JPH068456A - コーティング付与装置 - Google Patents
コーティング付与装置Info
- Publication number
- JPH068456A JPH068456A JP5086605A JP8660593A JPH068456A JP H068456 A JPH068456 A JP H068456A JP 5086605 A JP5086605 A JP 5086605A JP 8660593 A JP8660593 A JP 8660593A JP H068456 A JPH068456 A JP H068456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- printhead
- coating
- roller
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C1/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D1/00—Processes for applying liquids or other fluent materials
- B05D1/28—Processes for applying liquids or other fluent materials performed by transfer from the surfaces of elements carrying the liquid or other fluent material, e.g. brushes, pads, rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/16—Production of nozzles
- B41J2/1606—Coating the nozzle area or the ink chamber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49401—Fluid pattern dispersing device making, e.g., ink jet
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェットプリンタの印刷品質を長期間
にわたって良好に保持する。 【構成】 切抜き部１３をその頂面に有するブロック１
２と、前記切抜き部１３に配置され前記ブロック頂面の
上方に延出するダイ１８と、前記ダイ１８の上面に沿っ
て運ばれるローラ２０と、を備えた装置１０を用いて、
プリントヘッドダイ前面に疎水性コーティングを付与す
る。これにより、プリントヘッドダイ前面の濡れ特性が
制御され、インク噴出の正確な指向性が提供される。
にわたって良好に保持する。 【構成】 切抜き部１３をその頂面に有するブロック１
２と、前記切抜き部１３に配置され前記ブロック頂面の
上方に延出するダイ１８と、前記ダイ１８の上面に沿っ
て運ばれるローラ２０と、を備えた装置１０を用いて、
プリントヘッドダイ前面に疎水性コーティングを付与す
る。これにより、プリントヘッドダイ前面の濡れ特性が
制御され、インク噴出の正確な指向性が提供される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
トヘッド又はインクジェットプリントヘッドダイへ前面
コーティングを付与するための方法及び装置に関し、更
に詳細には、インクジェットプリンタのプリントヘッド
又はダイ（die ）の前面へ耐久性のある疎水性コーティ
ングを付与するための方法及び装置に関する。
トヘッド又はインクジェットプリントヘッドダイへ前面
コーティングを付与するための方法及び装置に関し、更
に詳細には、インクジェットプリンタのプリントヘッド
又はダイ（die ）の前面へ耐久性のある疎水性コーティ
ングを付与するための方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
ジェット印刷では、少なくとも１つのインク充満チャネ
ルを有し、インク充満チャネルの一端部にあるインク供
給チャンバと連通するプリントヘッドが提供される。イ
ンク充満チャネルの他端部にはノズル開口があり、そこ
からインクの小滴が記録媒体上へ射出される。インク滴
の射出に従って、プリントヘッドは記録媒体上に画像を
形成する。
ジェット印刷では、少なくとも１つのインク充満チャネ
ルを有し、インク充満チャネルの一端部にあるインク供
給チャンバと連通するプリントヘッドが提供される。イ
ンク充満チャネルの他端部にはノズル開口があり、そこ
からインクの小滴が記録媒体上へ射出される。インク滴
の射出に従って、プリントヘッドは記録媒体上に画像を
形成する。
【０００３】インク滴は、チャネル内のヒータに印加さ
れる電圧パルスの直接的な結果としてそれぞれのチャネ
ル内に形成される膨張泡の運動量を、各ノズル開口のイ
ンクメニスカスが経験するときに形成される。インク滴
が射出されると、インクがノズル開口へ更に流れてき
て、メニスカスが再形成される。
れる電圧パルスの直接的な結果としてそれぞれのチャネ
ル内に形成される膨張泡の運動量を、各ノズル開口のイ
ンクメニスカスが経験するときに形成される。インク滴
が射出されると、インクがノズル開口へ更に流れてき
て、メニスカスが再形成される。
【０００４】インク噴射の方向はインク滴の配置の正確
さを決定し、この正確さによって、プリンタにより行わ
れる印刷の品質が決定される。従って、正確な噴射指向
性は、高品質プリントヘッドの重要な特徴である。正確
な噴射指向性は、インク滴が印刷原稿の所望位置に正確
に配置されることを保証する。噴射指向性が良くない
と、文字の変形が生じたり、ハーフトーン絵画像に外観
上好ましくないしま模様が発生する。このことは、特
に、１インチ当たり少なくとも３００ドットで印刷可能
な新世代のインクジェットプリンタについて言える。こ
れらの高分解能プリンタでは、顧客により要求される改
善された印刷品質は、液滴の指向性がプリントヘッドの
使用寿命全体にわたって保持される場合にのみ提供され
ることができる。
さを決定し、この正確さによって、プリンタにより行わ
れる印刷の品質が決定される。従って、正確な噴射指向
性は、高品質プリントヘッドの重要な特徴である。正確
な噴射指向性は、インク滴が印刷原稿の所望位置に正確
に配置されることを保証する。噴射指向性が良くない
と、文字の変形が生じたり、ハーフトーン絵画像に外観
上好ましくないしま模様が発生する。このことは、特
に、１インチ当たり少なくとも３００ドットで印刷可能
な新世代のインクジェットプリンタについて言える。こ
れらの高分解能プリンタでは、顧客により要求される改
善された印刷品質は、液滴の指向性がプリントヘッドの
使用寿命全体にわたって保持される場合にのみ提供され
ることができる。
【０００５】現在入手可能なインクジェットプリンタ
は、非常に制限された期間中だけ、ページ上にインク滴
の正確配置を提供する。現在のプリンタは、プリントヘ
ッドの印刷寿命全体を通してインク噴射の指向性を保持
することによって高印刷品質を保持しない。
は、非常に制限された期間中だけ、ページ上にインク滴
の正確配置を提供する。現在のプリンタは、プリントヘ
ッドの印刷寿命全体を通してインク噴射の指向性を保持
することによって高印刷品質を保持しない。
【０００６】誤った噴射方向の主な原因は、少なくとも
１つのノズル開口を含むプリントヘッドの前面の濡れ
（wetting ）に関連している。噴射指向性の正確さに悪
影響を及ぼす１つの因子は、プリントヘッド前面に既に
蓄積されたインクと射出されるインク滴との相互作用で
ある。この蓄積はインクとプリントヘッドの極性前面と
の間の表面張力の直接的な結果であり、プリントヘッド
前面の酸化による老化につれて次第にひどくなる。イン
クは、インク補充中のオーバフロー、又はプリントヘッ
ドからインク滴を射出するプロセスに起因する小滴の飛
沫、もしくはその両方のためにプリントヘッド前面に蓄
積する。プリントヘッド前面に蓄積したインクがノズル
オリフィスでインクメニスカスと接触すると、メニスカ
スが歪み、噴出されたインク滴に作用する力がアンバラ
ンスになる。この歪みは、誤ったインク噴射方向とな
る。この濡れ現象は、プリントヘッド前面が酸化される
か、又は乾いたインク膜で被覆されるので、プリントヘ
ッドの長期使用後に更に困難な問題となる。その結果と
して、生成画像の品質が徐々に低下する。これらの問題
を回避する１つの方法は、長期にわたる印刷後でも前面
にインクの蓄積が発生しないように、プリントヘッド前
面の濡れ特性を制御することである。従って、インク噴
出の正確な指向性を提供するために、プリントヘッド前
面の濡れは抑制されるべきである。これは、プリントヘ
ッド前面を疎水性にすることによって達成可能である。
１つのノズル開口を含むプリントヘッドの前面の濡れ
（wetting ）に関連している。噴射指向性の正確さに悪
影響を及ぼす１つの因子は、プリントヘッド前面に既に
蓄積されたインクと射出されるインク滴との相互作用で
ある。この蓄積はインクとプリントヘッドの極性前面と
の間の表面張力の直接的な結果であり、プリントヘッド
前面の酸化による老化につれて次第にひどくなる。イン
クは、インク補充中のオーバフロー、又はプリントヘッ
ドからインク滴を射出するプロセスに起因する小滴の飛
沫、もしくはその両方のためにプリントヘッド前面に蓄
積する。プリントヘッド前面に蓄積したインクがノズル
オリフィスでインクメニスカスと接触すると、メニスカ
スが歪み、噴出されたインク滴に作用する力がアンバラ
ンスになる。この歪みは、誤ったインク噴射方向とな
る。この濡れ現象は、プリントヘッド前面が酸化される
か、又は乾いたインク膜で被覆されるので、プリントヘ
ッドの長期使用後に更に困難な問題となる。その結果と
して、生成画像の品質が徐々に低下する。これらの問題
を回避する１つの方法は、長期にわたる印刷後でも前面
にインクの蓄積が発生しないように、プリントヘッド前
面の濡れ特性を制御することである。従って、インク噴
出の正確な指向性を提供するために、プリントヘッド前
面の濡れは抑制されるべきである。これは、プリントヘ
ッド前面を疎水性にすることによって達成可能である。
【０００７】このように耐久性のある疎水性コーティン
グをインクジェットプリントヘッドの前面に付与するこ
とは、インクジェットプリンタの寿命を通して優れた印
刷品質を保持するのに極めて重要である。
グをインクジェットプリントヘッドの前面に付与するこ
とは、インクジェットプリンタの寿命を通して優れた印
刷品質を保持するのに極めて重要である。
【０００８】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の問題を解
決するために、本発明は、インクジェットプリントヘッ
ド又はプリントヘッドダイの前面にコーティングを付与
するための方法及び装置を提供する。切抜き（カットア
ウト）部を頂面に有するブロックが提供される。切抜き
部には、ダイがブロック頂面から延出するように配置さ
れる。ローラ又は平ブレード等のアプリケータが使用さ
れ、ダイの上面に沿って運ばれながら、少なくともダイ
の上面にコーティングを付与する。アプリケータとして
ローラが使用される場合には、ローラはブロック頂面か
らのダイの延出部に対応する凹部を有する。ローラの凹
部は、ローラ凹部に隣接するローラの外側部分へ延出す
る弾性材料片を含む。本発明の方法及び装置は、インク
ジェットプリンタ又はプリントヘッドダイへの均一薄膜
コーティングの転移を容易にする。
決するために、本発明は、インクジェットプリントヘッ
ド又はプリントヘッドダイの前面にコーティングを付与
するための方法及び装置を提供する。切抜き（カットア
ウト）部を頂面に有するブロックが提供される。切抜き
部には、ダイがブロック頂面から延出するように配置さ
れる。ローラ又は平ブレード等のアプリケータが使用さ
れ、ダイの上面に沿って運ばれながら、少なくともダイ
の上面にコーティングを付与する。アプリケータとして
ローラが使用される場合には、ローラはブロック頂面か
らのダイの延出部に対応する凹部を有する。ローラの凹
部は、ローラ凹部に隣接するローラの外側部分へ延出す
る弾性材料片を含む。本発明の方法及び装置は、インク
ジェットプリンタ又はプリントヘッドダイへの均一薄膜
コーティングの転移を容易にする。
【０００９】本発明の一態様は、インクジェットプリン
トヘッドダイ及びインクジェットプリンタのプリントヘ
ッド前面のうちの１つへコーティングを付与するための
装置であって、切抜き部が中に配置された頂面と、底面
と、４つの側面と、を有するブロックと、前記切抜き部
に配置され、前記ブロックの前記頂面の上方に延出する
ダイと、少なくとも前記ダイの上面に沿って運ばれ、少
なくとも前記ダイの上面へコーティングを付与するアプ
リケータと、を備える。
トヘッドダイ及びインクジェットプリンタのプリントヘ
ッド前面のうちの１つへコーティングを付与するための
装置であって、切抜き部が中に配置された頂面と、底面
と、４つの側面と、を有するブロックと、前記切抜き部
に配置され、前記ブロックの前記頂面の上方に延出する
ダイと、少なくとも前記ダイの上面に沿って運ばれ、少
なくとも前記ダイの上面へコーティングを付与するアプ
リケータと、を備える。
【００１０】
【実施例】図面、特に図１を参照すると、本発明に従う
装置１０が説明されている。
装置１０が説明されている。
【００１１】装置１０は、切抜き部１３がその頂面に配
置された、例えばアルミニウムから成るブロック１２を
備えている。アルミニウムブロック１２は、アイソレー
タ１６を介してスタンド１４上に搭載させることができ
る。
置された、例えばアルミニウムから成るブロック１２を
備えている。アルミニウムブロック１２は、アイソレー
タ１６を介してスタンド１４上に搭載させることができ
る。
【００１２】アルミニウムブロック１２の切抜き部１３
は、幅約４〜５ｍｍである。アルミニウムブロック１２
の切抜き部１３はダイ１８を受入れる。ダイ１８は、ブ
ロック１２の頂面より上方へ約１乃至３ｍｍ延出してい
る。従って、切抜き部１３は、ダイ１８の約１乃至３ｍ
ｍ部分が頂面より上へ延出するようにダイ１８を収容す
るために、十分深くなければならない。
は、幅約４〜５ｍｍである。アルミニウムブロック１２
の切抜き部１３はダイ１８を受入れる。ダイ１８は、ブ
ロック１２の頂面より上方へ約１乃至３ｍｍ延出してい
る。従って、切抜き部１３は、ダイ１８の約１乃至３ｍ
ｍ部分が頂面より上へ延出するようにダイ１８を収容す
るために、十分深くなければならない。
【００１３】室温転移を容易にする調合物を本発明の装
置を用いて転移させることもできるが、好ましくは、コ
ーティング転移は約６５℃で実行される。室温より高い
温度でコーティング転移を行うために、アルミニウムブ
ロック１２の中にはヒータ２６が配置されている。ヒー
タ２６は、温度コントローラ２８及びヒータの隣に配置
されたＲＴＤセンサ等のサーミスタにより制御されてお
り、アルミニウムブロック１２の温度を約６５±１℃に
保持する。
置を用いて転移させることもできるが、好ましくは、コ
ーティング転移は約６５℃で実行される。室温より高い
温度でコーティング転移を行うために、アルミニウムブ
ロック１２の中にはヒータ２６が配置されている。ヒー
タ２６は、温度コントローラ２８及びヒータの隣に配置
されたＲＴＤセンサ等のサーミスタにより制御されてお
り、アルミニウムブロック１２の温度を約６５±１℃に
保持する。
【００１４】切抜き部１３は、スクリュー（ネジ）を介
して結合された２つの部分を有する。スクリュー３０
は、切抜き部の２つの面の間の距離を調節できるように
する。更に、スクリューを一方向又は他方向に回転する
ことによって、簡単に、ダイを定位置に堅固に保持した
り、解除したりできる。
して結合された２つの部分を有する。スクリュー３０
は、切抜き部の２つの面の間の距離を調節できるように
する。更に、スクリューを一方向又は他方向に回転する
ことによって、簡単に、ダイを定位置に堅固に保持した
り、解除したりできる。
【００１５】図２は、少なくともダイ１８の頂面へのコ
ーティングの付与を説明している。
ーティングの付与を説明している。
【００１６】ローラ２０は、コーティング付与のために
使用することができる。ローラ２０は、幅約５０〜６０
ｍｍである。ローラ２０は、その中央部に、深さが実質
的に１０〜１２ｍｍである凹部を有する。ローラ凹部２
４は、厚さ約８〜９ｍｍのネオプレンゴム厚片のような
弾性材料２２で充填されている。弾性材料２２は、ロー
ラ２０のまわりを完全に包み込む。
使用することができる。ローラ２０は、幅約５０〜６０
ｍｍである。ローラ２０は、その中央部に、深さが実質
的に１０〜１２ｍｍである凹部を有する。ローラ凹部２
４は、厚さ約８〜９ｍｍのネオプレンゴム厚片のような
弾性材料２２で充填されている。弾性材料２２は、ロー
ラ２０のまわりを完全に包み込む。
【００１７】ローラ２０は、外側部分を有する。ローラ
２０の外側部分の直径は、ローラの内側部分より約１〜
３ｍｍ大きい。外側部分は、ローラに凹部を提供するた
めに研削されることができる。このような構成は、ロー
ラのより円滑な動きと、転移中のダイ及びローラ間のよ
り緊密な接触と、を考えたものである。疎水性コーティ
ングは、アルミニウムブロック１２全体に少なくともダ
イ１８の頂面を横切ってローラ２０を円滑に移動させる
ことによって、少なくともダイ１８の頂面へ付与され
る。
２０の外側部分の直径は、ローラの内側部分より約１〜
３ｍｍ大きい。外側部分は、ローラに凹部を提供するた
めに研削されることができる。このような構成は、ロー
ラのより円滑な動きと、転移中のダイ及びローラ間のよ
り緊密な接触と、を考えたものである。疎水性コーティ
ングは、アルミニウムブロック１２全体に少なくともダ
イ１８の頂面を横切ってローラ２０を円滑に移動させる
ことによって、少なくともダイ１８の頂面へ付与され
る。
【００１８】あるいは、平ブレードのような別のアプリ
ケータを使用して、疎水性コーティングを少なくともダ
イ１８の頂面へ付与することができる。平ブレードはコ
ーティング材料がその一方の面に提供され、ダイ１８の
頂面を横切ってブレードをスライドさせることによっ
て、アルミニウムブロック１２上方で、少なくともダイ
１８の頂面へコーティングが付与される。
ケータを使用して、疎水性コーティングを少なくともダ
イ１８の頂面へ付与することができる。平ブレードはコ
ーティング材料がその一方の面に提供され、ダイ１８の
頂面を横切ってブレードをスライドさせることによっ
て、アルミニウムブロック１２上方で、少なくともダイ
１８の頂面へコーティングが付与される。
【００１９】あるいは、コーティング材料膜がマイラー
ディスク（mylar disk）上へスピンされることもでき
る。次に、膜の付いた側面がプリントヘッド又はプリン
トヘッドダイに対して押圧され、単に、マイラーディス
クの他方の側面上でローラを回転させるか又はブレード
を移動させることによって、コーティング材料の薄膜が
プリントヘッド又はダイへ転移される。
ディスク（mylar disk）上へスピンされることもでき
る。次に、膜の付いた側面がプリントヘッド又はプリン
トヘッドダイに対して押圧され、単に、マイラーディス
クの他方の側面上でローラを回転させるか又はブレード
を移動させることによって、コーティング材料の薄膜が
プリントヘッド又はダイへ転移される。
【００２０】上記の構成を用いて、疎水性前面コーティ
ング調合物の均一な極薄膜は、ダイ又は完成プリントヘ
ッドへ容易に転移可能である。
ング調合物の均一な極薄膜は、ダイ又は完成プリントヘ
ッドへ容易に転移可能である。
【００２１】疎水性コーティングを付与するこの方法
は、プリンタ寿命を通して優れた印刷品質を保持するた
めに極めて重要な耐久性コーティングを提供する。この
付与方法の利点は、現場でのプリントヘッドの修復を含
む任意の段階で、ダイ又は完成プリントヘッドの前面へ
耐水性コーティングを容易に付与できることである。こ
の付与方法の特徴には、好ましい接着性が得られること
や、水及び種々のインクに対する接触角を好ましく増減
できること等がある。
は、プリンタ寿命を通して優れた印刷品質を保持するた
めに極めて重要な耐久性コーティングを提供する。この
付与方法の利点は、現場でのプリントヘッドの修復を含
む任意の段階で、ダイ又は完成プリントヘッドの前面へ
耐水性コーティングを容易に付与できることである。こ
の付与方法の特徴には、好ましい接着性が得られること
や、水及び種々のインクに対する接触角を好ましく増減
できること等がある。
【図１】本発明に従う装置の略図である。
【図２】疎水性コーティングの転移装置の略図である。
１０ コーティング付与装置 １２ アルミニウムブロック １３ 切抜き部 １４ スタンド １６ アイソレータ １８ ダイ ２０ ローラ ２２ 弾性材料 ２４ 凹部 ２６ ヒータ ２８ 温度コントローラ ３０ スクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステファン エフ．ポンド アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14534 ピッツフォード ブルック ホロー ３ (72)発明者 ロバート エイ．ハロルド、シニア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14621 ロチェスター ブライル テラス 39
Claims (1)
- 【請求項１】 インクジェットプリントヘッドダイ及び
インクジェットプリンタのプリントヘッド前面のうちの
１つへコーティングを付与するための装置であって、 切抜き部が中に配置された頂面と、底面と、４つの側面
と、を有するブロックと、 前記切抜き部に配置され、前記ブロックの前記頂面の上
方に延出するダイと、 少なくとも前記ダイの上面に沿って運ばれ、少なくとも
前記ダイの上面へコーティングを付与するアプリケータ
と、 を備えたコーティング付与装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US874863 | 1992-04-28 | ||
| US07/874,863 US5230926A (en) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | Application of a front face coating to ink jet printheads or printhead dies |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068456A true JPH068456A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=25364742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5086605A Withdrawn JPH068456A (ja) | 1992-04-28 | 1993-04-14 | コーティング付与装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5230926A (ja) |
| EP (1) | EP0568248B1 (ja) |
| JP (1) | JPH068456A (ja) |
| DE (1) | DE69317009T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112718370A (zh) * | 2021-01-14 | 2021-04-30 | 成都市成华区司芷蝶商贸有限公司 | 一种条形金属板油漆刷涂装置 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3264694B2 (ja) * | 1992-06-16 | 2002-03-11 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録方法 |
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| US6243112B1 (en) | 1996-07-01 | 2001-06-05 | Xerox Corporation | High density remote plasma deposited fluoropolymer films |
| US5901425A (en) | 1996-08-27 | 1999-05-11 | Topaz Technologies Inc. | Inkjet print head apparatus |
| US6183079B1 (en) | 1998-06-11 | 2001-02-06 | Lexmark International, Inc. | Coating apparatus for use in an ink jet printer |
| US6706118B2 (en) * | 2002-02-26 | 2004-03-16 | Lexmark International, Inc. | Apparatus and method of using motion control to improve coatweight uniformity in intermittent coaters in an inkjet printer |
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| US6955721B2 (en) * | 2002-02-28 | 2005-10-18 | Lexmark International, Inc. | System and method of coating print media in an inkjet printer |
| US8226207B2 (en) * | 2009-11-24 | 2012-07-24 | Xerox Corporation | Coating for an ink jet printhead front face |
| US8096649B2 (en) | 2009-11-24 | 2012-01-17 | Xerox Corporation | Image conditioning coating |
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| US8292404B2 (en) * | 2009-12-28 | 2012-10-23 | Xerox Corporation | Superoleophobic and superhydrophobic surfaces and method for preparing same |
| US8534797B2 (en) | 2009-12-28 | 2013-09-17 | Xerox Corporation | Superoleophobic and superhydrophobic devices and method for preparing same |
| US8820885B2 (en) | 2012-11-19 | 2014-09-02 | Xerox Corporation | Printhead having apertures for application of a surface treatment fluid |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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