の器具を用意する必要があり、利便性に欠けていた。 また、これまでの櫛型ノミ採り用器具は、ノミを漉き取るため器具全体又は櫛 歯は金属でしか作ることができなく、その製作コストが高価なものとなり、また その重量が大きく携帯に不便であった。 さらに、従来のダニ取り器具はその形状により捕獲したダニを潰しにくく、完 全に駆除するのは困難なものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、ノミ及びダニの両方を取る機能を備え、安価に製作でき、携帯に便 利で且つ使用しやすく、捕獲したダニも容易に潰すことができるノミ及びダニ取 り器具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、ノミ及びダニをそれぞれ捕獲する機能を備えた形状を一体に設けたノ ミ、ダニ取り器具を樹脂で製造することにより、製作が容易で安価にでき、携帯 性に優れ、使い易くした器具を提供する。 すなわち、本考案は、 (1)ノミ及びダニを取る形状をそれぞれ設けた樹脂製ノミ、ダニ取り器具、 (2)ノミを取る櫛型形状部とダニを取るスプーン型形状部を一体に設けた樹脂 製ノミ、ダニ取り器具、 (3)ノミを取る櫛型形状部とダニを取るスプーン型形状部と櫛歯基礎部に膨出 帯状部を一体に設けた樹脂製ノミ、ダニ取り器具、 (4)上記スプーン型形状部は、隅部に球状凹陥部位が形成されたものであるこ とを特徴とする(2)又は(3)項に記載の樹脂製ノミ、ダニ取り器具、 (5)上記球状凹陥部位に切り欠きが設けられていることを特徴とする(4)項 に記載の樹脂製ノミ、ダニ取り器具、及び (6)上記樹脂がアクリル樹脂であることを特徴とする(1)〜(5)項のいず れか1つに記載のノミ、ダニ取り器具、 である。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、実施例示図面を参照して本考案を説明する。 図1は、本考案のノミ、ダニ取り器具の一実施態様の平面図であり、図2は、 その中央の断面図であり、図3はスプーン型形状部の断面図である。 ノミ、ダニ取り器具全体は、図1に示すように角部が丸みを帯びた四辺形の板 状体である。そして、器具は、板状体の一方の辺側に櫛歯4をもつ櫛型形状部1 が形成され、対向する辺側の隅部に球状凹陥部位(他面から見れば球状突出部位 )5をもつスプーン型形状部2が形成されているものである。また、球状凹陥部 位5には、コーナーにあたる位置に切り欠き6が設けられ、櫛歯の基礎部には両 面に膨出する膨出帯状部3が形成されていているのが好ましい。 さらに、上記対向する辺側に出っ張り8を設けて良く、適当な位置にストラッ プ取り付け孔7を設けることもできる。 この実施態様図では、全体が四辺形の板状体のものを示しているが、板状体は 、五辺形等であっても良く、スプーン型形状部2を形成する凹陥部位5は球状、 角状でも良く、1個以上あればよい。 なお、本考案でいうスプーン型形状とは、板状体の端部に凹陥部位が形成され たものである。
【0006】 本考案のノミ、ダニ取り器具は、樹脂で製作するものである。ノミを漉き取る には歯間隔は0.15mm程度と狭くする必要があり、それに伴って櫛歯の太さ も細く、加工性、使用時の強度等の観点から金属でしか作られていなかった。本 考案の器具は、櫛歯の基礎部に膨出帯状部3を設けることにより櫛歯の強度が上 がり樹脂での製作が可能になった。樹脂は、成形材料として一般に使われている 熱可塑性の樹脂であればいずれでもよいが、強度、安全性、耐久性、美しさ等か らアクリル樹脂が望ましい。アクリル樹脂は透明であり、オレンジ、ブルー等着 色も容易で、本考案の器具には最適である。 この器具は、周知の方法で樹脂材料を加熱により一体化成形して製作すること ができる。櫛歯先端には丸みを付け膚触りを良くするのは勿論である。
【0007】 その大きさは適宜設定できるが、一辺6〜12cm、好ましくは7〜9cm、 他辺4.5〜9cm、好ましくは5〜7cm、厚さ2mm程度のほぼ方形の板状 体が好ましく、隅部に設ける球状凹陥部位は、その径が1.2〜3.0cmが好 ましく、櫛歯の長さは、1.3〜2.5cm、歯間隔は0.12〜0.18mm が好ましい。
【0008】 その使用態様について述べる。ノミを捕獲する場合には、櫛型形状部1を利用 し、櫛歯で漉きノミを漉き出し、除去することができる。櫛型形状部1は毛に付 着した目やに、砂、草、汚れ等の除去に使用し、毛並みを整え光沢を良くするの は勿論である。 ダニを捕獲する場合は、スプーン型形状部2を利用する。スプーン型形状部2 の球状凹陥部位5に切り欠き6が設けられているので、球状凹陥部位5をダニの 近くの肌に押し込むようにして切り欠き6でダニを挟み込み持ち上げて、皮膚に 噛み付いた捕りにくいダニを捕獲することができ、捕獲したダニは凹陥部に溜め ることができる。このスプーン型形状部2の端辺は円形であるので、ダニの捕獲 に際して動物の皮膚に対し極めてやさしいものである。
【0009】 櫛型形状部1を使用する際には、一方の面では球状凹陥部位5に指が引っ掛か り、また、他面では膨出帯状部3と球状突出部位との間に指が入るので、力の配 分が合理的にでき極めて使い易く、使用中に手から落ちるようなことも皆無であ る。また、上記対向する辺側に出っ張り8があれば、それが掌に押し込まれさら に使い易いものとなる。 また、スプーン型形状部2を使用する際には、膨出帯状部3に指が引っ掛かり 、同様に使い易いものである。
【0010】
【考案の効果】
本考案のノミ、ダニ取り器具は、1種類でノミ取り、ダニ取りの両機能を持ち 、従来のものより効果的に両者を除去できる。また、本考案の器具は、その形状 から使用時に手に良くフィットし極めて使い勝手が良く、労力も少なくて済むも のである。 さらに、本考案の器具は、その材質が樹脂であり、一体成形されたものである ので、その製作は容易で安価にでき、耐久性に優れている。そして、軽量で携帯 に便利であり、透明で且つカラフルであるので、ストラップを取り付け犬の散歩 時にはアクセサリーとなる。
【提出日】平成13年4月26日(2001.4.26)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、ノミ及びダニをそれぞれ捕獲する機能を備えた形状を一体に設けたノ ミ、ダニ取り器具を樹脂で製造することにより、製作が容易で安価にでき、携帯 性に優れ、使い易くした器具を提供する。 すなわち、本考案は、 ()ノミを取る櫛型形状部とダニを取るスプーン型形状部を一体に設けた樹脂 製ノミ、ダニ取り器具、 ()ノミを取る櫛型形状部とダニを取るスプーン型形状部と櫛歯基礎部に膨出 帯状部を一体に設けた樹脂製ノミ、ダニ取り器具、 ()上記スプーン型形状部は、隅部に球状凹陥部位が形成されたものであるこ とを特徴とする()又は()項に記載の樹脂製ノミ、ダニ取り器具、 ()上記球状凹陥部位に切り欠きが設けられていることを特徴とする()項 に記載の樹脂製ノミ、ダニ取り器具、及び ()上記樹脂がアクリル樹脂であることを特徴とする(1)〜()項のいず れか1つに記載のノミ、ダニ取り器具、 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のノミ及びダニ取り器具の一実施態様の
平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 櫛型形状部 2 スプーン型形状部 3 膨出帯状部 4 櫛歯 5 球状凹陥部位 6 切り欠き 7 ストラップ取り付け孔 8 出っ張り
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月26日(2001.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項】 ノミを取る櫛型形状部とダニを取るスプ
ーン型形状部を一体に設けた樹脂製ノミ、ダニ取り器
具。
【請求項】 ノミを取る櫛型形状部とダニを取るスプ
ーン型形状部と櫛歯基礎部に膨出帯状部を一体に設けた
樹脂製ノミ、ダニ取り器具。
【請求項】 上記スプーン型形状部は、隅部に球状凹
陥部位が形成されたものであることを特徴とする請求項
又は請求項に記載の樹脂製ノミ、ダニ取り器具。
【請求項】 上記球状凹陥部位に切り欠きが設けられ
ていることを特徴とする請求項に記載の樹脂製ノミ、
ダニ取り器具。
【請求項】 上記樹脂がアクリル樹脂であることを特
徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の
ノミ、ダニ取り器具。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノミ及びダニを取る形状をそれぞれ設け
    た樹脂製ノミ、ダニ取り器具。
  2. 【請求項2】 ノミを取る櫛型形状部とダニを取るスプ
    ーン型形状部を一体に設けた樹脂製ノミ、ダニ取り器
    具。
  3. 【請求項3】 ノミを取る櫛型形状部とダニを取るスプ
    ーン型形状部と櫛歯基礎部に膨出帯状部を一体に設けた
    樹脂製ノミ、ダニ取り器具。
  4. 【請求項4】 上記スプーン型形状部は、隅部に球状凹
    陥部位が形成されたものであることを特徴とする請求項
    2又は請求項3に記載の樹脂製ノミ、ダニ取り器具。
  5. 【請求項5】 上記球状凹陥部位に切り欠きが設けられ
    ていることを特徴とする請求項4に記載の樹脂製ノミ、
    ダニ取り器具。
  6. 【請求項6】 上記樹脂がアクリル樹脂であることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の
    ノミ、ダニ取り器具。
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