JPH0418719Y2 - - Google Patents

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JPH0418719Y2
JPH0418719Y2 JP8053087U JP8053087U JPH0418719Y2 JP H0418719 Y2 JPH0418719 Y2 JP H0418719Y2 JP 8053087 U JP8053087 U JP 8053087U JP 8053087 U JP8053087 U JP 8053087U JP H0418719 Y2 JPH0418719 Y2 JP H0418719Y2
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fluid
supply pipe
cartridge
fluid supply
treatment device
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、先端部に外側フランジ部のない流体
供給管に流体処理装置を接続するのに好適な接続
具に関するものである。
〔従来の技術〕
家庭、事務所等においては使用されている浄水
器等の小型の流体処理装置を、蛇口等の流体供給
管に接続する接続金具としては、種々のものが知
られているが、通常、流体供給管の先端部の外側
フランジ部の内側に直接ビス(ネジ)等で固定
し、その脱落の防止を斯かる外側フランジ部で行
うように構成したものが多い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の如き従来の接続具を、上
記の如き外側フランジ部のない流体供給管に使用
した場合には、通常、金属同志の摩擦により接続
金具と流体供給管とが接続されるため、接続金具
が流体供給管から脱落する惧れがあつた。
従つて、本考案の目的は、先端部に外側フラン
ジ部のない流体供給管に流体処理装置を接続する
のに好適で、流体供給管からの脱落の惧れのない
新規な流体供給管への流体処理装置の接続具を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、流体供給管先端部の外周に筒状弾性
パツキング11を介して嵌装され締付具12によ
り流体供給管2に固定される流体供給管嵌装体1
3と、上記流体供給管先端部の流体吐出面にリン
グ状パツキング14を介して圧接される流体処理
装置連結体15と、該流体処理装置連結体15と
上記流体供給管嵌装体13とを該流体処理装置連
結体15を上記流体供給管先端部の流体吐出面方
向へ付勢可能に連結する連結体締付体16とを具
備することを特徴とする流体供給管への流体処理
装置の接続具を提供することによつて上記の目的
を達成したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の流体供給管への流体処理装置の
接続具を図面に示す一実施例について説明する。
第1図は本考案の接続具により流体処理装置を
流体供給管に装着した状態の縦断面図を示すもの
である。同図において、1は本考案の接続具、2
は流体供給管、3は流体処理装置で、流体供給管
2にはその流体吐出面の外側にフランジ部がな
く、又、流体処理装置3は、流体処理用カートリ
ツジ4を着脱可能に装着したカートリツジ用コネ
クター5に流体切換え装置6を一体的に設けた構
造となしてあり、該流体切換え装置6を接続具1
を介して流体供給管2に接続してある。
上記接続具1は、流体供給管先端部の外周に筒
状弾性パツキング11を介して嵌装され締付具
(ビス、ネジ、ボルト等)12により流体供給管
2に固定される流体供給管嵌装体13と、流体供
給管先端部の流体吐出面にリング状パツキング1
4を介して圧接される流体処理装置連結体15
と、流体処理装置連結体15と流体供給管嵌装体
13とを流体処理装置連結体15を流体供給管先
端部の流体吐出面方向へ付勢可能に連結する連結
体締付体16とを主体として構成してある。
上記接続具1について更に詳述すると、流体処
理装置連結体15には、その上端部に外側フラン
ジ部17を設け、その下部を前記流体流路切換え
装置6の流体導入口64に螺入させるようになし
てある。そして又、連結体締付体16の下端部に
は、外側フランジ部17を支持する内側フランジ
部18を設けてあり、連結体締付体16は、流体
供給管嵌装体13に螺合させてある。又、流体供
給管嵌装体13と筒状弾性パツキング11との間
には割リング19が設けられていると共に、流体
供給管嵌装体13にはその周方向に沿つて締付具
12を複数本設けてあり、締付具12の締付けに
より筒状弾性パツキング11を流体供給管先端部
の外周に確実に圧接させるようになしてある。
而して、上述の如く構成された本考案の接続具
1の流体供給管2への固定は、第1図に示す如く
各部材を配した後、締付具12を締付けて筒状弾
性パツキング11を流体供給管先端部の外側にあ
つせつさせ、しかる後、連結体締付体16を締付
けてリング状パツキング14を流体供給管先端部
の流体吐出面に圧接させて行うことができる。
従つて、上述の如く構成された本考案の接続具
1によれば、流体供給管2の先端部周囲には通常
の蛇口とは異なりフランジ部がないにも拘わら
ず、流体供給管2と、流体処理装置、図示例の場
合具体的には流体流路切換え装置3とを筒状弾性
パツキング11及びリング状パツキング14等に
より水密且つ脱落不能に接続することができる。
次に、上記接続具1により流体供給管2に接続
された前記流体処理装置3について説明しておく
と、第3図は前記流体処理用カートリツジ4の使
用前の縦断面図を示すもので、同図において、4
1は開放可能な部位42を一端部に設けた容器、
43は流体立設構造体で、この流体処理構造体4
3は、流体処理部44、該流体処理部44とそれ
ぞれ連通する凸状の流体流入口45及び凹状の流
体流出口46からなる二重管状の装着部47を有
している。そして、使用前の流体処理用カートリ
ツジ4は、装着部47を開放可能な部位42に臨
ませて流体処理構造体43を容器41内に密封す
ることにより構成してある。
上記流体処理用カートリツジ4について更に詳
述すると、上記容器41は、金属、例えばアルミ
ニウムにより第4図及び第5図に示す如く缶詰形
状に形成してあり、耐圧性の高い構造となしてあ
る。そして、開放可能な部位42は、第4図に示
す如く、所謂プルトツプにより上面全体が開放さ
れるように構成してあるが、上面全体又は上面の
一部を残して開放可能となつていれば良い。又、
その開放構造等には制限はなく、例えば第5図に
示す如く、開封具により容器41の周側壁の上縁
部に沿つて開放(開缶)できるような構造となし
ても良い。
また、上記容器41内には、その略中央部に位
置させて流体流入パイプ48を垂直に配してあ
り、その上端部は、容器41の天壁との間に間隔
をあけて止めリング49を介し容器41の内周側
壁上端部に支持させてあり、その中間下部は、止
めリング410を介し容器41の内周側壁下部に
支持させてある。そして、下方の止めリング41
0から下方に突出する流体流入パイプ48下部
は、凸状の上記流体流入口45となしてあり、そ
の下端は容器1の底壁に近接させて位置させてあ
る。又、流体流入口45の下端部には切欠部41
1を設けてある。
また、上記流体処理部44は、流体流入パイプ
48、容器41の内周側壁、両止めリング49及
び410で囲まれる環状の空間に充填した吸着剤
(例えば、活性炭)、イオン交換樹脂、分離膜(例
えば、多孔質膜、各種フイルター)等のフイルタ
ー材(濾材)又はミネラル補給用石等で構成して
あり、その上下にはフイルター412を配してあ
る。そして、両止めリング49及び410には流
体処理部44に対向させて流体通過口を設けてあ
り、下方の止めリング410における流体通過口
の下方部分を凹状の上記流体流出口46となして
ある。
また、上記装着部47は、上記容器41の内周
側壁下部に固定され下方の上記止めリング410
と一体化された環状嵌合外管部413と、上記流
体流入パイプ48の下方突出部(内管部)とで下
向きの二重管状の嵌合部として構成してあり、こ
れらの環状嵌合部413及び上記流体流入パイプ
48の下方突出部には、それぞれOリング41
4,414′を装着してある。そして、環状嵌合
外管部413には、開放可能な部位42の開放後
のカートリツジ装着時において、カートリツジ用
コネクター5に対してカートリツジ4を下方に移
動させた後回転することによりコネクター5にカ
ートリツジ4を装着固定するための通常のロツク
機構が設けてあり、その一部を第3図に符号41
5で示してある。
而して、上述の如き構成からなる流体処理用カ
ートリツジ4の装着は、上記開放可能な部位42
を開放(開缶)した後、カートリツジ4のその装
着部47を介して第1図に示す如くカートリツジ
用コネクター5の装着部51に嵌合してロツクす
ることにより行うことができる。このように、流
体処理用カートリツジ4を、流体処理構造体43
を容器41内部に密封し使用に際して容器41の
一部を開放(開缶)しその開放部を所定のカート
リツジ用コネクター5に装着するものとして構成
すると、流通経路やカートリツジ交換時にカート
リツジ4が汚染、変質の惧れがなく、清潔な状態
でカートリツジ4を装着することができ、又、開
放後容器41を含めてそのままワンタツチでカー
トリツジ4を容易に装着でき、更に、カートリツ
ジ4が容器41ごと使い捨てるタイプのものであ
るから、カートリツジ4を交換する毎に見映えを
良くすることができる効果がある。
また、前記カートリツジ用コネクター5は、そ
の上部にカートリツジ装着時にカートリツジの装
着部47と一体に嵌合する装着部51を有してお
り、該装着部51は、カートリツジ4の装着時に
カートリツジ4の上記流体流入口45を介して上
記流体処理部44に連通する流体導入口52と、
同じくカートリツジ4の装着時にカートリツジ4
の上記流体流出口46を介して上記流体処理部4
4に連通する流体排出口53とからなる二重管状
となしてある。
上記カートリツジ用コネクター5について更に
詳述すると、上記装着部51は、カートリツジ4
の上記装着部47に嵌合して一体に接続できるよ
うに構成してあり、前述の如く、コネクター5に
対してカートリツジ4を下方に移動させた後回転
することによりコネクター5にカートリツジ4を
装着固定できる構造となしてある。そして、カー
トリツジ装着時には、第1図に示す如く、上記流
体導入口52にカートリツジ4の前記流体流入パ
イプ48が挿入され、且つ、カートリツジ4の装
着部47の環状嵌合外管部413と流体流入パイ
プ48の突出部との間の環状の凹部に、コネクタ
ー5の装着部51の二重管状の突出(外管)部、
即ち、上記流体排出口53が挿入されることによ
つて、コネクター5にカートリツジ4が一体に接
続されるようになつている。又、コネクター2の
装着部21の二重管状の突出部における流体導入
口52及び流体排出口53は、それぞれ流体導入
流路52′及び流体排出流路53′に連通してお
り、これらの流体導入流路52′及び流体排出流
路53′は、上記装着部51の下方において交叉
し、互いに異なる方向に図示の如く分岐している
のが好ましい。
また、上記カートリツジ用コネクター5は、図
示例の場合、カートリツジ装着時にのみカートリ
ツジ4に流体を導入させ、カートリツジ離脱時に
はカートリツジ4に流体を導入させないように構
成してある。即ち、図示例の場合、流体導入口5
2内に弁座55と該弁座55に弁球56を密着さ
せるスプリング57とが設けられており、且つカ
ートリツジ装着時に上記流体導入口55内に挿入
されるカートリツジ4の前記流体流入口45によ
りスプリング57に抗して弁球56と弁座55と
の密着が解除されるようになつており、このよう
な構成により、カートリツジ離脱時には弁球56
を弁座55に密着させて流体導入口52を閉塞す
るようになしてある。そして、カートリツジ装着
時には、コネクター5の装着部51の流体導入口
52へのカートリツジ4の前記流体流入パイプ4
8の挿入によりスプリング57に抗して弁球56
を弁座55から離脱させ、流体導入口52を流体
流入パイプ48の下部の前記流体流入口45の前
記切欠部411を介して流体流入パイプ48に連
通するようになしてある。
而して、上述の如き構成からなるカートリツジ
用コネクター2への前記流体処理用カートリツジ
1の装着は、上記開放可能な部位12を開放(開
缶)した後、カートリツジ1をその装着部17を
介して第1図に示す如くカートリツジ用コネクタ
ー2の装着部21に嵌合してロツクすることによ
り行うことができる。
従つて、上述の如く構成されたカートリツジ用
コネクター2へのカートリツジ1の装着時におい
ては、コネクター5の流体導入口52からカート
リツジ4の流体流入パイプ48に導入された流体
は、流体流入パイプ48内を上昇し、カートリツ
ジ4の容器41の天壁下方の前記隙間内を通過し
て前記流体処理部44内を下降してここで処理さ
れ、カートリツジ4の装着部47の前記流体流出
口46を経由してコネクター5の装着部51の流
体排出口53から排出される。
また、前記流体流路切換え装置6は、流路切換
え部61の一部に切換え操作部62を設けた流路
切換え構造体63を、流体導入口64及び主流体
流出口65を有する本体66に、流路切換え部6
1を本体66内部に摺接させて水密且つ回動可能
に具備させてその主体を構成してある。そして、
本体66には、流体導入口64及び主流体排出口
65からそれぞれ異なる流路切換え部61との摺
接面に至る流体導入流路67及び主流体流出流路
68を設けてある。又、流路切換え構造体63の
流路切換え部61には、流路切換え構造体63の
所定の回動位置(第2図の想像線位置)において
本体66の流体導入流路67と主流体流出流路6
8とを連通させる連通流路69を設けてあり、流
体導入流路67と主流体流出流路68とは、何れ
も図示例の場合、流路切換え構造体63の回動中
心に対して偏心した位置において流路切換え部6
1との摺接面に至らせてある。又、流路切換え構
造体63の切換え操作部62には、上記の所定の
回動位置とは異なる流路切換え構造体63の回動
位置(第2図の実線位置)において本体66の流
体導入流路67に連通する分岐流体流出流路61
0を設けてある。そして、この図示例の場合、分
岐流体流出流路610を流体導入流路52′に連
通させて流路切換え構造体63の切換え操作部6
2をカートリツジ用コネクター5に一体化させ、
カートリツジ用コネクター5及び前記流体処理用
カートリツジ4を切換え操作部62に具備させた
形態となしてある。
従つて、上記の構成からなる流体流路切換え装
置6によれば、カートリツジ4を手動により操作
し、カートリツジ4を第2図の実線及び第1図に
示す如く回動位置させることにより、流体導入流
路67を分岐流体流出流路610にのみ連通させ
て流体供給管2からの流体をカートリツジ4にの
み導入させることができる一方、カートリツジ4
を第2図に想像線で示す如く回動位置させること
により、流体導入流路67を連通流路69を介し
主流体流出流路68に連通させて流体供給管2か
らの流体をカートリツジ4に導入させることなく
直接排出することができる。
尚、流体流路切換え装置6における本体66と
流路切換え部61との間の水密は、第1図に示す
如くOリング612等により図るようになしてあ
る。
以上、本考案の接続具の一実施例について説明
したが、本考案の接続具はこの実施例に制限され
るものではない。又、接続具に接続される流体処
理装置は、図示例のものに制限されず、流体切換
え装置を具備していないものや、容器を有する流
体処理用カートリツジを脱着自在に装着するよう
にしていないもの等であつても良い。又、接続具
と流体処理装置とを螺合以外の態様で連結するよ
うにしても良い。
〔考案の効果〕
本考案の流体供給管への流体処理装置の接続具
は、先端部に外側フランジ部のない流体供給管に
流体処理装置を接続するのに好適で、流体供給管
から脱落の惧れがないと云う実用的効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の流体供給管への流体処理装置
の接続具の一実施例による流体処理装置の接続態
様を示す縦断面図、第2図はその概略を示す平面
図、第3図はその流体処理装置の流体処理用カー
トリツジの使用前の縦断面図、第4図はその斜視
図、第5図は別の流体処理用カートリツジの使用
前の斜視図である。 1……流体供給管への流体処理装置の接続具、
11……筒状弾性パツキング、12……締付具、
13……流体供給管嵌装体、14……リング状パ
ツキング、15……流体処理装置連結体、16…
…連結体締付体、2……流体供給管、3……流体
処理装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 流体供給管先端部の外周に筒状弾性パツキン
    グ11を介して嵌装され締付具12により流体
    供給管2に固定される流体供給管嵌装体13
    と、上記流体供給管先端部の流体吐出面にリン
    グ状パツキング14を介して圧接される流体処
    理装置連結体15と、該流体処理装置連結体1
    5と上記流体供給管嵌装体13とを該流体処理
    装置連結体15を上記流体供給管先端部の流体
    吐出面方向へ付勢可能に連結する連結体締付体
    16とを具備することを特徴とする流体供給管
    への流体処理装置の接続具。 (2) 流体処理装置連結体15がリング状パツキン
    グ側14の端部に外側フランジ部17を有して
    おり、連結体締付体16が該外側フランジ部1
    7を支持する内側フランジ部18を有してお
    り、且つ上記連結体締付体16が上記流体供給
    管嵌装体13に螺合されている、実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の流体供給管への流体処
    理装置の接続具。
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JPS63189389U JPS63189389U (ja) 1988-12-06
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