JPH0682001A - 蒸気発生装置 - Google Patents

蒸気発生装置

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JPH0682001A
JPH0682001A JP23490092A JP23490092A JPH0682001A JP H0682001 A JPH0682001 A JP H0682001A JP 23490092 A JP23490092 A JP 23490092A JP 23490092 A JP23490092 A JP 23490092A JP H0682001 A JPH0682001 A JP H0682001A
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JP
Japan
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steam
steam generator
heated
generation chamber
liquid
Prior art date
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Application number
JP23490092A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Mitsunari
勝信 三成
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】蒸気発生効率が高く、小型化可能な蒸気発生装
置を提供する。 【構成】液体流入口を有するとともに蒸気流出口を有す
る蒸気発生室Rと、蒸気発生室Rを加熱する加熱手段1
2と、蒸気発生室R内に収容されて蒸気発生室R内に無
数の迷路を形成する被加熱部材13とを備え、液体流入
口から蒸気発生室R内に流入した液体を前記迷路内で加
熱して蒸気を発生させて蒸気流出口から流出させる蒸気
発生装置であり、加熱面積の増大と確実な蒸気の形成を
図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食物を加熱調理するオ
ーブン、蒸し器、その他の機器に使用される蒸気を発生
してこれらの機器に供給するための蒸気発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蒸気発生装置の一形式として特開昭62
−155444号公報に示されているように、水等の液
体の流入口を有するとともに蒸気流出口を有する所定容
量の蒸気発生室と同蒸気発生室を加熱する加熱手段とを
備えて調理器内に配設され、蒸気発生室内に収容した液
体を加熱手段の作用により加熱して蒸気流出口から流出
させる形式の蒸気発生装置がある。また、他の形式の蒸
気発生装置としては実開昭61−71801号公報に示
されているように、蒸気発生用熱板と同熱板上に湯を吹
出する湯吹出部を備えてガスオーブン内に配設され、蒸
気発生用熱板上で発生した蒸気をオーブン内に放出させ
る形式の蒸気発生装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した前
者の形式の蒸気発生装置においては蒸気発生室内に所定
量の液体を保持しておく必要があるため、この蒸気発生
室の容量が大きくなって装置として大型化するとともに
液体供給機構が複雑となり、蒸気発生室に対する複雑な
加熱制御(空炊き防止)が必要である。また、当該蒸気
発生装置においては、蒸気発生室内に収容した液体をそ
のまま加熱して蒸気を発生させる手段であるため、蒸気
発生効率が決して高いとはいえない。
【0004】一方、上記した後者の形式の蒸気発生装置
においては液体を蒸気発生用熱板上に湯滴として滴下し
て供給するものであり、滴下された湯滴は熱板上で飛び
跳ねるフローティング現象が発生して湯滴と熱板の間に
空気層が介在し、加熱効率を低下させて蒸気発生効率が
極めて悪いとともに、発生する蒸気中には湯滴が混在す
るおそれがある。また、当該蒸気発生装置においては、
発生した蒸気が蒸気発生用熱板上から直接放出されるた
め、任意の機器に蒸気を供給することはできない。
【0005】従って、本発明の目的は、蒸気発生効率の
良い小型で、かつ任意の機器に蒸気を適宜供給すること
ができる蒸気発生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は蒸気発生装置で
あり、当該蒸気発生装置は、液体流入口を有するととも
に蒸気流出口を有する蒸気発生室と、同蒸気発生室を加
熱する加熱手段と、前記蒸気発生室内に収容されて同蒸
気発生室内に無数の迷路を形成する被加熱部材とを備
え、前記液体流入口から蒸気発生室内に流入した液体を
前記迷路内で加熱して蒸気を発生させて前記蒸気流出口
から流出させることを特徴とするものである。
【0007】本発明に係る蒸気発生装置において、前記
被加熱部材は多数の粒状物群であってもよく、1または
複数の多孔質部材であってもよい。また、前記被加熱部
材が多孔質部材である場合にはセラミック質の部材であ
ることが好ましい。
【0008】
【発明の作用・効果】このように構成した蒸気発生装置
においては、蒸気発生室内に供給された液体は被加熱部
材が形成する無数の迷路内に侵入して各迷路を構成する
壁部にて加熱されるため、加熱面積が極めて大きいとと
もに液体がフローティング現象を生じて熱効率が低下す
ることがない。このため、当該蒸気発生装置においは蒸
気発生効率が極めて高くて装置を小型化することができ
る。また、発生する蒸気中に混在する液滴は加熱迷路を
通過する間に蒸気となるため、蒸気発生室から流出する
蒸気には液滴が混在することがなく、蒸気を供給する機
器や機器内の食品等を過度にべと付かせることもない。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
るに、図1および図2には本発明の第1実施例に係る蒸
気発生装置10が示されている。当該蒸気発生装置10
は水蒸気発生装置であり、蒸気発生室Rを構成する蒸気
発生器本体11と、加熱手段である電気ヒータ12と、
被加熱部材である多数の鋼球13とを備えている。
【0010】蒸気発生器本体11は箱状のもので箱部1
1aと蓋体11bとからなり、蓋体11bに流入口11
cと流出口11dとが形成されていて、流入口11cに
は給水管14aが接続され、かつ流出口11dには蒸気
流出管14bが接続されていおり、給水管14aおよび
蒸気流出管14bは蒸気発生器本体11内の蒸気発生室
Rに開口している。給水管14aには給水弁15aと逆
止弁15bとが配設されており、蒸気流出管14b内に
は各鋼球13の流出を防止する金網14cが配設されて
いる。また、蒸気発生器本体11の上面側には導出管1
4dが設けられていて、この導出管14dに圧力スイッ
チ15cと放出弁15dが配設されている。
【0011】ヒータ12は蒸気発生器本体11の箱部1
1aの下面に並列的に配設されており、また多数の鋼球
13は蒸気発生器本体11内に充填されて蒸気発生室R
内に無数の迷路を形成しており、ヒータ12により加熱
される。なお、蒸気発生器本体11内の各鋼球13の温
度は温度センサ15eにより検出されて、図示しない制
御装置により設定された所定の温度に制御される。
【0012】このように構成した蒸気発生装置10にお
いては、給水管14aから蒸気発生器本体11内へ水が
供給され、供給された水は各鋼球13が形成する迷路に
侵入して各鋼球13により加熱されて蒸気となり、発生
した蒸気は適宜の機器に接続した蒸気流出管14bから
同機器に供給される。この蒸気発生装置10の運転中に
蒸気発生器本体11の内圧が所定圧以上になると、圧力
スイッチ15cがこの内圧を検出してこの検出信号に基
づき放出弁15dおよび給水弁15aが開閉制御され
て、内圧が所定圧以下に維持される。
【0013】ところで、当該蒸気発生装置10において
は、蒸気発生室R内に供給された水は各鋼球13が形成
する無数の迷路内に侵入して各迷路を構成する各鋼球1
3の周面にて加熱されるため、水に対する加熱面積が極
めて大きいとともに水が水滴となっても迷路中で蒸気と
なり、フローティング現象を生じて熱効率が低下するこ
とがない。従って、当該蒸気発生装置10においは蒸気
発生効率が極めて高くて装置を小型化することができ、
かつ液体の大きな貯溜タンクを必要としない。また、発
生する蒸気中に混在する液滴は加熱迷路を通過する間に
蒸気となるため、蒸気発生室Rから流出する蒸気には液
滴が混在することがなく、蒸気を供給する機器や機器内
の食品等を過度にべと付かせることもない。
【0014】図3には本実施例の蒸気発生装置10を構
成する蒸気発生器本体11の変形例が示されている。当
該蒸気発生器本体11Aにおいては、箱体11eに蒸気
発生室Rを区画する区画壁部11fが形成されていて、
発生した蒸気が蛇行して流動する流通路を形成してい
る。なお、区画された蒸気発生室R内には、多数の鋼球
が収容される。
【0015】図4には本発明の第2実施例に係る蒸気発
生装置20が示されている。当該蒸気発生装置20にお
いては、被加熱部材として第1実施例の蒸気発生装置1
0の被加熱部材である多数の鋼球13に換えて板状のセ
ラミック材料からなる多孔質体23が採用されている。
多孔質体23は無数の連通孔を有するもので、この無数
の連通孔が無数の迷路を構成している。なお、その他の
構成は第1実施例に係る蒸気発生装置10と同様である
ため、同一の部材については20番台の類似の符号を付
してその詳細な説明を省略する。
【0016】従って、当該蒸気発生装置20において
は、第1実施例の蒸気発生装置10と同様の作用効果を
奏するとともに、特に下記のごとき特有の作用効果を奏
するものである。被加熱部材としてセラミック材料から
なる多孔質体23を採用しているため、蒸気発生器本体
21内に対する収容および取り出しが容易であって蒸気
発生装置20の組立、保守点検が容易であるとともに、
蒸気発生室Rの内圧の変動によっても移動することがな
く、内圧の変動による被加熱部材の損傷等が防止され
る。
【0017】なお、本発明の蒸気発生装置においては、
蒸気発生室Rを形成する蒸気発生器本体11,21とし
て長方形の箱体に換えて適宜形状の箱体を採用すること
ができ、加熱手段として電気ヒータ12,22に換えて
ガス、電磁波等適宜の加熱手段を採用することができ、
かつ被加熱部材として鋼球13,多孔質体23に換えて
蒸気発生室R内に収容されて同室R内に無数の迷路を形
成する適宜の被加熱部材を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る蒸気発生装置の縦断
面図である。
【図2】同蒸気発生装置の斜視図である。
【図3】同蒸気発生装置の蒸気発生器本体の変形例を示
す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る蒸気発生装置の縦断
面図である。
【符号の説明】
10,20…蒸気発生装置、11,11A,21…蒸気
発生器本体、12,22…電気ヒータ、13…鋼球、2
3…多孔質体、14a,24a…給水管、14b,24
b…蒸気流出管、R…蒸気発生室。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体流入口を有するとともに蒸気流出口を
    有する蒸気発生室と、同蒸気発生室を加熱する加熱手段
    と、前記蒸気発生室内に収容されて同蒸気発生室内に無
    数の迷路を形成する被加熱部材とを備え、前記液体流入
    口から蒸気発生室内に流入した液体を前記迷路内で加熱
    して蒸気を発生させて前記蒸気流出口から流出させるこ
    とを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 【請求項2】前記被加熱部材が多数の粒状物群からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気発生装置。
  3. 【請求項3】前記被加熱部材が1または複数の多孔質部
    材からなることを特徴とする請求項1に記載の蒸気発生
    装置。
  4. 【請求項4】前記多孔質部材がセラミック質の部材であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の蒸気発生装置。
JP23490092A 1992-09-02 1992-09-02 蒸気発生装置 Pending JPH0682001A (ja)

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