JPH0683131A - 画像形成装置の着脱ユニット - Google Patents

画像形成装置の着脱ユニット

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JPH0683131A
JPH0683131A JP4263188A JP26318892A JPH0683131A JP H0683131 A JPH0683131 A JP H0683131A JP 4263188 A JP4263188 A JP 4263188A JP 26318892 A JP26318892 A JP 26318892A JP H0683131 A JPH0683131 A JP H0683131A
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JP
Japan
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detachable unit
unit
recording means
developing unit
detachable
Prior art date
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JP4263188A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Takagaki
高垣  博光
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体部をそのまま再利用する現像ユニットの
再利用回数を把握することができるようにする。 【構成】 現像ユニットのホッパー部ケーシング40a
の複写機内における奥側上面に(b)に3種類示すよう
な文字又は記号が付されたラベル50を貼付する。そし
て、再利用のために現像ユニットをメーカー側に回収し
たときに、このラベルに×印等を加筆したりラベルの一
部を部分除去したりする。これにより、再度メーカー側
に回収された場合に、再利用回数を把握できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、装
置本体に対して脱着自在な現像ユニットやトナーカート
リッジ等の脱着ユニットであって、一部部品の交換等に
より少なくともユニット筐体を再利用可能なものに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の脱着ユニットは、補充用ト
ナーを収容したトナーカートリッジ、現像ユニット又は
クリーニングユニットのみが画像形成装置本体に着脱自
在なカートリッジにされているもの、現像ユニットやク
リーニングユニットに加え感光体等の像担持体や帯電器
なども1つのカートリッジ内に組み込まれたもの(プロ
セスカートリッジ)等が知られている。また、少なくと
も現像ユニットを含む着脱ユニットが装置本体に着脱自
在な画像形成装置において、電子写真法に関する性能の
異なる着脱ユニット毎に形状の異なる被検知部を形成し
て、装置本体に、着脱ユニットが装置本体内に装着され
た場合に該被検知部を検知する検知手段と、該検知手段
の信号に基づき装置本体側のプロセス条件を自動的に切
り替える制御手段とを設けることも知られている(例え
ば特開平4−29165号公報)。
【0003】そして、近時、環境保全や資源の有効利用
という観点から、上記着脱ユニットをメーカーで回収し
て再利用することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回収した着
脱ユニットは、全体について金属部品、樹脂成形部品等
の材質毎の部品に分解した後に例えば溶融処理等を行つ
て、部品材料として再利用することが可能である。一
方、例えばトナーカートリッジのユニット筐体であるカ
ートリッジ自体は、収容トナーを補充すれば、そのまま
再利用することもできる。また現像ユニット等でも、消
耗品(例えばトナー)の補充や消耗部品の交換を行なえ
ば、内部の再利用可能な部品も含め着脱ユニットの筐体
をそのまま再利用することもできる。従って、再利用コ
ストの観点からは、少なくとも着脱ユニットの筐体部
は、そのまま再利用することが望ましい。しかし、少な
くとも着脱ユニットの筐体部を、そのまま再利用する場
合には、脱着ユニットの筐体部や内部の再利用部品であ
っても強度劣化等から一定の寿命があるので、再利用回
数を把握することが必要になる。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、少なくとも筐体部を
そのまま再利用する着脱ユニットであって再利用回数を
把握することができる着脱ユニットを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、装置本体に着脱自在な画像形
成装置の着脱ユニットにおいて、着脱ユニットの再利用
回数の記録手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の着脱ユニットにおいて、
上記記録手段を上記着脱ユニットの外から見える箇所に
設けたことを特徴とするものである。請求項3の発明
は、請求項1の着脱ユニットにおいて、上記記録手段
を、部分除去又は加筆可能な部材で構成したことを特徴
とするものである。請求項4の発明は、請求項1の着脱
ユニットにおいて、上記記録手段を、上記着脱ユニット
の再利用可能な回数に応じた数だけ該着脱ユニットの筐
体部に形成した、形状を不可逆的に変更可能な部分で構
成したことを特徴とするものである。請求項5の発明
は、請求項1の着脱ユニットにおいて、上記記録手段
を、上記着脱ユニットの回収時に、該着脱ユニットに対
して追加又は交換可能な部材で構成したことを特徴とす
るものである。請求項6の発明は、請求項1の着脱ユニ
ットにおいて、上記記録手段を、透視可能な保護部材で
覆うか又は指が入らない程度の大きさにして、上記着脱
ユニット筐体部に形成した表示窓と、該表示窓を介して
見ることができる該着脱ユニット筐体内の箇所に取り付
けられる部材とで構成したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明は、装置本体に着脱自在な画像形成装置
の着脱ユニットにおいて、着脱ユニットの再利用回数の
記録手段を設け、脱ユニットのメーカー側への回収毎に
この記録手段の記録内容を更新しておくことにより、着
脱ユニットの再利用の有無や再利用回数を正確に把握す
ることができるようにするものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)の現像ユニットに適用し
た一実施例について説明する。図1は本実施例に係る複
写機の概略構成を示す正面図である。まず、複写機全体
の概略について説明する。複写機の上部に原稿載置用の
コンタクトガラス10が設けられ、これを覆うように開
閉自在の原稿カバー11が取り付けられている。このコ
ンタクトガラス10の下方に、原稿照射ランプ12、反
射ミラー13、移動レンズ系14等からなる光学ユニッ
トが設けられている。そして、この光学ユニットからの
結像光が照射される位置に像担持体である感光体ドラム
20が配設されている。この感光体ドラム20は図示し
ない駆動系によって矢印時計回りに回転される。そし
て、こ感光体ドラム20の周囲には、帯電チャージャ2
1、イレーサー22、現像ユニット23、転写チャージ
ャ24、分離チャージャ25、分離爪26、クリーニン
グユニット27、除電ランプ28等が配設されている。
本実施例では、このうち現像ユニット23が複写機本体
に対して着脱自在な着脱ユニットになっており、このユ
ニット筐体が所定回数再利用可能になっている。そし
て、複写機の右側面部に形成された図示しない給紙カセ
ットの装着部Aから、感光体ドラム20の下部対向部を
通って、複写機の左側部に形成された排紙部Bに至る転
写紙搬送経路が、給紙コロ30、送り出しローラー対3
1、レジストローラー対32、搬送ベルト装置33、定
着ローラー対34、排紙ローラー対35等によって構成
されている。
【0009】以上の構成において、コンタクトガラス1
0上に原稿をセットし、図示しない操作部のコピースタ
ートボタンを押下すると、光学ユニットにより原稿から
の反射光を結像して感光体ドラム20上に照射する。こ
の感光体ドラム20表面は帯電チャージャ21で一様帯
電されており、この電荷が原稿からの反射光で選択的に
消去されて静電潜像が形成される。そして、イレーサー
22により画像領域の周囲の電荷が消去され、感光体ド
ラム20の回動により現像ユニット23との対向部を通
過する。このとき、現像ユニット23により静電潜像が
トナー像化され、感光体ドラム20上に原稿像に応じた
トナー像が形成される。このトナー像は給紙コロ30及
び送り出しローラー対31によって図示しない給紙カセ
ットから給紙され、かつ、レジストローラー対32によ
りタイミングを取って感光体ドラム20表面に搬送され
てくる転写紙に、転写チャージャ24により転写され
る。トナー像が転写された転写紙は分離チャージャ24
で除電され、必要に応じて分離爪26の補助を受けて、
感光体ドラム20表面から分離され、搬送ベルト装置3
3により定着ローラー対34に送られる。そして、この
定着ローラー対34によってトナー像が転写紙に定着さ
れ、排紙ローラー対35によって排紙部Bの図示しない
例えば排紙トレー上に排紙される。一方、トナー像が転
写紙に転写された後の感光体ドラム20表面は、クリー
ニングユニット27により残留トナーが除去された後、
除電ランプ28により残留電荷が除電され、次の作像に
備えられる。
【0010】次に、現像ユニット23の再利用について
説明する。本実施例の現像ユニット23は、図1に示す
ように、トナーを収容するホッパー部40と、現像剤担
持体としての現像ローラー41等が回動自在に設けられ
た現像器部42とからなり、両部40,42は例えば螺
子止めにより一体化されている。上記ホッパー部40の
ケーシング40a内にはトナー送り出し部材43が設け
られている。また、上記現像器部42のケーシング42
a内には、ホッパー部40から補給されたトナーをキャ
リアとトナーとから現像剤中に混合させるための混合ロ
ーラー44、混合ローラー44からの現像剤を撹拌しな
がら現像ローラー41に供給する撹拌パドル45、現像
ローラー41上の現像剤量を規制する現像ドクタ46、
該現像ドクタ46で規制された現像剤を上記混合ローラ
ー44上に還流させるセパレータ47等が設けられてい
る。
【0011】そして、この現像ユニット23は、複写機
本体に対して着脱自在に構成され、例えばホッパー部4
0内のトナーが無くなった時点で、メーカー側に回収さ
れる。回収された現像ユニット23は、ホッパー部40
内に新たなトナーを補充したり、必要に応じてホッパー
部40や現像器部42内の部品を交換した後、市場に供
給され、これにより、少なくとも各ケーシング40a,
42aがそのまま再利用される。
【0012】ここで、ケーシング40a,42aには所
定の寿命があるので、少なくともこのケーシング40
a,42aの寿命を考慮して、現像ユニット23の再利
用回数を制限する必要がある。また、例えばケーシング
内の少なくとも一部の部品について、メーカー側への回
収時に交換を行わずに再利用する場合であって、ケーシ
ング40a,42a内の部品の寿命の方がケーシング4
0a,42aの寿命よりも短い場合には、この交換しな
い部品の寿命に応じて現像ユニット23の再利用回数を
制限する必要がある。
【0013】そこで、本実施例の現像ユニット23で
は、上記制限のために、現像ユニット23の再利用回数
を把握できるように、再利用回数の記録手段を設ける。
以下、このような再利用回数の記録手段の具体例につい
て説明する。 〔具体例1〕本例の記録手段は、図2(a)に示すよう
に、例えば、現像ユニット23のホッパー部ケーシング
40aの上面に添付された、部分除去又は加筆可能な部
材であるラベル50によって構成される。このラベル5
0は、例えば図2(b)に3種類50a,50b,50
cのものを示すように、再利用可能回数に応じた総数
の、数字(1〜5)、英文字(A〜E)などの文字や記
号(丸や三角など)が付されている。そして、メーカー
側に回収された時点で、図2(c)で、ラベル50aに
ついて示すように、×印を加筆したり、ラベル50bに
ついて示すように文字や記号を塗りつぶしたり、ラベル
50cについて示すように、部分的に除去することによ
って、再利用回数を記録する。なお、図2(b)中のラ
ベル50cは、部分除去を容易にするために、除去用の
複数の孔51が一定間隔で線状に各記号部を仕切るよう
に形成されている。この例では、例えば、現像ユニット
23の最初の使用後にメーカーに回収した時点で、最初
の加筆や部分除去を行つて市場に供給する。これによ
り、この現像ユニット23がその後再びメーカー側に回
収されると、加筆や部分除去が1回行われていることか
ら、1回再利用が行われたことを知ることができる。そ
して、図示の例の場合には、回収された現像ユニット2
3についてラベル50に5回の加筆や部分除去が行われ
ていた場合には、再利用可能回数である5回に達したも
のとして、その後は再利用しないようにする。また、再
利用可能回数が例えば4回のときに図示のように5回の
加筆又は部分除去が可能なラベル50を用い、4回の加
筆や部分除去が行われたラベル50が付された現像ユニ
ット23が回収された時点で、それ以降の再利用はしな
いようにしても良い。更に、再利用可能回数が例えば4
回のときに図示のように5回の加筆又は部分除去が可能
なラベル50を用い、最初に現像ユニット23を市場に
供給するときに、最初の加筆や部分除去を行っておき、
その現像ユニット23がメーカー側に回収された時点
で、2回目の加筆又は部分除去を行って市場に再供給
し、5回の加筆又は部分除去が行われたラベル50が付
された現像ユニット23が回収された時点で、それ以降
の再利用はしないようにしても良い。いずれにしても、
ラベル50に対する加筆や部分除去のタイミングについ
て取り決めておくことにより、ケース40a,42b等
の寿命を考慮してあらかじめ決めた再利用可能回数を超
えて現像ユニット23が再利用されないように管理でき
るように、再利用可能回数に応じた回数の加筆や部分除
去ができるようにラベル50を作成する。
【0014】〔具体例2〕本例の記録手段は、上記具体
例1のようにケーシング40a,42aとは別の部材で
あるラベル50を用いるのに代え、例えばケーンング4
0a,42a等の現像ユニット23の構成部品自体に、
直接文字や記号を付しておき、この文字等を、場合によ
っては文字等が付されている部品の一部も含めて、削り
取ったり、切欠いて除去したりするものである。本例に
おいても、再利用可能回数に応じた回数の削り取りや切
欠き除去等が行えるように、文字や記号部を形成してお
くことによって、上記具体例1と同様に再利用回数を把
握することができる。図3は、現像ユニット23のホッ
パー部ケーシング40aの上面部に1〜5の数字からな
る文字部と、各数字部毎のカットが容易になるように、
カット用の溝52を形成したものである。モールド部品
などではこのような文字部等を容易に形成することがで
き、また、カットも容易である。
【0015】〔具体例3〕本例の記録手段は、図4
(a)に示すように、例えば、現像ユニット23のホッ
パー部ケーシング40aの上面に添付される製造機番号
ラベル54で構成するものである。この例では、例え
ば、図4(b)に示すように、最初に貼付しておいた製
造機番号ラベル54aに加え、再利用のためにメーカー
側に回収する毎に、新たな製造機番号ラベル54bを追
加して貼付し、市場に供給する。これにより、メーカー
側に回収した現像ユニット23に例えば2枚の製造機番
号ラベル54が貼付されていれば、1回の再利用がなさ
れたものであることを把握することができる。また、製
造機番号ラベル54を加筆可能な材質で形成しておき、
最初に貼付しておいた製造機番号ラベル54aに対し
て、例えば図4(b)中に示すラベル54cのように例
えばサフィクス(図示の例では英文字)を加筆し、この
サィクス等を、再利用のためのメーカー側への回収毎に
修正又は追加していくようにしても良い。
【0016】〔具体例4〕本例の記録手段は、図5
(b)に示すように係合用の爪部55aを備えた取付け
部材55と、例えば、図5(a)に示すように現像ユニ
ット23のホッパー部ケーシング40aの上面部に再利
用可能回数に応じた数だけ形成された、上記取付け部材
55取付け用の係合穴56とで構成されている。図5
(c)は上記取付け部材55を上記係合穴56を用いて
取り付けた状態を示す図である。この例では、再利用の
ためにメーカー側に回収する毎に上記取付け部材55の
取付け状態を一定の取決めに従って変更する。変更方法
としては、メーカー側で上記取付け部材55を複数用意
しておき、再利用のためのメーカー側への回収毎に、追
加して取付け部材55を取り付けていく方法、1つの取
付け部材55を用いこれの取付け位置を変更していく方
法(この場合には、現像ユニット23を最初に市場に供
給するときから取付け部材55を取付け置くかどうかの
2通りの方法がある)、複数の取付け部材55を一旦取
り付け、その後のメーカー側への回収毎に、取付け部材
55を例えば1つづつ取り去っていく方法(この場合に
は、現像ユニット23を最初に市場に供給するときから
取付け部材55を取付け置くかどうかの2通りの方法が
ある)などがある。いずれの方法においても、取付け部
材55の取付けで隠れる箇所に、図示のように文字や記
号を付しておくことが望ましい。
【0017】〔具体例5〕本例の記録手段は、例えば現
像器部ケーシング42aに取り付けられて該ケーシング
42aとともに現像器の筐体部を構成する部材に設けら
れる。該部材としては、例えば、図6に示すようなギヤ
カバー60を用いることができる。このギヤカバー60
は、上記ケーシング42aの複写機本体内における奥側
の端面部に回動自在に取り付けられている駆動伝達ギヤ
61,62,63を覆って保護するものである。図7
(a)は、上部がこのギヤカバー60の上面図、下部が
同ギヤカバー60の正面図になっている(図7(b)、
それぞれ後述する他の具体例に係る図7(c),
(e)、図8(a),(b),(c)、図9(a),
(b)も同様)。このギヤカバー60に、現像ユニット
23の再利用可能回数に応じた数の突起部64を形成し
て、記録手段を構成している。この例では、再利用のた
めのメーカー側への回収毎に、削り取ったり、切欠いて
除去する。これにより、回収した現像ユニット23の突
起部64の個数によって再利用回数を把握できるように
するものである。
【0018】〔具体例6〕上記具体例5のように、上記
突起部64を削り取る等するのに代え、図6(b)に示
すように、現像ユニット23の再利用可能回数に応じた
数の凹部65を形成する一方、この凹部65に取付け可
能な部材、例えば図6(c)に示すような螺子66やピ
ン67を、この凹部65の数に応じて用意し、この凹部
と螺子66等とで記録手段を構成しても良い。この例で
は、再利用のためのメーカー側への回収毎に、メーカー
側で用意しておいた螺子66等を、上記凹部65に取り
付けるか、又は、あらかじめ上記凹部65に取り付けて
おいた螺子66等を取り外す。これにより、回収した現
像ユニット23の凹部65に取り付けられている螺子6
6等の個数によって再利用回数を把握できる。また、こ
のように螺子66等の数によつて再利用回数を把握する
のに代え、例えば1つの螺子66等を取り付ける凹部6
5を、再利用のためのメーカー側への回収毎に変更し、
これにより、螺子66等の取り付けてある位置によって
再利用回数を把握するようにしても良い。
【0019】〔具体例7〕上記具体例6の凹部65に代
え、図7(e)に示すように、ギヤカバー60に孔68
を形成する一方、この孔68を塞ぐことができる、爪6
9a付きのピン69やシール70を用意し、このギヤカ
バー60の孔68とピン69等によって記録手段を構成
しても良い。この場合にもピン69等の数や位置によっ
て再利用回数を把握するようにできる。
【0020】〔具体例8〕本例の記録手段は、例えば図
8(a)に示すように、ギヤカバー60の外面に貼付で
きる、再利用可能回数に応じた数の互いに色が異なるラ
ベル71によって構成することもできる。これらのラベ
ル71は、例えば、再利用回数1回に対応するのが青
色、同2回目に対応するのが緑色、同3回目に対応する
のが黄色、同4回目に対応するのが橙色、同5回目に対
応するのが赤色というようにあらかじめ再利用回数と色
との間の対応を定めておく。この例では、再利用のため
のメーカー側への回収毎に、メーカー側で用意しておい
たこれらのラベル71を順次交換する。これにより、ギ
ヤカバー60に貼付してあるラベル71の色によって再
利用回数を把握するようにできる。なお、各ラベル71
の色を異ならせるのに代え、各ラベル71に互いに異な
る文字や記号を付しても良い。また、このラベル71を
ユーザーが取り外してしまわないように、例えば、図8
(b)に示すように、ギヤカバー60の壁面に目視用の
開口窓72を形成し、この開口窓72からその一部が見
える内壁面側の箇所にラベル71を貼付するようにして
も良い。更に、このようなラベル71を貼付するのに代
え、ケーシング42aへの取付け部材であるギヤカバー
60自体として、再利用可能回数に応じた数の、互いに
色が異なるギヤカバー又は互いに異なる文字や記号が付
されたギヤカバーを用意しておき、再利用のためのメー
カー側への回収毎に、メーカー側で用意しておいたこれ
らのギヤカバー60を順次交換するようにしても良い。
【0021】〔具体例9〕上記具体例8のラベル70に
代え、互いに色が異なるか又は互いに異なる文字や記号
が付された例えば板状の識別用部材73を、着脱自在に
取り付け得るようにしても良い。例えば、図8(c)に
示すように、上下ガイド74a,74b、突き当て部7
5、係止部76を形成し、上記識別用部材73を上下ガ
イド74a,74bで案内してスライドさせ、その先端
が突き当て部75に突き当たったときに、その後端が係
止部76で係止されてセットされるようにする。これに
おいても、識別用部材73の色、文字、記号等によっ
て、再利用回数を把握することができる。なお、図示の
例では、ユーザーが識別用部材73を取り外してしまわ
ないように、ギヤカバー60の壁面に目視用の開口窓7
2を形成し、セットされた識別用部材73の一部が開口
窓72を介して見える内壁面側の箇所に、上記上下ガイ
ド74a,74b等を形成して、識別用部材73を内壁
面側に取り付けるようにしている。
【0022】〔具体例10〕本例の記録手段は、例え
ば、図9(a)に示すように、ギヤカバー60に移動自
在に取り付けられた識別用部材80によって構成されて
いる。識別用部材80は、その所定の面に、再利用可能
回数に応じた数の互いに色が異なる領域イ〜ロが形成さ
れ、かつ、位置決め用の所定数の凹部80aが形成され
ている。そして、ギヤカバー60側には、この識別用部
材80を内壁面側で移動自在に取り付けるための上下ガ
イド81a,81b、目視用の開口窓83、及び、上記
凹部80aと係合して位置決めを行うための凸部82が
形成されている。この開口窓83の大きさは、上記領域
イ〜ロの領域の一部が見える程度で、かつ、ユーザー等
がこの開口窓83から指を挿入して識別用部材80を移
動させないように、指が入らない程度の大きさに設定す
ることが望ましい。この例では、再利用のためのメーカ
ー側への回収毎に、例えば、再利用回数1回に対応する
のが領域イ、同2回目に対応するのが領域ロ、同3回目
に対応するのが領域ハ、同4回目に対応するのが領域
ニ、同5回目に対応するのが領域ホというようにあらか
じめ定めておいた再利用回数と色との間の対応に従って
上記開口窓83から見える領域が変化するように、メー
カー側で識別用部材80を順次移動させる。これによ
り、上記開口窓83から見える領域の色によって再利用
回数を把握するようにできる。なお、識別用部材80の
各領域で色を異ならせたのに代え、又はこれに加え、各
領域に文字や記号を付しても良い。
【0023】〔具体例11〕本例の記憶手段は、例え
ば、図9(b)に示すように、ギヤカバー60に移動自
在に取り付けられた移動部材90によって構成されてい
る。この移動部材90には小さな開口窓91と位置決め
用の凹部90aが形成されている。そして、ギヤカバー
60側には、目視用の開口窓92が形成され、また、こ
の開口窓92を介して見える位置に、再利用可能回数に
応じた数の互いに例えば色が異なる領域イ〜ロが形成さ
れ、かつ、上記移動部材90のガイド部としても機能す
る識別板93設けられている。また、上記凹部90aと
係合して位置決めを行うための凸部94a,94bも形
成されている。この例では、再利用のためのメーカー側
への回収毎に、例えば、再利用回数1回に対応するのが
領域イ、同2回目に対応するのが領域ロ、同3回目に対
応するのが領域ハ、同4回目に対応するのが領域ニ、同
5回目に対応するのが領域ホというようにあらかじめ定
めておいた再利用回数と領域との間の対応に従って上記
開口窓83から見える領域が変化するように、メーカー
側で移動部材90を順次移動させる。これにより、上記
開口窓92及び移動部材90の開口窓91を介して見え
る領域の色等によって再利用回数を把握するようにでき
る。なお、上記識別板93における各領域の形成は、識
別板93自体に色分け又は文字等の刻印等を行っても良
いし、この色分け等がされたラベルを貼付するようにし
ても良い。
【0024】以上の各具体例における記録手段の配設位
置は、装着時に複写機本体の奥側になる現像ユニット2
3部分に設定されているので、複写機の前カバー等を開
けた状態では、ユーザー等の目に触れることがない。従
って、上記具体例1及び3のようにユーザー等による加
筆等によって再利用回数の記録内容が誤って修正されや
すい記録手段においても、このような修正の恐れを少な
くできる。なお、このようなユーザー等による再利用回
数の記録内容の修正をより完全に防止するために、記録
手段を外部から見えないように覆う、取外し可能なカバ
ーを取り付けるようにしても良い。また、上記実施例
は、現像ユニット23を再利用するものであるが、クリ
ーニングユニット27、感光体ドラム20と他のユニッ
トを一体化したプロセスカートリッジ、現像ユニットに
対し着脱自在なトナーカートリッジ等の再利用をする場
合にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、装置本体に着
脱自在な画像形成装置の着脱ユニットに、着脱ユニット
の再利用回数の記録手段を設けたので、着脱ユニットの
メーカー側への回収毎にこの記録手段の記録内容を更新
しておくことにより、着脱ユニットの再利用の有無や再
利用回数を正確に把握することができる。従って、着脱
ユニットの再利用可能回数を超える再利用による画像形
成装置の画質低下や故障などの不具合を生じさせること
なく、着脱ユニットの再利用を行うことができるという
優れた効果がある。
【0026】特に、請求項2の発明によれば、上記記録
手段を上記着脱ユニットの外から見える箇所に設けたの
で、着脱ユニットのメーカー側への回収時に、部品を取
り外したり分解したりすることなく、外部から容易に再
利用の有無や再利用回数を把握することができる。ま
た、ユーザー等も容易に目視できる箇所に設ける場合に
は、着脱ユニットの再利用を行っていることを、ピーア
ールすることもできる。
【0027】また、請求項3の発明によれば、上記記録
手段を、部分除去又は加筆可能な部材で構成したので、
着脱ユニットのメーカー側への回収毎に、部分除去又は
加筆という簡易な作業でこの記録手段の記録内容を更新
することができる。また、部分除去又は加筆可能な部材
は安価に入手できるので、コスト上昇も比較的少なくで
きる。
【0028】また、請求項4の発明によれば、上記記録
手段を、上記着脱ユニットの再利用可能な回数に応じた
数だけ該着脱ユニットの筐体部に形成した、形状を不可
逆的に変更可能な部分で構成したので、ユーザー等によ
って記録された再利用回数が少なくなる方向に修正され
ることをほぼ完全に防止できる。従って、ユーザー等に
よって記録された再利用回数が少なくなる方向に修正さ
れることに起因して、記録手段の記憶内容に基づいて再
利用するにもかかわらず再利用可能回数を超えて再利用
を行い、画像形成装置の画質低下等の不具合を発生させ
るような事態を回避できる。
【0029】また、請求項5の発明によれば、上記記録
手段を、上記着脱ユニットの回収時に、該着脱ユニット
に対して追加又は交換可能な部材で構成したので、この
ような部材を用意しているメーカー側のみで、記録手段
の記録内容の更新を行える。従って、ユーザー等による
誤った再利用回数の記憶内容の修正を防止できる。
【0030】また、請求項6の発明によれば、上記記録
手段を、透視可能な保護部材で覆うか又は指が入らない
程度の大きさにして、上記着脱ユニット筐体部に形成し
た表示窓と、該表示窓を介して見ることができる該着脱
ユニット筐体内の箇所に取り付けられる部材とで構成し
たので、ユーザー等によって記録された再利用回数が修
正されることをほぼ完全に防止できる。従って、再利用
回数の記録内容の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電子写真複写機の概略構成を示す
正面図。
【図2】(a)乃至(c)は同複写機の現像ユニットの
再利用回数記録手段の具体例1の説明図。
【図3】同手段の具体例2の説明図。
【図4】(a)及び(b)は同手段の具体例3の説明
図。
【図5】(a)乃至(c)は同手段の具体例4の説明
図。
【図6】同複写機の現像ユニットの部分分解図。
【図7】(a)及び(b)は同手段との具体例5の説明
図。(c)及び(d)は同手段との具体例6の説明図。
(e)及び(f)は同手段との具体例7の説明図。
【図8】(a)は同手段の具体例8の説明図。(b)は
同具体例8の変形例の説明図。(c)は同手段の具体例
9の説明図。
【図9】(a)は同手段の具体例10の説明図。(b)
は同手段の具体例11の説明図。
【符号の説明】
20 感光体ドラム 23 現像ユニット 40a ホッパー部ケーシング 50(50a〜50c) ラベル 51 除去用の孔 52 カット溝 54(54a〜54c) 製造機番ラベル 55 取付け部材 56 取り付けよう凹部 60 ギヤカバー 64 突起部 65 取り付けよう凹部 66 螺子 67 ピン 68 孔 69 ピン 70 シール 71 ラベル 72 開口窓 73 識別用部材 74a,74b 上下ガイド 80 移動部材 81a,81b 上下ガイド 83 開口窓 90 移動部材 91 開口窓 92 開口窓

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に着脱自在な画像形成装置の着脱
    ユニットにおいて、着脱ユニットの再利用回数の記録手
    段を設けたことを特徴とする画像形成装置の着脱ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】上記記録手段を上記着脱ユニットの外から
    見える箇所に設けたことを特徴とする請求項1の着脱ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】上記記録手段を、部分除去又は加筆可能な
    部材で構成したことを特徴とする請求項1の着脱ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】上記記録手段を、上記着脱ユニットの再利
    用可能な回数に応じた数だけ該着脱ユニットの筐体部に
    形成した、形状を不可逆的に変更可能な部分で構成した
    ことを特徴とする請求項1の着脱ユニット。
  5. 【請求項5】上記記録手段を、上記着脱ユニットの回収
    時に、該着脱ユニットに対して追加又は交換可能な部材
    で構成したことを特徴とする請求項1の着脱ユニット。
  6. 【請求項6】上記記録手段を、透視可能な保護部材で覆
    うか又は指が入らない程度の大きさにして、上記着脱ユ
    ニット筐体部に形成した表示窓と、該表示窓を介して見
    ることができる該着脱ユニット筐体内の箇所に取り付け
    られる部材とで構成したことを特徴とする請求項1の着
    脱ユニット。
JP4263188A 1992-09-03 1992-09-03 画像形成装置の着脱ユニット Pending JPH0683131A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012145870A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Ricoh Co Ltd トナー容器及び画像形成装置並びにidチップのメモリの書き換え回数の可視化方法

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JP2012145870A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Ricoh Co Ltd トナー容器及び画像形成装置並びにidチップのメモリの書き換え回数の可視化方法

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