JPH068242U - 包装用袋 - Google Patents
包装用袋Info
- Publication number
- JPH068242U JPH068242U JP388792U JP388792U JPH068242U JP H068242 U JPH068242 U JP H068242U JP 388792 U JP388792 U JP 388792U JP 388792 U JP388792 U JP 388792U JP H068242 U JPH068242 U JP H068242U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging bag
- portions
- side portions
- pickles
- bonding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大根のように細長く先細の漬物の下方先端部
が、充填の際折れ曲らずまっすぐのまま充填され、開口
部封止後の整形作業を不要とする。 【構成】 ポリエチレンや塩化ビニル等の合成樹脂から
なる包装袋において、包装袋の上方から下方にかけて除
々に幅細となるように、かつ、下方中心部おいて任意の
幅だけ接着されずに残るように、包装袋の上方両側部か
ら下方中心部に向って合着する少し手前まで斜めに側部
の接着を行う。
が、充填の際折れ曲らずまっすぐのまま充填され、開口
部封止後の整形作業を不要とする。 【構成】 ポリエチレンや塩化ビニル等の合成樹脂から
なる包装袋において、包装袋の上方から下方にかけて除
々に幅細となるように、かつ、下方中心部おいて任意の
幅だけ接着されずに残るように、包装袋の上方両側部か
ら下方中心部に向って合着する少し手前まで斜めに側部
の接着を行う。
Description
【0001】
本願考案は包装用袋、特に大根の漬物のように細長く先細で柔軟性のあるもの をまるごと包装するための袋に関するものである。
【0002】
現在、漬物の包装は、食べやすいように小さく切った漬物を適量、又は大きい まるごとのままの漬物を包装袋に入れ、次いで袋内の空気をなくすために減圧し 真空状態とした後、開口部を封止することにより行われている。
【0003】 また、このような手段は、以前は手作業により行なっていたが、今日では充填 から減圧、開口部の封止までを一貫して機械化することにより行われている。
【0004】
しかし、機械化された包装手段においては、従来の手作業に比べてかなり高い 作業効率ではあるものの、漬物を包装袋の上方開口部より落下させるようにして 充填するため、例えば、大根のような細長く先細で柔軟な漬物を一本まるごと充 填した場合、先細の方を下にして充填するため、下方先端部が上部の重みにより 曲がってしまい、見栄えの悪い製品価値が下がったものとなってしまう(図4参 照)。
【0005】 すなわち、機械化作業においては、手作業のように充填する漬物に適合した開 口部の細いものを用いることができず、どうしてもある適度余裕のある充填しや すい広口の包装袋を用いなければならないため、袋内で漬物が意に反した状態で 充填されてしまうことになる。
【0006】 従って、このような場合は、開口部の封止後包装袋の上から手で伸ばしたり、 包装袋を振ったりして、大根のような細長く先細の漬物が見栄え良くまっすぐと なるように形を整えなければならず、結局手作業において漬物を充填し、形を整 えながら袋内の減圧開口部の封止を行うのと同じこととなってしまう。
【0007】 本願考案は、機械化手段においても大根のように細長く先細の漬物を体裁よく 充填して、開口部封止後の整形作業を不要とすることを目的とし、以下に記載の 考案の完成によりその目的を達成することができたものである。
【0008】
本願考案は、ポリエチレンやポリプロピレン又は塩化ビニル等の合成樹脂から なる方形状をした包装袋において、図1に示すように包装袋の上方から下方にか けて除々に幅細となるように、かつ、下方中心部において任意の幅だけ接着され ずに残るように、該包装袋の上方両側部から下方中心部に向って斜めに側部を接 着して、両側部からの接着を合着する少し手前で止め、包装袋の両側部に接着部 (2)を夫々設けることにより、二つの該接着部(2)(2)の間に挿入口(3 )を設けたことを特徴とする漬物用包装袋(1)である。
【0009】 この際の接着は、ポリエチレンやポリプロピレンの場合は、150℃程度に熱 せられたアイロン(樹脂が付着しないように、底部にフッ素樹脂加工したもの) を用いて、熱により樹脂を溶かして接着することにより行い、塩化ビニルの場合 は高周波を流すことにより樹脂を熱して接着するように行えばよいが、特にこれ に限定されるものではない。
【0010】 また、本願考案の他の実施例としては、図2に示すように包装袋の両側部から の接着を、側端部よりやや内側から始めることにより側方部に側通路(14)を 設けてなるものがある。これは漬物の充填後の減圧工程の際、袋内の減圧をしや すくするようにしたものである。すなわち、包装袋の中心部は何も障害となるも のがないため減圧しやすいが、本願考案の包装袋のように側方部に接着部が設け られていると、これが障害となり減圧しずらくなる恐れがあるため,これに対応 するために側通路(14)を設けたものである。
【0011】 さらに、他の実施例としては図3に示すように図2おいて示した側方部よりや や内側から始めた接着を、短かく一定の間隔をもって行い、接着部の間にいくつ かの間隙路(25)を設けてなるものがある。これも前述の実施例と同様、漬物 の充填後の減圧をしやすくするようにしたものである。すなわち、接着部を細か くして間隙路(25)を設けたことにより障害部分が少なくなり、より減圧がし やすくなるものである。
【0012】
上述のように、包装袋の上方両側部から下方中心部に向って斜めに側部を接着 して、包装袋の両側部に接着部を夫々設けるとともに、2つの接着部の間に挿入 口を設けると、大根のように細長く先細の漬物の充填において、機械的に開口部 より無造作に充填された漬物は、先細の下方先端部が接着部の上端面に当接しな がら下方にすべり落ちることにより挿入口に挿入され、該挿入口の両側の接着部 がストッパーのような働きをして幅広の上方部分を係止するとともに、先細の下 方先端部を保護することとなり、該下方先端部は上部の重みにより折れ曲るとい うことがなくなる。
【0013】
このように、本願考案によれば2つの接着部の間に設けられた係止用の挿入口 により、大根のような細長く先細の漬物の下方先端部が保護され、上部からの重 みにより折れ曲ることがなくなり、まっすぐ整った形状のまま維持されることに なるので一貫した機械化作業工程において最後に人為的な整形作業を要さなけれ ばならないという煩わしさがなくなり、効率良くしかも製品的価値を高めるよう に見栄え良く充填された製品を提供することができることになる。
【図1】 本願考案の包装袋を示す全体図。
【図2】 本願考案の包装袋の第1の他の実施例を示す
全体図。
全体図。
【図3】 本願考案の包装袋の第2の他の実施例を示す
全体図。
全体図。
【図4】 従来の包装状態を示す全体図。
A・・・・・・・・・・・漬物 1,11,21・・・・・包装袋 2、12、22・・・・・接着部 3、13、23・・・・・挿入口 10、20、30・・・・・開口部 14、24・・・・・・・・側通路 25・・・・・・・・・・・間隙部
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリエチレンや塩化ビニル等の合成樹脂
からなる包装用袋において、包装袋の上方から下方にか
けて除々に幅細となるように、かつ、中心部において任
意の幅だけ接着されず残るように、該包装袋の上方両側
部から下方中心部に向って斜めに側部を接着して包装袋
の両側部に接着部を設けることにより、二つの該接着部
の間に挿入口を設けてなることを特徴とする包装用袋。 - 【請求項2】 両側部からの接着が、側端部よりやや内
側から始まり、側方部に側通路を設けてなることを特徴
とする請求項1に記載の包装用袋。 - 【請求項3】 両側部からの接着が、側端部よりやや内
側から始まるとともに一定の間隔をもってされ、接着部
の間にいくつかの間隙路を設けてなることを特徴とする
請求項1に記載の包装用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP388792U JPH068242U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 包装用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP388792U JPH068242U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 包装用袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068242U true JPH068242U (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=11569694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP388792U Pending JPH068242U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 包装用袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068242U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010275018A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-12-09 | Toppan Printing Co Ltd | 二重自立袋 |
JP2013023274A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Nakayama:Kk | 生花の収納袋 |
JP5920754B1 (ja) * | 2015-12-16 | 2016-05-18 | 株式会社ガルツ | 密着締付式サイズフリー容器運搬袋 |
JP2020158190A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 大森機械工業株式会社 | 包装機 |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP388792U patent/JPH068242U/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010275018A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-12-09 | Toppan Printing Co Ltd | 二重自立袋 |
JP2013023274A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Nakayama:Kk | 生花の収納袋 |
JP5920754B1 (ja) * | 2015-12-16 | 2016-05-18 | 株式会社ガルツ | 密着締付式サイズフリー容器運搬袋 |
WO2017104150A1 (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 株式会社ガルツ | 密着締付式サイズフリー容器運搬袋 |
CN107108075A (zh) * | 2015-12-16 | 2017-08-29 | 格鲁滋股份有限公司 | 密贴紧固式尺寸自由的容器搬运袋 |
CN107108075B (zh) * | 2015-12-16 | 2018-04-10 | 细比必滋合同公司 | 密贴紧固式尺寸自由的容器搬运袋 |
US10322863B2 (en) | 2015-12-16 | 2019-06-18 | CB-Biz Limited Liability Company | Tight fastening type size-free container carrying bag |
JP2020158190A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 大森機械工業株式会社 | 包装機 |
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