JPH0341250Y2 - - Google Patents

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JPH0341250Y2
JPH0341250Y2 JP16023586U JP16023586U JPH0341250Y2 JP H0341250 Y2 JPH0341250 Y2 JP H0341250Y2 JP 16023586 U JP16023586 U JP 16023586U JP 16023586 U JP16023586 U JP 16023586U JP H0341250 Y2 JPH0341250 Y2 JP H0341250Y2
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ice
water
making
hot water
storage tank
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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は製氷装置に係り、更に詳述すれば流
下式製氷装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より製氷板に水道水を散水流下させ、この
水と冷凍系の蒸発管内を通過する冷媒とを熱交換
して前記製氷板の表面に氷結を成長させ、氷結層
がある一定厚さに達すると多数の水道水を流して
脱氷操作することで氷塊を貯氷庫内に収容し、必
要時排出する自動製氷機が実用化されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の製氷機では製氷水として供給す
る水は水道水であるから不透明でカルキ臭がある
氷となり雑菌も多く不衛生であり、また脱氷時に
は製氷板に多量の水道水を散水流下させるため、
排水設備を必要とし、製氷機の設置場所が限定さ
れてしまうと云う欠点がある。
このような欠点を除くものとして、例えば一面
に冷凍系のエバポレータを配設した単数あるいは
複数の製氷板と、前記冷凍系のエバポレータとマ
キユムレータとの間の冷媒流路で温水を冷却して
前記製氷板の他面に散水流下させる手段と、前記
温水を前記手段に供給すると共に直接製氷板の他
面に供給する配管を備えた温水器と、前記製氷板
に添つて流下した冷水あるいは温水を回収する手
段と、前記手段により回収された水を濾過器を介
して前記温水器に外部からの給水と合せて供給す
る供水系を備え温水を製氷する製氷機の提案がな
されている。
しかし、このような製氷機では未だ製氷時の流
下冷水の除菌が不十分であり、解氷にまだまだ時
間がかかり、販売ピーク時には氷不足をきたすと
云う欠点がある。
この考案は上記した従来の欠点をなくし、製氷
時の流下冷水を除菌して再利用でき、省水、省資
源の製氷機を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上述した目的を一面に冷凍サイクル
系のエバポレータを配設した単数あるいは複数の
製氷板と、貯湯槽で加熱された湯を前記製氷板の
他面に直接供給すると共に前記製氷板に添つて流
下した解氷用の湯水を殺菌フイルタを通して再び
前記貯湯槽に戻すようにした解氷湯循環系と、貯
水槽から前記製氷板の一面に添つて流下した製氷
用水を除菌フイルタを通して外部からの給水に合
せて滅菌液槽を備えた貯水槽に戻す製氷水循環系
とを備え、かつ前記各循環系とを切換弁を介して
単一のポンプにより交互に製氷板に供給すること
で達成される。
〔作用〕
この考案の製氷装置は外部から供給される給水
を受ける貯湯槽と貯水槽から一面に冷凍系のエバ
ポレータと配設した製氷板の一面あるいは他面に
交互に製氷用の冷水と温水を流下させ、前記製氷
板に生長した氷塊を解氷して貯氷槽に取出すと共
に製氷および解氷用として用いた冷水および温水
を前記貯湯槽および貯氷槽に殺菌および除菌フイ
ルタを介して戻すことで、製氷とその取出しを自
動的に行なうものである。
〔実施例〕
この考案の製氷装置は、第1図aおよび第2図
に示すように、単数あるいは複数の製氷板2の一
面に冷凍系3のエバポレータ3aを配設し他面に
垂直に前記エバポレータと直交するように仕切板
4を取付けた製氷部1Aと、この製氷部に給水管
5を介して供給される外部からの供給水と後述す
る製氷水循環系からの再利用水を前記製氷部板2
の一面に流下させる貯水槽6と前記製氷の下方に
配設され流下水を回収する貯溜槽7と前記貯溜槽
7内の冷水を揚水ポンプ8、揚水管9および例え
ば三菱レーヨン株式会社製の「クリシスイ」(商
標名)を用いた30℃以下の低温で使用可能な除菌
フイルタ10を介して前記貯水槽6に戻す製氷水
循環系11と、前記給水管5からの供給水と後述
する解氷水循環系からの再利用水の供給を受けて
これをヒータ17で90〜95℃の熱湯にしてこれを
貯湯する貯湯槽16に切換弁18を介して揚湯管
19および高温でも使用可能な殺菌フイルタ20
を介して前記貯溜槽7内の湯水を戻す解氷湯循環
系21と前記製氷部1Aで作られた氷をシユータ
4aを通して氷と氷解湯とに分離して貯氷する断
熱構造の貯氷槽22とで構成されている。尚12
は次亜塩素酸ソーダ溶液を貯留し貯水槽6内に滴
下させる滅菌液槽、13a〜13cはドレイン、
14は解氷用給湯パイプ、15は残水槽である。
また、前記貯氷槽22にはモータ23で回動する
スクリユーコンベア24を内装し、シヤツタ25
およびシヤツタ26付きのシユータ27を介して
飲料水販売コツプ30内に適量供給し得ると共に
槽内には満杯センサ28が設けられた貯氷部29
の氷が満杯になると製氷中断する信号を送出する
ようになつている。
この考案の製氷装置は以上の如く構成されたも
ので、以下この構成に係る製氷装置の製氷工程に
ついて述べる。
まず、給水管5からの供水を受けると共に滅菌
液槽12から滴下される滅菌液で滅菌された水は
第3図aに示すように冷凍サイクル系1からの冷
媒が通過しているエバポレータ3の取付けられた
製氷板2の一面に添つて第3図bに示すように流
下し、その一部が製氷板2の他面の仕切板4間で
氷結し、一部は製氷部1Aの下方に配設された貯
溜槽7に回収される。
製氷板2に一定厚さの氷層aが成長すると冷凍
サイクル系1を止め弁14aを開いて貯湯槽16
から90〜95℃の熱湯を解氷用給湯パイプ14を介
して製氷板2の他面に散水し成長した氷層aを第
3図cに示すように製氷板2より脱氷させる。製
氷板2より脱氷した氷層を脱氷のため散水した熱
湯とこの熱湯により解氷した水とはシユータ4a
で氷と水とに分離され、氷は前記シユータ4a上
を滑つて貯氷槽22内に水は貯溜槽7内にそれぞ
れ回収される。
この貯溜槽7内に回収された製氷水の一部と脱
氷のために用いた熱湯と解氷水とは揚水ポンプ
8、切換弁18により切換えて揚水管9および揚
湯管19を介して除菌フイルタ10、殺菌フイル
タ20でそれぞれ除菌あるいは殺菌されて貯水槽
6および貯湯槽16内に戻され再利用される。
前記揚水ポンプ8は製氷時に動作し、製氷水の
一部である冷水を揚水するため30℃以下でないと
除菌効果のない除菌フイルタでも十分その目的を
達成し得る。
切換弁18は脱氷のために熱湯の散水が始ると
動作し、脱氷のめに散水した熱湯と解氷水と製氷
用の水を揚湯する。
製氷板2に成長した氷層aの回収が終ると弁1
4aが閉じられ、冷凍サイクル系1が再び動作
し、貯水槽6から製氷板2に散水される水が再び
エバポレータ3aの取付け部分で氷層aを生長さ
せる。
貯氷槽22内に回収された氷は図示してない飲
料自動販売機の飲料購入選択釦を操作することに
よりモータ23が回転し、スクリユーコンベア2
4の回動でシヤツタ25を押し開けてシユータ2
7内に送り出されシヤツタ26が開くことで一定
量の氷が飲料販売用のコツプ30内に取出され
る。
尚、貯水槽6及び貯溜槽7内に水が一杯になる
とドレイン13a,13bを通して残水槽15内
に排出される。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、一面に冷凍サイ
クル系のエバポレータを配設した単数あるいは複
数の製氷板と、貯湯槽で加熱された湯を前記製氷
板の他面に直接供給すると共に前記製氷板に添つ
て流下した解氷用の湯水を殺菌フイルタを通して
再び前記貯湯槽に戻すようにした解氷湯循環系
と、貯水槽から前記製氷板の一面に添つて流下し
た製氷用水を除菌フイルタを通して外部からの給
水に合せて滅菌液槽を備えた貯水槽に戻す製氷水
循環系とを備え、かつ前記各循環系とを切換弁を
介して単一のポンプにより交互に製氷板に供給す
るようにしたので、製氷時の流下冷水を除菌して
再利用できるので高効率省エネであり、排水が極
少なので排水路が不要で室内等何処でも設置可能
であり、解氷時は湯で解氷するため解氷が素早く
できしかも解氷用湯も殺菌後貯湯槽に戻すため無
駄がなく効率がよく、2系統の水の循環系には1
個のポンプを共用できコスト的にもスペース的に
も有利である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図aは製氷装置の構成図、第1図bは同
じく要部の拡大断面図、第2図は製氷部の一部を
切欠した側面図、第3図a〜cは製氷部における
氷製造工程を説明する製氷部要部の断面図であ
る。 1…冷凍サイクル系、2…製氷板、3a…エバ
ポレータ、6…貯水槽、8…ポンプ、10…除菌
フイルタ、11…製氷水循環系、12…滅菌液
槽、16…貯湯槽、18…切換弁、20…殺菌フ
イルタ、21…解氷湯循環系。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一面に冷凍サイクル系1のエバポレータ3aを
    配設した単数あるいは複数の製氷板2と、貯湯槽
    16で加熱された湯を前記製氷板2の他面に直接
    供給すると共に前記製氷板2に添つて流下した解
    氷用の湯水を殺菌フイルタ20を通して再び前記
    貯湯槽16に戻すようにした解氷湯循環系21
    と、貯水槽6から前記製氷板2の一面に添つて流
    下した製氷用水を除菌フイルタ10を通して外部
    からの給水に合せて滅菌液槽12を備えた貯水槽
    6に戻す製氷水循環系11とを備え、かつ前記各
    循環系11と21とを切換弁18を介して単一の
    ポンプ8により交互に製氷板2に供給するように
    したことを特徴とする製氷装置。
JP16023586U 1986-10-20 1986-10-20 Expired JPH0341250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16023586U JPH0341250Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JP16023586U JPH0341250Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JPS6366773U JPS6366773U (ja) 1988-05-06
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ID=31085424

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JP16023586U Expired JPH0341250Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JP3588775B2 (ja) * 2001-10-17 2004-11-17 有限会社大信製作所 成型氷塊の製造装置及び成型氷塊の製造方法

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JPS6366773U (ja) 1988-05-06

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