JPH0682388U - シャッターカーテンの構造 - Google Patents

シャッターカーテンの構造

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JPH0682388U
JPH0682388U JP2480893U JP2480893U JPH0682388U JP H0682388 U JPH0682388 U JP H0682388U JP 2480893 U JP2480893 U JP 2480893U JP 2480893 U JP2480893 U JP 2480893U JP H0682388 U JPH0682388 U JP H0682388U
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shutter curtain
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徹 植竹
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Bunka Shutter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドレールとシャッターカーテンとの間に
設けた消音帯の消音効果を維持させるとともに、カーテ
ンの巻取り、巻き戻しに際して、スラットとその接続部
との間での軋み音の発生を防止させる。 【構成】 シャッターカーテン3を構成するスラット3
Aの接続部3Bの背面に、摺動接触部5Aを有する消音
補助部材5を揺動自在に枢着し、少なくとも、ガイドレ
ール1の摺動溝1A内に設けられた消音帯4に対応し
て、面接触させている。なお、前記消音補助部材5は、
前記消音帯4と接触する摺動接触部5Aが硬質材料より
形成されるとともに、該摺動接触部5Aと前記スラット
3Aの接続部3B背面に枢着される枢支部5との間に軟
質弾性材料よりなる緩衝部5Cとが、それぞれ層状に形
成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、雨戸用、車庫用、ビル出入口用などに用いられるシャッターカーテ ンの構造において、ガイドレールの摺動溝内に消音帯を備えて、シャッターカー テンの摺動に際しての、ガイドレールとシャッターカーテンとの間の衝撃音を消 すようにしたシャッターカーテンの構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシャッターでは、図6および図7に示すように、シャッターカーテン1 01の昇降時の摺動に際して、ガイドレール102との間に発生する衝撃音を除 くために、あるいは、閉鎖時における風の煽りによるシャッターカーテン101 の風打音を消すために、ガイドレール102の内側には、消音帯103が設けら れ、シャッターカーテン101とガイドレール102とが、直接衝突するのを防 止している。
【0003】 この消音帯103には、ベース付きモヘアがしばしば採用されるが、これに接 触するシャッターカーテン101の裏面部分は、それを構成するスラット101 A相互の接続部101Bであり、モヘアに対して点接触になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このため、風などの外力で、シャッターカーテン101が煽られると、モヘア の弾性保持力がシャッターカーテン101を支えられず、このシャッターカーテ ン101とガイドレール102との間に衝撃音を発生させてしまう。そして、シ ャッターカーテン101が開閉する際に、スラット101Aが揺れながら昇降す るため、スラット101Aがガイドレール102に当たってしまい、この衝撃に よりシャッターカーテン101の塗装部分が剥離を起こし、発錆などの原因とな ったり、またモヘアが摩耗してしまうという問題があった。 また、シャッターケース内で巻かれるシャッターカーテン101は、その重な り合ったスラット101Aと接続部101Bとの間で、巻取り時、巻き戻し時に 、軌み音(接触音)が発生するという問題がある。
【0005】 本考案は、上記事情に基いてなされたもので、ガイドレールと、シャッターカ ーテンとの間に設けた消音帯の消音効果を維持するような補助作用をなし、しか も、シャッターカーテンの巻取り、巻き戻しに際して、スラットとその接続部と の間での接触音の発生を防止できるようにしたシャッターカーテンの構造を提供 することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案では、図示の実施例にも明らかにしているように、ガイドレ ール1の摺動溝1A内に消音帯4を備えて、シャッターカーテン3の摺動に際し ての、ガイドレールとシャッターカーテンとの間の衝撃音を消すようにしている シャッターカーテンの構造において、 上記シャッターカーテン3は、これを構成するスラット3Aの接続部3Bの背 面に、摺動接触部5Aを有する消音補助部材5を揺動自在に枢着し、少なくとも 、上記消音帯4に対応して、面接触させていることを特徴としている。
【0007】 また、本考案のシャッターカーテンの構造では、前記消音補助部材5の構成が 、前記消音帯4と接触する摺動接触部5Aが硬質材料より形成されるとともに、 該摺動接触部5Aと前記スラット3Aの接続部3B背面に枢着される枢支部5と の間に軟質弾性材料よりなる緩衝部とが、それぞれ層状に形成されていることを 特徴としている。
【0008】
【作用】
従って、シャッターカーテンの開閉に際して、消音帯4とシャッターカーテン 3との接触は、上記消音補助部材5を介してなされるので、上述のように、消音 帯との面接触で、上記消音帯4を、十分な弾性保持力で、シャッターカーテン3 に接触させることになり、その消音効果を十分に発揮できる。しかも、シャッタ ーケース内で、シャッターカーテンを巻取り、あるいは巻き戻す時、上記消音補 助部材が、スラットと接続部との直接接触を妨げ、緩衝効果を発揮するので、軌 しみ音の発生を防止できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基いて具体的に説明する。 図1において、符号1は建物躯体(図示せず)に取付けられたガイドレールで あり、シャッターケース2から引出されたシャッターカーテン3の両側部を、そ の摺動溝(ガイド溝)1A内に案内している。
【0010】 ガイドレール1の摺動溝1A内には、シャッターカーテン3のガイド面に位置 し、図2に示すような蟻溝1Bが対向して形成してある。 そして、シャッターカーテン3の摺動に際しての、ガイドレール1とシャッタ ーカーテン3との間の衝撃音を消すために、上記蟻溝1Bに対して、消音帯4が 、その一部を取付けている。
【0011】 消音帯4は、この実施例では、蟻溝1B内に装着される帯状ベース4Aと、そ こに起毛したモヘア4Bとより構成されており、そのモヘア4Bで、シャッター カーテン3の摺動面を、本考案に係る消音補助部材5を介して支えている。
【0012】 この消音補助部材5は、消音帯4に背面を面接触するようにして、摺動接触部 5Aを備え、上記シャッターカーテン3を構成するスラット3Aの、相互のカー ル状接続部3Bの背面に、少なくとも上記消音帯4に対応した位置、すなわち、 スラット3Aの左右両端近傍において、C字形断面の枢支部5Bを枢支している 。
【0013】 なお、この実施例では、上記消音補助部材5は、図3に示すように、例えば、 硬質の塩化ビニルからなり背面となる摺動接触部5Aと、この摺動接触部5Aと 同様の硬質の塩化ビニルよりなる枢支部5Bとの間に、弾性を有した軟質の塩化 ビニルで構成された緩衝部5Cを、それぞれ層状に一体成形した形状とするとと もに、断面C字形状の固定部品6を介して、接続した構成になっている。
【0014】 従って、シャッターカーテン3の開閉に際しては、消音帯4は、そのシャッタ ーカーテン3側摺動面、すなわち、スラット3Aの接続部3Bの背面に対して直 接接触することはなく、上記摺動接触部5Aを介して、弾性支持するので、モヘ ア4Bと摺動接触部5Aとの間では、面接触となり、モヘア4Bは十分な弾性保 持力を発揮できる。
【0015】 しかも、上記消音補助部材5は、シャッターカーテン3の巻取り、巻き戻しに 際して、図4に示す内巻き時や、図5に示す外巻き時の際でも、スラット3Aと 接続部3Bとの間の接触を、上記消音補助部材5を介して行うので、シャッター ケース2内での軋み音などの接触音の発生を防止できる。
【0016】 なお、上記実施例では、消音補助部材5に、軟質の塩化ビニルで構成された緩 衝部5Cが装備されているので、若干の可撓性を維持でき、衝撃音、風打音の消 去の上でより有利である。
【0017】 また、上記補助部材5は、スラット3Aの幅、全長に亙って細長い形状で設け られてもよく、あるいは、部分的に複数カ所に設けてもよい。この場合、シャッ ターケース2内に巻き取られるシャッターカーテン3の各スラット3Aが互いに 直接接触することがなくなり、スラット3Aの塗装面が損傷することがない。 そして、この補助部材5は、少なくとも消音帯4と対応する位置に設けられれ ば良い。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したように、ガイドレールの摺動溝内に消音帯を備えて、 シャッターカーテンの摺動に際しての、ガイドレールとシャッターカーテンとの 間の衝撃音を消すようにしているシャッター構造において、上記シャッターカー テンは、これを構成するスラットの接続部の背面に、摺動接触部を有する消音補 助部材を揺動自在に枢着し、少なくとも、上記消音帯に対応して面接触させてい るので、風などの外力で、シャッターカーテンが煽られた際に、シャッターカー テンとガイドレールとの間に衝撃音を発生させてしまうことがなくなり、スラッ ト表面の塗装部分が剥離することもない。そして、消音帯のモヘアを摩耗させる ことなく、この消音帯の消音効果を維持するような補助作用をなし、しかも、シ ャッターカーテンの巻取り、巻き戻しに際して、スラットとその接続部との間で の軋み音等の接触音の発生を防止できるという効果が得られる。
【0019】 また、前記消音補助部材に緩衝部を形成することにより、さらに衝撃音や接触 音などの発生を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の正面図である。
【図2】上記実施例において、図1のA−A線に沿う断
面図である。
【図3】上記実施例におけて、図1のB−B線に沿う断
面図である。
【図4】シャッターケース内における本考案の上記実施
例の機能を説明する断面図である。
【図5】シャッターケース内における本考案の上記実施
例の機能を説明する断面図である。
【図6】従来例の横断面図である。
【図7】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1…ガイドレール 1A…摺動溝 1B…蟻溝 2…シャッターケース 3…シャッターカーテン 3A…スラット 3B…接続部 4…消音帯 4A…帯状ベース 4B…モヘア 5…消音補助部材 5A…摺動接触部 5B…枢支部 5C…緩衝部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールの摺動溝内に消音帯を備え
    て、シャッターカーテンの摺動に際しての、ガイドレー
    ルとシャッターカーテンとの間の衝撃音を消すシャッタ
    ーカーテンの構造において、 上記シャッターカーテンは、これを構成するスラットの
    接続部の背面に、摺動接触部を有する消音補助部材を揺
    動自在に枢着し、少なくとも、上記消音帯に対応して面
    接触させていることを特徴とするシャッターカーテンの
    構造。
  2. 【請求項2】 前記消音補助部材は、前記消音帯と接触
    する摺動接触部が硬質材料より形成されるとともに、該
    摺動接触部と前記スラットの接続部背面に枢着される枢
    支部との間に軟質弾性材料よりなる緩衝部とが、それぞ
    れ層状に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のシャッターカーテンの構造。
JP1993024808U 1993-05-13 1993-05-13 シャッターカーテンの構造 Expired - Fee Related JP2602555Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102244976B1 (ko) * 2021-01-25 2021-04-27 권차순 파손방지 기능이 강화된 군함 격납고용 롤러커튼

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102244976B1 (ko) * 2021-01-25 2021-04-27 권차순 파손방지 기능이 강화된 군함 격납고용 롤러커튼

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