JPH0684248A - テープカートリッジシステムにおけるローダ機構 - Google Patents

テープカートリッジシステムにおけるローダ機構

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JPH0684248A
JPH0684248A JP3027919A JP2791991A JPH0684248A JP H0684248 A JPH0684248 A JP H0684248A JP 3027919 A JP3027919 A JP 3027919A JP 2791991 A JP2791991 A JP 2791991A JP H0684248 A JPH0684248 A JP H0684248A
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cassette
magazine
cassettes
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unit
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで、オペレータの介在なしに長時
間のデータ転送を可能にするローダシステムを提供す
る。 【構成】 テープドライブを備えた、カセットを使用す
るデータ転送システムは、テープドライブの一方側(例
えば底)に隣接して前方から後方に向う方向に整列して
格納された多数の着脱自在なカセットに適合できるよう
な形状となっている。マガジンの着脱自在なカセットト
レー内のカセットは、2つのレベルに配設され、連続す
る各カセットがテープドライブから排出された後カセッ
トトレーの挿入領域と排出領域との間で移動され、新た
なものが供給される。移送手段は、カセットトレーとテ
ープドライブとの間における個々のカセットの移送を行
なう。このシステムは、高密度DATフォーマットのテ
ープドライブがその上半分を、カセットトレーおよびマ
ガジンがその下半分を占める、標準的な高さの包囲壁内
に嵌まるような形状となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大量のデータをディジ
タルオーディオテープ(DAT)またはその他のフォー
マットに格納するシステムに関し、特に、自動ローダ
(装填)機構を使用したシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ格納装置は、一時的および永
久的な格納を行なう経済的で確実な手段を提供するとい
う理由により、大量のディジタルデータ格納のため広く
使用されている。磁気テープシステムは、本来的にシリ
アル記録によるものであるため、そのアクセス時間はき
ょうのその他の格納装置に比べてかなり長いが、異変に
よる故障がない。従って、1日またはその他の稼働時間
の終りにランダムアクセスメモリシステムの全内容を読
出し、次のバックアップ日または時間までこのデータを
保存することにより、フロッピーディスクおよびハード
ディスクファイル用のデータバックアップ手段としてテ
ープシステムを使用することが一般的に行なわれるよう
になった。データの量が制限されている場合、1つのテ
ープシステムおよびテープリールまたはカートリッジで
間に合うであろうが、データベースが大きい場合には、
多くのテープリールまたはカートリッジが必要となる。
バックアップシステムを効率的に利用するためには、通
常においてはシステムの非稼働時間である、例えば夕方
の終業時間と翌朝の始業時間との間の時間中に、バック
アップデータを高いデータ転送速度で記録することが好
ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】テープドライブシステ
ムは、最近、サイズの小型化を伴う容量の大幅な増大化
をもたらした技術進歩とともに進歩してきた。パラレル
トラック記録技術および比較的幅広のテープを利用した
大型の独立内蔵式テープ駆動機構が使用されてきたが、
これらのテープ駆動機構は、現在使用されているコンパ
クトで効率の高い中央処理ユニットおよびディスクドラ
イブとはサイズ、コストおよび電力上の要件において互
換性がなかった。オープンリール式の装置にテープを挿
通するのはいつも厄介な作業であったため、長手方向の
走査記録技術を利用する効率的なテープカセットおよび
カートリッジシステムが出現した。記録技術の進歩およ
び効率的なカートリッジの構成により、これらのテープ
ドライブは、51/4インチのフロッピーディスクを駆
動するためのスロットのような、コンソール中の標準的
な周辺機器のスロットに使用されるのに適した構成およ
びサイズに造られていた。
【0004】より最近において、当初ビデオ記録用に案
出された螺旋状走査記録技術が、高密度、高忠実度のデ
ィジタルオーディオテープ記録を実現するため、コンパ
クトなシステムに採用された。そして、DATフォーマ
ットが、いわゆるSony/Hewlett−Pack
ard基準に基づきディジタルデータ処理に採用され
た。これらの用途に用いられるカセットは大変小さく、
標準的な4mmディジタルオーディオカセットは、高さ
が0.39インチ(10mm)、奥行が2.1インチ
(54mm)、名目的なテープ幅が0.15インチ
(3.81mm)である。利用される記録技術は、(D
DS仕様のX3B5/88−185Aに応じた、エラー
訂正コード付の)群符号エンコードである。「DDS」
は、Hewlett−Packard/Sonyの商標
である。螺旋状走査記録技術および1インチ当たり61
Kビットのリニア密度を使用することにより、各カセッ
トは、1.3ギガバイト/秒のデータ容量を有し、従っ
て183Kバイト/秒の持続転送速度(4.0メガバイ
ト/秒のバースト転送速度)において、2つの大きな6
50メガバイトのディスクドライブの内容に相当する、
2.2時間のデータを取込む能力がある。しかしなが
ら、大きな商業組織は、データベースシステムにおいて
たくさんのこのようなドライブを有するかもしれない。
その結果、大規模なメインフレームおよびパラレルプロ
セッサは、DATフォーマットであっても、多くのバッ
クアップカセットを使用する必要がある。多数のテープ
記録を連続的に行なうためには、多数のドライブをパラ
レルに使用することよりも、単一のドライブを使用する
ことの方が好ましい。というのは、このことは、よりコ
スト高となるばかりでなく、効率が悪いからである。テ
ープドライブが設けられたコンソールの前方部に付加ユ
ニットとして取り付けられ、カセット用のハンドラーを
提供するスタッカ型のローダが考えられた。この方法
は、美観、安全および技術的な理由により満足のゆくも
のではなく、テープドライブの位置により、一般的に、
コンピュータコンソールのその他の部分に関して利用可
能な空間が不十分であるという理由でしばしば使用不能
となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】テープドライブ用のカセ
ット装填システムは、典型的には上方または下方側であ
る一方側に平坦で広い面を有するテープドライブユニッ
トと、前記平坦で広い面に隣接するカセット格納・循環
進行機構と、該格納機構における挿入レベル(高さ)お
よび排出レベルと前記テープドライブユニットの装填用
ドアとの間におけるカセットの移送を行なう移送機構と
から成る。
【0006】
【作用】このような構成は、ランダムアクセスメモリの
バックアップを行なうための流動式テープドライブのよ
うに、カセットを使用しならびにDATフォーマットで
の記録および再生を行なうテープ格納システムに使用す
るのが好ましい。
【0007】好ましい実施例において、5.25インチ
格納装置に使用されるもののような標準的高さの包囲壁
内のスペースは、全高さより低いDATドライブユニッ
ト、および、該包囲壁内のスペース内において隣接する
マガジンフレームによって占有され、利用可能な形態が
完全に利用される。前記マガジンアセンブリは、着脱可
能なカセットトレーと、該トレー内のカセットを移動さ
せる、内部隣接した機構とを含む。該トレーは、挿入レ
ベル通路と、該通路の上方に重合した排出レベル通路と
を含み、両通路は、テープドライブの、前方から後方に
向う方向の軸に平行に配設されている。テープドライブ
ユニットの前方部には、単一のカセットを前後方向に側
方移動させるための手段を含む上下方向移送手段が設け
られており、該手段は、テープドライブから受取ったカ
セットをマガジンアセンブリの挿入レベルに移送し、マ
ガジンアセンブリの排出レベルから受取ったカセットを
テープドライブの装填用ドアに供給するようになってい
る。このような構成により、完全独立内蔵型のユニット
が、プロセッサのコンソールにおける包囲壁の標準的な
形態内に取り付け可能となり、長時間のDATフォーマ
ットでの高密度格納を可能にする。さらに、カセットト
レーは、所望通りに、マガジンアセンブリに対して挿
入、取り出し可能となる。実際上、このことにより、カ
セットトレー交換のため1日1回より僅かに多い回数の
オペレータの介在のみにより、略連続的なデータ転送が
可能となる。
【0008】本発明に係る機構のより詳しい例におい
て、テープドライブの前方装填用ドア領域からマガジン
アセンブリへの橋渡しを行なうため、カセットを上下方
向に移送する上下方向移送手段が設けられる。該移送手
段は、テープドライブまたはマガジンアセンブリ中にカ
セットを推し進め、且つ部分的に排出されたカセットを
取り出すことのできる側方駆動機構とともに、上下方向
に移動可能なカセットホルダを含む。マガジンアセンブ
リは、包囲壁内に配設されており、摺動可能なカセット
の前後方向列を2つのレベルに有する摺動式に着脱自在
なカセットトレーを保持するカセットホルダから成る。
該カセットホルダおよびトレーは、後方に設けられたリ
フタが下方挿入レベルから上方の排出レベルにカセット
を移動できるようにするアクセス開口を含む。さらに、
マガジンアセンブリは、排出レベルのカセットを前記移
送機構のカセットホルダに向けて進めるため、カートリ
ッジトレーに挿入可能となった、分離して動作可能な推
進機構を含む。前記カセットホルダは、カセットトレー
を完全挿入位置に引っ込めるように、隣接した機構によ
り係合可能な、側部連結されたラックを有する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づき本発明を説明する。
本発明に係るシステムは、標準的な5.25インチの高
さの包囲壁12を有するもののようなコンソール10を
有するデータ処理システムに実施したものとして説明さ
れている。前記標準的5.25インチの高さの包囲壁1
2は、テープドライブ、フロッピディスクおよびその他
の周辺機器ユニットを収納できるように、3.25イン
チの高さ、8インチの奥行き、5.75インチの幅を有
する。オペレータの介在なしに大量のデータ記録が可能
なように、この環境においては自動ローダに対する特別
な需要があるので、本発明はDAT(ディジタルオーデ
ィオテープ)との関係において説明されている。しかし
ながら、本発明の概念は、当業者に自明なように、多く
のその他の環境および用途にも適用可能である。
【0010】本発明に係る装置を含み、前方から後方に
向う軸を有するテープドライブ・ローダハウジング14
は、前記包囲壁12中に嵌め込まれ、利用可能な空間を
うめており、前方面18を有する前方延長部16を含
む。前方面18は、上方に単一カセットドア20を有
し、下方に、後述する如くマルチカセットマガジンを取
り込むためのマガジンドア22を有する。ヒンジによっ
て取り付けられたドアカバーおよびロック機構は、簡略
化のため図示されていないが、通常の形態であってもよ
い。カートリッジがロードされて動作しているときにド
アが開かないように連動システムを設けてもよい。
【0011】図1および図4において、動作構造をより
明確に示すため、カセット24は、動作位置ではなく中
間位置にある状態が示されている。テープドライブユニ
ット26は、上方部分に配設されている。テープドライ
ブユニット26は、カリフォルニア州、コスタメサのW
angDAT社のモデル1300として入手可能なもの
のようなDAT半分の高さユニットである。該ドライブ
ユニット26の前方ドア28は、前方面18の単一カセ
ットドア20と整列している。記録、再生回路、サーボ
ドライブ、コントローラ機能およびカセット取扱い要素
を含む該ドライブユニット26の内部機構は、これらが
商業的に入手可能な製品であるので、説明しない。この
格納・ローダシステムに関して注目すべき主要事項は、
部分的に挿入されたカセット24がこの後において動作
位置に引き込まれ、データ転送が完了したときに、外部
取出し機構によりアクセス可能なよう十分に排出される
ということである。
【0012】前記ハウジング14の下方部分は、前記標
準的高さの包囲壁12に対して半分の高さのマガジンア
センブリ30によって占められており、包囲壁12内に
おいて矩形のマガジンフレーム32に隣接した多数の機
構からなっている、図2および図3に示すように、マガ
ジンフレーム32は、前後の限界点の間を、下方のレー
ル(図示せず)またはその他の低摩擦支持体に沿って摺
動可能となっている。マガジンフレーム32は、開口前
方端部と、後方端に隣接した側方切欠部33と、後方端
に向けて開口した上方スロット34とを含む。着脱自在
なカッセトトレー36は、マガジンドア22を介して前
方から、前方延長部16を通ってマガジンフレーム32
の開口前方端部中に挿入可能となっている。カセットト
レー36は、該カセットトレー36およびマガジンフレ
ーム32が十分に挿入されたときに開く回動可能な前方
ドア38を含むものであり、その開位置を第2図に、閉
位置を第3図に示す。カセットトレー36は、中央水平
プレート39により、カセットを格納するための上方お
よび下方内部領域に分割されている。この例において、
カセットトレーは各レベルに4つのカセットを保持して
いるが、このカセットの個数は包囲壁12の奥行によっ
て決る。図4に示すように、プレート39は前方からカ
セット3個の長さ分だけ後方に延びており、側壁に設け
られバネが装填された戻り止め37は、4個の(最後方
の)カセット24を上方レベルに保持している。中央ウ
ェブ35またはストリップは、後述の如く側部のリフタ
が最後方のカセットを上昇させるのを可能にしながら、
該最後方のカセットを保持するため、下方レベルの中央
に設けられている。下方カセットレベルとはドア端部に
挿入開口40を有するレベルであり、上方レベルとは排
出開口42を有するレベルであり、これらのレベルはカ
セットがカセットトレー36に対して循環式に出し入れ
されるのに利用される。回転ドア38は、ホルダ32の
側部のスロットを貫通するピン44に連結されたスライ
ドロッド43によって作動される。マガジンフレーム3
2およびカセットトレー36が完全挿入されたときピン
44は隣接構造体の固定ストッパ(図示せず)と係合
し、このことにより、ドア38は自動的に開かれる。そ
の他の様々な自動ドア解放機構はカセットにおいて公知
であり、様々なものをこの機能のために使用可能である
ので、詳細は示さない。
【0013】マガジンないでカセットを循環させる機構
は、マガジンアセンブリ30の一部分でもあるが、マガ
ジンフレーム32の外部にある前記包囲壁の下半分内に
取り付けられている。これらの詳細は後述する。
【0014】図1および図5に示されるように、移送機
構46は、単一カセットドア20およびカセットドア2
2の橋渡しができるよう、ハウジング14の前方延長部
16に配設されている。この機構46は、単一のカセッ
ト、または、多数のカセット24を含む装填済みカセッ
トトレー36が直接的にテープドライブ26に挿入され
るのを可能にする。さらに、この機構46は、テープド
ライブユニット26およびカセットトレー36に対して
カセットを出し入れする。この機構46は、ローダハウ
ジング14の各側に1つずつ配設され、カセットとれー
36がその間を制限なく通過できるように相互離隔して
いる1対のリードねじ48、49を含む。該リードねじ
48、49は、矩形の中央カセットホルダ52を含む横
方向キャリッジ50を支持、駆動し、該キャリッジ50
は、前記ホルダ52が単一カセットドア20および前方
ドア28と同一面にあるときこれらのドア20、28と
整列する。カセットホルダ52は、その底部に開口隙間
を有し、このため、ホルダ52上のカセット24は、そ
の下面側から係合し手前方から後方に向けて側方移動可
能となっている、リードねじ48、49におけるカセッ
トホルダ52の高さを検出する位置センサ52は、該機
構および本システムのその他の機構を制御するシーケン
サ58に信号を与える。使用される光学センサ要素、電
気機械センサ要素、垂直スケール、または、パルスカウ
ントによるインクリメントモータもこの目的に使用でき
るため、センサの特定形態は詳細に示さない。シーケン
サ58は、様々な機構を適当な順序および様々なモード
で動作させるための、マイクロプロセッサまたは専用の
制御回路であってもよい。ステップモータが直接的に動
作限界点間でインクリメント可能であるので、マイクロ
プロセッサシステムが好ましい。ほとんどの動きは厳密
に言って反復的であるので、センサに呼応する制限され
た動作のみが必要となる。マイクロプロセッサの使用に
よりその他の機能が付加され得る。
【0015】移送機構46は、テープドライブユニット
26およびカセットトレー36に対して単一のカセット
を出し入れするための側方シフタ60を含む。側方シフ
タ60は、そのドライブユニットとともに、カセットホ
ルダ52上のブラケット62に取り付けられている。該
シフタ60のためのモータ64は、駆動プーリ66およ
びベルト67を介して、歯車72を駆動するワーム歯車
70を作動する被駆動プーリ68に接続されている。歯
車72は、カセットホルダ52上におけるカセット24
に向けて放射方向に延びる回動アーム74を制御する。
該回動アーム74は、モータ64の制御の下、所定の円
弧間を両方向に回動可能となっている。回動アーム74
の端に設けられた係止ピン76は、カセット24の特定
箇所に押圧して該カセットを必要に応じて前方または後
方に移動させる。カセット24が取込まれるときには係
止ピン76はその前方下縁部を押圧し、回動アーム74
は該カセットを適当な距離だけ後方に移動する。カセッ
トセンサシステム75は、カセット24がホルダ52に
進入する方向およびカートリッジが中心合わせされた時
を検出する。感光要素列のような、多数の手段が、シー
ケンサ58に信号を与えるため使用されていてもよい。
従って、簡略化のため、詳細例を示すことを省略する。
【0016】カセット24が取り出される時には、係止
ピン76(図5)は、該カセット24の前縁部に沿う標
準的な垂下リップ部と係合して、該カセットを所望位置
に送り出す。
【0017】リードねじ48、49は、前方延長部16
の上方部分に取付けられた手段によって駆動される。前
方延長部の一壁に沿って設けられたリードねじモータ8
0は、テープドライブユニット26のドア28より上方
の面内に位置するエレベータ駆動プーリ86に対して、
駆動プーリ82、ベルト83および駆動プーリ84を介
して接続されている。リードねじ48、49に連結され
たリードねじプーリ88、89は、エレベータ駆動プー
リ86と同一面に位置し、シーケンサ58によるモータ
80の駆動に呼応してエレベータ駆動ベルト90により
共通的に駆動される。
【0018】切り欠け部33と整列しこれに隣接する、
完全挿入されたマガジンフレーム32の後方には、静止
位置においてマガジンフレーム32の下面側に嵌合する
内方に面する直角のベース部を備えた1対のL字状のリ
フタブラケット97、98が分離して配設されている。
この位置において、該ブラケット97、98は、マガジ
ンフレーム32およびカセットトレー36が挿入される
のに伴いこれらから離れた状態になるようになってい
る。該ブラケット97、98は、上昇させられたとき、
図6および図7に示すように、カセットの対向縁部に係
合し手該カセットを下方レベルから上方レベルに移送す
る。このため、カセットリフタ機構100が包囲壁12
内においてマガジンフレーム32両側外方に取り付けら
れている。リフタモータ102は、垂直軸を中心として
回転可能で歯車108の円周部と係合しているワーム歯
車106にプーリドライブ104を介して接続されてお
り、前記ワーム歯車106の他端は固定軸を中心として
回転する横方向回動軸113を回転させるようになって
いる。該軸113は、マガジンフレーム32の下面側を
幅方向に横切って延びている。該軸113に連結され該
軸113とともに回同するリフタアーム114は、リフ
タブラケット97に向けて後方に延びており、ブラケッ
ト97の下方位置において回動可能に係合している。リ
フタアーム114に略平行なロッド118は、その前方
端において軸113の回動軸に隣接した固定軸を中心と
して回動可能に取り付けられている。ロッド118は、
その後方端がリフタブラケット97の上方位置において
回動可能に連結されている。これらの要素、図7でしす
ように、リフタブラケット97が上昇または下降される
際該ブラケット97を水平に維持する、4つのバーから
なるリンク機構を構成している。
【0019】マガジンフレーム32の反対側において、
横方向回動軸113は第2のリフタアーム122を作動
し、該アーム122は、第2の平行ロッド124ととも
にリフタブラケット98を同様に制御する。
【0020】カセット24が挿入開口40に挿入され、
最内方のカセットがカセットトレー36の開口後方端に
向けて供給されリフタブラケット97,98の上方に静
止するまで、リフタブラケット97,98は待機時にお
いて常時その最下方位置にあることとなる。前記カセッ
トが上方レベルに上昇させられた後、カセット前進機構
130は、上方レベルのカセット列を動かし、最前方の
カートリッジを排出開口42から押し出す。
【0021】カセット前進機構130(図8)は、カセ
ットリフタ機構100とは反対側においてハウジング1
4内に取り付けられている。該機構130は、前方から
後方に向う方向に対して平行な回転軸を有する駆動モー
タ132を含み、該モータ132は、包囲壁12内にお
いて端部取付台138内で回転可能なリードねじ136
を回転できるようプーリドライブ134により接続され
ている。リードねじ136と係合したリードねじ台座1
42を有し、従ってリードねじ136が回転する際前後
方向軸に沿って移動可能な摺動パネル140は、マガジ
ンフレーム32の上方スロット34と整列する端部タブ
144を含む。摺動パネル140は、その待機位置にお
いて、マガジンフレーム32の後方部に位置する。モー
タが起動されると、前記パネル140と端部タブ144
は、前方に駆動されてリフタ機構100上における最後
方のカセットと係合し、カセットの循環を前進させる。
この作用の後、シーケンサ58は前記パネル140およ
び端部タブ144を待機位置に復帰させる。
【0022】多数のガイドレール(詳細に示さない)
は、前後方向軸に沿う移動を容易にするためマガジンフ
レーム32の下方に配置されている。
【0023】カセットトレー36の挿入、取出しを容易
化するため、図9に示すように、マガジンフレーム32
は、マガジンフレーム32構造体の一方側においてマガ
ジンフレーム駆動機構150により前方および後方に駆
動される。駆動モータ152は、プーリドライブ154
を介して、水平軸を中心として回転す縦方向のワーム歯
車156に接続されている。歯車157と同心のピニオ
ン158は、マガジンフレーム32の外側部に取り付け
られた横方向ラック159と係合している。マガジンフ
レーム32が空の時、ラック159および該ラック15
9と連結されたマガジンフレーム32は、駆動モータ1
52によって前方限界点にまで駆動される。この位置に
おいて、マガジンフレーム32の開口前方端部はマガジ
ンドア22および前方面18に近接し、このため、装填
済のカセットトレー36はマガジンフレーム32に完全
に挿入可能となる。その後、シーケンサ58は、マガジ
ンフレーム32およびそこに含まれるカセットトレー3
6が完全挿入され、マガジンの回転ドア38が開き、リ
フタブラケット97,98がマガジンフレーム32の後
方部の切欠部33と整列するまで、前記マガジンフレー
ム32およびカセットトレー36を後方に駆動する。
【0024】動作時において、本システムは、着脱自在
のカセットトレー36内においてカセットを循環させ、
テープドライブユニット26に対してカセットを出し入
れする。各カセット24は、このようにして、データ転
送のために供給され、取り込まれ、使用され、しかる後
個々のカセットトレー36に戻され、そして、新たなカ
セットがテープドライブユニット26に供給される。1
83Kバイト/秒、および、1.3ギガバイトの容量に
おいて、各カセットは2時間のデータ転送時間を提供
し、その結果、9つのカセットは約16時間の動作時間
を与える。さらに、本システムは、カセットトレー動作
によるもののみならず、単一のカセットがテープドライ
ブユニットにロードされるのを可能にする。
【0025】移送機構46は、1または2以上のカート
リッジの挿入を待っている時、前方面18のドア20お
よびテープドライブユニット26と整列した状態に維持
される。単一カセットが単一カセットドア20を介して
挿入される場合、該カセットはカセットホルダ52中に
移動する。次に、側方シフタ60が、カセット24を、
テープドライブユニットが命令を受けるのに十分な距離
だけ、前方ドア28を介してテープドライブユニット2
6中に送り込む。動作が完了すると、第1のカセット
は、テープドライブユニット26から排出され、カセッ
トホルダ52に戻されて取り出される。この時点におい
て、側方シフタ60は、前方のカートリッジの下面側の
標準的なリップ部と係合してホルダ52への移動を完了
させる。
【0026】また、代案として、8つのカセットが装填
されたカセットトレー36が、マガジンドア22を介し
てマガジンフレーム32中に挿入されてもよい。待機モ
ードにおいて、マガジンフレームドライブ150はマガ
ジンフレーム32をマガジンドア22に向けて移送し終
わっており、このため、カセットトレー36はマガジン
フレーム32中に完全に係合可能となる。マイクロスイ
ッチ(図示ぜず)などによるカセットトトレー36の存
在を自動的に検出することにより、または、オペレータ
による始動制御器の起動により、マガジンフレームドラ
イブ150は、カセットトレー・マガジンフレームアセ
ンブリ全体を後方位置に移動させ、この位置においてカ
セットトレードア38を開く。自動制御を使用してもよ
いが、データ処理システムのオペレータは、どれ位の量
のデータが転送されるのかを知り、最多で8個の一定数
のカートリッジに対するデータ転送の完了後の動作停止
に備えることとなる。
【0027】テープドライブユニット26への連続的な
カセット挿入シーケンスを始めるため、移送機構46は
先ずカセットトレー36(図2)の排出レベル42と整
列するよう位置決めされ、カセット関連機構は待機モー
ド位置に在ることとなる。このモードにおいて、リフタ
ブラケット97,98は下降位置に在り、端部タブ14
4およびカートリッジ前進機構130はその後方位置に
ある。カセットホルダ52が排出開口42と整列してい
る旨高さ位置センサ56(図1)が指示すると、シーケ
ンサ58はカセット前進機構130(図8)を1サイル
ク作動する。このサイクルにおいて、モータ132およ
びこれに接続されたリードねじ136は、先ず、1つの
カセットの大きさ分だけ、上方レベルのカセット24を
前方に移動させるよう駆動される。後方のカセットは、
前方のカセットが移送機構46においてカセットホルダ
52中に送り込まれるのに伴なって移動して空隙を残
す。側方シフタ60は前記リップと係合するかまたはス
トッパとして作用することにより、カセットの位置を最
終調整するために使用可能である。次いで、カセット前
進機構130は待機位置に復帰する。
【0028】上方レベルの後方部における利用可能な、
空のカセット位置は、このようにして、下方列の後方の
カセットにより充填され得ることとなる。しかしなが
ら、これは、移送機構46がテープドライブドア28と
整列するよう縦方向に上昇された後、シーケンサ58お
よび高さ位置センサ56により、待機時に実行可能であ
る。この位置に到達した時、テープドライブ26がカセ
ットに係合して該カセットを内方に位置決めするのに十
分なように係止ピン76がカセット24の前縁部に係合
して該カセット24をテープドライブ26中に送り込む
よう、回動アーム74の回転が行なわれる。このように
して、データ転送が、開始されテープの全容量について
実行される。その間、カセット前進機構130は後方
の、待機モード位置に復帰させられ、移送機構46はテ
ープドライブレベルに残される。最後方、下方レベルの
カセットは、シーケンサ58により制御される図6およ
び図7のリフタ機構100の動作により、上方レベルに
移動される。中央ウェブ35上に静止する最後方のカセ
ットは、幾分前方に移動するものの平行アーム組14
4,118および122,124によりそれぞれ水平に
維持されるリフタブラケット97,98によって、その
縁部が上昇させられる。
【0029】カセットトレー36の側部の戻り止め(図
4のみ)は、後方のカセットを上方レベルに保持し、下
方レベルの後方位置に空隙を残す。リフタ機構100
は、次に、下方位置に復帰させられる。
【0030】テープドライブ26が第1のカセットにつ
いてのデータ転送を終了すると、該カセットは排出され
ホルダ52に位置決めされ、移送機構46はカセットト
レー36の排出開口40と整列するよう下降させられ
る。次に、カセットは、下方レベルに移動させられ、先
のカセットを後方に押して前記空隙をうめる。そして、
移送機構46は排出レベルに上昇され、新たなカセット
が供給され、移送機構46が該カセットをテープドライ
ブに挿入する。
【0031】全てのカセットがテープドライブ26によ
ってデータで満たされ、移送機構46が上方位置に停止
可能となるまで、このシーケンスは各カセットについて
繰り返される。マガジンフレームドライブ150はマガ
ジンフレーム32及びカセットトレー36を前方に送る
よう作動され、そこで、カセットトレー36はマニュア
ルで取り出され、新たなカセットトレー36の挿入が可
能になる。
【0032】
【発明の効果】本システムは極めてコンパクトでチェー
ンタイプの循環用コンベアを使用した場合に必要とされ
るような、小さな精密部品を必要としない。しかし、ス
ペースその他の条件が許す場合、このようなコンベアを
使用してもよい。
【0033】本発明の構成により、テープドライブ、着
脱自在のカセットトレーおよび移送機構のすべてを前方
パネルの後方に内蔵することができるので、損傷の可能
性は大幅に減少し、且つ、美観が保たれる。テープドラ
イブユニットの長さを短くでき、より小さくまたはより
少ないカートリッジの使用が可能である場合、全ユニッ
トがコンソールと面一となるように、前方の突出部を除
去することができる。逆に、スペースが許す場合、より
多くのカートリッジを一列に使用することができる。
【0034】その他の変更も可能である。前記内蔵ユニ
ットは、図示例のように包囲壁によるコンソール型とし
て、または、単独ユニットとして使用してもよい。後者
の場合、内部の、または、分離した電源が使用される。
リフタ機構およびカセット前進機構を適当に変更するこ
とにより、挿入レベルが上方に、排出レベルが下方にく
るようにして、カセットトレーにおけるカセットの移動
方向を変更することができる。本システムは、ディジタ
ル、オーディオ或はビデオであるかどうかに関係なく、
どのテープについても有用である。この格納システムに
おいてカセットトレーとともに単一のカセットを直接的
にテープドライブにロードすることが所望である場合、
2つの空きペースが後方位置に保持され、シーケンスが
幾分変更される。このようにして、テープドライブから
復帰させられたカセットは、カセットトレーに挿入さ
れ、リフタ機構が先ず後方のカセットを上昇させ、つぎ
に前進機構が上方列を前方に移動できるように挿入列を
元に移動する。さらに、マガジンフレームシステムおよ
びテープドライブは、テープドライブが下方となるよう
に逆にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ローダ機構を備えたテープド
ライブシステムの一部破断斜視図。
【図2】図1のシステムに使用されるマルチカセットト
レーおよびカセットホルダの、カセットを破線で示す、
一部破断斜視図。
【図3】図2のカセットトレーの斜視図。
【図4】図1のシステムの側面断面図。
【図5】図1および図2のシステムに使用される縦方向
および側方移送機構の一部破断斜視図。
【図6】図1および図4のシステムに使用されるカセッ
トリフタ機構の斜視図。
【図7】図6のカセットリフタ機構の、異なる動作位置
における部分側面図。
【図8】図1および図4のシステムに使用されるカセッ
ト前進機構の一部破断斜視図。
【図9】前記カセットトレーおよびカセットホルダのた
めの自動挿入機構の斜視図。
【符号の説明】
12 包囲壁 20 単一カセットドア 22 マガジンドア 24 カセット 26 テープドライブユニット 30 マガジンアセンブリ 32 マガジンフレーム 36 カセットトレー 40 挿入開口 42 排出開口 46 移送機構 52 カセットホルダ 58 シーケンサ
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方から後方に向う方向の軸に沿って個
    々のテープカセットを取込むための前方装填用入口と、
    該入口に直角な第一の外方面とを有するレコーダユニッ
    トと、前記レコーダユニットの前記第一の外方面に隣接
    した動作位置において着脱自在に配設可能であり、前記
    記録ユニットと略同じ広がりを有し、前記前方から後方
    に向う方向の軸に略平行に配設された複数のテープカセ
    ットを取込むカセットトレーを含むマガジンアセンブリ
    と、前記カセットトレー内のカセットと係合して該カセ
    ットを前記軸に平行な方向に進める手段と、前記装填用
    入口に隣接し、且つ前記マガジンアセンブリへの橋渡し
    となって前記レコーダユニットとカセットトレーとの間
    でのカセットの移送を行なうための手段と、から成るテ
    ープドライブユニットに複数のテープカセットを格納お
    よび装填するための機構。
  2. 【請求項2】 前記第一の外方面が前記レコーダユニッ
    トの底面から成り、前記マガジンアセンブリが前記底面
    の極く近傍に配設されている、請求項1に記載の機構。
  3. 【請求項3】 前記マガジンアセンブリがカセット用の
    上方および下方格納レベルをゆうする着脱可能なカセッ
    トトレーから成り、前記カセットを移送する手段が単一
    のカセットを前記前方装填用入口を介して前記レコーダ
    ユニットに直接挿入するための手段を含む、請求項2に
    記載の機構。
  4. 【請求項4】 前記上方および下方レベルがそれぞれ排
    出および挿入レベルを構成し、前記マガジンアセンブリ
    が、さらに、前記下方レベルと上方レベルとの間におけ
    るカセットの移送を行なうための手段を含む、請求項3
    記載の機構。
  5. 【請求項5】 前記移送するための手段は、カセットを
    取り込むホルダ装置と、前記マガジンアセンブリの挿入
    および排出レベルと前記レコーダユニットの前記装填用
    入口との間における前記ホルダ装置の移送を行なうため
    前記装填装置に連絡されたエレベータ手段と、前記カセ
    ットを移送するための手段に連絡され前記レコーダユニ
    ットおよびマガジンアセンブリに対してカセットを接近
    および離隔するよう側方に移動させるためのシフタ手段
    とから成る、請求項4に記載の機構。
  6. 【請求項6】 前記カセットを側方に動かすための手段
    が、前記移送するための手段の一方側に取り付けられ該
    手段とともに移動可能なドライブユニットから成る、請
    求項5に記載の機構。
  7. 【請求項7】 前記機構は、さらに、前記レコーダユニ
    ットからカセットが移送された旨検出するための手段
    と、前記マガジンアセンブリの前記挿入および排出領域
    ならびに前記レコーダユニットに対して選択されたレベ
    ルに前記移送手段を位置決めするための手段とから成
    る、請求項6に記載の機構。
  8. 【請求項8】 前記マガジンアセンブリは、前記カセッ
    トトレーを取込むためのマガジン包囲壁であって、該包
    囲壁およびカセットトレーを前記機構中に進行させるた
    め係合手段をその一方側に有する包囲壁と、前記挿入レ
    ベルと排出レベルとの間におけるカセットの移送を行な
    うため前記マガジンアセンブリの後方位置に配設された
    リフタ手段と、該リフタ手段を作動するため前記機構内
    に固定された手段と、前記挿入済みのカセットトレーに
    隣接して配設され、後方位置のカセットおよび排出レベ
    ルにおいて前記カセットに先行するすべてのカセットを
    1つのカセットの大きさ分だけ排出口に向けて進めるた
    めの手段とからなる、請求項7に記載の機構。
  9. 【請求項9】 前記レコーダユニットに対するカセット
    の装填および取り出し、前記マガジンアセンブリに対す
    るカセットの縦方向への移送、ならびに、前記カセット
    トレーに対するカセットの挿入および排出を順次実行さ
    せるための手段をさらに含む、請求項8に記載の機構。
  10. 【請求項10】 標準的高さの包囲壁内に設けられたD
    ATテープドライブを用いるDATフォーマットの、複
    数のテープカセットについてのデータ転送を行なうシス
    テムであって、前記包囲壁の上方部に取り付けられ前方
    装填用入口を有するDATテープドライブユニットであ
    って、前記テープドライブが前記標準的な高さの包囲壁
    に対して約半分の高さであり、その前方部に装填用入口
    を有する前記DATテープドライブユニットと、前記包
    囲壁の下半分に設けられ、その前方部を介してカセット
    の供給および取込みを行なうための手段を含むカセット
    保持マガジンアセンブリと、前記テープドライブから前
    記マガジンアセンブリに、および、前記マガジンアセン
    ブリから前記テープドライブにカセットを移送するため
    の手段と、から成るシステム。
  11. 【請求項11】 前記システムが、前記テープドライブ
    ユニットを含むハウジングと、カセットを移送するため
    の手段を含む前方延長部とを備えており、前記マガジン
    アセンブリが、フレームと、該フレーム中に着脱自在に
    挿入可能なカセット保持用トレーとを備え、前記マガジ
    ンアセンブリが、さらに、前記カセットを移送するため
    の手段にカセットを進めるための駆動手段を備える、請
    求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記カセット保持用トレーは、該トレ
    ーが挿入さるとき、前記テープドライブユニットの前記
    装填用入口の面内に挿入開口および排出開口をを形成す
    る手段を含み、前記トレーは、相互重合状態に形成され
    た挿入レベルおよび排出レベルと、前記トレーの内部の
    前記レベル間におけるカセットの移送を行なう手段とを
    含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記マガジンアセンブリは、挿入され
    たカセットの後方部に隣接したカセットリフタ手段と、
    前記マガジンアセンブリの包囲壁の外方に設けられ、前
    記リフタ手段に係合して前記挿入レベルから前記排出レ
    ベルにカセットを移動するための手段とを備えた、請求
    項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記トレー内の前記マガジンアセンブ
    リ包囲壁は周囲の前記ハウジングより幅狭であり、前記
    リフタ手段に係合可能な手段は、挿入済みのカセットカ
    セットアセンブリの一方側に設けられ前記リフタ手段に
    係合可能で該リフタ手段の動作を制御する駆動手段を備
    える、請求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記マガジンアセンブリは、さらに、
    挿入済みのマガジン包囲壁に押圧可能で部分的に挿入さ
    れたマガジン包囲壁を完全挿入位置に押し込むための手
    段を含み、前記マガジンアセンブリは、さらに、少なく
    とも1つのカセットを前記排出位置に向けて進めるた
    め、該マガジンアセンブリの外側の前記包囲壁内に設け
    られ該マガジンアセンブリ内においてその中のカセット
    に押圧可能な手段を含む、請求項14に記載のシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記カセットを移送するための手段
    が、単一のカセットを前記テープドライブユニットの前
    記入口中に直接的に側方移送するための手段を含む、請
    求項10に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記システムは、さらに、前記カセッ
    ト保持用マガジンと整列したマガジン装填用入口と前記
    単一カセットを側方移送するための手段が前記マガジン
    アセンブリ中にカセットを移送する動作をも行なうよう
    なっている、請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 個々のカセットについて動作可能なレ
    コーダドライブユニットと、カセットを交換するため前
    記レコーダドライブユニットに隣接して設けられたカセ
    ット取扱い機構と、前記レコーダドライブユニットおよ
    びカセット取扱い機構を少なくとも部分的に包囲したハ
    ウジングと、から成り、前記ハウジング、レコーダドラ
    イブユニットおよびカセット取扱い機構が、電子コンソ
    ールにおける標準的な形態の開口内において位置合わせ
    されていることを特徴とする、データ処理システム。
  19. 【請求項19】 前記レコーダドライブユニットが個々
    のカセットを取込むための手段を含み、前記カセット取
    扱い機構が前記取込むための手段中に単一のカセットを
    移送するための手段を含む、請求項18記載のデータ処
    理システム。
  20. 【請求項20】 複数のテープカセットと、前記カセッ
    トを所定の方向に取込んで排出するテープドライブとの
    間のデータ転送を行なうシステムであって、ハウジング
    内における、所定の高さを有する標準的な形態の開口内
    に嵌合可能なフレームと、前記フレームに接続され、利
    用可能な高さの所定部分を占め、前記カセットの前記所
    定方向が前記高さ方向の最小寸法を提供するテープドラ
    イブ手段と、前記テープドライブ手段に隣接して前記フ
    レームに連結され、前記利用可能な高さの異なる部分を
    占有するカセット格納転送手段と、から成り、前記格納
    転送手段が、前記テープドライブ手段とカセットを交換
    し、前記カセットの前記所定の方向を維持することを特
    徴とするシステム。
  21. 【請求項21】 テープドライブユニットに使用される
    複数のカセットを自動的に取扱うシステムであり、且
    つ、システム全体が電子コンソール内において3.5イ
    ンチまたは5.25インチのような標準的形態の取込み
    空間に嵌合可能となったシステムであって、前記電子コ
    ンソールの取込み空間内に係合可能なシステムハウジン
    グと、前記システムハウジングの一部内に配設され、複
    数のカセットを格納するための手段を含むカセット取扱
    い手段と、前記システムハウジング内において前記カセ
    ット取扱い手段とは異なる部分に設けられたテープドラ
    イブ手段と、前記取扱い手段とテープドライブ手段との
    間におけるカセット交換を行なうための手段であって、
    前記テープドライブ手段のために前記ハウジングの外部
    からカセットを前記カセット取扱い手段に直接移送する
    ための手段を含む手段と、から成るシステム。
  22. 【請求項22】 レコーダユニットが複数のカセットに
    ついてのデータ転送を行なうのを可能にするためのシス
    テムであって、一定の軸に沿ってカセットを取込むため
    の装填用開口を有する前記レコーダユニットのための包
    囲壁であって、前記レコーダユニットがその一部分内に
    設けられた包囲壁と、前記包囲壁内における前記レコー
    ダユニットとは異なる部分に設けられており、第一の軸
    に直角な第2の軸に沿って前記レコーダユニットの前記
    装填用開口から離隔した一定の領域においてカセットの
    供給および取込みをするためのカセット保持用アセンブ
    リと、前記レコーダユニットの前記装填用開口と前記カ
    セット保持用アセンブリの前記一定領域との間において
    前記第2の軸に沿ってカセットの移送を行なうための手
    段と、から成る、システム。
  23. 【請求項23】 前記カセット保持用アセンブリが、そ
    の内部において前記一定領域に接近および離隔する方向
    にカセットを循環させるための手段を含み、前記カセッ
    トを移送するための手段が、前記包囲壁の外部と前記レ
    コーダユニットとの間において前記一定の軸に沿ってカ
    セットの移動を行なうための手段を含む、請求項22に
    記載のシステム。
  24. 【請求項24】 前方開口および一定の容積を有する、
    一定の高さの包囲壁と、前記包囲壁中に挿入可能であ
    り、各々が前記一定高さの約半分を占めるデータ記録ユ
    ニットおよびカセットマガジンユニットと、前記データ
    記録ユニットとカセットマガジンユニットとの間におけ
    るカセットの移動を行なうための手段とを含む内蔵ユニ
    ットと、から成り、前記カセットマガジンユニットがそ
    の内部において多数のカセットを循環させるための手段
    を含む、テープ記録機構において多数のカセットに記録
    するためのシステム。
  25. 【請求項25】 テープドライブユニットに対してテー
    プカセットを供給および取り出すためテープカセットを
    格納するためのマガジンであって、開口前方端部、およ
    び、その側方領域および後方領域開口を形成している矩
    形のマガジンフレームと、前記開口前方端部を介して前
    記マガジンフレームに挿入可能な形状となっている矩形
    のカセットトレーであって、該とれーを隣接し平行した
    カセット通路に分離するデバイダを内部に有し、該デバ
    イダが前記マガジンフレームにおける前記側壁開口に隣
    接する領域において中断しており、前記フレームの後方
    壁開口に隣接した領域に後方壁開口を含むカセットトレ
    ーと、から成る、マガジン。
  26. 【請求項26】 前記カセットトレーは、低い輪郭とな
    るよう前記両カセット通路内の広い面上にカセットを保
    持し、その前方端部に回動可能なドアを有する、請求項
    25に記載のマガジン。
  27. 【請求項27】 前記マガジンフレームは、前記カセッ
    トトレーが挿入されたとき該トレーの前記ドアを開くた
    めの手段を含み、前記カセットトレーは、前記デバイダ
    が中断する位置の上方の位置にカセットを保持するため
    の手段を含む、請求項26に記載のマガジン。
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