JPH068370Y2 - 流体流路切換え装置 - Google Patents
流体流路切換え装置Info
- Publication number
- JPH068370Y2 JPH068370Y2 JP8053187U JP8053187U JPH068370Y2 JP H068370 Y2 JPH068370 Y2 JP H068370Y2 JP 8053187 U JP8053187 U JP 8053187U JP 8053187 U JP8053187 U JP 8053187U JP H068370 Y2 JPH068370 Y2 JP H068370Y2
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- Japan
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- fluid
- flow path
- cartridge
- path switching
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- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、流体排出口を有する本体に、流体排出流路を
有する流体流路切換え操作部を付設し、該切換え操作部
の操作により、上記本体の流体排出口及び上記切換え操
作部の流体排出流路から流体を択一的に排出するように
した流体流路切換え装置、詳しくは、上記切換え操作部
に、流体処理用カートリッジを装着させ得る流体処理装
置を具備させ、処理水(浄水)と未処理水とを択一的に
排出し得るようにした流体流路切換え装置に関する。
有する流体流路切換え操作部を付設し、該切換え操作部
の操作により、上記本体の流体排出口及び上記切換え操
作部の流体排出流路から流体を択一的に排出するように
した流体流路切換え装置、詳しくは、上記切換え操作部
に、流体処理用カートリッジを装着させ得る流体処理装
置を具備させ、処理水(浄水)と未処理水とを択一的に
排出し得るようにした流体流路切換え装置に関する。
家庭、事務所等において用いられる浄水器等の小型の流
体処理装置は、通常、2つの流体排出口を有し且つ該流
体排出口から択一的な流体の排出を行うようになした流
体流路切換え装置の一方の流体排出口に接続して使用さ
れている。(例えば、実開昭48−28121号公報参
照) また、流体流路切換え装置としては、その流体排出管に
流体切換え操作部を設け、斯かる流体切換え操作部を操
作することにより、流体の排出を、流体処理装置を通し
て排出するか又は流体処理装置を通さずに直接排出する
かを選択的に行うようにしたものも知られている(例え
ば、実開昭49−41966号公報参照)。
体処理装置は、通常、2つの流体排出口を有し且つ該流
体排出口から択一的な流体の排出を行うようになした流
体流路切換え装置の一方の流体排出口に接続して使用さ
れている。(例えば、実開昭48−28121号公報参
照) また、流体流路切換え装置としては、その流体排出管に
流体切換え操作部を設け、斯かる流体切換え操作部を操
作することにより、流体の排出を、流体処理装置を通し
て排出するか又は流体処理装置を通さずに直接排出する
かを選択的に行うようにしたものも知られている(例え
ば、実開昭49−41966号公報参照)。
しかしながら、実開昭48−28121号公報に記載の
流体流路切換え装置は、切換えコックを操作しなければ
択一的な流体の排出を行うことができず、また、切換え
コックを設けた場合、切換えコック部分から漏水し易
く、漏水を完全に防止するには構造が複雑になる。
流体流路切換え装置は、切換えコックを操作しなければ
択一的な流体の排出を行うことができず、また、切換え
コックを設けた場合、切換えコック部分から漏水し易
く、漏水を完全に防止するには構造が複雑になる。
また、実開昭49−41966号公報に記載の流体流路
切換え装置は、流体処理装置を起立又は転倒させて切換
えを行うようにしてあるため、流体処理装置が操作中に
離脱するおそれがあり且つ流体処理装置の起立・転倒操
作を繰り返すと、該装置の機能を悪化させるおそれがあ
り好ましくない。
切換え装置は、流体処理装置を起立又は転倒させて切換
えを行うようにしてあるため、流体処理装置が操作中に
離脱するおそれがあり且つ流体処理装置の起立・転倒操
作を繰り返すと、該装置の機能を悪化させるおそれがあ
り好ましくない。
また、上記の流路切換え装置は、何れも、手許に排水口
を移動させるだけで浄水を流出させ得るようにはなされ
ていない。
を移動させるだけで浄水を流出させ得るようにはなされ
ていない。
従って、本考案の目的は、切換え操作部に流体処理装置
を具備させることが可能であって、該流体処理装置で上
記切換え操作部を水平方向に回動させる操作をすること
により、流体処理用カートリッジで処理された流体(浄
水)及び処理されない流体を択一的に且つ漏水させるこ
となく簡単に排出することが可能な流体流路切換え装置
を提供することにある。
を具備させることが可能であって、該流体処理装置で上
記切換え操作部を水平方向に回動させる操作をすること
により、流体処理用カートリッジで処理された流体(浄
水)及び処理されない流体を択一的に且つ漏水させるこ
となく簡単に排出することが可能な流体流路切換え装置
を提供することにある。
本考案は、流路切換え部11の一部に切換え操作部12
を設けた流路切換え構造体13を、流体導入口14及び
流体排出口15を有する本体16に、上記流路切換え部
11を上記本体16内部に摺接させて水密に且つ水平方
向に回動可能に具備させた流体流路切換え装置であっ
て、上記本体16に、上記流体導入口14及び上記流体
排出口15からそれぞれ異なる上記流路切換え部11と
の摺接面に至る流体導入流路17及び主流体排出流路1
8を設ける一方、上記流路切換え構造体13の上記流路
切換え部11に、上記流路切換え構造体13の所定の水
平回動位置において上記本体16の上記流体導入流路1
7と上記主流体排出流路18とを連通させる連通流路1
9を設け、且つ上記流路切換え構造体13の上記切換え
操作部12に、上記の所定の水平回動位置とは異なる上
記流路切換え構造体13の水平回動位置において上記本
体16の上記流体導入流路17に連通する分岐流体排出
流路110を設け、且つ上記切換え操作部12に、流体
処理用カートリッジ2を装着し得る流体処理装置3を具
備させたことを特徴とする流体流路切換え装置提供する
ことによって上記の目的を達成したものである。
を設けた流路切換え構造体13を、流体導入口14及び
流体排出口15を有する本体16に、上記流路切換え部
11を上記本体16内部に摺接させて水密に且つ水平方
向に回動可能に具備させた流体流路切換え装置であっ
て、上記本体16に、上記流体導入口14及び上記流体
排出口15からそれぞれ異なる上記流路切換え部11と
の摺接面に至る流体導入流路17及び主流体排出流路1
8を設ける一方、上記流路切換え構造体13の上記流路
切換え部11に、上記流路切換え構造体13の所定の水
平回動位置において上記本体16の上記流体導入流路1
7と上記主流体排出流路18とを連通させる連通流路1
9を設け、且つ上記流路切換え構造体13の上記切換え
操作部12に、上記の所定の水平回動位置とは異なる上
記流路切換え構造体13の水平回動位置において上記本
体16の上記流体導入流路17に連通する分岐流体排出
流路110を設け、且つ上記切換え操作部12に、流体
処理用カートリッジ2を装着し得る流体処理装置3を具
備させたことを特徴とする流体流路切換え装置提供する
ことによって上記の目的を達成したものである。
本考案の流体流路切換え装置によれば、その流体導入口
14を流体供給管5に接続し、流体処理装置3に流体処
理用カートリッジ2を装着し、流路切換え構造体13を
水平方向に回動させることにより、流体供給管5から流
体導入口14を経て供給される流体(水道水)を、流体
処理用カートリッジ2で処理された流体(浄水)と処理
されない流体とを択一的に流出させることができる。
14を流体供給管5に接続し、流体処理装置3に流体処
理用カートリッジ2を装着し、流路切換え構造体13を
水平方向に回動させることにより、流体供給管5から流
体導入口14を経て供給される流体(水道水)を、流体
処理用カートリッジ2で処理された流体(浄水)と処理
されない流体とを択一的に流出させることができる。
以下、本考案の流体流路切換え装置を図面に示す一実施
例について説明する。
例について説明する。
第1図は本考案の流体流路切換え装置の一実施例の縦断
面、第2図はその流体流路切換え態様の概略を示す平面
図を示すもので、第1図において、1は本考案の流体流
路切換え装置であり、その一部には、流体処理用カート
リッジ2を装着したカートリッジ用コネクター3を具備
させてあり、接続具4を介して流体供給管5に接続して
ある。
面、第2図はその流体流路切換え態様の概略を示す平面
図を示すもので、第1図において、1は本考案の流体流
路切換え装置であり、その一部には、流体処理用カート
リッジ2を装着したカートリッジ用コネクター3を具備
させてあり、接続具4を介して流体供給管5に接続して
ある。
上記流体流路切換え装置1は、流路切換え部11の一部
に切換え操作部12を設けた流路切換え構造体13を、
流体導入口14及び流体排出口15を有する本体16
に、流路切換え部11を本体16内部に摺接させて水密
且つ回動可能に具備させてその主体を構成してある。そ
して、本体16には、流体導入口14及び流体排出口か
ら15それぞれ異なる流路切換え部11との摺接面に至
る流体導入流路17及び主流体排出流路18を設けてあ
る。又、流路切換え構造体13の流路切換え部11に
は、流路切換え構造体13の所定の回動位置(第2図の
想像線位置)において本体16の流体導入流路17と主
流体排出流路18とを連通させる連通流路19を設けて
あり、流体導入流路17と主流体排出流路18とは、何
れも図示例の場合、流路切換構造体13の回動中心に対
して偏心した位置において流路切換え部11との摺接面
に至らせてある。又、流路切換え構造体13の切換え操
作部12には、上記の所定の回動位置とは異なる流路切
換え構造体13の回動位置(第2図の実線位置)におい
て本体16の流体導入流路17に連通する分岐流体排出
流路110を設けてある。そして、この図示例の場合、
分岐流体排出流路110をカートリッジ用コネクター3
の流体導入流路32′に連通させて流路切換え構造体1
3の切換え操作部12をカートリッジ用コネクター3に
一体化させ、流体処理装置としてのカートリッジ用コネ
クター3及び前記流体処理用カートリッジ2を切換え操
作部12に具備させた形態となしてある。
に切換え操作部12を設けた流路切換え構造体13を、
流体導入口14及び流体排出口15を有する本体16
に、流路切換え部11を本体16内部に摺接させて水密
且つ回動可能に具備させてその主体を構成してある。そ
して、本体16には、流体導入口14及び流体排出口か
ら15それぞれ異なる流路切換え部11との摺接面に至
る流体導入流路17及び主流体排出流路18を設けてあ
る。又、流路切換え構造体13の流路切換え部11に
は、流路切換え構造体13の所定の回動位置(第2図の
想像線位置)において本体16の流体導入流路17と主
流体排出流路18とを連通させる連通流路19を設けて
あり、流体導入流路17と主流体排出流路18とは、何
れも図示例の場合、流路切換構造体13の回動中心に対
して偏心した位置において流路切換え部11との摺接面
に至らせてある。又、流路切換え構造体13の切換え操
作部12には、上記の所定の回動位置とは異なる流路切
換え構造体13の回動位置(第2図の実線位置)におい
て本体16の流体導入流路17に連通する分岐流体排出
流路110を設けてある。そして、この図示例の場合、
分岐流体排出流路110をカートリッジ用コネクター3
の流体導入流路32′に連通させて流路切換え構造体1
3の切換え操作部12をカートリッジ用コネクター3に
一体化させ、流体処理装置としてのカートリッジ用コネ
クター3及び前記流体処理用カートリッジ2を切換え操
作部12に具備させた形態となしてある。
従って、上記の構成からなる流体流路切換え装置1によ
れば、カートリッジ2を手動により操作し、カートリッ
ジ2を第2図の実線及び第1図に示す如く回動位置させ
ることにより、流体導入流路17を分岐流体排出流路1
10にのみ連通させて流体供給管5からの流体カートリ
ッジ2にのみ導入させることができる一方、カートリッ
ジ2を第2図に想像線で示す如く回動位置させることに
より、流体導入流路17を連通流路19を介し主流体排
出流路18に連通させて流体供給管5からの流体をカー
トリッジ2に導入させることなく直接排出することがで
きる。即ち、本考案の流体流路切換え装置によれば、流
体処理装置への流体の導入、及び流体の直接排出を択一
的に行うことができる。
れば、カートリッジ2を手動により操作し、カートリッ
ジ2を第2図の実線及び第1図に示す如く回動位置させ
ることにより、流体導入流路17を分岐流体排出流路1
10にのみ連通させて流体供給管5からの流体カートリ
ッジ2にのみ導入させることができる一方、カートリッ
ジ2を第2図に想像線で示す如く回動位置させることに
より、流体導入流路17を連通流路19を介し主流体排
出流路18に連通させて流体供給管5からの流体をカー
トリッジ2に導入させることなく直接排出することがで
きる。即ち、本考案の流体流路切換え装置によれば、流
体処理装置への流体の導入、及び流体の直接排出を択一
的に行うことができる。
尚、流体流路切換え装置1における本体16と流路切換
え部11との間の水密は、第1図に示す如くOリング1
12等により図るようになしてある。
え部11との間の水密は、第1図に示す如くOリング1
12等により図るようになしてある。
また、上記接続具4は、第1図に示す如く、流体供給管
先端部の外周に筒状弾性パッキング41を介して嵌装さ
れ締付具(ビス)42により流体供給管5に固定された
流体供給管嵌装体43と、流体供給管先端部の流体吐出
面にリング状パッキング44を介して圧接された流体処
理装置連結体45と、流体処理装置連結体45と流体供
給管嵌装体43とを流体処理装置連結体45を流体供給
管先端部の流体吐出面方向へ付勢可能に連結した連結体
締付体46とを具備させて構成してある。
先端部の外周に筒状弾性パッキング41を介して嵌装さ
れ締付具(ビス)42により流体供給管5に固定された
流体供給管嵌装体43と、流体供給管先端部の流体吐出
面にリング状パッキング44を介して圧接された流体処
理装置連結体45と、流体処理装置連結体45と流体供
給管嵌装体43とを流体処理装置連結体45を流体供給
管先端部の流体吐出面方向へ付勢可能に連結した連結体
締付体46とを具備させて構成してある。
そして、流体処理装置連結体45には、その上端部に外
側フランジ部47を設け、その下部を前記流体流路切換
え装置1の流体導入口14に螺入させるようになしてあ
る。そして又、連結体締付体46の下端部には、外側フ
ランジ部47を支持する内側フランジ部48を設けてあ
り、連結体締付体46は、流体供給管嵌装体43に螺合
させてある。
側フランジ部47を設け、その下部を前記流体流路切換
え装置1の流体導入口14に螺入させるようになしてあ
る。そして又、連結体締付体46の下端部には、外側フ
ランジ部47を支持する内側フランジ部48を設けてあ
り、連結体締付体46は、流体供給管嵌装体43に螺合
させてある。
従って、上述の如く構成された接続具4によれば、流体
供給管5の先端部周囲には通常の蛇口とは異なりフラン
ジ部がないにも拘わらず、流体供給管5と、流体処理装
置、図示例の場合具体的には流体流路切換え装置3とを
筒状弾性パッキング41及びリング状パッキング44等
により水密且つ脱落不能に接続することができる。
供給管5の先端部周囲には通常の蛇口とは異なりフラン
ジ部がないにも拘わらず、流体供給管5と、流体処理装
置、図示例の場合具体的には流体流路切換え装置3とを
筒状弾性パッキング41及びリング状パッキング44等
により水密且つ脱落不能に接続することができる。
尚、上記接続具4における流体供給管嵌装体43と上記
筒状弾性パッキング41との間には割リング49が設け
られていると共に、流体供給管嵌装体43にはその周方
向に沿って上記締付具(ビス)42を複数本設けてあ
り、締付具42の締付けにより筒状弾性パッキング41
を流体供給管先端部の外周に確実に圧接させるようにな
してある。
筒状弾性パッキング41との間には割リング49が設け
られていると共に、流体供給管嵌装体43にはその周方
向に沿って上記締付具(ビス)42を複数本設けてあ
り、締付具42の締付けにより筒状弾性パッキング41
を流体供給管先端部の外周に確実に圧接させるようにな
してある。
また、前記流体処理用カートリッジ2は、その使用前に
おいては第3図に示す如き形態となしてある。即ち、第
3図において、21は開放可能な部位22を一端部に設
けた容器、23は流体処理構造体で、この流体処理構造
体23は、流体処理部24、該流体処理部24とそれぞ
れ連通する凸状の流体流入口25及び凹状の流体流出口
26からなる二重管状の装着部27を有している。そし
て、使用前の流体処理用カートリッジ2は、装着部27
を開放可能な部位22に臨ませて流体処理構造体23を
容器21内に密封することにより構成してある。
おいては第3図に示す如き形態となしてある。即ち、第
3図において、21は開放可能な部位22を一端部に設
けた容器、23は流体処理構造体で、この流体処理構造
体23は、流体処理部24、該流体処理部24とそれぞ
れ連通する凸状の流体流入口25及び凹状の流体流出口
26からなる二重管状の装着部27を有している。そし
て、使用前の流体処理用カートリッジ2は、装着部27
を開放可能な部位22に臨ませて流体処理構造体23を
容器21内に密封することにより構成してある。
上記流体処理用カートリッジ2について更に詳述する
と、上記容器21は、金属、例えばアルミニウムにより
第4図及び第5図に示す如く缶詰形状に形成してあり、
耐圧性の高い構造となしてある。そして、開放可能な部
位22は、第4図に示す如く、所謂プルトップにより上
面全体が開放されるように構成してあるが、上面全体又
は上面の一部を残して開放可能となっていれば良い。
又、その開放構造体には制限はなく、例えば第5図に示
す如く、開封具により容器21の周側壁の上縁部に沿っ
て開放(開缶)できるような構造となしても良い。
と、上記容器21は、金属、例えばアルミニウムにより
第4図及び第5図に示す如く缶詰形状に形成してあり、
耐圧性の高い構造となしてある。そして、開放可能な部
位22は、第4図に示す如く、所謂プルトップにより上
面全体が開放されるように構成してあるが、上面全体又
は上面の一部を残して開放可能となっていれば良い。
又、その開放構造体には制限はなく、例えば第5図に示
す如く、開封具により容器21の周側壁の上縁部に沿っ
て開放(開缶)できるような構造となしても良い。
また、上記容器21内には、その略中央部に位置させて
流体流入パイプ28を垂直に配してあり、その上端部
は、容器21の天壁との間に間隔をあけて止めリング2
9を介し容器21の内周側壁上端部に支持させてあり、
その中間下部は、止めリング210を介し容器21の内
周側壁下部に支持させてある。そして、下方の止めリン
グ210から下方に突出する流体流入パイプ28下部
は、凸状の上記流体流入口25となしてあり、その下端
は容器2の底壁に近接させて位置させてある。又、流体
流入口25の下端部には切欠部211を設けてある。
流体流入パイプ28を垂直に配してあり、その上端部
は、容器21の天壁との間に間隔をあけて止めリング2
9を介し容器21の内周側壁上端部に支持させてあり、
その中間下部は、止めリング210を介し容器21の内
周側壁下部に支持させてある。そして、下方の止めリン
グ210から下方に突出する流体流入パイプ28下部
は、凸状の上記流体流入口25となしてあり、その下端
は容器2の底壁に近接させて位置させてある。又、流体
流入口25の下端部には切欠部211を設けてある。
また、上記流体処理部24は、流体流入パイプ28、容
器21の内周側壁、両止めリング29及び210で囲ま
れる環状の空間に充填した吸着剤(例えば、活性炭)、
イオン交換樹脂、分離膜(例えば、多孔質膜、各種フィ
ルター)等のフィルター材、(濾材)又はミネラル補給
用石等で構成してあり、その上下にはフィルター212
を配してある。そして、両止めリング29及び210に
は流体処理部24に対向させて流体通過口を設けてあ
り、下方の止めリング210における流体通過口の下方
部分を凹状の上記流体流出口26となしてある。
器21の内周側壁、両止めリング29及び210で囲ま
れる環状の空間に充填した吸着剤(例えば、活性炭)、
イオン交換樹脂、分離膜(例えば、多孔質膜、各種フィ
ルター)等のフィルター材、(濾材)又はミネラル補給
用石等で構成してあり、その上下にはフィルター212
を配してある。そして、両止めリング29及び210に
は流体処理部24に対向させて流体通過口を設けてあ
り、下方の止めリング210における流体通過口の下方
部分を凹状の上記流体流出口26となしてある。
また、上記装着部27は、上記容器21の内周側壁下部
に固定され下方の上記止めリング210と一体化された
環状嵌合外管部213と、上記流体流入パイプ28の下
方突出部(内管部)とで下向きの二重管状の嵌合部とし
て構成してあり、これらの環状嵌合部213及び上記流
体流入パイプ28の下方突出部には、それぞれOリング
214,214′を装着してある。そして、環状嵌合外
管部213には、開放可能な部位22の開放後のカート
リッジ装着時において、カートリッジ用コネクター3に
対してカートリッジ2を下方に移動させた後回転するこ
とによりコネクター3にカートリッジ2を装着固定する
ための通常のロック機構が設けてあり、その一部を第3
図に符号215で示してある。
に固定され下方の上記止めリング210と一体化された
環状嵌合外管部213と、上記流体流入パイプ28の下
方突出部(内管部)とで下向きの二重管状の嵌合部とし
て構成してあり、これらの環状嵌合部213及び上記流
体流入パイプ28の下方突出部には、それぞれOリング
214,214′を装着してある。そして、環状嵌合外
管部213には、開放可能な部位22の開放後のカート
リッジ装着時において、カートリッジ用コネクター3に
対してカートリッジ2を下方に移動させた後回転するこ
とによりコネクター3にカートリッジ2を装着固定する
ための通常のロック機構が設けてあり、その一部を第3
図に符号215で示してある。
而して、上述の如き構成からなる流体処理用カートリッ
ジ2の前記カートリッジ用コネクター3への装着は、上
記開放可能な部位22を開放(開缶)した後、カートリ
ッジ2をその装着部27を介して第1図に示す如くカー
トリッジ用コネクター3の装着部31に嵌合してロック
することにより行うことができる。このように、流体処
理用カートリッジ2を、流体処理構造体23を容器21
内部に密封し使用に際して容器21の一部を開放(開
缶)しその開放部を所定のカートリッジ用コネクター3
に装着するものとして構成すると、流通経路やカートリ
ッジ交換時にカートリッジ2が汚染、変質する惧れがな
く、清潔な状態でカートリッジ2を装着することがで
き、又、開放後容器21を含めてそのままワンタッチで
カートリッジ2を容易に装着でき、更に、カートリッジ
2が容器ごと使い捨てるタイプのものであるから、カー
トリッジ2を交換する毎に見映えを良くすることができ
る等の効果がある。
ジ2の前記カートリッジ用コネクター3への装着は、上
記開放可能な部位22を開放(開缶)した後、カートリ
ッジ2をその装着部27を介して第1図に示す如くカー
トリッジ用コネクター3の装着部31に嵌合してロック
することにより行うことができる。このように、流体処
理用カートリッジ2を、流体処理構造体23を容器21
内部に密封し使用に際して容器21の一部を開放(開
缶)しその開放部を所定のカートリッジ用コネクター3
に装着するものとして構成すると、流通経路やカートリ
ッジ交換時にカートリッジ2が汚染、変質する惧れがな
く、清潔な状態でカートリッジ2を装着することがで
き、又、開放後容器21を含めてそのままワンタッチで
カートリッジ2を容易に装着でき、更に、カートリッジ
2が容器ごと使い捨てるタイプのものであるから、カー
トリッジ2を交換する毎に見映えを良くすることができ
る等の効果がある。
また、前記カートリッジ用コネクター3は、その上部に
カートリッジ装着時にカートリッジの装着部27と一体
に嵌合する装着部31を有しており、該装着部31は、
カートリッジ2の装着時にカートリッジ2の上記流体流
入口25を介して上記流体処理部24に連通する流体導
入口32と、同じくカートリッジ2の装着時にカートリ
ッジ2の上記流体流出口26を介して上記流体処理部2
4に連通する流体排出口33とからなる二重管状となし
てある。
カートリッジ装着時にカートリッジの装着部27と一体
に嵌合する装着部31を有しており、該装着部31は、
カートリッジ2の装着時にカートリッジ2の上記流体流
入口25を介して上記流体処理部24に連通する流体導
入口32と、同じくカートリッジ2の装着時にカートリ
ッジ2の上記流体流出口26を介して上記流体処理部2
4に連通する流体排出口33とからなる二重管状となし
てある。
上記カートリッジ用コネクター3について更に詳述する
と、上記装着部31は、カートリッジ2の上記装着部2
7に嵌合して一体に接続できるように構成してあり、前
述の如く、コネクター3に対してカートリッジ2を下方
に移動させた後回転することによりコネクター3にカー
トリッジ2を装着固定できる構造となしてある。そし
て、カートリッジ装着時には、第1図に示す如く、上記
流体導入口32にカートリッジ2の前記流体流入パイプ
28が挿入され、且つ、カートリッジ2の装着部27の
環状嵌合外管部213と流体流入パイプ28の突出部と
の間の環状の凹部に、コネクター3の装着部31の二重
管状の突出(外管)部、即ち、上記流体排出口33が挿
入されることによって、コネクター3にカートリッジ2
が一体に接続されるようになっている。又、コネクター
3の装着部31の二重管状の突出部における流体導入口
32及び流体排出口33は、それぞれ流体導入流路3
2′及び流体排出流路33′に連通しており、これらの
流体導入流路32′及び流体排出流路33′は、上記装
着部32の下方において交叉し、互いに異なる方向に図
示の如く分岐しているのが好ましい。
と、上記装着部31は、カートリッジ2の上記装着部2
7に嵌合して一体に接続できるように構成してあり、前
述の如く、コネクター3に対してカートリッジ2を下方
に移動させた後回転することによりコネクター3にカー
トリッジ2を装着固定できる構造となしてある。そし
て、カートリッジ装着時には、第1図に示す如く、上記
流体導入口32にカートリッジ2の前記流体流入パイプ
28が挿入され、且つ、カートリッジ2の装着部27の
環状嵌合外管部213と流体流入パイプ28の突出部と
の間の環状の凹部に、コネクター3の装着部31の二重
管状の突出(外管)部、即ち、上記流体排出口33が挿
入されることによって、コネクター3にカートリッジ2
が一体に接続されるようになっている。又、コネクター
3の装着部31の二重管状の突出部における流体導入口
32及び流体排出口33は、それぞれ流体導入流路3
2′及び流体排出流路33′に連通しており、これらの
流体導入流路32′及び流体排出流路33′は、上記装
着部32の下方において交叉し、互いに異なる方向に図
示の如く分岐しているのが好ましい。
また、上記カートリッジ用コネクター3は、図示例の場
合、カートリッジ装着時にのみカートリッジ2に流体を
導入させ、カートリッジ離脱時にはカートリッジ2に流
体を導入させないように構成してある。即ち、図示例の
場合、流体導入口32内に弁座35と該弁座35に弁球
36を密着させるスプリング37とが設けられており、
且つカートリッジ装着時に上記流体導入口35内に挿入
されるカートリッジ2の前記流体流入口25によりスプ
リング37に抗して弁球36と弁座35との密着が解除
されるようになっており、このような構成により、カー
トリッジ離脱時には弁球36を弁座35に密着させて流
体導入口32を閉塞するようになしてある。そして、カ
ートリッジ装着時には、コネクター3の装着部31の流
体導入口32へのカートリッジ2の前記流体流入パイプ
28の挿入によりスプリング37に抗して弁球36を弁
座35から離脱させ、流体導入口32を流体流入パイプ
28の下部の前記流体流入口25の前記切欠部211を
介して流体流入パイプ28に連通するようになしてあ
る。
合、カートリッジ装着時にのみカートリッジ2に流体を
導入させ、カートリッジ離脱時にはカートリッジ2に流
体を導入させないように構成してある。即ち、図示例の
場合、流体導入口32内に弁座35と該弁座35に弁球
36を密着させるスプリング37とが設けられており、
且つカートリッジ装着時に上記流体導入口35内に挿入
されるカートリッジ2の前記流体流入口25によりスプ
リング37に抗して弁球36と弁座35との密着が解除
されるようになっており、このような構成により、カー
トリッジ離脱時には弁球36を弁座35に密着させて流
体導入口32を閉塞するようになしてある。そして、カ
ートリッジ装着時には、コネクター3の装着部31の流
体導入口32へのカートリッジ2の前記流体流入パイプ
28の挿入によりスプリング37に抗して弁球36を弁
座35から離脱させ、流体導入口32を流体流入パイプ
28の下部の前記流体流入口25の前記切欠部211を
介して流体流入パイプ28に連通するようになしてあ
る。
従って、上述の如く構成されたカートリッジ用コネクタ
ー3へのカートリッジ2の装着時においては、コネクタ
ー3の流体導入口32からカートリッジ2の流体流入パ
イプ28に導入された流体は、流体流入パイプ28内を
上昇し、カートリッジ2の容器21の天壁下方の前記隙
間内を通過して前記流体処理部24内を下降してここで
処理され、カートリッジ2の装着部27の前記流体流出
口26を経由してコネクター3の装着部31の流体排出
口33から排出される。
ー3へのカートリッジ2の装着時においては、コネクタ
ー3の流体導入口32からカートリッジ2の流体流入パ
イプ28に導入された流体は、流体流入パイプ28内を
上昇し、カートリッジ2の容器21の天壁下方の前記隙
間内を通過して前記流体処理部24内を下降してここで
処理され、カートリッジ2の装着部27の前記流体流出
口26を経由してコネクター3の装着部31の流体排出
口33から排出される。
以上、本考案の流体流路切換え装置の一実施例について
説明したが、本考案の流体流路切換え装置はこの実施例
に制限されるものではない。又、本考案の流体流路切換
え装置は、流体供給管に図示例以外の接続具を介して又
は直接、適宜の態様で連結することができる。更に、本
考案の流体流路切換え装置は、図示例以外の流体処理装
置や、流体処理装置以外の適宜な装置を適宜な態様で具
備乃至連結することもできる。
説明したが、本考案の流体流路切換え装置はこの実施例
に制限されるものではない。又、本考案の流体流路切換
え装置は、流体供給管に図示例以外の接続具を介して又
は直接、適宜の態様で連結することができる。更に、本
考案の流体流路切換え装置は、図示例以外の流体処理装
置や、流体処理装置以外の適宜な装置を適宜な態様で具
備乃至連結することもできる。
本考案の流体流路切換え装置は、上述の如く構成されて
いるから、流体導入口14を流体供給管5に接続し、流
体処理装置3に流体処理用カートリッジ2を装着し、流
体供給管5から流体(水道水)を供給すれば、切換え操
作部12を流体処理装置(カートリッジ用コネクター)
3及び流体処理用カートリッジ2と共に水平方向に回動
させるだけの操作により、本体16の主流体排出流路1
8及び切換操作部12の分岐流体排出流路17から、そ
れぞれ流体処理用カートリッジ2で処理されない流体
(未処理水道水)及び処理された流体(浄水)を択一的
に且つ漏水させることなく簡便に排出することができる
という実用的な効果を奏する。
いるから、流体導入口14を流体供給管5に接続し、流
体処理装置3に流体処理用カートリッジ2を装着し、流
体供給管5から流体(水道水)を供給すれば、切換え操
作部12を流体処理装置(カートリッジ用コネクター)
3及び流体処理用カートリッジ2と共に水平方向に回動
させるだけの操作により、本体16の主流体排出流路1
8及び切換操作部12の分岐流体排出流路17から、そ
れぞれ流体処理用カートリッジ2で処理されない流体
(未処理水道水)及び処理された流体(浄水)を択一的
に且つ漏水させることなく簡便に排出することができる
という実用的な効果を奏する。
第1図は本考案の流体流路切換え装置の一実施例の縦断
面、第2図はその流体流路切換え態様の概略を示す平面
図、第3図はその流体処理用カートリッジの使用前の縦
断面図、第4図はその斜視図、第5図は別の流体処理用
カートリッジの使用前の斜視図である。 1…流体流路切換え装置 2…流体処理用カートリッジ 3…流体処理装置(カートリッジ用コネクター) 11…流路切換え部 12…切換え操作部 13…流路切換え構造体 14…流体導入口 15…流体排出口 16…本体 17…流体導入流路 18…主流体排出流路 19…連通流路 110…分岐流体排出流路
面、第2図はその流体流路切換え態様の概略を示す平面
図、第3図はその流体処理用カートリッジの使用前の縦
断面図、第4図はその斜視図、第5図は別の流体処理用
カートリッジの使用前の斜視図である。 1…流体流路切換え装置 2…流体処理用カートリッジ 3…流体処理装置(カートリッジ用コネクター) 11…流路切換え部 12…切換え操作部 13…流路切換え構造体 14…流体導入口 15…流体排出口 16…本体 17…流体導入流路 18…主流体排出流路 19…連通流路 110…分岐流体排出流路
Claims (1)
- 【請求項1】流路切換え部11の一部に切換え操作部1
2を設けた流路切換え構造体13を、流体導入口14及
び流体排出口15を有する本体16に、上記流路切換え
部11を上記本体16内部に摺接させて水密に且つ水平
方向に回動可能に具備させた流体流路切換え装置であっ
て、上記本体16に、上記流体導入口14及び上記流体
排出口15からそれぞれ異なる上記流路切換え部11と
の摺接面に至る流体導入流路17及び主流体排出流路1
8を設ける一方、上記流路切換え構造体13の上記流路
切換え部11に、上記流路切換え構造体13の所定の水
平回動位置において上記本体16の上記流体導入流路1
7と上記主流体排出流路18とを連通させる連通流路1
9を設け、且つ上記流路切換え構造体13の上記切換え
操作部12に、上記の所定の水平回動位置とは異なる上
記流路切換え構造体13の水平回動位置において上記本
体16の上記流体導入流路17に連通する分岐流体排出
流路110を設け、且つ上記切換え操作部12に、流体
処理用カートリッジ2を装着させ得る流体処理装置3を
具備させたことを特徴とする流体流路切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8053187U JPH068370Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 流体流路切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8053187U JPH068370Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 流体流路切換え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63188377U JPS63188377U (ja) | 1988-12-02 |
JPH068370Y2 true JPH068370Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30931420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8053187U Expired - Lifetime JPH068370Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 流体流路切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068370Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP8053187U patent/JPH068370Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63188377U (ja) | 1988-12-02 |
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