JPH0681982B2 - 揺動運動を回転運動に変換する装置 - Google Patents
揺動運動を回転運動に変換する装置Info
- Publication number
- JPH0681982B2 JPH0681982B2 JP62213728A JP21372887A JPH0681982B2 JP H0681982 B2 JPH0681982 B2 JP H0681982B2 JP 62213728 A JP62213728 A JP 62213728A JP 21372887 A JP21372887 A JP 21372887A JP H0681982 B2 JPH0681982 B2 JP H0681982B2
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- JP
- Japan
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- shaft
- gears
- pair
- motion
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Wind Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は揺動運動を回転運動に変換する装置に関し、特
に、風力、波力等の自然力或いは人間・動物等の動きに
基づく揺動運動を回転運動に変換する装置に関する。
に、風力、波力等の自然力或いは人間・動物等の動きに
基づく揺動運動を回転運動に変換する装置に関する。
［従来の技術とその問題点］ 自然力を利用してエネルギーを得る装置は種々提案され
ている。
ている。
例えば、海面の上下運動を利用し、閉鎖空間の空気を圧
縮し或いは閉鎖空間に空気を吸引することにより、閉鎖
空間の上壁に設けた開口を往復する空気流を得、この空
気流でタービン等を回転させてエネルギーを得る方法は
公知である。しかし、この方法は大掛かりな装置（船舶
程度の大きさ）を必要とし、製造費が高く且つエネルギ
ー変換効率も良好とはいえない。
縮し或いは閉鎖空間に空気を吸引することにより、閉鎖
空間の上壁に設けた開口を往復する空気流を得、この空
気流でタービン等を回転させてエネルギーを得る方法は
公知である。しかし、この方法は大掛かりな装置（船舶
程度の大きさ）を必要とし、製造費が高く且つエネルギ
ー変換効率も良好とはいえない。
一方、風力を利用して風車を回転させて自然エネルギー
を利用する古典的方法も改良されてはいるが、風力を有
効に利用するには大きな翼を必要とするため装置が大型
であり、風向きに左右されるためエネルギー変換効率も
良好とはいえない。
を利用する古典的方法も改良されてはいるが、風力を有
効に利用するには大きな翼を必要とするため装置が大型
であり、風向きに左右されるためエネルギー変換効率も
良好とはいえない。
このように、従来、自然力を利用してエネルギーを得る
方法は、効率の面で問題があるため、広範囲に実用され
る迄には到っていない。
方法は、効率の面で問題があるため、広範囲に実用され
る迄には到っていない。
［目的］ したがって、本発明は、構造が簡単であり所望のエネル
ギーに応じて装置の大きさを自由に設定でき、風力或い
は波力等の自然力或いは人間・動物等の動きに基づく揺
動運動を極めて効率良く回転運動に変換できる装置を提
供することを目的とする。
ギーに応じて装置の大きさを自由に設定でき、風力或い
は波力等の自然力或いは人間・動物等の動きに基づく揺
動運動を極めて効率良く回転運動に変換できる装置を提
供することを目的とする。
［概要］ 本発明は、可動部材に回転自在に設けた第１の軸と、該
第１の軸に固定した少なくとも１個の揺動部材と、上記
第１の軸に設けられ上記揺動部材の揺動により互いに異
なった方向にのみ回転可能の少なくも１対の第１及び第
２の歯車と、端部が上記第１及び第２の歯車と噛み合い
上記第１及び第２の歯車の回転に応じて回転する第２の
軸と、 固定部材に回転自在に設けられ、上記第１の軸に対して
略々直角に延び、上記可動部材に固定した第３の軸と、
該第３の軸に設けられ上記第１の容器の揺動により互い
に異なった方向にのみ回転可能の少なくとも１対の第３
及び第４の歯車と、端部が上記第３及び第４の歯車と噛
み合い上記第３及び第４の歯車の回転に応じて回転する
第３の軸とを具えている。
第１の軸に固定した少なくとも１個の揺動部材と、上記
第１の軸に設けられ上記揺動部材の揺動により互いに異
なった方向にのみ回転可能の少なくも１対の第１及び第
２の歯車と、端部が上記第１及び第２の歯車と噛み合い
上記第１及び第２の歯車の回転に応じて回転する第２の
軸と、 固定部材に回転自在に設けられ、上記第１の軸に対して
略々直角に延び、上記可動部材に固定した第３の軸と、
該第３の軸に設けられ上記第１の容器の揺動により互い
に異なった方向にのみ回転可能の少なくとも１対の第３
及び第４の歯車と、端部が上記第３及び第４の歯車と噛
み合い上記第３及び第４の歯車の回転に応じて回転する
第３の軸とを具えている。
［実施例］ 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
第１図は本発明に係る装置の平面図、第２図は第１図の
AA′から見た断面図である。尚、第１図及び第２図に共
通する参照番号は同一の構成部材を示す。
AA′から見た断面図である。尚、第１図及び第２図に共
通する参照番号は同一の構成部材を示す。
第１図及び第２図において、軸10が可動部材12に回動自
在に軸支されている。軸10には、１対の揺動部材14,16
が適当な固定具（図示せず）により固定されている。し
たがって、装置のハウジング52が矢印Ｂ（第２図）の方
向に揺動すると、揺動部材14,16も揺動し、軸10は矢印
Ｃ或いはＤの方向に回転する。揺動部材14と16の間に設
けた１対の歯車18,20は、夫々、一方向クラッチ22,24を
介して軸10に取り付けられている。一方向クラッチ22
は、軸10が矢印Ｃの方向に回転した場合にのみトルク伝
達を行って歯車18を矢印の方向に回転させ、一方、一方
向クラッチ24は、軸10が矢印Ｄの方向に回転した場合に
のみトルク伝達を行って歯車20を矢印の方向に回転させ
る。つまり、軸10が矢印Ｃの方向に回転すると、歯車18
のみが駆動されて回転し、歯車20はフリー状態にあるた
め回転しない。同様に、軸10が矢印Ｄの方向に回転する
と、歯車20がのみが駆動され、歯車18はフリー状態にあ
るため回転しない。勿論、上述の歯車の回転方向は、一
方向クラッチの選択により逆方向にも可能であることは
言うまでもない。
在に軸支されている。軸10には、１対の揺動部材14,16
が適当な固定具（図示せず）により固定されている。し
たがって、装置のハウジング52が矢印Ｂ（第２図）の方
向に揺動すると、揺動部材14,16も揺動し、軸10は矢印
Ｃ或いはＤの方向に回転する。揺動部材14と16の間に設
けた１対の歯車18,20は、夫々、一方向クラッチ22,24を
介して軸10に取り付けられている。一方向クラッチ22
は、軸10が矢印Ｃの方向に回転した場合にのみトルク伝
達を行って歯車18を矢印の方向に回転させ、一方、一方
向クラッチ24は、軸10が矢印Ｄの方向に回転した場合に
のみトルク伝達を行って歯車20を矢印の方向に回転させ
る。つまり、軸10が矢印Ｃの方向に回転すると、歯車18
のみが駆動されて回転し、歯車20はフリー状態にあるた
め回転しない。同様に、軸10が矢印Ｄの方向に回転する
と、歯車20がのみが駆動され、歯車18はフリー状態にあ
るため回転しない。勿論、上述の歯車の回転方向は、一
方向クラッチの選択により逆方向にも可能であることは
言うまでもない。
１対の歯車18,20は、軸26の端部に設けた歯車28と噛み
合っている。したがって、揺動部材14,16の揺動によっ
て、歯車18,20が夫々矢印の方向に回転すれば、軸26は
一定方向（矢印の方向）に回転する。
合っている。したがって、揺動部材14,16の揺動によっ
て、歯車18,20が夫々矢印の方向に回転すれば、軸26は
一定方向（矢印の方向）に回転する。
一方、軸10と略々直角に延びる軸50が、装置のハウジン
グ等の固定部材52に回動自在に取り付けられている。軸
50は可動部材12に適当な固定具（図示せず）により固定
されている。したがって、可動部材12の上部12A（図面
上）が手前の方向及びこの方向と逆方向（向う側）に揺
動すれば（したがって、可動部材12の下部12B（図面
上）は夫々向う側及び手前に揺動すれば）、軸50は矢印
Ｅ及びＦの方向に回転する。上述した如く、可動部材12
には軸10を介して、揺動部材14,16、歯車18,20等が接続
され、これら全体が第３の揺動部材として機能する。第
３の揺動部材は、上述の揺動部材14,16に比較して揺動
効果は大きい。
グ等の固定部材52に回動自在に取り付けられている。軸
50は可動部材12に適当な固定具（図示せず）により固定
されている。したがって、可動部材12の上部12A（図面
上）が手前の方向及びこの方向と逆方向（向う側）に揺
動すれば（したがって、可動部材12の下部12B（図面
上）は夫々向う側及び手前に揺動すれば）、軸50は矢印
Ｅ及びＦの方向に回転する。上述した如く、可動部材12
には軸10を介して、揺動部材14,16、歯車18,20等が接続
され、これら全体が第３の揺動部材として機能する。第
３の揺動部材は、上述の揺動部材14,16に比較して揺動
効果は大きい。
図面から明らかなように、軸50の一端には、１対の歯車
54,56が夫々一方向クラッチ58,60を介して取り付けら
れ、軸50の他端にも同様に、１対の歯車62,64が夫々一
方向クラッチ66,68を介して取り付けられている。一方
向クラッチ58,60の機能、及び一方向クラッチ66,68の機
能は、上述の一方向クラッチ22,24と同一である。つま
り、軸50が矢印Ｅの方向に回転すれば歯車54,64のみが
夫々矢印の方向に回転し、一方、軸50が矢印Ｆの方向に
回転すれば歯車56,62のみが夫々矢印の方向に回転す
る。
54,56が夫々一方向クラッチ58,60を介して取り付けら
れ、軸50の他端にも同様に、１対の歯車62,64が夫々一
方向クラッチ66,68を介して取り付けられている。一方
向クラッチ58,60の機能、及び一方向クラッチ66,68の機
能は、上述の一方向クラッチ22,24と同一である。つま
り、軸50が矢印Ｅの方向に回転すれば歯車54,64のみが
夫々矢印の方向に回転し、一方、軸50が矢印Ｆの方向に
回転すれば歯車56,62のみが夫々矢印の方向に回転す
る。
ところで、歯車54,56は軸70の端部に設けた歯車72と噛
み合い、歯車62,64は軸74の端部に設けた歯車76と噛み
合っている。したがって、上述した第３の揺動部材が揺
動すれば、軸70,74は夫々矢印の方向に回転する。
み合い、歯車62,64は軸74の端部に設けた歯車76と噛み
合っている。したがって、上述した第３の揺動部材が揺
動すれば、軸70,74は夫々矢印の方向に回転する。
本発明の装置により得られた回転力の利用は種々考えら
れる。例えば、軸26,70及び74の回転力により発条（ぜ
んまい）を巻き、発条により発電機を回転させて蓄電池
或いは充電可能な乾電池を充電することができる。
れる。例えば、軸26,70及び74の回転力により発条（ぜ
んまい）を巻き、発条により発電機を回転させて蓄電池
或いは充電可能な乾電池を充電することができる。
［効果］ 本発明は、略々直角方向に設けた２本の軸10及び50によ
り、略々全方向の揺動運動を効果的に回転運動に変換す
ることができ、運動方向変換効率が極めて高い。
り、略々全方向の揺動運動を効果的に回転運動に変換す
ることができ、運動方向変換効率が極めて高い。
更に、装置の大きさは、回転力の利用目的により自由に
変更可能である。したがって、大型にすれば、風力・波
力を利用する大型発電装置に利用できる。一方、小型に
すれば、救命具に取り付けることができるため、波間に
標う人の揺動運動により回転力を得て発電し、フラッシ
ユランプを発光させるのに利用することもできる。更に
は、本発明の装置を利用した発電装置を人間の腰に取り
付ければ、揺動運動により充電可能な乾電池を充電する
こともできる。
変更可能である。したがって、大型にすれば、風力・波
力を利用する大型発電装置に利用できる。一方、小型に
すれば、救命具に取り付けることができるため、波間に
標う人の揺動運動により回転力を得て発電し、フラッシ
ユランプを発光させるのに利用することもできる。更に
は、本発明の装置を利用した発電装置を人間の腰に取り
付ければ、揺動運動により充電可能な乾電池を充電する
こともできる。
［変形・変更］ 図示の実施例では、２個の揺動部材14,16を使用してい
るが、１個にしてもよい。更に、軸26,70及び76は垂直
に取り付けているが、必ずしも垂直にする必要はなく、
本発明の装置により得た回転力を利用する装置の設置箇
所に応じて取り付け角度を決めることが出来る。更に
又、３対の歯車には夫々１本の回転軸を取り付けている
が、軸10,50の回転力が十分であれば、複数本の回転軸
を取り付けてもよい。
るが、１個にしてもよい。更に、軸26,70及び76は垂直
に取り付けているが、必ずしも垂直にする必要はなく、
本発明の装置により得た回転力を利用する装置の設置箇
所に応じて取り付け角度を決めることが出来る。更に
又、３対の歯車には夫々１本の回転軸を取り付けている
が、軸10,50の回転力が十分であれば、複数本の回転軸
を取り付けてもよい。
第１図は本発明に係る装置の平面図、第２図は第１図の
AA′からみた断面図である。 図中、10,50は揺動運動に直接応じて回転する軸、14,16
は揺動部材、18,20,54,56,62,64は歯車、26,70,74は回
転する軸である。
AA′からみた断面図である。 図中、10,50は揺動運動に直接応じて回転する軸、14,16
は揺動部材、18,20,54,56,62,64は歯車、26,70,74は回
転する軸である。
Claims (1)
- 【請求項１】可動部材に回転自在に設けた第１の軸、 該第１の軸に固定した少なくとも１個の揺動部材、 該第１の軸に設けられた少なくとも一対の第１の１方向
クラッチ、各クラッチの回転方向は相手に対して反対方
向である、 該第１の一対の１方向クラッチのそれぞれに固着した第
１の一対の歯車、 端部が該第１の一対の歯車のそれぞれと噛み合い該歯車
の回転に応じて回転する第２の軸、 固定部材に回転自在に設けられ、該第１の軸に対してほ
ぼ直角に延び、該可動部材が固着されている第３の軸、 該第３の軸に設けられた少なくとも一対の第２の１方向
クラッチ、各クラッチの回転方向は相手に対して反対方
向である、 該第２の一対の１方向クラッチのそれぞれに固着した第
２の一対の歯車、 端部が該第２の一対の歯車と噛み合いそれらの歯車の回
転に応じて回転する第４の軸、 を具えることを特徴とする揺動運動を回転運動に変換す
る装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62213728A JPH0681982B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 揺動運動を回転運動に変換する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62213728A JPH0681982B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 揺動運動を回転運動に変換する装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6455469A JPS6455469A (en) | 1989-03-02 |
| JPH0681982B2 true JPH0681982B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=16644016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62213728A Expired - Lifetime JPH0681982B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 揺動運動を回転運動に変換する装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681982B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03269586A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-12-02 | Yamaha Corp | エンベロープ波形発生装置 |
| GB2444656B (en) * | 2008-02-11 | 2009-11-04 | Witt Limited | Device for converting a bidirectional rotation motion around two shafts into an unidirectional rotation motion around a single shaft, and power production |
| GB2518633B (en) | 2013-09-26 | 2015-10-28 | Martin John Wickett | Energy production device and system |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP62213728A patent/JPH0681982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6455469A (en) | 1989-03-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |