JPH0683835U - 床 材 - Google Patents

床 材

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Publication number
JPH0683835U
JPH0683835U JP3189493U JP3189493U JPH0683835U JP H0683835 U JPH0683835 U JP H0683835U JP 3189493 U JP3189493 U JP 3189493U JP 3189493 U JP3189493 U JP 3189493U JP H0683835 U JPH0683835 U JP H0683835U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor material
adhesive
floor
gas
protrusions
Prior art date
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Pending
Application number
JP3189493U
Other languages
English (en)
Inventor
昭 清水
潔彦 近藤
栄一 田島
Original Assignee
株式会社タジマ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タジマ filed Critical 株式会社タジマ
Priority to JP3189493U priority Critical patent/JPH0683835U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 床材21の基材層25には突出部27が点在
するように設けられ、その間に凹部29が形成される。
接着剤41により床材21を接着すると、余剰の接着剤
41は突出部27の接着剤受容スペース31中に入り込
み、凹部29を閉塞することがなく、連通する凹部29
により床材21の下面の水分等のガスの流路が形成さ
れ、穿孔33から外部に放出される。 【効果】 床材の下面のガス放出用の流路が接着剤に侵
入され分断されることがなく確保され、ガスが床材の下
面に溜り内圧により床材のフクレを生じることが未然に
防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床基盤に接着する床材に関し、詳しくは、施工後に接着剤中の気化 成分や床基盤からの水分の蒸散によるフクレの発生が防止された床材に関する。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂製のプラスチックタイル、長尺床材、カーペットタイル等の床材は、 一般に接着剤により床基盤に固定される。このような床材においては、接着・施 工後に、接着剤中の溶剤の気化やコンクリート床基盤中の水分の蒸発を生じるが 、これらガスの逃げ場がないと滞留し、内圧により床材がふくれて美感上好まし くない。
【0003】 そこで従来は、図3に示すように床材21′の裏面に点在する突出部27′を 設けて連通する凹部29を形成することにより、この凹部29を伝ってガスを外 部に放出していた。しかしながら、図4に示すように、接着剤41による床基盤 11への接着時に、接着剤41が凹部29に侵入して凹部29が局所的に塞がれ やすく、そのため、外部への連通を断たれた孤立部位が生じやすかった。このた め、凹部29がガス抜き用の連通流路として機能しなくなり、逃げ場を失なった ガスによる床材のフクレが発生しやすかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、接着後に確実にガス抜き流路が形成される床材を提供するものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の床材は、 裏面に点在する突出部を有し、該突出部の形成されていない部分が連通する凹 部を形成し、 前記突出部は、その周縁部に対して中央部が窪み、この窪み部が接着剤の受容 スペースを形成することを特徴とする。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の床材をプラスチックタイルに応用した場合の実施例を示す裏面 側から見た一部省略斜視図であり、図2は接着・施工後のその線A−Aに沿った 断面図である。
【0007】 床材21は、表面化粧層23と基材層25が積層されてなり、基材層25には 突出部27が点在するように形成されている。突出部27の間の凹部29は互い に連通してガスが逃げるための流通路を形成している。突出部27は、中央部が ポケット状に窪んで接着剤受容スぺース31を形成している。また、凹部29の 所々には、床材21を厚さ方向に貫通するガス抜き孔33が形成されている。
【0008】 床材21の接着施工に際しては、コンクリートの床基盤11にライン状に接着 剤41を塗布し、床材21を貼り付ける。床材21の突出部27により接着剤4 1が押し拡げられ、突出部27の周囲に流延しようとする。このとき、図2に示 すように接着剤41の一部がポケット状の接着剤受容スぺース31内に侵入し、 ここに収容されるので、ガスの流通路を形成する凹部29に溢れていく接着剤4 1の量が減少し、凹部29が閉塞されない。よって、凹部29が連通してガスの 流通路を形成し、ここを伝って、ガス抜き孔33から接着剤41の溶剤等の気化 成分やコンクリート基盤11からの湿気が外部に放出され、これらガス成分が逃 げ場を失なって床材21の下面に溜り、その内圧が高まって床材21にフクレを 生じることがない。
【0009】 これに対して、接着剤受容スペース31を有しない従来の床材では、図4に示 したように床材21′の凹部29の多くに接着剤41が侵入・充満し、凹部29 によって形成されるガス流通路が分断されて孤立した空間が生じやすく、この部 分でフクレを生じる。
【0010】
【考案の効果】
本考案の床材によれば、床材の下面のガス放出用の流路が接着剤に侵入され分 断されることがなく確保され、ガスが床材の下面に溜り内圧により床材のフクレ を生じることが未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の床材の実施例を示す裏面から見た部分
斜視図である。
【図2】本考案の床材を接着剤で床基盤に接着した状態
を示す断面図である。
【図3】従来の床材の実施例を示す裏面から見た部分斜
視図である。
【図4】従来の床材を接着剤で床基盤に接着した状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
11 床基盤 21,21′ 床材 23 表面化粧層 25 基材層 27,27′ 突出部 29 凹部 31 接着剤受容スペース 33 ガス抜き孔 41 接着剤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に点在する突出部を有し、該突出部
    の形成されていない部分が連通する凹部を形成し、 前記突出部は、その周縁部に対して中央部が窪み、この
    窪み部が接着剤の受容スペースを形成することを特徴と
    する床材。
  2. 【請求項2】 前記凹部において、床材を厚さ方向に貫
    通する穿孔が形成されている請求項1に記載の床材。
JP3189493U 1993-05-21 1993-05-21 床 材 Pending JPH0683835U (ja)

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JP3189493U JPH0683835U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 床 材

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JP3189493U JPH0683835U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 床 材

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JPH0683835U true JPH0683835U (ja) 1994-12-02

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ID=12343732

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JP (1) JPH0683835U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018087443A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 東リ株式会社 床材
CN115030443A (zh) * 2022-06-06 2022-09-09 张家港隽新家居建材有限公司 一种耐磨pvc塑料地板结构及生产工艺

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