JPH0683622U - ベルトコンベヤのローラ或いはプーリ - Google Patents

ベルトコンベヤのローラ或いはプーリ

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JPH0683622U
JPH0683622U JP2511693U JP2511693U JPH0683622U JP H0683622 U JPH0683622 U JP H0683622U JP 2511693 U JP2511693 U JP 2511693U JP 2511693 U JP2511693 U JP 2511693U JP H0683622 U JPH0683622 U JP H0683622U
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elastic ring
pulley
roller
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belt
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光信 樋口
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有限会社二幸商会
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラ或いはプーリに取り付けた弾性リング
にベルトの重量、波打ち現象等の力が加わっても、弾性
リングの取付位置がずれないようにする。 【構成】 弾性リング16の内周縁端部の両側面にそれぞ
れ当て板17を当てて、ボルト18の軸部を貫通穴16a及び
貫通穴17aに貫入した上、ボルト18の軸部にナット19を
螺合させて、締め付けると、弾性リング16の内周縁端部
が当て板17の内周側及び外周側にはみ出して、弾性リン
グ16の内周壁面でローラ或いはプーリ14を握持するの
で、弾性リング16がローラ或いはプーリ14に固着され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、粉体,粒体等を連続運搬する無端環状のベルトの積込面に接触して 前記ベルトを支持する複数の弾性リングを周設したベルトコンベヤのローラ或い はプーリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3及び図4はベルトコンベヤの基本構成を示すもので、1はドライブプーリ 2とテールプーリ3とに装架した無端環状のベルト、4は土砂,鉱石等を積載し たベルト1を支持するキャリアローラ、5はドライブプーリ2からテールプーリ 3に戻るベルト1を支持するリターンローラ、6はベンドプーリ7とテンション ローラ8とによってベルト1の張り具合を調節するベルト緊張装置、9はドライ ブプーリ2の近傍に設けたスナッププーリ、10は土砂,鉱石等をベルト1に積み 込むホッパ、11はホッパ10からベルト1に落下する土砂,鉱石等の積込時の衝撃 を吸収するインパクトキャリアローラ、12はベルト1の表側の積込面に付着した 土砂,鉱石等の付着物を除去するクリーナである。
【0003】 このように構成されたベルトコンベヤは、ベルト1をドライブプーリ2によっ て循環駆動させて、ホッパ10からベルト1に積み込んだ粉体,粒体等を所望の箇 所まで連続して運搬する。
【0004】 ところで、ベルト1への付着物はクリーナ11によって除去するが、一部がベル ト1の積込面に付着,堆積したまま循環すると、ベルト1の積込面に接するリタ ーンローラ5,ベンドプーリ7,スナッププーリ9等(以下「ローラ或いはプー リ14」という)にもこの付着物が徐々に付着,堆積して、種々の問題を発生する 原因となる。
【0005】 そこで、ローラ或いはプーリ14にゴム,合成樹脂等からなる複数の環状の弾性 リング16〔図5(a)参照〕を適当な間隔で周設して、ベルト1の積込面と弾性リ ング16の外周壁面との接触幅を狭くすることにより、ベルト1と弾性リング16と の接触圧力を高くすると共に、弾性リング16の高速回転時にその表面に発生する 波打ち現象により、弾性リング16の外周壁面への付着物の付着,堆積を困難にし て、弾性リング16の外周壁面を常に清浄に保つものがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、円筒状或いは円柱状の金属材料からなるローラ或いはプーリ14 にゴム,合成樹脂等からなる弾性リング16を単に周設しただけでは、回転してい る弾性リング16にベルト1の重量、波打ち現象等の力が加わると、弾性リング16 の取付位置がずれてしまうという問題があった。
【0007】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、弾性リングに力が加わっ ても、弾性リングの取付位置がずれないように固着したベルトコンベヤのローラ 或いはプーリを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、弾性リングの少なくとも内周縁端部の両側面に当てた一対の環状の 当て板を、弾性リング及び当て板を貫通した締め具で締め付けることにより、弾 性リングの内周縁端部を当て板の内周側にはみ出させて、弾性リングをベルトコ ンベヤのローラ或いはプーリに固着するものである。
【0009】
【作用】
本考案によれば、弾性リングの内周縁端部の両側面に当てた一対の環状の当て 板を、弾性リング及び当て板を貫通した締め具で締め付けることにより、弾性リ ングの内周縁端部を当て板の内周側にはみ出させて、弾性リングをローラ或いは プーリに固着するので、回転している弾性リングにベルトの重量,波打ち現象等 の力が加わっても、弾性リングの取付位置がずれなくなる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案の実施例を詳細に説明する。
【0011】 図1(a)及び(b)は本考案の一実施例の構成を示すもので、図3乃至図5の参照 符号と同一符号のものは同一部分を示しており、又、16は、外周縁端部の両側面 を先細りに傾斜させると共に、内周縁端部の両側面を平行に形成した弾性リング 、17は弾性リング16の内周縁端部の両側面に当てる金属製の一対の環状の当て板 、18は弾性リング16の内周縁端部に設けた貫通穴16a及び当て板17に設けた貫通 穴 17aに軸部を貫入するボルト、19はボルト18の軸部に螺着するナットである。
【0012】 このように構成された本実施例では、 図2(a)及び(b)は本考案の他の実施例の構成を示すもので、20は、外周縁端部 の両側面を先細りに傾斜させると共に、内周縁端部の平行な両側面を側方に突出 させて内周縁端部に肉厚のボス部20aを形設した弾性リング、21は弾性リング20 のボス部20aの側面に当てる環状円板部21aと、環状円板部21aの外周に突設した フランジ21bとからなる金属製の一対の当て板で、この当て板21のフランジ21bの 内径は弾性リング20のボス部20aの外径とほぼ等しく、フランジ21bの内側の深さ は弾性リング20のボス部20aの肉厚よりも若干浅い。22は軸部を弾性リング20の ボス部20aの貫通穴20b及び当て板21の環状円板部21aの貫通穴21cに貫入するボル ト、23はボルト22の軸部に螺着するナットである。
【0013】 このように構成された本実施例では、弾性リング20の両ボス部20aにそれぞれ 当て板21を嵌合して、ボルト22の軸部を貫通穴20b及び貫通穴21cに貫入した上、 ボルト22の軸部にナット23を螺合させて、締め付けると、当て板21の外周側への はみ出しはフランジ21bによって阻止されるので、弾性リング20のボス部20aが当 て板21の内周側にのみ大きくはみ出す。このため、弾性リング20の内周壁面によ ってローラ或いはプーリ14が非常に強く握持されて、弾性リング20はローラ或い はプーリ14に非常に強く固着される。
【0014】 尚、弾性リング20の内周縁端部に当て板21を当てた上、ボルト22の軸部にナッ ト23を螺合させて、締め付けると、弾性リング20のボス部20aの肉厚分だけ弾性 リング20の内周縁端部が当て板21の内周側及び外周側へのはみ出し量が図1の実 施例よりも増えて、弾性リング20の内周壁面によるローラ或いはプーリ14の握持 力がその分だけ強くなる。
【0015】 又、本考案の実施例では、弾性リング16及び20の外周部の両側壁を先細りに傾 斜させる例で説明したが、弾性リング16及び20の外周部の両側壁が平行な円板で あってもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、弾性リングの内周縁端部の両側面に当 てた一対の環状の当て板を、弾性リング及び当て板を貫通した締め具で締め付け ることにより、弾性リングの内周縁端部を当て板の内周側にはみ出させて、弾性 リングをローラ或いはプーリに固着するので、回転している弾性リングにベルト の重量,波打ち現象等の力が加わっても、弾性リングの取付位置がずれなくなる という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の一実施例の構成を示す斜視図、
(b)は本考案の一実施例の構成を示す断面図である。
【図2】(a)は本考案の他の実施例の構成を示す斜視
図、(b)は本考案の他の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図3】ベルトコンベヤの基本構成図である。
【図4】ローラ或いはプーリの桁への取付構造を示す断
面図である。
【図5】(a)は弾性リングを取り付けたローラ或いはプ
ーリの一部を破断した正面図、(b)は弾性リングを取り
付けたローラ或いはプーリの側面図である。
【符号の説明】
1…ベルト、 5…リターンローラ、 7…ベンドプー
リ、 9…スナッププーリ、 14…ローラ或いはプー
リ、 16,20…弾性リング、 17,21…当て板、18,22
…ボルト(締め具)、 19,23…ナット(締め具)、 20a
…ボス部、 21a…環状円板部、 21b…フランジ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体,粒体等を連続運搬する無端環状の
    ベルトの積込面に接触して前記ベルトを支持する複数の
    弾性リングを周設したベルトコンベヤのローラ或いはプ
    ーリにおいて、 前記弾性リングの少なくとも内周縁端部の両側面に当て
    た一対の環状の当て板を、前記弾性リング及び前記当て
    板を貫通した締め具で締め付けることにより、前記弾性
    リングの内周縁端部を前記当て板の内周側にはみ出させ
    て、前記弾性リングを固着したことを特徴とするベルト
    コンベヤのローラ或いはプーリ。
  2. 【請求項2】 前記弾性リングの少なくとも内周縁端部
    には、肉厚のボス部が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のベルトコンベヤのローラ或いはプーリ。
  3. 【請求項3】 前記当て板の外周には、内径を前記ボス
    部の外径とほぼ等しくし、内側の深さを前記ボス部の肉
    厚よりも若干浅くしたフランジが突設されていることを
    特徴とする請求項2記載のベルトコンベヤのローラ或い
    はプーリ。
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