JPH0683949A - 画像の縮小方法 - Google Patents
画像の縮小方法Info
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- JPH0683949A JPH0683949A JP4253887A JP25388792A JPH0683949A JP H0683949 A JPH0683949 A JP H0683949A JP 4253887 A JP4253887 A JP 4253887A JP 25388792 A JP25388792 A JP 25388792A JP H0683949 A JPH0683949 A JP H0683949A
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- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims abstract description 74
- 239000000284 extract Substances 0.000 abstract 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】二値画像の縮小に関して、原画に存在する線情
報を失わずに、整数分の一に画像を縮小することにあ
る。 【構成】原画を構成する縦方向の画素と横方向の画素と
を、整数の縮小率で割算して縮小評価単位を形成する分
割手段と、縮小評価単位にアドレスを設け、且つこの各
アドレスを順次取り出すアドレス設定手段と、このアド
レス設定手段から取り出された縮小評価単位に縮小のた
めの評価パターンとして最小画素数からなる逆L字状や
十字状などを形成し、この評価パターンの画素素数を順
次取り出す素数取出手段と、この手段により取り出され
た素数を判定する黒白判定手段と、黒と判定されたと
き、これを縮小画面若しくは文字認識として記憶せしめ
る縮小記憶手段と、評価パターンの素数が黒であるか否
かを順次判定していく送出手段と、前記各縮小評価単位
のアドレスを順次取り出す引出し手段とを備えた方法。
報を失わずに、整数分の一に画像を縮小することにあ
る。 【構成】原画を構成する縦方向の画素と横方向の画素と
を、整数の縮小率で割算して縮小評価単位を形成する分
割手段と、縮小評価単位にアドレスを設け、且つこの各
アドレスを順次取り出すアドレス設定手段と、このアド
レス設定手段から取り出された縮小評価単位に縮小のた
めの評価パターンとして最小画素数からなる逆L字状や
十字状などを形成し、この評価パターンの画素素数を順
次取り出す素数取出手段と、この手段により取り出され
た素数を判定する黒白判定手段と、黒と判定されたと
き、これを縮小画面若しくは文字認識として記憶せしめ
る縮小記憶手段と、評価パターンの素数が黒であるか否
かを順次判定していく送出手段と、前記各縮小評価単位
のアドレスを順次取り出す引出し手段とを備えた方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次元の画像配列によ
って構成される2値画像を整数分の1に縮小する処理に
おいて、原画の線情報を損うことなく、高速に縮小する
白黒判定方式の画像の縮小方法に関する。
って構成される2値画像を整数分の1に縮小する処理に
おいて、原画の線情報を損うことなく、高速に縮小する
白黒判定方式の画像の縮小方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像の縮小方法は下記に示され
る。すなわち、r=縮小率、m=原画の縦方向画素総素
(y軸画素総数)、n=原画の横方向画素総数(x軸画
素総数)とすると、このとき、原画は(m/r)×(n
/r)のr×r画素集合に分割される。ここでr,m,
nは整数である。原画の縮小とは、各r×r画素集合を
それぞれ白か黒かの画素に判定して置き替えることと
し、以降、r×rの画素集合を縮小評価単位と呼ぶ。従
来の方法では、画質の品位を重視すると、1つの縮小評
価単位の内で、黒い画素の占める比率が、あらかじめ定
めた値を越えた場合には黒と判定している。この方法に
おいては、r×r個の全画素を調べる必要がある。一
方、処理速度を重視すると、縮小評価単位内の一点、例
えば、あらかじめ定めた位置の1画素が白か黒かによ
り、縮小後の1画素を決定している。
る。すなわち、r=縮小率、m=原画の縦方向画素総素
(y軸画素総数)、n=原画の横方向画素総数(x軸画
素総数)とすると、このとき、原画は(m/r)×(n
/r)のr×r画素集合に分割される。ここでr,m,
nは整数である。原画の縮小とは、各r×r画素集合を
それぞれ白か黒かの画素に判定して置き替えることと
し、以降、r×rの画素集合を縮小評価単位と呼ぶ。従
来の方法では、画質の品位を重視すると、1つの縮小評
価単位の内で、黒い画素の占める比率が、あらかじめ定
めた値を越えた場合には黒と判定している。この方法に
おいては、r×r個の全画素を調べる必要がある。一
方、処理速度を重視すると、縮小評価単位内の一点、例
えば、あらかじめ定めた位置の1画素が白か黒かによ
り、縮小後の1画素を決定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法においては、r×r個の全画素を確認する方法は、
すなわち、原画データの全画素を確認することとなり、
1部分を評価する場合に比較し、処理速度は格段に低下
する。r×rの特定位置の画素を確認する方法では、評
価位置間に存在する線分を救済することができず、その
結果縮小後に線分の消滅が発生する可能性があり、画質
の劣化を招くことがある。本発明は上述した点に鑑みて
創案されたもので、その目的とするところは、画質を保
ち、かつ高速な画像の縮小方法を提供することにある。
方法においては、r×r個の全画素を確認する方法は、
すなわち、原画データの全画素を確認することとなり、
1部分を評価する場合に比較し、処理速度は格段に低下
する。r×rの特定位置の画素を確認する方法では、評
価位置間に存在する線分を救済することができず、その
結果縮小後に線分の消滅が発生する可能性があり、画質
の劣化を招くことがある。本発明は上述した点に鑑みて
創案されたもので、その目的とするところは、画質を保
ち、かつ高速な画像の縮小方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、二次元の画素配列によって構成され
る二値画像を整数分の一に縮小する縮小方法において、
原画を構成する縦方向の複数個からなる画素と横方向の
複数個からなる画素とを、整数の縮小率で割算して縮小
評価単位を形成する分割手段と、この分割したそれぞれ
の縮小評価単位にアドレスを設け、且つこの各アドレス
を順次取り出すアドレス設定手段と、このアドレス設定
手段から取り出された縮小評価単位に縮小のための評価
パターンとして縮小画素数からなる逆L字状や十字状な
どを形成し、かつこの評価パターンの画素素数を順次取
り出す素数取出手段と、この素数取出手段により取り出
された素数が、原画に描画された線,絵柄などによって
覆われていれば黒、覆われていなければ白と判定する黒
白判定手段と、この黒白判定手段によって黒と判定され
たとき、これを縮小画面もしくは文字認識として記憶せ
しめる縮小記憶手段と、前記評価パターンの素数が黒で
あるか否かを順次判定していく送出手段と、前記各縮小
評価単位のアドレスを順次取り出すための引出し手段と
を備えたことにある。
するための手段は、二次元の画素配列によって構成され
る二値画像を整数分の一に縮小する縮小方法において、
原画を構成する縦方向の複数個からなる画素と横方向の
複数個からなる画素とを、整数の縮小率で割算して縮小
評価単位を形成する分割手段と、この分割したそれぞれ
の縮小評価単位にアドレスを設け、且つこの各アドレス
を順次取り出すアドレス設定手段と、このアドレス設定
手段から取り出された縮小評価単位に縮小のための評価
パターンとして縮小画素数からなる逆L字状や十字状な
どを形成し、かつこの評価パターンの画素素数を順次取
り出す素数取出手段と、この素数取出手段により取り出
された素数が、原画に描画された線,絵柄などによって
覆われていれば黒、覆われていなければ白と判定する黒
白判定手段と、この黒白判定手段によって黒と判定され
たとき、これを縮小画面もしくは文字認識として記憶せ
しめる縮小記憶手段と、前記評価パターンの素数が黒で
あるか否かを順次判定していく送出手段と、前記各縮小
評価単位のアドレスを順次取り出すための引出し手段と
を備えたことにある。
【0005】本発明においては、従来の1画素を決定す
る評価方式が、r×rに対する”面”もしくは1画素
の”点”で行ったものとを、本発明では両方の長所を合
わせ持つ”線分”で評価を行うことにしたものであり、
縮小評価単位の素数を評価するための形状を評価パター
ンと呼ぶ。ここでy軸に平行な線情報,x軸に平行な線
情報の確認もれを防ぐ為に、評価パターンの形状は、y
方向に、連続的に配設されたr個の素数と、x方向に連
続的に配設されたr個の素数を含むことを条件とする。
また、本発明は評価パターンの形状を規定するものでは
なく、評価パターンは上記の条件を満たす任意の形状と
する。なお、素数は一般によく知られている4連結もし
くは8連結にて形成されている。
る評価方式が、r×rに対する”面”もしくは1画素
の”点”で行ったものとを、本発明では両方の長所を合
わせ持つ”線分”で評価を行うことにしたものであり、
縮小評価単位の素数を評価するための形状を評価パター
ンと呼ぶ。ここでy軸に平行な線情報,x軸に平行な線
情報の確認もれを防ぐ為に、評価パターンの形状は、y
方向に、連続的に配設されたr個の素数と、x方向に連
続的に配設されたr個の素数を含むことを条件とする。
また、本発明は評価パターンの形状を規定するものでは
なく、評価パターンは上記の条件を満たす任意の形状と
する。なお、素数は一般によく知られている4連結もし
くは8連結にて形成されている。
【0006】
【作用】本発明により、従来r×r画素の確認を行って
いた方法と比較し、r+r−1画素の確認で済み、(r
+r−1)/(r×r)の処理工数の短縮となり、処理
速度が向上する。また、1縮小評価単位内で確認不可能
な線情報は隣接する縮小評価単位内での判定で救済さ
れ、欠けることなく縮小される。上記の様に、r×r画
素全ての確認を行う場合と同様な画質でより高速な縮小
を行うことができる。以下、本発明の実施例を、図面に
基づいて詳述する。
いた方法と比較し、r+r−1画素の確認で済み、(r
+r−1)/(r×r)の処理工数の短縮となり、処理
速度が向上する。また、1縮小評価単位内で確認不可能
な線情報は隣接する縮小評価単位内での判定で救済さ
れ、欠けることなく縮小される。上記の様に、r×r画
素全ての確認を行う場合と同様な画質でより高速な縮小
を行うことができる。以下、本発明の実施例を、図面に
基づいて詳述する。
【0007】
【実施例】図1,図2は本発明に係る画像の縮小を行う
際画素集合の白黒評価を行うための評価パターン例を示
す二つの実施例の説明図、図3は原画m×nを縮小率r
によってr×rに分割を行い、各r×r画素を評価パタ
ーンで判定する一実施例を示す説明図、図4は図3を本
発明の方式に従って縮小を行った結果を表わす説明図で
ある。また、図5は本発明の方式を用いて原画を縮小す
る手順のフローチャートである。図1〜4において、原
画1を構成する縦方向の複数個からなる画素mと横方向
の複数個からなるn画素とを、整数の縮小率で割算して
縮小評価単位r×rを形成する分割手段と、この分割し
たそれぞれの縮小評価単位r×rにアドレス 〜を
設け、且つこの各アドレス〜を順次取り出すアドレ
ス設定手段と、このアドレス設定手段から取り出された
縮小評価単位(以降,,,という)に縮小のた
めの評価パターンとして最小画素数からなる図1に示す
逆L字状の評価パターンa1や図2に示す十字状の評価パ
ターンa2などを形成し、かつこの評価パターンa1または
a2の画素素数 1x1〜1x(n−r),
2x1〜(m−r)x(m−r)を順次取り出す素数取
出手段と、この素数取出手段により取り出された素数
が、原画Aに描画された図1に示す線b,絵柄(図示せ
ず)などによって覆われていれば黒、覆われていなけれ
ば白と判定する黒白判定手段と、この黒白判定手段によ
って黒と判定されたとき、これを縮小画面もしくは文字
確認として記憶せしめる縮小記憶手段と、前記評価パタ
ーンa1またはa2などの素数が黒であるか否かを順次判定
していく送出手段と、前記各縮小評価単位〜のアド
レスを順次取り出すための引出し手段とを備えて構成さ
れている。
際画素集合の白黒評価を行うための評価パターン例を示
す二つの実施例の説明図、図3は原画m×nを縮小率r
によってr×rに分割を行い、各r×r画素を評価パタ
ーンで判定する一実施例を示す説明図、図4は図3を本
発明の方式に従って縮小を行った結果を表わす説明図で
ある。また、図5は本発明の方式を用いて原画を縮小す
る手順のフローチャートである。図1〜4において、原
画1を構成する縦方向の複数個からなる画素mと横方向
の複数個からなるn画素とを、整数の縮小率で割算して
縮小評価単位r×rを形成する分割手段と、この分割し
たそれぞれの縮小評価単位r×rにアドレス 〜を
設け、且つこの各アドレス〜を順次取り出すアドレ
ス設定手段と、このアドレス設定手段から取り出された
縮小評価単位(以降,,,という)に縮小のた
めの評価パターンとして最小画素数からなる図1に示す
逆L字状の評価パターンa1や図2に示す十字状の評価パ
ターンa2などを形成し、かつこの評価パターンa1または
a2の画素素数 1x1〜1x(n−r),
2x1〜(m−r)x(m−r)を順次取り出す素数取
出手段と、この素数取出手段により取り出された素数
が、原画Aに描画された図1に示す線b,絵柄(図示せ
ず)などによって覆われていれば黒、覆われていなけれ
ば白と判定する黒白判定手段と、この黒白判定手段によ
って黒と判定されたとき、これを縮小画面もしくは文字
確認として記憶せしめる縮小記憶手段と、前記評価パタ
ーンa1またはa2などの素数が黒であるか否かを順次判定
していく送出手段と、前記各縮小評価単位〜のアド
レスを順次取り出すための引出し手段とを備えて構成さ
れている。
【0008】次に、かような構成からなる画像の縮小方
法を図5のフローチャートに従って説明する。まず、評
価パターンの形状が決定される。図1は分割された縮小
評価単位A1の上端部から左端部に渡って逆L字状の評価
ピターンa1が形成されている。図2は、分割された縮小
評価単位A2に十字状の評価パターンa2が形成されてい
る。 (a)このような評価パターンの一つが決定されると、
図3に示す原画Aを縮小率rで(r×r)の画素集合に
分割される。(分割手段) (b)次にm×n画素上の1番目の(r×r)画素集合
のアドレスを求める。(アドレス設定手段) (c)図3に示す現在の(r×r)画素内の評価パター
ンa1上の画素素数を1つ取出す。つまり図3の縮小評価
単位内の素数 1x1を取り出す。(素数取出手段) (d)論理”黒”かを判定する。素数 1x1が線b、つま
り評価パターンa1上に黒画素bがないので白画素と判定
すると、前述した(c)項により次の素数 1x2に進行し
て黒白判定を行い、縮小評価単位では順次素数 1x3,
1x4,‥‥‥‥,1x(n−r),2X1 ,3x1 ,4x1 ,‥
‥‥‥,(m−r)x(m−r)の黒白判定を行う。
(黒白判定手段)
法を図5のフローチャートに従って説明する。まず、評
価パターンの形状が決定される。図1は分割された縮小
評価単位A1の上端部から左端部に渡って逆L字状の評価
ピターンa1が形成されている。図2は、分割された縮小
評価単位A2に十字状の評価パターンa2が形成されてい
る。 (a)このような評価パターンの一つが決定されると、
図3に示す原画Aを縮小率rで(r×r)の画素集合に
分割される。(分割手段) (b)次にm×n画素上の1番目の(r×r)画素集合
のアドレスを求める。(アドレス設定手段) (c)図3に示す現在の(r×r)画素内の評価パター
ンa1上の画素素数を1つ取出す。つまり図3の縮小評価
単位内の素数 1x1を取り出す。(素数取出手段) (d)論理”黒”かを判定する。素数 1x1が線b、つま
り評価パターンa1上に黒画素bがないので白画素と判定
すると、前述した(c)項により次の素数 1x2に進行し
て黒白判定を行い、縮小評価単位では順次素数 1x3,
1x4,‥‥‥‥,1x(n−r),2X1 ,3x1 ,4x1 ,‥
‥‥‥,(m−r)x(m−r)の黒白判定を行う。
(黒白判定手段)
【0009】(e)縮小評価単位には黒画素bがない
ので最終的には図4に示すごとく、原画1/r縮小結果
データの縮小評価単位を白とする。(黒白判定手段) (f)次にr×r画素集合のアドレスを求める。すなわ
ち、縮小評価単位の黒白判定へと進み、前述した
(c)工程の操作が行われる。なお、素数の表示は前述
したものと類似するので、ここではその説明を割愛す
る。(送出手段) (g)縮小評価単位では、素数を順次取り出していく
内に、ある時点の素数上に黒画素bが存在するので、黒
白判定手段では”黒”と判定し、これを縮小後データ領
域の対応する位置に、図4に示すごとく、論理”黒”を
セットする。(縮小記憶手段) ここで、この縮小評価単位では”黒”の判定が行なわ
れたので、次の素数の黒白判定には移行しないで終了と
なり、(f)項にて縮小評価単位へと進む。以降前述
した工程で進行し、縮小評価単位は”黒”と判定、縮
小評価単位は”白”と判定し、図4に示す縮小後デー
タが完成する。すなわち、原画Aに示された黒画素bは
縮小評価単位,,に渡っているが、これを1/r
に縮小した場合には、図4に示すごとく、縮小評価単位
はカットされて,のみの黒画素b′となる。 (h)総ての縮小評価単位〜の黒白判定が完了する
と、原画Aからの縮小データは完了し、終了となる。
ので最終的には図4に示すごとく、原画1/r縮小結果
データの縮小評価単位を白とする。(黒白判定手段) (f)次にr×r画素集合のアドレスを求める。すなわ
ち、縮小評価単位の黒白判定へと進み、前述した
(c)工程の操作が行われる。なお、素数の表示は前述
したものと類似するので、ここではその説明を割愛す
る。(送出手段) (g)縮小評価単位では、素数を順次取り出していく
内に、ある時点の素数上に黒画素bが存在するので、黒
白判定手段では”黒”と判定し、これを縮小後データ領
域の対応する位置に、図4に示すごとく、論理”黒”を
セットする。(縮小記憶手段) ここで、この縮小評価単位では”黒”の判定が行なわ
れたので、次の素数の黒白判定には移行しないで終了と
なり、(f)項にて縮小評価単位へと進む。以降前述
した工程で進行し、縮小評価単位は”黒”と判定、縮
小評価単位は”白”と判定し、図4に示す縮小後デー
タが完成する。すなわち、原画Aに示された黒画素bは
縮小評価単位,,に渡っているが、これを1/r
に縮小した場合には、図4に示すごとく、縮小評価単位
はカットされて,のみの黒画素b′となる。 (h)総ての縮小評価単位〜の黒白判定が完了する
と、原画Aからの縮小データは完了し、終了となる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
縮小評価単位の評価パターン上の画素を調べることで原
画全体を縮小すると、線情報を失うことなく、画面全体
の画素を確認する方法と比較して、(r+r−1)/
(r×r)の処理速度で縮小可能となる。よって、本発
明の画像の縮小方法は、実用上、極めて有用性の高いも
のである。なお、本実施例ではプログラム(a)から
(h)までの一例を示したが、要は、原画Aの黒画素b
から縮小データの黒画素b′までもっていくプログラム
はこれに限ったものではない。
縮小評価単位の評価パターン上の画素を調べることで原
画全体を縮小すると、線情報を失うことなく、画面全体
の画素を確認する方法と比較して、(r+r−1)/
(r×r)の処理速度で縮小可能となる。よって、本発
明の画像の縮小方法は、実用上、極めて有用性の高いも
のである。なお、本実施例ではプログラム(a)から
(h)までの一例を示したが、要は、原画Aの黒画素b
から縮小データの黒画素b′までもっていくプログラム
はこれに限ったものではない。
【0011】
【図1】図1は本発明の評価パターンの一実施例を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】図2は本発明の評価パターンの他の実施例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】図3は本発明の評価パターンでの判定を示す一
実施例の説明図である。
実施例の説明図である。
【図4】図4は図3の結果を表わす説明図である。
【図5】図5は本発明のフローチャートである。
【0012】
1 原画 2 原画 a1 評価パターン b 黒画素 縮小評価単位 縮小評価単位 縮小評価単位 縮小評価単位
Claims (1)
- 【請求項1】 二次元の画像配列によって構成される二
値画像を整数分の一に縮小する縮小方法において、原画
を構成する縦方向の複数個からなる画素と横方向の複数
個からなる画素とを、整数の縮小率で割算して縮小評価
単位を形成する分割手段と、この分割したそれぞれの縮
小評価単位にアドレスを設け、且つこの各アドレスを順
次取り出すアドレス設定手段と、このアドレス設定手段
から取り出された縮小評価単位に縮小のための評価パタ
ーンとして最小画素数からなる逆L字状や十字状などを
形成し、かつこの評価パターンの画素素数を順次取り出
す素数取出手段と、この素数取出手段により取り出され
た素数が、原画に描画された線,絵柄などによって覆わ
れていれば黒、覆われていなければ白と判定する黒白判
定手段と、この黒白判定手段によって黒と判定されたと
き、これを縮小画面もしくは文字認識として記憶せしめ
る縮小記憶手段と、前記評価パータンの素数が黒である
か否かを順次判定していく送出手段と、前記各縮小評価
単位のアドレスを順次取り出すための引出し手段とを備
えたことを特徴とする画像の縮小方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253887A JP2593835B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 画像の縮小方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253887A JP2593835B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 画像の縮小方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683949A true JPH0683949A (ja) | 1994-03-25 |
JP2593835B2 JP2593835B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17257504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4253887A Expired - Fee Related JP2593835B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 画像の縮小方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593835B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100433025C (zh) * | 2005-06-09 | 2008-11-12 | 株式会社东芝 | 评价图案的制作方法 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP4253887A patent/JP2593835B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100433025C (zh) * | 2005-06-09 | 2008-11-12 | 株式会社东芝 | 评价图案的制作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2593835B2 (ja) | 1997-03-26 |
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