JPH09238121A - 無線中継装置 - Google Patents
無線中継装置Info
- Publication number
- JPH09238121A JPH09238121A JP8043886A JP4388696A JPH09238121A JP H09238121 A JPH09238121 A JP H09238121A JP 8043886 A JP8043886 A JP 8043886A JP 4388696 A JP4388696 A JP 4388696A JP H09238121 A JPH09238121 A JP H09238121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slot
- base station
- repeater
- relay device
- mobile station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スロット#1と#3のみを使用する1シンセ
サイザ方式を使用しながらも、基地局からのスロット#
2と#4を使用した送受信に対しても確実に同期できる
ようにし、中継器の低消費電力化、小型軽量化、低コス
ト化を図る。 【解決手段】 中継器Bに基地局Aから指定された絶対
スロットに合わせるように自己のスロット位置をシフト
させるスロット判定処理部を備える。基地局Aからの絶
対スロットが#2または#4で送信されてきた場合、1
スロットシフトさせることにより、スロット#1または
#3をスロット#2または#4に仮想させることがで
き、1シンセサイザ方式の中継器Bでも2シンセサイザ
方式の基地局Aに対して同期を確実に取ることができ
る。
サイザ方式を使用しながらも、基地局からのスロット#
2と#4を使用した送受信に対しても確実に同期できる
ようにし、中継器の低消費電力化、小型軽量化、低コス
ト化を図る。 【解決手段】 中継器Bに基地局Aから指定された絶対
スロットに合わせるように自己のスロット位置をシフト
させるスロット判定処理部を備える。基地局Aからの絶
対スロットが#2または#4で送信されてきた場合、1
スロットシフトさせることにより、スロット#1または
#3をスロット#2または#4に仮想させることがで
き、1シンセサイザ方式の中継器Bでも2シンセサイザ
方式の基地局Aに対して同期を確実に取ることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多元接続お
よび時分割双方向伝送で通信を行うTDMA/TDD方
式を使用し、基地局と移動局の間の無線通信を中継する
無線中継装置に関する。
よび時分割双方向伝送で通信を行うTDMA/TDD方
式を使用し、基地局と移動局の間の無線通信を中継する
無線中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】時分割多元接続TDMA(Time Divisio
n Multiple Access)とは、無線周波数を時間分割してユ
ーザに特定の時間帯を割り当て、その割り当てられた時
間帯で通信を行う方式であり、時分割双方向伝送TDD
(Time Division Duplex)とは、同一の無線周波数を送
信と受信とで時間分割して使用するものであり、複数の
移動局を収容する場合は、複数のチャネルが使用され
る。図5は移動局が3台の場合の構成であり、公衆基地
局21は同時に3台の移動局31、32、33と接続す
ることができる。移動局31は公衆基地局21から指定
されたスロット#1で送受信を行う。移動局31は、公
衆基地局21が送信する電波をスロット#1で受信する
と、公衆基地局21の受信タイミングに同期して、スロ
ット#1で公衆基地局21に対し送信する。同様にし
て、他の移動局32、33も公衆基地局21の送受信タ
イミングと同期して、それぞれ#3と#4のスロットを
使用して送受信を行う。この場合、スロット#2は制御
チャネル用として使用されており、各移動局31、3
2、33が待ち受け時に基地局21から間欠送信されて
くる制御報知情報を受信している。
n Multiple Access)とは、無線周波数を時間分割してユ
ーザに特定の時間帯を割り当て、その割り当てられた時
間帯で通信を行う方式であり、時分割双方向伝送TDD
(Time Division Duplex)とは、同一の無線周波数を送
信と受信とで時間分割して使用するものであり、複数の
移動局を収容する場合は、複数のチャネルが使用され
る。図5は移動局が3台の場合の構成であり、公衆基地
局21は同時に3台の移動局31、32、33と接続す
ることができる。移動局31は公衆基地局21から指定
されたスロット#1で送受信を行う。移動局31は、公
衆基地局21が送信する電波をスロット#1で受信する
と、公衆基地局21の受信タイミングに同期して、スロ
ット#1で公衆基地局21に対し送信する。同様にし
て、他の移動局32、33も公衆基地局21の送受信タ
イミングと同期して、それぞれ#3と#4のスロットを
使用して送受信を行う。この場合、スロット#2は制御
チャネル用として使用されており、各移動局31、3
2、33が待ち受け時に基地局21から間欠送信されて
くる制御報知情報を受信している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の移動体通信
においては、基地局と移動局との距離が離れている場合
に電波が十分に届かないことがあり、基地局と移動局の
間にホームアンテナと呼ばれる無線中継装置(以下、単
に中継器と呼ぶ場合がある。)を配置して、無線通信接
続を円滑に行う方式が提案されている。ここで問題にな
るのは、中継器は基地局と移動局の両方に同期しなけれ
ばならず、しかも基地局に対するスロットの同期と移動
局に対する同期をそれぞれ別々に行わなければならない
ことである。しかしながら、上記従来の移動体通信にお
いては、各移動局は、スロットの同期を取るためにPL
L回路を使用しており、制御チャネルの直ぐ後に通話チ
ャネルが送信されてくると、PLL回路では周波数の切
り換えが間に合わないので、スロット#1で受信した場
合は、次はスロット#3で受信するように、またスロッ
ト#2で受信した場合は、次はスロット#4で受信する
ように2シンセサイザ方式でシステムが設計されてい
る。このため、中継器においても2シンセサイザ方式を
採用すると、取り扱うデータ量および制御回路の規模が
大きくなるので、システム全体の規模も増加し、消費電
流も多くなり、コストも高くなるという問題が発生す
る。また、スロット#1と#3のみを使用する1シンセ
サイザ方式を採用するようにすれば、システムの簡略
化、小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる
が、基地局から中継器へスロット#2と#4が送信され
てきた場合には、中継器では受信できなくなるという問
題が発生する。
においては、基地局と移動局との距離が離れている場合
に電波が十分に届かないことがあり、基地局と移動局の
間にホームアンテナと呼ばれる無線中継装置(以下、単
に中継器と呼ぶ場合がある。)を配置して、無線通信接
続を円滑に行う方式が提案されている。ここで問題にな
るのは、中継器は基地局と移動局の両方に同期しなけれ
ばならず、しかも基地局に対するスロットの同期と移動
局に対する同期をそれぞれ別々に行わなければならない
ことである。しかしながら、上記従来の移動体通信にお
いては、各移動局は、スロットの同期を取るためにPL
L回路を使用しており、制御チャネルの直ぐ後に通話チ
ャネルが送信されてくると、PLL回路では周波数の切
り換えが間に合わないので、スロット#1で受信した場
合は、次はスロット#3で受信するように、またスロッ
ト#2で受信した場合は、次はスロット#4で受信する
ように2シンセサイザ方式でシステムが設計されてい
る。このため、中継器においても2シンセサイザ方式を
採用すると、取り扱うデータ量および制御回路の規模が
大きくなるので、システム全体の規模も増加し、消費電
流も多くなり、コストも高くなるという問題が発生す
る。また、スロット#1と#3のみを使用する1シンセ
サイザ方式を採用するようにすれば、システムの簡略
化、小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる
が、基地局から中継器へスロット#2と#4が送信され
てきた場合には、中継器では受信できなくなるという問
題が発生する。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、時分割多元接続および時分割双方向伝送
で通信を行うTDMA/TDD方式を使用し、基地局と
移動局の間の無線通信を中継する無線中継装置におい
て、基地局と異なるスロットを使用する場合でも、基地
局に対する同期を確実に取ることのできる無線中継装置
を提供することを目的とする。
るものであり、時分割多元接続および時分割双方向伝送
で通信を行うTDMA/TDD方式を使用し、基地局と
移動局の間の無線通信を中継する無線中継装置におい
て、基地局と異なるスロットを使用する場合でも、基地
局に対する同期を確実に取ることのできる無線中継装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、無線中継装置に基地局から指定されたス
ロットに合わせるように自己のスロット位置をシフトさ
せる手段を備え、例えば基地局から指定されたスロット
が#2または#4である場合、1スロットシフトさせる
ことにより、スロット#1または#3をスロット#2ま
たは#4に仮想させることができ、1シンセサイザ方式
の無線中継装置でも2シンセサイザ方式の基地局に対し
て確実に同期を取ることができる。
成するために、無線中継装置に基地局から指定されたス
ロットに合わせるように自己のスロット位置をシフトさ
せる手段を備え、例えば基地局から指定されたスロット
が#2または#4である場合、1スロットシフトさせる
ことにより、スロット#1または#3をスロット#2ま
たは#4に仮想させることができ、1シンセサイザ方式
の無線中継装置でも2シンセサイザ方式の基地局に対し
て確実に同期を取ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、時分割多元接続および時分割双方向伝送で通信を行
うTDMA/TDD方式を使用し、基地局と移動局の間
の無線通信を中継する無線中継装置において、基地局か
ら指定されたスロットと無線中継装置が使用するスロッ
トが異なる場合、基地局から指定されたスロットを自己
のスロットに合わせるようにスロット位置をシフトさせ
る手段を備えた無線中継装置であり、基地局と異なるス
ロットを使用する場合でも、基地局に対する同期を確実
に取ることができる。
は、時分割多元接続および時分割双方向伝送で通信を行
うTDMA/TDD方式を使用し、基地局と移動局の間
の無線通信を中継する無線中継装置において、基地局か
ら指定されたスロットと無線中継装置が使用するスロッ
トが異なる場合、基地局から指定されたスロットを自己
のスロットに合わせるようにスロット位置をシフトさせ
る手段を備えた無線中継装置であり、基地局と異なるス
ロットを使用する場合でも、基地局に対する同期を確実
に取ることができる。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の無線中継装置において、基地局がスロット#
1、#3およびスロット#2、#4を使用可能な2シン
セサイザ方式を採用し、無線中継装置がスロット#1と
#3のみを使用可能な1シンセサイザ方式を採用するも
のであり、1シンセサイザ方式の無線中継装置でも2シ
ンセサイザ方式の基地局に対して確実に同期を取ること
ができる。
1記載の無線中継装置において、基地局がスロット#
1、#3およびスロット#2、#4を使用可能な2シン
セサイザ方式を採用し、無線中継装置がスロット#1と
#3のみを使用可能な1シンセサイザ方式を採用するも
のであり、1シンセサイザ方式の無線中継装置でも2シ
ンセサイザ方式の基地局に対して確実に同期を取ること
ができる。
【0008】(実施の形態)図1は本発明の一実施の形
態における無線中継装置すなわち中継器の概略構成を示
すものである。図1において、Aは基地局、Bは中継
器、Cは移動局である。中継器Bにおいて、1は電源
部、2はCPU、3は基地局信号処理部、4はスロット
判定処理部、5は移動局信号処理部、6は同期手段とし
てPLL回路を備えた無線部、7は送受信用のアンテナ
である。本実施の形態において中継器Bは、スロット#
1および#3のみを使用するものとする。
態における無線中継装置すなわち中継器の概略構成を示
すものである。図1において、Aは基地局、Bは中継
器、Cは移動局である。中継器Bにおいて、1は電源
部、2はCPU、3は基地局信号処理部、4はスロット
判定処理部、5は移動局信号処理部、6は同期手段とし
てPLL回路を備えた無線部、7は送受信用のアンテナ
である。本実施の形態において中継器Bは、スロット#
1および#3のみを使用するものとする。
【0009】次に上記実施の形態における動作につい
て、図2のフロー図および図3、図4の模式図を参照し
て説明する。図2において、基地局Aからの電波をアン
テナ7で受信した中継器Bは、基地局Aから指定された
送信用のスロット位置(以下絶対スロットという。)を
無線部6で同期検波して検出すると(ステップS1)、
スロット判定処理部4が絶対スロットが#1か#2かを
判定する(ステップS2)。絶対スロットが#1の場
合、スロット判定処理部4は、スロット位置をシフトし
ないことをCPU2に伝える。CPU2は、基地局信号
処理部3に対し、基地局Aからの絶対スロット#1をス
ロット#1で受信するように、かつ受信したスロット#
1の信号を次の送信フレームでスロット#3から移動局
Cのスロット#3へ送信するように伝え、基地局信号処
理部3はこれを無線部6を通じて実行する(ステップS
3、S4)。また、CPU2は、移動局信号処理部5に
対して、同じ受信フレームで移動局Cからのスロット#
3の信号をスロット#3で受信するように、かつ受信し
たスロット#3の信号を次の送信フレームでスロット#
1から基地局Aのスロット#1へ送信するように指示
し、移動局信号処理部5はこれを無線部6を通じて実行
する(ステップS5、S6)。これにより、図3に示す
ように、基地局Aは、送信フレームのスロット#1で送
信し、受信フレームのスロット#1で受信することにな
るので、従来と同じ動作を行うことになる。これに対し
中継器Bは、受信フレームおよび送信フレームで常に#
1と#3の2つのスロットを使用して基地局Aと移動局
Cとに応対することになる。また移動局Cは、基地局A
から指示された絶対スロットが恰かも#3であるかのよ
うに、スロットの変更を意識することなく送受信を行う
ことになる。なお、この例では基地局Aからの絶対スロ
ットが#1である場合を想定しているが、絶対スロット
が#3である場合も同様である。
て、図2のフロー図および図3、図4の模式図を参照し
て説明する。図2において、基地局Aからの電波をアン
テナ7で受信した中継器Bは、基地局Aから指定された
送信用のスロット位置(以下絶対スロットという。)を
無線部6で同期検波して検出すると(ステップS1)、
スロット判定処理部4が絶対スロットが#1か#2かを
判定する(ステップS2)。絶対スロットが#1の場
合、スロット判定処理部4は、スロット位置をシフトし
ないことをCPU2に伝える。CPU2は、基地局信号
処理部3に対し、基地局Aからの絶対スロット#1をス
ロット#1で受信するように、かつ受信したスロット#
1の信号を次の送信フレームでスロット#3から移動局
Cのスロット#3へ送信するように伝え、基地局信号処
理部3はこれを無線部6を通じて実行する(ステップS
3、S4)。また、CPU2は、移動局信号処理部5に
対して、同じ受信フレームで移動局Cからのスロット#
3の信号をスロット#3で受信するように、かつ受信し
たスロット#3の信号を次の送信フレームでスロット#
1から基地局Aのスロット#1へ送信するように指示
し、移動局信号処理部5はこれを無線部6を通じて実行
する(ステップS5、S6)。これにより、図3に示す
ように、基地局Aは、送信フレームのスロット#1で送
信し、受信フレームのスロット#1で受信することにな
るので、従来と同じ動作を行うことになる。これに対し
中継器Bは、受信フレームおよび送信フレームで常に#
1と#3の2つのスロットを使用して基地局Aと移動局
Cとに応対することになる。また移動局Cは、基地局A
から指示された絶対スロットが恰かも#3であるかのよ
うに、スロットの変更を意識することなく送受信を行う
ことになる。なお、この例では基地局Aからの絶対スロ
ットが#1である場合を想定しているが、絶対スロット
が#3である場合も同様である。
【0010】次に、ステップS2で絶対スロットが#2
である場合、スロット判定処理部4は、送受信フレーム
のスロット位置をそれぞれ1つずつ後方へシフトするよ
うにCPU2に伝える(ステップS7)。CPU2は、
基地局信号処理部3に対し、基地局Aからの絶対スロッ
ト#2をスロット#1で受信するように、かつ受信した
スロット#1の信号を次の送信フレームでスロット#3
から移動局Cのスロット#4へ送信するように伝え、基
地局信号処理部3はこれを無線部6を通じて実行する
(ステップS8、S9)。また、CPU2は、移動局信
号処理部5に対して、同じ受信フレームで移動局Cから
のスロット#4の信号をスロット#3で受信するよう
に、かつ受信したスロット#3の信号を次の送信フレー
ムでスロット#1から基地局Aのスロット#2へ送信す
るように指示し、移動局信号処理部5はこれを無線部6
を通じて実行する(ステップS10、S11)。これに
より、図4に示すように、基地局Aは、送信フレームの
スロット#2で送信し、受信フレームのスロット#2で
受信することになるので、従来と同じ動作を行うことに
なる。これに対し中継器Bは、受信フレームおよび送信
フレームで常に#1と#3の2つのスロットを使用して
基地局Aと移動局Cとに応対することになる。また移動
局Cは、基地局Aから指示された絶対スロットが恰かも
#4であるかのように、スロットの変更を意識すること
なく送受信を行うことになる。なお、この例では基地局
Aからの絶対スロットが#2である場合を想定している
が、絶対スロットが#4である場合も同様である。
である場合、スロット判定処理部4は、送受信フレーム
のスロット位置をそれぞれ1つずつ後方へシフトするよ
うにCPU2に伝える(ステップS7)。CPU2は、
基地局信号処理部3に対し、基地局Aからの絶対スロッ
ト#2をスロット#1で受信するように、かつ受信した
スロット#1の信号を次の送信フレームでスロット#3
から移動局Cのスロット#4へ送信するように伝え、基
地局信号処理部3はこれを無線部6を通じて実行する
(ステップS8、S9)。また、CPU2は、移動局信
号処理部5に対して、同じ受信フレームで移動局Cから
のスロット#4の信号をスロット#3で受信するよう
に、かつ受信したスロット#3の信号を次の送信フレー
ムでスロット#1から基地局Aのスロット#2へ送信す
るように指示し、移動局信号処理部5はこれを無線部6
を通じて実行する(ステップS10、S11)。これに
より、図4に示すように、基地局Aは、送信フレームの
スロット#2で送信し、受信フレームのスロット#2で
受信することになるので、従来と同じ動作を行うことに
なる。これに対し中継器Bは、受信フレームおよび送信
フレームで常に#1と#3の2つのスロットを使用して
基地局Aと移動局Cとに応対することになる。また移動
局Cは、基地局Aから指示された絶対スロットが恰かも
#4であるかのように、スロットの変更を意識すること
なく送受信を行うことになる。なお、この例では基地局
Aからの絶対スロットが#2である場合を想定している
が、絶対スロットが#4である場合も同様である。
【0011】以上のように、上記実施の形態では、中継
器Bがスロット#1または#3のみを使用する1シンセ
サイザ方式を採用しているにも拘らず、基地局からのス
ロット#2または#4を使用した信号に対しても同期を
確実に取ることができ、中継器Bの低消費電力化、小型
軽量化、低コスト化を図ることができる。
器Bがスロット#1または#3のみを使用する1シンセ
サイザ方式を採用しているにも拘らず、基地局からのス
ロット#2または#4を使用した信号に対しても同期を
確実に取ることができ、中継器Bの低消費電力化、小型
軽量化、低コスト化を図ることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、中継器に基地局から指定されたスロットに合わ
せるように自己のスロット位置をシフトさせる手段を備
えているので、例えば基地局から指定されたスロットが
#2または#4である場合に、1スロットシフトさせる
ことにより、スロット#1または#3をスロット#2ま
たは#4に仮想させることができ、1シンセサイザ方式
の中継器でも2シンセサイザ方式の基地局に対して同期
を確実に取ることができ、中継器の低消費電力化、小型
軽量化、低コスト化を図ることができる。
ように、中継器に基地局から指定されたスロットに合わ
せるように自己のスロット位置をシフトさせる手段を備
えているので、例えば基地局から指定されたスロットが
#2または#4である場合に、1スロットシフトさせる
ことにより、スロット#1または#3をスロット#2ま
たは#4に仮想させることができ、1シンセサイザ方式
の中継器でも2シンセサイザ方式の基地局に対して同期
を確実に取ることができ、中継器の低消費電力化、小型
軽量化、低コスト化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態における無線中継装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図2】同装置の動作を示すフロー図
【図3】同装置の絶対スロットが#1の場合の動作を示
す模式図
す模式図
【図4】同装置の絶対スロットが#2の場合の動作を示
す模式図
す模式図
【図5】従来のTDMA/TDD方式を示す模式図
【符号の説明】 A 基地局 B 中継器 C 移動局 1 電源部 2 CPU 3 基地局信号処理部 4 スロット判定処理部 5 移動局信号処理部 6 無線部 7 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石 澤 義奈生 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 時分割多元接続および時分割双方向伝送
で通信を行うTDMA/TDD方式を使用し、基地局と
移動局の間の無線通信を中継する無線中継装置におい
て、基地局から指定されたスロットと無線中継装置が使
用するスロットが異なる場合、基地局から指定されたス
ロットを自己のスロットに合わせるようにスロット位置
をシフトさせる手段を備えた無線中継装置。 - 【請求項2】 基地局がスロット#1、#3およびスロ
ット#2、#4を使用可能な2シンセサイザ方式を採用
し、無線中継装置がスロット#1と#3のみを使用可能
な1シンセサイザ方式を採用する請求項1記載の無線中
継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043886A JPH09238121A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 無線中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043886A JPH09238121A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 無線中継装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09238121A true JPH09238121A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12676196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8043886A Pending JPH09238121A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 無線中継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09238121A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010034709A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 無線中継装置 |
JP2012004828A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | 通信システム、加入者側終端装置および通信方法 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8043886A patent/JPH09238121A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010034709A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 無線中継装置 |
JP2012004828A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | 通信システム、加入者側終端装置および通信方法 |
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