JPH0682047A - 多機能電気コンロ台 - Google Patents

多機能電気コンロ台

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JPH0682047A
JPH0682047A JP23361492A JP23361492A JPH0682047A JP H0682047 A JPH0682047 A JP H0682047A JP 23361492 A JP23361492 A JP 23361492A JP 23361492 A JP23361492 A JP 23361492A JP H0682047 A JPH0682047 A JP H0682047A
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JP
Japan
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hot water
air
blower
air passage
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP23361492A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sugita
信 杉田
Takeo Toriyama
建夫 鳥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 足元暖房と布巾の乾燥等が可能な安価で省ス
ペース型の多機能電気コンロ台を得ること。 【構成】 送風機7と、湯を加熱し貯える温水器タンク
8と、隔壁16,17,18によって温水器タンク8と
分離された布巾乾燥室20等を備え、上面に電気調理器
29を載置する。送風機7により外部の空気を取り入
れ、温水器タンク8や電気調理器29等の熱によって温
風となし、この温風を適宜切換えて足元暖房と布巾等の
乾燥に供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気調理器を載置した
多機能電気コンロ台に係り、より詳しくは、足元暖房と
布巾の乾燥等が可能な安価な多機能電気コンロ台に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気調理器等を載置するコンロ台
は、単に小物入れとして利用されるものがほとんどであ
った。このため、キッチンで温水器、暖房器、乾燥器等
を使用する場合は、コンロ台とは別の位置に単機能の各
製品を別個に据付けて使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため従来のコンロ
台では、温水器、暖房器、乾燥器等にキッチンのかなり
のスペースを占拠され、キッチン全体のスペースが狭く
なったり、暖房器や乾燥器等のランニングコストがかか
るという問題があった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、温水器、暖房器及び乾燥器等にキッチンを
占拠されることなくキッチン全体のスペースを維持し、
また暖房器や乾燥器等のランニングコストがかからない
安価で省スぺース型の多機能電気コンロ台を得ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる多機能電
気コンロ台は、吸気口から空気を取り入れて吐出口等に
送る送風機と、吸気口から吐出口に至る風路の途中に設
置した湯を加熱し貯える温水器タンクと、隔壁によって
温水器タンクと分離された布巾乾燥室等を備え、上面に
電気調理器を載置したものである。
【0006】また、上記の多機能電気コンロ台におい
て、温水タンクの表面に放熱フィンを設けた、温水タン
ク内の湯が所定温度に降下したときは送風機の運転を停
止して温水タンク内の湯を加熱する制御手段を設けた、
吸気口から排気口に至る風路と、吸気口から乾燥室を通
り排気口に至る風路とを切替える切替手段を設けた、吸
気口から排気口に至る風路の一部として、仕切壁に案内
され上面に載置された電気調理器を通り温水タンク側へ
導かれる風路を形成した、吸気口から排気口に至る風路
のうち送風機と切替手段との間に補助加熱手段を設けた
ものである。
【0007】
【作用】温水器タンク内に蓄えられた湯の熱により、外
部から取り入れた空気を昇温させ、この空気を送風機に
よって足元の暖房に、また布巾等の乾燥に供する。ま
た、温水タンクに放熱フィンを設けることにより放熱面
積を拡大する。温水タンク内の湯が所定温度に降下した
ときは送風機を停止して温風の強制送風を中止し、湯を
加熱する。
【0008】さらに、吸気口から排気口に至る風路と、
吸気口から乾燥室を通り排気口に至る風路とを切替える
切替手段を設けたので、使用目的に応じて適宜切替えて
何れかの風路を有効に利用することができる。上面に載
置された電気調理器を通り温水タンク側へ導かれる風路
を形成したので、吸気口から入った空気は電気調理器で
一次加熱されたのち温水タンクで二次加熱され、効率よ
く加熱される。また、補助加熱手段を設けることによ
り、暖房や乾燥の効率を高めることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す正面図、図2は
図1のA−A断面図、図3は図2のC−C断面図、図4
は図2のD−D断面図、図5は図1のB−B断面図、図
6は電気的回路図である。図1において、1は多機能電
気コンロ台、2は多機能電気コンロ台1の前面上部に設
けられた複数個の吸気口、3は接点構造が「入−切−
入」状のスイッチ、4は多機能電気コンロ台1の下部に
設けられた複数個の排気口である。
【0010】また、図2及び図3において、5a,5b
は多機能電気コンロ台1の上面に設けられた複数個の上
面開口部、6は上面開口部5a,5bを左右均等に仕切
る仕切壁、7は吸気口3から取り入れた空気を排気口4
に送る送風機である。8は深夜電力を利用して湯を沸き
上げて貯える温水器タンクで、吸気口2から排気口4に
至る風路の途中に設置されている。9は温水器タンク8
内に水を供給する給水管、10は温水器タンク8内で沸
き上がった湯を流し台に供給する給湯管である。
【0011】11は温水器タンク8内の水を沸き上げる
ヒータ、12は温水器タンク8内の水(例えば40リッ
トル)をヒータ11により例えば約85℃に沸き上げた
ときにヒータ11への通電を停止する第1のサーモスタ
ット、13は温水器タンク8内の湯40リットルが所定
の温度、例えば約40℃に降下したときに送風機7の運
転を停止する第2のサーモスタットである。14は温水
器タンク8の表面周囲に設けられた放熱フィンで、送風
機7が取付けられた側の間隔を密にして表面積が大きく
なるように形成されている。
【0012】15は送風機7からの送風を排気口4に導
く風路、16,17及び18は風路15を形成する隔
壁、19は隔壁16に設けられた第1の開口部である。
なお、隔壁17上には温水器タンク8が載置固定されて
いる。
【0013】さらに、図1,図4及び図5において、2
0は隔壁16,17及び18によって温水器タンク8と
分離された引き出し式の布巾乾燥室、21は布巾乾燥室
20の前面上方に設けられた排気口、また22は排気口
21の下方に取付けられた引き出し用の取手である。2
3は布巾乾燥室20内に取付けられた引掛金具、24は
引掛金具23に掛けられた布巾(まな板等)である。2
5は布巾乾燥室20の下部奥に設けられた第2の開口
部、26は第2の開口部25に対向する隔壁18に設け
られた第3の開口部である。27は第3の開口部26と
第1の開口部19とを適宜開閉するダンパーである。
【0014】なお、28は送風機7とダンパー27との
間に取付けられた補助ヒータ、29は多機能電気コンロ
台1の上面に載置された電気調理器、30は電気調理器
29の加熱部である。
【0015】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を図1〜図6により説明する。温水器タンク8内の水
(例えば40リットル)を、深夜電力を利用してヒータ
11により例えば約85℃に加熱する。この湯が約85
℃から例えば約40℃までの温度範囲にあるときに、ス
イッチ3を図6のx側に閉成すると、送風機7が運転さ
れる。この運転に伴い、温水器タンク8周辺の暖められ
た空気は矢印cからdに示すように、開口部16から風
路15を通り、排気口4から排出される。このときの湯
の持つエネルギーは、(40リットル×85℃)−(4
0リットル×40℃)=1800kcalであるから、
約1800kcalの熱を足元暖房や布巾乾燥等に用い
ることができる。
【0016】一方、上記の温風放出にともない、矢印a
で示すように吸気口2からキッチンの冷たい空気が吸入
され、仕切壁6に案内されて上面開口部5a,5bから
電気調理器29内に導かれる。このとき電気調理器29
が使用されていれば、矢印aで示す空気は加熱部30の
熱によって一次加熱され、温かい空気となって矢印bで
示すように温水器タンク8の周辺に導かれる。ここで放
熱フィン14によってさらに二次加熱され、先に述べた
矢印cからdで示すように、開口部16から風路15を
通り、排気口4から排出され、足もとへの暖房がおこな
われる。このとき放熱フィン14は送風機7から送られ
る風が強く当る側の間隔を密にし、さらに表面積も大き
くすれば、より効率良く熱交換することができる。
【0017】次に布巾24等を乾燥させるときは、図4
に実線で示すダンパー27を2点鎖線で示す矢印の方向
に回動する。こうして第1の開口部19を閉じ、第2、
第3の開口部25,26を開く。これにより温風は図5
に示すように、矢印eからfに至る風路、すなわち布巾
乾燥室20をほぼ対角線状に通って吐出口21から放出
され、布巾24を乾燥させる。この際、図6に示したス
イッチ3をy側に閉成して補助ヒータ28に通電する
と、補助ヒータ28の熱も加わって急速に暖房や乾燥を
おこなうことができる。
【0018】なお、温水器タンク8の湯の温度が例えば
約40℃に下がった場合は、第2のサーモスタット13
により送風機7の運転を停止し、暖房や乾燥も停止しキ
ッチンへの湯の確保を優先させ、温水タンク8内の湯を
加熱して常に所定の温度(例えば40℃以上)に保持す
る。また、上記の使用方法として、例えば深夜に布巾乾
燥するために300W、260kcalで風路を布巾乾
燥室20側とし、早朝に調理のため風路を足元暖房側と
してもよい。
【0019】上記の説明では送風機7は温風を作るため
に機能するが、例えば、調理中に加熱部30を冷却する
機能を付与してもよい。すなわち電気調理器29の冷却
風路を新たに設け、冷却、暖房及び布巾乾燥の各風路を
風路切替えシャッターを設けて自由に選択するようにし
てもよい。また、上記の説明では温水器タンク8の湯の
温度が例えば約40℃に下がった場合は、第2のサーモ
スタット13により送風器7の運転を停止させるように
したが、そのほか送風機7の動作として、加熱部30を
使用の際に加熱部30の冷却を最優先としたり、布巾乾
燥の場合は送風機7の回転数を下げたりする等、送風機
7の動作に様々の変化を付与し、これらの動作を制御回
路によって制御してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は温水器タンクの熱や電気調理器の熱を利用して足元へ
の暖房や布巾等の乾燥などをするようにしたので、ラン
ニングコストが安くなり、さらにコンロ台に多機能を持
たせたのでキッチンのスペースを有効に使用することが
できる。
【0021】また、温水タンクに放熱フィンを設けるこ
とにより放熱面積を拡大することができる。さらに、温
水タンクの湯温が所定温度に降下したときは、送風機の
運転を停止すると共に暖房や乾燥も停止して湯の確保を
優先させ、温水タンク内の湯を加熱するようにしたの
で、温水タンク内の湯温を常に所定の温度以上に保持す
ることができる。
【0022】また、吸気口から排気口に至る通路と、吸
気口から乾燥室を通り排気口に至る風路とを切替える切
替手段を設けたので、使用目的に応じて適宜切替えるこ
とにより、何れかの風路を有効かつ適切に利用すること
ができる。さらにまた、上面に載置された電気調理器を
通り温水タンク側へ導かれる風路を設けることにより、
電気調理器を使用しているときは、吸気口から入った空
気は電気調理器によって一次加熱され、さらに温水タン
クで二次加熱されるので、空気を効率よく加熱すること
ができる。また、送風機の切替手段との間に補助加熱手
段を設けることにより、暖房や乾燥の効率を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のC−C断面図である。
【図4】図2のD−D断面図である。
【図5】図1のB−B断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例の電気的回路図である。
【符号の説明】
1 多機能電気コンロ台 2 吸気口 4 排気口 6 仕切壁 7 送風機 8 温水器タンク 11 ヒーター 12 第1のサーモスタット 13 第2のサーモスタット 14 放熱フィン 16,17,18 隔壁 20 布巾乾燥室 27 ダンパー 28 補助ヒーター 29 電気調理器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口から空気を取り入れて排気口等に
    送る送風機と、加熱手段を有し水を加熱して貯える温水
    器タンクと、隔壁によって前記温水器タンクと分離され
    た乾燥室とを備えてなり、 前記温水器タンクを、前記送風機により外部の空気を取
    り入れる吸気口から排気口に至る風路中に設けたことを
    特徴とする多機能電気コンロ台。
  2. 【請求項2】 温水器タンクの表面に放熱フィンを設け
    たことを特徴とする請求項1記載の多機能電気コンロ
    台。
  3. 【請求項3】 温水器タンク内の湯が所定温度に降下し
    たときは、送風機の運転を停止して温水タンク内の湯を
    加熱する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の多機能電気コンロ台。
  4. 【請求項4】 吸気口から排気口に至る風路と、吸気口
    から乾燥室を通り排気口に至る風路とを切替える切替手
    段を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    多機能電気コンロ台。
  5. 【請求項5】 吸気口から排気口に至る風路の一部とし
    て、仕切壁に案内され上面に載置された電気調理器内を
    通り温水器タンク側へと導かれる風路を形成したことを
    特徴とする請求項1、2、3又は4記載の多機能電気コ
    ンロ台。
  6. 【請求項6】 吸気口から排気口に至る風路のうち送風
    機と切替手段との間に補助加熱手段を設けたことを特徴
    とする請求項1、2、3、4又は5記載の多機能電気コ
    ンロ台。
JP23361492A 1992-09-01 1992-09-01 多機能電気コンロ台 Pending JPH0682047A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6054438B2 (ja) * 1980-03-31 1985-11-29 住友化学工業株式会社 セルロ−ス系繊維材料の染色用反応染料液状組成物
JPS63161355A (ja) * 1986-12-24 1988-07-05 Mitsubishi Electric Corp 蓄熱式電気温水器
JP3083712B2 (ja) * 1994-11-02 2000-09-04 シャープ株式会社 液晶表示装置

Patent Citations (3)

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