JP2007085717A - 温水くん．冷水くん - Google Patents

Abstract

【課題】大量の温水、冷水をつくるには、大容量の加熱装置、大容量の冷却装置が必要である。温水タンク、冷水タンクに直接温水、冷水を大量に長時間溜めていると、雑菌等が発生し、不衛生で、危険である。一般家庭のキッチンで温水、冷水が欲しい。
【解決手段】ポリエチレングリコール系の蓄熱剤を使用する事によって、タンクの温水、冷水量の約３５〜４０倍を、蓄える事が出きる、小型で大容量の蓄熱型、温水器、冷水器である。蓄熱剤と熱交換器を、使用する事によって、必要なときに、必要量の温水、冷水を作りだす事ができる。従って、温水、冷水をタンクに、溜めていない為、雑菌等の発生は極めて少ない。
【選択図】 図３

Description

発明の詳細な説明

家庭用電気冷蔵庫の、排熱を加熱源に、冷却後の予熱を冷却源として温水と、冷水を作り出す簡易型の温水、冷水発生装置である。
ただ電気冷蔵庫を熱源としているので、排熱、予熱共、一瞬には、大量の熱放出が出来ない為、蓄熱タンクを作り、使用時に、一騎に大量の温水、冷水を作りだす。
本発明の最大の特徴は、蓄熱水槽タンクと、ポリエチレングリコール系の蓄熱剤を組み合わせ、大量の温水、冷水を一騎に作り出す所に、最大の特徴がある。

家庭用電気冷蔵庫の平面図 家庭用電気冷蔵庫の正面図 家庭用電気冷蔵庫の配管系統図

符号の説明

１：電気冷蔵庫本体
２：冷却器−−冷蔵庫内を冷やす為の、冷媒と空気、の熱交換器
３：キャピラリーチューブ−−冷媒を減圧、気化する。
４：ドライヤ−−冷凍サイクル内の、水分、埃等を除去する。
５：ウオールコンデンサ−−高温、高圧のガス冷媒を、高温、高圧の液冷媒にする。
６：冷凍サイクル吐出管−−温水タンクを加熱する。
７：温水熱交換器−−温水蓄熱剤と水用の熱交換器
８：温水蓄熱剤−−＋４５℃〜＋６５℃に調整された蓄熱剤
９：温水蛇口−−温水の取り出し口
１０：冷凍サイクル冷却管−−冷水タンクを冷却する。
１１：冷水熱交換器−−冷水蓄熱剤と水の熱交換器
１２：冷水蓄熱剤−− −５℃〜＋１５℃に調整された蓄熱剤
１３：冷水蛇口−−冷水の取り出し口
１４：圧縮機−−冷媒ガスを高温、高圧にする。
１５：給水口−−一般水道水の接続口

Claims (2)

1. （イ）家庭用電気冷蔵庫の、排熱を加熱源に、冷却後の予熱を冷却源として、温水と冷水を作り出す。
   排熱と、冷却後の予熱を利用して温水、冷水を作る為に、省エネルギーの、温水、冷水製造装置付冷蔵庫である。
2. （イ）温水タンク、冷水タンクに凝固点の異なる、ポリエチレングリコール系の蓄熱剤を使用する事により、小さい温水タンク、冷水タンクの容量を３５〜４０倍として使用する。
   ・本蓄熱剤は、含有物の比率を変える事により、凝固点の温度を自由（−５℃〜＋６５℃の範囲）に変える事が出来る。
   

   

   となり、比率を変える事により、温水、冷水共、ポリエチレングリコール系の凝固熱を利用する事により、容量が３５〜４０倍の大きい蓄熱タンクとして使用する事が出来る。

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