JPH068020B2 - トグル式型締装置における金型タツチ位置自動設定装置 - Google Patents

トグル式型締装置における金型タツチ位置自動設定装置

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JPH068020B2
JPH068020B2 JP16106685A JP16106685A JPH068020B2 JP H068020 B2 JPH068020 B2 JP H068020B2 JP 16106685 A JP16106685 A JP 16106685A JP 16106685 A JP16106685 A JP 16106685A JP H068020 B2 JPH068020 B2 JP H068020B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7653Measuring, controlling or regulating mould clamping forces

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は射出成形機のトグル式型締装置における金型タ
ッチ位置自動設定装置に関する。
従来の技術 射出成形機の型閉め動作は第6図に示すように金型開位
置P3よりムービングプラテンを大きな力で駆動し、金
型保護開始位置P2より、力を小さくしてムービングプ
ラテンを移動させ、金型タッチ位置P1に達すると再び
大きな力で駆動して、大きな型締力で金型をロックアッ
プする動作を行っている。
そこで、上記各ムービングプラテンの位置P1〜P3を
設定する必要があるが、従来の射出成形機においては、
近接スイッチやリニアスケールを用いてこれら金型タッ
チ位置P1等を設定していた。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記ムービングプラテンの位置設定のうち、
金型タッチ位置を自動的に設定できるようにすることに
ある。
問題点を解決するための手段 第1図は本発明の構成を示すもので、本発明はトグル機
構のクロスヘッド位置を検出して型締め動作を制御する
射出成形機のトグル式型締装置において、型締力設定手
段Aで設定された型締力に対し、該型締力を発生するタ
イバーの伸び量をタイバー伸び算出手段Bで算出し、該
算出されたタイバー伸び量から、金型タッチ位置算出設
定手段Cにより、金型がタッチするときのトグル機構の
クロスヘッド位置を算出し、それを金型タッチ位置とし
て自動的に設定するものである。
作 用 型締力設定手段Aから型締力が設定されると、型締力は
タイバーの伸びによって生じること、及びタイバーの伸
び量と型締力が比例することから、タイバー伸び算出手
段Bにより設定型締力に対応するタイバーの伸びが算出
される。又、タイバーの伸びは金型がタッチしてさらに
トグル機構によってムービングプラテンが金型を締めつ
け、トグル機構のトグルリンクが伸び切ってロックアッ
プ状態になったとき生じるものであるから、金型タッチ
位置算出設定手段Cにより、ムービングプラテンがトグ
ル機構のロックアップ状態より伸び量分だけ手前の位置
にあるときのトグル機構のクロスヘッド位置を算出し設
定するものである。
実施例 第2図は本発明の一実施例における型締機構を示す図
で、第3図は同実施例における制御部の構成を示す図
で、第4図は同実施例の動作処理フローを示すものであ
る。
第2図において、一方の金型1はステーショナリプラテ
ン2に、他方の金型3はムービングプラテン4にそれぞ
れ取付けられる。ステーショナリプラテン2は4本のタ
イバー5の一端に取付けられ、各タイバーの他端にはリ
アプラテン6が設けられ、リアプラテン6とムービング
プラテン4との間には二組のトグルリンク8,8′から
なるトグル機構7が設けられ、ムービングプラテン4が
該トグル機構7により駆動されて各タイバー5上を摺動
できるように設けられている。
リアプラテン6の中央には透孔9があけられ、透孔9に
はボールナット10が設けられ、ボールナット10には
二組のトグルリンク8,8′を屈伸させるクロスヘッド
11が連結されたボールスクリュー12が螺合してい
る。ボールナット10は第1の歯車13に固着され、該
第1の歯車13と共に回動できるように設けられてい
る。
リアプラテン6の背面には、各タイバー5に切られたネ
ジと螺合するナット15が各々設けられており、該ナッ
ト15上にはスプロケット16が設けられ、支持部材1
7を介してリアプラテン6に固着されたリアプラテン移
動用のサーボモータMaの駆動により、該サーボモータ
Maの軸に設けられたスプロケット19,チェーン2
0,スプロケット16を介して上記ナット15は回動さ
れるようになっている。そして、該各ナット15の一方
の側面はフランジ状に形成され、このフランジ状の突部
14がリアプラテン6に設けられた溝14′と係合して
おり、これによりサーボモータMaが駆動すると各ナッ
ト15が回転し、各タイバー5上を第2図左右に移動
し、各ナット15のフランジ状の突部14とリアプラテ
ン6の溝14′の係合により各ナットが移動することに
より、リアプラテン6も移動するようになっている。そ
して、このリアプラテン6の移動量はリアプラテン位置
検出手段として上記サーボモータMaに設けられた位置
検出器としてのパルスエンコーダPaで検出するように
なっている。さらに、リアプラテン6の背面には、上記
第1の歯車13と噛合う第2の歯車22を軸23を介し
て駆動するトグル駆動用のサーボモータMbにはトグル
機構7の屈伸状態、即ちクロスヘッドの位置を検出する
ための位置検出器としてのパルスエンコーダPbが設け
られている。
第3図は、本実施例の型締装置を制御する制御部の構成
を示すもので、30は型締装置の制御を行う制御手段と
してのコンピュータを有する数値制御手段(以下CNC
という)、40aはリアプラテン駆動用のサーボモータ
Maのサーボ回路、40bはトグル駆動用のサーボモー
タMbのサーボ回路である。CNC30において、31
は中央処理装置(以下CPUという)、32は型締処理
や型締力調整等の制御プログラムを記憶するROMや演
算処理等においてデータを一時記憶するため等に使用さ
れるRAM及び各種設定値等を記憶する不揮発性メモリ
等で構成されるメモリで、後述するように、ムービング
プラテンの位置とトグル機構7のクロスヘッド11の対
応関係もテーブルとして上記不揮発性メモリに記憶され
ている。33は入出力回路、34,35は各々可逆カウ
ンタで、サーボモータMa,Mbに設けられたパルスエ
ンコーダPa,Pbからのパルスを計数し、各々リアプ
ラテン6,トグル機構のクロスヘッド11の位置を検出
するようになっている。36はディスプレイ付操作盤
で、各種指令及び各種設定値を入力し各種データを表示
するものである。なお、37はバスである。
次に、上記構成からなる本実施例の動作について述べ
る。ムービングプラテン4はトグル機構7を介してサー
ボモータMbで移動させられるものであるが、トグル機
構7のリンク8,8′の長さ等の構成に応じて、クロス
ヘッド11とムービングプラテン4の移動位置関係が決
まる。この関係は、トグル機構7の構成に応じて理論的
に導き出すこともできるし、又、実際に駆動してその位
置関係のデータを得ればよい。このように得られたムー
ビングプラテン4とクロスヘッド11の位置関係が第5
図に示すような関係にあるとすると、これらの位置関係
をテーブルにしてメモリ32内の不揮発性メモリ内に記
憶させておき、ムービングプラテン4位置からクロスヘ
ッド位置を導き出すようにする。即ち、クロスヘッド位
置はサーボモータMbのパルスエンコーダPbで検出で
きるから、上記テーブルを用いれば、パルスエンコーダ
Pbの値よりムービングプラテン4の位置を検出するこ
とができることとなる。
そこで、金型等を交換し、各種設定条件をMDI&CR
T36より設定し、型締力も設定すると(第4図ステッ
プS1)、型締力はトグル式の場合、タイバーの伸びに
よって発生するものであるから、当該射出成形機に使用
したタイバーに応じてタイバーの伸びが算出できる。例
えば型締力をF、タイバーの伸び量をXとすると、X=
K・F(K:定数)なる関係があり、型締力Fより伸び
量Xを算出することができる。そこで、型締力が設定さ
れると(ステップS1)、CPU31はタイバーの伸び
量Xを算出し(ステップS2)、この伸び量Xが生じる
ようリアプラテンの位置調整が行われる。このリアプラ
テン位置調整処理は従来と同じ処理でよく、例えば、本
出願人が提案した自動型厚調整方法(特開昭61-249729
号公報)によってもよい。即ち、トグル機構7がロック
アップした状態(トグルリンク8,8′が伸び切った状
態)で金型1,3が当接したときのリアプラテン6の位
置よりさらに前進させて、タイバーのび量Xだけ、リア
プラテン6とムービングプラテン4間の距離が小さくな
る位置にサーボモータMaを駆動させて移動させること
によってこの調整を行う。その結果、ムービングプラテ
ン4はトグル機構がロックアップしたときよりも伸び量
X分だけ前に金型1,3がタッチし、ロックアップする
ことにより、タイバー5,5が分量Xだけ伸びることに
より設定型締力が得られることとなる。一方、上記した
ように金型タッチ位置はトグル機構7がロックアップす
る位置のムービングプラテン4の位置より伸び量X分だ
け前に発生するので、この位置を金型タッチ位置P1と
すればよいが、前述したように、クロスヘッド11の位
置とムービングプラテン4の位置関係は非線形の関係に
あり、かつ、位置検出器Pbによってクロスヘッド11
の位置のみ検出できることから、金型タッチ位置P1を
クロスヘッド11の位置で決める必要がある。そこで、
CPU31はメモリ32に記憶したテーブルによりトグ
ル機構7がロックアップした時のムービングプラテン4
の位置より伸び量Xだけ前のムービングプラテン4の位
置P1に対応するクロスヘッド位置H1を求め、この値
H1を金型タッチ位置として設定する(ステップS4,
S5)。
なお、上記実施例では、クロスヘッドの位置とムービン
グプラテンの位置関係をメモリに記憶して伸び量Xから
クロスヘッド位置を求めたが、クロスヘッド位置とムー
ビングプラテン位置関係は理論的に数式によっても導き
出せるから、この数式をプログラム化して算出するよう
にしてもよい。
発明の効果 以上述べたように、本発明は型締力を設定することによ
って金型タッチ位置も自動的に設定できるから、あらた
めて金型タッチ位置を設定する必要がなく便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の一実施例の
型締機構を示す図、第3図は同実施例の制御ブロック
図、第4図は同動作処理フローチャート、第5図はクロ
スヘッド位置とムービングプラテン位置関係説明図、第
6図は型閉じ動作の説明図である。 1,3…金型、4…ムービングプラテン、5…タイバ
ー、6…リアプラテン、7…トグル機構、11…クロス
ヘッド、12…ボールスクリュー、10…ボールナッ
ト、13…第1の歯車、22…第2の歯車、30…数値
制御装置、Ma,Mb…サーボモータ、Pa,Pb…パ
ルスエンコーダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トグル機構のクロスヘッド位置に基いて型
    締動作を制御する射出成形機のトグル式型締装置におい
    て、型締力を設定する型締力設定手段と、該設定された
    型締力から比例計算によってタイバーの伸びを算出する
    タイバー伸び算出手段と、トグル機構のロックアップ状
    態に対応するクロスヘッドの位置を基準位置として上記
    タイバー伸び算出手段で算出されたタイバーの伸び量に
    対応する分だけ手前の移動位置を金型タッチ位置として
    算出設定する金型タッチ位置算出設定手段とを有するこ
    とを特徴とした型締装置における金型タッチ位置自動設
    定装置。
  2. 【請求項2】上記金型タッチ位置算出設定手段は、トグ
    ル機構のクロスヘッド位置とトグル機構で駆動されるム
    ービングプラテンの位置関係を記憶したメモリを有し、
    該メモリに記憶された位置関係より上記タイバー伸び算
    出手段で算出されたタイバーの伸び量に対応するクロス
    ヘッドの移動位置を算出設定するものである特許請求の
    範囲第1項記載のトグル式型締装置における金型タッチ
    位置自動設定装置。
JP16106685A 1985-07-23 1985-07-23 トグル式型締装置における金型タツチ位置自動設定装置 Expired - Fee Related JPH068020B2 (ja)

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