JPH0680136U - エンジンオイルの残量検知装置 - Google Patents

エンジンオイルの残量検知装置

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Publication number
JPH0680136U
JPH0680136U JP2139593U JP2139593U JPH0680136U JP H0680136 U JPH0680136 U JP H0680136U JP 2139593 U JP2139593 U JP 2139593U JP 2139593 U JP2139593 U JP 2139593U JP H0680136 U JPH0680136 U JP H0680136U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
engine
oil level
pipe
solenoid valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP2139593U
Other languages
English (en)
Inventor
俊夫 諸富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP2139593U priority Critical patent/JPH0680136U/ja
Publication of JPH0680136U publication Critical patent/JPH0680136U/ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン始動直後にオイルパン内に十分な油
量があるか否かを検知することを目的とする。 【構成】 オイルパン(2)の適正油面(11)にパイ
プ(3)を開口させ、そのパイプ(3)にソレノイドバ
ルブ(4)を介してバキュームポンプ(6)に接続し、
そのパイプ(3)のソレノイドバルブ(4)のバキュー
ムポンプ(6)側に圧力センサ(7)を設け、エンジン
始動後の所定時間後にその圧力センサ(7)の圧力に基
づいて警告を発する制御装置を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンオイルの残量検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンオイルの残量検知装置として、エンジン回転時、及びエンジン停止時 のいずれの場合でもエンジンオイルの残量をワーニングランプで警告する技術と して、実開昭58−163826号公報が知られている。この公知技術を図13 において説明すると、オイルパン2の内部にはエンジンオイル10があり、エン ジン回転時の油面11aを検知するための回転時液面センサ26と停止時油面1 1bを検知する停止時液面センサ27を設け、切り替えスイッチ19を介して点 灯する表示ランプ20、21により常時オイルレベルを確認できるようにし、エ ンジンの運転停止にかかわらず適正オイル量を把握することが出来る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この装置では、エンジンが始動してから液面が安定するまで、或いは その逆に、エンジンが停止してから安定するまでは時間がかかる。したがって、 エンジン始動直後、またはエンジン停止直後は正確なエンジンオイルの残量は把 握できない、という問題が存在する。
【0004】 また、オイルレベルゲージとしては、例えば実開昭62−155321号公報 で示すものが知られているが、ゲージを引き抜かない限りオイルレベルが分から ないという問題が存在する。
【0005】 本考案は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、エンジン 始動直後にオイルパン内に十分な油量があるか否かを検知することが出来るエン ジンオイルの残量検知装置を提供する事を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のエンジンオイルの残量検知装置は、オイルパンの適正油面にパイプを 開口させ、そのパイプにソレノイドバルブを介してバキュームポンプに接続し、 そのパイプのソレノイドバルブのバキュームポンプ側に圧力センサを設け、エン ジン始動後の所定時間後にその圧力センサの圧力に基づいて警告を発する制御装 置を設けている。
【0007】
【作用】
上記したような構成を具備する本考案によれば、エンジンの始動時に圧力セン サの圧力が一定以上の負圧であればエンジンオイルは適量であると判断し、大気 圧に近ければエンジンオイルは不足していると判断し、以て、エンジン始動直後 にオイルパン内に十分な油量があるか否かを検知することが出来るのである。
【0008】 また、エンジン始動直後に正確に油量を検知することが出来る。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面によって説明する。
【0010】 図1において、エンジン1の下部に設けられたオイルパン2にはエンジンオイ ル10が入っていて、油面は11で示される。またオイルチューブ3、5はソレ ノイドバルブ4を介して一端が前記オイルパン2の内部の後述の適正油面11’ よりやや下方向まで開口部31を差し込まれ、他端をエンジン1により駆動され るバキュームポンプ6と接続されている。さらにオイルチューブ5には分岐管が 設けられその先端には圧力センサ7が接続されている。
【0011】 エンジン1にはエンジン回転センサ8が取り付けられ、メータパネル12には オイルが充足していることを表示するOK表示灯13aと、注意を促すCA表示 灯13bと給油要を表示するNG表示灯13cからなる表示ランプ13が組み込 まれていて、マイコン9と電気信号ライン17で接続されている。そして前記ソ レノイドバルブ4、圧力センサ7、エンジン回転センサ8はそれぞれ電気信号ラ イン14、15、16で接続されている。
【0012】 次に本考案の制御フロー図12及び図2−図11を参照しながら、検知機能の 作動を説明する。
【0013】 先ずエンジンオイル10が不足している場合は、図2のような特性を示し、且 つ図3で示すような状態となる。この様な状態において、エンジン1を始動させ ると(図12のステップS1)、エンジン回転センサ8からエンジンが回転して いるという情報をマイコン9が取り込み、ソレノイドバルブ4が開く(図12の ステップS2)。そして、バキュームポンプ6によりオイルパン2内のエアが吸 い込まれ、管内抵抗により大気圧V0より僅かに低い負圧Vaが生じ、圧力セン サ7を介してマイコン9に情報が取り込まれる。ここで、マイコン9は負圧V1 を測定し(図12のステップS3)、負圧V2を測定する(ステップS4)。マ イコン9はこの情報に基づいて判断を行い(ステップS5)、NG(給油要)表 示灯13c(図4)を点灯させる(ステップS6)。
【0014】 図5のように、エンジンオイル10の油面11が適量ライン11’より上にあ る場合は、図6のような特性を示す。すなわち、エンジン1を始動させるとエン ジン回転センサ8からエンジンが回転しているという情報をマイコン9が取り込 み、ソレノイドバルブ4が開く(ステップS1、S2)。バキュームポンプ6に よりオイルチューブ3内のエアが減圧された後、オイルパン内のオイルを吸い込 むので、エンジン始動直後に大気圧V0より僅かに低い負圧Vaだったものがt 1秒後に急激に負圧Vbまで達し、その値を一定時間が経過して(時間t2が経 過する迄)保つ。この状態ではステップS5はNOと判断され、ステップS7は YESと判断される。そしてOK表示灯13a(図7)を点灯させ(ステップS 8)、時間t3秒が経過後にソレノイドバルブ4を閉じ(ステップS9)、表示 機能を終了させる(ステップS10)。
【0015】 最後に、図8で示すようにエンジンオイル10の油面11が適量ライン11’ とオイルチューブ3の先端31との間にある場合は、図9のような特性を示す。 すなわち、エンジン1を始動させるとエンジン回転センサ8からエンジンが回転 しているという情報をマイコン9が取り込み、ソレノイドバルブ4が開く(ステ ップS1、S2)。そして、バキュームポンプ6によりオイルパン2内のオイル 10を一定量吸い込むと、t1秒後には負圧Vbまで達するが、図10で示すよ うに油面11が下がりオイルチューブ3の先端31が油面11より上になる。そ のため、負圧はVaまで戻ってしまう。
【0016】 この場合は、ステップS5、S7は何れもNOと判断されるが、ステップS1 1はYESと判断される。この状態では、注意を喚起させるためのCA(注意) 表示灯13c(図11)を点灯させ(ステップS12)、t3秒経過後ソレノイ ドバルブ4を閉じ(ステップS9)、表示機能を終了させる(ステップS10) 。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、本考案によると、エンジンの始動時に圧力センサの圧力が一定 以上の負圧であればエンジンオイルは適量であり、大気圧に近ければエンジンオ イルは不足していることが分かる。またエンジン始動直後に正確に油量を検知す ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成模式図
【図2】エンジンオイルが不足している状態における負
圧線図
【図3】図2で示す状態におけるエンジンオイル油面と
適正油面との関係を示す図
【図4】NG(給油要)表示灯の点灯状態を示す図。
【図5】図3で示すのとは異なった状態におけるエンジ
ンオイル油面と適正油面との関係を示す図
【図6】エンジンオイルの油面が適正油面より上方に位
置している状態における負圧線図
【図7】OK表示灯の点灯状態を示す図
【図8】図3、図5で示すのとは異なった状態における
エンジンオイル油面と適正油面との関係を示す図
【図9】エンジンオイルの油面がオイルチューブの先端
よりも上方の位置から下方の位置に変化する場合におけ
る負圧線図
【図10】図3、図5、図8で示すのとは異なった状態
におけるエンジンオイル油面と適正油面との関係を示す
【図11】CA(注意)表示灯の点灯状態を示す図。
【図12】実施例の制御フロー
【図13】従来例の全体構成図
【符号の説明】
1・・・エンジン 2・・・オイルパン 3・・・オイルチューブ 4・・・ソレノイドバルブ 5・・・オイルチューブ 6・・・バキュームポンプ 7・・・圧力センサ 8・・・エンジン回転センサ 9・・・マイコン 10・・・エンジンオイル 11・・・油面 11’・・・適正油面 11a・・・エンジン回転中の油面 11b・・・エンジン停止中の油面 12・・・メータパネル 13・・・表示ランプ 13a・・・OK(オイル充足)表示灯 13b・・・CA(注意)表示灯 13c・・・NG(給油要)表示灯 14、15、16、17・・・電気信号ライン 19・・・切り替えスイッチ 20、21・・・表示ランプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルパンの適正油面にパイプを開口さ
    せ、そのパイプにソレノイドバルブを介してバキューム
    ポンプに接続し、そのパイプのソレノイドバルブのバキ
    ュームポンプ側に圧力センサを設け、エンジン始動後の
    所定時間後にその圧力センサの圧力に基づいて警告を発
    する制御装置を設けたことを特徴とするエンジンオイル
    の残量検知装置。
JP2139593U 1993-04-23 1993-04-23 エンジンオイルの残量検知装置 Pending JPH0680136U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2139593U JPH0680136U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 エンジンオイルの残量検知装置

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JP2139593U JPH0680136U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 エンジンオイルの残量検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0680136U true JPH0680136U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12053878

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2139593U Pending JPH0680136U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 エンジンオイルの残量検知装置

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JP (1) JPH0680136U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010535983A (ja) * 2007-08-14 2010-11-25 ホーホシューレ・ダルムシュタット・ユニバーシティー・オブ・アプライド・サイエンシズ オイル潤滑される機械のオイル消費量検出装置及びその方法

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