JPH0683953U - 燃料ポンプ - Google Patents

燃料ポンプ

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Publication number
JPH0683953U
JPH0683953U JP3187293U JP3187293U JPH0683953U JP H0683953 U JPH0683953 U JP H0683953U JP 3187293 U JP3187293 U JP 3187293U JP 3187293 U JP3187293 U JP 3187293U JP H0683953 U JPH0683953 U JP H0683953U
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JP
Japan
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fuel pump
cooling water
fuel
engine
pump
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Pending
Application number
JP3187293U
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English (en)
Inventor
亨弘 山田
久晴 石井
Original Assignee
テイケイ気化器株式会社
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Publication date
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料ポンプの温度上昇を抑えることにより、
気泡の発生を減少させ、吐出量不足を防止する。 【構成】 燃料ポンプのケーシング9に冷却水通路20
を設け、エンジンの運転中はこの通路20に冷却水を通
すことによりケーシング9を冷却し、燃料の温度上昇を
抑える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、燃料ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にエンジンに燃料を供給する燃料ポンプは、エンジンに直接取り付けられ るか、あるいはエンジンに極めて近い位置に配置される。このため、燃料ポンプ がエンジンの熱により加熱され易く、その結果ポンプ内で多量の気泡が発生し吐 出量不足を招くことがある。特に、4サイクルエンジン用のメカニカルポンプで は、ポンプがシリンダーヘッドカバーに取り付けられることから、上記問題が多 く発生する。
【0003】
【従来技術の問題点】
本考案は、燃料ポンプの温度上昇を抑えることにより、気泡の発生を減少させ 、吐出量不足を防止することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための技術手段】
本考案は、燃料ポンプのケーシングに冷却水通路を設け、エンジンの運転中に この通路に冷却水を通すことにより燃料の温度上昇を抑える。
【0005】
【作用】
エンジンの運転に伴い冷却水が燃料ポンプ内を循環すると、燃料ポンプが冷却 され、燃料中の気泡の発生が抑えられる。
【0006】
【実施例】
以下図面により本考案の一実施例を説明する。 図1において、1は燃料ポンプであり、図示しない4サイクル用エンジンのシ リンダーヘッドカバーに取り付けられている。燃料ポンプ1のケーシング9は合 成樹脂製の第1ボデー2と熱伝導の良好な、例えば金属製の第2ボデー3とで構 成され、第2ボデー3内には吸入弁4及び吐出弁5を設けたシートブロック6が 嵌合され、この第2ボデー3とシートブロック6とで吸入室7及び吐出室8が形 成される。第1ボデー2と第2ボデー3とは間にダイヤフラム10を挟んで結合 され、ダイヤフラム10と第2ボデー3とでポンプ室11、吸入側クッション室 12、吐出側クッション室13が区画される。また、前記ダイヤフラム10には 前記ポンプ室11の反対側に突出する作動ロッド14が一体的に設けられ、該ロ ッド14はエンジンのヘッドカバー内に配設されるカム15に連動される。従っ て、カム15の回転により作動ロッド14を介してダイヤフラム10が往復運動 されると前記吸入弁4及び吐出弁5の相互作用により、燃料が吸入口17から吸 引され、吸入側クッション室12、吸入弁4、ポンプ室11、吐出弁5、吐出側 クッション室13を経て吐出口18から図示しない気化器へ送給される。
【0007】 また、前記第2ボデー3には冷却水通路20が設けられ、その吸入口21は図 示しないウォーターポンプに接続され、吐出口22は図示しない冷却水の貯溜源 に接続されている。エンジンの運転中はウォーターポンプが駆動され冷却水が前 記冷却水通路20を流れ、第2ボデー3が冷却され該第2ボデー3内を通過する 燃料が冷却される。その結果、燃料中の気泡の発生が抑えられ、燃料ポンプの吐 出量の減少が防止される。
【0008】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、燃料ポンプに冷却水の通路を設け、エン ジンの運転中はこの通路に冷却水を通すことにより、燃料ポンプの加熱を抑える ようにしたので、燃料中の気泡の発生が抑えられ、燃料ポンプの吐出量不足が解 消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案燃料ポンプの一実施例を示す横断面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 燃料ポンプ 2 第1ボデー 3 第2ボデー 4 吸入弁 5 吐出弁 9 ケーシング 10 ダイヤフラム 12 吸入側クッション室 13 吐出側クッション室 20 冷却水通路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに冷却水通路を設け、エンジ
    ンの運転中はこの通路に冷却水を通すことにより燃料の
    温度上昇を抑えることを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 【請求項2】 第1ボデーと第2ボデーとでダイヤフラ
    ムを挟持して構成される燃料ポンプにおいて、前記各ボ
    デーの内、少なくともポンプ室を形成する側のボデーを
    熱伝導の良好な材質で成形するとともに、このボデーに
    冷却水通路を設け、エンジンの運転中はこの通路に冷却
    水を通すことにより燃料の温度上昇を抑えることを特徴
    とする燃料ポンプ。
JP3187293U 1993-05-21 1993-05-21 燃料ポンプ Pending JPH0683953U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009250095A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Alps Electric Co Ltd ダイヤフラムポンプ
JP2014517889A (ja) * 2011-04-07 2014-07-24 デルファイ・テクノロジーズ・ホールディング・エス.アー.エール.エル. コネクタ要素

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JP2009250095A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Alps Electric Co Ltd ダイヤフラムポンプ
JP2014517889A (ja) * 2011-04-07 2014-07-24 デルファイ・テクノロジーズ・ホールディング・エス.アー.エール.エル. コネクタ要素

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