JPH068026Y2 - 積み重ね容器の取手 - Google Patents

積み重ね容器の取手

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JPH068026Y2
JPH068026Y2 JP9036889U JP9036889U JPH068026Y2 JP H068026 Y2 JPH068026 Y2 JP H068026Y2 JP 9036889 U JP9036889 U JP 9036889U JP 9036889 U JP9036889 U JP 9036889U JP H068026 Y2 JPH068026 Y2 JP H068026Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工業、商業、農業、水産業、食品業、出版業
等の各業界において用いられる積み重ね容器の開口部両
側端に回動可能に取付けられる積み重ね容器の取手に関
するものである。
〔従来の技術〕
積み重ね容器の取手に関する従来の技術では、実公昭52
−39040号公報が公知である。
この取手Aは、第7〜9図のように、積み重ね容器1の
開口部両側端に回動自在に組み付けられ、開口縁2間に
掛け渡し状に載置した主体部分である水平片4で上位の
容器を搭載保持する第1の取手3に、該第1の取手3に
搭載された上位の容器の横方向へのずれを阻止する第2
の取手5を組み付けたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の技術では、空の容器を積み重ねる場合には、
第9図のように取手を外方に回動させ、取手が容器の側
端側壁面から突出して張り出した状態となるため、この
張り出した部分はデッドスペースとなるという問題点が
ある。
本考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて案出された
もので、積み重ね容器の取手の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案における積み重ね容
器の取手においては、 積み重ね容器の開口部両側端に回動自在に組み付けら
れ、開口縁間に掛け渡し状に載置した主体部分である水
平片で上位の容器を搭載保持する第1の取手に、該第1
の取手に搭載された上位の容器の横方向へのずれを阻止
する第2の取手を組みつけた積み重ね容器の取手におい
て、 前記第2の取手を第1の取手の水平片に、該水平片と軸
芯を平行にして回動自在に組み付けると共に、該第2の
取手の第1の取手に対する回動限を前記上位の容器のず
れ防止位置に規制する回動規制手段を設けて成る構成に
されている。
また、前記回動規制手段は、第2の取手をC形状に成形
し、第1の取手の水平片の両端部の回動軸部分とは反対
側に固定したヒンジ筒に第2の取手を両端部分である軸
片で回動可能に軸承し、第2の取手の両軸片から屈曲し
て延びる両腕片が第1の取手の水平片に突き当たる構成
としてる。
さらに、前記回動規制手段は、第2の取手をC形状に成
形し、第1の取手の水平片の両端部の回動軸部分側に固
定したヒンジ筒に第2の取手を両端部分である軸片で回
動可能に軸承し、第2の取手の両軸片から屈曲して延び
る両腕片が第1の取手に設けた回動規制片に突き当たる
構成とされている。
〔作用〕
容器の開口部両側端の取付孔に第1の取手の両回動軸を
回動可能に軸止させて取手を取付ける。
そして、物品を収容した容器を積み重ねる場合は、第5
図のように、第1の取手を回動させて水平片を容器の両
開口縁上に載置した後、第2の取手の腕片を水平片又は
回動規制片に突き当たるまで回動させ、水平片に容器の
底部を載置し同時に第2の取手で該容器の横方向の位置
ずれを規制する。
また、空の容器を積み重ねる場合は、第4、6図のよう
に、第1の取手又は第2の取手を持ち上げ、第1の取手
の回動軸を軸に外方に回動させて垂下させると第2の取
手は自重で略一直線状に垂下し、取手は容器の側端側壁
からほとんど突出しない態様で位置する。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図、第2図は、本考案の第1の実施例をあらわした
もので、取手10は第1の取手11に第2の取手15を回動可
能に組み付けた構成にされている。
前記第1の取手11はφ8〜10程度の金属丸棒材をC形状
に屈曲成形されるもので、これは容器20の開口縁22間に
掛け渡し上に載置される水平片12の両端部に両腕片14、1
4を一体設し、この両腕片14、14の他端部に水平片12と平
行とした両回動軸13、13を設けた構成にされている。
また、水平片12の両端部には、前記回動軸13とは反対側
にヒンジ筒17が例えば溶接等の手段で固定されている。
さらに、第2の取手15は、前記第1の取手11と同一材料
でC形状に屈曲形成されているもので、前記ヒンジ筒17
に軸止される軸片18から外側に屈曲して延びる両腕片16
を設け、この両腕片16は上位に積み重ねられる容器20の
横方向の位置ずれを防止する位置ずれ規制片19により連
結されいる。
また、第2の取手の回動規制手段は、両腕片16が第1の
取手11の水平片12に突き当たったとき、該第2の取手15
が斜め上方の所定角度で回動規制されるように構成され
ている。
また、容器20の角部に段差部23がある場合は、両腕片1
4、14をややくの字状に屈曲形成し、この腕片14の下部が
容器20の開口縁22、22に面接触して第1の取手11が安定
に位置するようにしてもよい。
なお、第1の取手の回動軸13を軸止する取付孔24は、容
器20の側端21所定位置に設けられている。
第3図は本考案の第2の実施例に係る取手10aに関し、
第1の実施例の場合とは第2の取手の回動規制手段が相
違している。
すなわち、ヒンジ筒17は、第1の取手11の水平片12の両
端部であって、回動軸13部分側に固定してある。
また、第1の取手11には回動限位置でヒンジ筒17に隣接
する位置に、水平片12の軸芯と平行な回動規制片Bが所
定手段で固定されている。
そして、第2の取手15の両腕片16、16が第1の取手11の
回動規制片Bに突き当たって第2の取手15が斜め上方の
所定角度で回動が規制されるように構成されている。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
物品を収納した容器を積み重ねる場合は、第1の取手の
水平片に容器の底部を載置され、第2の取手によって積
み重ねられた上位の容器の横方向のずれが阻止されるこ
とにより、容器を安定に積み重ねることが出来るもので
ある。
また、空の容器を積み重ねる場合は、第1又は第2の取
手を外方に回動させると、第2の取手は自重で略一直線
状に垂下することにより、両取手は容器の側壁から突出
して張り出すことがないので従来のようなデッドスペー
スは無くなり、容器の保管や運搬の際のスペースの有効
利用となり、また運搬効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は取手の斜視図、第2図は容器に取手を取りつけ
た状態の斜視図、第3図は他の実施例の斜視図、第4〜
6図は容器を積み重ねときの説明図、第7図は従来例の
斜視図、第8、9図は同様に容器の積み重ね時の正面図
である。 10:取手、11:第1の取手、12:水平片、13:回動軸、
14、16:腕片、15:第2の取手、17:ヒンジ筒、18:軸
片、B:回動規制片、20:容器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】積み重ね容器の開口部両側端に回動自在に
    組み付けられ、開口縁間に掛け渡し状に載置した主体部
    分である水平片で上位の容器を搭載保持する第1の取手
    に、該第1の取手に搭載された上位の容器の横方向への
    ずれを阻止する第2の取手を組みつけた積み重ね容器の
    取手において、 第1の取手の水平片に、前記第2の取手を該水平片と平
    行にして回動自在に組み付けると共に、該第2の取手の
    第1の取手に対する回動限を前記上位の容器のずれ防止
    位置に規制する回動規制手段を設けて成る積み重ね容器
    の取手。
  2. 【請求項2】回動規制手段は、第2の取手をC形状に成
    形し、第1の取手の水平片の両端部の回動軸部分とは反
    対側に固定したヒンジ筒に第2の取手を両端部分である
    軸片で回動可能に軸承し、第2の取手の両軸片から屈曲
    して延びる両腕片が第1の取手の水平片に突き当たる構
    成とした請求項第1項に記載の積み重ね容器の取手。
  3. 【請求項3】回動規制手段は、第2の取手をC形状に成
    形し、第1の取手の水平片の両端部の回動軸部分側に固
    定したヒンジ筒に第2の取手を両端部分である軸片で回
    動可能に軸承し、第2の取手の両軸片から屈曲して延び
    る両腕片が第1の取手に設けた回動規制片に突き当たる
    構成とした請求項第1項に記載の積み重ね容器の取手。
JP9036889U 1989-07-31 1989-07-31 積み重ね容器の取手 Expired - Lifetime JPH068026Y2 (ja)

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JPH0329438U JPH0329438U (ja) 1991-03-25
JPH068026Y2 true JPH068026Y2 (ja) 1994-03-02

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JP2009220838A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Miura Co Ltd 積み重ね可能な容器

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JPH0329438U (ja) 1991-03-25

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