JPH068467Y2 - 冷水装置 - Google Patents

冷水装置

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JPH068467Y2
JPH068467Y2 JP1989125820U JP12582089U JPH068467Y2 JP H068467 Y2 JPH068467 Y2 JP H068467Y2 JP 1989125820 U JP1989125820 U JP 1989125820U JP 12582089 U JP12582089 U JP 12582089U JP H068467 Y2 JPH068467 Y2 JP H068467Y2
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JP
Japan
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water
pipe
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heat storage
container
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JP1989125820U
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JPH0367882U (ja
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多佳雄 高木
占三 篠原
吏 佐野
茂俊 秋山
秀忠 高井
剛 佐藤
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Takagi Industrial Co Ltd
Original Assignee
Takagi Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、常時、冷水を供給することを可能とした冷水
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、一般家庭において、冷たい水を得るには、予め冷
蔵庫内に水をいれた容器を貯蔵しておくか、水をいれた
容器に直接氷をいれることが行われてきた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、すぐには冷たい水を得ることができず、量も限
られ、また、この冷たい水を使いきったら、再び、前記
した手段を採らなくてはならず、手間がかかる。
ところで、冷たい水を得るための冷水装置は業務用とし
ては存在するが、コンパクト性に欠ける。
さらに、貯水槽式の冷水装置にあっては、大量の水を予
め、貯水して冷却しておかなければならず、不経済なも
のである。
本考案は、以上の点に鑑みてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 前記した課題を解決するために、本考案は、断熱材によ
って取り囲まれた容器内に蓄熱材を充填すると共に冷媒
蒸気を通流させた蒸発管、および水管を前記容器外部か
ら前記蓄熱材内を通過させる構成とした冷却ユニットを
備え、前記蒸発管に冷凍器を連絡接続する一方、水管に
給水路を開閉する他、大気に開放するための給水路切り
換え弁を介して給水管を接続する構成としたものであ
る。
前述の構成において、水管を冷却ユニットの容器の上部
位置から下部位置に向かって貫通形成する一方、蒸発管
を水管に沿わせるように形成することができる。
(作用) かかる構成の本考案によれば、容器外部から蒸発管に冷
媒が供給され、蒸発管内で冷媒の蒸発がなされると、蓄
熱材は蒸発管によって、蒸発潜熱が奪われ、低温化す
る。ここで、この蓄熱材内に設けられる水管に水が通水
されると、水は、水管の流入口から流出口に至るまで
に、低温化した蓄熱材との間で、熱交換が行われて冷さ
れ、流出口から冷水が出水されることになる。
冷水が不要の際は、給水を停止すると共に給水路切り換
え弁を操作して、水管を大気に開放させることで、蓄熱
材内の水管内の水は水管内に残留することなく自重によ
り容器外部に流出させることができ、水管内において、
水が凍結することはない。従って、蓄熱材を次の使用に
備えて予め氷点下まで冷却しておくことができ、熱交換
効率を上げることができる。
(実施例) 次に、本考案にかかる冷水装置について、1実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら、以下に説明する。
第1図において、参照符号1は冷水装置を示し、この冷
水装置1は、給水バルブ2、給水路切り換え弁としての
三方弁3を介して、給水管4に接続された冷却ユニット
5と、この冷却ユニット5に蒸発管6を介して冷媒を供
給するための冷凍器ユニット7と、前記したそれぞれの
構成体に駆動制御信号を送出する制御部8を有してい
る。前記給水管4には給水口9から上水が供給されるよ
うになっている。前記三方弁3は、一方が大気に開放さ
れていて、前記制御部8からの制御指令に基づいて給水
管4から冷却ユニット5に水を供給したり、遮断した
り、後述する冷却ユニット5内の水管を大気に連通した
りする。また、前記冷却ユニット5は、前記給水管4か
ら、水を取り込んで、前記冷凍器ユニット7からの冷媒
が供給される蒸発管6によって後述する蓄熱材を介して
熱交換を行い、低水温化するものである。符号10は前記
冷却ユニット5からの低水温化された水を出水口11を介
して、外部に送水するための出水管を示す。
次に、第2図に基づいて、前記冷却ユニット5の構成を
説明する。冷却ユニット5は周囲を断熱材12によって取
り囲まれた容器13を有している。この容器13内には冷熱
を蓄える蓄熱材14が充填され、冷媒を通流させてなる蒸
発管6、および前記給水管4からの水が通流されてなる
水管15が前記容器13外部から前記蓄熱材14内を通過形成
される。前記蓄熱材14は例えば、メタノール、ポリエチ
レングリコール、繊維素グリコール酸ナトリウム(CM
C)、ウレタン等の組成物からなるものでもよいし、そ
の他、周知のいかなるものでもよい。
前記水管15は、給水管4を接続してなる流入口17と、出
水管10を接続してなる流出口19を有し、前記流入口17は
容器13の頂部16に、前記流出口19は容器13の底部18に穿
設される。また、前記蓄熱材14内における水管15は、螺
旋状に形成される。
前記蒸発管6は前記蓄熱材14内において、螺旋状に形成
され、容器13の側部20の上部に設けられる冷媒流入口21
から側部20の下部に設けられる冷媒流出口22に冷媒が通
流するようになっている。また、容器13内の頂部16近傍
には蓄熱材14の温度を検出するサーモスタットSが設け
られている。
本考案にかかる冷水装置は以上のように構成されるもの
であり、次のその作用を説明する。
所定の操作をすることで、冷水装置1の制御部8を起動
すると、冷凍器ユニット7は制御部8からの起動指令に
かかる信号に基づいて、冷却ユニット5の蓄熱材14内に
おける蒸発管6に冷媒を供給し、蒸発管6内において、
蒸発することで、蓄熱材14は蒸発潜熱が奪われ、低温化
する。次に、給水バルブ2は開弁され、三方弁3は第3
図に示すように給水管4から水が冷却ユニット5に通水
されるように切り換えられる。これによって、蓄熱材14
内の水管15に通水され、水は、水管15の流入口17から流
出口18に至るまでに、低温化した蓄熱材14との間で、熱
交換が行われて冷され、流出口19から冷水から出水管10
を介して出水されることになる。
冷水が不必要な場合、所定の操作をすることで、給水バ
ルブ2は閉弁され、三方弁3は第4図に示すように給水
管4からの水が遮断されるように切り換えられる。すな
わち、水管15は、三方弁3を介して大気に開放される。
これによって、蓄熱材14内の水管15における水は、水管
15内に残留することなく自重により前記流入口17、流出
口19を介して前記容器13外部に流出してしまい、凍結の
おそれがない。従って、蓄熱材14を氷点下まで冷却し、
熱交換効率を上げることができる。蓄熱材14内の水管15
における水を除去後も、蓄熱材14はサーモスタットSに
よって所定の温度を維持すべく制御部8を介して作動制
御信号を冷凍器ユニット7に送出し、冷凍器ユニット7
を作動させるため、冷水は所定の操作を行い、冷却ユニ
ット5に通水するのみで、随時、且つ継続的に得ること
ができる。
次に、第5図に、本考案にかかる冷水装置の別の実施例
を示す。この冷水装置23は、前記した実施例にかかる冷
水装置1における給水管4に水量調節弁24を介在させた
ものである。この冷水装置23によれば、給水圧による流
量の変動を抑制し、水管15と蓄熱材14との熱交換作用を
安定化させ、所定の冷水を得ることが可能となる。
以上説明したように本考案にかかる冷水装置は、断熱材
12によって取り囲まれた容器13内における蓄熱材14を介
して冷媒蒸気を通流させた蒸発管6と水管15とを熱交換
させる方式であるので、一度容器内に蓄熱材14を充填す
ればよく、保守が容易であり、未使用時に蓄熱材14を氷
点下まで冷しておくことにより、熱交換効率を上げるこ
とができるので、装置を小型化しても、所定の冷水を得
ることができる。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、随時、所定の冷水を得ることが
できる。しかも、従来のように、貯水層を設けることな
くコンパクト化が可能となり、必要以上に冷水を造る無
駄がなくなる。
また、冷水が不要の際、冷却ユニットの水管内に水を残
留させず、流出してしまうため、凍結の心配がない。こ
のため、蓄熱材を氷点下まで、冷却することができ、熱
交換効率を高め、熱交換を行うことができる。
さらに、水量調節弁によって、給水圧による流量の変動
を抑制し、水管と蓄熱材との熱交換作用を安定化させ、
所定の冷水が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる冷水装置の1実施例を示す系統
図、 第2図は第1図に示す冷水装置のうち、冷却ユニットの
概略構成説明図、 第3図および第4図は第1図に示す冷水装置のうち、三
方弁の作用説明図、 第5図は本考案にかかる冷水装置の別の実施例を示す系
統図である。 1……冷水装置、2……給水バルブ、3……三方弁、4
……給水管、5……冷却ユニット、6……蒸発管、7…
…冷凍器ユニット、8……制御部、9……給水口、10…
…出水管、11……出水口、12……断熱材、13……容器、
14……蓄熱材、15……水管、16……頂部、17……流入
口、18……底部、19……流出口、20……側部、21……冷
媒流入口、22……冷媒流出口、23……冷水装置、24……
水量調節弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 秋山 茂俊 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (72)考案者 高井 秀忠 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (72)考案者 佐藤 剛 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭53−80850(JP,U) 実公 昭38−20377(JP,Y1)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱材によって取り囲まれた容器内に蓄熱
    材を充填すると共に冷媒蒸気を通流させた蒸発管、およ
    び水管を前記容器外部から前記蓄熱材内を通過させる構
    成とした冷却ユニットを備え、前記蒸発管に冷凍器を連
    絡接続する一方、水管に給水路を開閉する他、大気に開
    放するための給水路切り換え弁を介して給水管を接続す
    る構成としたことを特徴とする冷水装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の水管を冷却ユニットの容器
    の上部位置から下部位置に向かって貫通形成する一方、
    蒸発管を水管に沿わせるように形成することを特徴とす
    る冷水装置。
JP1989125820U 1989-10-27 1989-10-27 冷水装置 Expired - Lifetime JPH068467Y2 (ja)

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JP1989125820U JPH068467Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 冷水装置

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JP1989125820U JPH068467Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 冷水装置

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JPH0367882U JPH0367882U (ja) 1991-07-03
JPH068467Y2 true JPH068467Y2 (ja) 1994-03-02

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