JPH0682386A - 塗装シートの欠陥検査装置 - Google Patents
塗装シートの欠陥検査装置Info
- Publication number
- JPH0682386A JPH0682386A JP1603891A JP1603891A JPH0682386A JP H0682386 A JPH0682386 A JP H0682386A JP 1603891 A JP1603891 A JP 1603891A JP 1603891 A JP1603891 A JP 1603891A JP H0682386 A JPH0682386 A JP H0682386A
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- Japan
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- defect
- light
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- projector
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基層の変動に影響されることなしに塗装シー
トの基層欠陥と塗装欠陥の種別を区分して検出すること
のできる欠陥検出を行わしめる。 【構成】 被検査物たる塗装シート状物に紫外帯域波長
光の反射型投光器と白色蛍光灯または白熱ランプの透過
型投光器を併用し、これらの投光手段に対しCCDセン
サーを受光手段として用いた検出部を形成し、該検出部
の出力側に信号処理部を連結し、該信号処理部の出力を
欠陥画像処理部に接続する。 【効果】 塗装シート状物の基地および塗装における欠
陥種別を夫々区分して検出表示し、単一行程で的確な欠
陥検出を行わしめる。
トの基層欠陥と塗装欠陥の種別を区分して検出すること
のできる欠陥検出を行わしめる。 【構成】 被検査物たる塗装シート状物に紫外帯域波長
光の反射型投光器と白色蛍光灯または白熱ランプの透過
型投光器を併用し、これらの投光手段に対しCCDセン
サーを受光手段として用いた検出部を形成し、該検出部
の出力側に信号処理部を連結し、該信号処理部の出力を
欠陥画像処理部に接続する。 【効果】 塗装シート状物の基地および塗装における欠
陥種別を夫々区分して検出表示し、単一行程で的確な欠
陥検出を行わしめる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装シートの欠陥検出装
置に係り、コート紙やフイルムなどの塗装シートにおけ
る欠陥部を単一行程設備により的確に欠陥種類毎区分し
て検出することのできる検出装置を提供しようとするも
のである。
置に係り、コート紙やフイルムなどの塗装シートにおけ
る欠陥部を単一行程設備により的確に欠陥種類毎区分し
て検出することのできる検出装置を提供しようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】製紙工程などにおいて得られた紙などの
シート状物における欠陥検査に当って光学的手法を用
い、高速に走行するシート状製品の欠陥を的確に検査す
ることについては従来から知られている。即ち、このよ
うな欠陥検査としては光源に可視光を用いた反射型およ
び透過型方式が一般的である。
シート状物における欠陥検査に当って光学的手法を用
い、高速に走行するシート状製品の欠陥を的確に検査す
ることについては従来から知られている。即ち、このよ
うな欠陥検査としては光源に可視光を用いた反射型およ
び透過型方式が一般的である。
【0003】なおこのような検査装置としては、特開平
2−227642号公報においては蛍光発生手段と蛍光
検出手段とを具備し、蛍光発生手段より発生された光を
被検査物に入射させ、該被検査物より発生された蛍光を
上記蛍光検出手段により検出することによって前記被検
査物の表面の汚損を蛍光欠陥カラー別に区分して検査す
るようにしたものが発表されている。
2−227642号公報においては蛍光発生手段と蛍光
検出手段とを具備し、蛍光発生手段より発生された光を
被検査物に入射させ、該被検査物より発生された蛍光を
上記蛍光検出手段により検出することによって前記被検
査物の表面の汚損を蛍光欠陥カラー別に区分して検査す
るようにしたものが発表されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したような従来一
般の技術においては孔および汚れ欠陥は検出できるとし
ても、それらを区別して検出することができず、又被検
査物が薄層化した孔傾向欠陥や被検査物における塗装欠
陥の如きについては検出できないので、これらの欠陥に
ついてはオペレーターによる目視検査ないし確認を必要
とする。
般の技術においては孔および汚れ欠陥は検出できるとし
ても、それらを区別して検出することができず、又被検
査物が薄層化した孔傾向欠陥や被検査物における塗装欠
陥の如きについては検出できないので、これらの欠陥に
ついてはオペレーターによる目視検査ないし確認を必要
とする。
【0005】このようなオペレーターの目視検査は煩雑
であると共に製造工程の高速化に伴い追従性が確保され
ず、見逃しによる誤確認や個人差による判定基準変化な
どが多発し、検出結果の精度が得られない。特に近時に
おけるラインのスピードアップに伴い目視確認は至難で
ラインを低速または停止状態としなければ確認できず、
次行程以後に支障を来し、上位コンピューターなどによ
る編集ないし通信が甚だしく乱れることとならざるを得
ない。
であると共に製造工程の高速化に伴い追従性が確保され
ず、見逃しによる誤確認や個人差による判定基準変化な
どが多発し、検出結果の精度が得られない。特に近時に
おけるラインのスピードアップに伴い目視確認は至難で
ラインを低速または停止状態としなければ確認できず、
次行程以後に支障を来し、上位コンピューターなどによ
る編集ないし通信が甚だしく乱れることとならざるを得
ない。
【0006】更に反射型方式によるものでは被検査物に
おける孔や孔傾向と黒点のような汚点、あるいは塗装不
充分などが同じ極性として検出され、区分することがで
きない。また、透過型方式によるものにおいては被検査
物の厚さ変化によって決定的な検出結果の変動を来し、
従って同じ透過型方式であるとしても適用されるべき被
検査物の厚さ如何により光源その他を全く異らしめた別
の機器を採用することが必要である。
おける孔や孔傾向と黒点のような汚点、あるいは塗装不
充分などが同じ極性として検出され、区分することがで
きない。また、透過型方式によるものにおいては被検査
物の厚さ変化によって決定的な検出結果の変動を来し、
従って同じ透過型方式であるとしても適用されるべき被
検査物の厚さ如何により光源その他を全く異らしめた別
の機器を採用することが必要である。
【0007】前記した特開平2−227642号公報の
ものにおいては汚損の種別を判定し得るとしても、原則
的には反射型方式のものと同じであって紙質などの基層
における欠陥や塗装状態の欠陥を検出することができな
い。従って、コート紙や塗膜の形成されたフイルムなど
の塗装シート材に対する欠陥検出に当っては更に別の検
出手段を併用しなければ的確な検出結果を得ることがで
きず、設備的および検出結果の処理通信上において煩雑
で不利の多いこととならざるを得ない。
ものにおいては汚損の種別を判定し得るとしても、原則
的には反射型方式のものと同じであって紙質などの基層
における欠陥や塗装状態の欠陥を検出することができな
い。従って、コート紙や塗膜の形成されたフイルムなど
の塗装シート材に対する欠陥検出に当っては更に別の検
出手段を併用しなければ的確な検出結果を得ることがで
きず、設備的および検出結果の処理通信上において煩雑
で不利の多いこととならざるを得ない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来のものにおける技術的課題を解決することについて
検討を重ねて完成されたものであって、以下の如くであ
る。塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを配設
して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段とし
て紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型段光器と白色蛍
光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用する
と共に上記受光手段としてCCDセンサーを用い、該検
出手段の出力側に信号処理部を連結し、該信号処理部の
出力を静止画像またはスキャニング画像として映出する
欠陥画像処理部に接続せしめ、欠陥別の光量差による映
像波形別で欠陥種別を弁別することを特徴とする塗装シ
ートの欠陥検査装置。
従来のものにおける技術的課題を解決することについて
検討を重ねて完成されたものであって、以下の如くであ
る。塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを配設
して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段とし
て紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型段光器と白色蛍
光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用する
と共に上記受光手段としてCCDセンサーを用い、該検
出手段の出力側に信号処理部を連結し、該信号処理部の
出力を静止画像またはスキャニング画像として映出する
欠陥画像処理部に接続せしめ、欠陥別の光量差による映
像波形別で欠陥種別を弁別することを特徴とする塗装シ
ートの欠陥検査装置。
【0009】
【作用】塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを
配設して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段
として紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型段光器と白
色蛍光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用
すると共に上記受光手段としてCCDセンサーを用いる
ことにより受光手段において透過型段投光器と反射型投
光器による検出結果が共に受光され、しかも透過型投光
器による検出結果はプラス側、反射型投光器による検出
結果はマイナス側として検出される。
配設して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段
として紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型段光器と白
色蛍光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用
すると共に上記受光手段としてCCDセンサーを用いる
ことにより受光手段において透過型段投光器と反射型投
光器による検出結果が共に受光され、しかも透過型投光
器による検出結果はプラス側、反射型投光器による検出
結果はマイナス側として検出される。
【0010】しかも透過型投光器による光量の受光手段
で得られる結果はシート状物における欠陥が貫通した孔
であるが、孔に達しない薄層状態(孔傾向)であるかに
よって検出レベルが異なることとなるからそうした欠陥
部を区分識別して検出せしめる。一方反射型投光器から
の被検査物を介した受光手段での光量は被検査物による
漂白目的その他からして一般的に蛍光発光物質の用いら
れた塗装程度および被検査物表面における蛍光(反射)
障害作用によって変化し、汚損欠陥においては蛍光(反
射)光量が零状態となり、塗装不完全の場合においては
蛍光(反射)光量が不完全程度に比例して減衰したもの
とする。即ち何れもが正常な被検査物から受光手段に得
られる受光量は蛍光(反射)光量が100%状態で、透
過光が零状態であるが、この受光量は孔または孔傾向欠
陥に対してプラスの検出結果となり、塗装欠陥ないし汚
損に対してはマイナスの検出結果を示し、しかも孔や汚
損に対し孔傾向化や塗装欠陥の場合はレベルの異ったも
のとなる。
で得られる結果はシート状物における欠陥が貫通した孔
であるが、孔に達しない薄層状態(孔傾向)であるかに
よって検出レベルが異なることとなるからそうした欠陥
部を区分識別して検出せしめる。一方反射型投光器から
の被検査物を介した受光手段での光量は被検査物による
漂白目的その他からして一般的に蛍光発光物質の用いら
れた塗装程度および被検査物表面における蛍光(反射)
障害作用によって変化し、汚損欠陥においては蛍光(反
射)光量が零状態となり、塗装不完全の場合においては
蛍光(反射)光量が不完全程度に比例して減衰したもの
とする。即ち何れもが正常な被検査物から受光手段に得
られる受光量は蛍光(反射)光量が100%状態で、透
過光が零状態であるが、この受光量は孔または孔傾向欠
陥に対してプラスの検出結果となり、塗装欠陥ないし汚
損に対してはマイナスの検出結果を示し、しかも孔や汚
損に対し孔傾向化や塗装欠陥の場合はレベルの異ったも
のとなる。
【0011】即ち単一の検出設備によりシート材自体の
欠陥と該シート材に施された塗装または汚損とが共に検
出され、しかもそれら欠陥の種別、程度を識別して検出
する。従って高速生産ラインを停止せしめることなく精
度の高い光学的検出がなされ、又複合して検出設備を必
要としないことから前記受光手段で得られる検出信号の
処理ないし表示あるいは記録などを容易とし、更には次
行程以降の操業を円滑化せしめる。
欠陥と該シート材に施された塗装または汚損とが共に検
出され、しかもそれら欠陥の種別、程度を識別して検出
する。従って高速生産ラインを停止せしめることなく精
度の高い光学的検出がなされ、又複合して検出設備を必
要としないことから前記受光手段で得られる検出信号の
処理ないし表示あるいは記録などを容易とし、更には次
行程以降の操業を円滑化せしめる。
【0012】
【実施例】上記したような本発明によるものの具体的な
実施態様を添附図面に示すものについて説明すると、本
発明による装置は検出部Aと信号処理部Bとより成り、
塗装シートである被検査物10に対し投光手段と受光手段
とを配設して光学的に検査するように成っていること自
体は従来から公知のものと同様である。
実施態様を添附図面に示すものについて説明すると、本
発明による装置は検出部Aと信号処理部Bとより成り、
塗装シートである被検査物10に対し投光手段と受光手段
とを配設して光学的に検査するように成っていること自
体は従来から公知のものと同様である。
【0013】然し本発明においては投光手段として透過
投光器11を被検査物10に対し受光手段3とは反対の側、
即ち図示の場合において被検査物10の下側に設け、しか
も該透過投光器1とは別に反射投光器2, 2を被検査物
10に対し受光手段3と同じ側において前記透過投光器1
と受光手段3とを結ぶ平面の両側に対設する。また、透
過投光器2としては白色蛍光灯または白熱ランプを用い
るが、反射投光器2としては紫外帯域波長光の蛍光灯が
用いられている。
投光器11を被検査物10に対し受光手段3とは反対の側、
即ち図示の場合において被検査物10の下側に設け、しか
も該透過投光器1とは別に反射投光器2, 2を被検査物
10に対し受光手段3と同じ側において前記透過投光器1
と受光手段3とを結ぶ平面の両側に対設する。また、透
過投光器2としては白色蛍光灯または白熱ランプを用い
るが、反射投光器2としては紫外帯域波長光の蛍光灯が
用いられている。
【0014】更に受光手段3としては、半導体基板表面
の絶縁膜上に電極をつけたCCD(Charge Coupled Devi
ce)を用い、より具体的にはリニアCCDイメージセン
サーの如きを採用する。透過投光器1は一般的に昼光色
蛍光灯でよいが、被検査物10の厚みおよび透過率を考慮
して白熱ランプを採用し、孔に対して透過すると共に孔
傾向欠陥に対し被検査物の反対側が適度に明るくなる程
度のもので充分であり、極端に強力な光源を必要としな
い。
の絶縁膜上に電極をつけたCCD(Charge Coupled Devi
ce)を用い、より具体的にはリニアCCDイメージセン
サーの如きを採用する。透過投光器1は一般的に昼光色
蛍光灯でよいが、被検査物10の厚みおよび透過率を考慮
して白熱ランプを採用し、孔に対して透過すると共に孔
傾向欠陥に対し被検査物の反対側が適度に明るくなる程
度のもので充分であり、極端に強力な光源を必要としな
い。
【0015】前記したような受光手段3による検出結果
は信号処理部Bに送られ、即ち信号処理部Bは図示のも
のにおいてVIDEO波形整形回路4、微積分処理回路
5、ブランキング回路6および弁別回路7とスキンコン
バーター8によって構成されており、微積分処理回路か
ら欠陥画像処理部であるCRT9に送る。前記ビデオ波
形整形回路4において得られるビデオ波形と微積分処理
回路5で得られる波形は図1の下部に夫々示した如くで
あって、出力が孔欠陥、孔傾向欠陥、塗装欠陥による蛍
光欠陥および汚れによる欠陥との間に明確な区分が得ら
れ、欠陥画像処理部Cにおいては画像フレームメモリー
を制御し、静止画またはスキャニング画像として映出さ
れる。
は信号処理部Bに送られ、即ち信号処理部Bは図示のも
のにおいてVIDEO波形整形回路4、微積分処理回路
5、ブランキング回路6および弁別回路7とスキンコン
バーター8によって構成されており、微積分処理回路か
ら欠陥画像処理部であるCRT9に送る。前記ビデオ波
形整形回路4において得られるビデオ波形と微積分処理
回路5で得られる波形は図1の下部に夫々示した如くで
あって、出力が孔欠陥、孔傾向欠陥、塗装欠陥による蛍
光欠陥および汚れによる欠陥との間に明確な区分が得ら
れ、欠陥画像処理部Cにおいては画像フレームメモリー
を制御し、静止画またはスキャニング画像として映出さ
れる。
【0016】微積分処理回路5は、入力されたビデオ波
形を弁別回路7およびスキャンコンバーター(画像処
理)に最適な波形に処理する。処理としては微積分処理
としてビデオ波形を地合ベース部と欠陥部との波形値差
を採るため、又微小ノイズの除去(高周波除去)および
被検査物のうねり若しくはばたつきの除去(低周波除
去)を行い、欠陥に最適なフイルター(微積分処理)を
通し出力する。又ブランキング回路6よりパルスゲート
を入力し、弁別に不要な波形端部の信号を消去し、更に
このパルスはOクランプ処理も同時に行い、地合ベース
(良品部)を中点とした波形に整形する。これらの処理
を行った波形を弁別回路7およびスキャンコンバータ8
に出力するものである。
形を弁別回路7およびスキャンコンバーター(画像処
理)に最適な波形に処理する。処理としては微積分処理
としてビデオ波形を地合ベース部と欠陥部との波形値差
を採るため、又微小ノイズの除去(高周波除去)および
被検査物のうねり若しくはばたつきの除去(低周波除
去)を行い、欠陥に最適なフイルター(微積分処理)を
通し出力する。又ブランキング回路6よりパルスゲート
を入力し、弁別に不要な波形端部の信号を消去し、更に
このパルスはOクランプ処理も同時に行い、地合ベース
(良品部)を中点とした波形に整形する。これらの処理
を行った波形を弁別回路7およびスキャンコンバータ8
に出力するものである。
【0017】スキャンコンバーター8は上記のようにビ
デオ波形を整形した状態で入力し、受光カメラの1スキ
ヤンを1ラインとし、ラインスピードと同期させてA/
D変換および遅延メモリーを通しフレームメモリー(画
像構成メモリー)に書き込み、それと同時にメモリーさ
れた信号を順次画像信号変換(NTSC方式)を行い、
CRT9に画像表示させる。また、スキャンコンバータ
ー8からビデオコピーを得ることができる。
デオ波形を整形した状態で入力し、受光カメラの1スキ
ヤンを1ラインとし、ラインスピードと同期させてA/
D変換および遅延メモリーを通しフレームメモリー(画
像構成メモリー)に書き込み、それと同時にメモリーさ
れた信号を順次画像信号変換(NTSC方式)を行い、
CRT9に画像表示させる。また、スキャンコンバータ
ー8からビデオコピーを得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるときは
シート材の基地自体における欠陥と該基地に形成された
塗装の欠陥とを共に検出することができ、しかも検出波
形の形状ないし高低関係からそれら欠陥部の種別や程度
の如きも適切に区分した検出を高速なライン運転条件下
において有効に達成し、該検出部の簡易化と共に得られ
た検出信号による処理ないし記録なども容易とすること
ができるものであって、工業的にその効果の大きい発明
である。
シート材の基地自体における欠陥と該基地に形成された
塗装の欠陥とを共に検出することができ、しかも検出波
形の形状ないし高低関係からそれら欠陥部の種別や程度
の如きも適切に区分した検出を高速なライン運転条件下
において有効に達成し、該検出部の簡易化と共に得られ
た検出信号による処理ないし記録なども容易とすること
ができるものであって、工業的にその効果の大きい発明
である。
【図1】本発明装置の概要を示した説明図である。
1 透過型投光器 2 反射型投光器 3 受光手段 4 ビデオ波形整形回路 5 微積分処理回路 6 ブランキング回路 7 弁別回路 8 スキャンコンバーター 9 CRT 10 被検査物たる塗装シート A 検出部 B 信号処理部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年1月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】段落番号0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来のものにおける技術的課題を解決することについて
検討を重ねて完成されたものであって、以下の如くであ
る。塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを配設
して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段とし
て紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型投光器と白色蛍
光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用する
と共に上記受光手段としてCCDセンサーを用い、該検
出手段の出力側に信号処理部を連結し、該信号処理部の
出力を静止画像またはスキャニング画像として映出する
欠陥画像処理部に接続せしめ、欠陥別の光量差による映
像波形別で欠陥種別を弁別することを特徴とする塗装シ
ートの欠陥検査装置。
従来のものにおける技術的課題を解決することについて
検討を重ねて完成されたものであって、以下の如くであ
る。塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを配設
して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段とし
て紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型投光器と白色蛍
光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用する
と共に上記受光手段としてCCDセンサーを用い、該検
出手段の出力側に信号処理部を連結し、該信号処理部の
出力を静止画像またはスキャニング画像として映出する
欠陥画像処理部に接続せしめ、欠陥別の光量差による映
像波形別で欠陥種別を弁別することを特徴とする塗装シ
ートの欠陥検査装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】段落番号0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを
配設して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段
として紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型投光器と白
色蛍光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用
すると共に上記受光手段としてCCDセンサーを用いる
ことにより受光手段において透過型投光器と反射型投光
器による検出結果が共に受光され、しかも透過型投光器
による検出結果はプラス側、反射型投光器による検出結
果はマイナス側として検出される。 ─────────────────────────────────────────────────────
配設して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段
として紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型投光器と白
色蛍光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用
すると共に上記受光手段としてCCDセンサーを用いる
ことにより受光手段において透過型投光器と反射型投光
器による検出結果が共に受光され、しかも透過型投光器
による検出結果はプラス側、反射型投光器による検出結
果はマイナス側として検出される。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月29日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来のものにおける技術的課題を解決することについて
検討を重ねて完成されたものであって、以下の如くであ
る。塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを配設
して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段とし
て紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型投光器と白色蛍
光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用する
と共に上記受光手段としてCCDセンサーを用い、該検
出手段の出力側に信号処理部を連結し、該信号処理部の
出力を静止画像またはスキャニング画像として映出する
欠陥画像処理部に接続せしめ、欠陥別の光量差による映
像波形別で欠陥種別を弁別することを特徴とする塗装シ
ートの欠陥検査装置。
従来のものにおける技術的課題を解決することについて
検討を重ねて完成されたものであって、以下の如くであ
る。塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを配設
して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段とし
て紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型投光器と白色蛍
光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用する
と共に上記受光手段としてCCDセンサーを用い、該検
出手段の出力側に信号処理部を連結し、該信号処理部の
出力を静止画像またはスキャニング画像として映出する
欠陥画像処理部に接続せしめ、欠陥別の光量差による映
像波形別で欠陥種別を弁別することを特徴とする塗装シ
ートの欠陥検査装置。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】塗装シート状物に対し投光手段と受光手段とを
配設して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段
として紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型投光器と白
色蛍光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用
すると共に上記受光手段としてCCDセンサーを用いる
ことにより受光手段において透過型投光器と反射型投光
器による検出結果が共に受光され、しかも透過型投光器
による検出結果はプラス側、反射型投光器による検出結
果はマイナス側として検出される。
配設して欠陥部を検査する装置であって、前記投光手段
として紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型投光器と白
色蛍光灯または白熱ランプである透過型投光器とを併用
すると共に上記受光手段としてCCDセンサーを用いる
ことにより受光手段において透過型投光器と反射型投光
器による検出結果が共に受光され、しかも透過型投光器
による検出結果はプラス側、反射型投光器による検出結
果はマイナス側として検出される。
Claims (1)
- 【請求項1】塗装シート状物に対し投光手段と受光手段
とを配設して欠陥部を検査する装置であって、前記投光
手段として紫外帯域波長光の蛍光灯である反射型段光器
と白色蛍光灯または白熱ランプである透過型投光器とを
併用すると共に上記受光手段としてCCDセンサーを用
い、該検出手段の出力側に信号処理部を連結し、該信号
処理部の出力を静止画像またはスキャニング画像として
映出する欠陥画像処理部に接続せしめ、欠陥別の光量差
による映像波形別で欠陥種別を弁別することを特徴とす
る塗装シートの欠陥検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1603891A JPH0682386A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 塗装シートの欠陥検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1603891A JPH0682386A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 塗装シートの欠陥検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682386A true JPH0682386A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=11905414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1603891A Pending JPH0682386A (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 塗装シートの欠陥検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682386A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1991
- 1991-01-14 JP JP1603891A patent/JPH0682386A/ja active Pending
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