JPH0683530A - トラックボール装置のスイッチ機構 - Google Patents

トラックボール装置のスイッチ機構

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Publication number
JPH0683530A
JPH0683530A JP4263228A JP26322892A JPH0683530A JP H0683530 A JPH0683530 A JP H0683530A JP 4263228 A JP4263228 A JP 4263228A JP 26322892 A JP26322892 A JP 26322892A JP H0683530 A JPH0683530 A JP H0683530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trackball
track ball
wall surface
switch
ball unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4263228A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kimura
村 敦 司 木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP4263228A priority Critical patent/JPH0683530A/ja
Publication of JPH0683530A publication Critical patent/JPH0683530A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別の部品や、ばねを必要とせず、簡単な構
成で、コストの引き下げと、故障を減少できることを目
的とする。 【構成】 トラックボールユニット2が収容された収容
室11を、少なくとも該収容室11の1つの壁面11b
で収容室11の底面11aが支持されて、該底面11a
が下降と復帰可能に設け、該底面11aの下側には押下
によってONするスイッチ13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等のポイ
ンティングデバイスの一つとしてトラックボールを装着
し、表示画面上のカーソル移動等に用いられるトラック
ボール装置のスイッチ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトラックボール装置のスイ
ッチ機構は、図4に示すように、トラックボール21が
収容されているトラックボールユニット26が、キーボ
ード等の入力手段22が設けられている入力面23に設
置されるのが一般的である。
【0003】そして、このトラックボール21の操作に
基づく出力用(実行用または取消し用)のスイッチ2
4,25が、トラックボール21の近辺に設置されてお
り、このトラックボール21を操作しながら上記スイッ
チ24または25を押すことで、その出力が回路に入力
されるものである。
【0004】ところで、上記のようにトラックボール2
1の操作を行いながら上記スイッチ24または25を押
すことは、2段の操作手順を要して操作上面倒であるた
め、トラックボールの操作のため、トラックボールに加
わる圧力によって、前記のスイッチをONさせるトラッ
クボール装置のスイッチ機構が、下記のように提案され
ている。
【0005】これらは、実公昭62−25790号公報
に「位置表示指示器」として図5に示すものが、さらに
は実開平1−79133号公報に「位置入力機能付ハン
ディターミナル」として図6に示すものが、さらには特
開平1−290021号公報に「トラックボール装置」
として図7に示すものが、それぞれ記載されている。
【0006】これらは、図5,図6及び図7に示すよう
に、何れもトラックボール31,34,37を操作すべ
く、トラックボールが押下された際に、トラックボール
が搭載されているトラックボールユニットが、これを付
勢しているばね32,35,38に抗して下降し、この
下降によって、スイッチ33,36,39がONするも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そして、このトラック
ボールユニット、もしくはトラックボールは、その下降
のための特別な支持装置と、常には、その下降を防止す
るばねとが必要であり、トラックボール装置のスイッチ
機構としての構成が複雑であり、またコストが高価とな
る等の欠点があった。
【0008】本発明は、従来のトラックボール装置のス
イッチ機構の前述の問題点を解決し、トラックボールユ
ニットの下降のための特別の部品、及び復帰のためのば
ねを必要とせず、簡単な構成で、低コストなトラックボ
ール装置のスイッチ機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するたに、トラックボールユニットが収容された収
容室を、少なくとも該収容室の1つの壁面でその収容室
の底面が支持されて、該底面が前記壁面の弾性による湾
曲によって下降可能に設け、該底面の下側には押下によ
って動作するスイッチを設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明のトラックボール装置のスイッチ機構
は、トラックボールユニットを収容する収容室が、1つ
の壁面のみで、底面を支持しているために、トラックボ
ールに操作の力が加わると、この壁面が湾曲するように
して、その底面が傾く。
【0011】すると、この底面の下側に設けられたスイ
ッチが押されて、ON状態となり、トラックボール操作
に従った出力が、回路に入力されるもので、前記壁面の
湾曲の復帰力がばねとしての働きをするものである。
【0012】
【実施例】次に、本発明の一実施例を携帯型パソコンを
例に図面について、以下に説明する。尚、本発明は携帯
型パソコンに限ったものではなく、ワードプロセッサ等
の電子機器に幅広く適用できるものであり、また、トラ
ックボール装置がパソコン等の本体に着脱できる独立型
であっても良い。図1は本発明の実施例を示す全体斜視
図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B
線断面図である。図1は、携帯型パソコンを示し、キー
ボード等の入力手段3が設けられている入力面4と、こ
の入力面4に対し、起伏可能でチルト状態に起立できる
ディスプレイ5とで構成されている。この実施例におい
ては、入力面4の例えば奥側に、トラックボール1が設
置され、そこにスイッチ機構が設けられる。
【0013】即ち、このトラックボール1が搭載されて
いるトラックボールユニット2を収容するための、収容
室11がキーボード等の入力手段3の奥側に設けられ
る。この収容室11は、図2及び図3に示すように、こ
れに収容されるトラックボールユニット2の底面を支持
するための底面11aが、収容室11の奥側の1つの湾
曲可能な壁面11bで支持されるもので、トラックボー
ル1に操作力が加わった際に壁面11bが湾曲して、底
面11aを下降させる。
【0014】そして、トラックボール1に対する操作力
が解除された際には、壁面11bの弾性による復帰力に
よって、湾曲状態は戻り、底面11aは上昇するもので
あるが、底面11aを支持する壁面11bは、収容室1
1の1つの壁面11bに限定されるものではなく、トラ
ックボールに操作力が加わった際、底面11aが降下
し、操作力がなくなれば復帰するものであれば、その位
置、形状は任意に設定できるものである。
【0015】この底面11aの下面には、突出部11c
が設けられていて、回路を構成する基板12上に設けら
れた出力用(実行用または取消し用)のスイッチ(例え
ばタクトスイッチ)13の上面に接触するようになって
おり、従ってトラックボール1の操作で、底面11aが
下降した際には、突出部11cがスイッチ13を押下
し、これをONさせる。
【0016】これにより、トラックボール1の操作に伴
う出力が基板12の回路に入力され、トラックボール1
の操作で、パソコンが動作するものである。尚、6は出
力用(実行用または取消し用)のスイッチ(例えばタク
トスイッチ)7を操作するための操作キーである。従っ
て、本実施例によればスイッチ7あるいは13を、トラ
ックボール1あるいは操作キー6で動作させることがで
き、トラックボールユニット2の占有面積を従来(図4
に)に比して減少できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように、トラックボール
を搭載したトラックボールユニットの収容室の壁面がト
ラックボールの操作力で湾曲し、収容室の底面が下降し
て、スイッチをONさせるものであり、そして、操作力
がなくなると、前記の壁面は弾性で湾曲が戻り、底面に
よるスイッチの押下がなくなり、スイッチがOFFとな
るものである。
【0018】従ってトラックボールユニットを収容する
収容室の形状のみで、トラックボール操作時のスイッチ
のON,OFFが行われ、従来のトラックボール装置の
スイッチ機構に比して、大幅に部品の削減、組み立て工
数の簡素化ができ、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】従来例を示す要部断面図である。
【図6】別の従来例を示す要部断面図である。
【図7】更に別の従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 トラックボール 2 トラックボールユニット 6 操作キー 11 収容室 11a 底面 11b 壁面 11c 突出部 12 基板 13 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックボールユニットが収容された収
    容室を、少なくとも該収容室の1つの壁面でその収容室
    の底面が支持されて、該底面が前記壁面の弾性による湾
    曲によって下降可能に設け、該底面の下側には押下によ
    って動作するスイッチを設けたことを特徴とするトラッ
    クボール装置のスイッチ機構。
JP4263228A 1992-09-04 1992-09-04 トラックボール装置のスイッチ機構 Pending JPH0683530A (ja)

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JP4263228A JPH0683530A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 トラックボール装置のスイッチ機構

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001059556A1 (fr) * 2000-02-07 2001-08-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de boule roulante et appareil electronique equipe d'un tel dispositif
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