JPH0683172A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JPH0683172A JPH0683172A JP4234430A JP23443092A JPH0683172A JP H0683172 A JPH0683172 A JP H0683172A JP 4234430 A JP4234430 A JP 4234430A JP 23443092 A JP23443092 A JP 23443092A JP H0683172 A JPH0683172 A JP H0683172A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing roller
- developing
- photosensitive drum
- doctor blade
- cam lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電子写真式プリンタ等の画像記録
装置に関し、長期間放置時に現像ローラ及びドクターブ
レードを退避させることのできる退避機構を備えた画像
記録装置を提供することを目的としている。 【構成】 感光ドラム11と、現像ケース13に支持さ
れる現像ローラ15,ドクターブレード16とを備えた
画像記録装置において、現像ローラ15を駆動する現像
モータ20を正逆転モータとするとともに、現像モータ
20の逆転時に駆動力の伝達を受け、現像ケース13
を、現像ローラ15が感光ドラム11から退避する退避
位置に移動させる退避機構17を設けている。また、現
像ケース13の退避位置への移動動作と連動して、ドク
ターブレード16を付勢する付勢手段22の付勢力を消
滅させる付勢力消滅手段18を設けている。
装置に関し、長期間放置時に現像ローラ及びドクターブ
レードを退避させることのできる退避機構を備えた画像
記録装置を提供することを目的としている。 【構成】 感光ドラム11と、現像ケース13に支持さ
れる現像ローラ15,ドクターブレード16とを備えた
画像記録装置において、現像ローラ15を駆動する現像
モータ20を正逆転モータとするとともに、現像モータ
20の逆転時に駆動力の伝達を受け、現像ケース13
を、現像ローラ15が感光ドラム11から退避する退避
位置に移動させる退避機構17を設けている。また、現
像ケース13の退避位置への移動動作と連動して、ドク
ターブレード16を付勢する付勢手段22の付勢力を消
滅させる付勢力消滅手段18を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式プリンタ等
の画像記録装置に関するものである。
の画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の画像記録装置の要部構造説
明図で、図中、1は感光ドラム、2及び3は感光ドラム
1に対向する現像器に設けられた現像ローラ及びドクタ
ーブレードである。感光ドラム1上には、図示しない帯
電器による表面一様帯電,該表面への露光手段による露
光によって静電潜像が形成され、該静電潜像は、感光ド
ラム1に接触する軟質ゴムローラの現像ローラ2により
現像される。ドクターブレード3は、現像ローラ2の表
面に圧接して該表面上のトナー層の厚さを規制する。
明図で、図中、1は感光ドラム、2及び3は感光ドラム
1に対向する現像器に設けられた現像ローラ及びドクタ
ーブレードである。感光ドラム1上には、図示しない帯
電器による表面一様帯電,該表面への露光手段による露
光によって静電潜像が形成され、該静電潜像は、感光ド
ラム1に接触する軟質ゴムローラの現像ローラ2により
現像される。ドクターブレード3は、現像ローラ2の表
面に圧接して該表面上のトナー層の厚さを規制する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来方
式では、長時間放置しておくと現像ローラが塑性変形し
てしまうという問題がある。そこで、印字を行わないと
きは、現像ローラを感光ドラムから、ドクターブレード
を現像ローラから、それぞれ退避させることが必要にな
る。
式では、長時間放置しておくと現像ローラが塑性変形し
てしまうという問題がある。そこで、印字を行わないと
きは、現像ローラを感光ドラムから、ドクターブレード
を現像ローラから、それぞれ退避させることが必要にな
る。
【0004】本発明は、長時間放置時に現像ローラ及び
ドクターブレードを退避させることのできる退避機構を
備えた画像記録装置を提供することを目的としている。
ドクターブレードを退避させることのできる退避機構を
備えた画像記録装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、感光ドラムと、現像モータに駆動され
て回転し前記感光ドラムの表面に形成された静電潜像を
現像する現像ローラと、付勢手段に付勢されて前記現像
ローラに圧接し該現像ローラの表面のトナー層の厚さを
規制するドクターブレードとを備えて成り、前記現像ロ
ーラと前記ドクターブレードとが現像ケース内に支持さ
れる画像記録装置において、前記現像モータを正逆転モ
ータとするとともに、前記現像モータの逆転時に駆動力
の伝達を受け、前記現像ケースを、前記現像ローラが前
記感光ドラムから退避する退避位置に移動させる退避機
構を設けたことを特徴とする構成(第1の構成)とす
る。
め、本発明では、感光ドラムと、現像モータに駆動され
て回転し前記感光ドラムの表面に形成された静電潜像を
現像する現像ローラと、付勢手段に付勢されて前記現像
ローラに圧接し該現像ローラの表面のトナー層の厚さを
規制するドクターブレードとを備えて成り、前記現像ロ
ーラと前記ドクターブレードとが現像ケース内に支持さ
れる画像記録装置において、前記現像モータを正逆転モ
ータとするとともに、前記現像モータの逆転時に駆動力
の伝達を受け、前記現像ケースを、前記現像ローラが前
記感光ドラムから退避する退避位置に移動させる退避機
構を設けたことを特徴とする構成(第1の構成)とす
る。
【0006】また、上記第1の構成の画像記録装置に、
現像ケースの退避位置への移動動作と連動して付勢手段
の付勢力を消滅させる付勢力消滅手段を付加したことを
特徴とする構成(第2の構成)とする。
現像ケースの退避位置への移動動作と連動して付勢手段
の付勢力を消滅させる付勢力消滅手段を付加したことを
特徴とする構成(第2の構成)とする。
【0007】また、感光ドラムと、該感光ドラムの表面
に形成された静電潜像を現像する現像ローラと、付勢手
段により付勢されて前記現像ローラに圧接し該現像ロー
ラの表面のトナー層の厚さを規制するドクターブレード
とを備えて成り、前記現像ローラと前記ドクターブレー
ドとが現像ケース内に支持される画像記録装置におい
て、前記現像ローラの前記感光ドラムへの接触を妨げな
い第1の位置と、前記現像ローラが前記感光ドラムから
退避するように前記現像ケースを位置決めする第2の位
置との間を移動可能なカムレバーと、停電時に作動して
それまで第1の位置にあった前記カムレバーを第2の位
置へ移動させる駆動手段と、より成る退避機構を設けた
ことを特徴とする構成(第3の構成)とする。
に形成された静電潜像を現像する現像ローラと、付勢手
段により付勢されて前記現像ローラに圧接し該現像ロー
ラの表面のトナー層の厚さを規制するドクターブレード
とを備えて成り、前記現像ローラと前記ドクターブレー
ドとが現像ケース内に支持される画像記録装置におい
て、前記現像ローラの前記感光ドラムへの接触を妨げな
い第1の位置と、前記現像ローラが前記感光ドラムから
退避するように前記現像ケースを位置決めする第2の位
置との間を移動可能なカムレバーと、停電時に作動して
それまで第1の位置にあった前記カムレバーを第2の位
置へ移動させる駆動手段と、より成る退避機構を設けた
ことを特徴とする構成(第3の構成)とする。
【0008】また、上記第3の構成の画像記録装置に、
カムレバーの動きと連動し、該カムレバーが第1の位置
にあるときは付勢手段を付勢してドクターブレードを現
像ローラに接触させ、該カムレバーが第2の位置にある
ときは付勢手段の付勢力を消滅させる付勢力切替手段を
付加したことを特徴とする構成(第4の構成)とする。
カムレバーの動きと連動し、該カムレバーが第1の位置
にあるときは付勢手段を付勢してドクターブレードを現
像ローラに接触させ、該カムレバーが第2の位置にある
ときは付勢手段の付勢力を消滅させる付勢力切替手段を
付加したことを特徴とする構成(第4の構成)とする。
【0009】
【作用】第1の構成の場合は、現像モータを所定量逆転
させることにより作動する退避機構によって、現像ケー
スを移動させて現像ローラを感光ドラムから退避させる
ことができ、従来問題となっていた長時間放置時におけ
る現像ローラの塑性変形をなくすことが可能になる。さ
らに、第2の構成の場合は、ドクターブレードも現像ロ
ーラから退避するようになっており、より効果的であ
る。
させることにより作動する退避機構によって、現像ケー
スを移動させて現像ローラを感光ドラムから退避させる
ことができ、従来問題となっていた長時間放置時におけ
る現像ローラの塑性変形をなくすことが可能になる。さ
らに、第2の構成の場合は、ドクターブレードも現像ロ
ーラから退避するようになっており、より効果的であ
る。
【0010】また、第3の構成の場合は、停電時に作動
する駆動手段によりカムレバーを第2の位置に位置決め
して現像ローラを感光ドラムから退避させるようになっ
ているため、停電で停止することにより現像ローラに生
じる塑性変形をなくすことができる。さらに、第4の構
成の場合は、停電時にドクターブレードも現像ローラか
ら退避するようになっており、より効果的である。
する駆動手段によりカムレバーを第2の位置に位置決め
して現像ローラを感光ドラムから退避させるようになっ
ているため、停電で停止することにより現像ローラに生
じる塑性変形をなくすことができる。さらに、第4の構
成の場合は、停電時にドクターブレードも現像ローラか
ら退避するようになっており、より効果的である。
【0011】
【実施例】以下、図1及び図2に関連して本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0012】図1に第1の実施例を示す。
【0013】図1は本例の画像記録装置の構成,作用説
明図で、図1(A)は現像ローラが感光ドラムに接触す
る作動状態を示し、図1(B)は現像ローラが感光ドラ
ムから退避した状態(長期停止状態)を示している。図
中、11は装置フレーム12内に支持される感光ドラ
ム、13は支点14を中心として回動可能な現像ケース
である。現像ケース13内には、現像ローラ15,ドク
ターブレード16,退避機構17の主要部分,カムプレ
ート(付勢力消滅手段)18等が支持されている。装置
フレーム12にはリブ19が固設されている。
明図で、図1(A)は現像ローラが感光ドラムに接触す
る作動状態を示し、図1(B)は現像ローラが感光ドラ
ムから退避した状態(長期停止状態)を示している。図
中、11は装置フレーム12内に支持される感光ドラ
ム、13は支点14を中心として回動可能な現像ケース
である。現像ケース13内には、現像ローラ15,ドク
ターブレード16,退避機構17の主要部分,カムプレ
ート(付勢力消滅手段)18等が支持されている。装置
フレーム12にはリブ19が固設されている。
【0014】現像ローラ15は正逆転可能な現像モータ
(回転型パルスモータ)20により駆動される。ドクタ
ーブレード16は支点21を中心として回動可能で、該
ドクターブレード16には押圧ばね(付勢手段)22が
連結されている。退避機構17は、リリースカム23
と、もどしばね24と、上記リブ19とで構成されてい
る。カムプレート18はリリースカム23と一体に設け
られている。
(回転型パルスモータ)20により駆動される。ドクタ
ーブレード16は支点21を中心として回動可能で、該
ドクターブレード16には押圧ばね(付勢手段)22が
連結されている。退避機構17は、リリースカム23
と、もどしばね24と、上記リブ19とで構成されてい
る。カムプレート18はリリースカム23と一体に設け
られている。
【0015】装置使用時には、スプリング25により図
の時計方向に付勢される現像ケース13は図1(A)の
位置にあって、リリースカム23はリブ19と係合せ
ず、現像ローラ15は感光ドラム11に接触している。
また、この状態では、押圧ばね22はカムプレート18
に付勢されてドクターブレード16は現像ローラ15に
圧接している。そして、この状態で現像モータ20を正
転させると、この回転は図示のギア系を介し現像ローラ
に伝わり、現像ローラ15が回転して現像が行われる。
の時計方向に付勢される現像ケース13は図1(A)の
位置にあって、リリースカム23はリブ19と係合せ
ず、現像ローラ15は感光ドラム11に接触している。
また、この状態では、押圧ばね22はカムプレート18
に付勢されてドクターブレード16は現像ローラ15に
圧接している。そして、この状態で現像モータ20を正
転させると、この回転は図示のギア系を介し現像ローラ
に伝わり、現像ローラ15が回転して現像が行われる。
【0016】長期間放置時には、現像モータ20を所定
時間逆転させる。この回転は、図示のギア系を介しギア
25に伝達され、該ギア25と噛合するようにリリース
カム23と同軸に設けられた退避ギア26をもどしばね
24の付勢力に抗し90°回転させる。なお、ギア25
にはクラッチが設けられており、現像モータ20の逆回
転のみを退避ギア26に伝達するようになっており、正
回転時にはクラッチのすべりにより退避ギア26への動
力伝達は行われない。
時間逆転させる。この回転は、図示のギア系を介しギア
25に伝達され、該ギア25と噛合するようにリリース
カム23と同軸に設けられた退避ギア26をもどしばね
24の付勢力に抗し90°回転させる。なお、ギア25
にはクラッチが設けられており、現像モータ20の逆回
転のみを退避ギア26に伝達するようになっており、正
回転時にはクラッチのすべりにより退避ギア26への動
力伝達は行われない。
【0017】退避ギア26が回転すると、これと同軸の
カムプレート18,リリースカム23も図1(B)に示
すように90°回転する。これにより、リリースカム2
3はリブ19と係合し、現像ケース13が矢印方向に所
定量回動して現像ローラ15は感光ドラム11から退避
する。同時に、カムプレート18により押圧ばね22に
付与されていた付勢力は消滅し、ドクターブレード16
は現像ローラから退避する。従って、長期間放置時に従
来問題となっていた現像ローラの塑性変形をなくすこと
ができる。
カムプレート18,リリースカム23も図1(B)に示
すように90°回転する。これにより、リリースカム2
3はリブ19と係合し、現像ケース13が矢印方向に所
定量回動して現像ローラ15は感光ドラム11から退避
する。同時に、カムプレート18により押圧ばね22に
付与されていた付勢力は消滅し、ドクターブレード16
は現像ローラから退避する。従って、長期間放置時に従
来問題となっていた現像ローラの塑性変形をなくすこと
ができる。
【0018】その後印字を再開する際には、現像モータ
20を正転させる。これによりクラッチが切れ、もどし
ばね24の付勢力によりリリースカム23はもとの位置
にもどされる。その結果、復帰ばね27に付勢されてい
る現像ケース13がもとの状態にもどって現像ローラ1
5が感光ドラムに接触するとともに、ドクターブレード
16が現像ローラ15に圧接し、この状態で印字が再開
される。
20を正転させる。これによりクラッチが切れ、もどし
ばね24の付勢力によりリリースカム23はもとの位置
にもどされる。その結果、復帰ばね27に付勢されてい
る現像ケース13がもとの状態にもどって現像ローラ1
5が感光ドラムに接触するとともに、ドクターブレード
16が現像ローラ15に圧接し、この状態で印字が再開
される。
【0019】図2に第2の実施例を示す。
【0020】上記第1の実施例では、印字中に何らかの
理由で電源がオフになった場合(停電,オペレータによ
る強制パワーオフ等)に感光ドラムと現像ローラ,現像
ローラとドクターブレードが接触したままになってしま
うために、現像ローラに塑性変形が生じ、その後の印字
に悪影響を及ぼす。本例はこの問題を解決するものであ
る。
理由で電源がオフになった場合(停電,オペレータによ
る強制パワーオフ等)に感光ドラムと現像ローラ,現像
ローラとドクターブレードが接触したままになってしま
うために、現像ローラに塑性変形が生じ、その後の印字
に悪影響を及ぼす。本例はこの問題を解決するものであ
る。
【0021】図2は本例の画像記録装置の退避機構の基
本構成図で、前例と同様の部材には同符号を付してい
る。図中、31は現像ローラ15及び図示しないドクタ
ーブレード等を内部に支持する現像ケース、32は退避
機構である。現像ケース31は、支点33を中心として
回動可能で、復帰ばね34により図2の反時計方向に付
勢されている。退避機構32は、もどしばね35により
矢印方向に付勢されるカムレバー36と、駆動手段37
とより成り、駆動手段37は、退避モータ38と、該退
避モータ38の出力ギア39とギア部40aが噛合する
レバー40とより成る。なお、カムレバー36及びレバ
ー40は、形状を簡略化して示している。
本構成図で、前例と同様の部材には同符号を付してい
る。図中、31は現像ローラ15及び図示しないドクタ
ーブレード等を内部に支持する現像ケース、32は退避
機構である。現像ケース31は、支点33を中心として
回動可能で、復帰ばね34により図2の反時計方向に付
勢されている。退避機構32は、もどしばね35により
矢印方向に付勢されるカムレバー36と、駆動手段37
とより成り、駆動手段37は、退避モータ38と、該退
避モータ38の出力ギア39とギア部40aが噛合する
レバー40とより成る。なお、カムレバー36及びレバ
ー40は、形状を簡略化して示している。
【0022】印字可能な通常状態では、退避モータ(回
転型パルスモータ)38に通電されており、出力ギア3
9はレバー40を所定量回転させ、該レバー40と係合
するカムレバー36をもどしばね35の付勢力に抗し右
方に図示の第1の位置まで移動させる。この状態は、退
避モータ38のホールディングトルクにより保持され、
現像ローラ15は感光ドラムに接触している。印字はこ
の状態で行われる。
転型パルスモータ)38に通電されており、出力ギア3
9はレバー40を所定量回転させ、該レバー40と係合
するカムレバー36をもどしばね35の付勢力に抗し右
方に図示の第1の位置まで移動させる。この状態は、退
避モータ38のホールディングトルクにより保持され、
現像ローラ15は感光ドラムに接触している。印字はこ
の状態で行われる。
【0023】上記状態から突然電源がオフになった場合
は、退避モータ38への通電も停止し、該退避モータ3
8のホールディングトルクは消滅する。そこで、カムレ
バー36はもどしばね35の付勢力によりモータのデテ
ントトルクに打ち勝って左方に第2の位置まで移動す
る。この状態では、カムレバー36の係合部36aが固
定側のピン41(装置フレーム側に固定されている)と
現像ローラ15の軸15aの間に進入して軸15aを押
し下げる。その結果、現像ケース31は図2の時計方向
に回動して現像ローラ15は感光ドラム11から退避す
る。
は、退避モータ38への通電も停止し、該退避モータ3
8のホールディングトルクは消滅する。そこで、カムレ
バー36はもどしばね35の付勢力によりモータのデテ
ントトルクに打ち勝って左方に第2の位置まで移動す
る。この状態では、カムレバー36の係合部36aが固
定側のピン41(装置フレーム側に固定されている)と
現像ローラ15の軸15aの間に進入して軸15aを押
し下げる。その結果、現像ケース31は図2の時計方向
に回動して現像ローラ15は感光ドラム11から退避す
る。
【0024】その後再び電源オンになると、退避モータ
38がレバー40を回転させてカムレバー36は第1の
位置に位置決めされ、印字可能状態となる。なお、長期
間放置時にも、退避モータ38への通電を停止すること
により、退避状態を実現することができる。
38がレバー40を回転させてカムレバー36は第1の
位置に位置決めされ、印字可能状態となる。なお、長期
間放置時にも、退避モータ38への通電を停止すること
により、退避状態を実現することができる。
【0025】上記基本構成を適用した本例の画像記録装
置の構成,作用を図3に示す。図中、42は現像モータ
である。なお、図1,図2と同様の部材には同符号を用
いている。図3(A)は現像ローラ15が感光ドラム1
1に接触する作動状態を示し、図3(B)は現像ローラ
15が感光ドラム11から退避する退避状態を示してい
る。
置の構成,作用を図3に示す。図中、42は現像モータ
である。なお、図1,図2と同様の部材には同符号を用
いている。図3(A)は現像ローラ15が感光ドラム1
1に接触する作動状態を示し、図3(B)は現像ローラ
15が感光ドラム11から退避する退避状態を示してい
る。
【0026】図3(A)に示す作動状態では、カムレバ
ー36は前述のように第1の位置に位置決めされ、現像
ローラ15は感光ドラム11に接触している。また、こ
の状態では、カムレバー36に形成されたラック43と
退避ギア26との係合によりカムプレート18は図の状
態に位置決めされて押圧ばね22を付勢しており、ドク
ターブレード16は現像ローラ15に圧接している。印
字はこの状態で行われる。カムプレート18と、退避ギ
ア26と、ラック43は付勢力切替手段を構成してい
る。
ー36は前述のように第1の位置に位置決めされ、現像
ローラ15は感光ドラム11に接触している。また、こ
の状態では、カムレバー36に形成されたラック43と
退避ギア26との係合によりカムプレート18は図の状
態に位置決めされて押圧ばね22を付勢しており、ドク
ターブレード16は現像ローラ15に圧接している。印
字はこの状態で行われる。カムプレート18と、退避ギ
ア26と、ラック43は付勢力切替手段を構成してい
る。
【0027】上記状態から突然電源がオフになった場合
は、前述のようにカムレバー36は図3(B)に示す第
2の位置まで移動する。同時に、ラック43と係合する
退避ギア26の回転によりカムプレート18は図3
(B)の状態に位置決めされ、押圧ばね22への付勢力
は消滅する。そこで、ドクターブレード16は現像ロー
ラ15から退避する。従って、現像ローラ15の塑性変
形は防止される。
は、前述のようにカムレバー36は図3(B)に示す第
2の位置まで移動する。同時に、ラック43と係合する
退避ギア26の回転によりカムプレート18は図3
(B)の状態に位置決めされ、押圧ばね22への付勢力
は消滅する。そこで、ドクターブレード16は現像ロー
ラ15から退避する。従って、現像ローラ15の塑性変
形は防止される。
【0028】その後再び電源オンになると、カムレバー
36は前述のように第1の位置に位置決めされ、現像ロ
ーラ15が感光ドラム11に接触するとともにドクター
ブレード16が現像ローラ15に圧接し、印字可能状態
となる。
36は前述のように第1の位置に位置決めされ、現像ロ
ーラ15が感光ドラム11に接触するとともにドクター
ブレード16が現像ローラ15に圧接し、印字可能状態
となる。
【0029】なお、本実施例ではもどしばね35により
すべてを退避させているが、カムプレート18とカムレ
バー36を別々のスプリングでもどすようにしても良
い。
すべてを退避させているが、カムプレート18とカムレ
バー36を別々のスプリングでもどすようにしても良
い。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、長
期間放置時に現像ローラ,ドクターブレードを退避状態
に位置決めすることができ、現像ローラの塑性変形を防
止することが可能になる。また、印字中に電源がオフに
なっても退避状態を自動的に実現することができる。
期間放置時に現像ローラ,ドクターブレードを退避状態
に位置決めすることができ、現像ローラの塑性変形を防
止することが可能になる。また、印字中に電源がオフに
なっても退避状態を自動的に実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の画像記録装置の構成,
作用説明図で、図1(A)は作動状態を示し、図1
(B)は退避状態を示している。
作用説明図で、図1(A)は作動状態を示し、図1
(B)は退避状態を示している。
【図2】本発明の第2の実施例の退避機構の基本構成図
である。
である。
【図3】本発明の第2の実施例の画像記録装置の構成,
作用説明図で、図3(A)は作動状態を示し、図3
(B)は退避状態を示している。
作用説明図で、図3(A)は作動状態を示し、図3
(B)は退避状態を示している。
【図4】従来の画像記録装置の要部構造説明図である。
11 感光ドラム 12 装置フレーム 13,31 現像ケース 15 現像ローラ 16 ドクターブレード 17,32 退避機構 18 カムプレート(付勢力消滅手段) 20,42 現像モータ 22 押圧ばね(付勢手段) 23 リリースカム 24,35 もどしばね 26 退避ギア 27,34 復帰ばね 36 カムレバー 37 駆動手段 38 退避モータ 40 レバー 42 現像モータ
Claims (4)
- 【請求項1】 感光ドラムと、現像モータにより駆動さ
れて回転し前記感光ドラムの表面に形成された静電潜像
を現像する現像ローラと、付勢手段により付勢されて前
記現像ローラに圧接し、該現像ローラの表面のトナー層
の厚さを規制するドクターブレードとを備えて成り、 前記現像ローラと前記ドクターブレードとが現像ケース
内に支持される画像記録装置において、 前記現像モータを正逆転モータとするとともに、 前記現像モータの逆転時に駆動力の伝達を受け、前記現
像ケースを、前記現像ローラが前記感光ドラムから退避
する退避位置に移動させる退避機構を受けたことを特徴
とする画像記録装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像記録装置に、 現像ケースの退避位置への移動動作と連動して付勢手段
の付勢力を消滅させる付勢力消滅手段を付加したことを
特徴とする画像記録装置。 - 【請求項3】 感光ドラムと、該感光ドラムの表面に形
成された静電潜像を現像する現像ローラと、付勢手段に
より付勢されて前記現像ローラに圧接し、該現像ローラ
の表面のトナー層の厚さを規制するドクターブレードと
を備えて成り、 前記現像ローラと前記ドクターブレードとが現像ケース
内に支持される画像記録装置において、 前記現像ローラの前記感光ドラムへの接触を妨げない第
1の位置と、前記現像ローラが前記感光ドラムから退避
するように前記現像ケースを位置決めする第2の位置と
の間を移動可能なカムレバーと、 停電時に作動してそれまで第1の位置にあった前記カム
レバーを第2の位置へ移動させる駆動手段とより成る退
避機構を設けたことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の画像記録装置に、 カムレバーの動きと連動し、該カムレバーが第1の位置
にあるときは付勢手段を付勢してドクターブレードを現
像ローラに圧接させ、該カムレバーが第2の位置にある
ときは付勢手段の付勢力を消滅させる付勢力切替手段を
付加したことを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234430A JPH0683172A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234430A JPH0683172A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683172A true JPH0683172A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16970899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4234430A Pending JPH0683172A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683172A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6377765B1 (en) | 1999-10-20 | 2002-04-23 | Fujitsu Limited | Means for independently changing a latent image carrier unit and a developing unit in an image forming unit |
JP2003098787A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-04 | Toshiba Mach Co Ltd | 印刷機の現像装置およびその装置を備えた印刷機 |
US7567764B2 (en) | 2006-02-02 | 2009-07-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Developing device having thickness regulating member and image forming apparatus |
US7603066B2 (en) * | 2005-06-30 | 2009-10-13 | Kyocera Mita Corporation | Developing device and image forming device and preventing toner contamination thereof |
CN102109798A (zh) * | 2009-12-25 | 2011-06-29 | 兄弟工业株式会社 | 显影装置 |
US11782358B2 (en) | 2021-11-30 | 2023-10-10 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developing agent filling device that releases developing roller from pressure of regulation blade, and developing agent filling method |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4234430A patent/JPH0683172A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US11782358B2 (en) | 2021-11-30 | 2023-10-10 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developing agent filling device that releases developing roller from pressure of regulation blade, and developing agent filling method |
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000125 |