JPS60146321A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンピュータなどの電子機器に、図面上の文
字や図形などを、光学的に読取って入力する際に用いて
有効な光学的な画像読取装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、コンピュータを中心とする情報機器分野において
、図面上の文字や図形および写真などの情報を簡単な操
作で入力できる手操作の画像読取装置の需要が高まって
いる。

従来からハンドスキャナを用いた画像読取装置があるが
、上記ハンドスキャナは光源と光学的検知器および光学
系で構成され、図面からの反射光を上記光学的検知器で
検出するものであろう上記ハンドスキャナで図面上を手
で走査すると、時系列的に画像データが得られるが、半
走査であるために走査速度にむらがあり、正確な画像デ
ータが得られないとめう欠点があった。

上記欠点を解決するために、ハンドスキャナをスケール
に沿って走査し、スケール上に刻まれた位置信号も同時
に検出して走査速度の影響も無くした画像読取装置もあ
るが、図面とスケールの位置合せが必要となり、操作性
に難点があった。

上記操作性を向上させるために、従来、第１図のように
ハンドスキャナ１を座標入力装置２の上で走査し、ハン
ドスキャナ自身の位置と画像データとを同時に検出する
ようにした画像読取装置もある。上記画像入力装置の場
合、画像データと上記画像データの位置とが対応して得
られるので、正確な画像を得ることができ、しかも操作
性に優れるという利点を有するが、図面の厚さが厚くな
ると、座標の検出ができなくなるため、分厚い本からの
読取シは不可能であった。

発明の目的 本発明の目的は、上記問題点を解決し、操作性に優れ、
使用上の制約を受けない画像読取装置を提供することに
ある。

発明の構成 本発明の画像読取装置は、画像の光学的読取手段と、位
置座標を検出する光透過性を有する入力ボードを備えた
座標検出手段と、上記座標検出手段によって得られる位
置情報から、上記光学的読取手段によって得られる画像
情報の位置を演算する演算手段とを具備して成るもので
あシ、さらに上記入力ボードを可とｌう性にすることに
よシ、図面の種類に制約を受けることなく、正確な画像
を簡単な操作で得ることができるものである。

実施例の説明 以下、本発明の実施例を２図面に基づき具体的に説明す
る。第２図において、４は入力ボードで。

光透過性の材料１例えばガラス板で作られており、表面
には光透過性の絶縁体を介してＸ方向、Ｙ方向に各々平
行に等間隔で透明電極６が形成されている。ハンドスキ
ャナにはラインセンサ７と座標検出用の検出コイル６が
内蔵されている。８，９はＸおよびＹ方向の透明導体５
を順次選択して信号を供給する走査回路、１ｏはＸ走査
回路ｓ、Ｙ走査回路９を選択して制御する制御回路、１
１は検出コイル６に発生する誘導信号を検出して電圧値
を出力する検出回路、１２はラインセンサ７を走査して
画像データを出力する画像走査回路、１３は制御回路１
ｏからの透明電極５の位置データと。

検出回路１１からの電圧値とを参照して検出コイル６の
位置を算出し、画像データの位置をめる演算回路である
。

以上のように構成された本実施例の画像読取装置につい
て、以下、その動作を説明する。Ｘ走査回路８．Ｙ走査
回路９によシ透明導体６が順次選択され透明導体６に信
号電流が印加される。

一方、検出コイル６には透明導体５を流れる電流による
誘導電圧が発生し、検出回路１１で位相情報も含めた電
圧値に変換される。上記電圧値から各透明導体と検出コ
イル６との相対距離は容易に算出できるため、検出コイ
ル６の位置をめることができる。これと同時に、上記検
出コイル６の位置すなわちラインセンサ７の位置におけ
る画像データも得られるので、例えば検出コイル位置を
アドレスとして、その時の画像データをフレームメモリ
に書き込んでゆけばハンドスキャナを手で走査するだけ
で図面の画像を容易に得ることができる。

なお、入力ボード４を可とう性にする時は、可とう性の
ある光透過性の材料１例えばポリエステル製のシートな
どを使用すれば良く、透明導体も例えばＩＴＯなどを上
記シート表面に蒸着などによシ形成すれば良い。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の画像読取装置
は、ハンドスキャナと光透過性を有する座標入力装置を
用いているため、読取りたい図面が分厚い本であっても
、図面上に入力ボードを置き、その上からハンドスキャ
ナで走査して画像を得ることが可能となっている。しか
も走査中に得られる画像データは位置情報と対応してい
るため、走査速度や走査位置に関係なく正確な画像が得
られ、従って操作性も優れている。

さらに、可とり性のある入力ボードを使用する場合には
、曲面に描かれた絵や写真なども、入力ボードを上記曲
面に沿って密着させることができるため、容易読取るこ
とが可能となり、応用範囲が非常に広くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の画像読取装置の一例を示す斜催図、第２
図は本発明の一実施例のブロック図である。 １・・・・・ハンドスキャナ、４・・・・・・入力ボー
ド、６・・・・・・透明導体、６・・・・・・検出コイ
ル、７・・・・・・ラインセンサ、８・・・・・・Ｘ走
査回路、９・・・・・・Ｙ走査回路、１ｏ・・・・・・
制御回路、１１・・・・・・検出回路、１２・・−・・
画像走査回路、１３・・・・・・演算回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図 第　２　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像の光学的読取手段と、位置座標を検出する光
   透過性を有する入力ボードを備えた座標検出手段と、上
   記座標検出手段によって得られる位置情報から、上記光
   学的読取手段によって得られる画像情報の位置を演算す
   る演算手段とを具備してなることを特徴とする１ｉｉｌ
   ｉｉ像読取装置。
2. （２）座標検出手段は、可とｌう性を有する入力ボート
   を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）
   項記載の画像読取装置。