JP2009110275A - 表示入力装置及びその視差補正方法 - Google Patents

表示入力装置及びその視差補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設置位置に拘わらず、視差の補正を行うことができると共に、比較的大型の表示画面であっても、精度のよい視差の補正を実現することができ、さらに、入力操作中の操作者の移動に伴う視差変動に対応した補正を行うことができる表示入力装置及びその視差補正方法を提供する。
【解決手段】表示部10と入力部20とを備えた表示入力装置100及び視差補正方法は、操作者位置検出部30にて検出した操作者Mの頭部の位置Q1に基づき操作者位置検出部30の位置R1,R2に対する操作者Mの頭部の位置Q1を算出し、入力部20にて入力された入力位置Q2を基準として、前記算出した操作者Mの頭部の位置Q1に基づき補正値を算出し、前記算出した補正値に基づき、入力部20にて入力された入力位置Q2を補正する。
【選択図】図3

Description

本発明は、操作者の頭部の位置による入力部の視差を補正する表示入力装置及び視差補正方法に関し、特に、操作者以外の者(観衆)に見せるような比較的大型の表示画面を有する表示入力装置及びその視差補正方法に関する。
情報を表示する液晶表示装置等の表示部と、表示部の表示面側からの操作者の入力操作によって入力される入力面を有するタッチパネル装置や、保護フィルムなどの被覆部材等の入力部とを備えた従来の表示入力装置においては、入力部自体の厚みや、表示部の表示特性等による表示部及び入力部の間に設けられる隙間のために、入力部の入力面と表示部の表示面との間に数mm〜数cm程度の差異が生じる場合がある。この場合、通常は、入力位置とそれに対応する表示位置とが正面(表示面における表示位置の仮想垂線上)から視て一致するように設定(キャリブレーション)される。
図7は、操作者Mの頭部の位置Q1による入力部20の視差を説明するための図である。図7に示す表示入力装置100’は、ここでは、表示面10aが垂直方向に沿った状態で配置されている。なお、図7では、表示入力装置100’を上から視た状態を示しており、左右方向の視差を示しているが、上下方向の視差も同様であり、ここでは図示を省略している。
表示入力装置100’では、図7に示すように、操作者Mが正面(図中鎖線の位置)から視て入力部20の入力操作を行う場合には問題ないが、正面以外(例えば横)から視た場合には、前記した入力部20の入力面20aと表示部10の表示面10aとの間の差異(距離D3)の分がズレとなって操作者Mの目に入るため、操作者Mは入力面20aの入力すべき位置Q0に入力操作したように見えても、実際には、入力部20にて入力される座標位置はQ2の位置となるようにズレDが生じる。本明細書では、これを視差と称する。
このような不都合を解消するために、従来の表示入力装置では、入力操作する操作者Mの目の位置を検出し、これと入力面20aの入力位置Q2とにより、操作者Mの目に映っている表示面10aの位置Q4を推定することで、視差Dを補正することがなされている。
例えば、下記特許文献1には、視点計測手段にて操作者が表示操作パネルの操作位置に付いたことを検出したときに操作者の視点位置(目の位置)を計測し、視差制御手段にて視点位置と床からの所定位置に固定配置された表示操作パネルとの位置関係から視点位置より見た視差を演算し、この演算値に基づき視差調整手段にて視差を少なくするよう表示デバイスと操作パネルとの相対位置を調整する表示入力装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、表示装置の表示画面の前面にタッチパネル装置のタッチセンサパネルを付設し、情報を画面表示するとともに、手書き入力を可能とする画面表示入力装置であって、操作者を撮影するカメラ装置からの画像を用いて操作者の目の位置の所定の基準点(例えば画面の中心)からのずれの方向及び距離、さらには操作者と表示画面との距離の情報を検出し、これらの情報により補正テーブルから補正量を読み出し、タッチセンサパネルより入力される座標値を補正する表示入力装置及び視差補正方法が開示されている。
特開平5−289816号公報 特開平11−296304号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術では、視差を補正するために、この特許文献1の図5に示すように、床から表示操作パネルまでの距離H2が予め設定されており、従って、表示操作パネルの設置位置が固定されている必要があるため、表示操作パネルを任意の場所に設置することができない。
また、前記特許文献2に記載の技術では、操作者の入力操作によって入力された入力位置が基準点(例えば画面の中心)の近傍に位置する場合には有効であるが、入力位置が基準点から離れるに従い、視差を補正するための補正量の誤差が大きくなる。即ち、この技術は、表示画面として比較的小さいもの(例えば15インチ程度のもの)を対象としており、入力位置が基準点の近傍に位置することを前提としている。
従って、比較的大きな表示画面(例えば、操作者の使用だけでなく、操作者の他の者(観衆)にプレゼンテーションを行うような表示画面(具体的には65インチ以上の表示画面))を有する表示入力装置では、表示画面が大きい分、入力操作する入力位置が基準点から大きく離れてしまう場合があり、この場合、視差を補正するための補正量の誤差が大きくなりすぎて、実用的ではない。
さらに、入力操作中に操作者が移動することがあり、それに伴って視差も変動することがある。例えば、手書き入力表示(操作者の入力操作によって入力された入力位置での当該入力操作に応答した表示)の場合のように、操作者が連続的に手書き入力する場合には、通常、操作者は表示画面に対して任意に移動することになり、それだけ視差が変動する。前記特許文献1,2に記載の技術は、この点に関し何ら考慮していない。
そこで、本発明は、設置位置に拘わらず、視差の補正を行うことができると共に、比較的大型の表示画面であっても、精度のよい視差の補正を実現することが可能な表示入力装置及びその視差補正方法を提供することを一の目的とする。
本発明は、さらに、入力操作中の操作者の移動に伴う視差変動に対応した補正を行うことが可能な表示入力装置を提供することを他の目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、次の表示入力装置及び表示入力装置の視差補正方法を提供する。
(1)表示入力装置
情報を表示する表示部と、前記表示部の表示面側からの操作者の入力操作によって入力される入力面を有する入力部とを備えた表示入力装置において、前記操作者の頭部の位置を検出する操作者位置検出部と、前記操作者位置検出部にて検出した前記操作者の頭部の位置に基づき前記操作者位置検出部に対する前記操作者の頭部の位置を算出する操作者位置算出手段と、前記入力部にて入力された入力位置を基準として、前記操作者位置算出手段により算出した前記操作者の頭部の位置に基づき補正値を算出する補正値算出手段と、前記補正値算出手段により算出した補正値に基づき、前記入力部にて入力された入力位置を補正する補正手段とを備えていることを特徴とする表示入力装置。
(2)表示入力装置の視差補正方法
情報を表示する表示部と、前記表示部の表示面側からの操作者の入力操作によって入力される入力面を有する入力部とを備えた表示入力装置の視差補正方法において、前記操作者の頭部の位置を検出する操作者位置検出部にて検出した前記操作者の頭部の位置に基づき前記操作者位置検出部に対する前記操作者の頭部の位置を算出する操作者位置算出ステップと、前記入力部にて入力された入力位置を基準として、前記操作者位置算出ステップにより算出した前記操作者の頭部の位置に基づき補正値を算出する補正値算出ステップと、前記補正値算出ステップにより算出した補正値に基づき、前記入力部にて入力された入力位置を補正する補正ステップとを含むことを特徴とする表示入力装置の視差補正方法。
本発明に係る表示入力装置及び本発明に係る表示入力装置の視差補正方法によれば、前記操作者位置検出部にて検出した前記操作者の頭部の位置に基づき前記操作者位置検出部に対する前記操作者の頭部の位置を算出するので、前記表示部を任意の場所に設置しても、即ち、設置位置に拘わらず、視差の補正を行うことが可能となる。さらに、前記入力部にて入力された入力位置を基準として、前記算出した前記操作者の頭部の位置に基づき補正値を算出するので、表示画面の大きさに拘わらず、従って、比較的大型の表示画面であっても、精度よく視差の補正を行うことができる。
本発明において、前記操作者位置検出部に対する頭部位置の算出を容易にするという観点から、前記操作者の頭部の位置を算出するにあたり、前記操作者位置検出部にて検出した前記操作者の頭部の位置に基づき、前記入力面又は前記入力面に沿って延びる仮想平面に対する前記操作者の頭部の位置からの仮想垂線と前記入力面又は前記仮想平面とが交わる交差位置から前記操作者の頭部の位置までの第1距離と、前記操作者位置検出部から前記交差位置までの第2距離とを算出する態様を例示できる。
本発明において、前記操作者位置検出部は、前記入力部の所定方向における両端部に複数配置されていることが好ましい。こうすることで、前記入力部からの前記操作者の頭部の位置を広い範囲で効果的に検出することができる。この場合、前記操作者位置検出部は、撮影機器を備えている態様を例示できる。
本発明において、前記補正値に基づく前記補正を継続的に行うことが好ましい。こうすることで、入力操作中の操作者の移動に伴う視差変動を随時補正することが可能となる。
前記補正を継続的に行う態様としては、前記入力部への入力操作開始毎に前記補正を行う態様、前記操作者位置検出部にて前記操作者が移動したことを検出したときに前記補正を行う態様や、所定時間毎に前記補正を行う態様を例示できる。
以上説明したように、本発明によると、前記操作者位置検出部にて検出した前記操作者の頭部の位置に基づき前記操作者位置検出部に対する前記操作者の頭部の位置を算出することで、設置位置に拘わらず、視差の補正を行うことができる。さらに、前記入力部にて入力された入力位置を基準として、前記補正値を算出することで、比較的大型の表示画面であっても、精度のよい視差の補正を実現することができる。
さらに、本発明によると、前記補正値に基づく前記補正を継続的に行うことで、入力操作中の操作者の移動に伴う視差変動に対応した補正を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る視差補正方法を実施する表示入力装置の一例を示す概略構成図であり、図1(a)は、その表示入力装置本体を示しており、図1(b)は、その表示入力装置における制御装置に設けられた記憶部を示している。
図1に示す表示入力装置100は、表示部10、入力部20、操作者位置検出部30及び制御装置40を備えている。なお、表示部10及び入力部20により表示操作パネル50を構成している。また、表示入力装置100の表示操作パネル50は、ここでは、任意に設置できるようになっており、表示面10aが垂直方向に沿った状態で配置されている。また、表示部10及び入力部20は、ここでは、矩形状のものとされている。
表示部10は、制御装置40からのデータに基づく情報を表示するものである。表示部10としては、情報を表示するものであれば何れのものでもよく、代表的には、液晶表示装置やプラズマディスプレイ装置等を例示できる。
入力部20は、ここでは、表示部10の表示面10a上に配置され、表示面10a側からの操作者Mの入力操作によって入力された入力面20a上の入力位置Q2を検出し、該検出した入力位置Q2の情報を制御装置40に送信するようになっている。入力部20としては、入力操作によって入力される入力面20aを有するものであれば何れのものでもよく、代表的には、抵抗感圧式のタッチパネル装置や静電式のタッチパネル装置等を例示できる。また、表示部10がタッチパネル装置の機能を兼ね備えたもの(例えば、表示部10が光センサーを内蔵し、入力面20aに置かれた物体を認知するもの)であってもよい。この場合の入力部20は、表示面10aを被覆する保護フィルムなどの被覆部材を例示できる。
操作者位置検出部30は、操作者Mの頭部の位置Q1を検出するものである。操作者位置検出部30は、表示部10又は入力部20(ここでは入力部20)に設けることができ、表示部10又は入力部20(ここでは入力部20)からの操作者Mの頭部の位置Q1を検出することができる。操作者位置検出部30は、操作者Mの頭部の位置Q1を検出するものであれば何れのものでもよく、代表的には、光学的画像情報を電気的画像情報に変換する撮像素子を有するカメラ等の撮影機器を備えたものを例示できる。
制御装置40は、ここでは、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であり、CPU41及び記憶部42を有している。この制御装置40は、表示入力装置制御用のプログラムを記憶部42から読み出し、該読み出したプログラムを実行することで、表示入力装置100全体を統括的に制御するようになっている。前記プログラムは、CPU41を、操作者位置算出手段P1と、補正値算出手段P2と、補正手段P3とを含む手段として機能させるためのものである。
記憶部42は、ハードディスク装置等の外部メモリ42aと、半導体メモリ等の内部メモリ42bとを含んでいる。
外部メモリ42aは、CPU41が実行する処理の手順である表示入力装置制御用プログラムを格納するものである。この外部メモリ42aには、ここでは、表示操作パネル50を駆動するためのドライバソフト(例えば、タッチパネルドライバ)と、操作者位置検出部30を駆動するためのドライバソフト(例えば、カメラキャプチャドライバ)と、操作者位置算出手段P1を実行するための頭部位置解析プログラムと、補正値算出手段P2及び補正手段P3を実行するための視差補正プログラムとが記憶されている。なお、外部メモリ42aには、さらに、アプリケーションソフトも記憶されている。
内部メモリ42bは、作業用のワークエリアを提供するものである。この内部メモリ42bは、ここでは、頭部位置情報格納エリアと、入力操作位置情報格納エリアと、補正後位置情報格納エリアと、位置情報格納エリアとが確保されるようになっている。
操作者位置算出手段P1は、操作者位置検出部30にて検出した操作者Mの頭部の位置Q1に基づき操作者位置検出部30の左右方向の位置R1及び/又は上下方向の位置R2(例えば入力部20内の所定位置(具体的にはパネル枠の左右方向の一端辺の位置R1及び/又は上下方向の一端辺の位置R2)に設けられた操作者位置検出部30aの位置R1,R2)に対する操作者Mの頭部の位置Q1を算出するようになっている。
補正値算出手段P2は、入力部20にて入力された入力位置Q2を基準として、操作者位置算出手段P1により算出した操作者Mの頭部の位置Q1に基づき補正値を算出するようになっている。
そして、補正手段P3は、補正値算出手段P2により算出した補正値に基づき、入力部20にて入力された入力位置Q2を補正するようになっている。
以上説明した表示入力装置100によれば、操作者Mの頭部の位置Q1を検出して、操作者位置検出部30における位置R1,R2に対する操作者Mの頭部の位置Q1を算出するので、例えば、従来の如く床から入力部20までの距離を予め設定して表示操作パネル50の設置位置を固定しなくてもよく、従って、表示操作パネル50を任意の場所に設置しても、視差の補正を行うことができる。
さらに、従来の如く所定の基準点を用いることなく、入力部20にて入力された入力位置Q2を基準として補正値を算出するので、入力位置Q2に応じた補正を行うことが可能となり、これにより、例えば、65インチ程度以上の比較的大型の表示画面であっても、精度よく視差の補正を行うことが可能となる。
この表示入力装置100についてさらに具体的に説明すると、図2は、図1に示す表示入力装置100による視差補正の一例を概略的に説明するための図であり、図3は、図1に示す表示入力装置100による視差補正の一例をさらに詳しく説明するための図である。なお、図2及び図3では、表示操作パネル50を上から視た状態を示しており、左右方向の視差を示しているが、上下方向の視差も同様であり、ここでは図示を省略している。また、図2では、操作者位置検出部30は図示を省略してある。後述する図5についても同様である。
先ず、図2を参照しながら、表示入力装置100による視差補正を概略的に説明する。図2に示すように、操作者位置検出部30にて検出した操作者Mの頭部の位置Q1に基づき、操作者位置検出部30aの位置R1,R2を基準にして、入力面20aに対する操作者Mの頭部の位置Q1からの仮想垂線Lと入力面20aとが交わる交差位置Q3から操作者Mの頭部の位置Q1までの距離D1と、入力部20にて入力された入力位置Q2から交差位置Q3までの距離D2とを操作者位置算出手段P1により算出する。
ここで、図2及び図3中の距離D3は、入力部20自体の厚みや、表示部10と入力部20との間に設けられる隙間のために、入力部20の入力面20aと表示部10の表示面10aとの間に生じる差異であり、予め設定されている。なお、表示部10が液晶表示装置である場合、一般的には液晶画面上に保護フィルムがあるため、この保護フィルムの厚みだけ距離D3が大きくなることもある。この距離D3は、例えば、65型程度の大型の液晶表示画面では1cm程度を挙げることができる。
ところで、大型の表示画面を有する従来の表示入力装置をプレゼンテーションや会議などに利用した場合、操作者の他に観衆がおり、操作者は入力操作する入力位置を観衆に見てもらおうとするために、入力操作する入力位置は基本的に体の正面ではなく、あえて体をずらした位置から操作しようとすることが多い。例えば、入力操作したい入力位置から体を左や右に故意にずらして、入力位置を観衆に見えるようにしながら入力操作することになる。その場合、入力位置に対して、どうしても斜めから操作することになり、さらに操作者の頭部の位置と画面の距離とが縮まると、それだけ大きな視差が生じる。また、表示画面が大型になると、入力部自身も大型になるため、入力部を構成するガラスやフィルム等の部材の厚みや表示部と入力部との間に設けられる隙間も大きくなり、さらに視差が大きくなる。そのため、操作者が斜めからの入力操作によって視差が生じることを考慮して、その分、本来入力操作したい位置とは離れた位置に入力するような苦労があった。このように、従来は、操作者の見る位置によっては、スムーズなオペレーションができないといった不都合があった。
これについて図2を用いて具体的に説明すると、距離D1と距離D2とがほぼ同じ距離(例えば50cm程度)としたとき、入力面20aの入力すべき位置Q0と入力部20にて入力される入力位置Q2とは、入力面20aと表示面10aとの間の差異D3(例えば1cm)分だけ、ズレDが生じ、非常に入力操作し難いことになる。
そこで、本実施の形態の表示入力装置100では、従来の如く、入力部の床からの距離や基準点というようなものは設定せず、操作者位置検出部30aの位置R1,R2を基準にして、入力操作した時点での操作者Mの頭部の位置Q1から入力操作した入力位置Q2へのベクトルが視線の方向であることを利用して、視差補正を行い、実際に入力操作した入力位置Q2ではなく、入力すべき位置Q0に補正して入力部20の座標を制御装置40へ出力することを可能とする。
詳しくは、操作者位置算出手段P1において、操作者Mが入力部20の入力面20aへの入力操作した時点で、操作者位置検出部30aの位置R1,R2を基準にして、操作者位置検出部30で検出した操作者Mの頭部の位置Q1に基づき、入力部20の入力面20aから頭部の位置Q1までの距離D1を算出すると共に、入力位置Q2に対して、頭部から入力面20aへ垂直に降ろした位置Q3が上下方向及び/又は左右方向にどれだけ離れているかの距離D2を算出する。
操作者Mの頭部の位置Q1と、それを入力面20aに垂直に降ろした位置Q3と、入力操作した入力位置Q2とで形成される三角形と、操作者Mの頭部の位置Q1と、それを表示面10aに垂直に降ろした位置Q5と、表示位置Q4とで形成される三角形とは相似形である。従って、(距離D1):(距離D1+距離D3)=(距離D2):(距離D2+補正距離D)より、次の式(1)が得られる。
Figure 2009110275
補正値算出手段P2では、操作者位置算出手段P1で算出した距離D1及び距離D2と、入力面20a及び表示面10aの間に生じる差異(距離D3)とを前記式(1)に代入して、補正距離Dを算出する。
そして、補正手段P3では、入力部20により入力された入力位置Q2に対して、補正値算出手段P2の前記式(1)で得られた補正距離Dに対応する補正値(例えば、補正距離Dに所定の定数をかけて算出した補正値)で補正した位置Q0を最終的な入力位置として制御装置40へ出力する。
このように、実際に入力部20から求められた入力位置Q2そのものを検出位置として出力するのではなく、視差Dの補正値を考慮した位置を入力した位置として出力することで、操作者Mが本当に示したかった位置Q0を出力することが可能となる。従って、操作者Mがどの位置から入力操作しても、操作者Mから見て入力操作したい入力位置に入力すればよくなり、視差を見込んで入力操作したい入力位置Q2とは離れた位置に入力するといった苦労がなくなり、これにより、スムーズなオペレーションが可能となる。また、この視差Dによる誤操作のために、入力操作を何度もやりなおすといった労力を効果的に防止することができ、観衆も操作者Mの話の内容に集中できるようになる。
次に、図3を参照しながら、表示入力装置100による視差補正をさらに詳しく説明する。以下、入力部20の左右方向の視差、即ち、操作者Mの頭部が表示位置Q4の正面(表示面10aにおける表示位置Q4の仮想垂線)から左右方向に外れた位置から視た視差について説明する。また、表示部10として液晶表示装置、入力部20としてタッチパネル装置(以下、単にタッチパネルという)、操作者位置検出部30としてカメラを用いた場合を例にとって説明する。
操作者位置検出部30は、ここでは、入力部20の左右方向における両端部に複数配置されている。詳しくは、入力部20(例えばパネル枠)の左右方向両端部に2台のカメラ30a,30bが配置されている。この2台のカメラ30a,30bは、例えば、入力部20の上下方向中央部に位置し、操作者Mの頭部の左右方向における位置を検出できるようになっている。
図3に示すように、操作者Mの頭部の位置Q1と、それを入力面20aに垂直に降ろした位置Q3と、実際にタッチされた入力位置Q2との3点にて三角形が形成される。しかるに、操作者Mは、実際にはタッチパネル20のタッチした位置Q2に映っている映像をタッチしている。この映像は、タッチパネル20の入力面20aの位置よりさらに深い位置Q4に存在するため、入力面20aと液晶面10aとの距離D3だけズレDが生じる。
操作者位置算出手段P1は、ここでは、カメラ30にて検出した操作者Mの頭部の位置Q1に基づき、入力面20aに対する操作者Mの頭部の位置Q1からの仮想垂線Lと入力面20aとが交わる交差位置Q3から操作者Mの頭部の位置Q1までの第1距離D1と、タッチパネル20の端辺に設けられたカメラ30aの位置R1から交差位置Q3までの第2距離D4とを算出するようになっている。
具体的には、入力部20における2台のカメラ30a,30bの各設置端辺と、入力位置Q2及び交差位置Q3を通る仮想直線との交点をそれぞれQa,Qbとすると、カメラ画像によって、操作者Mの頭部の位置Q1及び交点Qaを通る直線と入力面20aとのなす角度θ1と、操作者Mの頭部の位置Q1及び交点Qbを通る直線と入力面20aとのなす角度θ2とがそれぞれ判明する。この頭部の位置Q1及び角度θ1,θ2はレンズ特性などを考慮して算出することができる。
図4は、入力部20の左右方向両端部におけるカメラ30(30a,30b)にて撮影された画像を示す図であり、図4(a)は、左右方向一端部(図3中左側)に設けられたカメラ30aの画像を示しており、図4(b)は、左右方向他端部(図3中右側)に設けられたカメラ30bの画像を示している。カメラ30a,30bの画角α1,α2は予め設定されており、ここでは、何れも90°とされている。また、カメラ30a,30bの撮影方向zの入力面20aに対する角度β1,β2も予め設定されており、ここでは、何れも画角α1,α2の中央値(具体的には45°)とされている。この2台のカメラ30a,30b間の距離D5も予め設定されている。
図4(a)のカメラ画像では、頭部の位置Q1が左右方向の他端側に位置する場合を0°とし、左右方向の一端側に位置する場合を画角α1(ここでは90°)とすることで、カメラ画像における頭部の位置Q1に応じて一方の角度θ1を算出することができる。一方、図4(b)のカメラ画像では、図4(a)のカメラ画像と同様に、頭部の位置Q1が左右方向の一端側に位置する場合を0°とし、左右方向の他端側に位置する場合を画角α2(ここでは90°)とすることで、カメラ画像における頭部の位置Q1に応じて他方の角度θ2を算出することができる。
具体的には、図4(a)に示す左側の例のカメラ30aでは、操作者Mがカメラ画像の左右方向ほぼ中央に位置しているので、頭部の位置Q1の角度θ1は45°程度とすることができる。また、図4(b)に示す右側の例のカメラ30bでは、操作者Mがカメラ画像の左右方向中央部よりも左側に位置しているので、頭部の位置Q1の角度θ2は20°程度とすることができる。
こうして、交点Qa,Qb間の距離(即ち2台のカメラ30a,30b間の距離)がD5である1辺の両端部の角度θ1,θ2が決定することから、交点Qa,Qbと操作者Mの頭部の位置Q1を頂点とする三角形は一意に決定できる。従って、
Figure 2009110275
より、次の式(2)が得られる。
Figure 2009110275
また、
Figure 2009110275
より、次の式(3)が得られる。
Figure 2009110275
操作者位置算出手段P1では、交点Qa,Qb間の距離D5と、頭部位置Q1の角度θ1,θ2とを前記式(3)及び式(2)にそれぞれ代入して、距離D1及び距離D4を算出する。
また、交点Qaから入力位置Q2までの距離D6は、タッチパネル20の入力面20aにおけるセンサーから算出することができる。この距離D6から距離D4を引くことで距離D2を算出することができる。
本実施の形態では、カメラ30を用いて操作者Mの頭部の位置Q1を検出するが、カメラ30に代えて超音波を用いた位置検出装置を用いてもよい。この場合、超音波の操作者Mの頭部からの反射時間を測定することにより位置検出装置の位置と操作者Mの頭部の位置Q1との距離を算出し、三角測量にて操作者Mの頭部の位置を得ることができる。また、発信器を、ヘッドセット等の操作者Mの頭部に付ける物品を介して或いは直接、操作者Mの頭部に設けることにより操作者Mの頭部位置Q1の検出を行ってもよい。
また、本実施の形態では、操作者Mの頭部の位置として、入力面20aからの距離D1と、所定位置R1からの距離D4を測定しているが、値に大きな変動がない場合には、何れか一方の値を固定値としてもよいし、操作者Mの手の長さを想定することにより一方の値から他方の値を、計算或いはテーブルを用いて導くこともできる。
なお、カメラ30を用いる場合、撮影した画像に観衆が映ることもあり、その中で操作者Mを特定する処理も必要であるが、かかる処理は、従来の画像処理の顔認識や自動追尾などの技術を利用でき、ここでは詳しい説明を省略する。また、頭部の位置Q1として、例えば、頭部の撮影方向及び形状から画像処理により目の位置を特定してもよい。
図5は、図1に示す表示入力装置100による視差補正の他の例を説明するための図である。
図5に示すように、操作者Mは、入力部20の端部から外側に移動することがある。従って、操作者位置算出手段P1は、カメラ30にて検出した操作者Mの頭部の位置Q1に基づき、入力面20aに沿って延びる仮想平面20a’に対する操作者Mの頭部の位置Q1からの仮想垂線Lと仮想平面20a’とが交わる交差位置Q3から操作者Mの頭部の位置Q1までの第1距離D1と、カメラ30aの位置R1から交差位置Q3までの第2距離D4とを算出するようになっていてもよい。
この例では、前記式(2)に代えて、次の式(4)が得られる。
Figure 2009110275
従って、操作者位置算出手段P1では、交点Qa,Qb間の距離D5と、頭部位置Q1の角度θ1,θ2とを前記式(3)及び式(4)にそれぞれ代入して、距離D1及び距離D4を算出する。そして、距離D6に距離D4を加えることで距離D2を算出することができる。なお、カメラ30a,30bの画角α1,α2は、入力部20の端部より外側の操作者Mを撮影するために、何れも90°を超えて設定することができる。
ところで、入力操作中に操作者Mが移動することがあり、それに伴って視差も変動することがあることから、本実施の形態の表示入力装置100においては、前記補正値に基づく前記補正を継続的に行うようにしている。こうすることで、例えば、操作者Mが連続的に手書き入力する場合において、操作者Mが表示画面に対して任意に移動して視差が変動する場合でも、この視差を随時補正することができる。本実施の形態では、タッチパネル20へのタッチ操作開始毎に前記補正を行っている。
次に、表示入力装置100による視差補正制御の動作フローの一例について説明する。図6は、図1に示す表示入力装置100による視差補正制御の処理の流れを示すフローチャートの一例であり、図6(a)は、そのメイン処理を示し、図6(b)は、頭部位置検出処理のためのサブ処理を示し、また、図6(c)は、視差演算処理のためのサブ処理を示している。なお、この例では、操作者Mがタッチパネル20の左右方向両端部内にいる場合について説明する。
図6に示すように、表示入力装置100では、先ず、視差補正制御の終了指示及びタッチパネル20の入力操作があるまでは待機し(ステップS1,S2:No)、タッチパネル20への入力操作があったときに(即ち、タッチパネル20のセンサーを感知したときに)、以下のステップS3移行の処理を行う。
具体的には、タッチパネル20の入力操作があると(ステップS2:Yes)、カメラ30a,30bにて検出したタッチパネル20からの操作者Mの頭部の位置Q1に基づきカメラ30aの位置R1に対する操作者Mの頭部の位置Q1を算出する(ステップS3,S4)。なお、ここでは、タッチパネル20への入力操作があったときに視差補正を行うが、カメラ30にて操作者Mが移動したことを検出したときに視差補正を行ってもよいし、所定時間毎に視差補正を行ってもよい。
次に、ステップS3では、タッチ位置Q2より距離D6を求め、距離D6を記憶部42(ここでは内部メモリ42bの入力操作位置情報格納エリア(具体的にはタッチ位置情報格納エリア))に格納し、ステップS4の頭部位置検出処理のサブ処理に移行する。
ステップS4の頭部位置検出処理では、カメラ30a、30bにて操作者Mの頭を撮影し(ステップS41)、カメラ30a、30bにて撮影した操作者Mの頭の位置について画像認識を行い(ステップS42)、図4に示すように、画像認識した操作者Mの頭の位置から、頭部の位置Q1の角度θ1,θ2をそれぞれ算出する(ステップS43)。
そして、交点Qa,Qb間の距離D5と、頭部位置Q1の角度θ1,θ2とを前記式(3)及び式(2)にそれぞれ代入して、距離D1,D4を算出し(ステップS44)、得られた距離D1及び距離D4を記憶部42(ここでは内部メモリ42bの頭部位置情報格納エリア)に格納して(ステップS45)、メイン処理に戻り、ステップS5の視差演算処理のサブ処理に移行する。
ステップS5の視差演算処理では、タッチパネル20にて検出したタッチ位置Q2を基準として、ステップS3,S4により算出した操作者Mの頭部位置Q1の情報に基づき補正値を算出する。
具体的には、記憶部42(ここでは内部メモリ42bのタッチ位置情報格納エリア)より距離D6を読み込むと共に(ステップS51)、記憶部42(ここでは内部メモリ42bの頭部位置情報格納エリア)より距離D1,D4を読み込み(ステップS52)、距離D6から距離D4を引くことで距離D2を算出する(ステップS53)。
そして、ステップS52で読み込んだ距離D1と、ステップS53で算出した距離D2と、入力面20a及び表示面10aの間に生じる差異である距離D3とを前記式(1)に代入して、補正距離Dを算出し(ステップS54)、得られた補正距離Dを記憶部42(ここでは内部メモリ42bの位置情報格納エリア)に格納してメイン処理に戻る。
メイン処理では、ステップS5により算出した補正値に基づき、タッチパネル20にて検出したタッチ位置Q2を補正する(ステップS6)。
具体的には、距離D6に対して頭部位置Q1とは反対側に補正距離Dを加えて、これを補正後位置情報として記憶部42(ここでは内部メモリ42bの補正後位置情報格納エリア)に格納して入力部20の座標を制御装置40へ出力し、ステップS1に移行して視差補正制御を繰り返す。
ステップS1では、視差補正制御の終了指示があると(ステップS1:Yes)、処理を終了する。
なお、操作者位置検出部30は、入力部20(例えばパネル枠)の上下方向における両端部に複数配置され、操作者Mの頭部の上下方向における位置を検出できるようになっていてもよい。これにより、上下方向での補正距離D(D”)を、前記した左右方向での補正距離D(D’)と同様にして求めることができる。この場合、入力部20の上下方向両端部にカメラが2台配置され、該2台のカメラは、入力部20の左右方向中央部に位置する態様を例示できる。
そして、左右方向且つ上下方向での補正距離Dは、左右方向での補正距離D’と上下方向での補正距離D”とを合成した合成ベクトルを求めることで、得ることができる。
また、本発明に係る表示入力装置において、キャリブレーションを行う場合には、従来と同様に、入力部の入力位置とそれに対応する表示部の表示位置とが正面(表示面における表示位置の仮想垂線上)から視て一致するように設定することができる。それに加えて又は代えて、入力部の入力面における所定の基準位置から入力面に対して垂直方向に離れた位置に操作者の頭部が維持されている状態で、前記基準位置より上下方向及び/又は左右方向にそれぞれ所定距離だけ離れた位置が入力操作された補正値を算出し、さらに、そのまま垂直方向に沿って前記入力面に近づけた位置に操作者の頭部が維持されている状態で、同じく前記基準位置より上下方向及び/又は左右方向にそれぞれ前記所定距離だけ離れた位置が入力操作された補正値を算出し、得られた補正値に基づき、表示位置とそれに対応する入力位置とを設定してもよい。
本発明の実施形態に係る視差補正方法を実施する表示入力装置の一例を示す概略構成図であって、図(a)は、その表示入力装置本体を示す図であり、図(b)は、その表示入力装置における制御装置の記憶部を示す図である。 図1に示す表示入力装置による視差補正の一例を概略的に説明するための図である。 図1に示す表示入力装置による視差補正の一例をさらに詳しく説明するための図である。 入力部の左右方向両端部におけるカメラにて撮影された画像を示す図であって、図(a)は、図3中左側に設けられたカメラの画像を示す図であり、図(b)は、図3中右側に設けられたカメラの画像を示す図である。 図1に示す表示入力装置による視差補正の他の例を説明するための図である。 図1に示す表示入力装置による視差補正制御の処理の流れを示すフローチャートの一例であって、図(a)は、そのメイン処理を示す図であり、図(b)は、頭部位置検出処理のためのサブ処理を示す図であり、図(c)は、視差演算処理のためのサブ処理を示す図である。 操作者の頭部の位置による入力部の視差を説明するための図である。
符号の説明
10 表示部(液晶表示装置)
10a 表示面
20 入力部(タッチパネル)
20a 入力面
20a’ 仮想平面
30 操作者位置検出部(カメラ)
100 表示入力装置
D1 第1距離
D4 第2距離
L 仮想垂線
M 操作者
Q1 操作者の頭部の位置
Q2 入力位置(タッチ位置)
Q3 交差位置
Q4 表示位置
R1,R2 操作者位置検出部の位置

Claims (6)

  1. 情報を表示する表示部と、前記表示部の表示面側からの操作者の入力操作によって入力される入力面を有する入力部とを備えた表示入力装置において、
    前記操作者の頭部の位置を検出する操作者位置検出部と、
    前記操作者位置検出部にて検出した前記操作者の頭部の位置に基づき前記操作者位置検出部に対する前記操作者の頭部の位置を算出する操作者位置算出手段と、
    前記入力部にて入力された入力位置を基準として、前記操作者位置算出手段により算出した前記操作者の頭部の位置に基づき補正値を算出する補正値算出手段と、
    前記補正値算出手段により算出した補正値に基づき、前記入力部にて入力された入力位置を補正する補正手段と
    を備えていることを特徴とする表示入力装置。
  2. 請求項1に記載の表示入力装置において、
    前記操作者の頭部の位置を算出するにあたり、前記操作者位置検出部にて検出した前記操作者の頭部の位置に基づき、前記入力面又は前記入力面に沿って延びる仮想平面に対する前記操作者の頭部の位置からの仮想垂線と前記入力面又は前記仮想平面とが交わる交差位置から前記操作者の頭部の位置までの第1距離と、前記操作者位置検出部から前記交差位置までの第2距離とを算出することを特徴とする表示入力装置。
  3. 請求項1又は2に記載の表示入力装置において、
    前記操作者位置検出部は、前記入力部の所定方向における両端部に複数配置されていることを特徴とする表示入力装置。
  4. 請求項3に記載の表示入力装置において、
    前記操作者位置検出部は、撮影機器を備えていることを特徴とする表示入力装置。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の表示入力装置において、
    前記補正値に基づく前記補正を継続的に行うことを特徴とする表示入力装置。
  6. 情報を表示する表示部と、前記表示部の表示面側からの操作者の入力操作によって入力される入力面を有する入力部とを備えた表示入力装置の視差補正方法において、
    前記操作者の頭部の位置を検出する操作者位置検出部にて検出した前記操作者の頭部の位置に基づき前記操作者位置検出部に対する前記操作者の頭部の位置を算出する操作者位置算出ステップと、
    前記入力部にて入力された入力位置を基準として、前記操作者位置算出ステップにより算出した前記操作者の頭部の位置に基づき補正値を算出する補正値算出ステップと、
    前記補正値算出ステップにより算出した補正値に基づき、前記入力部にて入力された入力位置を補正する補正ステップと
    を含むことを特徴とする表示入力装置の視差補正方法。
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