JPH0681455B2 - 発電機の電機子巻線方法 - Google Patents
発電機の電機子巻線方法Info
- Publication number
- JPH0681455B2 JPH0681455B2 JP59121234A JP12123484A JPH0681455B2 JP H0681455 B2 JPH0681455 B2 JP H0681455B2 JP 59121234 A JP59121234 A JP 59121234A JP 12123484 A JP12123484 A JP 12123484A JP H0681455 B2 JPH0681455 B2 JP H0681455B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- bobbin
- armature winding
- armature
- generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/08—Forming windings by laying conductors into or around core parts
- H02K15/095—Forming windings by laying conductors into or around core parts by laying conductors around salient poles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は,発電機の電機子巻線方法,特に一体に形成さ
れた発電機の固定子鉄心に発電機巻線を巻回する電機子
巻線方法において,簡単かつ容易に電機子巻線を行なう
ことができるようにする発電機巻線方法に関するもので
ある。
れた発電機の固定子鉄心に発電機巻線を巻回する電機子
巻線方法において,簡単かつ容易に電機子巻線を行なう
ことができるようにする発電機巻線方法に関するもので
ある。
(技術の背景と問題点) 一般に,第2図図示の如き発電機においては,固定子鉄
心1の磁気間隙Aを形成する両極間に大きな吸引力が働
くため,固定子鉄心1と回転子2との対向間隙が変化
し,甚しくは回転子2が固定子鉄心1に接触するという
非所望な状態が発生する危険性がある。そのため,第2
図図示の如く,上記固定子鉄心1を分割せずに一体構造
即ち例えばU字形にすることが望ましい。しかしなが
ら,このように一体構造の固定子鉄心1に電機子巻線
4′を施すには次のような問題がある。即ち,固定子鉄
心1が一体構造であるために,予めボビン3′に電機子
巻線4′を巻回したものを上記固定子鉄心1に装着する
ことは不可能であり,どうしても固定子鉄心1にボビン
3′を取付けた状態のもとで電機子巻線4′を固定子鉄
心1にもうけられた磁気間隙Aを通過させて巻回するよ
うにしなければならない。しかしながら,一般に上記磁
気間隙Aはボビン3′の巻線幅Bに較べて非常に小さい
ことが普通であるため,第2図図示の如く,電機子巻線
4′を上記ボビン3′の巻線幅Bの全域に亘つて均一に
なるように巻回することが非常に難かしい。また,たと
え均一に巻回したとしても,巻回作業に長時間を要する
という非所望な問題がある。
心1の磁気間隙Aを形成する両極間に大きな吸引力が働
くため,固定子鉄心1と回転子2との対向間隙が変化
し,甚しくは回転子2が固定子鉄心1に接触するという
非所望な状態が発生する危険性がある。そのため,第2
図図示の如く,上記固定子鉄心1を分割せずに一体構造
即ち例えばU字形にすることが望ましい。しかしなが
ら,このように一体構造の固定子鉄心1に電機子巻線
4′を施すには次のような問題がある。即ち,固定子鉄
心1が一体構造であるために,予めボビン3′に電機子
巻線4′を巻回したものを上記固定子鉄心1に装着する
ことは不可能であり,どうしても固定子鉄心1にボビン
3′を取付けた状態のもとで電機子巻線4′を固定子鉄
心1にもうけられた磁気間隙Aを通過させて巻回するよ
うにしなければならない。しかしながら,一般に上記磁
気間隙Aはボビン3′の巻線幅Bに較べて非常に小さい
ことが普通であるため,第2図図示の如く,電機子巻線
4′を上記ボビン3′の巻線幅Bの全域に亘つて均一に
なるように巻回することが非常に難かしい。また,たと
え均一に巻回したとしても,巻回作業に長時間を要する
という非所望な問題がある。
(発明の目的と構成) 本発明は,上記の如き問題点を解決することを目的と
し,簡単かつ容易にして能率的に電機子巻線を行なうこ
とを可能ならしめる発電機の電機子巻線方法を提供する
ことを目的としている。そのため,本発明の発電機の電
機子巻線方法は,U字状に一体に形成された発電機の固定
子鉄心に,当該発電機の出力電圧を発生する電機子巻線
を巻回するようにした発電機の電機子巻線方法におい
て, 上記固定子鉄心にもうけられている磁気間隙幅に対応し
て,上記電機子巻線を,予め定められた巻線幅を有する
ように製作された3個のボビンに分割して巻回するよう
にし,当該3個のボビンのうちの最初の1個のボビンを
上記固定子鉄心に装着して上記電機子巻線を巻回する巻
線工程と, 該巻線工程によって電機子巻線が巻回されたボビンを当
該巻線工程における巻線位置から側方によけるように移
動せしめる移動工程とをそなえ, 次の1個のボビンを装着した上で上記巻線工程と移動工
程とを行い, 次に最後の1個のボビンを装着して上記巻線工程を行
い, 上記固定子鉄心に上記電機子巻線を巻回するようにした ことを特徴としている。以下図面を参照しつつ説明す
る。
し,簡単かつ容易にして能率的に電機子巻線を行なうこ
とを可能ならしめる発電機の電機子巻線方法を提供する
ことを目的としている。そのため,本発明の発電機の電
機子巻線方法は,U字状に一体に形成された発電機の固定
子鉄心に,当該発電機の出力電圧を発生する電機子巻線
を巻回するようにした発電機の電機子巻線方法におい
て, 上記固定子鉄心にもうけられている磁気間隙幅に対応し
て,上記電機子巻線を,予め定められた巻線幅を有する
ように製作された3個のボビンに分割して巻回するよう
にし,当該3個のボビンのうちの最初の1個のボビンを
上記固定子鉄心に装着して上記電機子巻線を巻回する巻
線工程と, 該巻線工程によって電機子巻線が巻回されたボビンを当
該巻線工程における巻線位置から側方によけるように移
動せしめる移動工程とをそなえ, 次の1個のボビンを装着した上で上記巻線工程と移動工
程とを行い, 次に最後の1個のボビンを装着して上記巻線工程を行
い, 上記固定子鉄心に上記電機子巻線を巻回するようにした ことを特徴としている。以下図面を参照しつつ説明す
る。
(発明の実施例) 第1図は本発明を用いて電機子巻線が施された発電機の
一実施例,第2図は従来の巻線方法を説明する説明図,
第3図(A)および(B)は本発明に用いられるボビン
を説明するための斜視図,第4図は本発明の一実施例を
説明するための説明図を示す。図中の符号1は固定子鉄
心,2は回転子,3はボビン,3-1および3-2は分割ボビン,4
は電機子巻線を表わしている。
一実施例,第2図は従来の巻線方法を説明する説明図,
第3図(A)および(B)は本発明に用いられるボビン
を説明するための斜視図,第4図は本発明の一実施例を
説明するための説明図を示す。図中の符号1は固定子鉄
心,2は回転子,3はボビン,3-1および3-2は分割ボビン,4
は電機子巻線を表わしている。
第1図図示実施例は,本発明を用いて電機子巻線4が施
された発電機の一実施例を示しているが,第3図および
第4図を参照しつつ本発明の発電機の電機子巻線方法を
詳細に説明する。
された発電機の一実施例を示しているが,第3図および
第4図を参照しつつ本発明の発電機の電機子巻線方法を
詳細に説明する。
本発明に用いられるボビン3は,第3図(A)図示の如
く,分割ボビン3-1および3-2によつて構成されており、
該分割ボビン3-1,3-2を第3図(B)図示の如く結合さ
せたかたちで上記固定子鉄心1に装着される。そして,
ボビン3の巻線幅Cは,磁気間隙Aと総巻線幅B(第2
図図示)とを考慮し,均一な巻線が容易に行なわれる適
当な幅に決められる。本発明の第1図,第3図および第
4図図示実施例においては,上記巻線幅Cは上記総巻線
幅Bのほぼ3分の1となるようにされている。
く,分割ボビン3-1および3-2によつて構成されており、
該分割ボビン3-1,3-2を第3図(B)図示の如く結合さ
せたかたちで上記固定子鉄心1に装着される。そして,
ボビン3の巻線幅Cは,磁気間隙Aと総巻線幅B(第2
図図示)とを考慮し,均一な巻線が容易に行なわれる適
当な幅に決められる。本発明の第1図,第3図および第
4図図示実施例においては,上記巻線幅Cは上記総巻線
幅Bのほぼ3分の1となるようにされている。
次に,第4図を参照しつつ本発明の電機子巻線方法を説
明する。第4図において,先づ第3図を参照して説明し
たボビン3の1個を固定子鉄心1の中央位置aに装着
し,図示省略した巻線機等によつて電機子巻線4を巻回
する。そして,巻線を終えた第1のボビン3を図示b位
置に移動せしめたのち,上記中央位置aに新たに第2の
ボビン3を装着して当該ボビン3に対して電機子巻線4
を巻回する。更に,2番目に電機子巻線4が施された第2
のボビンを図示c位置に移動せしめたのち,第3のボビ
ン3を装着して同様に電機子巻線4を巻回する。このよ
うにして,第1図図示実施例の如く,3個のボビン3,3,3
に分配されて電機子巻線4が施された固定子が完成す
る。
明する。第4図において,先づ第3図を参照して説明し
たボビン3の1個を固定子鉄心1の中央位置aに装着
し,図示省略した巻線機等によつて電機子巻線4を巻回
する。そして,巻線を終えた第1のボビン3を図示b位
置に移動せしめたのち,上記中央位置aに新たに第2の
ボビン3を装着して当該ボビン3に対して電機子巻線4
を巻回する。更に,2番目に電機子巻線4が施された第2
のボビンを図示c位置に移動せしめたのち,第3のボビ
ン3を装着して同様に電機子巻線4を巻回する。このよ
うにして,第1図図示実施例の如く,3個のボビン3,3,3
に分配されて電機子巻線4が施された固定子が完成す
る。
以上説明した本発明の巻線方法においては,均一な巻線
を行なうことができるように,固定子鉄心1にもうけら
れた磁気間隙Aに対応して適当に決められた巻線幅Cを
有する複数個のボビン3に対して,常に固定子鉄心1の
中央位置aにおいて巻線を行なうようにしているため,
容易に巻線を行なうことができる。なお,第1図および
第4図図示実施例は,3個のボビン3,3,3に分配されて電
機子巻線4が巻回されているが,本発明はこれに限られ
るものでなく,前述したように磁気間隙Aと総巻線幅B
(第2図図示)に対応して4個以上のボビンに分配して
電機子巻線を巻回するようにしても良い。
を行なうことができるように,固定子鉄心1にもうけら
れた磁気間隙Aに対応して適当に決められた巻線幅Cを
有する複数個のボビン3に対して,常に固定子鉄心1の
中央位置aにおいて巻線を行なうようにしているため,
容易に巻線を行なうことができる。なお,第1図および
第4図図示実施例は,3個のボビン3,3,3に分配されて電
機子巻線4が巻回されているが,本発明はこれに限られ
るものでなく,前述したように磁気間隙Aと総巻線幅B
(第2図図示)に対応して4個以上のボビンに分配して
電機子巻線を巻回するようにしても良い。
(発明の効果) 以上説明した如く,本発明によれば,一体構造の固定子
鉄心を有する発電機の電機子巻線を簡単かつ容易にして
能率良く巻回することを可能ならしめる発電機の電機子
巻線方法を提供することができる。
鉄心を有する発電機の電機子巻線を簡単かつ容易にして
能率良く巻回することを可能ならしめる発電機の電機子
巻線方法を提供することができる。
第1図は本発明を用いて電機子巻線が施された発電機の
一実施例,第2図は従来の巻線方法を説明する説明図,
第3図(A)および(B)は本発明に用いられるボビン
を説明するための斜視図,第4図は本発明の一実施例を
説明するための説明図を示す。 図中,1は固定子鉄心,2は回転子,3はボビン、3-1および3
-2は分割ボビン,4は電機子巻線を表わす。
一実施例,第2図は従来の巻線方法を説明する説明図,
第3図(A)および(B)は本発明に用いられるボビン
を説明するための斜視図,第4図は本発明の一実施例を
説明するための説明図を示す。 図中,1は固定子鉄心,2は回転子,3はボビン、3-1および3
-2は分割ボビン,4は電機子巻線を表わす。
Claims (1)
- 【請求項1】U字形状に一体に形成された発電機の固定
子鉄心に,当該発電機の出力電圧を発生する電機子巻線
を巻回するようにした発電機の電機子巻線方法におい
て, 上記固定子鉄心にもうけられている磁気間隙幅に対応し
て,上記電機子巻線を,予め定められた巻線幅を有する
ように製作された3個のボビンに分割して巻回するよう
にし,当該3個のボビンのうちの最初の1個のボビンを
上記固定子鉄心に装着して上記電機子巻線を巻回する巻
線工程と, 該巻線工程によって電機子巻線が巻回されたボビンを当
該巻線工程における巻線位置から側方によけるように移
動せしめる移動工程とをそなえ, 次の1個のボビンを装着した上で上記巻線工程と移動工
程とを行い, 次に最後の1個のボビンを装着して上記巻線工程を行
い, 上記固定子鉄心に上記電機子巻線を巻回するようにした ことを特徴とする発電機の電機子巻線方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59121234A JPH0681455B2 (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 発電機の電機子巻線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59121234A JPH0681455B2 (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 発電機の電機子巻線方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS611238A JPS611238A (ja) | 1986-01-07 |
JPH0681455B2 true JPH0681455B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=14806230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59121234A Expired - Lifetime JPH0681455B2 (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 発電機の電機子巻線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681455B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631175Y2 (ja) * | 1975-11-21 | 1981-07-24 | ||
JPS5960870U (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-20 | 本田技研工業株式会社 | 自励式発電機 |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP59121234A patent/JPH0681455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS611238A (ja) | 1986-01-07 |
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