JPH0680384A - 天井クレーン並びにこれによって搬送される天井クレーン用荷役用コンテナ - Google Patents
天井クレーン並びにこれによって搬送される天井クレーン用荷役用コンテナInfo
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- JPH0680384A JPH0680384A JP25712292A JP25712292A JPH0680384A JP H0680384 A JPH0680384 A JP H0680384A JP 25712292 A JP25712292 A JP 25712292A JP 25712292 A JP25712292 A JP 25712292A JP H0680384 A JPH0680384 A JP H0680384A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】工場や倉庫等の建家内に搬入される荷役用コン
テナの搬送、整理の効率化を図る。 【構成】本発明の天井クレーン1は搬送中の荷役用コン
テナ30の横揺れを防止するテレスコープ状の摺動筒9
と、この摺動筒9の下端には荷役用コンテナ30の着脱
及び設置位置修正を行うチャッキング装置10とが設け
られ、このうちチャッキング装置10はチャッキングシ
リンダ13と、このチャッキングシリンダ13の伸縮に
よって回動位置を切り替える回動片17と、この回動片
17の回動中心に設けられ、荷役用コンテナ30と係合
する係合フィンガー18とを具えて成ることを特徴とし
ている。また本発明の荷役用コンテナ30は、コンテナ
上面に前記チャッキング装置10の係合フィンガー18
の進入を許容し、その脱落を防止する係合スリット34
と、この係合スリット34の側縁から上方に漏斗状に傾
斜して設けられる案内壁35とを設けて成ることを特徴
としている。
テナの搬送、整理の効率化を図る。 【構成】本発明の天井クレーン1は搬送中の荷役用コン
テナ30の横揺れを防止するテレスコープ状の摺動筒9
と、この摺動筒9の下端には荷役用コンテナ30の着脱
及び設置位置修正を行うチャッキング装置10とが設け
られ、このうちチャッキング装置10はチャッキングシ
リンダ13と、このチャッキングシリンダ13の伸縮に
よって回動位置を切り替える回動片17と、この回動片
17の回動中心に設けられ、荷役用コンテナ30と係合
する係合フィンガー18とを具えて成ることを特徴とし
ている。また本発明の荷役用コンテナ30は、コンテナ
上面に前記チャッキング装置10の係合フィンガー18
の進入を許容し、その脱落を防止する係合スリット34
と、この係合スリット34の側縁から上方に漏斗状に傾
斜して設けられる案内壁35とを設けて成ることを特徴
としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工場や倉庫等の建家内に
おいて荷物の搬送の用に供される天井クレーン並びにこ
の天井クレーンに係合し、収納した荷物と共に搬送、保
管される天井クレーン用荷役用コンテナに関するもので
ある。
おいて荷物の搬送の用に供される天井クレーン並びにこ
の天井クレーンに係合し、収納した荷物と共に搬送、保
管される天井クレーン用荷役用コンテナに関するもので
ある。
【0002】
【発明の背景】倉庫等における荷役用コンテナの収納形
態を大別すると、多数の収納ラックに荷役用コンテナを
収納する手法と、荷役用コンテナの上に直接何段かの他
の荷役用コンテナを直積みする手法とがある。このうち
ラックを用いた収納手法は、個々の荷役用コンテナへの
荷役装置のアクセスが容易であることなどから、管理が
行いやすい反面、収納ラックを設ける分、スペースがと
られ、荷役用コンテナの収容能力が劣る上、倉庫の汎用
性を損なうという不都合が生ずる。
態を大別すると、多数の収納ラックに荷役用コンテナを
収納する手法と、荷役用コンテナの上に直接何段かの他
の荷役用コンテナを直積みする手法とがある。このうち
ラックを用いた収納手法は、個々の荷役用コンテナへの
荷役装置のアクセスが容易であることなどから、管理が
行いやすい反面、収納ラックを設ける分、スペースがと
られ、荷役用コンテナの収容能力が劣る上、倉庫の汎用
性を損なうという不都合が生ずる。
【0003】一方、いわゆる直積みタイプの収納手法で
は荷役用コンテナの収容能力の向上が見られるととも
に、倉庫の汎用性を保てるという利点があるものの、そ
の荷役管理が極めて難しいという問題がある。すなわち
直積みタイプの収納手法にあっては、例えばフォークリ
フトによって荷役作業を行う場合には、最高でも荷役用
コンテナが三段積み程度までしか取り扱いできない。こ
のため多段に効率的に荷役用コンテナを収容するには、
荷役作業は天井走行するクレーンによらなければならな
い。しかしながら天井クレーンの場合には、正確に荷役
位置を設定することが難しく種々の工夫はされているも
のの、未だ完全なものは無い。すなわち正確な作用位置
を設定するため、天井クレーンにおける荷役用コンテナ
の吊持作用部材をウインチで昇降させるほか、これに加
えて位置決め用のテレスコープタイプのガイド部材を併
設している。しかしながらこのような手法をとり、また
天井クレーンの作用位置をコンピュータで精密制御した
としても、やはり数10mmのオーダーで誤差が生ずるこ
とは不可避であり、荷役用コンテナの正確な積み上げや
積み下ろし作業に完全には対応できなかった。
は荷役用コンテナの収容能力の向上が見られるととも
に、倉庫の汎用性を保てるという利点があるものの、そ
の荷役管理が極めて難しいという問題がある。すなわち
直積みタイプの収納手法にあっては、例えばフォークリ
フトによって荷役作業を行う場合には、最高でも荷役用
コンテナが三段積み程度までしか取り扱いできない。こ
のため多段に効率的に荷役用コンテナを収容するには、
荷役作業は天井走行するクレーンによらなければならな
い。しかしながら天井クレーンの場合には、正確に荷役
位置を設定することが難しく種々の工夫はされているも
のの、未だ完全なものは無い。すなわち正確な作用位置
を設定するため、天井クレーンにおける荷役用コンテナ
の吊持作用部材をウインチで昇降させるほか、これに加
えて位置決め用のテレスコープタイプのガイド部材を併
設している。しかしながらこのような手法をとり、また
天井クレーンの作用位置をコンピュータで精密制御した
としても、やはり数10mmのオーダーで誤差が生ずるこ
とは不可避であり、荷役用コンテナの正確な積み上げや
積み下ろし作業に完全には対応できなかった。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、現実に生じている数10mm単
位の位置決め誤差がありながらも天井クレーンと荷役用
コンテナとの新規な係合構造を案出することにより結果
的に正確な荷役作業ができる新規な天井クレーン並びに
これによって搬送される天井クレーン用荷役用コンテナ
を提案するものである。
らなされたものであって、現実に生じている数10mm単
位の位置決め誤差がありながらも天井クレーンと荷役用
コンテナとの新規な係合構造を案出することにより結果
的に正確な荷役作業ができる新規な天井クレーン並びに
これによって搬送される天井クレーン用荷役用コンテナ
を提案するものである。
【0005】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る第一の発明たる天
井クレーンは、工場、倉庫等建家の天井に据え付けら
れ、建家内に搬入される荷役用コンテナを吊り上げ、所
定の位置に搬送する荷役搬送機械において、この荷役搬
送機械には搬送中の荷役用コンテナの横揺れを防止する
テレスコープ状の摺動筒と、この摺動筒の下端には荷役
用コンテナの着脱及び設置位置修正を行うチャッキング
装置とが設けられ、更にこのチャッキング装置には実質
的に荷役用コンテナと係合する係合フィンガーが回動軸
を中心として一定角度の範囲で回動し得るように設けら
れていることを特徴として成るものである。
井クレーンは、工場、倉庫等建家の天井に据え付けら
れ、建家内に搬入される荷役用コンテナを吊り上げ、所
定の位置に搬送する荷役搬送機械において、この荷役搬
送機械には搬送中の荷役用コンテナの横揺れを防止する
テレスコープ状の摺動筒と、この摺動筒の下端には荷役
用コンテナの着脱及び設置位置修正を行うチャッキング
装置とが設けられ、更にこのチャッキング装置には実質
的に荷役用コンテナと係合する係合フィンガーが回動軸
を中心として一定角度の範囲で回動し得るように設けら
れていることを特徴として成るものである。
【0006】また本出願に係る第二の発明たる天井クレ
ーンは、前記要件に加え、前記係合フィンガー先端には
先細り形状に鉤部が設けられていることを特徴として成
るものである。
ーンは、前記要件に加え、前記係合フィンガー先端には
先細り形状に鉤部が設けられていることを特徴として成
るものである。
【0007】更にまた本出願に係る第三の発明たる天井
クレーン用荷役用コンテナは、工場、倉庫等の建家内に
おいて荷物の収納、保管の用に供される荷役用コンテナ
において、この荷役用コンテナ上面には前記天井クレー
ンにおけるチャッキング装置の係合フィンガーの進入を
許容し、その脱落を防止する係合スリットと、この係合
スリット側縁から上方に漏斗状に傾斜して設けられる案
内壁とが設けられていることを特徴として成るものであ
る。
クレーン用荷役用コンテナは、工場、倉庫等の建家内に
おいて荷物の収納、保管の用に供される荷役用コンテナ
において、この荷役用コンテナ上面には前記天井クレー
ンにおけるチャッキング装置の係合フィンガーの進入を
許容し、その脱落を防止する係合スリットと、この係合
スリット側縁から上方に漏斗状に傾斜して設けられる案
内壁とが設けられていることを特徴として成るものであ
る。
【0008】更にまた本出願に係る第四の発明たる天井
クレーン用荷役用コンテナは、前記要件に加え、前記荷
役用コンテナの底面には、荷役用コンテナ上面に設けら
れる案内壁に係合し、積み上げ自在とする脚部が設けら
れていることを特徴として成るものである。これら手段
により前記目的を達成しようとするものである。
クレーン用荷役用コンテナは、前記要件に加え、前記荷
役用コンテナの底面には、荷役用コンテナ上面に設けら
れる案内壁に係合し、積み上げ自在とする脚部が設けら
れていることを特徴として成るものである。これら手段
により前記目的を達成しようとするものである。
【0009】
【発明の作用】本発明の天井クレーンには摺動筒が設け
られており、これにより搬送途中における荷役用コンテ
ナの横揺れは防止され、この荷役用コンテナは天井クレ
ーンにおける走行架台と一体となって移動する。また本
発明の天井クレーンにはチャッキング装置が設けられて
おり、これにより荷役用コンテナの着脱が図られるほ
か、荷役用コンテナの設置位置修正が行われる。
られており、これにより搬送途中における荷役用コンテ
ナの横揺れは防止され、この荷役用コンテナは天井クレ
ーンにおける走行架台と一体となって移動する。また本
発明の天井クレーンにはチャッキング装置が設けられて
おり、これにより荷役用コンテナの着脱が図られるほ
か、荷役用コンテナの設置位置修正が行われる。
【0010】本発明の天井クレーン用荷役用コンテナに
は、前記天井クレーンにおけるチャッキング装置の係合
フィンガーと係合する係合スリットが設けられており、
係合ピンの回動位置により係合フィンガーの進入を許容
し、その脱落を防止する。また本発明の天井クレーン用
荷役用コンテナには、係合スリット上方に案内壁が設け
られているから、荷役用コンテナに向かって下降する天
井クレーンにおけるチャッキング装置の係合フィンガー
は係合スリットに至る垂線上に位置しなくても案内壁上
に位置する限り、そのズレを荷役用コンテナを移動させ
ることにより吸収し、係合フィンガーを係合スリットに
至らせる。
は、前記天井クレーンにおけるチャッキング装置の係合
フィンガーと係合する係合スリットが設けられており、
係合ピンの回動位置により係合フィンガーの進入を許容
し、その脱落を防止する。また本発明の天井クレーン用
荷役用コンテナには、係合スリット上方に案内壁が設け
られているから、荷役用コンテナに向かって下降する天
井クレーンにおけるチャッキング装置の係合フィンガー
は係合スリットに至る垂線上に位置しなくても案内壁上
に位置する限り、そのズレを荷役用コンテナを移動させ
ることにより吸収し、係合フィンガーを係合スリットに
至らせる。
【0011】
【実施例】以下本発明の天井クレーン並びにこれによっ
て搬送される天井クレーン用荷役用コンテナについて図
面に基づいて具体的に説明する。なお説明の順序として
は、まず本発明の天井クレーンについて本発明の特徴部
分を中心に説明し、次いでこの天井クレーンによって搬
送される本発明の荷役用コンテナについて説明し、最後
に本発明の天井クレーンによる荷役用コンテナの着脱、
搬送の様子を両者の係合関係と共に説明する。
て搬送される天井クレーン用荷役用コンテナについて図
面に基づいて具体的に説明する。なお説明の順序として
は、まず本発明の天井クレーンについて本発明の特徴部
分を中心に説明し、次いでこの天井クレーンによって搬
送される本発明の荷役用コンテナについて説明し、最後
に本発明の天井クレーンによる荷役用コンテナの着脱、
搬送の様子を両者の係合関係と共に説明する。
【0012】図中符号1に示すものが本発明の天井クレ
ーンであって、このものは工場、倉庫等の建家の天井に
据え付けられる。そしてその構成は建家天井の柱、梁に
固定して設けられる固定けた2と、この固定けた2の上
面に敷設されるガイドレール3に係合し、ガイドレール
3上を回転する走行輪4を具えて成る走行けた5と、こ
の走行けた5の上面に敷設されるガイドレール6に係合
し、ガイドレール6上を回転する走行輪7を有する走行
架台8と、この走行架台8に一端を固定し、他端を伸縮
自在に下方に垂下させて成る摺動筒9と、この摺動筒9
の最下端に設けられるチャッキング装置10と、これら
走行けた5及び走行架台8をガイドレール3及びガイド
レール6上に走行させる図示しない駆動機構と、チャッ
キング装置10を上昇、下降させる昇降装置20とによ
って成っている。
ーンであって、このものは工場、倉庫等の建家の天井に
据え付けられる。そしてその構成は建家天井の柱、梁に
固定して設けられる固定けた2と、この固定けた2の上
面に敷設されるガイドレール3に係合し、ガイドレール
3上を回転する走行輪4を具えて成る走行けた5と、こ
の走行けた5の上面に敷設されるガイドレール6に係合
し、ガイドレール6上を回転する走行輪7を有する走行
架台8と、この走行架台8に一端を固定し、他端を伸縮
自在に下方に垂下させて成る摺動筒9と、この摺動筒9
の最下端に設けられるチャッキング装置10と、これら
走行けた5及び走行架台8をガイドレール3及びガイド
レール6上に走行させる図示しない駆動機構と、チャッ
キング装置10を上昇、下降させる昇降装置20とによ
って成っている。
【0013】このうち摺動筒9は管径の異なる複数の筒
体9aを管径の大きさに従って順番にテレスコープ状に
嵌合接続して成る。そして図1に示す実施例の場合に
は、一例として筒体9aは角パイプ状のものを5本設け
ており、各筒体9a間のクリアランスは、搬送途中の荷
役用コンテナ30に必要以上の横揺れを生じさせること
なく、また荷役用コンテナ30とのチャッキングを行う
際の位置合わせに支障が生じないように設定される。
体9aを管径の大きさに従って順番にテレスコープ状に
嵌合接続して成る。そして図1に示す実施例の場合に
は、一例として筒体9aは角パイプ状のものを5本設け
ており、各筒体9a間のクリアランスは、搬送途中の荷
役用コンテナ30に必要以上の横揺れを生じさせること
なく、また荷役用コンテナ30とのチャッキングを行う
際の位置合わせに支障が生じないように設定される。
【0014】そしてこの摺動筒9の最下端の筒体9aに
対して設けられるチャッキング装置10は、ほぼ荷役用
コンテナ30の平面形状と同形状、同面積に形成させる
チャッキングベース11と、このチャッキングベース1
1の下面側に配置されるチャッキングユニット12とか
ら成る。チャッキングユニット12は同一軸線上、二方
向に摺動子を具えて成るチャッキングシリンダ13と、
このチャッキングシリンダ13の摺動子によって中央を
支持され、チャッキングベース11の左右側縁近くまで
アームを延長形成して成るアタッチメント14と、この
アタッチメント14の左右の端部に設けられる係合ピン
15に係合する長穴16を有し、一定角度の範囲で回動
する回動片17と、この回動片17の回動中心に設けら
れ、回動片17と共に回動する係合フィンガー18とを
具えて成る。
対して設けられるチャッキング装置10は、ほぼ荷役用
コンテナ30の平面形状と同形状、同面積に形成させる
チャッキングベース11と、このチャッキングベース1
1の下面側に配置されるチャッキングユニット12とか
ら成る。チャッキングユニット12は同一軸線上、二方
向に摺動子を具えて成るチャッキングシリンダ13と、
このチャッキングシリンダ13の摺動子によって中央を
支持され、チャッキングベース11の左右側縁近くまで
アームを延長形成して成るアタッチメント14と、この
アタッチメント14の左右の端部に設けられる係合ピン
15に係合する長穴16を有し、一定角度の範囲で回動
する回動片17と、この回動片17の回動中心に設けら
れ、回動片17と共に回動する係合フィンガー18とを
具えて成る。
【0015】またこのようなチャッキングユニット12
が設けられるチャッキングベース11の上面コーナー部
には下部ガイドプーリ21が設けられていて、この下部
ガイドプーリ21及び以下述べる走行架台8上の諸機材
並びにこれらの間に巻回されるワイヤ22により昇降装
置20は成っている。昇降装置20は走行架台8上にお
いて巻上機23及びその出力軸に設けられる巻上プーリ
24並びに上部ガイドプーリ25を有し、巻上プーリ2
4に一端が固定され、繰り出されるワイヤ22は直下の
下部ガイドプーリ21を巻回した後、対向する位置に設
けられる他の下部ガイドプーリ21を巻回し、再び上方
に繰り出される。そして走行架台8上の上部ガイドプー
リ25を巻回した後、対向する位置に設けられる他の上
部ガイドプーリ25を巻回して、再び下方に繰り出され
る。
が設けられるチャッキングベース11の上面コーナー部
には下部ガイドプーリ21が設けられていて、この下部
ガイドプーリ21及び以下述べる走行架台8上の諸機材
並びにこれらの間に巻回されるワイヤ22により昇降装
置20は成っている。昇降装置20は走行架台8上にお
いて巻上機23及びその出力軸に設けられる巻上プーリ
24並びに上部ガイドプーリ25を有し、巻上プーリ2
4に一端が固定され、繰り出されるワイヤ22は直下の
下部ガイドプーリ21を巻回した後、対向する位置に設
けられる他の下部ガイドプーリ21を巻回し、再び上方
に繰り出される。そして走行架台8上の上部ガイドプー
リ25を巻回した後、対向する位置に設けられる他の上
部ガイドプーリ25を巻回して、再び下方に繰り出され
る。
【0016】そしてワイヤ22は直下の下部ガイドプー
リ21を巻回した後、対向する位置に設けられる他の下
部ガイドプーリ21を巻回し、上方に繰り出され、走行
架台8または巻上機23に他端を固定して設けられる。
リ21を巻回した後、対向する位置に設けられる他の下
部ガイドプーリ21を巻回し、上方に繰り出され、走行
架台8または巻上機23に他端を固定して設けられる。
【0017】一方、このような本発明の天井クレーン1
によって吊り上げ、搬送される荷役用コンテナ30は基
本的には通常の荷役用コンテナ同様、アングル材等を適
宜箱状に組み立てて成る枠部31を骨格部材として、こ
れに網体32を張設して成る。そして本発明では更に枠
部31の上部のコーナー部に前記天井クレーン1におけ
る係合フィンガー18との係合構造33が設けられる。
この係合構造33は、前記係合フィンガー18の進入を
許容し、その脱落を防止する係合スリット34と、この
係合スリット34の側縁から上方に漏斗状に傾斜して設
けられる案内壁35とを具えて成る。
によって吊り上げ、搬送される荷役用コンテナ30は基
本的には通常の荷役用コンテナ同様、アングル材等を適
宜箱状に組み立てて成る枠部31を骨格部材として、こ
れに網体32を張設して成る。そして本発明では更に枠
部31の上部のコーナー部に前記天井クレーン1におけ
る係合フィンガー18との係合構造33が設けられる。
この係合構造33は、前記係合フィンガー18の進入を
許容し、その脱落を防止する係合スリット34と、この
係合スリット34の側縁から上方に漏斗状に傾斜して設
けられる案内壁35とを具えて成る。
【0018】このうち係合スリット34は図5、6に示
すように係合フィンガー18の軸径より幾分大きめに幅
設定されており、図6(a)に示すように係合フィンガ
ー18における鉤部18aが係合スリット34と同一直
線上に位置するときは係合フィンガー18の進入を許容
し、図6(b)に示すように係合フィンガー18が回動
し、係合フィンガー18における鉤部18aが係合スリ
ット34の周縁部から枠部31に入り込んだ位置では係
合フィンガー18の鉤部18aは係合スリット34に係
合し、荷役用コンテナ30の吊り上げ、搬送が可能とな
る。
すように係合フィンガー18の軸径より幾分大きめに幅
設定されており、図6(a)に示すように係合フィンガ
ー18における鉤部18aが係合スリット34と同一直
線上に位置するときは係合フィンガー18の進入を許容
し、図6(b)に示すように係合フィンガー18が回動
し、係合フィンガー18における鉤部18aが係合スリ
ット34の周縁部から枠部31に入り込んだ位置では係
合フィンガー18の鉤部18aは係合スリット34に係
合し、荷役用コンテナ30の吊り上げ、搬送が可能とな
る。
【0019】また案内壁35は係合フィンガー18が係
合スリット34と同一直線上、上方に位置していない場
合であっても、係合フィンガー18が当該案内壁35の
上方に位置するときには、図7に示すようにこの案内壁
35に当接することで荷役用コンテナ30の設置位置を
修正し、係合フィンガー18を係合スリット34上に至
らせる役割を担う部分である。また案内壁35の傾斜角
度は適宜定め得るものであるが、本発明では荷役用コン
テナ30を上下に重ねて配置できるよう荷役用コンテナ
30の底面に設けられる逆円錐台状の脚部36のテーパ
面と同一角度に設定されている。
合スリット34と同一直線上、上方に位置していない場
合であっても、係合フィンガー18が当該案内壁35の
上方に位置するときには、図7に示すようにこの案内壁
35に当接することで荷役用コンテナ30の設置位置を
修正し、係合フィンガー18を係合スリット34上に至
らせる役割を担う部分である。また案内壁35の傾斜角
度は適宜定め得るものであるが、本発明では荷役用コン
テナ30を上下に重ねて配置できるよう荷役用コンテナ
30の底面に設けられる逆円錐台状の脚部36のテーパ
面と同一角度に設定されている。
【0020】次にこのようにして成る天井クレーン1に
よる荷役用コンテナ30の吊り上げ、搬送の様子につい
て説明する。 i)荷役用コンテナの吊り上げ 建家内に荷役用コンテナ30が搬入されると、まず走行
けた5がガイドレール3上を移動し、荷役用コンテナ3
0の上方に至る。次いで走行架台8が前記走行けた5上
のガイドレール6上を移動し、走行架台8に固定される
摺動筒9を荷役用コンテナ30の真上に至らせる。
よる荷役用コンテナ30の吊り上げ、搬送の様子につい
て説明する。 i)荷役用コンテナの吊り上げ 建家内に荷役用コンテナ30が搬入されると、まず走行
けた5がガイドレール3上を移動し、荷役用コンテナ3
0の上方に至る。次いで走行架台8が前記走行けた5上
のガイドレール6上を移動し、走行架台8に固定される
摺動筒9を荷役用コンテナ30の真上に至らせる。
【0021】そしてこの位置において巻上プーリ24に
巻かれているワイヤ22が繰り出され、また摺動筒9が
下方の荷役用コンテナ30に向かって伸張することでそ
の先端に設けられるチャッキング装置10における係合
フィンガー18が荷役用コンテナ30における係合スリ
ット34に向かって下降する。またこのとき係合フィン
ガー18と、係合スリット34との位置がずれており、
そのままでは係合フィンガー18が係合スリット34に
至らないと思われる場合であっても上述のように係合フ
ィンガー18は案内壁35に当接し、荷役用コンテナ3
0の設置位置を修正することで係合フィンガー18を係
合スリット34内に至らせることができる。
巻かれているワイヤ22が繰り出され、また摺動筒9が
下方の荷役用コンテナ30に向かって伸張することでそ
の先端に設けられるチャッキング装置10における係合
フィンガー18が荷役用コンテナ30における係合スリ
ット34に向かって下降する。またこのとき係合フィン
ガー18と、係合スリット34との位置がずれており、
そのままでは係合フィンガー18が係合スリット34に
至らないと思われる場合であっても上述のように係合フ
ィンガー18は案内壁35に当接し、荷役用コンテナ3
0の設置位置を修正することで係合フィンガー18を係
合スリット34内に至らせることができる。
【0022】そしてこのようにして係合フィンガー18
が係合スリット34内に進入した状態において、チャッ
キングシリンダ13が伸張してその摺動子先端のアタッ
チメント14を介して回動片17を回動させ、その回動
中心に位置する係合フィンガー18を係合スリット34
に係合させるのである。そしてこの状態において巻上機
23の出力軸は先ほどとは反対の方向に回転するように
なり、巻上プーリ24に再びワイヤ22が巻き取られ、
またこれに伴って摺動筒9が収縮することで荷役用コン
テナ30が上方に吊り上げられるのである。 ii) 荷役用コンテナの搬送 そして上方に吊り上げられた荷役用コンテナ30は、走
行架台8及び走行けた5の移動によって建家内の所定の
場所まで搬送されるのである。また複数の荷役用コンテ
ナ30を積み上げる場合には、上に載せる荷役用コンテ
ナ30を下になる荷役用コンテナ30の上面より幾分上
方に吊り上げた後、脚部36と案内壁35の位置合わせ
をし、その後、係合フィンガー18による係合を解除し
て積み上げるようにする。またこのようにして所定の位
置に搬送された後は、チャッキング装置10によるチャ
ッキングは、チャッキングシリンダ13による収縮、そ
してこれに伴う係合フィンガー18の回動により解除さ
れ、摺動筒9は収縮し、走行けた5及び走行架台8はそ
れぞれガイドレール3及びガイドレール6上を走行し、
各原点位置に戻るのである。
が係合スリット34内に進入した状態において、チャッ
キングシリンダ13が伸張してその摺動子先端のアタッ
チメント14を介して回動片17を回動させ、その回動
中心に位置する係合フィンガー18を係合スリット34
に係合させるのである。そしてこの状態において巻上機
23の出力軸は先ほどとは反対の方向に回転するように
なり、巻上プーリ24に再びワイヤ22が巻き取られ、
またこれに伴って摺動筒9が収縮することで荷役用コン
テナ30が上方に吊り上げられるのである。 ii) 荷役用コンテナの搬送 そして上方に吊り上げられた荷役用コンテナ30は、走
行架台8及び走行けた5の移動によって建家内の所定の
場所まで搬送されるのである。また複数の荷役用コンテ
ナ30を積み上げる場合には、上に載せる荷役用コンテ
ナ30を下になる荷役用コンテナ30の上面より幾分上
方に吊り上げた後、脚部36と案内壁35の位置合わせ
をし、その後、係合フィンガー18による係合を解除し
て積み上げるようにする。またこのようにして所定の位
置に搬送された後は、チャッキング装置10によるチャ
ッキングは、チャッキングシリンダ13による収縮、そ
してこれに伴う係合フィンガー18の回動により解除さ
れ、摺動筒9は収縮し、走行けた5及び走行架台8はそ
れぞれガイドレール3及びガイドレール6上を走行し、
各原点位置に戻るのである。
【0023】
【発明の効果】本発明の天井クレーン1並びにこれによ
って搬送される天井クレーン用荷役用コンテナ30は、
以上述べたような構成を有するものであって、これによ
って以下のような効果を発揮する。すなわちまず天井ク
レーン1についていえば、本発明ではテレスコープ状の
摺動筒9を有していることから、搬送中の荷役用コンテ
ナ30の横揺れは防止され、チャッキングの際の荷役用
コンテナ30との位置合わせが容易となる。
って搬送される天井クレーン用荷役用コンテナ30は、
以上述べたような構成を有するものであって、これによ
って以下のような効果を発揮する。すなわちまず天井ク
レーン1についていえば、本発明ではテレスコープ状の
摺動筒9を有していることから、搬送中の荷役用コンテ
ナ30の横揺れは防止され、チャッキングの際の荷役用
コンテナ30との位置合わせが容易となる。
【0024】このほか本発明の天井クレーン1には、チ
ャッキングシリンダ13の伸縮によって回動する回動片
17と、この回動片17の回動中心に設けられる係合フ
ィンガー18とを具えるチャッキング装置10が設けら
れているから、荷役用コンテナ30の着脱がなされるほ
か、係合フィンガー18間の軸間距離が一定となり、荷
役用コンテナ30との係合を容易にする。
ャッキングシリンダ13の伸縮によって回動する回動片
17と、この回動片17の回動中心に設けられる係合フ
ィンガー18とを具えるチャッキング装置10が設けら
れているから、荷役用コンテナ30の着脱がなされるほ
か、係合フィンガー18間の軸間距離が一定となり、荷
役用コンテナ30との係合を容易にする。
【0025】また本発明の荷役用コンテナ30には係合
スリット34と、この係合スリット34の側縁から上方
に向けて設けられる案内壁35とを具える係合構造33
が設けられているから、係合スリット34との位置合わ
せが終了した係合フィンガー18は係合スリット34に
そのまま進入し、回動位置を変化させて係合スリット3
4に係合することが可能となるほか、係合フィンガー1
8と係合スリット34との位置が多少ずれていても案内
壁35に当接することで荷役用コンテナ30の位置修正
が行われ、係合フィンガー18は係合スリット34内に
至ることができる。
スリット34と、この係合スリット34の側縁から上方
に向けて設けられる案内壁35とを具える係合構造33
が設けられているから、係合スリット34との位置合わ
せが終了した係合フィンガー18は係合スリット34に
そのまま進入し、回動位置を変化させて係合スリット3
4に係合することが可能となるほか、係合フィンガー1
8と係合スリット34との位置が多少ずれていても案内
壁35に当接することで荷役用コンテナ30の位置修正
が行われ、係合フィンガー18は係合スリット34内に
至ることができる。
【図1】本発明の天井クレーンを示す一部拡大正面図で
ある。
ある。
【図2】同上チャッキング装置付近を拡大して示す正面
図である。
図である。
【図3】チャッキングベース内部の状態を示す底面図で
ある。
ある。
【図4】図1、IV−IV線における横断平面図である。
【図5】本発明の天井クレーン用荷役用コンテナの一部
を拡大して示す斜視図である。
を拡大して示す斜視図である。
【図6】同上係合フィンガーが係合スリットに係合する
前後の状態を示す拡大正面図である。
前後の状態を示す拡大正面図である。
【図7】係合フィンガーと係合スリットとの位置がずれ
ている場合に係合フィンガーが荷役用コンテナ30の設
置位置を修正する様子を示す正面図である。
ている場合に係合フィンガーが荷役用コンテナ30の設
置位置を修正する様子を示す正面図である。
1 天井クレーン 2 固定けた 3 ガイドレール 4 走行輪 5 走行けた 6 ガイドレール 7 走行輪 8 走行架台 9 摺動筒 9a 筒体 10 チャッキング装置 11 チャッキングベース 12 チャッキングユニット 13 チャッキングシリンダ 14 アタッチメント 15 係合ピン 16 長穴 17 回動片 18 係合フィンガー 18a 鉤部 20 昇降装置 21 下部ガイドプーリ 22 ワイヤ 23 巻上機 24 巻上プーリ 25 上部ガイドプーリ 30 荷役用コンテナ 31 枠部 32 網体 33 係合構造 34 係合スリット 35 案内壁 36 脚部
Claims (4)
- 【請求項1】 工場、倉庫等建家の天井に据え付けら
れ、建家内に搬入される荷役用コンテナを吊り上げ、所
定の位置に搬送する荷役搬送機械において、この荷役搬
送機械には搬送中の荷役用コンテナの横揺れを防止する
テレスコープ状の摺動筒と、この摺動筒の下端には荷役
用コンテナの着脱及び設置位置修正を行うチャッキング
装置とが設けられ、更にこのチャッキング装置には実質
的に荷役用コンテナと係合する係合フィンガーが回動軸
を中心として一定角度の範囲で回動し得るように設けら
れていることを特徴とする天井クレーン。 - 【請求項2】 前記係合フィンガー先端には先細り形状
に鉤部が設けられていることを特徴とする請求項1記載
の天井クレーン。 - 【請求項3】 工場、倉庫等の建家内において荷物の収
納、保管の用に供される荷役用コンテナにおいて、この
荷役用コンテナ上面には前記天井クレーンにおけるチャ
ッキング装置の係合フィンガーの進入を許容し、その脱
落を防止する係合スリットと、この係合スリット側縁か
ら上方に漏斗状に傾斜して設けられる案内壁とが設けら
れていることを特徴とする天井クレーン用荷役用コンテ
ナ。 - 【請求項4】 前記荷役用コンテナの底面には、荷役用
コンテナ上面に設けられる案内壁に係合し、積み上げ自
在とする脚部が設けられていることを特徴とする請求項
3記載の天井クレーン用荷役用コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25712292A JPH0680384A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 天井クレーン並びにこれによって搬送される天井クレーン用荷役用コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25712292A JPH0680384A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 天井クレーン並びにこれによって搬送される天井クレーン用荷役用コンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680384A true JPH0680384A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17302038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25712292A Pending JPH0680384A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 天井クレーン並びにこれによって搬送される天井クレーン用荷役用コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680384A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108408604A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-08-17 | 北京建筑大学 | 一种罩式防摇摆建筑施工塔式起重机 |
CN108408605A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-08-17 | 北京建筑大学 | 一种防摇摆建筑施工塔式起重机 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP25712292A patent/JPH0680384A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108408604A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-08-17 | 北京建筑大学 | 一种罩式防摇摆建筑施工塔式起重机 |
CN108408605A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-08-17 | 北京建筑大学 | 一种防摇摆建筑施工塔式起重机 |
CN108408605B (zh) * | 2018-06-12 | 2020-04-28 | 北京建筑大学 | 一种防摇摆建筑施工塔式起重机 |
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