JPH068278Y2 - エンジンギヤトレーンのギヤケース装置 - Google Patents
エンジンギヤトレーンのギヤケース装置Info
- Publication number
- JPH068278Y2 JPH068278Y2 JP1988037965U JP3796588U JPH068278Y2 JP H068278 Y2 JPH068278 Y2 JP H068278Y2 JP 1988037965 U JP1988037965 U JP 1988037965U JP 3796588 U JP3796588 U JP 3796588U JP H068278 Y2 JPH068278 Y2 JP H068278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear case
- gear
- engine
- main body
- gear train
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案はエンジンギヤトレーンのギヤケース装置の改
良に関する。
良に関する。
（従来の技術） エンジンギヤトレーンのギヤケース装置にあっては、エ
ンジン振動に伴う騒音の発生を抑制するため、構造や材
質などに種々の工夫が施されている（実開昭５８−１６
５２２７号公報など）。
ンジン振動に伴う騒音の発生を抑制するため、構造や材
質などに種々の工夫が施されている（実開昭５８−１６
５２２７号公報など）。
（考案が解決しようとする課題） ところで、このようなギヤケース装置にあっては、内側
にエンジンギヤトレーンの収納空間を有するギヤケース
本体と、その外側表面を覆うケースカバーとからなって
いるが、ケースカバーは単に外周部のフランジにてギヤ
ケース本体にボルト止めされているにすぎず、このため
ギヤケース本体の外周から伝わるエンジン振動などによ
りケース表面が膜振動を起こし、騒音の発生源となるの
をまだ十分に防止できないという問題があった。
にエンジンギヤトレーンの収納空間を有するギヤケース
本体と、その外側表面を覆うケースカバーとからなって
いるが、ケースカバーは単に外周部のフランジにてギヤ
ケース本体にボルト止めされているにすぎず、このため
ギヤケース本体の外周から伝わるエンジン振動などによ
りケース表面が膜振動を起こし、騒音の発生源となるの
をまだ十分に防止できないという問題があった。
（課題を解決するための手段） この考案はこのような問題点を解決するため、内側にエ
ンジンギヤトレーンの収納空間を有するギヤケース本体
とその外側表面を覆うギヤケースカバーとからなるギヤ
ケース装置において、ギヤケースカバーを外周の取付フ
ランジにてケース本体に結合する一方、ケースカバーの
中央部に内側へ窪むボルト通し穴付きの凹部を設けると
共に、ケース本体に同じく上記凹部に対応するネジ穴付
きのボスを突設し、これらをボルトにて締め付けたもの
である。
ンジンギヤトレーンの収納空間を有するギヤケース本体
とその外側表面を覆うギヤケースカバーとからなるギヤ
ケース装置において、ギヤケースカバーを外周の取付フ
ランジにてケース本体に結合する一方、ケースカバーの
中央部に内側へ窪むボルト通し穴付きの凹部を設けると
共に、ケース本体に同じく上記凹部に対応するネジ穴付
きのボスを突設し、これらをボルトにて締め付けたもの
である。
（作用） ケースカバーは中央部でもボルト締めによりギヤケース
本体に固着、支持され、エンジン振動などに伴う膜振動
の抑制が図れる。
本体に固着、支持され、エンジン振動などに伴う膜振動
の抑制が図れる。
（実施例） 第１，２図において、１はエンジンシリンダブロック２
の前面に取り付けられるギヤケース本体、３はその外側
表面を覆うケースカバーで、これらの外周部にはそれぞ
れ互いに対応する多数のボルト通し穴5a,6a付きのフラ
ンジ５，６が形成される。
の前面に取り付けられるギヤケース本体、３はその外側
表面を覆うケースカバーで、これらの外周部にはそれぞ
れ互いに対応する多数のボルト通し穴5a,6a付きのフラ
ンジ５，６が形成される。
ケースカバー３には中央部のギヤトレーン７と干渉しな
い位置（３、４箇所）で内側に窪むボルト通し穴8a付き
の凹部８が設けられ、またギヤケース本体１には同じく
凹部８に対応するネジ穴9a付きのボス９が突設される。
い位置（３、４箇所）で内側に窪むボルト通し穴8a付き
の凹部８が設けられ、またギヤケース本体１には同じく
凹部８に対応するネジ穴9a付きのボス９が突設される。
そして、ギヤケースカバー３はギヤケース本体１の外側
表面にフランジ５，６にて図示しないボルト、ナットの
締め込みにより、また中央部にてカバー３の外側から凹
部８のボルト通し穴8aに挿通した中押えボルト１０をボ
ス９のネジ穴９ａに締め込むことにより取り付けられ
る。なお、フランジ５と６及び凹部８とボス９の合せ面
側にはそれぞれガスケット１１，１２が介装される。
表面にフランジ５，６にて図示しないボルト、ナットの
締め込みにより、また中央部にてカバー３の外側から凹
部８のボルト通し穴8aに挿通した中押えボルト１０をボ
ス９のネジ穴９ａに締め込むことにより取り付けられ
る。なお、フランジ５と６及び凹部８とボス９の合せ面
側にはそれぞれガスケット１１，１２が介装される。
このような構成により、ギヤケースカバー３は外周部ば
かりでなく、中央部にてもギヤケース本体１にしっかり
と支持されるため、エンジン振動などに伴う膜振動は抑
制され、したがって騒音の低減が図れる。
かりでなく、中央部にてもギヤケース本体１にしっかり
と支持されるため、エンジン振動などに伴う膜振動は抑
制され、したがって騒音の低減が図れる。
（考案の効果） 以上要するにこの考案によれば、ギヤケースカバーを外
周の取付フランジにてケース本体に結合する一方、ケー
スカバーの中央部に内側へ窪むボルト通し穴付きの凹部
を設けると共に、ケース本体に同じく上記凹部に対応す
るネジ穴付きのボスを突設し、これらをボルトにて締め
付けたので、ギヤケースカバーのエンジン振動などに伴
う膜振動の抑制が図れ、騒音の低減に役立つという効果
が得られる。
周の取付フランジにてケース本体に結合する一方、ケー
スカバーの中央部に内側へ窪むボルト通し穴付きの凹部
を設けると共に、ケース本体に同じく上記凹部に対応す
るネジ穴付きのボスを突設し、これらをボルトにて締め
付けたので、ギヤケースカバーのエンジン振動などに伴
う膜振動の抑制が図れ、騒音の低減に役立つという効果
が得られる。
第１図はこの考案の実施例を示す一部断面図、第２図は
同じく分解状態を示す一部斜視図である。 １…ギヤケース本体、３…ギヤケースカバー、５，６…
取付フランジ、７…ギヤトレーン、８…凹部、８ａ…ボ
ルト通し穴、９…ボス、９ａ…ネジ穴。
同じく分解状態を示す一部斜視図である。 １…ギヤケース本体、３…ギヤケースカバー、５，６…
取付フランジ、７…ギヤトレーン、８…凹部、８ａ…ボ
ルト通し穴、９…ボス、９ａ…ネジ穴。
Claims (1)
- 【請求項１】内側にエンジンギヤトレーンの収納空間を
有するギヤケース本体とその外側表面を覆うギヤケース
カバーとからなるギヤケース装置において、ギヤケース
カバーを外周の取付フランジにてケース本体に結合する
一方、ケースカバーの中央部に内側へ窪むボルト通し穴
付きの凹部を設けると共に、ケース本体に同じく上記凹
部に対応するネジ穴付きのボスを突設し、これらをボル
トにて締め付けたことを特徴とするエンジンギヤトレー
ンのギヤケース装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988037965U JPH068278Y2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | エンジンギヤトレーンのギヤケース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988037965U JPH068278Y2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | エンジンギヤトレーンのギヤケース装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01141328U JPH01141328U (ja) | 1989-09-28 |
| JPH068278Y2 true JPH068278Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31264536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988037965U Expired - Lifetime JPH068278Y2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | エンジンギヤトレーンのギヤケース装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068278Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6181521B2 (ja) * | 2013-10-31 | 2017-08-16 | ダイハツ工業株式会社 | トランスミッションにおけるリダクションギヤノイズ抑制構造 |
| CN111075910A (zh) * | 2020-01-09 | 2020-04-28 | 精进电动科技(菏泽)有限公司 | 一种减速器箱体结构 |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP1988037965U patent/JPH068278Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01141328U (ja) | 1989-09-28 |
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