JP2010034709A - 無線中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線中継装置において、スロット毎に異なる無線チャネルの選択をする場合であっても1つのPLL回路を用いて正常な中継を行うと共に、製造コストを抑制する。
【解決手段】無線中継装置は、制御データ等を出力するBBLSIと、1つのPLL回路を有する可変周波数発振ブロックとを備える。PLL回路は、VCOと発振信号を分数を用いて分周する分数分周器とを有する。分数分周器は比較周波数を高く設定することができる。VCOは、発振信号周波数偏移処理によって制御された発振信号を出力する。(c)に示す場合において、PLL回路は、現スロットのCRCビット後の4ビット目から発振周波数偏移処理を開始する。現スロットのCRCビット後の4ビット目から次スロットのSSビットの終わりまで11ビットの時間があるので、PLL回路はこの時間内に発振周波数偏移処理を終了することができ、無線中継装置は次スロットの受信を正常に行う。
【選択図】図 6

Description

本発明は、PHS(Personal Handy phone System)等の無線通信に用いる無線中継装置に関する。
従来から、PHSの通信方式においては、同一の無線チャネルを時間で分離する4チャネル多重TDMA−TDD(Time Division Multiple Access-Time Division Duplex)方式が採用されている。図7は、PHS端末等の移動局による送受信タイミングを示す。この通信方式では、1つの無線チャネルの信号が5msecごとのフレームに分割され、1フレームはさらに625μsecごとの8つのタイムスロット(以下、スロット)に分割される。1スロットは、240ビットのデータの送受信を行い、1ビット当りの時間は、2.604μsecである。
1フレームの前半4スロットは移動局から基地局への送信用スロットとして割当てられ、1フレームの後半4スロットは基地局からの受信用スロットとして割当てられる。そのため、1つの基地局は理論上最大4つの移動局と同時に通信を行うことができる。
ところで、基地局と移動局との間の無線区間は、1.9GHz帯の周波数を利用している。この周波数帯では、屋外に設置されている基地局から発信された電波が、屋内に位置する移動局に到達しにくいことがある。これを解消する装置として、基地局から発信される電波と、移動局から発信される電波のそれぞれを中継する無線中継装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8に示すように、この種の無線中継装置100は、無線チャネルの情報を含む制御データ等を出力するベースバンドLSI(以下、BBLSI)101と、固定周波数発振ブロック102と、可変周波数発振ブロック103とを備える。また、無線中継装置100は、各種信号周波数を用いて周波数変換(アップコンバート/ダウンコンバート)を行う複数のミキサー104a〜104eと、アンテナと接続されて電波を送受信するためのRFコネクタ105と、信号の伝送先を切替える切替スイッチ(ANTSW)106等をさらに備える。
固定周波数発振ブロック102は、可変容量ダイオードであるバラクタダイオード111と、PLL(Phase Locked Loop)シンセサイザ(以下、PLL回路)112とを有し、周波数が254.75Mhzに固定された発振信号を出力する。
可変周波数発振ブロック103は、第1PLL回路121と、第1PLL回路121から出力される発振信号を増幅させる第1アンプ122と、第2PLL回路131と、第2PLL回路131から出力される発振信号を増幅させる第2アンプ132とを有する。また、可変周波数発振ブロック103は、第1PLL回路121から出力される発振信号、又は第2PLL回路131から出力される発振信号のうちのどちらかの信号を出力するか切替えるための出力信号切替スイッチ141とをさらに有する。
第1PLL回路121及び第2PLL回路131は、BBLSI101から入力された制御データに基いて、発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振信号周波数偏移処理)を行い、所定の周波数に変換された発振周波数信号を出力する。この発振周波数信号と、BBLSI101から出力された発振周波数信号と固定周波数発振ブロック102から出力された発振信号とは、ミキサー104a〜104eによって周波数変換されると共に、所定の周波数成分を通過させるフィルターによってフィルタリングされる。これによって、基地局や移動局に対して送受信を行う搬送波周波数が切り換わり、所望の無線チャネルが選択される。つまり、可変周波数発振ブロック103から出力される発振周波数を変化させることによって、所望の無線チャネルが選択される。
図9は、第1PLL回路121及び第2PLL回路131の概略構成を示す。図9に示すように、第1PLL回路121及び第2PLL回路131はいずれも、発振信号を出力する電圧制御発振器(VCO)161aと、発振信号を整数を用いて分周する整数分周器161bと、基準発振信号を出力する基準発信器161cと、基準発振信号を分周する基準信号分周器161dとを有する。また、第1PLL回路121及び第2PLL回路131はいずれも、整数分周器161bによって生成された分周信号及び基準発振信号との位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器161eと、所定の周波数成分を抽出するループフィルタ161fとをさらに有する。
整数分周器161bは、電圧制御発振器161aから出力された発振信号を整数で分周するものであるため、位相比較器161eによって比較される分周信号の比較周波数が低く、発振信号周波数のロックアップ時間が、500μsec程度必要である。
ところで、無線中継装置100は、移動局や基地局から送信された電波を受信し、空いているスロットを使って移動局や基地局に中継を行う。従って、無線中継装置100によって送受信されるスロットは規則的なものにはならない。また、無線中継装置100は、送受信するスロット毎に基地局を切り換える場合、無線チャネルが異なるので、スロット毎に搬送周波数を切り換えなければならない。
図10は、各スロットにおける可変周波数発振ブロック103の動作を示す。ここでは、移動局から送信された第1スロット〜第3スロットを無線中継装置100が基地局に送信するものとする。また、第1スロットの搬送周波数は、予め第1PLL回路121から出力された発振周波数信号等によって生成されているものとする。また、出力信号切替スイッチ141は予め第1PLL回路121の周波数信号が出力されるように切替えられているものとする。
第1スロットにおいては、第1PLL回路121が所定の発振周波数信号の出力を行うことにより所望の無線チャネルの選択が行われる。そのとき、第2PLL回路131が制御データを受信した後、この制御データの内容に基づいて発振周波数偏移処理を行う。発振周波数偏移処理の時間は、500μsec必要である。
そして、第1スロットが終了するときに、出力信号切替スイッチ141が切り替えられ、第2スロットにおいては、第2PLL回路131が所定の発振周波数信号の出力を行うことにより所望の無線チャネルの選択が行われる。そのとき、第1PLL回路121が制御データを受信した後、発振周波数偏移処理を行う。なお、第1PLL回路121及び第2PLL回路131は、現スロットの無線チャネルと次スロットの無線チャネルが同一であっても発振周波数偏移処理を行なう。
このように、無線中継装置100は、第1PLL回路121及び第2PLL回路131のうちの一方が発振周波数信号の出力を行っているときに、他方が発振周波数偏移処理を行うことで、スロット毎に無線チャネルが異なる場合であっても迅速に無線チャネルの選択を行うことができる。
しかしながら、無線中継装置100は、第1PLL回路121及び第2PLL回路131を備える必要があるため、部品点数が多くなり、製造コストを抑制できないという問題がある。また、無線中継装置100が、例えば、第1PLL回路121のみを備える場合、第1PLL回路121が発振周波数偏移処理を行うための時間として500μsecが必要であるため、次スロットの送受信を行うタイミングまでに所望の無線チャネルを選択できない。従って、正常な中継理を行うことができない。
特開平4−334538号公報
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、スロット毎に異なる無線チャネルの選択をする場合であっても1つのPLL回路を用いて正常な中継を行うことができると共に、製造コストを抑制することができる無線中継装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、発振信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された発振信号を分周して分周信号を生成する分周器と、該分周信号及び基準発振信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器とを有し、該位相差信号に基づいて前記発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振周波数偏移処理)を行う1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、時分割多重された複数のスロットを利用し、前記発振信号周波数を用いて、送信又は受信を行うための搬送周波数を切り換えることにより移動局と基地局との間のそれぞれの送信電波を中継する無線中継装置において、前記分周器は、分数を用いて前記発振信号の分周を行い、前記スロットは、誤り検出用ビットやガードビットを含み、前記PLL回路は、遅延無くスロットを送信するとき、該スロットの誤り検出用ビットの4ビット目から前記発振周波数偏移処理を開始することにより搬送周波数を次スロットに対応する周波数に切り換えるものである。
請求項2に記載の発明は、発振信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された発振信号を分周して分周信号を生成する分周器と、該分周信号及び基準発振信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器とを有し、該位相差信号に基づいて前記発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振周波数偏移処理)を行う1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、
時分割多重された複数のスロットを利用し、前記発振信号周波数を用いて、送信又は受信を行うための搬送周波数を切り換えることにより移動局と基地局との間のそれぞれの送信電波を中継する無線中継装置において、前記分周器は、分数を用いて前記発振信号の分周を行い、前記スロットは、誤り検出用ビットやガードビットを含み、前記PLL回路は、遅延無くスロットを受信するとき、該スロットの誤り検出用ビットの直後から4ビット目までの間の任意のタイミングにおいて前記発振周波数偏移処理を開始することにより搬送周波数を次スロットに対応する周波数に切り換えるものである。
請求項3に記載の発明は、発振信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された発振信号を分周して分周信号を生成する分周器と、該分周信号及び基準発振信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器とを有し、該位相差信号に基づいて前記発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振周波数偏移処理)を行う1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、時分割多重された複数のスロットを利用し、前記発振信号周波数を用いて、送信又は受信を行うための搬送周波数を切り換えることにより移動局と基地局との間のそれぞれの送信電波を中継する無線中継装置において、前記分周器は、分数を用いて前記発振信号の分周を行い、前記スロットは、誤り検出用ビットやガードビットを含み、前記PLL回路は、7ビット分遅延してスロットを受信するとき、該スロットの誤り検出用ビットの直後から前記発振周波数偏移処理を開始することにより搬送周波数を次スロットに対応する周波数に切り換えるものである。
請求項4に記載の発明は、発振信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された発振信号を分周して分周信号を生成する分周器と、該分周信号及び基準発振信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器とを有し、該位相差信号に基づいて前記発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振周波数偏移処理)を行う1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、時分割多重された複数のスロットを利用し、前記発振信号周波数を用いて、送信又は受信を行うための搬送周波数を切り換えることにより移動局と基地局との間のそれぞれの送信電波を中継する無線中継装置において、前記分周器は、分数を用いて前記発振信号の分周を行い、前記スロットは、誤り検出用ビットやガードビットを含み、前記PLL回路は、スロットを受信すると共に、該スロットの搬送周波数と同じ周波数を利用する次スロットを続けて受信するとき、前記発振周波数偏移処理を行わず、搬送周波数を切り換えないものである。
請求項1の発明によれば、分周器は分数を用いて発振信号の分周を行うので、比較周波数を高く設定することができ、ロックアップ時間が短くなる。従って、従来と異なり、発振周波数偏移処理は、11ビット分の時間があれば十分終了する。PLL回路は、遅延無くスロットを送信するとき、スロットの誤り検出用ビットの4ビット目から発振周波数偏移処理を開始する。そのため、次スロットを7ビット分繰り上げて受信する場合であっても、次スロットによる通信を行うまでに搬送周波数が次スロットに対応する周波数に切り換わる。従って、無線中継装置はスロット毎に異なる無線チャネルであっても正常に中継を行うことができる。また、PLL回路が1つであるため部品点数が少なくなり、製造コストを抑制することができる。
請求項2の発明によれば、分周器は分数を用いて発振信号の分周を行うので、比較周波数を高く設定することができ、ロックアップ時間が短くなる。従って、従来と異なり、発振周波数偏移処理は、11ビット分の時間があれば十分終了する。PLL回路は、遅延無くスロットを受信するとき、スロットの誤り検出用ビットの直後から4ビット目までの間の任意のタイミングにおいて発振周波数偏移処理を開始する。そのため、次スロットを7ビット分繰り上げて受信する場合であっても、次スロットによる通信を行うまでに搬送周波数が次スロットに対応する周波数に切り換わる。従って、無線中継装置はスロット毎に異なる無線チャネルであっても正常に中継を行うことができる。また、PLL回路が1つであるため部品点数が少なくなり、製造コストを抑制することができる。
請求項3の発明によれば、分周器は分数を用いて発振信号の分周を行うので、比較周波数を高く設定することができ、ロックアップ時間が短くなる。従って、従来と異なり、発振周波数偏移処理は、11ビット分の時間があれば十分終了する。PLL回路は、7ビット分遅延してスロットを受信するとき、スロットの誤り検出用ビットの直後から発振周波数偏移処理を開始する。そのため、次スロットによる通信を行うまでに搬送周波数が次スロットに対応する周波数に切り換わる。従って、無線中継装置はスロット毎に異なる無線チャネルであっても正常に中継を行うことができる。また、PLL回路が1つであるため部品点数が少なくなり、製造コストを抑制することができる。
請求項4の発明によれば、分周器は分数を用いて発振信号の分周を行うので、比較周波数を高く設定することができるため、ロックアップ時間が短くなる。従って、従来と異なり、発振周波数偏移処理は、11ビット分の時間があれば十分終了する。また、PLL回路は、スロットを受信すると共に、このスロットの搬送周波数と同じ周波数を利用する次スロットを続けて受信するとき、発振周波数偏移処理を行わない。そのため、従来と異なり、7ビット分遅延してスロットを受信すると共に、スロットの搬送周波数と同じ周波数を利用する次スロットを7ビット分繰り上げて受信する場合であっても、搬送周波数を切り換えずに、無線中継装置は正常に中継を行うことができる。また、PLL回路が1つであるため部品点数が少なくなり、製造コストを抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る無線中継装置について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、基地局BS、PHS2と、無線中継装置3とを含む無線通信システム1の概略構成を示し、図2は、中継装置3の内部構成を示すブロック図であり、図3は、PLL(Phase Locked Loop)シンセサイザ(請求項におけるPLL回路;以下、PLL回路)61の概略構成を示すブロック図である。
基地局BS及びPHS2は、無線区間において1.9GHz帯の周波数を使用して電波の送受信を行う。また、基地局BS及びPHS2は、複数のスロットを利用する4チャネル多重TDMA−TDD方式による無線通信を行う。無線中継装置3は、基地局BS及びPHS2のそれぞれから送信される電波を中継するものである。また、無線中継装置3は、2つの基地局BS1、BS2に対して電波を送受信可能であり、例えば、電波が強い方の基地局を選択して中継を行うものとする。
無線中継装置3は、送受信を行う無線チャネルの情報を含む制御データ等を出力するベースバンドLSI(以下、BBLSI)31と、固定された周波数の発振信号を出力する固定周波数発振ブロック32と、所定の周波数の発振信号を出力する可変周波数発振ブロック33とを備える。また、無線中継装置3は、各種信号の周波数を用いて周波数変換(アップコンバート/ダウンコンバート)を行うための複数のミキサー34a〜34eと、各種信号を増幅するための複数のアンプ35a〜35gとをさらに備える。また、無線中継装置3は、所定の周波数成分を抽出するSAWフィルタ36a、36b、LCフィルタ37、及びセラミックフィルタ38の各フィルタをさらに備える。
また、無線中継装置3は、基地局BSやPHS2にアンテナを介して電波を送受信するためのRFコネクタ39と、送受信する信号の伝送先を切替える切替スイッチ(ANTSW)40とをさらに備える。また、無線中継装置3は、PLL回路61にラッチイネーブル信号を出力する切替回路41と、基準発振信号を出力する温度補償基準発振器(以下、TCXO)42と、受信した信号の強度を示すRSSI信号をBBLSI31に入力するRSSI(Received Signal Strength Indicator)43とをさらに備える。
BBLSI31は、後述する制御信号やラッチイネーブル信号等を切替回路41に出力し、無線チャネルの情報等を含むデータ信号やクロック信号を可変周波数発振ブロック33に出力する。また、BBLSI31は、周波数が192KHzである送信信号を出力する。
固定周波数発振ブロック32は、発振信号を出力するPLL回路51を有し、周波数が254.75Mhzに固定された発振信号を出力する。
可変周波数発振ブロック33は、BBLSI31から入力されたデータ信号等や切替回路から入力された信号に基づいて発振信号を出力するPLL回路61と、PLL回路61から出力される発振信号を増幅させるローカルアンプ62とを有する。
PLL回路61は、図3に示すように、発振信号を出力する電圧制御発振器(以下、VCO)61aと、VCO61aから出力された発振信号を分数を用いて分周する分数分周器(分周器)61bと、TCXO42から出力される基準発振信号を分周する基準信号分周器61cとを有する。また、PLL回路61は、2つの入力信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器61dと、位相差信号に含まれる低域成分のみを抽出するループフィルタ61eとをさらに有する。
分数分周器61bは、分数を用いて分周を行うものであるため、基準発振信号の周波数、例えば、1000KHzのように高く設定することできる。従って、比較周波数を高く設定することができる。
位相比較器61dは、分数分周器61bによって生成された分周信号、及び基準信号分周器61cによって生成された分周信号との位相差に応じた位相差信号を生成し、この位相差をループフィルタ61eを介してVCO61aに入力させる。これにより、VCO61aは、発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を基準発振信号の周波数に偏移させた処理(以下、発振信号周波数偏移処理)によって制御された発振信号を出力する。
無線中継装置3は、電波の送信を行うとき、BBLSI31から出力される送信信号と、固定周波数発振ブロック32から出力される発振信号と、可変周波数発振ブロック33から出力される発振信号とが、ミキサー35a〜35cによって周波数変換(アップコンバート)される。そして、周波数変換された信号はSAWフィルタ36aによって所定の周波数成分が抽出された後、切替スイッチ40によってF1方向に出力され、LCフィルタ37によって所定の周波数成分が抽出され、送信を行うための搬送周波数の信号がRFコネクタ39から送信される。従って、可変周波数発振ブロック33から出力される発振周波数を変化させることによって、搬送周波数が切り換わり、所望の送信チャネルが選択される。
無線中継装置3は、電波の受信を行うとき、受信信号はLCフィルタ37によって所定の周波数成分が抽出された後、切替スイッチ40によってF2方向に出力される。そして、受信信号は、可変周波数発振ブロック33から出力される発振信号と、固定周波数発振ブロック32から出力される発振信号とを用いてミキサー34d、34eにより周波数変換(ダウンコンバート)される。また、周波数変換された受信信号は、SAWフィルタ36b、及びセラミックフィルタ38によって所定の周波数成分が抽出されることによって音声等の信号が抽出され、BBLSI31に入力される。従って、可変周波数発振ブロック33から出力される発振周波数を変化させることによって、受信する搬送周波数が切り換わり、所望の受信チャネルが選択される。
次に、切替回路41の動作について、図4を参照して説明する。図4(a)は、切替回路に入出力する信号を示し、(b)は、入力された信号に対する出力される信号を示すリストである。ラッチイネーブル(以下、LE)信号は、PLL回路61に対して発振周波数偏移処理の開始タイミングを指示する信号である。
切替回路41には、BBLSI31から第1制御信号、第2制御信号、第1LE信号、及び第2LE信号が入力される。切替回路41は、入力された信号に基いてLE信号をPLL回路61に出力する。第1制御信号、及び第2制御信号は、それぞれHi(以下、H)レベルとLow(以下、L)レベルの2種類のレベルを有する。
図4(b)のリストに示すように、切替回路41にLレベルの第1制御信号とHレベルの第2制御信号とが入力されたとき、切替回路41は、第1LE信号に基づくLE信号をPLL回路61に出力する。また、切替回路41にLレベルの第1制御信号とLレベルの第2制御信号とが入力されたとき、切替回路41は、第2LE信号に基づくLE信号をPLL回路61に出力する。また、切替回路41にHレベルの第1制御信号とHレベルの第2制御信号が入力されたとき、又はHレベルの第1制御信号とLレベルの第2制御信号とが入力されたとき、切替回路41は、PLL回路61にLE信号を出力しない。
次に、1スロットにおけるビット構成やPLL回路61の動作について、図5を参照して説明する。図5(a)は、1スロットを示し、1スロットの時間は625μsecである。図5(b)は、1スロットにおけるビット構成を示す。1スロットは240ビットであり、1ビットは2.604μsecである。1スロットには、48ビットの各種制御ビットと、160ビットの音声やデータなどを含む情報ビットと、16ビットの誤り検出用ビット(CRC)と、16ビットのガードビットが設けられている。
図5(c)は、1スロットにおける送信信号の波形を示し、送信信号は滑らかな包絡線状であり、スロットの末尾には、41.7μsecのガードタイム(ガードビットに相当)が設けられている。
図5(d)は、1スロットにおけるPLL回路61の動作の一例を示す。PLL回路61は、発振信号を送信している途中でBBLSI31から制御データを受信する。この制御データには、次スロットの無線チャネルを選択するための情報が含まれている。そして、ガードタイムが始まるときにデータラッチを受信した後、発振周波数偏移処理を開始する。発振周波数偏移処理は、例えば、20μsecの時間を要する。
次に、PLL回路61による発振周波数偏移処理の開始タイミングについて、図6に示すタイムチャートを参照して説明する。スロットの「Tx」とは、送信スロットを示し、スロットの「通常Rx」とは、スロット開始タイミングの同期を行うことなしに受信するスロットを示す。スロットの「Resync Rx」とは、別の基地局に送信を行う場合等のために、スロット開始タイミングの同期を行う受信するスロットを示す。スロット中の「Ramp」はランプ期間を示し、「SS」は、スタートシンボルを示す。また、図6(a)〜(g)において、現スロットと次スロットの無線チャネルは異なるものとする。
図6(a)は、標準的な現スロットと次スロットの送受信パターンを示す。この場合において、PLL回路61は、上記図5(d)に示したように、ランプ期間の経過後から、つまり、228ビット目から発振周波数偏移処理を開始する。発振周波数偏移処理は11ビット以内に終了するため、この処理はガードタイム内に終了する。従って、無線中継装置3は、次スロットの中継を正常に行うことができる。
図6(b)は、現スロットが「Tx」であり、次スロットが「ReSync Rx」である場合を示す。この場合において、PLL回路61は、現スロットのCRCビット後の4ビット目から発振周波数偏移処理を開始する。CRCビット後から4ビット目まではRampビットである。
現スロットのCRCビット後の4ビット目から次スロットのSSビットの終わりまで18ビットの時間があるので、PLL回路61はこの時間内に発振周波数偏移処理を終了することができる。従って、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。なお、次スロットは「ReSync Rx」であるため、Rampビット及びSSビットには伝送に関する情報が含まれていない。そのため、これらのビットを受信しなくても、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。
図6(c)は、現スロットが「Tx」であり、次スロットが「通常Rx」であると共に、次スロットを7ビット分繰り上げて受信する場合を示す。この場合において、PLL回路61は、現スロットのCRCビット後の4ビット目から発振周波数偏移処理を開始する。CRCビット後の4ビット目はRamp期間である。
現スロットのCRCビット後の4ビット目から次スロットのSSビットの終わりまで11ビットの時間があるので、PLL回路61はこの時間内に発振周波数偏移処理を終了することができる。従って、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。なお、無線中継装置3は、上述したように、次スロットのRampビット及びSSビットを受信しなくても、次スロットの受信を正常に行うことができる。
図6(d)は、現スロットが「ReSync Rx」であり、次スロットが「Tx」である場合を示す。この場合において、PLL回路61は、現スロットのCRCビット後の4ビット目から発振周波数偏移処理を開始する。CRCビット後の4ビット目は、上述した図6(b)(c)の発振周波数偏移処理の開始タイミングと合わせるための調整期間である。
現スロットのCRCビット後の4ビット目から次スロットの開始まで12ビットの時間があるので、PLL回路61はこの時間内に発振周波数偏移処理を終了することができる。従って、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。なお、CRCビット後から4ビット目までの間の任意のタイミングにおいて発振周波数偏移処理を開始してもよい。
図6(e)は、現スロットが「ReSync Rx」であり、次スロットが「通常Rx」であると共に、次スロットを7ビット分繰り上げて受信する場合を示す。この場合において、PLL回路61は、現スロットのCRCビット後の4ビット目から発振周波数偏移処理を開始する。CRCビット後の4ビット目は、上述した図6(d)と同様の調整期間である。
現スロットのCRCビット後の4ビット目から次スロットのSSビットの終わりまで11ビットの時間があるので、PLL回路61はこの時間内に発振周波数偏移処理を終了することができる。従って、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。
図6(f)は、現スロットが「通常Rx」であると共に現スロットを7ビット分遅延して受信するものであり、次スロットが「Tx」である場合を示す。この場合において、PLL回路61は、現スロットのCRCビット後から発振周波数偏移処理を開始する。現スロットのCRCビット後から次スロットのRAMPビットの2分の1まで11ビットの時間があるので、PLL回路61はこの時間内に発振周波数偏移処理を終了することができる。従って、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。なお、次スロットのRamp期間の2分の1経過までに発振周波数偏移処理を終了すれば、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。
図6(g)は、現スロットが「通常Rx」であると共に現スロットを7ビット分遅延して受信するものであり、次スロットが「ReSync Rx」である場合を示す。この場合において、PLL回路61は、現スロットのCRCビット後から発振周波数偏移処理を開始する。現スロットのCRCビット後から次スロットのSSビットの終わりまで15ビットの時間があるので、PLL回路61はこの時間内に発振周波数偏移処理を終了することができる。従って、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。
図6(h)は、現スロットが「通常Rx」であると共に現スロットを7ビット分遅延して受信するものであり、次スロットが「通常Rx」であると共に次スロットを7ビット分繰り上げて受信するものであり、現スロットと次スロットの無線チャネルは同一である場合を示す。この場合において、PLL回路61は、発振周波数偏移処理を行わない。しかし、現スロットと次スロットの無線チャネルが同一であるため、PLL回路61が現スロットで用いた発信信号周波数を出力することにより次スロットの無線チャネルを選択できる。従って、無線中継装置3は次スロットの受信を正常に行うことができる。
PLL回路61は、切替回路41から第1LE信号に基づくLE信号を受信したとき、標準スロットのCRCビット後から4ビット目(228ビット目)から発振周波数偏移処理を開始するものとしてもよい。また、PLL回路61は、切替回路41から第2LE信号に基づくLE信号を受信したとき、標準スロットのCRCビット後から7ビット目(232ビット目)から発振周波数偏移処理を開始するものとしてもよい。
上述したように、本実施形態に係る無線中継装置3によれば、次スロットによる通信を行うまでに発振周波数偏移処理を終了するので、スロット毎に異なる無線チャネルであっても正常に中継を行うことができる。
また、無線中継装置3は、従来と異なり、無線チャネルを選択するための発振信号を出力する可変周波数発振ブロック33が1つのPLL回路61を有するだけでよいため部品点数が少なくなり、製造コストを抑制することができる。
また、無線中継装置3は、現スロットが「Resync Rx」であるときに、CRCビット後に調整期間を設けることにより、図6(a)(b)に示す場合と同様に発振周波数偏移処理の開始タイミングをCRCビット後から4ビット目とする。そのため、発振周波数偏移処理の開始制御処理が簡易なものとなる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る無線中継装置と、基地局と、PHSとを含む無線通信システムの概略構成図。 上記無線中継装置の回路構成を示す図。 上記無線中継装置の可変周波数発振ブロックの概略構成を示すブロック図。 (a)は、上記無線中継装置の切替回路の信号の入出力を示す図、(b)は、切替回路におけるLE信号の出力パターンを示すリスト。 (a)〜(b)は、それぞれ1スロットにおけるビット構成、信号波形、PLL回路の動作を示すタイミングチャート。 (a)〜(h)は、それぞれスロットの送受信における発振周波数偏移処理の開始タイミングを示すタイミングチャート。 PHSフレームの構成を説明するタイミングチャート。 従来の無線中継装置の回路構成を示す図。 従来の無線中継装置のPLL回路の概略構成を示すブロック図。 従来の無線中継装置における各スロット毎の動作を示すタイミングチャート。
符号の説明
2 PHS(移動局)
3 無線中継装置
61 PLL回路
61a VCO(電圧制御発振器)
61b 分数分周器(分周器)
61d 位相比較器
BS、BS1、BS2 基地局

Claims (4)

  1. 発振信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された発振信号を分周して分周信号を生成する分周器と、該分周信号及び基準発振信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器とを有し、該位相差信号に基づいて前記発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振周波数偏移処理)を行う1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、
    時分割多重された複数のスロットを利用し、前記発振信号周波数を用いて、送信又は受信を行うための搬送周波数を切り換えることにより移動局と基地局との間のそれぞれの送信電波を中継する無線中継装置において、
    前記分周器は、分数を用いて前記発振信号の分周を行い、
    前記スロットは、誤り検出用ビットやガードビットを含み、
    前記PLL回路は、遅延無くスロットを送信するとき、該スロットの誤り検出用ビットの4ビット目から前記発振周波数偏移処理を開始することにより搬送周波数を次スロットに対応する周波数に切り換えることを特徴とする無線中継装置。
  2. 発振信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された発振信号を分周して分周信号を生成する分周器と、該分周信号及び基準発振信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器とを有し、該位相差信号に基づいて前記発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振周波数偏移処理)を行う1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、
    時分割多重された複数のスロットを利用し、前記発振信号周波数を用いて、送信又は受信を行うための搬送周波数を切り換えることにより移動局と基地局との間のそれぞれの送信電波を中継する無線中継装置において、
    前記分周器は、分数を用いて前記発振信号の分周を行い、
    前記スロットは、誤り検出用ビットやガードビットを含み、
    前記PLL回路は、遅延無くスロットを受信するとき、該スロットの誤り検出用ビットの直後から4ビット目までの間の任意のタイミングにおいて前記発振周波数偏移処理を開始することにより搬送周波数を次スロットに対応する周波数に切り換えることを特徴とする無線中継装置。
  3. 発振信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された発振信号を分周して分周信号を生成する分周器と、該分周信号及び基準発振信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器とを有し、該位相差信号に基づいて前記発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振周波数偏移処理)を行う1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、
    時分割多重された複数のスロットを利用し、前記発振信号周波数を用いて、送信又は受信を行うための搬送周波数を切り換えることにより移動局と基地局との間のそれぞれの送信電波を中継する無線中継装置において、
    前記分周器は、分数を用いて前記発振信号の分周を行い、
    前記スロットは、誤り検出用ビットやガードビットを含み、
    前記PLL回路は、7ビット分遅延してスロットを受信するとき、該スロットの誤り検出用ビットの直後から前記発振周波数偏移処理を開始することにより搬送周波数を次スロットに対応する周波数に切り換えることを特徴とする無線中継装置。
  4. 発振信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された発振信号を分周して分周信号を生成する分周器と、該分周信号及び基準発振信号の位相差に応じた位相差信号を生成する位相比較器とを有し、該位相差信号に基づいて前記発振信号の周波数(以下、発振信号周波数)を偏移させる処理(以下、発振周波数偏移処理)を行う1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を備え、
    時分割多重された複数のスロットを利用し、前記発振信号周波数を用いて、送信又は受信を行うための搬送周波数を切り換えることにより移動局と基地局との間のそれぞれの送信電波を中継する無線中継装置において、
    前記分周器は、分数を用いて前記発振信号の分周を行い、
    前記スロットは、誤り検出用ビットやガードビットを含み、
    前記PLL回路は、スロットを受信すると共に、該スロットの搬送周波数と同じ周波数を利用する次スロットを続けて受信するとき、前記発振周波数偏移処理を行わず、搬送周波数を切り換えないことを特徴とする無線中継装置。
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