JPH0683354B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH0683354B2 JPH0683354B2 JP62253760A JP25376087A JPH0683354B2 JP H0683354 B2 JPH0683354 B2 JP H0683354B2 JP 62253760 A JP62253760 A JP 62253760A JP 25376087 A JP25376087 A JP 25376087A JP H0683354 B2 JPH0683354 B2 JP H0683354B2
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- Japan
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- coordinate input
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像処理装置に関し、詳しくは、複写機やフ
ァクシミリ、レーザビームプリンタ(LBP)等にあっ
て、その入力させる範囲の指定が可能であり、編集複写
や修正、追記等が可能な画像処理装置に関する。
ァクシミリ、レーザビームプリンタ(LBP)等にあっ
て、その入力させる範囲の指定が可能であり、編集複写
や修正、追記等が可能な画像処理装置に関する。
[従来の技術] 第9図は、従来のこの種の画像処理装置の一例を示す。
ここで、1は座標入力板(以下でディジタイザという)
であり、ディジタイザ1としては例えば感圧方式や電磁
誘導式のものがあるが複写機等ホスト機器本体2の上部
機枠2A上に設けられており、3はその画像処理用の原稿
台、4は原稿台3上の基準位置5に1偶を合わせて載置
された原稿である。このように載置された原稿4に対
し、指示ペン6により原稿4上から領域を指定し、その
指定した領域に記載された情報をホスト機器本体2を介
して出力させるようにするもので、7はその原稿4を本
体2に送り込む原稿送り込み口、8は原稿送り出し口で
あり、原稿4は原稿台3上に置かれて複写等の操作がな
されるか、あるいは不図示のフィーダを駆動させること
により原稿4をその送り込み口7からホスト機器本体2
に送り込み、内部で複写等の処理後送り出し口8から排
出させることができる。
ここで、1は座標入力板(以下でディジタイザという)
であり、ディジタイザ1としては例えば感圧方式や電磁
誘導式のものがあるが複写機等ホスト機器本体2の上部
機枠2A上に設けられており、3はその画像処理用の原稿
台、4は原稿台3上の基準位置5に1偶を合わせて載置
された原稿である。このように載置された原稿4に対
し、指示ペン6により原稿4上から領域を指定し、その
指定した領域に記載された情報をホスト機器本体2を介
して出力させるようにするもので、7はその原稿4を本
体2に送り込む原稿送り込み口、8は原稿送り出し口で
あり、原稿4は原稿台3上に置かれて複写等の操作がな
されるか、あるいは不図示のフィーダを駆動させること
により原稿4をその送り込み口7からホスト機器本体2
に送り込み、内部で複写等の処理後送り出し口8から排
出させることができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した従来の画像処理装置において
は、例えば本などのような分厚い綴じものの原稿に対し
て、座標指示を行なおうとすると、ディジタイザ1から
指示ペン6までの距離が離れすぎるために、入力不能と
なったり、誤差の大きい座標値しか得られないという欠
点があった。
は、例えば本などのような分厚い綴じものの原稿に対し
て、座標指示を行なおうとすると、ディジタイザ1から
指示ペン6までの距離が離れすぎるために、入力不能と
なったり、誤差の大きい座標値しか得られないという欠
点があった。
また、原稿台3上の基準位置5に基づいて、編集等の処
理が行なわれるため、原稿4を原稿台3上に載置すると
き、あるいは載置した後の作業中に基準位置5からずれ
たりした場合に正しい座標値が得られず、更にまた、複
数の領域を指定する場合、その指定した範囲の確認が得
られない等作業性の悪い点が問題であった。
理が行なわれるため、原稿4を原稿台3上に載置すると
き、あるいは載置した後の作業中に基準位置5からずれ
たりした場合に正しい座標値が得られず、更にまた、複
数の領域を指定する場合、その指定した範囲の確認が得
られない等作業性の悪い点が問題であった。
本発明の目的は、上述したような問題に着目し、その解
決を図るべく、本など様々な厚さを有する原稿上に載置
した座標入力手段に対して座標を入力する際の操作性、
および正確性の向上を図ることができ、また、指定した
領域の視認が容易な画像処理装置を提供することにあ
る。
決を図るべく、本など様々な厚さを有する原稿上に載置
した座標入力手段に対して座標を入力する際の操作性、
および正確性の向上を図ることができ、また、指定した
領域の視認が容易な画像処理装置を提供することにあ
る。
[問題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本発明は、原稿画像上の
位置座標を指示する座標指示手段と、該座標指示手段に
より指示された位置座標の入力が可能な座標入力手段と
を有し、該座標入力手段に入力された前記位置座標に対
し所定の処理が行われる画像処理装置において、前記座
標入力手段を、座標入力の際に下の原稿台上に載置した
前記原稿画像を視認可能な透明板で構成し、該座標入力
手段を前記原稿画像の面と平行に保ちながら上下および
前記原稿台に沿った方向に移動可能とするよう、当該座
標入力手段を支持する支持手段と、前記座標入力手段の
移動量を検出する移動量検出手段と、該移動量検出手段
により検出された移動量と前記座標入力手段によって入
力された位置座標とに基づき前記処理の領域を決定する
処理領域決定手段と、前記座標入力手段に重ねて配置さ
れた透過型表示手段とを具備し、該透過型表示手段に前
記処理領域を識別表示することを特徴とするものであ
る。
位置座標を指示する座標指示手段と、該座標指示手段に
より指示された位置座標の入力が可能な座標入力手段と
を有し、該座標入力手段に入力された前記位置座標に対
し所定の処理が行われる画像処理装置において、前記座
標入力手段を、座標入力の際に下の原稿台上に載置した
前記原稿画像を視認可能な透明板で構成し、該座標入力
手段を前記原稿画像の面と平行に保ちながら上下および
前記原稿台に沿った方向に移動可能とするよう、当該座
標入力手段を支持する支持手段と、前記座標入力手段の
移動量を検出する移動量検出手段と、該移動量検出手段
により検出された移動量と前記座標入力手段によって入
力された位置座標とに基づき前記処理の領域を決定する
処理領域決定手段と、前記座標入力手段に重ねて配置さ
れた透過型表示手段とを具備し、該透過型表示手段に前
記処理領域を識別表示することを特徴とするものであ
る。
[作用] 本発明によれば、原稿画像面上に、これと平行に保たれ
る透過な板で構成した座標入力手段が、これと重ねて配
置された透過型表示手段と共に支持手段を介して原稿台
上を平行のまま上下および原稿台に沿った方向に移動自
在に保たれるもので、その移動量が移動量検出手段によ
って検出され、検出された移動量と座標入力手段により
入力された位置座標とに基づいて処理領域決定手段によ
り画像処理にかかわる所定の処理領域が決定される。
る透過な板で構成した座標入力手段が、これと重ねて配
置された透過型表示手段と共に支持手段を介して原稿台
上を平行のまま上下および原稿台に沿った方向に移動自
在に保たれるもので、その移動量が移動量検出手段によ
って検出され、検出された移動量と座標入力手段により
入力された位置座標とに基づいて処理領域決定手段によ
り画像処理にかかわる所定の処理領域が決定される。
さらにまた、その決定された処理領域をそのまま透過型
表示手段に表示することができ、分厚い冊子などの原稿
上から、その原稿台上の載置位置のいかんに拘らず正確
に座標入力を行うことができる。
表示手段に表示することができ、分厚い冊子などの原稿
上から、その原稿台上の載置位置のいかんに拘らず正確
に座標入力を行うことができる。
[実施例] 以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図は本発明の基体形態を一例として示す。ここで11
は座標入力板(ディジタイザ)であり、ディジタイザ11
としては抵抗膜方式、あるいは静電結合方式等、いずれ
でもあってもよいが、透明性のある材料、例えばガラス
等が基体として使用され、本例の場合は、本出願人が
(特願昭61−123710号)において提案したような弾性波
ディジタイザを用いることとする。すなわち、弾性波デ
ィジタイザは指示ペン6によって指示された位置の座標
を弾性波の到達時間の遅延から検知するようにしたもの
で、その伝搬体としてガラス等の透明な材料がディジタ
イザとして使用される。
は座標入力板(ディジタイザ)であり、ディジタイザ11
としては抵抗膜方式、あるいは静電結合方式等、いずれ
でもあってもよいが、透明性のある材料、例えばガラス
等が基体として使用され、本例の場合は、本出願人が
(特願昭61−123710号)において提案したような弾性波
ディジタイザを用いることとする。すなわち、弾性波デ
ィジタイザは指示ペン6によって指示された位置の座標
を弾性波の到達時間の遅延から検知するようにしたもの
で、その伝搬体としてガラス等の透明な材料がディジタ
イザとして使用される。
このような透明のディジタイザ11を原稿台8上に載置さ
れた原稿4の上部から重ねるようにして配置するもの
で、重ねられた透明ディジタイザ11を通して下の原稿4
目視しながら、領域指定や修正、追記などの編集操作を
指示ペン6によって実施することができる。更にまた本
例では、原稿4が例えば第2図に示すような厚手の本な
どの形態であってもよいように、透明ディジタイザ11の
一方の端縁部には一対の第3A図、第3B図に示すような蝶
番部材12が取付けてあり、この蝶番部材12によりディジ
タイザ11自体を上下自在に支承し、かつディジタイザ11
をそのピン12Aの周りに回動自在とする。12Bは蝶番部材
12の垂直ヒンジ12Cを上下自在に支承しているばねであ
る。
れた原稿4の上部から重ねるようにして配置するもの
で、重ねられた透明ディジタイザ11を通して下の原稿4
目視しながら、領域指定や修正、追記などの編集操作を
指示ペン6によって実施することができる。更にまた本
例では、原稿4が例えば第2図に示すような厚手の本な
どの形態であってもよいように、透明ディジタイザ11の
一方の端縁部には一対の第3A図、第3B図に示すような蝶
番部材12が取付けてあり、この蝶番部材12によりディジ
タイザ11自体を上下自在に支承し、かつディジタイザ11
をそのピン12Aの周りに回動自在とする。12Bは蝶番部材
12の垂直ヒンジ12Cを上下自在に支承しているばねであ
る。
かくして、原稿4の厚さのいかんにもかかわらず透明デ
ィジタイザ11を蝶番部材12を介して、その原稿台3に対
し平行、すなわち水平に保つことができ、基準位置が原
稿4とディジタイザ11との間でずれるようなことがな
い。
ィジタイザ11を蝶番部材12を介して、その原稿台3に対
し平行、すなわち水平に保つことができ、基準位置が原
稿4とディジタイザ11との間でずれるようなことがな
い。
第4図は本発明の一実施例を示す。上述した基本形態を
示す例では原稿4を透明ディジタイザ11の基準位置にセ
ットすることが必要であるが、この実施例では透明ディ
ジタイザ11をx軸およびy軸の水平2軸方向に移動自在
とする。すなわち、21はx軸方向のガイドレール、22は
y軸方向のガイドレール、23は透明ディジタイザ11をガ
イドレール22に沿って移動自在に支持する移動支持部
材、24はガイドレール22をガイドレール21に沿って移動
自在に支持する移動支持部材、更にまた、25はガイドレ
ール21の両端を固定しているガイド固定部材である。
示す例では原稿4を透明ディジタイザ11の基準位置にセ
ットすることが必要であるが、この実施例では透明ディ
ジタイザ11をx軸およびy軸の水平2軸方向に移動自在
とする。すなわち、21はx軸方向のガイドレール、22は
y軸方向のガイドレール、23は透明ディジタイザ11をガ
イドレール22に沿って移動自在に支持する移動支持部
材、24はガイドレール22をガイドレール21に沿って移動
自在に支持する移動支持部材、更にまた、25はガイドレ
ール21の両端を固定しているガイド固定部材である。
一方、透明ディジタイザ11には座標入力を行う際の基準
位置5を示すカーソル線13が設けてある。そこで、原稿
上から例えば編集領域を指定する場合には、上記基本形
態の例と同様にして、まず原稿4を原稿台3上の任意の
位置にx軸方向およびy軸方向のみを合せて載置し、次
にこの原稿4に対して、透明ディジタイザ11を上述の移
動手段によりx軸方向およびy軸方向に移動する。そし
て、基準位置5を示すカーソル線13と原稿4の一隅とを
一致させた状態で座標入力を行えばよい。なお、14は信
号線である。
位置5を示すカーソル線13が設けてある。そこで、原稿
上から例えば編集領域を指定する場合には、上記基本形
態の例と同様にして、まず原稿4を原稿台3上の任意の
位置にx軸方向およびy軸方向のみを合せて載置し、次
にこの原稿4に対して、透明ディジタイザ11を上述の移
動手段によりx軸方向およびy軸方向に移動する。そし
て、基準位置5を示すカーソル線13と原稿4の一隅とを
一致させた状態で座標入力を行えばよい。なお、14は信
号線である。
第5図は本発明の他の実施例を示す。本例は、透明ディ
ジタイザ11のx軸方向およびy軸方向の移動に加えてデ
ィジタイザ11を水平面上で回動可能とするもので、本例
の場合は原稿4の載置に際し、その縦横の縁をいちいち
X軸およびy軸に合わせるようにする必要がなくなる。
ここで、26は移動支持部材23に設けられ、ディジタイザ
11を水平方向に首振り自在に支持すると共に、ディジタ
イザ11の着脱が自在なソケット式連結部材である。
ジタイザ11のx軸方向およびy軸方向の移動に加えてデ
ィジタイザ11を水平面上で回動可能とするもので、本例
の場合は原稿4の載置に際し、その縦横の縁をいちいち
X軸およびy軸に合わせるようにする必要がなくなる。
ここで、26は移動支持部材23に設けられ、ディジタイザ
11を水平方向に首振り自在に支持すると共に、ディジタ
イザ11の着脱が自在なソケット式連結部材である。
第6図は本発明の更に他の実施例を示す。本例は、第4
図または第5図に示したような装置の移動支持部材23お
よび24にそれぞれロータリエンコーダ30を組込むように
したものである。なお、第6図は、x軸方向の移動支持
部材24にエンコーダ30を組込んだ状態が示されている
が、y軸方向の移動支持部材23についても同様な構成と
する。このように、エンコーダ30を組込むことによって
移動部材24のx軸方向の移動量および移動部材23のy軸
方向の移動量を検出することができ、それによって、デ
ィジタイザ11における基準点(x軸およびy軸方向のカ
ーソル線13の交点)の座標が算出でき、この基準点座標
値を各座標に対するオフセット値となして、ディジタイ
ザ11から検出された座標値を実際の座標値に変換するこ
とができる。なお、このような演算は、ディジタイザに
付属するマイクロプロセッサに行ってもよいし、機器本
体2側のプロセッサで行うようにしてもよい。
図または第5図に示したような装置の移動支持部材23お
よび24にそれぞれロータリエンコーダ30を組込むように
したものである。なお、第6図は、x軸方向の移動支持
部材24にエンコーダ30を組込んだ状態が示されている
が、y軸方向の移動支持部材23についても同様な構成と
する。このように、エンコーダ30を組込むことによって
移動部材24のx軸方向の移動量および移動部材23のy軸
方向の移動量を検出することができ、それによって、デ
ィジタイザ11における基準点(x軸およびy軸方向のカ
ーソル線13の交点)の座標が算出でき、この基準点座標
値を各座標に対するオフセット値となして、ディジタイ
ザ11から検出された座標値を実際の座標値に変換するこ
とができる。なお、このような演算は、ディジタイザに
付属するマイクロプロセッサに行ってもよいし、機器本
体2側のプロセッサで行うようにしてもよい。
第7図は、第6図の実施例によって入力された座標値の
演算動作の手順を示す。まず、ステップS1において初期
化を実施した後、ステップS2において基準点のx軸方向
およびy軸方向のオフセット値xofおよびyofをエンコー
ダ30を介して検出し、次のステップS3でディジタイザ11
における指示座標値xdおよびydを読取り、更にステップ
S4に進んで上述したxofおよびxdから実際の座標値x
を、またyofおよびydから実際の座標値yを演算し、こ
れらの座標値xおよびyをステップS5でホスト機器2側
出力する。
演算動作の手順を示す。まず、ステップS1において初期
化を実施した後、ステップS2において基準点のx軸方向
およびy軸方向のオフセット値xofおよびyofをエンコー
ダ30を介して検出し、次のステップS3でディジタイザ11
における指示座標値xdおよびydを読取り、更にステップ
S4に進んで上述したxofおよびxdから実際の座標値x
を、またyofおよびydから実際の座標値yを演算し、こ
れらの座標値xおよびyをステップS5でホスト機器2側
出力する。
第8図は本発明の更に他の実施例を示す。本例は、透明
ディジタイザ11を表示手段である透過型ディスプレイと
一体化したものである。従って、原稿はこの透明ディジ
タイザ11と一体化された透過型ディスプレイ40を介して
透視されるもので、いま、指定ペン6によりディジタイ
ザ11において例えばA−A′の範囲が指定されたとする
と、ディスプレイ40にはその範囲に対応する領域(斜線
で示す)41が表示される。なおここで、42はA−A′の
範囲を指定する以前の指定によって、ディスプレイ40上
に表示された領域を示す。
ディジタイザ11を表示手段である透過型ディスプレイと
一体化したものである。従って、原稿はこの透明ディジ
タイザ11と一体化された透過型ディスプレイ40を介して
透視されるもので、いま、指定ペン6によりディジタイ
ザ11において例えばA−A′の範囲が指定されたとする
と、ディスプレイ40にはその範囲に対応する領域(斜線
で示す)41が表示される。なおここで、42はA−A′の
範囲を指定する以前の指定によって、ディスプレイ40上
に表示された領域を示す。
このように複数の領域を次々と指定しても、その情報が
全て、そのまま、ディスプレイ40上に表示されるので、
2重指定のような誤操作が防止され、編集作業にかかわ
る原稿上の情報を全て整然とディスプレイ40上に表示す
ることができるので操作者にとって使い勝手の良い画像
処理装置を提供することができる。また、ホスト機器2
がLBPのようなディジタル処理の可能なものの場合は、
文字や図形等の追記情報を指定範囲に表示することも可
能である。更にまた、ホスト機器2の方からのメッセー
ジやメニュー等をディスプレイ40上に表示し、指示ペン
6によって操作を行うことも可能である。なお、上述の
透過型ディスプレイ40は透光型液晶ディスプレイ等、透
光性を有するディスプレイであれば、どのような形態の
ものであってもよい。
全て、そのまま、ディスプレイ40上に表示されるので、
2重指定のような誤操作が防止され、編集作業にかかわ
る原稿上の情報を全て整然とディスプレイ40上に表示す
ることができるので操作者にとって使い勝手の良い画像
処理装置を提供することができる。また、ホスト機器2
がLBPのようなディジタル処理の可能なものの場合は、
文字や図形等の追記情報を指定範囲に表示することも可
能である。更にまた、ホスト機器2の方からのメッセー
ジやメニュー等をディスプレイ40上に表示し、指示ペン
6によって操作を行うことも可能である。なお、上述の
透過型ディスプレイ40は透光型液晶ディスプレイ等、透
光性を有するディスプレイであれば、どのような形態の
ものであってもよい。
以上に述べた実施例では主に、ホスト機器が複写機であ
る場合を対象にしてきたが、本発明の適用は複写機に限
られるものではなく、ファクシミリや画像データ処理装
置など各種の画像処理装置に適用できるものであること
はいうまでもない。
る場合を対象にしてきたが、本発明の適用は複写機に限
られるものではなく、ファクシミリや画像データ処理装
置など各種の画像処理装置に適用できるものであること
はいうまでもない。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、座標入力手
段を、座標入力の際に下の原稿台上に載置した前記原稿
画像を視認可能な透明板で構成し、該座標入力手段を前
記原稿画像の面と平行に保ちながら移動可能とするよ
う、当該座標入力手段を支持する支持手段と、前記座標
入力手段の移動量を検出する移動量検出手段と、該移動
量検出手段により検出された移動量と前記座標入力手段
によって入力された位置座標とに基づき前記処理の領域
を決定する処理領域決定手段と、前記座標入力手段に重
ねて配置された透過型表示手段とを具備し、該透過型表
示手段に前記処理領域を識別表示するようにしたので、
座標入力手段を原稿画像面と平行に保ちながら移動可能
であり、その移動量を考慮して入力された原稿画像の位
置を決定することにより、厚さのある原稿の上に設置さ
れる座標入力手段の取り扱いが容易となり、さらに、そ
の指定位置座標や指定領域が透過型表示手段に表示され
るので、複数の領域指定や追記などの編集作業を行って
も、これらが明示されることにより操作者による誤操作
を防止することができ、操作者にとって使い勝手のよい
画像処理装置を提供することができる。
段を、座標入力の際に下の原稿台上に載置した前記原稿
画像を視認可能な透明板で構成し、該座標入力手段を前
記原稿画像の面と平行に保ちながら移動可能とするよ
う、当該座標入力手段を支持する支持手段と、前記座標
入力手段の移動量を検出する移動量検出手段と、該移動
量検出手段により検出された移動量と前記座標入力手段
によって入力された位置座標とに基づき前記処理の領域
を決定する処理領域決定手段と、前記座標入力手段に重
ねて配置された透過型表示手段とを具備し、該透過型表
示手段に前記処理領域を識別表示するようにしたので、
座標入力手段を原稿画像面と平行に保ちながら移動可能
であり、その移動量を考慮して入力された原稿画像の位
置を決定することにより、厚さのある原稿の上に設置さ
れる座標入力手段の取り扱いが容易となり、さらに、そ
の指定位置座標や指定領域が透過型表示手段に表示され
るので、複数の領域指定や追記などの編集作業を行って
も、これらが明示されることにより操作者による誤操作
を防止することができ、操作者にとって使い勝手のよい
画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明画像処理装置の基本形態例の構成を示す
斜視図、 第2図はその断面図、 第3A図および第3B図は本発明にかかるディジタイザの支
持部の上面図および断面図、 第4図は本発明の1実施例を示す説明図、 第5図は本発明の他の実施例を示す説明図、 第6図は本発明の更に他の実施例にかかわる移動支持部
材の説明図、 第7図は第6図に示す実施例による指定座標値の演算動
作の手順を示す流れ図、 第8図は本発明の更にもう1つ他の実施例を示す説明
図、 第9図は従来の画像処理装置の一例を示す斜視図であ
る。 2……ホスト機器、 2A……機枠、 3……原稿台、 4……原稿、 6……指示ペン、 11……透明ディジタイザ、 12……蝶番部材、 13……カーソル線、 21、22……ガイドレール、 23、24……移動支持部材、 25……ガイド固定部材、 26……連結部材、 30……ロータリエンコーダ、 40……透過型ディスプレイ、 41、42……表示領域。
斜視図、 第2図はその断面図、 第3A図および第3B図は本発明にかかるディジタイザの支
持部の上面図および断面図、 第4図は本発明の1実施例を示す説明図、 第5図は本発明の他の実施例を示す説明図、 第6図は本発明の更に他の実施例にかかわる移動支持部
材の説明図、 第7図は第6図に示す実施例による指定座標値の演算動
作の手順を示す流れ図、 第8図は本発明の更にもう1つ他の実施例を示す説明
図、 第9図は従来の画像処理装置の一例を示す斜視図であ
る。 2……ホスト機器、 2A……機枠、 3……原稿台、 4……原稿、 6……指示ペン、 11……透明ディジタイザ、 12……蝶番部材、 13……カーソル線、 21、22……ガイドレール、 23、24……移動支持部材、 25……ガイド固定部材、 26……連結部材、 30……ロータリエンコーダ、 40……透過型ディスプレイ、 41、42……表示領域。
Claims (1)
- 【請求項1】原稿画像上の位置座標を指示する座標指示
手段と、該座標指示手段により指示された位置座標の入
力が可能な座標入力手段とを有し、該座標入力手段に入
力された前記位置座標に対し所定の処理が行われる画像
処理装置において、 前記座標入力手段を、座標入力の際に下の原稿台上に載
置した前記原稿画像を視認可能な透明板で構成し、 該座標入力手段を前記原稿画像の面と平行に保ちながら
移動可能とするよう、当該座標入力手段を支持する支持
手段と、 前記座標入力手段の移動量を検出する移動量検出手段
と、 該移動量検出手段により検出された移動量と前記座標入
力手段によって入力された位置座標とに基づき前記処理
の領域を決定する処理領域決定手段と、 前記座標入力手段に重ねて配置された透過型表示手段と
を具備し、 該透過型表示手段に前記処理領域を識別表示することを
特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62253760A JPH0683354B2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62253760A JPH0683354B2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197063A JPH0197063A (ja) | 1989-04-14 |
JPH0683354B2 true JPH0683354B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=17255761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62253760A Expired - Lifetime JPH0683354B2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683354B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07114450B2 (ja) * | 1989-12-20 | 1995-12-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像記録装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55153075A (en) * | 1979-05-18 | 1980-11-28 | Toshiba Corp | Picture information input device |
-
1987
- 1987-10-09 JP JP62253760A patent/JPH0683354B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0197063A (ja) | 1989-04-14 |
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