JP2000078065A - 無線回線中継装置及び無線回線中継方法 - Google Patents

無線回線中継装置及び無線回線中継方法

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JP2000078065A
JP2000078065A JP24582098A JP24582098A JP2000078065A JP 2000078065 A JP2000078065 A JP 2000078065A JP 24582098 A JP24582098 A JP 24582098A JP 24582098 A JP24582098 A JP 24582098A JP 2000078065 A JP2000078065 A JP 2000078065A
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JP
Japan
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frame synchronization
station
intra
synchronization signal
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Application number
JP24582098A
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English (en)
Inventor
Takayuki Suzuki
隆之 鈴木
Shoei Nakada
昭英 中田
Seiji Shinohara
聖滋 篠原
Migaku Takada
▲琢▼ 高田
Saori Koshida
さおり 越田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局とPS部分との間の無線回線に影響を
及ぼして、中継可能な無線エリアの拡大を図ることがで
きない。 【解決手段】 基地局2及び移動局3間に配置された中
継局4であって、この中継局は、基地局との通信動作を
行うPS部分10と、移動局との通信動作を行うCS部
分20と、これらPS部分及びCS部分間の送受信タイ
ミングを一致させ、かつ、前記PS部分とCS部分との
間を、前記PS部分の通信電波及びCS部分の通信電波
が干渉しあわないように離してケーブル30で有線接続
するPSインタフェース部15及びCSインタフェース
部22とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば時分割多重
通信(TDMA)システム等のPHS通信システムにお
いて基地局及び移動局間に配置され、これら基地局及び
移動局間の通信を中継する中継機能を備えた中継局等の
無線回線中継装置及び無線回線中継方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にTDMAシステム等のPHS通
信システムにおいては、同一周波数を時間単位に区切っ
て多重化するために周辺の移動局と無線回線の同期をと
ることで無線資源の有効利用を図るために、基地局間同
士で同期をとることが検討されている。
【0003】PHS通信システムにおいては、時分割双
方向(TDD)方式も併せて採用しているので、基地局
から移動局への下り方向と、移動局から基地局への上り
方向との周波数が同じである。
【0004】また、下り方向の空中線は0.5W/10
dBi以下に規定されているのに対して、上り方向の空
中線は10mW/2.14dBi以下に規定されている
ため、基地局及び移動局では電波出力が異なっており、
上り/下り方向間で差が生じる。尚、現段階において
は、下り方向の空中線を0.5W/10dBi以下、上
り方向の空中線を10mW/2.14dBi以下に規定
しているが、下り方向の空中線を2.0W/10dBi
以下、上り方向の空中線を20mW/2.14dBi以
下に規定しても良く、このような場合であっても上り/
下り方向間に差が生じることに変わりはない。
【0005】さらに、現在は複数の事業者がPHS通信
システムの運用を行っているために、これら事業者は通
信用キャリアを共用しているのが現状である。
【0006】従って、各事業者が様々な電波出力の異な
る基地局や移動局が同一周波数を使用する可能性がある
ので、このようなシステムでは上り/下りタイミングを
一致させることが通信用キャリアの有効利用につなが
る。
【0007】では、このような現状を踏まえて、従来の
PHS通信システムの中継局について説明する。このよ
うな中継局は、基地局との間の無線回線を制御する部分
(PS部分)と、移動局との間の無線回線を制御する部
分(CS部分)とを有している。
【0008】このような中継局においては、基地局から
の下り信号を受信し、この下り信号を移動局に送信する
機能と、移動局からの上り信号を受信し、この上り信号
を基地局に送信する機能とが必要である。
【0009】当然ながら、このような中継局において
は、この中継局のPS部分にて基地局からの下り信号を
受信するタイミングは基地局から下り信号を送信するタ
イミングであり、移動局への下り信号を送信するタイミ
ングはCS部分が下り信号を送信するタイミングであ
る。
【0010】つまり、中継局が基地局と送受信タイミン
グを合せるためには、基地局から送信される無線信号を
同期源とする仕組みが必要である。無線回線の通信品質
は有線回線のそれに比べて伝送エラーが多いので無線回
線特有の対策が必要である。
【0011】この中継局のPS部分が下り信号を受信す
るタイミングとCS部分が下り信号を送信するタイミン
グを一致させると、中継局内部では送信機及び受信機近
傍において、これら送信機及び受信機が同一タイミング
で動作させてしまうことになる。
【0012】この場合、中継局のPS部分が受信する周
波数とCS部分が送信する周波数が異なるものとする
が、CS部分の送信機が発生する隣接キャリア漏洩電力
がPS部分の受信機にとっては近傍で発生するために通
信相手からの無線信号の受信性能に影響を及ぼしてしま
うといった事態が考えられる。
【0013】そこで、このような事態に対処すべく、従
来の中継局においては、PS部分の受信タイミングとC
S部分の送信タイミングを逆相にすることで、CS部分
の送信機が発生する隣接キャリア漏洩電力がPS部分の
受信機にとって近傍で発生するために通信相手からの無
線信号の受信性能に影響を及ぼすことはない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線回線中継装置としての中継局によれば、CS部
分の電波出力が通常の移動局の電波出力と極端に異なる
場合には、周辺の基地局の無線周波数選択範囲に影響を
与える可能性があるといった問題点があった。
【0015】また、上記従来の無線回線中継装置として
の中継局によれば、基地局及びPS部分間の無線回線に
影響を与えないように、CS部分の電波出力を移動局程
度に設定しているので、この中継局の中継可能な無線エ
リアが狭いといった問題点があった。
【0016】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、基地局とPS部分と
の間の無線回線に影響を及ぼすことなく、中継可能な無
線エリアの大幅拡大を図ることができる無線回線中継装
置及び無線回線中継方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の無線回線中継装置は、基地局及び移動局間に
配置され、基地局との通信動作を行う移動局側通信部
と、移動局との通信動作を行う基地局側通信部と、前記
移動局側通信部及び基地局側通信部間の送受信タイミン
グを一致させ、かつ、前記移動局側通信部と基地局側通
信部との間を、前記移動局側通信部の通信電波及び基地
局側通信部の通信電波が干渉しあわないように離して有
線接続する通信インタフェースとを有するものである。
【0018】従って、本発明の無線回線中継装置によれ
ば、基地局と移動局側通信部との間の無線回線に影響を
及ぼすことなく、基地局側通信部の電波出力を大きくす
ることを可能にして中継可能な無線エリアを大幅に拡大
することができる。
【0019】また、本発明における無線回線中継方法
は、基地局及び移動局間に中継局を配置し、この中継局
内部で、基地局との通信動作を行う移動局側通信部と、
移動局との通信動作を行う基地局側通信部とを離して有
線接続し、移動局側通信部及び基地局側通信部間の送受
信タイミングを一致させ、かつ、前記移動局側通信部と
基地局側通信部との間を、前記移動局側通信部の通信電
波及び基地局側通信部の通信電波が干渉しあわないよう
に離したものである。従って、本発明の無線回線中継方
法によれば、基地局と移動局側通信部との間の無線回線
に影響を及ぼすことなく、基地局側通信部の電波出力を
大きくすることを可能にして中継可能な無線エリアを大
幅に拡大することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明における請求項1記載の無
線回線中継装置は、基地局及び移動局間に配置され、基
地局との通信動作を行う移動局側通信部と、移動局との
通信動作を行う基地局側通信部と、前記移動局側通信部
及び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致させ、
かつ、前記移動局側通信部と基地局側通信部との間を、
前記移動局側通信部の通信電波及び基地局側通信部の通
信電波が干渉しあわないように離して有線接続する通信
インタフェースとを有することを特徴とする。
【0021】前記無線回線中継装置は、例えば時分割多
重通信(TDMA)システム等のPHS通信システムに
おいて基地局及び移動局間に配置され、これら基地局及
び移動局間の通信を中継する中継機能を備えた中継局に
相当するものである。
【0022】前記移動局側通信部は、前記基地局との通
信動作を行う中継局内部の、例えばPS無線部を含むP
S部分に相当するものである。
【0023】前記基地局側通信部は、前記移動局との通
信動作を行う中継局内部の、例えばCS無線部を含むC
S部分に相当するものである。
【0024】前記通信インタフェースは、前記移動局側
通信部と基地局側通信部との間を、前記移動局側通信部
の通信電波及び基地局側通信部の通信電波が干渉しあわ
ないように離して有線接続、例えばケーブル接続し、さ
らには移動局側通信部及び基地局側通信部間の送受信タ
イミングを一致させるようにした、例えばPS部分のP
Sインタフェース部及び、CS部分のCSインタフェー
ス部、及び、これらの間を有線接続するケーブルに相当
するものである。
【0025】従って、本発明における請求項1記載の無
線回線中継装置によれば、前記移動局側通信部と基地局
側通信部との間を、前記移動局側通信部の通信電波及び
基地局側通信部の通信電波が干渉しあわないように離し
て有線接続、例えばケーブル接続し、さらには移動局側
通信部及び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致
させるようにしたので、例えば基地局側通信部の電波出
力を大きくしたとしても、基地局と移動局側通信部との
間の無線回線に影響を及ぼすことなく、中継可能な無線
エリアを大幅に拡大することができる。
【0026】また、本発明における請求項2記載の無線
回線中継装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、前
記基地局側通信部の電波出力は、前記移動局の電波出力
よりも大であることを特徴とする。
【0027】従って、本発明における請求項2記載の無
線回線中継装置によれば、上記請求項1記載の効果に加
えて、基地局側通信部の電波出力を移動局の電波出力よ
りも大きく、例えば基地局側通信部の電波出力を0.5
W(2.0W)、移動局の電波出力を10mW(20m
W)としたので、基地局と移動局側通信部との間の無線
回線に影響を及ぼすことなく、中継可能な無線エリアを
大幅に拡大することができる。
【0028】また、本発明における請求項3記載の無線
回線中継装置は、上記請求項1又は2記載の構成に加え
て、通信インタフェースは、前記移動局側通信部の移動
局側インタフェースと、前記基地局側通信部の基地局側
インタフェースとを有し、前記移動局側インタフェース
は、前記移動局側通信部の通信動作によって得られる対
基地局フレーム同期信号を検出するフレーム同期検出手
段と、このフレーム同期検出手段からの対基地局フレー
ム同期信号に基づいて、前記移動局側通信部及び基地局
側通信部間の送受信タイミングを一致させる局内フレー
ム同期信号を生成する局内フレーム同期生成手段とを有
することを特徴とする。
【0029】前記移動局側インタフェースは、例えばP
S部分のPSインタフェース部に相当するものである。
【0030】前記基地局側インタフェースは、例えばC
S部分のCSインタフェース部に相当するものである。
【0031】前記フレーム同期検出手段は、前記移動局
側インタフェース内に備え、前記移動局側通信部の通信
動作によって得られる対基地局フレーム同期信号を検出
する、例えばユニークワード検出部、19.2MHzク
ロック発生器及び分周器に相当するものである。
【0032】さらに、前記局内フレーム同期生成手段
は、前記移動局側インタフェースに備え、前記フレーム
同期検出手段からの対基地局フレーム同期信号に基づい
て、前記移動局側通信部及び基地局側通信部間の送受信
タイミングを一致させる局内フレーム同期信号を生成す
る、例えば局内フレーム同期信号生成部に相当するもの
である。
【0033】従って、本発明における請求項3記載の無
線回線中継装置によれば、上記請求項1又は2記載の効
果に加えて、移動局側インタフェースで、前記移動局側
通信部の通信動作によって得られる対基地局フレーム同
期信号を検出し、このフレーム同期検出手段からの対基
地局フレーム同期信号に基づいて、前記移動局側通信部
及び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致させる
局内フレーム同期信号を生成するようにしたので、基地
局と同期を確立しながら、中継局内部の移動局側通信部
及び基地局通信部間での同期を確立することができる。
【0034】また、本発明における請求項4記載の無線
回線中継装置は、上記請求項3記載の構成に加えて、前
記フレーム同期検出手段は、前記通信動作によって得ら
れる基地局からの通信データに含まれるユニークワード
を検出すると、検出タイミング信号を出力するユニーク
ワード検出手段と、所定クロック信号を発生するクロッ
ク発生手段と、前記検出タイミング信号でリセットし、
前記通信データに含まれるスロット番号に基づいて所定
クロック信号を分周することで、前記基地局から得られ
るフレーム同期信号を生成する対基地局フレーム同期生
成手段とを有することを特徴とする。
【0035】前記ユニークワード検出手段は、通信動作
によって得られる基地局からの通信データに含まれる、
例えば制御信号に関わるユニークワードを検出すると、
検出タイミング信号を出力する、例えばユニークワード
検出部に相当するものである。
【0036】前記クロック発生手段は、所定クロック信
号、例えば19.2MHzのクロック信号を発生する1
9.2MHzクロック発生器に相当するものである。
【0037】前記対基地局フレーム同期生成手段は、前
記検出タイミング信号でリセットし、前記通信データに
含まれるスロット番号に基づいて所定クロック信号を分
周することで、前記基地局から得られるフレーム同期信
号、すなわち対基地局フレーム信号を生成する、例えば
分周器に相当するものである。
【0038】従って、本発明における請求項4記載の無
線回線中継装置によれば、上記請求項3記載の効果に加
えて、対基地局フレーム同期信号を簡単に生成すること
ができる。
【0039】また、本発明における請求項5記載の無線
回線中継装置は、上記請求項3記載の構成に加えて、前
記移動局側インタフェースは、前記局内フレーム同期生
成手段にて生成された局内フレーム同期信号を基地局側
インタフェースに伝送すると共に、この局内フレーム同
期信号に基づいて移動局側通信部の送受信タイミングを
制御する移動局側制御手段を有し、前記基地局側インタ
フェースは、前記移動局側インタフェースからの局内フ
レーム同期信号に基づいて基地局側通信部の送受信タイ
ミングを制御する基地局側制御手段を有することを特徴
とする。
【0040】また、本発明における請求項6記載の無線
回線中継装置は、上記請求項4記載の構成に加えて、前
記移動局側インタフェースは、前記局内フレーム同期生
成手段にて生成された局内フレーム同期信号を基地局側
インタフェースに伝送すると共に、この局内フレーム同
期信号に基づいて移動局側通信部の送受信タイミングを
制御する移動局側制御手段を有し、前記基地局側インタ
フェースは、前記移動局側インタフェースからの局内フ
レーム同期信号に基づいて基地局側通信部の送受信タイ
ミングを制御する基地局側制御手段を有することを特徴
とする。
【0041】前記移動局側制御手段は、前記局内フレー
ム同期生成手段にて生成された局内フレーム同期信号を
基地局側インタフェースに伝送する、例えば局内フレー
ム同期信号伝送部と、この局内フレーム同期信号に基づ
いて移動局側通信部の送受信タイミングを制御するPS
制御部に相当するものである。
【0042】前記基地局側制御手段は、移動局側インタ
フェースからの局内フレーム同期信号に基づいて基地局
側通信部の送受信タイミングを制御する、例えばCSイ
ンタフェース内部の局内フレーム同期信号受信部及びC
S制御部に相当するものである。
【0043】従って、本発明における請求項5又は6記
載の無線回線中継装置によれば、上記請求項3又は4記
載の効果に加えて、前記移動局側インタフェースで生成
された局内フレーム同期信号を基地局側インタフェース
に伝送し、この局内フレーム同期信号に基づいて移動局
側通信部及び基地局側通信部の送受信タイミングを制御
するようにしたので、簡単な構成で済む。
【0044】また、本発明における請求項7記載の無線
回線中継装置は、上記請求項3記載の構成に加えて、前
記移動局側インタフェースは、前記局内フレーム同期生
成手段にて生成された局内フレーム同期信号内のエラー
有無を検出するエラー検出手段と、このエラー検出結果
を示すエラー情報を局内フレーム同期信号信号と併せて
基地局側インタフェースに伝送する伝送手段とを有し、
前記基地局側インタフェースは、前記伝送手段にて局内
フレーム同期信号が伝送されると、この局内フレーム同
期信号に含まれるエラー情報に基づいてエラー有無を判
別するエラー判別手段を有し、前記基地局側制御手段
は、このエラー判別手段による判別結果に基づいて局内
フレーム同期信号に基づく通信動作を実行するか否かを
判定することを特徴とする。
【0045】また、本発明における請求項8記載の無線
回線中継装置は、上記請求項4、5又は6記載の構成に
加えて、前記移動局側インタフェースは、前記局内フレ
ーム同期生成手段にて生成された局内フレーム同期信号
内のエラーを検出するエラー検出手段と、このエラー検
出結果を示すエラー情報を局内フレーム同期信号と併せ
て基地局側インタフェースに伝送する伝送手段とを有
し、前記基地局側インタフェースは、前記伝送手段にて
局内フレーム同期信号が伝送されると、この局内フレー
ム同期信号に含まれるエラー情報に基づいてエラー有無
を判別するエラー判別手段を有し、前記基地局側制御手
段は、このエラー判別手段による判別結果に基づいて局
内フレーム同期信号に基づく通信動作を実行するか否か
を判定することを特徴とする。
【0046】前記エラー検出手段は、前記移動局側イン
タフェース内部に備え、前記局内フレーム同期生成手段
にて生成された局内フレーム同期信号内のエラーを検出
する、例えばエラー検出部に相当するものである。
【0047】前記伝送手段は、前記移動局側インタフェ
ース内部に備え、前記エラー検出手段にて検出されたエ
ラー結果を示すエラー情報を局内フレーム同期信号と併
せて基地局側インタフェースに伝送する、例えば局内フ
レーム同期信号伝送部及びPS制御部に相当するもので
ある。
【0048】前記エラー判別手段は、前記基地局側イン
タフェース内部に備え、前記伝送手段にて局内フレーム
同期信号が伝送されると、この局内フレーム同期信号に
含まれるエラー情報に基づいてエラー有無を判別する、
例えばエラー有無判別部に相当するものである。
【0049】前記基地局側制御手段、例えばCS制御部
は、前記エラー判別手段による判別結果に基づいて局内
フレーム同期信号に基づく通信動作を実行するか否かを
判定する、例えばエラーありと判定されたのであれば、
このエラーありに関わる局内フレーム同期信号を採用せ
ず、これに対して、例えばエラー無しと判定されたので
あれば、このエラーなしに関わる局内フレーム同期信号
を採用することで、この局内フレーム同期信号に基づい
て基地局側通信部の通信動作を制御するものである。
【0050】従って、本発明における請求項7又は8記
載の無線回線中継装置によれば、上記請求項3又は、
4、5又は6記載の効果に加えて、移動局側インタフェ
ースで生成された局内フレーム同期信号のエラー有無を
示すエラー情報を局内フレーム同期信号と併せて基地局
側インタフェースに伝送し、移動局側インタフェースで
はエラーに関わる局内フレーム同期信号を採用しないこ
とは勿論のこと、基地局側インタフェースにエラーを通
知することで、エラーに関わる局内フレーム同期信号を
採用しないようにしたので、局内フレーム同期信号にエ
ラーが発生したとしても、このエラー発生に十分対処す
ることができる。
【0051】また、本発明における請求項9記載の無線
回線中継方法は、基地局及び移動局間に中継局を配置
し、この中継局内部で、基地局との通信動作を行う移動
局側通信部と、移動局との通信動作を行う基地局側通信
部とを離して有線接続し、移動局側通信部及び基地局側
通信部間の送受信タイミングを一致させ、かつ、前記移
動局側通信部と基地局側通信部との間を、前記移動局側
通信部の通信電波及び基地局側通信部の通信電波が干渉
しあわないように離したことを特徴とする。
【0052】従って、本発明における請求項9記載の無
線回線中継方法によれば、移動局側通信部と基地局側通
信部との間を、前記移動局側通信部の通信電波及び基地
局側通信部の通信電波が干渉しあわないように離して有
線接続、例えばケーブル接続し、さらには移動局側通信
部及び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致させ
るようにしたので、例えば基地局側通信部の電波出力を
大きくしたとしても、基地局及び移動局側通信部間の無
線回線に影響を及ぼすことなく、中継可能な無線エリア
を大幅に拡大することができる。
【0053】また、本発明における請求項10記載の無
線回線中継方法は、上記請求項9記載の方法に加えて、
前記基地局側通信部の電波出力は、前記移動局の電波出
力よりも大であることを特徴とする。
【0054】従って、本発明における請求項10記載の
無線回線中継方法によれば、上記請求項9記載の効果に
加えて、基地局側通信部の電波出力を移動局の電波出力
よりも大、例えば基地局側通信部の電波出力を0.5W
(2.0W)、移動局の電波出力を10mW(20m
W)としたので、基地局及び移動局側通信部間の無線回
線に影響を及ぼすことなく、中継可能な無線エリアを大
幅に拡大することができる。
【0055】また、本発明における請求項11記載の無
線回線中継方法は、上記請求項9又は10記載の方法に
加えて、移動局側通信部の通信動作によって得られる対
基地局フレーム同期信号を検出すると、この対基地局フ
レーム同期信号に基づいて、前記移動局側通信部及び基
地局側通信部間の送受信タイミングを一致させる局内フ
レーム同期信号を生成することを特徴とする。
【0056】従って、本発明における請求項11記載の
無線回線中継方法によれば、上記請求項9又は10記載
の効果に加えて、移動局側インタフェースで、前記移動
局側通信部の通信動作によって得られる対基地局フレー
ム同期信号を検出し、このフレーム同期検出手段からの
対基地局フレーム同期信号に基づいて、前記移動局側通
信部及び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致さ
せる局内フレーム同期信号を生成するようにしたので、
基地局と同期を確立しながら、中継局内部の移動局側通
信部及び基地局通信部間での同期を確立することができ
る。
【0057】また、本発明における請求項12記載の無
線回線中継方法は、上記請求項11記載の方法に加え
て、前記移動局側通信部の通信動作によって得られる基
地局からの通信データに含まれるユニークワードを検出
すると、検出タイミング信号を出力し、この検出タイミ
ング信号でリセットし、前記通信データに含まれるスロ
ット番号に基づいて所定クロック信号を分周すること
で、前記基地局から得られるフレーム同期信号を生成す
ることを特徴とする。
【0058】従って、本発明における請求項12記載の
無線回線中継方法によれば、上記請求項11記載の効果
に加えて、対基地局フレーム同期信号を簡単に生成する
ことができる。
【0059】また、本発明における請求項13記載の無
線回線中継方法は、上記請求項11記載の方法に加え
て、局内フレーム同期信号を基地局側通信部に伝送する
と共に、この局内フレーム同期信号に基づいて移動局側
通信部の送受信タイミングを制御すると共に、局内フレ
ーム同期信号に基づいて基地局側通信部の送受信タイミ
ングを制御することを特徴とする。
【0060】また、本発明における請求項14記載の無
線回線中継方法は、上記請求項12記載の方法に加え
て、局内フレーム同期信号を基地局側通信部に伝送する
と共に、この局内フレーム同期信号に基づいて移動局側
通信部の送受信タイミングを制御すると共に、局内フレ
ーム同期信号に基づいて基地局側通信部の送受信タイミ
ングを制御することを特徴とする。
【0061】従って、本発明における請求項13又は1
4記載の無線回線中継方法によれば、上記請求項11又
は12記載の効果に加えて、前記移動局側インタフェー
スで生成された局内フレーム同期信号を基地局側インタ
フェースに伝送し、この局内フレーム同期信号に基づい
て移動局側通信部及び基地局側通信部の送受信タイミン
グを制御するようにしたので、簡単な構成で済む。
【0062】また、本発明における請求項15記載の無
線回線中継方法は、上記請求項11記載の方法に加え
て、局内フレーム同期信号内のエラー有無を検出し、こ
のエラー検出結果を示すエラー情報を局内フレーム同期
信号信号と併せて基地局側通信部に伝送すると共に、局
内フレーム同期信号が伝送されると、この局内フレーム
同期信号に含まれるエラー情報に基づいてエラー有無を
判別し、この判別結果に基づいて局内フレーム同期信号
に基づく通信動作を実行するか否かを判定することを特
徴とする。
【0063】また、本発明における請求項16記載の無
線回線中継方法は、上記請求項12、13又は14記載
の構成に加えて、局内フレーム同期信号内のエラーを検
出し、このエラー検出結果を示すエラー情報を局内フレ
ーム同期信号信号と併せて基地局側通信部に伝送すると
共に、局内フレーム同期信号が伝送されると、この局内
フレーム同期信号に含まれるエラー情報に基づいてエラ
ー有無を判別し、この判別結果に基づいて局内フレーム
同期信号に基づく通信動作を実行するか否かを判定する
ことを特徴とする。
【0064】従って、本発明における請求項15又は1
6記載の無線回線中継装置によれば、上記請求項11又
は、12、13又は14記載の効果に加えて、移動局側
インタフェース側で生成された局内フレーム同期信号の
エラー有無を示すエラー情報を局内フレーム同期信号と
併せて基地局側インタフェースに伝送し、移動局側イン
タフェースではエラーに関わる局内フレーム同期信号を
採用しないことは勿論のこと、基地局側インタフェース
側にエラーを通知することで、エラーに関わる局内フレ
ーム同期信号を採用しないようにしたので、局内フレー
ム同期信号にエラーが発生下としても、このエラー発生
に十分対処することができる。 (実施の形態)以下、図面に基づいて本発明における無
線回線中継装置の実施の形態を示すPHS通信システム
における中継局について説明する。図1は本実施の形態
に示すPHS通信システムの中継局内部の概略構成を示
すブロック図である。
【0065】図1に示すPHS通信システム1は、例え
ばISDNと有線接続する基地局2と、この基地局2と
無線接続する移動局3と、これら基地局2及び移動局3
間の無線を中継可能とする中継局4とを有している。
【0066】尚、前記基地局2は、例えば500mWの
送信出力で下り信号を送信出力するものであり、前記移
動局3は、例えば10mWの送信出力で上り信号を送信
出力するものである。
【0067】前記中継局4は、前記基地局2との通信動
作を行う移動局側通信部(以下、単にPS部分と称す
る)10と、前記移動局3との通信動作を行う基地局側
通信部(以下、単にCS部分と称する)20とを有し、
これらPS部分10及びCS部分20は離間した状態で
ケーブル30を介してPS部分10とCS部分20とを
有線接続している。
【0068】前記PS部分10は、前記基地局2との通
信動作を司るPS無線部11と、例えば基地局2をサー
チするために、この基地局2から100msec毎に送
信される制御信号に含まれるユニークワードを検出する
と、検出タイミング信号を出力するユニークワード検出
部12と、例えば19.2MHzのクロック信号を発生
する19.2MHzクロック発生部13と、前記検出タ
イミング信号でリセットし、前記制御信号に含まれる絶
対スロット番号に基づいてクロック信号を分周すること
で、前記基地局2とフレーム同期した対基地局フレーム
同期信号を生成する分周器14と、前記CS部分20と
の通信動作を司るPSインタフェース部15と、このP
S部分10全体を制御するPS制御部16とを有してい
る。
【0069】尚、前記ユニークワード検出部12とは、
基地局2から得られる下り信号が制御信号又は通信信号
であるかを識別するための部位である。
【0070】前記CS部分20は、前記移動局3との通
信動作を司るCS無線部21と、前記PS部分10との
通信動作を司るCSインタフェース部22と、このCS
部分20全体を制御するCS制御部23とを有してい
る。
【0071】また、前記PS部分10とCS部分20と
は、前記PS無線部11の受信タイミングとCS無線部
21の送信タイミングとを一致させ、かつ、前記PS無
線部11とCS無線部21との間を、前記PS無線部1
1の通信電波及びCS無線部21の通信電波が干渉しあ
わないように離して、前記PSインタフェース部15及
びCSインタフェース部22でケーブル30を介して有
線接続されている。
【0072】前記PSインタフェース部15は、前記分
周器14にて生成された対基地局フレーム同期信号に基
づいて中継局4内のフレーム同期信号、すなわち局内フ
レーム同期信号を生成する局内フレーム同期信号生成部
17と、この局内フレーム同期信号生成部17にて生成
された局内フレーム同期信号内のエラーを検出するエラ
ー検出部18と、このエラー有無を示すエラー情報を併
せて局内フレーム同期信号をCS部分20に伝送する局
内フレーム同期信号伝送部19とを有している。
【0073】尚、前記局内フレーム同期信号は、これら
PS部分10及びCS部分20の送受信タイミングを一
致させるための中継局4内のフレーム同期信号に相当す
るものである。
【0074】前記CSインタフェース部22は、前記P
Sインタフェース部15のフレーム同期信号伝送部19
にて伝送された局内フレーム同期信号を受信する局内フ
レーム同期信号受信部24と、この局内フレーム同期信
号に含まれるエラー情報に基づいて局内フレーム同期信
号内にエラーの有無を判別するエラー有無判別部25と
を有している。
【0075】前記PS部分10及びCS部分20は、前
記局内フレーム同期生成部17にて生成された局内フレ
ーム同期信号に基づいて制御され、前記PS部分10及
びCS部分20の送受信タイミングを一致させる。
【0076】尚、これらPS部分10及びCS部分20
の同期精度は一回の変調に要する時間、例えば一般的な
PHS通信システム1で使用される伝送速度は384K
bpsの場合には2.6μsec以内で行われるように
した。
【0077】さらに、この中継局4は、PS部分10の
電波出力とCS部分20の電波出力とが干渉しあわない
ようにPS部分10とCS部分20とを離間してケーブ
ル30を介して互いに有線接続するようにしたので、こ
の中継局4におけるPS部分10のPS無線部11及び
CS部分20のCS無線部21の電波出力を、移動局3
の電波出力よりも大きく、例えば基地局2の電波出力と
同等の0.5Wにした。
【0078】では、次に本実施の形態に示すPHS通信
システム1における中継局4の動作について説明する。
【0079】まずは、中継局4内部のPS部分10及び
CS部分20の送受信タイミングを一致させる動作につ
いて説明する。
【0080】前記中継局4のPS部分10におけるPS
無線部11においては、周辺基地局2から移動局3に送
信する下り信号を受信する。前記ユニークワード検出部
12は、この下り信号内に送信対象の基地局2を受信す
るための、周辺基地局2から送信される100msec
毎の制御信号を含むユニークワードを検出すると、この
ユニークワードを検出した時点で検出タイミング信号を
分周器14に供給する。
【0081】この分周器14は、この検出タイミング信
号に応じてリセット動作を実行し、前記制御信号に含ま
れる絶対スロット番号に基づいて、前記19.2MHz
クロック発生部13からのクロック信号を分周すること
で、送信対象基地局2との同期を確立した対基地局フレ
ーム同期信号を生成し、この対基地局フレーム同期信号
をPSインタフェース部15の局内フレーム同期信号生
成部17に供給する。
【0082】この局内フレーム同期信号生成部17は、
前記対基地局フレーム同期信号に基づいて、前記基地局
2との同期確立はもちろんのこと、前記PS部分10の
PS無線部11とCS部分20のCS無線部21との送
受信タイミングが一致した局内フレーム同期信号を生成
し、この局内フレーム同期信号をエラー検出部18に供
給する。
【0083】このエラー検出部18は、この局内フレー
ム同期信号内におけるエラー有無を検出し、このエラー
結果を示すエラー情報を併せて局内フレーム同期信号を
局内フレーム同期信号伝送部19に供給する。尚、この
エラー検出部18においては、局内フレーム同期信号内
にエラーを検出したのであれば、エラー有りを示すエラ
ー情報と併せて局内フレーム同期信号を局内フレーム同
期信号伝送部19に供給する。これに対し、局内フレー
ム同期信号内にエラーを検出したのでなければ、エラー
なしを示すエラー情報と併せて局内フレーム同期信号を
局内フレーム同期信号伝送部19に供給する。
【0084】また、PS制御部16においては、前記エ
ラー検出部18によるエラー情報に基づいて局内フレー
ム同期信号内にエラーが無いと判定されたのであれば、
この局内フレーム同期信号に基づいてPS無線部11の
送受信タイミングを制御する。これに対して、PS制御
部16は、前記エラー検出部18にて局内フレーム同期
信号にエラーがありと判定されたのであれば、この局内
フレーム同期信号を採用しない。
【0085】前記局内フレーム同期信号伝送部19は、
前記ケーブル30を介してCS部分20の局内フレーム
同期信号受信部24に、前記エラー情報と併せて局内フ
レーム同期信号を供給する。この局内フレーム同期信号
受信部24は、局内フレーム同期信号を受信すると、こ
の局内フレーム同期信号に含まれるエラー情報をエラー
有無判別部25に供給する。
【0086】このエラー有無判別部25は、この局内フ
レーム同期信号に含まれるエラー情報に基づいて局内フ
レーム同期信号内にエラーがあるか否かを判別し、この
判別結果をCS制御部23に供給する。
【0087】このCS制御部23は、この判別結果に基
づいて、例えばエラー有りと判別されたのであれば、こ
の局内フレーム同期信号を採用しない。
【0088】また、このCS制御部23は、この判別結
果に基づいて、例えばエラーなしと判別されたのであれ
ば、この局内フレーム同期信号を採用して、この局内フ
レーム同期信号に基づいてCS無線部21の送受信タイ
ミングを制御することで、中継局4内におけるPS部分
10及びCS部分20間の同期を確立する。
【0089】従って、本実施の形態に示す中継局4によ
れば、基地局2との通信動作を司るPS部分10と、移
動局3との通信動作を司るCS部分20とを有し、これ
らPS部分10及びCS部分20の電波出力を基地局2
並みにしたとしても、PS部分10の通信電波がCS部
分20の通信電波と干渉しあわないようにPS部分10
とCS部分20とを離して、PS部分10及びCS部分
20間をケーブル30を介して有線接続するようにした
ので、例えばPS部分10とCS部分20との間の影響
を受けることなく、この中継局4の中継可能エリアを大
幅に拡大することができる。
【0090】また、本実施の形態によれば、CS部分2
0の電波出力を0.5W、移動局の電波出力を10mW
としたので、基地局2とPS部分10との間の無線に影
響を及ぼすことなく、中継可能な無線エリアを大幅に拡
大することができる。
【0091】また、本実施の形態によれば、局内フレー
ム同期信号を生成し、この局内フレーム同期信号に基づ
いて、基地局2とは勿論のこと、中継局4内のPS部分
10及びCS部分20の送受信タイミングを一致させる
ようにしたので、基地局2と同期を確立しながら、中継
局4内部のPS部分10及びCS部分20間での同期を
確立することができる。
【0092】本実施の形態によれば、PSインタフェー
ス部15で生成された局内フレーム同期信号のエラー有
無を示すエラー情報を局内フレーム同期信号と併せてC
Sインタフェース部22に伝送し、PSインタフェース
部15ではエラーに関わる局内フレーム同期信号を採用
しないことは勿論のこと、CSインタフェース部22に
エラーを通知することで、エラーに関わる局内フレーム
同期信号を採用しないようにしたので、局内フレーム同
期信号にエラーが発生したとしても、このエラー発生に
十分対処することができる。尚、上記実施の形態におい
ては、CS部分20の電波出力を0.5W、移動局の電
波出力を10mWとしたが、CS部分20の電波出力を
2.0W、移動局の電波出力を20mWとしても上記し
たように同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0093】
【発明の効果】上記のように構成された本発明における
請求項1記載の無線回線中継装置によれば、移動局側通
信部と基地局側通信部との間を、前記移動局側通信部の
通信電波及び基地局側通信部の通信電波が干渉しあわな
いように離して有線接続、例えばケーブル接続し、さら
には移動局側通信部及び基地局側通信部間の送受信タイ
ミングを一致させるようにしたので、例えば基地局側通
信部の電波出力を大きくしたとしても、基地局と移動局
側通信部との間の無線回線に影響を及ぼすことなく、中
継可能な無線エリアを大幅に拡大することができる。
【0094】また、本発明における請求項2記載の無線
回線中継装置によれば、上記請求項1記載の効果に加え
て、基地局側通信部の電波出力を移動局の電波出力より
も大、例えば移動局側通信部の電波出力を0.5W
(2.0W)、移動局の電波出力を10mW(20m
W)としたので、基地局と移動局側通信部との間の無線
回線に影響を及ぼすことなく、中継可能な無線エリアを
大幅に拡大することができる。
【0095】また、本発明における請求項3記載の無線
回線中継装置によれば、上記請求項1又は2記載の効果
に加えて、移動局側インタフェースで、前記移動局側通
信部の通信動作によって得られる対基地局フレーム同期
信号を検出し、このフレーム同期検出手段からの対基地
局フレーム同期信号に基づいて、前記移動局側通信部及
び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致させる局
内フレーム同期信号を生成するようにしたので、基地局
と同期を確立しながら、中継局内部の移動局側通信部及
び基地局通信部間での同期を確立することができる。
【0096】また、本発明における請求項4記載の無線
回線中継装置によれば、上記請求項3記載の効果に加え
て、対基地局フレーム同期信号を簡単に生成することが
できる。
【0097】また、本発明における請求項5又は6記載
の無線回線中継装置によれば、上記請求項3又は4記載
の効果に加えて、前記移動局側インタフェースで生成さ
れた局内フレーム同期信号を基地局側インタフェースに
伝送し、この局内フレーム同期信号に基づいて移動局側
通信部及び基地局側通信部の送受信タイミングを制御す
るようにしたので、簡単な構成で済む。
【0098】また、本発明における請求項7又は8記載
の無線回線中継装置によれば、上記請求項3又は、4、
5又は6記載の効果に加えて、移動局側インタフェース
側で生成された局内フレーム同期信号のエラー有無を示
すエラー情報を局内フレーム同期信号と併せて基地局側
インタフェースに伝送し、移動局側インタフェースでは
エラーに関わる局内フレーム同期信号を採用しないこと
は勿論のこと、基地局側インタフェースにエラーを通知
することで、エラーに関わる局内フレーム同期信号を採
用しないようにしたので、局内フレーム同期信号にエラ
ーが発生したとしても、このエラー発生に十分対処する
ことができる。
【0099】また、本発明における請求項9記載の無線
回線中継方法によれば、移動局側通信部と基地局側通信
部との間を、前記移動局側通信部の通信電波及び基地局
側通信部の通信電波が干渉しあわないように離して有線
接続、例えばケーブル接続し、さらには移動局側通信部
及び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致させる
ようにしたので、例えば基地局側通信部の電波出力を大
きくしたとしても、基地局と移動局側通信部との間の無
線回線に影響を及ぼすことなく、中継可能な無線エリア
を大幅に拡大することができる。
【0100】また、本発明における請求項10記載の無
線回線中継方法によれば、上記請求項9記載の効果に加
えて、基地局側通信部の電波出力を移動局の電波出力よ
りも大、例えば移動局側通信部の電波出力を0.5W
(2.0W)、移動局の電波出力を10mW(20m
W)としたので、基地局と移動局側通信部との間の無線
回線に影響を及ぼすことなく、中継可能な無線エリアを
大幅に拡大することができる。
【0101】また、本発明における請求項11記載の無
線回線中継方法によれば、上記請求項9又は10記載の
効果に加えて、移動局側インタフェースで、前記移動局
側通信部の通信動作によって得られる対基地局フレーム
同期信号を検出し、このフレーム同期検出手段からの対
基地局フレーム同期信号に基づいて、前記移動局側通信
部及び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致させ
る局内フレーム同期信号を生成するようにしたので、基
地局と同期を確立しながら、中継局内部の移動局側通信
部及び基地局通信部間での同期を確立することができ
る。
【0102】また、本発明における請求項12記載の無
線回線中継方法によれば、上記請求項11記載の効果に
加えて、対基地局フレーム同期信号を簡単に生成するこ
とができる。
【0103】また、本発明における請求項13又は14
記載の無線回線中継方法によれば、上記請求項11又は
12記載の効果に加えて、前記移動局側インタフェース
で生成された局内フレーム同期信号を基地局側インタフ
ェースに伝送し、この局内フレーム同期信号に基づいて
移動局側通信部及び基地局側通信部の送受信タイミング
を制御するようにしたので、簡単な構成で済む。
【0104】また、本発明における請求項15又は16
記載の無線回線中継装置によれば、上記請求項11又
は、12、13又は14記載の効果に加えて、移動局側
インタフェースで生成された局内フレーム同期信号のエ
ラー有無を示すエラー情報を局内フレーム同期信号と併
せて基地局側インタフェースに伝送し、移動局側インタ
フェースではエラーに関わる局内フレーム同期信号を採
用しないことは勿論のこと、基地局側インタフェースに
エラーを通知することで、エラーに関わる局内フレーム
同期信号を採用しないようにしたので、局内フレーム同
期信号にエラーが発生したとしても、このエラー発生に
十分対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線回線中継装置における実施の形態
を示すPHS通信システムの概略構成を示すブロック図
【図2】本実施の形態に示すPHS通信システム内の中
継局内部の概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 PHS通信システム 2 基地局 3 移動局 4 中継局 10 PS部分(移動局側通信部) 11 PS無線部(移動局側通信部) 12 ユニークワード検出部(ユニークワード検出手
段) 13 19.2MHzクロック発生器(クロック発生手
段) 14 分周器(対基地局フレーム同期生性手段) 15 PSインタフェース部(移動局側インタフェー
ス) 16 PS制御部(移動局側制御手段) 17 局内フレーム同期信号生成部(局内フレーム同期
生成手段) 18 エラー検出部(エラー検出手段) 19 局内フレーム同期信号伝送部(伝送手段) 20 CS部分(基地局側通信部) 21 CS無線部(基地局側通信部) 22 CSインタフェース(基地局側インタフェース) 23 CS制御部(基地局側制御手段) 24 局内フレーム同期信号受信部(基地局側制御手
段) 25 エラー有無判別部(エラー判別手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 聖滋 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 高田 ▲琢▼ 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 越田 さおり 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA03 AA22 BB04 BB08 CC04 DD25 EE02 EE06 EE10 EE72 GG03 GG08 HH25 5K072 AA04 AA29 BB13 BB25 BB27 CC15 CC31 DD11 DD16 EE19 EE24 FF08 FF10 FF14 FF24 GG11 GG14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局及び移動局間に配置され、基地局
    との通信動作を行う移動局側通信部と、移動局との通信
    動作を行う基地局側通信部と、前記移動局側通信部及び
    基地局側通信部間の送受信タイミングを一致させ、か
    つ、前記移動局側通信部と基地局側通信部との間を、前
    記移動局側通信部の通信電波及び基地局側通信部の通信
    電波が干渉しあわないように離して有線接続する通信イ
    ンタフェースとを有することを特徴とする無線回線中継
    装置。
  2. 【請求項2】 前記基地局側通信部の電波出力は、前記
    移動局の電波出力よりも大であることを特徴とする請求
    項1記載の無線回線中継装置。
  3. 【請求項3】 前記通信インタフェースは、前記移動局
    側通信部の移動局側インタフェースと、前記基地局側通
    信部の基地局側インタフェースとを有し、 前記移動局側インタフェースは、 前記移動局側通信部の通信動作によって得られる対基地
    局フレーム同期信号を検出するフレーム同期検出手段
    と、 このフレーム同期検出手段からの対基地局フレーム同期
    信号に基づいて、前記移動局側通信部及び基地局側通信
    部間の送受信タイミングを一致させる局内フレーム同期
    信号を生成する局内フレーム同期生成手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の無線回線中継装
    置。
  4. 【請求項4】 前記フレーム同期検出手段は、 前記通信動作によって得られる基地局からの通信データ
    に含まれるユニークワードを検出すると、検出タイミン
    グ信号を出力するユニークワード検出手段と、 所定クロック信号を発生するクロック発生手段と、 前記検出タイミング信号でリセットし、前記通信データ
    に含まれるスロット番号に基づいて所定クロック信号を
    分周することで、前記基地局から得られるフレーム同期
    信号を生成する対基地局フレーム同期生成手段とを有す
    ることを特徴とする請求項3記載の無線回線中継装置。
  5. 【請求項5】 前記移動局側インタフェースは、 前記局内フレーム同期生成手段にて生成された局内フレ
    ーム同期信号を基地局側インタフェースに伝送すると共
    に、この局内フレーム同期信号に基づいて移動局側通信
    部の送受信タイミングを制御する移動局側制御手段を有
    し、 前記基地局側インタフェースは、 前記移動局側インタフェースからの局内フレーム同期信
    号に基づいて基地局側通信部の送受信タイミングを制御
    する基地局側制御手段を有することを特徴とする請求項
    3記載の無線回線中継装置。
  6. 【請求項6】 前記移動局側インタフェースは、 前記局内フレーム同期生成手段にて生成された局内フレ
    ーム同期信号を基地局側インタフェースに伝送すると共
    に、この局内フレーム同期信号に基づいて移動局側通信
    部の送受信タイミングを制御する移動局側制御手段を有
    し、 前記基地局側インタフェースは、 前記移動局側インタフェースからの局内フレーム同期信
    号に基づいて基地局側通信部の送受信タイミングを制御
    する基地局側制御手段を有することを特徴とする請求項
    4記載の無線回線中継装置。
  7. 【請求項7】 前記移動局側インタフェースは、 前記局内フレーム同期生成手段にて生成された局内フレ
    ーム同期信号内のエラー有無を検出するエラー検出手段
    と、 このエラー検出結果を示すエラー情報を局内フレーム同
    期信号と併せて基地局側インタフェースに伝送する伝送
    手段とを有し、 前記基地局側インタフェースは、 前記伝送手段にて局内フレーム同期信号が伝送される
    と、この局内フレーム同期信号に含まれるエラー情報に
    基づいてエラー有無を判別するエラー判別手段を有し、 前記基地局側制御手段は、このエラー判別手段による判
    別結果に基づいて局内フレーム同期信号に基づく通信動
    作を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項
    3記載の無線回線中継装置。
  8. 【請求項8】 前記移動局側インタフェースは、 前記局内フレーム同期生成手段にて生成された局内フレ
    ーム同期信号内のエラー有無を検出するエラー検出手段
    と、 このエラー検出結果を示すエラー情報を局内フレーム同
    期信号と併せて基地局側インタフェースに伝送する伝送
    手段とを有し、 前記基地局側インタフェースは、 前記伝送手段にて局内フレーム同期信号が伝送される
    と、この局内フレーム同期信号に含まれるエラー情報に
    基づいてエラー有無を判別するエラー判別手段を有し、 前記基地局側制御手段は、このエラー判別手段による判
    別結果に基づいて局内フレーム同期信号に基づく通信動
    作を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項
    4、5又は6記載の無線回線中継装置。
  9. 【請求項9】 基地局及び移動局間に中継局を配置し、
    この中継局内部で、基地局との通信動作を行う移動局側
    通信部と、移動局との通信動作を行う基地局側通信部と
    を離して有線接続し、移動局側通信部及び基地局側通信
    部間の送受信タイミングを一致させ、かつ、前記移動局
    側通信部と基地局側通信部との間を、前記移動局側通信
    部の通信電波及び基地局側通信部の通信電波が干渉しあ
    わないように離したことを特徴とする無線回線中継方
    法。
  10. 【請求項10】 前記基地局側通信部の電波出力は、前
    記移動局の電波出力よりも大であることを特徴とする請
    求項9記載の無線回線中継方法。
  11. 【請求項11】 移動局側通信部の通信動作によって得
    られる対基地局フレーム同期信号を検出すると、この対
    基地局フレーム同期信号に基づいて、前記移動局側通信
    部及び基地局側通信部間の送受信タイミングを一致させ
    る局内フレーム同期信号を生成することを特徴とする請
    求項9又は10記載の無線回線中継方法。
  12. 【請求項12】 前記移動局側通信部の通信動作によっ
    て得られる基地局からの通信データに含まれるユニーク
    ワードを検出すると、検出タイミング信号を出力し、こ
    の検出タイミング信号でリセットし、前記通信データに
    含まれるスロット番号に基づいて所定クロック信号を分
    周することで、前記基地局から得られるフレーム同期信
    号を生成することを特徴とする請求項11記載の無線回
    線中継方法。
  13. 【請求項13】 この局内フレーム同期信号に基づいて
    移動局側通信部の送受信タイミングを制御して、この局
    内フレーム同期信号を基地局側通信部に伝送すると共
    に、この局内フレーム同期信号に基づいて基地局側通信
    部の送受信タイミングを制御することを特徴とする請求
    項11記載の無線回線中継方法。
  14. 【請求項14】 この局内フレーム同期信号に基づいて
    移動局側通信部の送受信タイミングを制御して、この局
    内フレーム同期信号を基地局側通信部に伝送すると共
    に、この局内フレーム同期信号に基づいて基地局側通信
    部の送受信タイミングを制御することを特徴とする請求
    項12記載の無線回線中継方法。
  15. 【請求項15】 局内フレーム同期信号内のエラー有無
    を検出し、このエラー検出結果を示すエラー情報を局内
    フレーム同期信号と併せて基地局側通信部に伝送すると
    共に、局内フレーム同期信号が伝送されると、この局内
    フレーム同期信号に含まれるエラー情報に基づいてエラ
    ー有無を判別し、この判別結果に基づいて局内フレーム
    同期信号に基づく通信動作を実行するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項11記載の無線回線中継方法。
  16. 【請求項16】 局内フレーム同期信号内のエラー有無
    を検出し、このエラー検出結果を示すエラー情報を局内
    フレーム同期信号と併せて基地局側通信部に伝送すると
    共に、局内フレーム同期信号が伝送されると、この局内
    フレーム同期信号に含まれるエラー情報に基づいてエラ
    ー有無を判別し、この判別結果に基づいて局内フレーム
    同期信号に基づく通信動作を実行するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項12、13又は14記載の無線
    回線中継方法。
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