JPH068252A - 樹脂の成形方法、樹脂成型装置および樹脂成形体 - Google Patents
樹脂の成形方法、樹脂成型装置および樹脂成形体Info
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- JPH068252A JPH068252A JP16636692A JP16636692A JPH068252A JP H068252 A JPH068252 A JP H068252A JP 16636692 A JP16636692 A JP 16636692A JP 16636692 A JP16636692 A JP 16636692A JP H068252 A JPH068252 A JP H068252A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】光硬化性樹脂から転写性に優れ、内部歪みがな
く、各種特性の均一な成型製品を製造することを主な目
的とする。 【構成】1. 金型のキャビティー内に光硬化性樹脂を
注入し、透明加圧体により型締めを行ない、光を照射し
て樹脂成形体を得る成型方法において、樹脂の硬化によ
る収縮に対応してキャビティーの容積を減少させるとと
もに、光源とキャビティーとの間に設けた光拡散板を介
して光照射を行なうことを特徴とする樹脂の成型方法。 2. 上記項1に記載の方法により製造された樹脂成形
体。 3. 金型、金型のキャビティー内に注入された光硬化
性樹脂を型締するための透明加圧体および光硬化性樹脂
を硬化させるための光源を備えた樹脂成型装置におい
て、樹脂の硬化による収縮に対応してキャビティーの容
積を減少させるための加圧機構および光源からの光の拡
散板を設けたことを特徴とする樹脂成形装置。
く、各種特性の均一な成型製品を製造することを主な目
的とする。 【構成】1. 金型のキャビティー内に光硬化性樹脂を
注入し、透明加圧体により型締めを行ない、光を照射し
て樹脂成形体を得る成型方法において、樹脂の硬化によ
る収縮に対応してキャビティーの容積を減少させるとと
もに、光源とキャビティーとの間に設けた光拡散板を介
して光照射を行なうことを特徴とする樹脂の成型方法。 2. 上記項1に記載の方法により製造された樹脂成形
体。 3. 金型、金型のキャビティー内に注入された光硬化
性樹脂を型締するための透明加圧体および光硬化性樹脂
を硬化させるための光源を備えた樹脂成型装置におい
て、樹脂の硬化による収縮に対応してキャビティーの容
積を減少させるための加圧機構および光源からの光の拡
散板を設けたことを特徴とする樹脂成形装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光硬化性樹脂の成形方
法、光硬化性樹脂の成型装置および光硬化性樹脂の成形
体に関する。
法、光硬化性樹脂の成型装置および光硬化性樹脂の成形
体に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、光硬化性樹脂を成形装
置の金型内キャビティーに注入し、光を照射して成型を
行なう場合には、金型内キャビティーの容積が一定であ
るために、硬化による収縮の大きい成型製品への形状転
写性が不十分となり、高度の寸法精度は得られない。
置の金型内キャビティーに注入し、光を照射して成型を
行なう場合には、金型内キャビティーの容積が一定であ
るために、硬化による収縮の大きい成型製品への形状転
写性が不十分となり、高度の寸法精度は得られない。
【0003】また、従来の成型装置において使用する紫
外線ランプには、通常配光特性があり、この光が光硬化
性樹脂に作用すると、成型製品の表面に欠陥を生ずる。
さらに、この様な光を使用する場合には、硬化過程にあ
る成形品内部においても、硬化速度に差異が生じて、製
品内部の特性が不均一となるので、例えば、成型製品を
光学素子として使用する場合には、所望の光学的特性が
得られない。
外線ランプには、通常配光特性があり、この光が光硬化
性樹脂に作用すると、成型製品の表面に欠陥を生ずる。
さらに、この様な光を使用する場合には、硬化過程にあ
る成形品内部においても、硬化速度に差異が生じて、製
品内部の特性が不均一となるので、例えば、成型製品を
光学素子として使用する場合には、所望の光学的特性が
得られない。
【0004】特に光学素子に関しては、製造コストの低
減を目的として、樹脂の射出成形により量産される場合
が多い。しかしながら、この様な射出成型法により作成
された光学素子は、樹脂の流れによる分子配向のため
に、製品内部の歪みが大きくなり、これもやはり光学的
特性の低下の原因となる。
減を目的として、樹脂の射出成形により量産される場合
が多い。しかしながら、この様な射出成型法により作成
された光学素子は、樹脂の流れによる分子配向のため
に、製品内部の歪みが大きくなり、これもやはり光学的
特性の低下の原因となる。
【0005】光硬化性樹脂に代えて、熱硬化性樹脂によ
り光学素子を製造する場合には、上記の問題点は軽減さ
れるものの、一つの製品が完成するまでに通常10時間
以上もかかるという製造上の大きな欠点がある。
り光学素子を製造する場合には、上記の問題点は軽減さ
れるものの、一つの製品が完成するまでに通常10時間
以上もかかるという製造上の大きな欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、光
硬化性樹脂から転写性に優れ、内部歪みがなく、各種特
性の均一な成型製品を製造することを主な目的とする。
硬化性樹脂から転写性に優れ、内部歪みがなく、各種特
性の均一な成型製品を製造することを主な目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の様な
技術の現状に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、金型のキャ
ビティー内に光硬化性樹脂を注入し、透明加圧体により
型締めを行ない、光を照射して樹脂成形体を得るに際
し、硬化に伴う樹脂の収縮に対応してキャビティー容積
を減少させる場合には、製品精度の高い成型製品が得ら
れることを見出した。
技術の現状に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、金型のキャ
ビティー内に光硬化性樹脂を注入し、透明加圧体により
型締めを行ない、光を照射して樹脂成形体を得るに際
し、硬化に伴う樹脂の収縮に対応してキャビティー容積
を減少させる場合には、製品精度の高い成型製品が得ら
れることを見出した。
【0008】また、上記の樹脂成形体製造に際し、光源
とキャビティーとの間に光拡散板を設け、この光拡散板
を介してキャビティー内の光硬化性樹脂に光照射を行な
う場合には、照射光の配光性が失われ、樹脂に対する光
の照射が均一に行なわれるので、製品内部の特性が均一
となり、例えば、得られた成型製品を光学素子として使
用する場合にも、優れた光学的特性が達成されることを
見出した。
とキャビティーとの間に光拡散板を設け、この光拡散板
を介してキャビティー内の光硬化性樹脂に光照射を行な
う場合には、照射光の配光性が失われ、樹脂に対する光
の照射が均一に行なわれるので、製品内部の特性が均一
となり、例えば、得られた成型製品を光学素子として使
用する場合にも、優れた光学的特性が達成されることを
見出した。
【0009】すなわち、本発明は、下記の光硬化性樹脂
の成形方法、光硬化性樹脂の成型装置および光硬化性樹
脂の成形体を提供するものである: 1. 金型のキャビティー内に光硬化性樹脂を注入し、
透明加圧体により型締めを行ない、光を照射して樹脂成
形体を得る成型方法において、樹脂の硬化による収縮に
対応してキャビティーの容積を減少させるとともに、光
源とキャビティーとの間に設けた光拡散板を介して光照
射を行なうことを特徴とする樹脂の成型方法。
の成形方法、光硬化性樹脂の成型装置および光硬化性樹
脂の成形体を提供するものである: 1. 金型のキャビティー内に光硬化性樹脂を注入し、
透明加圧体により型締めを行ない、光を照射して樹脂成
形体を得る成型方法において、樹脂の硬化による収縮に
対応してキャビティーの容積を減少させるとともに、光
源とキャビティーとの間に設けた光拡散板を介して光照
射を行なうことを特徴とする樹脂の成型方法。
【0010】2.上記項1に記載の方法により製造され
た樹脂成形体。
た樹脂成形体。
【0011】3.金型、金型のキャビティー内に注入さ
れた光硬化性樹脂を型締するための透明加圧体および光
硬化性樹脂を硬化させるための光源を備えた樹脂成型装
置において、樹脂の硬化による収縮に対応してキャビテ
ィーの容積を減少させるための加圧機構および光源から
の光の拡散板を設けたことを特徴とする樹脂成形装置。
以下図面を参照しつつ、本発明をより詳細に説明する。
れた光硬化性樹脂を型締するための透明加圧体および光
硬化性樹脂を硬化させるための光源を備えた樹脂成型装
置において、樹脂の硬化による収縮に対応してキャビテ
ィーの容積を減少させるための加圧機構および光源から
の光の拡散板を設けたことを特徴とする樹脂成形装置。
以下図面を参照しつつ、本発明をより詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明方法において使用する成形
装置の概要を示す断面図である。金型本体4のキャビテ
ィー8の下方には、圧力発生装置(図示の装置ではバ
ネ)6により支持されるコア7が配設されている。一
方、キャビティー8の上部は、光硬化性樹脂の注入後
に、ガラス板、透明樹脂板などからなる透明な加圧体5
により閉じられる様になっている。透明加圧体5は、成
型時には、抑え具3により下方に向けて押圧保持され
る。キャビティー8の上方には、ここに注入された光硬
化性樹脂を硬化させるための高圧水銀灯などの公知の光
源1が設けられており、さらに光源1とキャビティー8
との間には、透明乃至半透明の光拡散板2が配置されて
いる。この光拡散板2は、紫外線の配光特性を低下させ
て、キャビティー8に注入された光硬化性樹脂に均一に
光を照射する作用を発揮する。
装置の概要を示す断面図である。金型本体4のキャビテ
ィー8の下方には、圧力発生装置(図示の装置ではバ
ネ)6により支持されるコア7が配設されている。一
方、キャビティー8の上部は、光硬化性樹脂の注入後
に、ガラス板、透明樹脂板などからなる透明な加圧体5
により閉じられる様になっている。透明加圧体5は、成
型時には、抑え具3により下方に向けて押圧保持され
る。キャビティー8の上方には、ここに注入された光硬
化性樹脂を硬化させるための高圧水銀灯などの公知の光
源1が設けられており、さらに光源1とキャビティー8
との間には、透明乃至半透明の光拡散板2が配置されて
いる。この光拡散板2は、紫外線の配光特性を低下させ
て、キャビティー8に注入された光硬化性樹脂に均一に
光を照射する作用を発揮する。
【0013】なお、ガラス板、透明樹脂板などからなる
透明な加圧体5は、光硬化性樹脂と接触する面をシラン
カプリング剤により処理しておくことにより、硬化後の
樹脂と一体化させることができる。この場合には、加圧
体5は、樹脂成形品の支持体としての作用を発揮する。
透明な加圧体5は、光硬化性樹脂と接触する面をシラン
カプリング剤により処理しておくことにより、硬化後の
樹脂と一体化させることができる。この場合には、加圧
体5は、樹脂成形品の支持体としての作用を発揮する。
【0014】図1に示す成型装置を使用して成型を行な
う場合には、キャビティー8内に注入された光硬化性樹
脂した後、その上部を透明な加圧体5により閉じて型締
し、圧力発生装置6によりコア7を介してキャビティー
8内の樹脂に圧力を加えつつ、光拡散板2を通して光源
1からの紫外線を実質的に配光性の無い状態で樹脂に照
射する。
う場合には、キャビティー8内に注入された光硬化性樹
脂した後、その上部を透明な加圧体5により閉じて型締
し、圧力発生装置6によりコア7を介してキャビティー
8内の樹脂に圧力を加えつつ、光拡散板2を通して光源
1からの紫外線を実質的に配光性の無い状態で樹脂に照
射する。
【0015】また、成型時に樹脂の硬化に伴って収縮が
発生すると、圧力発生装置6からの圧力が樹脂に作用し
ているので、コア7が収縮量に対応して上方に移動す
る。その結果、良好な転写性が得られ、成型品の寸法精
度が著しく向上する。
発生すると、圧力発生装置6からの圧力が樹脂に作用し
ているので、コア7が収縮量に対応して上方に移動す
る。その結果、良好な転写性が得られ、成型品の寸法精
度が著しく向上する。
【0016】本発明において使用させる光硬化性樹脂と
しては、一切制限はなく、公知のものをそのまま使用す
ることができる。この様な公知の樹脂としては、アクリ
ル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、不飽和ポ
リエステル系樹脂、アミノ樹脂、ビニルエーテル系樹脂
などが例示される。
しては、一切制限はなく、公知のものをそのまま使用す
ることができる。この様な公知の樹脂としては、アクリ
ル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、不飽和ポ
リエステル系樹脂、アミノ樹脂、ビニルエーテル系樹脂
などが例示される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、表面欠陥および内部の
不均一性を実質的に解消した高寸法精度の成型製品が得
られる。
不均一性を実質的に解消した高寸法精度の成型製品が得
られる。
【0018】また、射出成型による製品に見られるラン
ナー、スプールなどの不要部は無くなり、さらにゲート
カットなどの工程も省略し得る。
ナー、スプールなどの不要部は無くなり、さらにゲート
カットなどの工程も省略し得る。
【0019】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明の特徴とすると
ころをより一層明確にする。
ころをより一層明確にする。
【0020】実施例1 図1に示す形式の成形装置を使用して光硬化性樹脂の成
型を行なった。
型を行なった。
【0021】容積6cm3 のキャビティー8にウレタン
アクリレート系光硬化性樹脂(商標“ダイヤビームMP
−121”、三菱レイヨン(株)製)16.64gを仕
込み、透明なガラス板5により閉じて型締した後、バネ
6によりキャビティー8の樹脂に圧力を加えつつ、ガラ
ス製光拡散板2を経て光源(高圧水銀灯)1からの光を
照射して、樹脂を硬化させた。
アクリレート系光硬化性樹脂(商標“ダイヤビームMP
−121”、三菱レイヨン(株)製)16.64gを仕
込み、透明なガラス板5により閉じて型締した後、バネ
6によりキャビティー8の樹脂に圧力を加えつつ、ガラ
ス製光拡散板2を経て光源(高圧水銀灯)1からの光を
照射して、樹脂を硬化させた。
【0022】硬化時の条件は、ランプ強度57W/cm
×7cm、照射距離150mm、照射時間120秒であ
った。
×7cm、照射距離150mm、照射時間120秒であ
った。
【0023】その結果、表面欠陥がなく、寸法精度に優
れた厚さ1.732mmの製品が得られた。この製品を
偏光歪み計で観測したところ、着色部分がなく、内部歪
みはゼロであった。
れた厚さ1.732mmの製品が得られた。この製品を
偏光歪み計で観測したところ、着色部分がなく、内部歪
みはゼロであった。
【0024】比較例1 実施例1で使用した装置からガラス製光拡散板2を取り
除いた以外は実施例1と同様にして光硬化性樹脂の成型
を行なった。
除いた以外は実施例1と同様にして光硬化性樹脂の成型
を行なった。
【0025】得られた製品の表面には、微小な凹凸が認
められ、製品の光透過率が著るしく低下した。
められ、製品の光透過率が著るしく低下した。
【0026】比較例2 実施例1で使用した装置からバネ6を取り除いた以外は
実施例1と同様にして光硬化性樹脂の成型を行なった。
実施例1と同様にして光硬化性樹脂の成型を行なった。
【0027】得られた製品には、硬化に伴う明確な収縮
が認められ、所望の形状は得られなかった。
が認められ、所望の形状は得られなかった。
【0028】比較例3 実施例1と同様の形状の製品を射出成形により製造した
ところ、樹脂の流れによる内部歪みが発生し、脈理など
による光学性能の低下が認められた。
ところ、樹脂の流れによる内部歪みが発生し、脈理など
による光学性能の低下が認められた。
【0029】比較例4 実施例1と同様の形状の製品を熱硬化性樹脂を使用して
製造すると、硬化が完了して製品が得られるまでに12
時間を要し、量産に適しないことが明らかとなった。
製造すると、硬化が完了して製品が得られるまでに12
時間を要し、量産に適しないことが明らかとなった。
【0030】実施例2 透明なガラス板5(厚さ3mm)にシランカプリング剤
(商標“A1122”、日本ユニカー(株)製)5重量
部、イオン交換水10重量部およびエタノール90重量
部からなる混合溶液を予めスプレーし、熱風オーブン中
100℃で30分間乾燥した以外は実施例1と同様にし
て光硬化性樹脂の成型を行なった。
(商標“A1122”、日本ユニカー(株)製)5重量
部、イオン交換水10重量部およびエタノール90重量
部からなる混合溶液を予めスプレーし、熱風オーブン中
100℃で30分間乾燥した以外は実施例1と同様にし
て光硬化性樹脂の成型を行なった。
【0031】その結果、樹脂がガラス板に強固に接着し
た一体化製品が得られた。この製品においては、樹脂の
欠点であるとされている大きな線膨脹係数が、ポリメチ
ルメタクリレートのそれに比して、1桁小さくなってい
た。
た一体化製品が得られた。この製品においては、樹脂の
欠点であるとされている大きな線膨脹係数が、ポリメチ
ルメタクリレートのそれに比して、1桁小さくなってい
た。
【0032】実施例3 光硬化性樹脂の仕込み量を1.01gとする以外は実施
例1と同様にして成型を行なった。
例1と同様にして成型を行なった。
【0033】得られた硬化製品の厚さは、0.1mmと
いう極めて薄いものであったにもかかわらず、反りおよ
び内部歪みのない転写性の良い製品であった。
いう極めて薄いものであったにもかかわらず、反りおよ
び内部歪みのない転写性の良い製品であった。
【0034】この様な薄い製品を反りを生ずることな
く、射出成型で製造することは困難である。
く、射出成型で製造することは困難である。
【図1】本発明方法において使用する成形装置の概要を
示す断面図である。
示す断面図である。
1…光源 2…光拡散板 3…抑え具 4…金型本体 5…透明加圧体 6…圧力発生装置 7…コア 8…光硬化性樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:32
Claims (3)
- 【請求項1】金型のキャビティー内に光硬化性樹脂を注
入し、透明加圧体により型締めを行ない、光を照射して
樹脂成形体を得る成型方法において、樹脂の硬化による
収縮に対応してキャビティーの容積を減少させるととも
に、光源とキャビティーとの間に設けた光拡散板を介し
て光照射を行なうことを特徴とする樹脂の成型方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の方法により製造された樹
脂成形体。 - 【請求項3】金型、金型のキャビティー内に注入された
光硬化性樹脂を型締するための透明加圧体および光硬化
性樹脂を硬化させるための光源を備えた樹脂成型装置に
おいて、樹脂の硬化による収縮に対応してキャビティー
の容積を減少させるための加圧機構および光源からの光
の拡散板を設けたことを特徴とする樹脂成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16636692A JPH068252A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 樹脂の成形方法、樹脂成型装置および樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16636692A JPH068252A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 樹脂の成形方法、樹脂成型装置および樹脂成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068252A true JPH068252A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15830072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16636692A Pending JPH068252A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 樹脂の成形方法、樹脂成型装置および樹脂成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068252A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003071853A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-12 | Univ Nihon | 微小部品の成形用装置及び微小部品の成形方法 |
JP2005173057A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Nikon Corp | 光学素子の製造方法 |
JP2006287830A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Foster Electric Co Ltd | 電気音響変換器用振動板の製造方法および電気音響変換器用振動板 |
JP2009083125A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 機能性膜の製造方法および製造装置 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP16636692A patent/JPH068252A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003071853A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-12 | Univ Nihon | 微小部品の成形用装置及び微小部品の成形方法 |
JP2005173057A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Nikon Corp | 光学素子の製造方法 |
JP2006287830A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Foster Electric Co Ltd | 電気音響変換器用振動板の製造方法および電気音響変換器用振動板 |
JP2009083125A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 機能性膜の製造方法および製造装置 |
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