JPH0680328A - 自走式エレベ―タ - Google Patents

自走式エレベ―タ

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JPH0680328A
JPH0680328A JP4232471A JP23247192A JPH0680328A JP H0680328 A JPH0680328 A JP H0680328A JP 4232471 A JP4232471 A JP 4232471A JP 23247192 A JP23247192 A JP 23247192A JP H0680328 A JPH0680328 A JP H0680328A
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car
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power supply
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Katsunori Hakozaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乗り場のない場所に停止したかごが何等かの原
因でドアが開く危険性があり、この危険性を防止できる
自走式エレベータを得ることにある。 【構成】かご10を駆動する電源供給路92とかごドア
を開閉するドア駆動装置102の電源供給路91を別系
統とし、ドア駆動装置102の電源は、かご10が乗り
場に停止したときに限って電力を供給するシステムとし
たもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降路内を垂直及び水
平に移動する自走式エレベ―タに関する。
【0002】
【従来の技術】昇降路外部に設けた駆動装置からの駆動
力をワイヤロ―プ等を介して伝達するロープ式エレベ―
タの代りに、かご自体が駆動装置を有し単独で走行でき
るようなシステムとして、かごと昇降路とによりリニア
モ―タを形成するように構成してかごを昇降させるとい
うシステムが提案されている。
【0003】図9および図10は、これを説明するため
の図であり、図9は、従来の自走式リニアモ―タエレベ
―タの基本システムを斜視図であり、図10は図9のか
ごの横断面図である。これは、かご10の側面に配設し
たリニアモータ一次コイル20に電力を供給して昇降路
側壁に配設したリニアモータ二次導体70と対となるリ
ニアモ―タを駆動し、その間に発生する力により、かご
10を昇降路内で昇降させるというシステムである。図
中、40はかご操舵装置、50は集電装置、60はかご
ドア、80は乗り場ドア、90は電源供給路、102は
ドア駆動装置、104はドア駆動用回路である。
【0004】さらに、このシステムを拡張して、複数の
昇降路内に複数のかごを投入し、運行させるかご自走式
エレベ―タシステムも提案されている。図11は図9お
よび図10の基本システムを基に拡大利用を行ったシス
テムの概要を示す斜視図であり、図12は図11の駆動
主回路を示すブロック図である。
【0005】このシステムは、輸送力を増加させるため
に自走式エレベ―タを多数投入し、それらを昇り用昇降
路31a,31b,31cと降り用昇降路32a,32
b,32c内に運行させるものである。昇降路31a〜
31c、32a〜32cの内、1本31a,32aだけ
乗り場側に出入口である乗り場ドア80を有している。
乗降は乗り場側出入口のある乗降用路線31a,32a
で行う必要があるが、扉を閉めて走行できる状態になれ
ば複数ある路線のいずれかを利用して効率よく運行させ
ることが可能になっている。このシステムでは、かご1
0にリニアモ―タの一次コイル20を設け、リニアモー
タの二次導体70a,70b,70cを昇降路32a〜
32cの側壁の昇降工程全域に亘って敷設することによ
り、かご10と昇降路とがリニアモ―タを形成するよう
に構成されている。
【0006】なお、昇降路31a,32aは乗降用であ
り、昇降路31b,32bは走行用であり、31c,3
2cは追い越し・回送用である。
【0007】そして、集電装置50は、ドア駆動装置1
02、リニアモータ駆動主回路105を介してかごリニ
アモータ106、その他のかご機器107にそれぞれ接
続されており、また集電装置50は、運転制御回路10
8、モータ制御回路109、ドア制御回路103に接続
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9および図10に示
すかご自走式エレベ―タシステムは、かご10の一次コ
イル20に電力を供給してリニアモ―タを駆動しかご1
0を昇降路内で移動させるが、乗客の乗降時にドア60
の開閉を行うためのドア駆動用電力としてかご駆動用電
力の一部を使用することが考えられる。その場合は、以
下に掲げる課題を含んでいる。
【0009】図11において、複数使用されているかご
10は、全体のサ―ビスを効率的に行うために複数の昇
降路のうち運行制御に基づいて適切な昇降路を選択して
走行する。昇降路31a,32aは乗り場に接している
のに対し、これ以外の他の昇降路31b,31c,32
b,32cは乗り場から離れており、ここでかご10が
停止しても乗客が乗降することができない。別な見方を
すると乗り場を持たない昇降路31b,31c,32
b,32cにおいて何らかの原因で停止して、エレベ―
タが自動でドアを開くと乗客の転落事故につながり非常
に危険である。乗り場に接した昇降路31a,32aで
停止している時以外にかごドアの開閉操作を行わないよ
うにする必要がある。もちろん運転制御上で所定の位置
以外でそのような操作を行わないための安全回路を機能
させることは必要であるが、何らかの原因で乗客が乗降
できる所定の位置ではないのに、制御回路がドア開の信
号を出すことがありえる。その場合、ドア駆動装置の開
閉用の電力の入り切りを制御回路に全面的に依存してい
ると誤信号が基でかごドアの開閉操作を行われることが
考えられる。
【0010】従って、本発明の目的は前記課題を解決す
るため、乗り場のない場所に停止したかごが何等かの原
因でドアが開く危険性があり、この危険性を防止できる
自走式エレベータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、昇降路の側壁に沿って
昇降可能なエレベ―タの乗りかごの側壁であって、かご
出入口を形成するドアを有する側面とは異なる側面に取
り付けたリニアモ―タの一次コイルと、前記かごが昇降
路内を垂直及び水平方向に移動するための操舵装置と、
前記昇降路の側壁に沿い、前記一次コイルと対向する位
置に縦設されたリニアモ―タの二次導体と、前記かごの
駆動用及び制御用、照明用電力を集電する集電装置と、
前記ドアを駆動するドア駆動装置に対して電力を供給す
るドア電源供給路と、このドア電源供給路と別に設けた
ドア以外の他の装置に対して電力を供給する電源供給路
と、を具備した自走式エレベ―タである。
【0012】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、少なくとも2台のかごが並んで走行できる
平面寸法を有する複数の昇降路の側壁に沿って昇降可能
なエレベ―タの乗りかごの側壁であって、かご出入口を
形成するドアを有する側面とは異なる側面に取り付けた
リニアモ―タの一次コイルと、それぞれ隣合う二次導体
路をつなぐ別の二次導体路を前記かごが昇降路内を垂直
及び水平方向に移動するための操舵装置と、前記各昇降
路の側壁に沿い、前記一次コイルと対向する位置に縦設
されたリニアモ―タの二次導体と、この二次導体のそれ
ぞれ隣合う二次導体路をつなぐ別の二次導体路と、前記
各かごの駆動用及び制御用、照明用電力を集電する集電
装置と、前記ドアを駆動するドア駆動装置に対して電力
を供給するドア電源供給路と、このドア電源供給路と別
に設けたドア以外の他の装置に対して電力を供給する電
源供給路とを具備し、前記乗り場に近接した昇降路だけ
がドア駆動装置に対する電源供給路を有し、かつ、前記
昇降路にエレベ―タかごが位置している時に限って前記
ドア駆動装置に対して電力が供給されるようにした自走
式エレベ―タである。
【0013】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、少なくとも2台のかごが並んで走行できる
平面寸法を有する複数の昇降路の側壁に沿って昇降可能
なエレベ―タの乗りかごの側壁であって、かご出入口を
形成するドアを有する側面とは異なる側面に取り付けた
リニアモ―タの一次コイルと、それぞれ隣合う二次導体
路をつなぐ別の二次導体路を前記かごが昇降路内を垂直
及び水平方向に移動するための操舵装置と、前記各昇降
路の側壁に沿い、前記一次コイルと対向する位置に縦設
されたリニアモ―タの二次導体と、この二次導体のそれ
ぞれ隣合う二次導体路をつなぐ別の二次導体路と、前記
各かごの駆動用及び制御用、照明用電力を集電する集電
装置と、前記ドアを駆動するドア駆動装置に対して電力
を供給するドア電源供給路と、このドア電源供給路と別
に設けたドア以外の他の装置に対して電力を供給する電
源供給路とを具備し、前記乗り場に近接した昇降路の一
部がエレベ―タかごの開閉駆動電源回路を構成するよう
にし、前記昇降路にかごが停止しているときに限り前記
ドア駆動装置に対して電力が供給されるようにした請求
項2に記載の自走式エレベ―タである。
【0014】
【作用】請求項1〜3に対応する発明によれば、かごを
駆動する電源とかごドアを開閉するドア駆動電源を別系
統とし、ドア駆動電源は、かごが乗り場に停止したとき
に限って電力を供給するシステムとすることにより、乗
り場のない場所に停止したかごが何等かの原因でドアが
開く危険性があり、この危険性を防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の実施例の基本システムを示
す斜視図であり、図2は図1の横断面図である。
【0016】かご10の側面にリニアモータ一次コイル
20を設け、リニアモータ二次導体70を昇降路に敷設
し、一次コイル20と二次導体70により、リニアモ―
タを形成するように構成されている。
【0017】この構成は、一次コイル20に電力を供給
してリニアモ―タを駆動しかごを昇降路内で移動させる
というシステムであるが、乗客の乗降時にドアの開閉を
行うためのドア駆動用電力として、かご駆動用電力の一
部を使用することが考えられるものの、本実施例では、
電力供給手段は前述の危険を包含しているので、以下の
ように構成されている。すなわち、ドア駆動用電源供給
路91と他の装置の駆動用電源供給路92の系統を別に
すると共に、昇降路に沿って配設したものである。この
場合、かご10の出入口、すなわち、かごドア60は一
次コイル20の配設されている側部とは異なる側部に位
置させたものである。
【0018】図5の駆動主回路のブロック図に示すよう
に、ドア駆動用集電装置51と、ドア以外のリニアモ―
タ、モータ制御、照明用の主集電装置52を別系統と
し、ドア駆動用集電装置51はドア駆動装置102に接
続し、また、主集電装置52はリニアモータ駆動主回路
105とかご駆動リニアモータ106、そのかご機器1
07、運転制御回路108とモータ制御回路109とド
ア制御回路103にそれぞれ接続している。
【0019】これにより、かご10の走行状態では、独
立してドア駆動装置102への電力を供給しないことが
可能となり、ドア60の開閉操作を行う必要のない位置
にかご10がある時には、ドア駆動装置102に対して
電力の供給をしない。
【0020】図3は、図1および図2の構成を組み合わ
せた高層ビル用の自走式エレベータの第1の実施例の概
要を示す斜視図、図4は図3の昇降路の中間階での横断
面図である。
【0021】この実施例は、昇降路30として3本の昇
降路2組31a〜31c、32a〜32cを有し、各昇
降路の最上部・最下部を連絡し、昇降路に複数のかごを
設置した全体システムの概要図である。エレベ―タの乗
りかご10は対向する側面に一次コイル20を取り付
け、この一次コイル20に対向する昇降路31a〜31
c、32a〜32cの側面に沿ってそれぞれ二次導体7
0a,70b,70cを3対配設したものである。ま
た、かご10が昇降路30内を垂直及び水平方向に移動
する際のかご操舵装置40と、かごの駆動用、制御用及
び照明用電力を採集する集電装置52、かごドアの駆動
用電力を採集する別の主集電装置51、さらに乗客が乗
降するための側部に設けたかごドア60を備えている。
【0022】昇降路は、乗り場側出入口80に近い方か
ら昇り用昇降路31a,31b,31cおよび降り用昇
降路32a,32b,32cとすると、二次導体路31
a,32aを「乗降用」に、二次導体路31b,31
c,32b,32cを「走行用」、「追い越し・回送
用」にそれぞれ運用する。
【0023】また、かご駆動用集電装置51に向かい合
うように、他の装置の電源供給路92を、2対の二次導
体路70a,70b,70c各々に敷設し、前記ドア駆
動用集電装置51に向かい合うようにドア駆動用電源供
給路91を昇降路31a,32aに限り設置する。この
ような昇降路31a〜31c、32a〜32cに自走式
リニアモ―タエレベ―タを複数台投入して運行させる。
【0024】次に、以上述べた第1の実施例(図3,図
4)の動作について説明する。エレベ―タのかご10
は、主集電装置52が電源供給路92から動力用電力を
受け、かご10の一次コイル20と、昇降路側の二次導
体70a,70bまたは70cとの間に磁気吸引・磁気
反発力を発生させてかご10の昇降・停止をおこなう。
2昇降路計6本の昇降路31a〜31c、32a〜32
cのいずれにも、かご駆動用の電源供給路92を敷設し
てあるからエレベ―タは適切な昇降路を選択して運行さ
せることができる。ただし、その中に投入されている全
てのエレベ―タのかごは回路構成上、ドア開閉のために
はこの電力を使用しない。
【0025】ドアの開閉動作については、別に設けられ
たドア駆動用集電装置51がドア駆動用電源供給路91
より電力の供給を受ける。
【0026】このように第1の実施例によれば、以下に
述べる効果が得られる。
【0027】乗客の乗降時にドアの開閉を行うためのド
ア駆動用電力としてかご駆動用電力の一部を使用する
と、乗り場に接していない昇降路31b,31c,32
b,32cにおいて何らかの原因で停止した時でも、か
ご10のドア60を開くことが起こる恐れがあり、乗客
の転落事故につながる危険がある。このシステムにおけ
る問題点を解決するものとして、ドア駆動用電源供給路
91からの電力の供給は、乗り場に接した昇降路31
a,32aでなければ起こり得ないから、例え誤ったド
ア開閉信号をドア駆動装置102が受け取っても開閉操
作は行われず、乗客は安全である。
【0028】そして、ドア60の開閉が必要とされるの
は、乗り場に近接した昇降路31a,32aにかご10
が停止した場合に限られるから、かご10がこの昇降路
に位置している時に限りドアの駆動電力を供給すればよ
い。従って、図3および図4において、ドア駆動用電源
供給路91は、昇降路31a,32aだけに敷設されて
いる。ドア駆動装置102は昇降路31a,32aにい
る時に限りドア開閉用の駆動電力をこのドア駆動用電源
供給路91より受け取り、ドア制御回路109からの開
閉信号を受けてドアの開閉を行う。
【0029】次に、本発明の第2の実施例について図
6、図7および図8を参照して説明する。図6は第2の
実施例の駆動主回路のブロック図であり、図7はかご1
0と集電装置50の関係を示す斜視図であり、図8は図
6のドア駆動装置102と集電装置50の関係を示す図
である。この実施例は、集電装置50は1つであるが、
集電装置50以降の主回路の構成を、少なくとも独立し
た2系統以上に分割したものである。
【0030】その内の1系統(ドア駆動用主回路系統)
は、ドア駆動用主回路104のみに使用し、残り系統は
リニアモ―タ駆動用主回路105をはじめとする、他の
制御回路108,109,103、その他かご機器に使
用する。
【0031】この場合、ドア駆動用主回路104は、集
電装置50より直接ドア駆動装置102に結合せず、一
部に断線部分100を介して接続し、さらにかご10と
は別なところに断線部分100を補って主回路を構成す
る部分路101を設けたものである。
【0032】ドア駆動用主回路系統は、かご10が所定
の位置にあってはじめて部分路101が補われてドア駆
動装置102に電力が供給されるようになっている。こ
の方策により、ドア駆動装置102に電力が供給できる
のは、部分路が断線部分を補完する場所に限ることがで
きる。すなわち、ドア10の開閉操作は、ドア駆動装置
102への電力の供給をすることが可能なかご乗り場に
接した昇降路にある場合に限ることができる。逆に、ド
ア60の開閉操作を行う必要のない位置にかご10があ
る時には、ドア駆動装置102には電力の供給はなされ
ない。
【0033】エレベ―タかご10が乗り場に接した昇降
路31a,32aにいるときに、乗り場付近の昇降路に
設けた部分路101が、かごのドア駆動用主回路104
の断線部分100に連結する。この状態になった上で、
ドア制御用回路103よりドア駆動装置102にドア6
0の開閉指令が出され、この開閉指令が出されるとドア
駆動装置102へ電力が供給されているから、ドア60
の開閉が行われる。
【0034】エレベ―タかご10が乗り場に接した昇降
路以外の場所では部分路101はかご10に連結できな
いから、例えドア制御用回路103よりドア駆動装置1
02にドアの開閉指令が出されても、ドア駆動装置10
2へ電力が供給されないから、ドアの開閉は行われな
い。
【0035】以上述べた第2の実施例によれば以下に述
べる効果が得られる。乗客の乗降時にドアの開閉を行う
ためのドア駆動用電力として常時主回路に電源が接続さ
れている状態では、乗り場に接していない昇降路31
b,31c,32b,32cにおいて何らかの原因で停
止した時でも誤動作に基づくかごのドアを開くことが起
こる恐れがあり、乗客の転落事故につながる危険があ
る。ところが、第2の実施例によれば、ドア駆動用電力
の供給は、乗り場に接した昇降路でなければ起こり得な
いからたとえ誤ったドア開閉信号をドア駆動装置102
が受け取っても開閉操作は行われず乗客は安全である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、乗り場のない場所に停
止したかごが何等かの原因でドアが開く危険性があり、
この危険性を防止できる自走式エレベータを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式エレベータの第1の実施例の基
本システムを示す斜視図。
【図2】図1のエレベータ乗りかごの断面図。
【図3】図1の基本システムを多数投入した全体システ
ム図。
【図4】図3の昇降路の断面図。
【図5】本発明の第1の実施例における駆動主回路のブ
ロック図。
【図6】本発明の第2の実施例における駆動主回路のブ
ロック図。
【図7】実施例2の概要図
【図8】図7の断線部分の概要図
【図9】従来の自走式エレベータの基本システムを示す
斜視図。
【図10】図9のエレベータ乗りかごの断面図。
【図11】図9の基本システムを多数投入した従来のエ
レベータの全体システム図。
【図12】従来の駆動主回路のブロック図。
【符号の説明】
10…エレベ―タ乗りかご、20…リニアモ―タ一次コ
イル、30…昇降路、31…昇り用昇降路、31a…昇
り用昇降路(乗降用)、31b…昇り用昇降路(走行
用)、31c…昇り用昇降路(追い越し・回送用)、3
2…降り用昇降路、32a…降り用昇降路(乗降用)、
32b…降り用昇降路(走行用)、32c…降り用昇降
路(追い越し・回送用)、40…かご操舵装置、50…
集電装置、51…ドア駆動用集電装置、52…主集電装
置、60…かごドア、70,70a,70b,70c…
リニアモ―タ二次導体、80…乗り場ドア、90…電源
供給路、91…ドア駆動用電源供給路、92…他の装置
の電源供給路、100…ドア駆動用回路の断線部分、1
01…ドア駆動用回路部分路、102…ドア駆動装置、
103…ドア制御回路、104…ドア駆動用回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路の側壁に沿って昇降可能なエレベ
    ―タの乗りかごの側壁であって、かご出入口を形成する
    ドアを有する側面とは異なる側面に取り付けたリニアモ
    ―タの一次コイルと、 前記かごが昇降路内を垂直及び水平方向に移動するため
    の操舵装置と、 前記昇降路の側壁に沿い、前記一次コイルと対向する位
    置に縦設されたリニアモ―タの二次導体と、 前記かごの駆動用及び制御用、照明用電力を集電する集
    電装置と、 前記ドアを駆動するドア駆動装置に対して電力を供給す
    るドア電源供給路と、 このドア電源供給路と別に設けたドア以外の他の装置に
    対して電力を供給する電源供給路と、 を具備した自走式エレベ―タ。
  2. 【請求項2】 少なくとも2台のかごが並んで走行でき
    る平面寸法を有する複数の昇降路の側壁に沿って昇降可
    能なエレベ―タの乗りかごの側壁であって、かご出入口
    を形成するドアを有する側面とは異なる側面に取り付け
    たリニアモ―タの一次コイルと、 それぞれ隣合う二次導体路をつなぐ別の二次導体路を前
    記かごが昇降路内を垂直及び水平方向に移動するための
    操舵装置と、 前記各昇降路の側壁に沿い、前記一次コイルと対向する
    位置に縦設されたリニアモ―タの二次導体と、 この二次導体のそれぞれ隣合う二次導体路をつなぐ別の
    二次導体路と、 前記各かごの駆動用及び制御用、照明用電力を集電する
    集電装置と、 前記ドアを駆動するドア駆動装置に対して電力を供給す
    るドア電源供給路と、 このドア電源供給路と別に設けたドア以外の他の装置に
    対して電力を供給する電源供給路とを具備し、 前記乗り場に近接した昇降路だけがドア駆動装置に対す
    る電源供給路を有し、かつ、前記昇降路にエレベ―タか
    ごが位置している時に限って前記ドア駆動装置に対して
    電力が供給されるようにした自走式エレベ―タ。
  3. 【請求項3】少なくとも2台のかごが並んで走行できる
    平面寸法を有する複数の昇降路の側壁に沿って昇降可能
    なエレベ―タの乗りかごの側壁であって、かご出入口を
    形成するドアを有する側面とは異なる側面に取り付けた
    リニアモ―タの一次コイルと、 それぞれ隣合う二次導体路をつなぐ別の二次導体路を前
    記かごが昇降路内を垂直及び水平方向に移動するための
    操舵装置と、 前記各昇降路の側壁に沿い、前記一次コイルと対向する
    位置に縦設されたリニアモ―タの二次導体と、 この二次導体のそれぞれ隣合う二次導体路をつなぐ別の
    二次導体路と、 前記各かごの駆動用及び制御用、照明用電力を集電する
    集電装置と、 前記ドアを駆動するドア駆動装置に対して電力を供給す
    るドア電源供給路と、 このドア電源供給路と別に設けたドア以外の他の装置に
    対して電力を供給する電源供給路とを具備し、 前記乗り場に近接した昇降路の一部がエレベ―タかごの
    開閉駆動電源回路を構成するようにし、前記昇降路にか
    ごが停止しているときに限り前記ドア駆動装置に対して
    電力が供給されるようにした請求項2に記載の自走式エ
    レベ―タ。
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