JPH0681098U - 信号灯器吊設装置 - Google Patents
信号灯器吊設装置Info
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- JPH0681098U JPH0681098U JP1996393U JP1996393U JPH0681098U JP H0681098 U JPH0681098 U JP H0681098U JP 1996393 U JP1996393 U JP 1996393U JP 1996393 U JP1996393 U JP 1996393U JP H0681098 U JPH0681098 U JP H0681098U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 支柱に対する車両の接触による衝撃を受けた
方向によって第一ボルトを軸にして第二吊架金具が前後
方向に、また、第二ボルトを軸にして取付け部片が左右
方向にそれぞれ信号灯器共々回動して前記の衝撃を緩和
して灯器の破損を防止する。 【構成】 支柱(図示省略)に突設した腕杆1に第一吊
架金具2を吊設し、この第一吊架金具2の相対する側部
片2b,2b間に第二吊架金具8を介在させてある。第
二吊架金具8は第一ボルト14によって前記側部片2
b,2bに回動可能に吊設してある。そして、第二吊架
金具8の前記第一ボルト14を介して相対する側部片8
c,8c間に信号灯器15に突設した取付け部片17を
介在させ、該取付け部片17を第二吊架金具8の側部片
8c,8cに第二ボルト21によって回動可能に吊設す
る。
方向によって第一ボルトを軸にして第二吊架金具が前後
方向に、また、第二ボルトを軸にして取付け部片が左右
方向にそれぞれ信号灯器共々回動して前記の衝撃を緩和
して灯器の破損を防止する。 【構成】 支柱(図示省略)に突設した腕杆1に第一吊
架金具2を吊設し、この第一吊架金具2の相対する側部
片2b,2b間に第二吊架金具8を介在させてある。第
二吊架金具8は第一ボルト14によって前記側部片2
b,2bに回動可能に吊設してある。そして、第二吊架
金具8の前記第一ボルト14を介して相対する側部片8
c,8c間に信号灯器15に突設した取付け部片17を
介在させ、該取付け部片17を第二吊架金具8の側部片
8c,8cに第二ボルト21によって回動可能に吊設す
る。
Description
【0001】
本考案は道路交通用の信号灯器、特に歩行者用信号灯器の吊設装置に関するも のである。
【0002】
特に歩行者用灯器は、歩行者が見やすいように低い位置に取付けてあることか ら、車両の接触事故が多く、そのため信号灯器が破損あるいは変形し、その目的 を果たさなくなると共に、その都度灯器そのものを新しいものと取り替える必要 があり、安全上はもとより経済性の問題からも改善が望まれていた。そこで、こ のような危険を防止することを目的として、例えば、実公平2−37111号公 報所載のように、信号灯器に螺子杆を突設し、この螺子杆に螺合した締付けナッ トを締め付けて上下の受座によって支柱に突設した腕杆を挾持するようにして、 信号灯器を該腕杆に吊設するようにした構造のものが提案されている。
【0003】
前記従来のものは、支柱に水平に突設した上下一対の腕杆に信号灯器の上部お よび下部側をそれぞれ固定するようにしていたそれまでの構造に対し、前記上部 側の腕杆に信号灯器を堅牢に吊設取付けする構造とし、下部側の腕杆を排除する ことによって、車両の接触を極力避けることを意図したものである。
【0004】 しかしながら、斯様な構造であると、下部側の腕金一本を無くしただけである から、車両の接触回避効果は僅かで、従って、依然として車両が接触する事故は 多く、腕杆一本で取付けている構造であることから、一旦接触した場合にはそれ までの二本構造よりかえって信号灯器が破損し易い欠点がある。
【0005】 本考案は斯様な点に着目し、支柱に対する車両の衝突等の外力をそのまま受け ることなく、該外力を回避することによって、灯器が破損することを可及的に防 止するような装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
支柱に突設した腕杆に第一吊架金具を吊設し、該第一吊架金具の相対する側部 片間に介在させた第二吊架金具を、第一ボルトによって前記側部片に回動可能に 吊設し、この第二吊架金具の前記第一ボルトを介して相対する側部片間に、信号 灯器に突設した取付け部片を介在させ、該取付け部片を第二吊架金具の前記側部 片に第二ボルトによって回動可能に吊設して構成する。
【0007】
支柱に車両の荷台等が接触した場合、あるいは台風時の風圧のように信号灯器 に強い衝撃があった場合には、その衝撃を受けた方向により第一ボルトを軸に第 二吊架金具が前後方向に、また、第二ボルトを軸に取付け部片が左右方向に、そ れぞれ信号灯器共々回動し、灯器への衝撃を緩和することができる。
【0008】
図面は本考案に係る信号灯器吊設装置の一実施例を示し、図1は正面図、図2 は側面図、図3は一部欠截正面図、図4は一部欠截側面図、図5は図4のX−X 線断面図、図6は斜視図をそれぞれ示す。
【0009】 図中、1は支柱(図示省略)に突設した腕杆、2は該腕杆1に吊設した第一吊 架金具、3は第一吊架金具2を腕杆1に吊設するための取付け枠である。
【0010】 第一吊架金具2と取付け枠3は、それぞれ中央部片2a,3aと該中央部片2 a,3aの両端に相対して配した側部片2b,3b,3bとから成る溝状の金属 枠で成り、取付け枠3の中央部片3aを腕杆1上に載置し、側部片3b,3b間 に係合するようにして第一吊架金具2の中央部片2aを腕杆1の下面に当て、第 一吊架金具2の中央部片2a側から固定ボルト4を貫通させ、取付け枠3の中央 部片3aより突出する固定ボルト4の先端4′にナット5を螺合し締付けること によって第一吊架金具2を腕杆1に吊設する。
【0011】 第一吊架金具2の側部片2bは、円弧状の下縁2b′を備えると共に、中央部 に透孔6と該透孔6の下側に配して内側に突設した第一係合突子7を備えている 。
【0012】 8は、相対する一対二組の側部片8b,8b,8c,8cで成る方形筒状の第 二吊架金具で、第二吊架金具8の一方の一対の側部片8b,8bには第一吊架金 具2の前記透孔6と対応する第一透孔9を、また、該第一透孔9の下側には前記 第一係合突子7と一致する第一受孔10をそれぞれ設け、側部片8bの内面には 第一透孔9と一致させてナット12を溶接してある。
【0013】 また、他の一方の一対の側部片8c,8cには第二透孔11と該第二透孔11 の上側に配した第二受孔13をそれぞれ設けてある。
【0014】 この第二吊架金具8の一方の側部片8b,8bを腕杆1に吊設した前記第一金 具2の側部片2b,2b間に係合させ、かつ、透孔6と第一透孔9ないしナット 12を一致させ、透孔6側から第一ボルト14を貫通させ、ボルト先端14′を ナット12に螺合する一方、第一受孔10に第一係合突子7を係合して第二吊架 金具8を第一吊架金具2を介して前記腕杆1に吊設する。
【0015】 図示15は信号灯器で、信号灯器15の上面に支持筒16を突設し、この支持 筒16に中央部片17aを溶接して溝状の取付け部片17を固着し、該取付け部 片17の側部片17c,17cには第一吊架金具2に設けた前記第二透孔11に 対応する透孔18を設け、この透孔18に一致するようにして側部片17cの内 面にナット20を溶接し、透孔18の上側に前記第二受孔13に対応する第二係 合突子19を設けてある。
【0016】 信号灯器15は、該信号灯器15の上面に突設した前記取付け部片17の側部 片17bを、第二吊架金具8の一方の側部片8c,8c間に、第二透孔11に透 孔18が一致するように係合し、第二透孔11側から第二ボルト21を貫通させ 、該ボルト21の先端21′を前記ナット20に螺合する一方に、第二係合突子 19を係合させるようにして第二吊架金具8に吊設する。
【0017】 なお、23は、ゴム製の防水筒で、防水筒23は支持筒16および取付け部片 17、第二吊架金具、8、第一吊架金具2のそれぞれの中央部片17a,8a, 2aを通じて前記腕杆1内に挿入し、これに電線27を挿通させるようにしたも ので、雨水が灯器内に浸入するのを防止するのである。
【0018】 なお、前記の第一係合突子7あるいは第二係合突子19は、それぞれ第一受孔 10、第二受孔13に係合させ、第二吊架金具8と、取付け部片17のそれぞれ が第一ボルト、第二ボルトを軸とした回動を阻止するためのストッパーで、一定 値以上の衝撃があった場合のみ、それぞれ係合している受孔から脱出するように その高さ径等を適宜工夫することによってみだりに回動することを防止するもの である。
【0019】
支柱に対する車両の接触等による衝撃を受けた方向によって第一ボルトを軸に して第二吊架金具が前後方向に、また、第二ボルトを軸にして取付け部片が左右 方向に、それぞれ信号灯器共々回動して前記の衝撃を緩和できるので、灯器の破 損が確実に防止でき実用価値が大きい。
【図1】正面図。
【図2】側面図。
【図3】一部欠截正面図。
【図4】一部欠截側面図。
【図5】図4のX−X線断面図。
【図6】斜視図。
1 腕杆 2 第一吊架金具 2b 第一吊架金具の側部片 8 第二吊架金具 8c 第二吊架金具の側部片 14 第一ボルト 15 信号灯器 17 取付け部片 21 第二ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592157076 イワブチ株式会社 千葉県松戸市上本郷167番地 (72)考案者 村上雄三 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)考案者 伊藤進 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 (72)考案者 岡崎英治 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)考案者 小川文義 千葉県松戸市上本郷167番地 イワブチ株 式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 支柱に突設した腕杆に第一吊架金具を吊
設し、該第一吊架金具の相対する側部片間に介在させた
第二吊架金具を、第一ボルトによって前記側部片に回動
可能に吊設し、この第二吊架金具の前記第一ボルトを介
して相対する側部片間に、信号灯器に突設した取付け部
片を介在させ、該取付け部片を第二吊架金具の前記側部
片に第二ボルトによって回動可能に吊設した、信号灯器
吊設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996393U JPH0681098U (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 信号灯器吊設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996393U JPH0681098U (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 信号灯器吊設装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681098U true JPH0681098U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12013857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996393U Pending JPH0681098U (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 信号灯器吊設装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681098U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0723010U (ja) * | 1993-10-05 | 1995-04-25 | 名古屋電気工業株式会社 | 信号機吊り下げ装置 |
JP2003081089A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-19 | East Japan Railway Co | 信号機の防振装置 |
JP2011180879A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Iwabuchi Corp | 信号灯器の腕金用取付け金具 |
JP2011253283A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Iwabuchi Corp | 歩行者用信号灯器の取付け金具 |
JP2012221284A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Iwabuchi Corp | 歩行者用信号灯器の腕金用取付け金具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5822079A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-09 | 吉田 孝晴 | コ−セ−ゲ−ム玩具 |
JPH0237111U (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-12 |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP1996393U patent/JPH0681098U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5822079A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-09 | 吉田 孝晴 | コ−セ−ゲ−ム玩具 |
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