JPH0680411U - ペニス補綴体 - Google Patents

ペニス補綴体

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JPH0680411U
JPH0680411U JP007908U JP790892U JPH0680411U JP H0680411 U JPH0680411 U JP H0680411U JP 007908 U JP007908 U JP 007908U JP 790892 U JP790892 U JP 790892U JP H0680411 U JPH0680411 U JP H0680411U
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    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的起動装置を使用してペニス用補綴体を
作動し、ペニスを勃起状態にもたらしその後ペニスを軟
弱状態に戻すよう該補綴体を作動する。 【構成】 直状に配列した複数のカップ状部材を包囲し
ている管状部材と、起動装置と、針金と、を有してい
る。直状配列のカップ状部材は補綴体を勃起状態から柔
弱状態まで曲げることを可能としている。起動機構は、
偏倚部材と、第1及び第2の拡径部を有するポペット
と、1つ又はそれ以上の滑動リングと、可撓性つめと、
を有している。補綴体を勃起位置から柔弱位置まで曲げ
るとポペットが補綴体の外端部の方へ移動し、つめが第
2拡径部の後方へロックする。補綴体を勃起位置へ戻す
ためには、滑動リングがつめを分離するまで更に曲げ、
偏倚部材によりつめを通して第2拡径部を圧する。これ
によりつめが第1拡径部の中央側の位置へ弾性的に戻
る。補綴体の外端に位置づけられた第2ポペット又は第
1滑動リングを包囲している第2滑動リングは補綴体を
非常な柔弱位置即ち超柔弱位置へ曲げ可能としており補
綴体の外科的移植を容易にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はペニス補綴体に関する。より詳細には本考案は軟弱なペニスへ移植さ れ、勃起状態を得ることが出来る機械的なペニス補綴体に関する。
【0002】
【従来の技術】
勃起状態を擬態するためペニス内へ移植するためのいくつかの形式のペニス補 綴体がこれまで開発されている。それらは例えば可撓性ケーシング中へ取入れた 細長い柔軟な棒と、移植した補綴体が勃起状態を得るよう該補綴体へ液体を送り 込みかつまた補綴体から該液体を抜きペニスを柔軟状態に戻すシステムと、を含 んでいる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の方法では棒使用のために擬態性が完全ではなかった。また液体流動シス テムが複雑だった。
【0004】 本考案はこれらの課題を解決する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は機械的補綴体に関し、機械的起動装置を使用して補綴体を勃起状態に もたらしその後ペニスを軟弱状態に戻すよう該補綴体を作動する。
【0006】 後述の本考案によれば、ペニス補綴体は該補綴体の手動作動によってペニスを 勃起状態にもたらす。この補綴体は人体に適合可能な可撓性材料で作られた外方 管状部材を有する。この管状部材内には直線状に配置した複数の皿状をなすカッ プ状部材が包囲されている。各カップ状部材の外表面部分は隣接するカップ状部 材の内表面内に嵌合している。
【0007】 この補綴体は外端及び内端を有する針金を備えている。この針金は補綴体内に て長手方向に伸長している。この針金は補綴体を引張状態に保持している。補綴 体はまた針金の位置を調整する装置を有している。これにより針金は一端が補綴 体の対応する端部付近にある位置から該一端が補綴体の対応する端部からはなれ た位置まで移動出来る。補綴体の対応する端部からはなれる針金の運動は、補綴 体が軟弱状態位置へロックされるまで該補綴体を勃起状態位置から移動させる。 これと同一方向への針金の運動は補綴体を柔軟状態にロックされている位置から 解放し勃起状態位置へ弾性的に戻す。
【0008】 好ましい実施例では複数のカップ状部材が実質的に平坦をなしかつ内面と外面 とを有する。この内面はカップの中央部にほぼ円形の開口をふちどっている。こ の内面は実質的に平坦な底面とほぼ円形の壁とを有している。このほぼ円形の壁 はその下端部を実質的に平坦な底面へ対して取付けられかつカップ状部材の中央 端の方へ外方へ伸長している。このほぼ円形の壁は望ましくはカップ状部材の中 央端における半径から実質的に平坦な底面における半径まで減じる半径を有して いる。内面は実質的にどんぶり形状の凹みを形成している。
【0009】 外面は望ましくは、カップ状の部材の中央端における半径からカップ状部材の 末端における半径まで減少する半径を有するほぼ円形の壁により形成されている 。この実施例では一つのカップ状部材の外面が隣接するカップ状部材の内面内に 嵌合している。
【0010】 本実施例においてカップ状部材の形状及び配列のため、カップ状部材は補綴体 を曲げたときに点接触にて係合する。この点接触は補綴体をかなり小さい半径に て曲げうるようにしている。
【0011】 本考案の別の好ましい実施例では、針金の位置を調整する装置がポペットにて 構成されている。このポペットは針金の内端の外方側に長手方向に配列されてい る。補綴体のこの実施例はポペットを固定位置へ保持するためポペットへ対し力 を及ぼすための偏倚部材を有している。
【0012】 この好ましい実施例におけるポペットは第1拡径部及び第2拡径部を有してお り、補綴体は更にこれらの拡径部の運動を制限するための制限部材を有している 。この実施例において、該制限部材が第1拡径部へ係合して制限すると補綴体は 勃起状態となる。第2拡径部が制限部材に係合すると、補綴体は柔弱状態となる 。
【0013】 この望ましい実施例において制限部材は可撓性つめを有している。このつめは 、第1拡径部又は第2拡径部のいずれかに接しその拡径部の運動を制限している 第1位置から両方の拡径部に接触せず両方の拡径部の運動を制限していない第2 位置まで移動出来る。
【0014】 本考案ではこの可撓性つめは管状部材内に配置された固定リングへ係合する。 この固定リングはポペットを取囲みかつポペットを包囲している滑動リングを取 囲んでいる。この実施例では滑動リングが拡径部と整合し、滑動リングがつめの もとで移動してつめを第2拡径部に接触しない位置へ動かすまで滑動リングが針 金を移動させる。一旦、つめがこの位置へ移動すると、偏倚部材がポペットを滑 動リング及び第2拡径部に沿ってつめの内方側へ強制する。滑動リングと第2拡 径部とがつめを介して強制された後、該つめは第1位置へ戻る。この位置ではつ めは第1拡径部へ係合している。次いで偏倚部材は第1拡径部をつめへ対して強 制する。カップの積重なりは偏倚部材のそれ以上の運動を制限している。
【0015】 この実施例は更に補綴体を非常な柔弱状態即ち超柔弱状態におく手段を有して いる。好ましい実施例においては、この手段は補綴体の外端部付近に位置づけら れた別のポペットから成る。このポペットは第1拡径部及び第2拡径部を有しか つポペットの外端にオリフィスを含んでいる。このオリフィスはペニス内に補綴 体を差込む人がこのオリフィスへ糸即ち縫糸を通すことを可としている。
【0016】 この実施例では可撓性つめはこの別のポペットへ係合している。この非常な柔 弱状態即ち超柔弱状態では、つめは第1拡径部の後方にロックしている。補綴体 を非常な柔弱状態即ち超柔弱状態から通常の柔弱状態にするには、補綴体を差込 む者はポペット内のオリフィスを通っている縫糸を引張る。これによりポペット は補綴体の外端の方へ移動する。つめが第2拡径部の後方にロックするまでポペ ットを引く。この運動が完了後、補綴体は通常の柔弱状態を得る。
【0017】 非常な柔弱状態即ち超柔弱状態を得る別の手段として、中央部とここより大き い直径を有する外端部とを有している第1滑動リングと、該第1滑動リングの中 央部を包囲している第2滑動リングと、を使用できる。この実施例では第2リン グは、第1滑動リングの外端部をつめの外端部まで引張り、つめを第1リングの 中央部へロックすることにより補綴体を前記非常な柔弱状態にもたらすことが出 来る。
【0018】 針金を補綴体の外端の方へ引き続けるとつめが第1リングの中央部へロックさ れている位置から第1リングが該つめを分離するまで第1リングの中央部に沿っ て第2リングを滑動させる。第2リングがつめを分離した後、偏倚部材が第1リ ングの外端部とポペットの第2拡径部とを第2リングへ対し強制し、かつつめを 介して3つの成分をつめの中央側へ対し強制する。次につめが第1拡径部の後方 にロックする位置であって補綴体が勃起状態にある位置に対応している位置へ弾 性的に入る。
【0019】 本考案のより重要な特徴の例を以下に記述することにより本考案のよりよい理 解を得、かつ本考案技術の理解を得ることができよう。勿論下記記述及び請求項 から構成される付加的特徴も存在する。
【0020】
【作用】
本考案の機械的ペニス補綴体は、直状に配列した複数のカップ状部材を包囲し ている管状部材と、起動装置と、針金と、を有している。直状配列のカップ状部 材は補綴体を勃起状態から柔弱状態まで曲げることを可能としている。起動機構 は、偏倚部材と、第1及び第2の拡径部を有するポペットと、1つ又はそれ以上 の滑動リングと、可撓性つめと、を有している。補綴体を勃起位置から柔弱位置 まで曲げるとポペットが補綴体の外端部の方へ移動し、つめが第2拡径部の後方 へロックする。補綴体を勃起位置へ戻すためには、滑動リングがつめを分離する まで更に曲げ、偏倚部材によりつめを通して第2拡径部を圧する。これによりつ めが第1拡径部の中央側の位置へ弾性的に戻る。補綴体の外端に位置づけられた 第2ポペット又は第1滑動リングを包囲している第2滑動リングは補綴体を非常 な柔弱位置即ち超柔弱位置へ曲げ可能としており補綴体の外科的移植を容易にし ている。
【0021】
【実施例】
第1図は本考案のペニス補綴体の好ましい具体例を示す。第1図は補綴体の勃 起状態を示す。
【0022】 この補綴体1は内端部2と外端部3とを有する。この補綴体1は、管状部材4 を有している。この管状部材4は好ましくは内方管状部材5と外方管状部材6と を含む。内方管状部材5及び外方管状部材6は体液(body fluids)から該補綴体 の内容物を保護するため生体に適合可能な可撓性材料から成り、かつ体液が補綴 体1の機能により干渉されるのを妨げている。管状部材5,6はまた補綴体1の 内容物が人体組織を損傷することを防止している。内方管状部材5及び外方管状 部材6は他の補綴体に通常使用されているような材料で作られる。例えばシリコ ン又はテフロン(ポリテトラフルオロエチレン)等の材料が考えられる。 管状部材4はカップ状部材即ちビード7から成る直状組立体50、起動機構8 、及び針金11を包囲している。この直状組立体50は好ましくは変形した前方 セグメント9を含んでいる。このセグメント9は針金クリンピングボール12を 重ね合せ関係に保持する凹み溝30を有しており、これによりこの変形前方セグ メント9はクリンピングボール12を固定位置に維持している。
【0023】 図示の如く、針金11はカップ状部材7と起動機構8の中心を貫通している。 針金11の外端部は、変形前方セグメント9へ取付けてあり、一方、針金11の 内端部27はクリンピングボール28とキャップ26との間の係合によって起動 機構8へ対して取付けてある。
【0024】 図示のように各カップ状部材7は好ましくは外面13と内面14とを有してい る。第1図の実施例では、各カップ状部材7の内面14は各カップ状部材7の中 央部72に概ね円形の開口70に面している。この内面14は実質的に平坦な底 面75と概ね円形断面の壁面76とを有している。この壁面76はその下端78 を実質的に平坦な底面75に対して取付けられかつ各カップ状部材7の中央端7 2の外方へ伸長している。概ね円形の壁76は望ましくは、各カップ状部材7の 中央端72の半径から実質的に平坦な底面75の半径まで減少する半径を有して いる。図示のようにこの内面14は実質的にどんぶり即ちボール形状の凹部71 を包囲している。
【0025】 この実施例において、外面13は、好ましくは概ね円形断面の壁77を有して いる。この壁77は各カップ状部材7の中央部72から各カップ状部材7の末端 部73に行くに従って減じる半径を有している。
【0026】 各カップ状部材7の外面13の部分は隣接するカップ状部材7の内面14内に 嵌合している。望ましくは各カップ状部材7の外面13の約半分が凹部71内に あり、第1図に示すように補綴体1が勃起状態にあるときに内面14に対面して いる。第1図に示す実施例では、カップ状部材7の曲状縁17が管状部材4上で 半径方向張力を維持し該補綴体を適切な直径に保持している。
【0027】 カップ状部材7は望ましくはかなり短い長さとなっている。好ましい実施例で は各カップ状部材7の長さは最大長部分でも各カップ状部分7の最大直径の約半 分又はそれ以下である。このようなカップ状部材直径に対するカップ状部材長さ は、多数のカップ状部材が所定長の勃起装置1内にて直線状に組立配置できるよ うにしている。
【0028】 また、第1図の実施例では、各カップ状部材7の外面13の半径及び内面14 の半径が夫々共にカップ状部材7の中央部72から底面75及び末端部73まで 準幾何学的に減少しているのがわかる。更に、内面14が面している凹部71の 最大深さは望ましくはカップ7の最大長の約半分に等しい深さとなっている。
【0029】 補綴体1が曲がるときに1つのカップ状部材の実質的に平坦な底面75が、こ れに隣接するカップ状部材の外面13を前記底面75に沿って滑動させる。底面 75がこの外面13の滑動運動を妨げないので、補綴体1は第3図に示すように 小さい半径に曲げられうる。こうして補綴体1が曲がると、外面13は実質的に 平坦な底面75に沿って滑動するために内面14と点接触を維持する。隣接する 2つのカップ状部材7の外面13と内面14とのこの点接触のため補綴体1はこ の曲げの間中、針金11を引張っている。第3図において点74にて示すような この点接触は、補綴体1がかなり小さい半径に曲げられている間でも堅固に保持 される。かかる小半径運動は、補綴体がかなり大きい角度距離にわたって回動出 来るようにしている。
【0030】 よって、第1図に示す特定形状のカップ状部材7は半径方向の一体性と軸線方 向の剛性とを提供し、同時に大きい角度での可撓性を提供する。このような可撓 性は補綴体1の位置決め特性を増大しかつ補綴体の挿入に使用される種々の接近 作業を可能としている。
【0031】 更に第1図に示すように、後方セグメント32は起動機構8のハウジング18 へ係合している。このハウジング18は偏倚部材19及びポペット21を包囲し かつ固定リング20へ係合している。
【0032】 第2図に示すようにポペット21は、望ましくは外方の第1拡径部22と中央 の第2拡径部23とを有している。固定リング20には可撓性つめ24が取付け てある。この固定リング20はキャップ26と滑動リング25とを包囲している 。キャップ26は第2拡径部23がつめ24の中央部34に接触しないような位 置にポペット21を保持している。滑動リング25はポペット21の外表面35 に沿って滑動する。滑動リング25の外表面36は固定リング20の内表面37 に接し、滑動リング25の内表面38はポペット21の外表面35へ接している 。
【0033】 第1図の実施例において、偏倚部材19は、ハウジング18の外端33とポペ ット21の外端39とへ力を及ぼしている。こうしてこの偏倚部材19はポペッ ト21をハウジング18の外端33からはなれる方向へ押圧している。
【0034】 可撓性つめ24は、望ましくは夫々第1拡径部22及び第2拡径部23の内方 側部40,41へ対してロックする位置から該側部40,41外方のロック出来 ない位置まで移動自在となっている。つめ24のこの可撓性は滑動リング25を つめ24の前方下方に滑動させかつつめ24を側部41後方へロックする位置か ら側部41後方へロックしない位置まで該つめ24を移動させることができる。 リング25が分離したつめ24を有する位置にあるとき、ポペット21の外端 39へ力を及ぼしている偏倚部材19は、第2拡径部23をリング25へ係合さ せ、第2拡径部23とリング25とをつめ24の中間へ押圧する。リング25と 第2拡径部23とがつめ24の方へ押圧されると、つめ24は第1拡径部22の 側部40へ係合する位置へ弾入し、補綴体1の内端部2の方へのポペット21の 運動を制限する。
【0035】 補綴体1の内方部分は他の機械的ペニス補綴体にこれまで使用されている材料 により作られている。例えば偏倚部材19、針金11、ボール12、28等はス テンレス鋼で作られる。ハウジング18、ポペット21、つめ24、リング20 、25等はステンレス鋼又はプラスチックで作られる。
【0036】 補綴体1を手動運動により軟弱状態から勃起状態にする方法は本考案補綴体1 の使用方法に関する下記記載から理解されよう。
【0037】 第1図は勃起状態にある本考案の補綴体1を示す。この位置ではつめ24が第 1拡径部22の内方側上のポペット21の外表面35へのっている。ポペット2 1によりボール28へ及ぼされる力はカップ状部材7を密な形状に引張り、針金 11から曲げを取除いている。望ましくは第1図に示す勃起状態ではポペット2 1は偏倚部材19を約20%だけ押圧している。この押圧力は偏倚部材19のは なれを防止するように互いに積重なったカップ7によりもたらされている。
【0038】 第3図は柔弱状態にある補綴体1の形状を示す。ペニスへ移植される前又は移 植された後でもこの補綴体1は手動による曲げによって勃起状態時の第1図に示 す形状から柔弱状態時の第3図に示す形状まで変化させることが出来る。
【0039】 第1図の勃起状態から第3図の柔弱状態までの運動は、第2拡径部23がつめ 24の先端を通るまでボール28により補綴体1の外端部3の方へポペット21 をもたらすように補綴体1を曲げることにより得られる。該拡径部23がこの位 置へ達した後つめ24が該拡径部23の後方へ弾入し、ポペット21が補綴体1 の内端部2の方へ戻るのを制限している。この柔弱状態において、ポペット21 は偏倚部材19を望ましくは約80%だけ押圧している。第4図はつめ24が第 2拡径部23の後方へロックしている状態を示しており、この状態は補綴体1が 柔弱状態にある時の起動機構8の位置に対応している。
【0040】 カップ状部材7は補綴体1の曲げを許し、ボール28によって針金11がポペ ット21へ及ぼす起動力をもたらす。補綴体1が曲がるとカップ7の外面13は 、拡径部23がつめ24の外端を通るまで、内面14の実質的に平坦な底面75 に沿って滑動する。カップ状部材7の形状及び配置は補綴体1がかなり小半径に て回動することを可能とし、同時に管状部材4の半径方向の一体性を維持してい る。第3図に示すように、勃起状態から柔弱状態までの補綴体1の回転角は約1 20°である。
【0041】 補綴体1を第3図に示す柔弱状態から第1図に示す勃起状態まで動かすには、 滑動リング25がつめ24の下方を押すまで針金11を外端部3の方へ動かす。 このような針金11の外端部方向への運動は、勃起状態から柔弱状態まで補綴体 1を動かした曲げ運動と同様の方向への曲げ運動により行なわれる。
【0042】 補綴体1が、リング25をつめ24の下方まで引上げるように十分に曲げられ た後、補綴体1を解放し直立位置へ回動することにより勃起状態が得られる。こ の運動は、曲がった補綴体の解放が偏倚部材19により滑動リング25を介して ポペット21を押圧し該リング25をつめ24下方位置へ維持することによる。 偏倚部材19は、第2拡径部23が滑動リング25に接するまで、滑動リング2 5を通してポペット21を押圧する。第2拡径部23は、リング25を押圧し、 該リング25をつめ24下方から押し出し第2拡径部23とリング25とを、つ め24の中央側の方へ強制する。
【0043】 偏倚部材19がつめ24を介して第2拡径部23を強制した後、つめ24は第 1拡径部22と第2拡径部23の中間位置へ弾入する。ポペット21のそれ以上 の運動は、カップ状部材7が積層して針金11の全てのゆるみがなくなったとき に制限される。偏倚部材19は、カップ状部材7が積層したときに約20%の圧 縮状態に保持される。この保持圧縮力はカップ状部材7を圧縮状態に保持しかつ 補綴体1を再度勃起状態に維持する。
【0044】 第4図はつめ24のまた部43を支持する止め金42を有する滑動リング25 を示す。この実施例では、つめ24が第2拡径部23の運動を制限する位置から 外方にリング25がつめ24を移動した後に、偏倚部材19がその方向にポペッ ト21を押したとき、止め金42が滑動リング25を、補綴体1の内端部2の方 へポペット21と共に動くことがないようにしている。
【0045】 第4図は止め金42を有するリング25を示しているが、この止め金42は、 リング25がポペット21と一緒に内端部2の方向へ動くことを防止するのに必 要ではない。つめ24がリング25へ及ぼす摩擦力はリング25をその場所に保 持し、例えリング25が第1〜3図に示すように止め金42がない平坦面を有し ていてもポペット21がリング25を介して通過出来るようにしている。
【0046】 第2拡径部23が滑動リング25に当るまでポペット21は滑動リング25を 介して滑動する。この衝突は、また部43を止め金42から解き(又は止め金4 2を有しているリング25を備えていない実施例ではリング25をつめ24の保 持から解き)、偏倚部材19がポペット21へ及ぼす力に応答して補綴体1の内 端部2の方へ対し第2拡径部23が滑動リング25を押す。滑動リング25は、 第2拡径部23が当るまで動かないので、ポペット21が補綴体1の内端部2の 方へ滑動するとき滑動リング25と第2拡径部23との間に空間はない。こうし てつめ24は滑動リング25と第2拡径部23との間でロックされ得ない。その ためつめ24は、第2拡径部23がつめ24の中央側部を通るまで制限位置へは じき戻されることはない。第2拡径部23がつめ24の中央側部を通った後、つ め24は第1拡径部22の中央側部の初期位置へもどる。カップ状部材7が積層 なった後に、針金11上の全てのゆるみは取除かれポペット21の運動が制限さ れる。
【0047】 ポペット21からの第1拡径部の除去は同様に作動装置をもたらすことがわか る。
【0048】 第1〜4図に示すペニス補綴体は全てが公知の外科手術によってペニスへ移植 出来るような十分な可撓性を有している。しかし移植手術のために、より柔弱な 第5B、6及び7図に示す補綴体の実施例が提供されよう。これらの実施例は第 1〜4図の実施例のものより陰のう即ち上陰部の外科処置により容易に移植でき る。
【0049】 第5B図は非常に柔弱な状態の補綴体1の外端部を示す。この実施例はリング 81へ係合した端部カップ状部材80を含んでいる。この端部カップ状部材80 は図示しない直状組立体50の他のカップ状部材7と整合している。リング81 はポペット83へ接するつめ82を含んでいる。ポペット83は中央肩部84と 、オリフィス86を有する外端肩部85と、を有する。ポペット83はその内端 87にて針金11へ接している。
【0050】 第5Bは非常な柔弱状態にある補綴体1の実施例を示す。この位置ではつめ8 2は外端肩部85の中央側へ載っている。補綴体1をこの非常な柔弱状態から柔 弱状態へ移すには、縫糸を初めにオリフィス86へ通す。その後、縫糸を引張り ポペット83を外端部3の方へ動かす。ポペット83が十分引張られ肩部84が つめ82の外端側部を通った後に、つめ82が肩部84の後方へ弾入する。一度 つめ82が肩部84の後方へ弾入すると、補綴体1は通常の柔弱位置を取り、使 用可となる。
【0051】 第6図は非常な柔弱状態におかれる補綴体1の別の実施例を示す。この実施例 では起動機構8によって補綴体が第1〜4図の補綴体を柔弱状態から勃起状態ま で動かすのに必要な引張量よりも大きい程度まで引張られる。この付加的引張量 をもたらす機構は、外端部61と内端部62とを有する第1滑動リング60を、 該リング60の内端部62を包囲している第2滑動リング29へ係合することで ある。補綴体を柔弱位置から非常な柔弱位置まで動かす場合、第1滑動リング6 0の外端部61がつめ24を介して引張られるまで、補綴体を手で曲げる。その 後、つめ24はリング60の外端部61の中央側の制限位置へ弾入する。
【0052】 第6図は滑動リング60の外端部61が分離したつめ24を有する位置にある 補綴体1の例を示す。この位置は、補綴体1が曲状位置に保持されつめ24を分 離させる位置へ針金11が外端部61を引張るように強制している限り維持され る。
【0053】 この位置からの補綴体1の解放は、偏倚部材19によって第2拡径部23をリ ング60へ強制し、リング60と第2拡径部23とを、つめ24を介して滑動さ せる。一度、つめ24を通ると、つめ24は第1拡径部22の中央側のもとの位 置へ弾性的に戻る。複数の積上カップ状部材7はポペット21の運動を制限しか つ補綴体1が勃起位置を得るようになす。補綴体が勃起位置にあるときの起動機 構8の位置を第7図に示す。
【0054】 またもし補綴体が第6図の位置から更に曲げられると、リング60の外端部6 1がつめ24の外端側へ強制され、該つめ24はリング60の中央部62の外端 部61後方へ入り込む。この位置は補綴体1の非常な柔弱位置即ち超柔弱位置に 対応している。
【0055】 この超柔弱状態を解くためには、補綴体を、勃起状態から柔弱状態へかつ柔弱 状態から超柔弱状態へ移行するよう曲げると同様の方向へ対して第1滑動リング 60の中央部62に沿って滑動する第2滑動リング29がつめ24で引かれるま で曲げる。この位置で、偏倚部材19は好ましくはほとんど固定高さまで押圧さ れている。
【0056】 第2滑動リング29がつめ24の下方に滑動するまで曲げられている補綴体1 が解放されるとき、偏倚部材19は、第2拡径部23が第1滑動リング60に当 るまで中央方向へポペット21を押す。次にポペット21及び第1滑動リング6 0は、第1滑動リング60の外端部61が第2滑動リング29に当るまで、先端 部2の方へ一緒に動く。第1滑動リング60の外端部61が第2滑動リング29 に当ると、第2拡径部23と、第1滑動リング60の外端部61と、第2滑動リ ング29と、が係合し、これら3つの部材間に間隙をなくす。
【0057】 このような配置のため、偏倚部材19は補綴体1の内端部2の方へポペット2 1を強圧し続け、第2滑動リング29と第1滑動リング60と第2拡径部23と が、つめ24の中央側に至るまでこれらの部材はつめ24の下方に通るようにな っている。勃起状態の補綴体1を示している第7図は、第2滑動リング29と第 1滑動リング60の外端部61と第2拡径部23とが、つめ24を滑り通った後 に係合している状態を示している。その後つめ24は第2拡径部23の外端側の 位置へ弾入する。積重なっているカップ状部材7は偏倚部材19が更に運動する のを制限している。
【0058】 第5B図に示す実施例の外端部3、及び第1滑動リング60と第2滑動リング 29の配列のため、第6図に示す補綴体の例では、これらは以下の2つの柔弱位 置を得るであろう。1つの位置は機能的目的のための位置である。即ち第5B図 の実施例にてつめ82が拡径部84の中央側にロックしている位置及び第6、7 図の実施例にてつめ24が第2拡径部23の内方側にロックしている位置である 。他の位置は補綴体の移植を容易にするための外科的移植位置である。この非常 な柔弱位置即ち超柔弱位置は第5B図の実施例でつめ82が拡径部85の中央側 にある位置及び第6及び7図でつめ24が第1滑動リング60の外端部61の後 方にロックしている位置である。
【0059】 第6図及び7図の実施例において、付加的リングが第1滑動リング60と第2 滑動リング29との間に示された配置状態にて付加され、補綴体が第6図の実施 例に示した位置に加え1つまたはそれ以上の位置へ調整されることが理解されよ う。即ち第2滑動リング29は内端部及び外端部を有するように設計され、第3 の滑動リングが第2の滑動リング29の外端部に沿って滑動できる。
【0060】 移植のための非常に柔弱な状態は他の手段でも得られよう。例えば、第1拡径 部22の外端側に位置づけた1つ又は2つの平ばねと組合せたボタンのような解 放機構を含むことである。かかる実施例では、第6図の実施例においてつめ24 が第1滑動リング60後方に弾入するときにポペット21が前進する距離に匹敵 する距離だけポペット21が前進するときに該平ばねが第1拡径部22の中央側 に弾入する。この別の実施例ではボタンが押されると平ばねが解放され、ばねが 拘束位置から戻され、積上げたカップ状部材7がそれ以上の外方運動を制限する まで偏倚部材19が第1拡径部22を平ばねの中央側へ強制する。
【0061】 別の利点及び改良は当業者により容易になし得よう。例えば上記実施例の補綴 体では、起動機構8が補綴体1の内端部2付近に位置づけてあり、カップ状部材 7の直状組立体50が補綴体1の外端部3付近に位置づけてあるが、起動機構8 を外端部3付近にまたカップ状部材7の直状組立体50を内端部2付近に置き換 えることも出来る。よって本考案は上述した詳細な記述、装置及び図示の例に限 定されるものではなく図示した一般的考案概念の範囲から出ない事項により制限 されるものである。
【0062】
【考案の効果】
本考案は今日存在する他の機械的補綴体に比しかなり可撓性に富む補綴体を提 供する。この可撓性の増大はこれまでとは異なる作業的近似性をもたらしている 。
【図面の簡単な説明】
【図1】勃起状態にある本考案のペニス補綴体の断面
図。
【図2】勃起状態にある本考案のペニス補綴体の内端部
の断面図。
【図3】柔弱状態にある本考案のペニス補綴体の断面
図。
【図4】柔弱状態にある本考案のペニス補綴体の内端部
の断面図。
【図5】図5Aは非常な柔弱状態即ち超柔弱状態にある
本考案のペニス補綴体の内端部の断面図。図5Bは非常
な柔弱状態におかれうる本考案のペニス補綴体の外端部
の断面図であって非常に柔弱状態にある各要素の位置を
示す図。
【図6】非常な柔弱状態におかれうる本考案のペニス補
綴体の第2実施例の内端部の断面図であって勃起状態に
至る前の各要素の位置を示す図。
【図7】非常な柔弱状態におかれうる本考案のペニス補
綴体の第2実施例の内端部の断面図であって勃起状態に
ある補綴体を示す図。
【符号の説明】
1 ペニス補綴体 2 内端部 3 外端部 4 管状部材 5 内方管状部材 6 外方管状部材 7 カップ状部材 8 勃起機構 9 前方セグメント 10 外端部 11 針金 12 ボール 13 外面 14 内面 17 曲状縁 18 ハウジング 19 偏倚部材 20 固定ハウジング 21 ポペット 22 第1拡径部 23 第2拡径部 24 可撓性つめ 25 滑動リング 26 キャップ 27 内端部 28 ボール 29 第2滑動リング 30 凹み溝 32 中央部 33 外端 35、36 外表面 37、38 内表面 39 外端 40、41 内方側部 42 止め金 43 また部 50 直状組立体 60 第1滑動リング 61 外端部 62 中央部 70 開口 71 凹部 72 中央端 73 外端 74 点 75 底面 76 壁 77 円形壁 78 下端 80 端部カップ状部
材 81 リング 82 つめ 83 ポペット 84 中央拡径部 85 外端拡径部 86 オリフィス

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペニスへ移植するための、外端部3と内
    端部2とを有するペニス補綴体1であって、 a) 生体へ適合可能な可撓性材料で作られた外方管状
    部材4と、 b) 該管状部材4内に包囲されている複数のカップ状
    部材7から成る直状組立体50であって、各カップ状部
    材7が、開放中央部72と、実質的に平坦な外端部73
    と、を有し、該実質的に平坦な外端部73が実質的に平
    坦な内面75と外面79とを有し、該開放中央部72
    が、隣接するカップ状部材7の前記実質的に平坦な外端
    部の差込部を収容しこれによって該補綴体1が勃起状態
    にあるとき、該カップ状部材の実質的に平坦な外端部7
    3の前記実質的に平坦な外面79が各隣接するカップ状
    部材の前記実質的に平坦な内面と実質的に軸線方向に整
    合し、各カップ状部材7は幅寸法よりも短かい長さ方向
    寸法を有し、更に各カップ状部材7は実質的にボール形
    状をなす凹部71を包囲し、この凹部71は、前記カッ
    プ状部材の前記中央部72にある開放上部面70と、ほ
    ぼ円形の内面14と、前記カップ状部材7の前記実質的
    に平坦な外端部73にある前記実質的に平坦な内面と、
    によってかこまれ、前記ほぼ円形の内面14の半径が各
    前記カップ状部材の中央部72の半径から前記実質的に
    平坦な内面の半径まで減少し、該補綴体1が勃起状態に
    あるとき、各前記カップ状部材の実質的に平坦な外端部
    の実質的に平坦な外面が各隣接するカップ状部材の実質
    的に平坦な外端の実質的に平坦な内面に係合している直
    状組立体50と、 c) 外端部10と内端部27とを有しかつ該補綴体1
    内に長手方向に伸長してペニス補綴体1を引張状態に保
    持している針金10と、 d) 該針金10の内端部が補綴体1の内端部に接近し
    ている位置から針金の内端部が補綴体1の外端部に接近
    している位置まで該針金10の位置を調整する装置であ
    って該針金の移動が補綴体1を勃起状態から柔弱状態ま
    で動かしかつ同方向に補綴体を更に動かすことにより補
    綴体を柔弱状態から勃起状態に戻すことができる針金位
    置調整装置8と、 から成るペニス補綴体。
  2. 【請求項2】 各カップ状部材の長さの最長部分が、各
    カップ状部材の直径の最長部分の半分にほぼ等しいか又
    はそれ以下である請求項1のペニス補綴体。
  3. 【請求項3】 前記針金位置調整装置8が、前記針金1
    0の内端部の外方側に長手方向に配置されたポペット2
    1と、該ポペット21を固定位置へ維持するため該ポペ
    ット21へ対し力を及ぼす偏倚部材19とを有し、該ポ
    ペット21が、拡径部22と、該拡径部22の運動を制
    限する制限部材24と、を含み、該拡径部が制限部材へ
    係合しているとき補綴体が柔弱状態となっている請求項
    1又は2のペニス補綴体。
  4. 【請求項4】 制限部材24が可撓性つめを有し、該つ
    め24は、それが拡径部に接しかつ該拡径部の運動を制
    限する位置から、拡径部に接することなく拡径部の運動
    を制限しない位置まで運動出来る請求項3のペニス補綴
    体。
  5. 【請求項5】 該つめ24が管状部材4内に配置した固
    定リング20へ係合し、該固定リング20がポペット2
    1を包囲しており、補綴体1が更に第1滑動リング25
    を含んでおり、該第1滑動リング25の内面がポペット
    21の外面に係合し、第1滑動リング25が前記拡径部
    と前記つめとに整合して、補綴体1の外端部方向への針
    金11の運動が前記つめを前記拡径部に係合できない位
    置へ動かすように第1滑動リング25をもたらし、該つ
    めのこの運動が該拡径部を前記つめの中央側へ強制可能
    な前記第1滑動リングと接するように該拡径部を強制す
    べく前記偏倚部材をもたらし、前記拡径部がつめを介し
    て強制された後に前記つめがその係合位置へ弾性的に入
    り込む請求項4のペニス補綴体。
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