JPH0684779B2 - スライドとロックの簡易操作機構 - Google Patents

スライドとロックの簡易操作機構

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JPH0684779B2
JPH0684779B2 JP26677185A JP26677185A JPH0684779B2 JP H0684779 B2 JPH0684779 B2 JP H0684779B2 JP 26677185 A JP26677185 A JP 26677185A JP 26677185 A JP26677185 A JP 26677185A JP H0684779 B2 JPH0684779 B2 JP H0684779B2
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JP
Japan
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slide
pinion
sliding
outer box
bearing
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP26677185A
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English (en)
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JPS62127557A (ja
Inventor
重雄 浜野
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Hamano Shigeo
Original Assignee
Hamano Shigeo
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、操作部をスライド物体と同方向にスライドさ
せるのみで、スライド物体を任意位置でロックする機構
に関するものである。
従来、物体をスライドさせて任意の位置でロックさせる
為に、それと同方向に操作部をスライドさせるだけです
み、ロックの維持にエネルギーの供給を必要としないも
のはなかった。
本発明は、上記の欠点をなくす目的から発明したもの
で、これを図面について説明すると、下記の様である。
(イ)、外箱(1)の内部に、ラック(2)と空間
(3)を設ける。
(ロ)、ラック(2)と平行にスライドするスライド物
体(15)を設ける。
(ハ)、外箱(1)のスライド物体(15)通過部に、ス
ライド状の穴(4)とすべり対偶部(5)を設ける。
(ニ)、外箱(1)の、ラック(2)とかみ合うピニオ
ン(7)の中心に設けられたピニオンの軸(8)あるい
は外箱(1)に対するすべり対偶部(11)を設けた軸受
のつまみ(10)通過部に、スライド状の穴(6)を設け
る。
(ホ)、ピニオン(7)と、これに回偶する軸(8)あ
るいは、つまみ(10)を有する軸受(9)を空間(3)
に、配する。
(ヘ)、軸(8)あるいは軸受(9)に、外箱(1)に
対する弾性体(12)と可動片(13)を設ける。
(ト)、ピニオン(7)の歯先円付近の同心円に、溝
(14)を設ける。
(チ)、スライド物体(15)に、外箱(1)のすべり対
偶部(5)に摺接するすべり対偶部(16)を設けて、ま
た軸(8)あるいは軸受(9)を間にしてラック(2)
の反対側の位置で溝(14)の円周と接する張り出し(1
7)を設ける。
(リ)、スライド物体(15)に、弾性体(18)と可動片
(19)を設ける。
(ヌ)、スライド物体(15)並設の場合、リンク物体
(20)を設ける。
この場合、スライド物体(15)にすべり対偶部(21)
を、リンク物体(20)にすべり対偶部(22)を設ける。
尚、スライド物体(15)とこれの通過する外箱のスライ
ド状の穴(4)は、用途に応じて、外箱の表(23)ある
いは裏(24)に設けることができる。
以上の構成であるが、これを使用するときは、つまみ
(10)あるいは軸(8)を→(25)方向に操作すると、
円心の荷重となり、ラック(2)の回転力→(26)によ
り、ピニオン(7)は、→(27)に回転し、→(25)に
移動し、ピニオン(7)の溝(14)が張り出し(17)を
回りながら、スライド物体(15)を→(28)にスライド
させる。
スライド物体(15)に、→(29)の荷重がかかった場
合、軸(8)または軸受(9)の設置によってベクトル
(30)は、ピニオン(7)の円心を中心にした反転力と
して作用する。
ベクトル(30)による、軸(8)または軸受(9)にか
かる力であるベクトル(31)またはベクトル(32)を外
箱(1)との接触面の静摩擦係数、またはベクトル(3
0)の角度決定によって、軸(8)または軸受(9)が
静止する範囲内、つまり円心移動がない状態に設定でき
るので、ピニオン(7)の反転力は有効に作用する。
→(29)の荷重を増減しても、ベクトル(30)による軸
(8)または軸受(9)の円心移動がない状態とベクト
ル(30)によるピニオン(7)の反転力の力関係に変化
はないので、ピニオン(7)は転がれず、スライド物体
(15)は、→(29)にはスライドできない。
ピニオン(7)や軸(8)、軸受(9)の自重や、軽荷
重の誤った操作力による円心荷重でスライドさせない為
に、軸(8)や軸受(9)に設けた、可動片(13)を介
して弾性体(12)により、外箱(1)に荷重をかけ、摩
擦力を大きくする。
張り出し(17)とピニオンの溝(14)に間隙が生じた場
合、張り出し(17)が外力により振動すると、その衝撃
力は、ピニオン(7)に回転を与えて、スライドしてゆ
くので、これを防止する為、下記の様にする。
所定位置で、定常的な1方向、→(33)からの比較的大
きな荷重であり、外力によるスライド物体(15)〔荷重
→(33)〕の振動が一定幅内の場合に対するには、第5
図の様に、スライド物体(15)に、弾性体(18)と可動
片(19)を設け、弾性体(18)は、自由長さでスライド
物体(15)を移動できる程度の弾性力にしておく。
可動片(19)を介して、弾性体(18)に荷重→(33)が
加わると、スライド物体(15)は押されて、張り出し
(17)はピニオンの溝(14)に密着する。
さらに、弾性体(18)を圧縮する荷重〔荷重→(33)〕
によって、弾性体(18)が圧縮されると(34)の範囲
内は、荷重→(33)が振動しても、スライド物体(15)
は振動せず、ピニオン(7)に回転を与える張り出し
(17)の衝撃力はなく、→(33)方向にスライドしな
い。
小さなものから大きなものに至る双方向からの荷重に対
するには、第6図、第7図の様に、スライド物体(15)
を並設し、それぞれに弾性体(18)と可動片(19)を設
ける。
弾性体(18)を圧縮する為、スライド物体(15)双方に
またがるリンク物体(20)を設ける。
一方の張り出し(17)とピニオンの溝(14)に間隙があ
ると、弾性体(18)の伸長により、リンク物体のすべり
対偶部(22)に沿って、スライド物体のすべり対偶部
(21)がすべり、張り出し(17)が常にピニオンの溝
(14)に密着する。
荷重→(35)に振動があっても、リンク物体(20)が振
動し、弾性力により張り出し(17)はピニオンの溝(1
4)に密着したままなので、ピニオン(7)に回転に与
える衝撃力はなく、→(35)方向にはスライドしない。
但し、(36)はロック位置の許容誤差範囲となる。
双方の張り出し(17)とピニオンの溝(14)に間隙があ
る場合は、弾性体(18)により、それぞれの張り出し
(17)の、ピニオンの溝(14)への密着状態は変わら
ず、ロック位置の許容誤差範囲が大となる。
したがって、本発明は軸(8)あるいは軸受のつまみ
(10)をスライドさせる操作のみで、スライド物体を任
意位置でロックできるので、手動操作の簡易化がなさ
れ、操作部分はコンパクトになる。
また、入力以外のエネルギーによるスライド操作の場
合、スライド物体がスライドしてロックすれば、次回の
スライドの要請があるまで、エネルギーの供給は、不要
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は軸操作による本発明の正面図 第2図は第1図のA−A断面図 第3図は軸受操作による本発明の正面図 第4図は第3図のB−B断面図 第5図は1方向からの荷重に対する間隙対策の簡略説明
図 第6図は双方向の荷重に対する間隙対策の簡略説明図 第7図は第6図の平面図 (1):外箱、(2):ラック、(3):空間、
(4):スライド物体通過用のスライド状の穴、
(5):外箱のすべり対偶部、(6):軸あるいは軸受
つまみ通過用のスライド状の穴、(7):ピニオン、
(8):軸、(9):軸受、(10):軸受のつまみ、
(11):軸受のすべり対偶部、(12):軸あるいは軸受
の弾性体、(13):軸あるいは軸受の可動片、(14):
溝、(15):スライド物体、(16):スライド物体のす
べり対偶部、(17):張り出し

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)、外箱(1)の内部に、ラック
    (2)と空間(3)を設ける。 (ロ)、ラック(2)と平行にスライドするスライド物
    体(15)を設ける。 (ハ)、外箱(1)のスライド物体(15)通過部に、ス
    ライド状の穴(4)とすべり対偶部(5)を設ける。 (ニ)、外箱(1)の、ラック(2)とかみ合うピニオ
    ン(7)の中心に設けられたピニオンの軸(8)あるい
    は外箱(1)に対するすべり対偶部(11)を設けた軸受
    のつまみ(10)通過部に、スライド状の穴(6)を設け
    る。 (ホ)、ピニオン(7)と、これに回り対偶する軸
    (8)あるいは、つまみ(10)を有する軸受(9)を空
    間(3)に、配する。 (ヘ)、ピニオン(7)の歯先円付近の同心円に、溝
    (14)を設ける。 (ト)、スライド物体(15)に、外箱(1)のすべり対
    偶部(5)に摺接するすべり対偶部(16)を設け、また
    軸(8)あるいは軸受(9)を間にしてラック(2)の
    反対側の位置で溝(14)の円周と接する張り出し(17)
    を設ける。 以上の如く構成したスライドとロックの簡易操作機構。
JP26677185A 1985-11-27 1985-11-27 スライドとロックの簡易操作機構 Expired - Lifetime JPH0684779B2 (ja)

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JP26677185A JPH0684779B2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27 スライドとロックの簡易操作機構

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JPS62127557A JPS62127557A (ja) 1987-06-09
JPH0684779B2 true JPH0684779B2 (ja) 1994-10-26

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JP26677185A Expired - Lifetime JPH0684779B2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27 スライドとロックの簡易操作機構

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DE4421647A1 (de) * 1994-06-21 1996-01-04 Thomson Brandt Gmbh Zahnstangenantrieb

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JPS62127557A (ja) 1987-06-09

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