JPH0683163B2 - Tdma方式に於ける無線通信装置 - Google Patents
Tdma方式に於ける無線通信装置Info
- Publication number
- JPH0683163B2 JPH0683163B2 JP62183594A JP18359487A JPH0683163B2 JP H0683163 B2 JPH0683163 B2 JP H0683163B2 JP 62183594 A JP62183594 A JP 62183594A JP 18359487 A JP18359487 A JP 18359487A JP H0683163 B2 JPH0683163 B2 JP H0683163B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- circuit
- base station
- timer
- battery saving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は,時分割多重マルチアクセス方式を用い,かつ
複数の中継を行なう無線通信方式に関し,特に無線機に
電力を間欠的に供給して待ち受け時の消費電力を削減す
る無線通信装置に関する。
複数の中継を行なう無線通信方式に関し,特に無線機に
電力を間欠的に供給して待ち受け時の消費電力を削減す
る無線通信装置に関する。
[従来の技術] 従来,この種のシステムは,第4図に示されるように,
一つの基地局1と,この基地局1の信号を中継する中継
局2,3と,この中継局を経由して前記基地局と通信を行
なう子局4とで構成される通信システムである。
一つの基地局1と,この基地局1の信号を中継する中継
局2,3と,この中継局を経由して前記基地局と通信を行
なう子局4とで構成される通信システムである。
このようなシステムにおいて,中継局2,3,子局4の無線
機に間欠的に電力を供給する方式は,バッテリーセービ
ングと呼ばれる。さらに,上記システムにおいて,時分
割方式が採用される場合,各チャンネルは同一の周波数
を利用して,その各チャネルの区別は信号の時間的位置
(タイムスロット)によってなされる。
機に間欠的に電力を供給する方式は,バッテリーセービ
ングと呼ばれる。さらに,上記システムにおいて,時分
割方式が採用される場合,各チャンネルは同一の周波数
を利用して,その各チャネルの区別は信号の時間的位置
(タイムスロット)によってなされる。
このため,正しく回線をつなげるためには,第4図に於
いて,中継局2,3,子局4の全てが,基地局1から送出さ
れる各チャンネルを識別するための同期信号を検出して
いる必要がある。従って,時分割方式の場合には,バッ
テリーセービングに同期をかけ,全ての中継局局,子局
が同期して,その無線機の電源を切断するようにし,基
地局からのチャンネル識別用の同期信号が確実に子局に
伝わるようにしている。
いて,中継局2,3,子局4の全てが,基地局1から送出さ
れる各チャンネルを識別するための同期信号を検出して
いる必要がある。従って,時分割方式の場合には,バッ
テリーセービングに同期をかけ,全ての中継局局,子局
が同期して,その無線機の電源を切断するようにし,基
地局からのチャンネル識別用の同期信号が確実に子局に
伝わるようにしている。
すなわち,基地局1から一定周期でバッテリーセービン
グ用の特定の同期信号(以下BS−SYNC信号)を送出し
て,中継局2,3,子局4はそれぞれBS−SYNC信号を検出し
てバッテリーセービング動作を行なっている。このバッ
テリーセービング動作は,中継局2,3,子局4の無線機に
電源が供給されて動作している間に,基地局からあらか
じめ定められた周期で送出されてくるBS−SYNC信号を必
ず受信することができるように,その電源供給の断続動
作の時間間隔を定めて行なわれる。このようにして無線
機の電源供給を間欠的に行ない中継局3及び子局4にお
ける消費電力の節減を図ることができる。
グ用の特定の同期信号(以下BS−SYNC信号)を送出し
て,中継局2,3,子局4はそれぞれBS−SYNC信号を検出し
てバッテリーセービング動作を行なっている。このバッ
テリーセービング動作は,中継局2,3,子局4の無線機に
電源が供給されて動作している間に,基地局からあらか
じめ定められた周期で送出されてくるBS−SYNC信号を必
ず受信することができるように,その電源供給の断続動
作の時間間隔を定めて行なわれる。このようにして無線
機の電源供給を間欠的に行ない中継局3及び子局4にお
ける消費電力の節減を図ることができる。
このシステムでは、中継局,子局に於て,基地局からの
BS−SYNC信号がフェージング等により受信できなかった
時,バッテリーセービング動作ができなくなってしま
う。
BS−SYNC信号がフェージング等により受信できなかった
時,バッテリーセービング動作ができなくなってしま
う。
[発明が解決しようとする問題点] このため,上述したように従来,第5図の示すように,
基地局から送出されてくるBS−SYNC信号が子局に於て,
フェージング等で受信できなかった場合,次にBS−SYNC
信号を受信できるまで,バッテリーセービング動作が停
止されてしまい,結果として,各局の電力の消費が大き
くなってしまうという欠点がある。
基地局から送出されてくるBS−SYNC信号が子局に於て,
フェージング等で受信できなかった場合,次にBS−SYNC
信号を受信できるまで,バッテリーセービング動作が停
止されてしまい,結果として,各局の電力の消費が大き
くなってしまうという欠点がある。
そこで,本発明の技術的課題は,上記欠点に鑑み,基地
局からのBS−SYNC信号を受信すべきタイミングにフェー
ジング等により受信できない場合においても,バッテリ
ーセービングを行うことができるTDMA方式に於ける無線
通信装置を提供することである。
局からのBS−SYNC信号を受信すべきタイミングにフェー
ジング等により受信できない場合においても,バッテリ
ーセービングを行うことができるTDMA方式に於ける無線
通信装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば,無線信号を送受する基地局と,この基
地局の送受する信号を中継する1つ以上の中継局と,こ
の中継局との間で無線信号を送受して,前記基地局との
間で通信を行なう1つ以上の子局とを備えた時分割多重
マルチアクセス通信システムの無線通信装置に於て,前
記中継局及び子局の少なくとも一方は,上記基地局から
送出されるバッテリーセービング用同期信号を受信する
手段と,該バッテリーセービング用同期信号受信手段の
出力によって起動する第1のタイマ手段と,この第1の
タイマ手段によって制御され,装置への電源供給を遮断
するスイッチ手段と,前記第1のタイマ手段の出力によ
って制御される第2のタイマ手段とを有し,前記バッテ
リーセービング用同期信号受信手段からの出力が検出さ
れない場合に,この第2のタイマ手段によって,前記検
出されないバッテリーセービング用同期信号と同一のタ
イミングでバッテリーセービング動作が行なえるよう
に,第1のタイマ手段が制御されることを特徴とするTD
MA方式に於ける無線通信装置が得られる。即ち,本発明
は,時分割多重マルチアクセス通信方式に於て,中継局
及び子局は,BS−SYNC信号検出手段をもちBS−SYNC信号
を受信すると,無線機への電源供給をON/OFFしているス
イッチ手段をOFFとして,無線機への電源供給を断と
し,この時点より第1のタイマ手段が動作を開始して一
定時間後,第1のタイマ手段の出力により再び前記スイ
ッチ手段をONとする。さらに前記スイッチ手段をONとし
てから第2のタイマ手段が動作を開始し,次に基地局か
らBS−SYNCの受信を待つがもしフェージング等で受信で
きなかった場合,上記第2のタイマ手段の出力により前
記無線機への電源供給ON/OFF制御をするスイッチ手段を
OFFとするように構成している。
地局の送受する信号を中継する1つ以上の中継局と,こ
の中継局との間で無線信号を送受して,前記基地局との
間で通信を行なう1つ以上の子局とを備えた時分割多重
マルチアクセス通信システムの無線通信装置に於て,前
記中継局及び子局の少なくとも一方は,上記基地局から
送出されるバッテリーセービング用同期信号を受信する
手段と,該バッテリーセービング用同期信号受信手段の
出力によって起動する第1のタイマ手段と,この第1の
タイマ手段によって制御され,装置への電源供給を遮断
するスイッチ手段と,前記第1のタイマ手段の出力によ
って制御される第2のタイマ手段とを有し,前記バッテ
リーセービング用同期信号受信手段からの出力が検出さ
れない場合に,この第2のタイマ手段によって,前記検
出されないバッテリーセービング用同期信号と同一のタ
イミングでバッテリーセービング動作が行なえるよう
に,第1のタイマ手段が制御されることを特徴とするTD
MA方式に於ける無線通信装置が得られる。即ち,本発明
は,時分割多重マルチアクセス通信方式に於て,中継局
及び子局は,BS−SYNC信号検出手段をもちBS−SYNC信号
を受信すると,無線機への電源供給をON/OFFしているス
イッチ手段をOFFとして,無線機への電源供給を断と
し,この時点より第1のタイマ手段が動作を開始して一
定時間後,第1のタイマ手段の出力により再び前記スイ
ッチ手段をONとする。さらに前記スイッチ手段をONとし
てから第2のタイマ手段が動作を開始し,次に基地局か
らBS−SYNCの受信を待つがもしフェージング等で受信で
きなかった場合,上記第2のタイマ手段の出力により前
記無線機への電源供給ON/OFF制御をするスイッチ手段を
OFFとするように構成している。
[実施例] 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の子局のブロック図である。
同図において,アンテナ11,受信機12により,基地局か
ら送出される信号を受信しBS−SYNC検出回路13へ出力す
る。BS−SYNC検出回路13の出力はOR回路17の一方の入力
に与えられ,OR回路17の出力はタイマ回路(第1のタイ
マ回路)14とフリップフロップ15のリセット入力に与え
られる。タイマ回路14の出力は,フリップフロップ15の
セット入力に接続されており,フリップフロップ15のQ
出力は,電源19から無線機12への供給をON/OFFするスイ
ッチ手段16と,タイマ回路(第2のタイマ回路)18に接
続されている。タイマ回路18の出力はOR回路17の一方の
入力に接続されている。
同図において,アンテナ11,受信機12により,基地局か
ら送出される信号を受信しBS−SYNC検出回路13へ出力す
る。BS−SYNC検出回路13の出力はOR回路17の一方の入力
に与えられ,OR回路17の出力はタイマ回路(第1のタイ
マ回路)14とフリップフロップ15のリセット入力に与え
られる。タイマ回路14の出力は,フリップフロップ15の
セット入力に接続されており,フリップフロップ15のQ
出力は,電源19から無線機12への供給をON/OFFするスイ
ッチ手段16と,タイマ回路(第2のタイマ回路)18に接
続されている。タイマ回路18の出力はOR回路17の一方の
入力に接続されている。
第3図は本発明の中継局のブロック図である。同図に於
て,アンテナ21,受信機22により基地局からの信号を受
信し,受信機22の出力は再生回路30とBS−SYNC検出回路
23に接続されており,且つ,再生回路30の出力は送信機
31を介して,送信機31のアンテナ33に送出される。
て,アンテナ21,受信機22により基地局からの信号を受
信し,受信機22の出力は再生回路30とBS−SYNC検出回路
23に接続されており,且つ,再生回路30の出力は送信機
31を介して,送信機31のアンテナ33に送出される。
一方,BS−SYNC検出回路23の出力は,OR回路27の一方の入
力に与えられており,OR回路27の出力はタイマ回路24と
遅延回路32に供給されている。ここで,タイマ回路24の
出力はフリップフロップ25のセット入力に接続されてお
り,他方,遅延回路32の出力はフリップフロップ25のリ
セット入力に接続されている。
力に与えられており,OR回路27の出力はタイマ回路24と
遅延回路32に供給されている。ここで,タイマ回路24の
出力はフリップフロップ25のセット入力に接続されてお
り,他方,遅延回路32の出力はフリップフロップ25のリ
セット入力に接続されている。
フリップフロップ25のQ出力は電源29から受信機22と送
信機31への電源供給をON/OFFするスイッチ手段26とタイ
マ回路28に接続されており、タイマ回路28の出力は,OR
回路27のもう一方の入力に接続されている。
信機31への電源供給をON/OFFするスイッチ手段26とタイ
マ回路28に接続されており、タイマ回路28の出力は,OR
回路27のもう一方の入力に接続されている。
次に,第1図のように構成を有する子局装置の作用を説
明する。第1図に於て,スイッチ16は常にONとなってお
り,電源19からの電源供給は受信機12へ常時供給されて
いる。
明する。第1図に於て,スイッチ16は常にONとなってお
り,電源19からの電源供給は受信機12へ常時供給されて
いる。
基地局1からのBS−SYNC信号は,第4図に示すように,
中継局2,中継局3を経て子局4に入力される。従って,B
S−SYNC信号は第1図に於て,アンテナ11を経て無線機1
2にて復調され,さらにBS−SYNC検出回路13にてBS−SYN
C信号が検出される。BS−SYNC信号がBS−SYNC検出回路1
3によって検出されると,OR回路17の一方の入力が“1"と
なり,さらにフリップフロップ15のリセットに入力し,
フリップフロップ15のQ出力は“0"となる。この結果,
スイッチ16はOFFとなり,電源19からの電力は無線機12
へ供給されなくなり,バッテリーセービング動作がONと
なる。同時に,OR回路17からの“1"出力はタイマ回路14
に入力され,第2図で示す一定時間t1後にフリップフロ
ップ15のセット入力に入力され,フリップフロップ15の
Q出力は“1"となる。この結果,スイッチがONとなり,
電源19からの電力は無線機12へ供給されることになり,
バッテリーセービング動作がOFFとなる。
中継局2,中継局3を経て子局4に入力される。従って,B
S−SYNC信号は第1図に於て,アンテナ11を経て無線機1
2にて復調され,さらにBS−SYNC検出回路13にてBS−SYN
C信号が検出される。BS−SYNC信号がBS−SYNC検出回路1
3によって検出されると,OR回路17の一方の入力が“1"と
なり,さらにフリップフロップ15のリセットに入力し,
フリップフロップ15のQ出力は“0"となる。この結果,
スイッチ16はOFFとなり,電源19からの電力は無線機12
へ供給されなくなり,バッテリーセービング動作がONと
なる。同時に,OR回路17からの“1"出力はタイマ回路14
に入力され,第2図で示す一定時間t1後にフリップフロ
ップ15のセット入力に入力され,フリップフロップ15の
Q出力は“1"となる。この結果,スイッチがONとなり,
電源19からの電力は無線機12へ供給されることになり,
バッテリーセービング動作がOFFとなる。
以上説明した動作により,基地局からのBS−SYNC信号を
受信する度に,無線機12へ電源19からの電力が間欠的に
送出され,バッテリーセービング動作をくり返す。
受信する度に,無線機12へ電源19からの電力が間欠的に
送出され,バッテリーセービング動作をくり返す。
次にBS−SYNC信号が,フェージング等で受信できなかっ
た場合,の動作について説明する。
た場合,の動作について説明する。
フリップフロップ15Q出力が“1"となると,スイッチ16
がONとなると同時にタイマー18が動作を開始する。
がONとなると同時にタイマー18が動作を開始する。
第2図に於て,t2経過しても基地局からのBS−SYNC信号
を受信できなかった時,タイマー回路18の出力から“1"
が出力されOR17を経て,フリップフロップ15がリセット
され,この結果,フリップフロップ15のQ出力が“0"と
なる。このためスイッチ16がOFFとなり,電源19からの
電力は無線機12へ供給されなくなり,バッテリーセービ
ング動作はBS−SYNC信号が検出されない場合にも,BS−S
YNC信号のタイミングと同一のタイミングで行なわれる
ことになる。これと同時にタイマ回路18の第2図に於け
るt2タイマが動作し始めt2後にフリップフロップ15をセ
ットとしスイッチ16がONとなる。
を受信できなかった時,タイマー回路18の出力から“1"
が出力されOR17を経て,フリップフロップ15がリセット
され,この結果,フリップフロップ15のQ出力が“0"と
なる。このためスイッチ16がOFFとなり,電源19からの
電力は無線機12へ供給されなくなり,バッテリーセービ
ング動作はBS−SYNC信号が検出されない場合にも,BS−S
YNC信号のタイミングと同一のタイミングで行なわれる
ことになる。これと同時にタイマ回路18の第2図に於け
るt2タイマが動作し始めt2後にフリップフロップ15をセ
ットとしスイッチ16がONとなる。
次に中継局装置の作用を説明する。
第3図に於て,スイッチ26は常にONとなっており,電源
29からの電源供給は受信機22へ常時供給されている。基
地局からのBS−SYNC信号は,アンテナ21を経て,受信22
にて復調され,さらに再生回路30にて再生された後送信
機31にて変調されアンテナ33を経て下位局へ送出され
る。
29からの電源供給は受信機22へ常時供給されている。基
地局からのBS−SYNC信号は,アンテナ21を経て,受信22
にて復調され,さらに再生回路30にて再生された後送信
機31にて変調されアンテナ33を経て下位局へ送出され
る。
一方,受信機22の出力はBS−SYNC検出回路23にてBS−SY
NC信号が検出されると,OR回路27の一方の入力が“1"と
なり,遅延回路32にてBS−SYNC信号が確実に下位局へ送
出されるように一定時間遅延がかけられたのちフリップ
フロップ25のリセットに入力する。この結果,フリップ
フロップ25のQ出力は“0"となり,スイッチ26はOFFと
なるため,電源29からの電源供給は受信機22と送信機31
へ供給されなくなる。同時にOR回路27からの“1"出力は
タイマ回路22に入力され,第2図で示す一定時間t1後に
フリップフロップ25のセット入力に入力されフリップフ
ロップ25のQ出力は“1"となる。この結果,スイッチ26
がONとなり電源29からの電源供給は,受信機22,送信機3
1へ供給されるようになる。
NC信号が検出されると,OR回路27の一方の入力が“1"と
なり,遅延回路32にてBS−SYNC信号が確実に下位局へ送
出されるように一定時間遅延がかけられたのちフリップ
フロップ25のリセットに入力する。この結果,フリップ
フロップ25のQ出力は“0"となり,スイッチ26はOFFと
なるため,電源29からの電源供給は受信機22と送信機31
へ供給されなくなる。同時にOR回路27からの“1"出力は
タイマ回路22に入力され,第2図で示す一定時間t1後に
フリップフロップ25のセット入力に入力されフリップフ
ロップ25のQ出力は“1"となる。この結果,スイッチ26
がONとなり電源29からの電源供給は,受信機22,送信機3
1へ供給されるようになる。
次に,再び,基地局からBS−SYNCが送出されてくる。こ
こで,BS−SYNCを受信できるタイミングでフェージング
等によりBS−SYNC信号を受信できなかった場合の動作に
ついて説明する。
こで,BS−SYNCを受信できるタイミングでフェージング
等によりBS−SYNC信号を受信できなかった場合の動作に
ついて説明する。
フリップフロップ25のQ出力が“1"となると,スイッチ
26がONとなると同時に,タイマ28が動作を開始する。
26がONとなると同時に,タイマ28が動作を開始する。
第2図に於て,t2経過しても基地局からのBS−SYNC信号
を受信できなかった時,タイマ回路28の出力から“1"が
出力され,OR回路27を経て更に遅延回路32にて一定時間
遅延された後フリップフロップ25がリセットされる。結
果的にフリップフロップ25のQ出力が“0"となるため
に,スイッチ26がOFFとなり,電源29から受信機22,送信
機31への電源供給が断となる。
を受信できなかった時,タイマ回路28の出力から“1"が
出力され,OR回路27を経て更に遅延回路32にて一定時間
遅延された後フリップフロップ25がリセットされる。結
果的にフリップフロップ25のQ出力が“0"となるため
に,スイッチ26がOFFとなり,電源29から受信機22,送信
機31への電源供給が断となる。
この状態でタイマ回路28はt2の時間を計測し,第2図に
於て,t2後にフリップフロップ25をセットとして,スイ
ッチ26がONとなる。
於て,t2後にフリップフロップ25をセットとして,スイ
ッチ26がONとなる。
このように,中継局装置においても,検出されなかった
BS−SYNC信号と同一のタイミングでバッテリーセービン
グ動作が行なわれる。
BS−SYNC信号と同一のタイミングでバッテリーセービン
グ動作が行なわれる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は,基地局からのBS−SYNC信
号を受信すべきタイミングに,フェージング等で受信で
きなかった時,自らのもつタイミングによりバッテリー
セービング動作をすることにより,装置の消費電力を確
実に節減できる効果がある。
号を受信すべきタイミングに,フェージング等で受信で
きなかった時,自らのもつタイミングによりバッテリー
セービング動作をすることにより,装置の消費電力を確
実に節減できる効果がある。
第1図は本発明の子局のブロック図であり,第2図は,
バッテリーセービングのタイミングチャートと,第3図
は,中継局のブロック図,第4図はシステム構成図,第
5図は従来例のバッテリーセービングのタイミングチャ
ートを示す。 11……アンテナ,12……無線機,13……BS−SYNC検出回
路,14……タイマ回路,15……フリップフロップ,16……
スイッチ回路,17……OR回路,18……タイマ回路,19……
電源,21……アンテナ,22……受信機,23……BS−SYNC検
出回路,24……タイマ回路,25……フリップフロップ回
路,26……スイッチ回路,27……OR回路,28……タイマ回
路,29……電源,30……再生回路,31……送信機,32……遅
延回路,33……アンテナ。
バッテリーセービングのタイミングチャートと,第3図
は,中継局のブロック図,第4図はシステム構成図,第
5図は従来例のバッテリーセービングのタイミングチャ
ートを示す。 11……アンテナ,12……無線機,13……BS−SYNC検出回
路,14……タイマ回路,15……フリップフロップ,16……
スイッチ回路,17……OR回路,18……タイマ回路,19……
電源,21……アンテナ,22……受信機,23……BS−SYNC検
出回路,24……タイマ回路,25……フリップフロップ回
路,26……スイッチ回路,27……OR回路,28……タイマ回
路,29……電源,30……再生回路,31……送信機,32……遅
延回路,33……アンテナ。
Claims (1)
- 【請求項1】無線信号を送受する基地局と,この基地局
の送受する信号を中継する1つ以上の中継局と,この中
継局との間で無線信号を送受して,前記基地局との間で
通信を行なう1つ以上の子局とを備えた時分割多重マル
チアクセス通信システムの無線通信装置に於て,前記中
継局及び子局の少なくとも一方は,上記基地局から送出
されるバッテリーセービング用同期信号を受信する手段
と,該バッテリーセービング用同期信号受信手段の出力
によって起動する第1のタイマ手段と,この第1のタイ
マ手段によって制御され,装置への電源供給を遮断する
スイッチ手段と,前記第1のタイマ手段の出力によって
制御される第2のタイマ手段とを有し,前記バッテリー
セービング用同期信号受信手段からの出力が検出されな
い場合に,この第2のタイマ手段によって,前記検出さ
れないバッテリーセービング用同期信号と同一のタイミ
ングでバッテリーセービング動作が行なえるように,第
1のタイマ手段が制御されることを特徴とするTDMA方式
に於ける無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62183594A JPH0683163B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Tdma方式に於ける無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62183594A JPH0683163B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Tdma方式に於ける無線通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6429034A JPS6429034A (en) | 1989-01-31 |
JPH0683163B2 true JPH0683163B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=16138551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62183594A Expired - Lifetime JPH0683163B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Tdma方式に於ける無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683163B2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP62183594A patent/JPH0683163B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6429034A (en) | 1989-01-31 |
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