JPH0684402A - 盆どうろう - Google Patents

盆どうろう

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JPH0684402A
JPH0684402A JP23418691A JP23418691A JPH0684402A JP H0684402 A JPH0684402 A JP H0684402A JP 23418691 A JP23418691 A JP 23418691A JP 23418691 A JP23418691 A JP 23418691A JP H0684402 A JPH0684402 A JP H0684402A
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JP
Japan
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joint
frame
candle
leg
paper
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JP23418691A
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English (en)
Inventor
Takao Goto
隆夫 五藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗用車で運搬するのに支障のない盆どうろう
を提供すること。又、製造工程が少なく、低価格の盆ど
うろうを提供すること。 【構成】 足を途中で切断し、そこに継ぎ手を設けた。
又、ローソク立て部の枠と足を別別に作り、ローソク立
て部の枠をビニール材料で一体につくる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】広島を中心にした地域で、盆の時
期に墓に立てる、従来は竹と紙で作っているとうろうに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の盆どうろうは、指ほどの太さの長
い竹を足として、その一端を6本に割り、それを末広が
りに広げて縦筋とし、各縦筋の先を、別の6角形に折り
曲げた横筋の角にそれぞれ接続して、ローソク立て部の
枠を構成し、その枠の外側周囲に6枚の三角に切った色
紙を張り巡らせ、一般には、そのローソク立て部の外側
の周囲に更に、房や細く切った色紙を付け、又縦筋と横
筋の接続箇所に耳紙をつけて装飾した構造になってい
る。
【0003】この盆どうろうの材料、構造は、古く昔か
ら変化改良されることなく現在に至っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の盆どうろうの課
題は、運搬に不便であること、製作に手数がかかり高価
になることで、具体的には次に列挙するとおりである。
【0005】a.ローソク立て部と長い足が一体となっ
ているため、普通の乗用車で運搬する場合に、後のトラ
ンクには長すぎて入りきらない、座席に入れれば多くの
場所を占めて窮屈になる。
【0006】b.一本の竹をもって、足とローソク立て
部の枠を構成し、ローソク立て部の枠は、割る、折り曲
げる、接続する、取り付けるなど多くの行程があり製作
に手数を要した。
【0007】c.販売されている盆どうろうには、ロー
ソク立て部の中にはロウソク立ての棒はついていないの
で、そのままではローソクは立てることができない。
【0008】d.房や細く切った色紙をローソク立て部
の外側周囲に取り付けるのに、いちいち糸で止めてお
り、取り付けに手数を要した。
【0009】e.ローソク立て部の枠の外側周囲に張る
色紙は、縦筋と横筋でつくる三角に合わせて切り取り、
それを1枚1枚ローソク立て部の外側周囲に張ってお
り、製作に手数を要した。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記それぞれの課題を解
決するための手段は、それぞれ次に列挙するとおりであ
る。
【0011】a.長い足を途中で切断し、そこに継ぎ手
を設けた。
【0012】その継ぎ手の一つには、数本の細木を継ぎ
子にした。ここで、細木とは、木材に限らず、竹を割っ
たもの、ビニール材料を細い棒にしたものなどをいい、
継ぎ子とは、継ぎ手において二つに分けた両方の竹を継
ぐために、竹の穴の中に入れる仲介の材料をいう。
【0013】継ぎ手のもう一つには、弾性を有する柔軟
な板を丸めたものを継ぎ子にした。ここで柔軟な板と
は、ビニール、厚紙などの、竹の穴に入るていどの太さ
に丸めることのできるものをいう。
【0014】b.ローソク立て部の枠をビニール材料で
一体に作り、これに別に作った足を取り付けるようにし
た。
【0015】c.ローソク立て部の枠の内側中心に、ロ
ーソクを立てる棒を設けた。
【0016】d.ローソク立て部の縦筋に、房や細く切
った色紙を止める小穴を設けた。
【0017】e.ローソク立て部の外側周囲に張る紙
を、連続した1枚の紙で作るようにした。
【0018】
【作用】上記の手段の作用は、次のとおりである。
【0019】長い足を途中で切断し、そこに継ぎ手を設
けると、足の継ぎ手を離してとうろうを二つに分けるこ
とができる。
【0020】継ぎ手に数本の細木を継ぎ子にすれば、足
の竹の穴に一本一本入れていくことで、穴いっぱいに詰
め込むことができる。
【0021】継ぎ手に柔軟な板を丸めたものを継ぎ子に
すれば、足の竹の穴の中に入れると、板の弾性により穴
いっぱいに広がる。
【0022】ローソク立て部の枠をビニール材料で一体
に作り、これとは別に足を作れば、ローソク立て部と足
を分けることができる。
【0023】ローソク立て部の枠をビニール材料で一体
に作ること、ローソク立て部の外側周囲に張る紙を、連
続した1枚の紙で作ることは、製作行程をすくなくす
る。
【0024】ローソク立て部の枠の内側中心に、ローソ
クを立てる棒を設ければ、すぐにローソクがたてられ
る。
【0025】ローソク立て部の縦筋に小穴を設ければ、
房や細く切った色紙を止めるのに手数を要しない。
【0026】
【実施例】図1〜3は第一の実施例で、長い足1を途中
で切断し、そこに継ぎ手2を設けた。
【0027】長い足を途中で切断し、そこに継ぎ手を設
けると、足の継ぎ手を離してとうろうを二つに分けるこ
とができる。二つに分けることができると、乗用車で運
搬する場合にトランクにも入るし、座席に入れても多く
の場所を占めることがなく窮屈にならない。
【0028】その継ぎ手の一つには、数本の細木3を継
ぎ子にした。足の継ぎ手は、継ぎ子が竹の穴いっぱいに
入り継いだとき両方の竹ががたがたしないことが必要で
あるが、細木を継ぎ子にすれば一本一本竹の中に詰めて
いけるので、継ぎ子を竹の穴いっぱいに入れるのに都合
がよい。
【0029】継ぎ手のもう一つには、柔軟な板を丸めた
もの4を継ぎ子にした。柔軟な板を丸めたもの4を継ぎ
子にすれば、小さく丸めて竹の穴にいれ、ゆるめると板
の弾性により柔軟な板を丸めたもの4は、竹の穴いっぱ
いに広がり都合がよい。
【0030】図4〜12は第二の実施例で、ローソク立
て部の枠5をビニール材料で一体に作り、これに別に作
った足6を取り付けるようにした。
【0031】ローソク立て部の枠5をビニール材料で一
体に型抜きで作れば、一本の竹をもってローソク立て部
の枠を作るのに比べて、割る、折り曲げる、取り付ける
など多くの行程が要らず、製作に手数を要しない。
【0032】ローソク立て部の枠5と足6を別別に作れ
ば、とうろうは二つに分けることができて、乗用車で運
搬する場合にトランクにも入るし、座席に入れても多く
の場所を占めることがなく窮屈にならない。
【0033】ローソク立て部の枠5の内側中心に、ロー
ソクを立てる棒7を設けた。ローソクを立てる棒7を設
けると、使用する者は買ってきたままで何の手も要らず
ローソクをすぐ立てることができる。
【0034】ローソク立て部の縦筋8に、房や細く切っ
た色紙を止める小穴9を設けた。縦筋8に、小穴9を設
けると、房や細く切った色紙を簡単に止められる。
【0035】ローソク立て部の枠5は、足をはめる穴1
0とローソクを立てる棒7を有する首11に、6本の縦
筋8を末広がりに取り付け、各縦筋8の上端を六角の横
筋12の角に接続した形に構成する。
【0036】足6は、ビニールでも竹でもよいが、ビニ
ールで作る場合は太さはローソク立て部の枠5の首11
の穴10にぴったりはまるようにする。
【0037】ローソク立て部の枠5の外側周囲に張る紙
を、連続した1枚の紙で作るようにした。ローソク立て
部の枠5の外側周囲に張る紙を、連続した1枚の紙で、
三角が連続した形のもの13、三角が離れた形のもの1
4につくれば、それを袋のような形15にして、ローソ
ク立て部の枠5の外側周囲に簡単にはめ込むことがで
る。
【0038】三角が、連続した形のもの13、離れた形
のもの14とも、必要により6個の三角は変わった色に
印刷する。
【0039】ローソク立て部5の縦筋8の小穴9に、房
16や細く切った色紙17を止めるには、止め具18を
使用する。止め具18は、ビニールで作り、房16や細
く切った色紙17の小穴18を通して、ローソク立て部
の枠5の縦筋8の小穴9にきつくさし込む。
【0040】
【発明の効果】第一の実施例では、とうろうが二つに分
かれるため、乗用車で運搬する場合に後のトランクに入
るし、座席に入れても窮屈にならない。
【0041】第二の実施例では、とうろうのローソク立
て部と足が分かれるため、第一の実施例と同じように、
乗用車で運搬する場合に後のトランクに入るし、座席に
入れても窮屈にならない。
【0042】又、ローソク立て部はいくらでも重ねるこ
とができるので、多数のとうろうを運搬したり保管した
りするのに場所を取らない。
【0043】ローソク立て部の枠は、紙をやり変えるこ
とにより、何回でも使えるので、資源保護と環境保全に
役立ち、とうろうの価格の低下になる。
【0044】ローソク立て部の枠を、ビニールの型抜き
の方法で製造すれば、多量生産ができて価格の低下にな
る。
【0045】ローソク立て部の外側周囲に張る紙を、連
続した1枚の紙で作るようにしたことにより、色をつけ
るのに印刷が利用でき、ローソク立て部の枠の外側に簡
単に取り付けることができる。
【0046】本発明により、運搬に便利であり、製作に
手数がかからず低価格のとうろうが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の構造図である。
【図2】細木を継ぎ子にした継ぎ手の部分拡大図であ
る。
【図3】柔軟な板を丸めたものを継ぎ子にした継ぎ手の
部分拡大図である。
【図4】第二の実施例のローソク立て部の構造図で、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は低面図、
(d)は(b)図のA−A断面図である。
【図5】足の構造図で、(a)は正面図、(b)は平面
図、(c)は低面図、(d)は(a)図のA−A断面図
である。
【図6】三角が連続した形の、ローソク立て部の枠の外
側周囲に張る紙の図である。
【図7】三角が離れた形の、ローソク立て部の枠の外側
周囲に張る紙の図である。
【図8】三角が連続した形の又は三角が離れた形の、ロ
ーソク立て部の枠の外側周囲に張る紙を、袋のような形
にした図である。
【図9】房の図である。
【図10】細く切った色紙の図である。
【図11】房や細く切った色紙を、ローソク立て部に止
める止め具の図である。
【図12】組立て完成図である。
【符号の説明】
1 足 2 継ぎ手 3 細木の継ぎ子 4 柔軟な板を丸めた継ぎ子 5 ローソク立て部の枠 6 足 7 ローソクを立てる棒 8 縦筋 12 横筋 13 三角が連続した形の紙 14 三角が離れた形の紙 16 房 17 細く切った色紙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】追加
【補正内容】
【0020】 足にする竹を切断したときの穴の大きさ
は一定でなく、継ぎ子は一定の大きさでは多数のとうろ
うを作ることはできないが、継ぎ手に数本の細木を継ぎ
子にすれば、足の竹の穴に一本一本入れていくことで穴
いっぱいに詰め込むことができる。
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】追加
【補正内容】
【0014】 b.ローソク立て部の枠をビニール材料
で一体に作り、これに別に作った足を取りつけるように
した。本明細書において一般にビニール材料というの
は、プラスチックを含む合成樹脂材料、高分子材料と呼
ばれる人工材料の総称である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足を途中で切断し、そこに継ぎ手を設け
    た盆どうろう。
  2. 【請求項2】 数本の細木を、継ぎ手の継ぎ子にした請
    求項1の盆どうろう。
  3. 【請求項3】 柔軟な板を丸めたものを、継ぎ手の継ぎ
    子にした請求項1の盆どうろう。
  4. 【請求項4】 ローソク立て部の枠をビニール材料で一
    体に作り、これに別に作った足を取り付けるようにした
    盆どうろう。
  5. 【請求項5】 ローソク立て部の枠の内側中心に、ロー
    ソクを立てる棒を設けた請求項4の盆どうろう。
  6. 【請求項6】 ローソク立て部の枠の縦筋に、房や細く
    切った色紙を止める小穴を設けた請求項4の盆どうろ
    う。
  7. 【請求項7】 ローソク立て部の枠の外側周囲に張る紙
    を、連続した1枚の紙で作る盆どうろう。
JP23418691A 1991-08-21 1991-08-21 盆どうろう Pending JPH0684402A (ja)

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JP23418691A JPH0684402A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 盆どうろう

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ID=16967029

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59122532A (ja) * 1982-12-28 1984-07-16 Kao Corp ゴムの耐寒性向上剤
JPS6039988A (ja) * 1983-08-15 1985-03-02 Nec Corp 画像信号変換装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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