JPH068040A - 鋸板素材分離移送装置 - Google Patents

鋸板素材分離移送装置

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Publication number
JPH068040A
JPH068040A JP18874692A JP18874692A JPH068040A JP H068040 A JPH068040 A JP H068040A JP 18874692 A JP18874692 A JP 18874692A JP 18874692 A JP18874692 A JP 18874692A JP H068040 A JPH068040 A JP H068040A
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JP
Japan
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saw plate
plate material
saw
suction
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18874692A
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English (en)
Inventor
Eiji Maruyama
英二 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIIGATA NOKOGIRI KOGYO YUGEN
Original Assignee
NIIGATA NOKOGIRI KOGYO YUGEN
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数枚の鋸板素材を積重状態に収納可能な収
納部と、吸着部材により最上層の鋸板素材を一枚ずつ上
方に吸着分離して移送可能な移送部とを備え、上記吸着
部材を鋸板素材の長手方向に複数個並列状態に配設し、
各吸着部材を鋸板素材の吸着板面方向に直交する方向に
個別に進退動作可能に配設してなる。 【効果】 収納部内に収納された最上層の鋸板素材は複
数個の吸着部材により吸着され、各々の吸着部材を鋸板
素材Wの吸着板面方向に直交する方向に個別に進退動作
し、この進退動作により鋸板素材を長手方向に反り返り
動作させることができ、鋸板素材の連れ上がり移送を防
ぐことができ、一枚ずつ確実に分離して移送することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば鋸板製造装置等に
用いられる鋸板素材分離移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の鋸板は、その殆どが人為的
に製造されており、近年に至って漸く自動製造機械が提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら鋸板は薄
板状であるとともに表面には防錆剤等の油脂が付着して
おり、最上層の鋸板素材を上昇移送する際に次層、次々
層の鋸板素材がこの最上層の鋸板素材に密着したまま連
ねて持ち上がることがあり、それだけ確実に一枚ずつ分
離することができないことがあるという不都合を有して
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解決することを目的とするもので、その要旨は、複
数枚の鋸板素材を積重状態に収納可能な収納部と、吸着
部材により最上層の鋸板素材を一枚ずつ上方に吸着分離
して移送可能な移送部とを備えてなり、上記吸着部材を
鋸板素材の長手方向に複数個並列状態に配設し、該各々
の吸着部材を鋸板素材の吸着板面方向に直交する方向に
個別に進退動作可能に配設して構成したことを特徴とす
る鋸板素材分離移送装置にある。
【0005】また記鋸板素材の移送過程位置に二枚以上
の鋸板素材が移送された場合に吸着部材の吸着作用を解
除可能な良否検出部及び鋸板素材の移送過程位置に鋸板
素材の移送方向を揃える素材反転部を備えてなるもので
ある。
【0006】
【作用】収納部内に収納された最上層の鋸板素材は複数
個の吸着部材により吸着され、各々の吸着部材を鋸板素
材の吸着板面方向に直交する方向に個別に進退動作し、
この進退動作により鋸板素材は長手方向に反り返り動作
される。
【0007】また鋸板素材の移送過程において二枚以上
の鋸板素材が移送された場合に良否検出部により吸着部
材の吸着作用が解除され、また鋸板素材の移送過程にお
いて移送方向が異なっている場合に素材反転部は鋸板素
材を反転させて移送方向を揃えることになる。
【0008】
【実施例】図1乃至図11は本発明の実施例を示し、図
6に示す柄体に着脱自在に装着される替刃式鋸用の鋸板
や図11に示す柄体に固定装着される鋸の鋸板、その他
の鋸板を製造する装置に適用したもので、この場合回転
割出テ−ブルの各ステーションに椀状砥石を備える加工
機を複数台配設し、先ず図7のごとく打抜加工された鋸
板素材Wに図8のように下刃W1を逐次形成し、次いで
図9のように上刃W2を逐次形成し、次いで図10のよ
うに上目W3を形成し、必要に応じてこの縦びき側の刃
を形成した後横びき側の刃を形成するように構成したも
のである。
【0009】1は回転割出テ−ブルであって、上記製造
装置に配設された図外の機台に設けられ、この回転割出
テ−ブル1上には素材挟着機構2が設けられ、その供給
ステーションには複数枚の鋸板素材Wを積重状態に収納
可能な収納部3及び鋸板素材Wを素材挟着機構2まで移
送する移送部4が配設されている。
【0010】この収納部3は、図外の機台に取り付けら
れた基板5の上方に載置板6をシリンダ7により上下動
自在に設け、この載置板6の四隅側方位置にガイド体8
を立設し、載置板6上に鋸板素材Wを積重状態に収納
し、かつガイド体8に載置板6の上昇により最上層の鋸
板素材Wを検出して載置板6の上昇を停止させる上昇限
センサ9を取り付けて構成したものである。
【0011】この場合移送部4は、図外の機台に取り付
けられた支持板10にガイド軸11を並設し、ガイド軸
11に図示省略のシリンダにより移送台12を往復移動
可能に設け、この移送台12に保持板13を図示省略の
シリンダにより上下動可能に設け、この保持板13に負
圧吸着作用を営む吸着部材14を設け、収納部3上方位
置にて保持板13を降下し、吸着部材14により最上層
の鋸板素材Wを吸着し、吸着後に載置板6を降下させ、
吸着状態のまま保持板13を上昇し、上昇限で移送台1
2を回転割出テーブル1側に移送させ、素材挟着機構2
上方位置にて保持板13を降下し、吸着部材14の吸着
作用を解除し、鋸板素材Wを素材挟着機構2まで移送さ
せるように構成したものである。
【0012】この場合上記吸着部材14は素材反転部1
5を介して鋸板素材Wの長手方向に三個並列状態に配設
され、この素材反転部15は、上記保持板13に反転機
構16により180度往復水平旋回可能な反転板17を
設け、ガイド体8に保持板13の上昇限である水平移送
レベルでの鋸板素材Wの柄板部W4を検出可能な柄板検
出センサ18を設け、柄板検出センサ18が柄板部W4
を検出した場合には移送台12による水平移送を行い、
柄板検出センサ18が柄板部W4を検出しなかった場合
には反転機構15により反転板17を180度水平旋回
させ、これにより柄板検出センサ18が柄板部W4を検
出した後に移送台12による水平移送を行うように構成
されている。
【0013】また上記反転板17に鋸板素材Wの長手方
向に屈曲用シリンダ19を三個並設し、各屈曲用シリン
ダ19のロッド19aに吸着部材14を取付け、屈曲用
シリンダ19を所定タイミングで各別に進退動作可能に
設け、鋸板素材Wを上に凸又は下に凸の弧状に順次反り
返り動作を繰り返すように構成している。
【0014】またこの場合良否検出部20が備えられ、
この良否検出部20は上記ガイド体8に鋸板素材Wの水
平移送レベルの下方位置に距離センサ21を配設し、か
つ移送過程途中に受皿板22を配設し、距離センサ21
により鋸板素材Wが水平移送される過程で鋸板素材Wの
下面との間隔を検出し、鋸板素材Wが二枚以上移送され
ているために間隔が狭くなっている場合には、受皿板2
2上方で吸着部材14の吸着作用を解除し、鋸板素材W
のすべてを受皿板22上に落下させ、再度分離移送動作
を行わせるように構成したものである。
【0015】この実施例は上記構成であるから、収納部
2内に鋸板素材Wを複数枚積み重ね状態に収納し、先ず
図2のようにシリンダ7の上昇動作により載置板6が上
昇し、最上層の鋸板素材Wが上昇限センサ9により検出
されると上昇が停止し、次いで図3の位置から吸着部材
14は降下し、最上層の鋸板素材Wに接触して負圧吸着
作用により最上層の鋸板素材Wは吸着され、次いで載置
板6は図4のように降下することになる。
【0016】そして図4の如く屈曲用シリンダ19のロ
ッド16aが個別に進退動作し、これにより三個の吸着
部材14が鋸板素材Wを長手方向に上に凸又は下に凸の
弧状に順次反り返り動作を繰り返させることになり、こ
の動作により最上層の鋸板素材Wに連れた次層又は次々
層の鋸板素材Wを剥がし落とすことができる。
【0017】この反り返り動作された後等において、図
5の如く保持板13は上昇し、この際に例えば図11に
示すような柄板部W4が刃板部W5よりも厚いようなとき
に鋸板素材Wが長手方向に極端に傾かないように、この
実施例のように交互に積み重ねる必要があるような場合
にあっても、柄板検出センサ18が柄板部W4を検出し
た場合には移送台12による水平移送が行なわれ、柄板
検出センサ18が柄板部W4を検出しなかった場合には
反転機構15により反転板17が180度水平旋回し、
これにより柄板検出センサ18が柄板部W4を検出した
後に移送台12による水平移送が行われ、鋸板素材Wは
所定の移送方向に揃えられて移送されることになる。
【0018】この水平移送過程において二枚以上の鋸板
素材が移送された場合には良否検出部20の距離センサ
21がこれを検出し、受皿板22上方で吸着部材14の
吸着作用が解除され、鋸板素材Wのすべてが受皿板22
上に落下し、再度分離移送動作が行われることになる。
をにより吸着部材の吸着作用が解除され、また鋸板素材
の移送過程において移送方向が異なっている場合に素材
反転部は鋸板素材を反転させて移送方向を揃えることに
なる。
【0019】このように収納部3内に収納された最上層
の鋸板素材Wは複数個の吸着部材14により吸着され、
各々の吸着部材14を鋸板素材Wの吸着板面方向に直交
する方向に個別に進退動作し、この進退動作により鋸板
素材Wを長手方向に反り返り動作させることができ、鋸
板素材Wの連れ上がり移送を防ぐことができ、一枚ずつ
確実に分離して移送することができる。
【0020】かつ鋸板素材Wの移送過程において二枚以
上の鋸板素材Wが移送された場合に良否検出部20によ
り吸着部材14の吸着作用が解除され、鋸板素材Wの二
枚以上の移送を防ぐことができ、さらに鋸板素材Wの移
送過程において移送方向が異なっている場合には素材反
転部15は鋸板素材Wを反転し、移送方向を揃えて移送
することができる。
【0021】そして素材挟着機構2上方位置にて保持板
13は降下し、吸着部材14の吸着作用が解除され、鋸
板素材Wは回転割出テーブル1上に載置され、素材挟着
機構2により鋸板素材Wは位置決め固定され、回転割出
テーブル1により鋸板素材Wは回転搬送され、各ステー
ションにおいて鋸板素材Wの鋸刃目立加工が行われるこ
とになる。
【0022】尚、本発明は上記実施例に限られるもので
はなく、収納部3、移送部4等の構造は適宜変更して設
計される。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述の如く、収納部内に収納さ
れた最上層の鋸板素材は複数個の吸着部材により吸着さ
れ、各々の吸着部材を鋸板素材Wの吸着板面方向に直交
する方向に個別に進退動作し、この進退動作により鋸板
素材を長手方向に反り返り動作させることができ、鋸板
素材の連れ上がり移送を防ぐことができ、一枚ずつ確実
に分離して移送することができる。
【0024】かつ鋸板素材の移送過程において二枚以上
の鋸板素材が移送された場合に良否検出部により吸着部
材の吸着作用が解除され、鋸板素材の二枚以上の移送を
防ぐことができ、さらに鋸板素材の移送過程において移
送方向が異なっている場合には素材反転部は鋸板素材を
反転し、移送方向を揃えて移送することができる。
【0025】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体平面図である。
【図2】図1で示す実施例の全体側面図である。
【図3】図1で示す実施例の部分正面図である。
【図4】図1で示す実施例の部分拡大正面図である。
【図5】図1で示す実施例の部分拡大正面図である。
【図6】鋸板素材の斜視図である。
【図7】加工工程図である。
【図8】加工工程図である。
【図9】加工工程図である。
【図10】加工工程図である。
【図11】他の鋸板素材の斜視図である。
【符号の説明】
W 鋸板素材 3 収納部 4 移送部 14 吸着部材 15 素材反転部 20 良否検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の鋸板素材を積重状態に収納可能
    な収納部と、吸着部材により最上層の鋸板素材を一枚ず
    つ上方に吸着分離して移送可能な移送部とを備えてな
    り、上記吸着部材を鋸板素材の長手方向に複数個並列状
    態に配設し、該各々の吸着部材を鋸板素材の吸着板面方
    向に直交する方向に個別に進退動作可能に配設して構成
    したことを特徴とする鋸板素材分離移送装置。
  2. 【請求項2】 上記鋸板素材の移送過程位置に二枚以上
    の鋸板素材が移送された場合に吸着部材の吸着作用を解
    除可能な良否検出部を備えて構成したことを特徴とする
    請求項1記載の鋸板素材分離移送装置。
  3. 【請求項3】 上記鋸板素材の移送過程位置に鋸板素材
    の移送方向を揃える素材反転部を備えて構成したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の鋸板素材分離移送装
    置。
JP18874692A 1992-06-23 1992-06-23 鋸板素材分離移送装置 Pending JPH068040A (ja)

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JP18874692A JPH068040A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 鋸板素材分離移送装置

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JPH068040A true JPH068040A (ja) 1994-01-18

Family

ID=16229052

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JP (1) JPH068040A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473543B1 (ko) * 2001-10-17 2005-03-07 민영옥 톱날 가공장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473543B1 (ko) * 2001-10-17 2005-03-07 민영옥 톱날 가공장치

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